JPH01302701A - 印刷抵抗体 - Google Patents
印刷抵抗体Info
- Publication number
- JPH01302701A JPH01302701A JP63132311A JP13231188A JPH01302701A JP H01302701 A JPH01302701 A JP H01302701A JP 63132311 A JP63132311 A JP 63132311A JP 13231188 A JP13231188 A JP 13231188A JP H01302701 A JPH01302701 A JP H01302701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- trimming
- conductor
- printed
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009966 trimming Methods 0.000 claims abstract description 33
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 16
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、混成集債回路基板に用いられる印刷抵抗体の
改良に関する。
改良に関する。
(従来の技術)
周知の如く、印刷抵抗体は、通常絶縁基板上に印刷によ
り形成された抵抗体をレーザ光やサンドブラストにより
適宜目的とする抵抗値になるまでトリミングすることに
より形成される。従来、印刷抵抗体としては、第6図に
示す構造のものが知られている。
り形成された抵抗体をレーザ光やサンドブラストにより
適宜目的とする抵抗値になるまでトリミングすることに
より形成される。従来、印刷抵抗体としては、第6図に
示す構造のものが知られている。
図中の1は、長手方向に沿ってトリミング溝2が形成さ
れた抵抗体である。この抵抗体1の長手方向と直交する
方向の一端側には、電極3,4が夫々抵抗体1と一部オ
ーバラツプして形成されている。ここで、前記トリミン
グ溝2は、前記電極2.3の対向する領域付近の抵抗体
3の端部を開始位置(P)として抵抗体3を電極2,3
の対向する方向と直交する方向にトリミングすることに
より形成される。
れた抵抗体である。この抵抗体1の長手方向と直交する
方向の一端側には、電極3,4が夫々抵抗体1と一部オ
ーバラツプして形成されている。ここで、前記トリミン
グ溝2は、前記電極2.3の対向する領域付近の抵抗体
3の端部を開始位置(P)として抵抗体3を電極2,3
の対向する方向と直交する方向にトリミングすることに
より形成される。
こうした印刷抵抗体において、抵抗体3を一方の端部の
開始位置Pから他方の端部に向かってトリミングしてト
リミング長さノが長くなるにつれて抵抗値の増加は除徐
に緩やかになる。しかしながら、抵抗体1の他方の端部
近くまでトリミングすると、抵抗値の変化は大きく増加
し、最終的に抗値が変化の大きい範囲に入る為、抵抗の
精度の低下を招く。
開始位置Pから他方の端部に向かってトリミングしてト
リミング長さノが長くなるにつれて抵抗値の増加は除徐
に緩やかになる。しかしながら、抵抗体1の他方の端部
近くまでトリミングすると、抵抗値の変化は大きく増加
し、最終的に抗値が変化の大きい範囲に入る為、抵抗の
精度の低下を招く。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、部品のバラ
ツキにより目標の抵抗値が大きくなった場合でも抵抗体
を精度よくトリミングし得る印刷抵抗体を提供すること
を目的とする。
ツキにより目標の抵抗値が大きくなった場合でも抵抗体
を精度よくトリミングし得る印刷抵抗体を提供すること
を目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、抵抗体と、この抵抗体に夫々一部がオーバラ
ップして形成された互いに対向する第1・第2の電極と
からなり、この抵抗体の端部から前記電極の対向する方
向とは交差する方向に抵抗体をトリミングしてトリミン
グ溝を形成してなる印刷抵抗体において、前記トリミン
グ溝の開始位置とは反対側の位置に導体を一部が前記抵
抗体とオーバーラツプするように配置したことを要旨と
する。
ップして形成された互いに対向する第1・第2の電極と
からなり、この抵抗体の端部から前記電極の対向する方
向とは交差する方向に抵抗体をトリミングしてトリミン
グ溝を形成してなる印刷抵抗体において、前記トリミン
グ溝の開始位置とは反対側の位置に導体を一部が前記抵
抗体とオーバーラツプするように配置したことを要旨と
する。
(作用)
本発明においては、トリミング開始時はトリミング溝の
残り代に対応した抵抗体の抵抗値が大きいため、導体を
経由する電流の流れは小さく、抵抗値の変化は従来(第
7図図示)のトリミング開始時と略同じでる。一方、ト
リミングが進む、導体を経由する電流の流れが大きくな
り、もって抵抗体の抵抗の変化が小さくなり、抵抗の精
度を従来と比べて著しく向上できる。
残り代に対応した抵抗体の抵抗値が大きいため、導体を
経由する電流の流れは小さく、抵抗値の変化は従来(第
7図図示)のトリミング開始時と略同じでる。一方、ト
リミングが進む、導体を経由する電流の流れが大きくな
り、もって抵抗体の抵抗の変化が小さくなり、抵抗の精
度を従来と比べて著しく向上できる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図を参照して説
明する。
明する。
図中の11は、長手方向に沿ってトリミング溝12が形
成された抵抗体である。この抵抗体11の長手方向と交
差する方向の一端側には、電極13.14が夫々抵抗体
11と一部オーバラツプして形成されている。また前記
抵抗体11の長手方向と直交する方向の他端側には、導
体14が前記抵抗体11の一部とオーバラップして形成
されている。
成された抵抗体である。この抵抗体11の長手方向と交
差する方向の一端側には、電極13.14が夫々抵抗体
11と一部オーバラツプして形成されている。また前記
抵抗体11の長手方向と直交する方向の他端側には、導
体14が前記抵抗体11の一部とオーバラップして形成
されている。
上記実施例に係る印刷抵抗体によれば、トリミング溝1
2が形成された抵抗体11の長手方向と直交する方向の
一端側に電極13.14を夫々抵抗体11と一部オーバ
ラップして形成するとともに、前記抵抗体11の長手方
向と交差する方向の他端側に導体14を前記抵抗体11
の一部とオーバラップして形成した構造となっているた
め、■Cなどの部品のバラツキによって目標の抵抗値が
高くなった場合でも、抵抗値が大きく変化する範囲がな
くなり、抵抗の精度の低下を回避できる。
2が形成された抵抗体11の長手方向と直交する方向の
一端側に電極13.14を夫々抵抗体11と一部オーバ
ラップして形成するとともに、前記抵抗体11の長手方
向と交差する方向の他端側に導体14を前記抵抗体11
の一部とオーバラップして形成した構造となっているた
め、■Cなどの部品のバラツキによって目標の抵抗値が
高くなった場合でも、抵抗値が大きく変化する範囲がな
くなり、抵抗の精度の低下を回避できる。
このことについて第3図の電流分布の模式図を参照して
詳述する。但し、同図において、R1+R4は夫々トリ
ミング溝12の上方側、下方側の抵抗体部分に対応した
抵抗値、R2,R4は夫々トリミングの残り代の抵抗体
の上部側、下部側に対応した抵抗値、R5はトリミング
の残り代部性に対応した抵抗値を示す。同図において、
トリミング開始時はR2+ R3が大きく、抵抗値の変
化は従来(第7図図示)のトリミング開始時と略同じで
、経路■よりは経路■の方をより多く電流が流れる。一
方、トリミングが進むと、R5が大きくなるとともに、
R2,R3が小さくなり、電流は導体15の方をより多
く流れる(つまり、経路■よりは経路■の方をより多く
電流が流れる)。
詳述する。但し、同図において、R1+R4は夫々トリ
ミング溝12の上方側、下方側の抵抗体部分に対応した
抵抗値、R2,R4は夫々トリミングの残り代の抵抗体
の上部側、下部側に対応した抵抗値、R5はトリミング
の残り代部性に対応した抵抗値を示す。同図において、
トリミング開始時はR2+ R3が大きく、抵抗値の変
化は従来(第7図図示)のトリミング開始時と略同じで
、経路■よりは経路■の方をより多く電流が流れる。一
方、トリミングが進むと、R5が大きくなるとともに、
R2,R3が小さくなり、電流は導体15の方をより多
く流れる(つまり、経路■よりは経路■の方をより多く
電流が流れる)。
その結果、トリミングが進んだ段階では、抵抗体の抵抗
値の変化が小さくなり、抵抗値の精度を従来と比べて著
しく向上できる。事実、トリミング長と抵抗値との関係
は第2図に示す通りであり、抵抗体11を第4図に示す
如く導体14まで徐冷にトリミングすると、抵抗値は2
つにトリミングされた抵抗体11a、llbの抵抗値’
l+’2の和Rrに漸近し、導体14に達したところで
Rrとなった。
値の変化が小さくなり、抵抗値の精度を従来と比べて著
しく向上できる。事実、トリミング長と抵抗値との関係
は第2図に示す通りであり、抵抗体11を第4図に示す
如く導体14まで徐冷にトリミングすると、抵抗値は2
つにトリミングされた抵抗体11a、llbの抵抗値’
l+’2の和Rrに漸近し、導体14に達したところで
Rrとなった。
なお、上記実施例では、電極を抵抗体の長手方向と交差
する方向の一端側に設けた場合について述べたが、これ
に限定されない。例えば、第8図に示す如く電極13.
14が抵抗体11の略中央線(−点鎖線)に沿う位置で
一部オーバラツプするような構成でもよい。
する方向の一端側に設けた場合について述べたが、これ
に限定されない。例えば、第8図に示す如く電極13.
14が抵抗体11の略中央線(−点鎖線)に沿う位置で
一部オーバラツプするような構成でもよい。
[発明の効果]
以上詳述した如く本発明によれば、部品のバラツキによ
り目標の抵抗値が大きくなった場合でも抵抗体を精度よ
くトリミングし得る精度の高い印刷抵抗体を提供できる
。
り目標の抵抗値が大きくなった場合でも抵抗体を精度よ
くトリミングし得る精度の高い印刷抵抗体を提供できる
。
第1図は本発明の一実施例に係る印刷抵抗体の平面図、
第2図は同印刷抵抗体に係る抵抗値の特性図、第3図は
第11図の印刷抵抗体の電流分布の模式図、第4図は第
1図の印刷抵抗体において導体までトリミングした場合
の説明図、第5図は第4図の印刷抵抗体の略回路図、第
6図は従来の印刷抵抗体の平面図、第7図は同印刷抵抗
体に係る抵抗値の特性図、第8図は本発明のその他の実
施例に係る印刷抵抗体の平面図である。 11・・・抵抗体板、12・・・トリミング溝、13.
14・・・電極、15・・・導体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第8図
第2図は同印刷抵抗体に係る抵抗値の特性図、第3図は
第11図の印刷抵抗体の電流分布の模式図、第4図は第
1図の印刷抵抗体において導体までトリミングした場合
の説明図、第5図は第4図の印刷抵抗体の略回路図、第
6図は従来の印刷抵抗体の平面図、第7図は同印刷抵抗
体に係る抵抗値の特性図、第8図は本発明のその他の実
施例に係る印刷抵抗体の平面図である。 11・・・抵抗体板、12・・・トリミング溝、13.
14・・・電極、15・・・導体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第8図
Claims (1)
- 抵抗体と、この抵抗体に夫々一部がオーバラップして形
成された互いに対向する第1・第2の電極とからなり、
この抵抗体の端部から前記電極の対向する方向とは交差
する方向に抵抗体をトリミングしてトリミング溝を形成
してなる印刷抵抗体において、前記トリミング溝の開始
位置とは反対側の位置に導体を一部が前記抵抗体とオー
バーラップするように配置したことを特徴とする印刷抵
抗体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63132311A JPH01302701A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 印刷抵抗体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63132311A JPH01302701A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 印刷抵抗体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01302701A true JPH01302701A (ja) | 1989-12-06 |
Family
ID=15078346
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63132311A Pending JPH01302701A (ja) | 1988-05-30 | 1988-05-30 | 印刷抵抗体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01302701A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03274702A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トリミング用印刷抵抗回路 |
JPH03274701A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ型のトリミング用抵抗器およびその使用方法 |
JPH1126202A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗器 |
JP2006186267A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Taiyosha Electric Co Ltd | 四端子構造の抵抗器の製造方法及び四端子構造の抵抗器 |
JP2013162108A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 厚膜抵抗体 |
-
1988
- 1988-05-30 JP JP63132311A patent/JPH01302701A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03274702A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | トリミング用印刷抵抗回路 |
JPH03274701A (ja) * | 1990-03-26 | 1991-12-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | チップ型のトリミング用抵抗器およびその使用方法 |
JPH1126202A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 抵抗器 |
JP2006186267A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Taiyosha Electric Co Ltd | 四端子構造の抵抗器の製造方法及び四端子構造の抵抗器 |
JP2013162108A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-19 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 厚膜抵抗体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH01302701A (ja) | 印刷抵抗体 | |
JPH01304705A (ja) | 膜抵抗体のトリミング方法 | |
JPH07302704A (ja) | 抵抗器 | |
JP2001203101A (ja) | 抵抗器 | |
JPS6312366B2 (ja) | ||
JPS62174902A (ja) | 厚膜抵抗体のトリミング方法 | |
JP2001307912A (ja) | 電子回路のトリミング方法と電子回路装置 | |
JPS6336641Y2 (ja) | ||
JPH0193193A (ja) | 印刷抵抗体の抵抗値調整方法 | |
JP2940079B2 (ja) | 膜抵抗体のトリミング方法 | |
JPH05223515A (ja) | 歪み検出用薄膜抵抗の製造方法 | |
JPH0316194A (ja) | 厚膜印刷基板 | |
JPH01304706A (ja) | 膜抵抗体のトリミング方法 | |
JP3848040B2 (ja) | 抵抗体及び抵抗器 | |
JPH0620810A (ja) | 印刷抵抗のトリミング方法 | |
JPH0831621A (ja) | 厚膜抵抗体及び厚膜抵抗体の抵抗値調整方法 | |
JPH04133302A (ja) | 抵抗体及びそのトリミング方法 | |
JPH0294590A (ja) | 混成集積回路の低抗形成方法 | |
JPH02250302A (ja) | 厚膜抵抗体のレーザトリミング方法 | |
JPH0350704A (ja) | 抵抗形成及び修正方法 | |
JPH03150804A (ja) | 電子回路調整装置 | |
JPH05243002A (ja) | 配線基板及びその製造方法 | |
JPS62154602A (ja) | 厚膜抵抗体 | |
JPH02166701A (ja) | 印刷抵抗体 | |
JPH07283460A (ja) | 磁気検出素子 |