JPS6332325Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6332325Y2 JPS6332325Y2 JP1983104349U JP10434983U JPS6332325Y2 JP S6332325 Y2 JPS6332325 Y2 JP S6332325Y2 JP 1983104349 U JP1983104349 U JP 1983104349U JP 10434983 U JP10434983 U JP 10434983U JP S6332325 Y2 JPS6332325 Y2 JP S6332325Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- muffler
- support
- exhaust system
- points
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005484 gravity Effects 0.000 claims description 6
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 2
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両の排気装置、特にこれの車体への
支持構造の改良に関する。
支持構造の改良に関する。
車両用排気装置の車体への支持は、従来第3図
に示す如く成されていた。
に示す如く成されていた。
即ち、第3図は従来例に係る排気装置の支持構
造を示す車両後部の平面図であり、同図に示す如
くマフラー103はその前面の1点A′、後面の
2点B′,C′の計3点で支持され、フロントパイプ
102aはマフラー103とは別に1点D′にて
支持されていた。
造を示す車両後部の平面図であり、同図に示す如
くマフラー103はその前面の1点A′、後面の
2点B′,C′の計3点で支持され、フロントパイプ
102aはマフラー103とは別に1点D′にて
支持されていた。
このように従来の支持構造にては、マフラー1
03を3点A′,B′,C′で支持する必要上、支持
部品の点数が多くなり、これは排気装置のコスト
アツプの因ともなつていた。
03を3点A′,B′,C′で支持する必要上、支持
部品の点数が多くなり、これは排気装置のコスト
アツプの因ともなつていた。
又マフラー103とフロントパイプ102aと
を含めた系で考えると、マフラー103を直接支
持する3点A′,B′,C′の重心とフロントパイプ
102aの支持点D′を結ぶ線に対して排気系の
重心G′がずれるため系の支持バランス、剛性等
の点で難点があつた。
を含めた系で考えると、マフラー103を直接支
持する3点A′,B′,C′の重心とフロントパイプ
102aの支持点D′を結ぶ線に対して排気系の
重心G′がずれるため系の支持バランス、剛性等
の点で難点があつた。
本考案は斯かる不都合を有効に解消すべく成さ
れたもので、その目的とする処は、支持部品点数
の削減、支持構造の単純化が図れ、支持バラン
ス、剛性等の面で有利で、且つ安価な車両の排気
装置を提供するにある。
れたもので、その目的とする処は、支持部品点数
の削減、支持構造の単純化が図れ、支持バラン
ス、剛性等の面で有利で、且つ安価な車両の排気
装置を提供するにある。
斯かる目的を達成すべく本考案は、フロントパ
イプの1点とマフラーの2点を一体に支持し、こ
れら支持点を結んで描かれる三角形内にフロント
パイプとマフラーを合わせた系の重心が位置する
ようにしたことをその要旨とする。
イプの1点とマフラーの2点を一体に支持し、こ
れら支持点を結んで描かれる三角形内にフロント
パイプとマフラーを合わせた系の重心が位置する
ようにしたことをその要旨とする。
以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基づ
いて詳述する。
いて詳述する。
第1図は本考案に係る排気装置を備える車両の
斜視図、第2図は同排気装置の車体への支持構造
を示す車両後部の平面図である。
斜視図、第2図は同排気装置の車体への支持構造
を示す車両後部の平面図である。
第1図に示す四輪車両において、排気装置1は
車体下部中央に車体長さ方向に亘つて設けられて
おり、該装置1はエンジン燃焼室(図示せず)か
ら排出される排気ガスを大気に導いて排出する排
気管2と、該排気管2の中間に介設されるマフラ
ー3とで構成される。
車体下部中央に車体長さ方向に亘つて設けられて
おり、該装置1はエンジン燃焼室(図示せず)か
ら排出される排気ガスを大気に導いて排出する排
気管2と、該排気管2の中間に介設されるマフラ
ー3とで構成される。
ところで、マフラーの前面には第2図に示す如
くエンジン燃焼室から排出される排気ガスを該マ
フラー3に導くフロントパイプ2aの入口端が連
結されており、後面には該マフラー3を通過して
消音された排気ガスを大気中に排出するテイルパ
イプ2bの出口端が連結されており、該テイルパ
イプ2bの他端は大気に開放されている。
くエンジン燃焼室から排出される排気ガスを該マ
フラー3に導くフロントパイプ2aの入口端が連
結されており、後面には該マフラー3を通過して
消音された排気ガスを大気中に排出するテイルパ
イプ2bの出口端が連結されており、該テイルパ
イプ2bの他端は大気に開放されている。
而して前記マフラー3は第2図に示す如くその
前面の1点Aが取付ブラケツト4及びマウントラ
バー10を介して車体側に支持され、後面の前記
支持点Aの対角線上の位置Bが取付ブラケツト5
及びマウントラバー10を介して車体側に支持さ
れている。
前面の1点Aが取付ブラケツト4及びマウントラ
バー10を介して車体側に支持され、後面の前記
支持点Aの対角線上の位置Bが取付ブラケツト5
及びマウントラバー10を介して車体側に支持さ
れている。
又前記フロントパイプ2aの直角に折曲された
部分の1点Dは取付ブラケツト6及びマウントラ
バー10を介して、且つ前記マフラー3と一体に
車体側に支持されている。
部分の1点Dは取付ブラケツト6及びマウントラ
バー10を介して、且つ前記マフラー3と一体に
車体側に支持されている。
ところで、マフラー3の前、後面に固着された
取付ブラケツト4,5はマフラー3の対角線上
に、且つ該マフラー3の両側方に位置するため、
支持点A,Bを結ぶ線分の長さが第3図に示
す線分′′の長さよりも長くなり、従つて支持
点A,B,Dを結んで描かれる三角形ABDの面
積は第3図に示す従来のものの三角形A′B′D′の
それよりも大きくなる。この結果、フロントパイ
プ2aとマフラー3を含めた系の重心Gは第2図
に示す如く三角形ABD内に位置するようになり、
このことはフロントパイプ2aとマフラー3とを
一体に支持したこととも併せて排気装置1の支持
バランス上有利であり、又これにより支持剛性を
高めることができる。
取付ブラケツト4,5はマフラー3の対角線上
に、且つ該マフラー3の両側方に位置するため、
支持点A,Bを結ぶ線分の長さが第3図に示
す線分′′の長さよりも長くなり、従つて支持
点A,B,Dを結んで描かれる三角形ABDの面
積は第3図に示す従来のものの三角形A′B′D′の
それよりも大きくなる。この結果、フロントパイ
プ2aとマフラー3を含めた系の重心Gは第2図
に示す如く三角形ABD内に位置するようになり、
このことはフロントパイプ2aとマフラー3とを
一体に支持したこととも併せて排気装置1の支持
バランス上有利であり、又これにより支持剛性を
高めることができる。
又マフラー3を従来の3点支持から2点支持へ
と変更して支持点を減らしたため、自ずと支持部
品点数が減り、支持構造の単純化を図ることがで
きる。
と変更して支持点を減らしたため、自ずと支持部
品点数が減り、支持構造の単純化を図ることがで
きる。
以上の説明で明らかな如く本考案によれば、フ
ロントパイプの1点とマフラーの2点を一体に支
持し、これら支持点を結んで描かれる三角形内に
フロントパイプとマフラーを合わせた系の重心が
位置するようにしたため、排気装置の支持部品点
数の削減、支持構造の単純化を図つて該装置のコ
ストダウンを実現することができるとともに、該
装置の支持バランス、剛性等の面でも有利とな
る。
ロントパイプの1点とマフラーの2点を一体に支
持し、これら支持点を結んで描かれる三角形内に
フロントパイプとマフラーを合わせた系の重心が
位置するようにしたため、排気装置の支持部品点
数の削減、支持構造の単純化を図つて該装置のコ
ストダウンを実現することができるとともに、該
装置の支持バランス、剛性等の面でも有利とな
る。
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は本考案に係る排気装置を備える車両の斜視
図、第2図は同排気装置の車体への支持構造を示
す車両後部の部分平面図、第3図は排気装置の支
持構造の従来例を示す車両後部の部分平面図であ
る。 尚図面中1は排気装置、2は排気管、2aはフ
ロントパイプ、2bはテイルパイプ、3はマフラ
ー、4,5,6は取付ブラケツト、10はマウン
トラバー、A,B,Dは支持点、Gは重心であ
る。
1図は本考案に係る排気装置を備える車両の斜視
図、第2図は同排気装置の車体への支持構造を示
す車両後部の部分平面図、第3図は排気装置の支
持構造の従来例を示す車両後部の部分平面図であ
る。 尚図面中1は排気装置、2は排気管、2aはフ
ロントパイプ、2bはテイルパイプ、3はマフラ
ー、4,5,6は取付ブラケツト、10はマウン
トラバー、A,B,Dは支持点、Gは重心であ
る。
Claims (1)
- フロントパイプの1点とマフラーの2点を一体
に支持し、これら支持点を結んで描かれる三角形
内にフロントパイプとマフラーを合わせた系の重
心が位置するようにしたことを特徴とする車両の
排気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10434983U JPS6012615U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 車両の排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10434983U JPS6012615U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 車両の排気装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6012615U JPS6012615U (ja) | 1985-01-28 |
JPS6332325Y2 true JPS6332325Y2 (ja) | 1988-08-29 |
Family
ID=30245059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10434983U Granted JPS6012615U (ja) | 1983-07-05 | 1983-07-05 | 車両の排気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6012615U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007032304A (ja) * | 2005-07-22 | 2007-02-08 | Toyota Motor Corp | 排気系の支持構造 |
JP4692232B2 (ja) * | 2005-11-08 | 2011-06-01 | トヨタ自動車株式会社 | 排気管構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412100U (ja) * | 1977-06-28 | 1979-01-26 |
-
1983
- 1983-07-05 JP JP10434983U patent/JPS6012615U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5412100U (ja) * | 1977-06-28 | 1979-01-26 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6012615U (ja) | 1985-01-28 |
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