JPH01236239A - 架橋樹脂の製造方法 - Google Patents

架橋樹脂の製造方法

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JPH01236239A
JPH01236239A JP11260988A JP11260988A JPH01236239A JP H01236239 A JPH01236239 A JP H01236239A JP 11260988 A JP11260988 A JP 11260988A JP 11260988 A JP11260988 A JP 11260988A JP H01236239 A JPH01236239 A JP H01236239A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は架橋樹脂の製造方法に関するものであり、更に
詳しくは、耐熱性、耐薬品性9機械的特性に優れた架橋
樹脂を速架橋姓でかつ優れた成形性で製造する方法に関
するものである。
〈従来技術〉 近年、技術の進歩に伴ない、耐熱性2機械的性質に優れ
、かつ成形性の漬れた樹脂か要求されている。これらの
樹脂の中でも特に反応性上ツマ−あるいはオリゴマーを
用いた反応成形型樹脂、すなわち、比較的低粘度の原料
を用いて成形と重合とを同時に行う樹脂が注目されてい
る。かかる樹脂としてはポリウレタン樹脂、ポリウレア
樹脂。
ナイロン樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステル樹脂
等が知られており、一部は商品化されている。
しかしながら、これらの樹脂には夫々一長一短があり、
例えばポリウレタン樹脂では耐熱性が低く、不飽和ポリ
エステル樹脂では反応、すなわち成形に時間がかかる等
の欠点が必り、必ずしも十分な性能および成形性を有し
ているとはいえない。
一方、溶融成形可能で機械的特性の優れたポリマーとし
てポリアミド、ポリエステル、ポリスルホン、ポリエー
テルスルホン、ポリエーテルイミド、ボリアリレート、
ポリフェニレンスルフィト。
ポリエーテルケトン等の熱可塑性樹脂が知られているが
、かかるポリマーは熱硬化型樹脂に比へて耐熱性が十分
でなく、また耐薬品性等にも問題がある。
〈発明の目的〉 本発明者らは、熱可塑性樹脂の利点特に成形性と熱硬化
型樹脂の利点特に耐熱性、耐薬品性等とを兼備した新規
な樹脂を開発すべく鋭意研究した結果、熱可塑性の線状
オリゴマーまたは線状ポリマーとポリオキサゾリン誘導
体および/またはポリオキサジン誘導体とを配合してな
る組成物を特定の触媒の存在下で加熱し反応させること
により、強靭で、かつ耐熱性、耐薬品性等にも優れた架
橋樹脂が迅速かつ容易に形成されることを見出し、本発
明に到達した。
従って、本発明の目的は上述の特性を備えた架橋樹脂の
製造方法を提供することにある。
〈発明の構成〉 本発明の製造方法は、 (A)熱可塑性ポリマーおよび/またはオリゴマーと、 (B)下記式(i> a f で表わされるポリ環状イミノエーテルを、(C)触媒と
して作用する化合物の存在下で、加熱反応せしめること
を特徴とする架橋樹脂の製造方法である。
以下、本発明について詳述する。
本発明においてA成分として用いる熱可塑性ポリマーお
よび/またはオリゴマーとしては芳香族ポリエステル、
ポリアミド、芳香族ポリカーボネート、ポリスルホン、
ポリエーテル、ポリエーテルスルホン、ポリエーテルイ
ミド、ポリオレフィン、アクリル系樹脂等を例示するこ
とができるが、これらのうちガラス転移点(Tg)が5
0’C以上であるものが好ましい。このガラス転移点(
T9)が高いもの程得られる架橋樹脂の耐熱性も高くな
るので、該ガラス転移点(TCI)が100℃以上のも
のが更に好ましい。
本発明方法においては、A成分として用いる熱可塑性ポ
リマーまたはオリゴマーは、分子末端に全末端基の50
%以上、より好ましくは60%以上、特に好ましくは7
0%以上の割合で前記式(I>で示されるポリ環状イミ
ノエーテル(B)と付加反応し得る官能基を有している
ことが好ましい。かかる官能基としてはアミノ基、カル
ボキシル基、ヒドロキシル基等が例示される。アミノ基
としては芳香族アミノ基または芳香族メチルアミン基で
あることが好ましい。
芳香族アミノ末端とはアミノフェニル (0N H2)、アミノナフチル((〕〔)N H2)
等で示され特にアミノフェニル末端であることが好まし
い。芳香族メチルアミン末端とは、アミノにアミノメチ
ルフェニル末端であることが好ましい。
熱可塑性オリゴマーまたはポリマーの末端を芳香族アミ
ン基、および/または芳香族メチルアミノ基で封鎖する
方法としては、従来公知の種々の化学反応が利用出来る
例えば、カルボキシル基またはそのアミド形成性官能基
例えばエステル、酸ハロゲン等を末端に有するオリゴマ
ーまたはポリマーの場合には、芳香族アミノ基および/
または芳香族メチルアミン基を有するジアミノ化合物を
反応させることによって、好ましく達成出来、またイソ
シアネート末端を有するオリゴマーまたはポリマーの場
合には、同様にジアミノ化合物を反応させることによっ
て好ましく達成出来る。
カルボキシル基としては脂肪族、脂環族、芳香族いずれ
のカルホン酸でもよく、末端カルホキシル基を有するポ
リマー、オリゴマーは従来公知の種々の方法により製造
することが出来る。
ヒドロキシル基としては芳香族ヒドロキシル基。
脂環族ヒドロキシル基、脂肪族ヒドロキシル基いずれで
もよい。芳香族ヒドロキシル基としては、ニル、置換ヒ
ドロキシナフチル等が例示できる。
ここで用いる置換基については特にff111限はなく
、例えば炭素数1〜6のアルキル塁、炭素数6〜12の
アリール基、ハロゲン、スルホニル基O I (−8−)、カルボニル基(−C−)等があげられる。
中でも特に、ハロゲンやスルホニル基、カルボニル基等
、ヒドロキシル基にpKa値を下げる官能基例えば2,
6−シクロルーヒトロキシフエニも好ましい。脂環族ヒ
ドロキシル基とは具体的にはヒドロキシシクロヘキシル
、ヒドロキシシクロペンデル等が例示できる。
脂肪族ヒドロキシル基とは具体的にはヒドロキシアルキ
ル、置換ヒドロキシアルキル、ヒドロキシメチルフェニ
ル、ヒドロキシメチルナフチル。
置換ヒドロキシメチルフェニル、置換ヒドロキシメチル
ナフチル等が例示できる。ここで置換基については前記
置換ヒドロキシフェニルの場合と同様である。
末端ヒドロキシル基を含有するオリゴマーまたはポリマ
ーの製造方法としては、従来公知の種々の化学反応か利
用出来る。例えばポリスルホンを主鎖とし、末端にヒド
ロキシフェニル基を有するオリゴマーまたはポリマーを
製造する場合には、2.2−ヒス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(ビスフェノールA)とジクロルジフェ
ニルスルホンとを、前者か後者より大きいモル数で仕込
み、重合させることによって容易に好ましく達成できる
本発明においてtよ末端基が芳香族アミノ早、芳香族メ
ヂルアミノ基、カルボキシル基、ヒドロキシル基である
ことが好ましく、特に芳@族アミノ基、芳香族メヂルア
ミノ基、ヒドロキシル基であることが好ましい。
本発明で用いる熱可塑性ポリマーまたはオリゴマーの重
合度は、固有粘度にして0.05〜07程度であること
が好ましい。また、融点は300°C以下で必ることか
好ましく、特に280°C以下であることが好ましい。
更に本発明で用いられる熱可塑性ポリマーまたはオリゴ
マーは線状であることが好ましい。
本発明では上述の如きA成分と組合せるB成分としてポ
リ環状イミノエーテルを用いる。
本発明方法において用いられる上記式(I)で表わされ
るポリ環状イミノエーテルは、Zが直接結合である場合
には下記式(■+1 a −C−Rb f て表わされるオキサゾリン類を示し、ぞしてZかRa S R[ で表わされるオキナシン類を示す。
上記式(■)(式(工+1および(工+2も含む)にお
いて、Rはn価の炭化水素残塁である。
この炭化水素残基は炭素原子以外の原子または炭素原子
以外の原子を含む基で中断または置換されていてもよい
。nは2〜4の整数である。それ故、n価の炭化水素残
基とは、2価、3価または4価の炭化水素残塁のことで
ある。但し、nが2のとき、Rは直接結合を表わすこと
ができる。
炭化水素残基としては、例えば脂肪族、脂環族おるいは
芳香族性のいずれであってもよい。好ましくは炭素数1
〜10の脂肪族基、炭素数5〜10の脂環族基または炭
素数6〜12の芳香族基である。
炭化水素残基としては、n=2の場合、例えばメチレン
、エチレン、トリメヂレン、1,2−プロピレン、テト
ラメチレン、ヘキサメチレン、ネオペンチレン、デカメ
チレンの如き炭素数1〜10のフルキレン基;シクロヘ
キシレン、f$  の如ぎ炭素数5〜10の2価の脂環
族基:ρ−フェニレン、m−フェニレン、ナフチレン、
ビフェニレンの如き炭素数6〜12の2価の芳香族炭化
水素基を好ましいものとして挙げることができる。同様
に、n=3の場合例えば、−CHz −CH−CHz 
−。
を好ましいものとして挙げることができる。
さらに、n=4の場合としては、例えばを好ましいもの
として挙げることができる。
上記の如き炭化水素残塁は炭素原子以外の1京子例えば
酸素原子、硫黄原子あるいは−NRg−で中断されてい
てもよい。R(]は水N原子または1価の炭化水素例え
ばアルキル基である。
また、上記の如き炭化水素残塁は炭素原子以外の1京子
を含む基で置換されていてもよい。
そのような置換基としては、例えばクロル、ブロム、ニ
トロ、メトキシ、シアノ、アミド、アセトアミドを好ま
しいものとして挙げることかできる。
また、上記式(I>において、Ra、Rb、RC。
Rd、ReおよびRfは、同一もしくは異なり、水素原
子、メチル、エチル、プロピル、ノエニル。
1−リルまたはベンジルである。これらのうち、水素原
子またはメチルが好ましく、特に全てか水素原子である
かまたは1つがメチルでおり他の全てが水素原子である
のがより好ましい。
上記式(I)のポリ環状イミノエーテルとしては、例え
ば下記の化合物を例示することができる。
式(■ヂ1のオキサゾリン類の例;2,2°−ヒス(2
−オキサゾリン)、2,2°−エチレンビス(2−オキ
ナシリン)、2,2°−エチレンビス(2=オキ)ナシ
リン)、2,2°−テトラメチレンビス(2−オキサゾ
リン)、2.2°−ヘキサメチレンビス(2−オキサゾ
リン) 、 2.2’−オクタメチレンビス(2−オキ
サゾリン)、2,2°−1,4−シクロヘキシレンビス
(2−オキサゾリン)、2.2”−ビス(4−メチル−
2−オキサゾリン) 、 2.2’−ビス(5−メチル
−2−オキサゾリン)、2,2°−m−フェニレンビス
(2−オキサゾリン)、2.2’−。
−フェニレンビス(2−オキサゾリン)、2.2°−m
−フェニレンビス(4−メヂルー2へオキサゾリン)、
2.2’−m−フェニレンヒス(5−メチル−2−オキ
ナシリン) 、 2.2’−1)−フェニレンビス(4
−メチル−2〜オギナゾリン)、2,2°−p−フェニ
レンビス(5−メチル−2−オキリゾリン)、1,3.
5−トリス(2−オキサゾリニル−2)ベンゼン等。
これらのうち2,2°−ビス(2−オキサゾリン)。
2.2°−テトラメチレンビス(2−オキサゾリン)。
2.2°−m−フエンレンビス(2−オキサゾリン)。
2.2°−p−フェニレンごス(2−オキサゾリン)が
好ましい。
式(I)−2のオキサジン類の例;2,2°−ビス(5
,6−シヒドロー4H−1,3−オキサジン)。
2.2°−エチレンヒス(5,6−シヒドロー4H−L
3−オキサジン)、2,2°−テトラメチレンビス(5
,6−シヒドロー4H−1,3−オキサジン)。
2.2°−へキサメチレンビス(5,6−シヒドロー4
H−1,3−オキサジン)、2.2°−オクタメチレン
ビス(5,6−シヒドロー4H−1,3−オキサジン)
、?、2°−1,4−シクロヘキシレンビス(5,6−
シヒドロー4H−1,3−オキサジン)、2.2°−ビ
ス(4−メチル−5,6−シヒドロー48−1.3−オ
キサジン)、2,2°−ビス(5−メチル−5,6−シ
ヒドロー4H−L3−オキサジン)、2,2°−ビス(
6−メチル−5,6−シヒドロー4H−1,3−オキサ
ジン)、2.2°−m−フェニレンビス(5,6−ジヒ
ドロ−4H−1,3−オキサジン)、2.2’−p−フ
ェニレンビス(5,6−シヒドロー4H−1,3−オキ
サジン)、2,2°−m−フェニレンビス(4−メチル
−5,6−シヒドロー48−1.3−オキサジン)、2
,2°−m−フェニレンビス(5−メチル−5,6−シ
ヒドロー4H−1,3−オキサジン)。
2.2°−m−フェニレンビス(6−メチル−5,6−
シヒドロー4H−1,3−オキサジン) 、 2.2’
−C)−フェニレンビス(4−メチル−5,6−シヒド
ロー4H〜1,3−オキサジン)、2,2°−ρ−フェ
ニレンビス(5−メチル−5,6−シヒドロー4H−1
,3−オキサジン)、2,2°−p−フェニレンビス(
6−メチル−5,6−シヒドロー4H−L3−オキサジ
ン)等。
これらのうち2,2°−ビス(5,6−シヒドロー4H
−1,3−オキサジン)、2,2°−テトラメチレンビ
ス(5,6−シヒドロー4H−L3−オキサジン)、2
,2°−m−フェニレンビス(5,6−シヒドロー4H
−1,3−オキサジン)、7−ρ−フェニレンビス(5
,6−シヒドロー4H−1,3−オキサジン)が好まし
い。
本発明において、ポリ環状イミノエーテルは1種または
2種以上併用することができる。1種以上併用する際に
は、オキサゾリン類同志、オキサジン類同志あるいはオ
キサゾリン類とオキサジン類とを使用することができる
本発明方法では、ポリ環状イミノエーテルの他に、必要
に応じて、モノ環状イミノエーテルをポリ環状イミノエ
ーテルに対し30モル%以下、好ましくは25モル%以
下、ざらに好ましくは20モル%以下使用することかで
きる。
かかるモノ環状イミノエーテルとしては、例えば下記式
(■ヂ°1 a f で表わされるモノオキサゾリン化合物、および下記式(
■÷゛2 f Re て表わされるモノオキサジン化合物か好適に使用される
。かかるモノ環状イミノエーテルを使用することにより
、反応の制御および架橋密度の調整を有利に実施するこ
とが可能となる。
上記式(工±°1および(■チ゛2中、Roは1価の炭
化水素残基である。炭化水素残基としては、例えば脂肪
族、脂環族あるいは芳香族のいずれであってもよい。好
ましくは炭素数1〜10の脂肪族基、炭素数5〜10の
脂環族基または炭素数6〜12の芳香族基である。
かかるモノ環状イミノエーテルとしては、例えば、2−
メチル−2−オキサゾリン、2−エチル−2−オキサゾ
リン、2−プロペニル−2−オキサゾリン、2−フェニ
ル−2−オキサゾリン、2−トリル−2−オキナシリン
、2,5−ジメチル−2−オキサゾリン、2.4−ジメ
チル−2−オキナシリン、2−フェニル−4−メチル−
2−オキサゾリン、2−フェニル−5−メチル−2−オ
キサゾリンの如きモノオキサゾリン類;および2−メチ
ル−5,6−シヒドロー48−1.3−オキサジン。
2−エチル−5,6−シヒドロー48−1.3−オキサ
ジン、2−プロペニル−5,6−ジヒドロ−4日−1,
3−オキザジン、2−フェニル−5,6−シヒドロー4
H−1,3−オキリジン。2−トリル−5゜6−シヒド
ロー4H−1,3−オキサジン、2−フェニル−4−メ
チル−5,6−シヒドロー48−L3−オキサジン、2
−フェニル−5−メチル−5゜6−シヒドロー4H−1
,3−オキサジン、2−フェニル−6−メチル−5,6
−シヒドロー48−1゜3−オキサジンの如きモノオキ
サジン類を挙げることができる。
これらのうち、2−フェニル−2−オキサゾリン、2−
トリル−2−オキサゾリン、2−フェニル−5,6−シ
ヒドロー4H−1,3−オキサジン。
2−トリル−5,6−シヒドロー48−1.3−オキサ
ジンが好ましい。
本発明のA成分である熱可塑性オリゴマーまたはポリマ
ーとB成分であるポリ環状イミノエーテルとの使用割合
は、これらの種類によって異るが、A成分/B成分の重
量比で90/10〜30/ 70、更には80/20〜
40/ 60程度であることが好ましい。
本発明の架橋樹脂は、A成分の熱可塑性オリゴマーまた
はポリマーと、B成分のポリ環状イミノエーテルとを、
両者を均一に溶融混合して得られる組成物の流れ開始温
度が160℃以下になる割合で、配合してなる組成物を
、C成分の触媒として作用する化合物の存在下で加熱反
応せしめることにより得られる。
触媒として作用する化合物(C)としては、下記化合物
群を例示できる。
(i)  pKaか2.5以下のプロトン酸。
(iil  pKaが1.0以下のプロトン酸のエステ
ル。
(iii)  pKaが2.5以下のプロトン酸の塩。
(iv)  ルイス酸およびその鏡体。
(Vl  アルキルハライド。
(vi)  ヨウ素。
(鴨 下記式(II) (XMm で表わされるハロゲンフェノール類 ((vi) )下記式(1) で表わされるハロゲノフタル酸類および/または下記式
(IV) で表わされるハロゲノフタル酸無水物。
pKaが2.5以下のプロトン酸(1)としては、有改
スルホン酸、ホスホン酸または無機酸が好ましく、例え
ばメタンスルホン酸、エタンスルホン酸、ベンゼンスル
ホンM+p−トルエンスルホン酸の如き有機スルホン酸
の如きホスホン酸;硫酸、リン酸、亜すン酸、ホスフィ
ン酸、過塩素酸の如き無FA酸を挙げることができる。
pKaが1.0以下のプロトン酸のエステル(iilと
しては、有機スルホン酸のエステルおよび無機プロトン
酸のエステルが好ましい。該エステルを形成するアルコ
ール成分としては炭素数1〜10の脂肪族アルコールが
好ましく用いられる。該エステルとしては、例えばベン
ゼンスルホン酸メチル、ベンゼンスルホン酸エチル、ρ
−トルエンスルホン酸メチル、p−トルエンスルホン酸
エチル、トリフロロメタンスルホン酸エチルの如きスル
ホン酸エステル類;硫酸ジメチルの如き態別プロトン策
のエステルを挙げることができる。
pKaが2,5以下のプロトン酸の塩(iii)として
は、上記したプロトンM(i)の塩、ヘキサメチレンジ
アミン、ピペラジン、m−キシリレンジアミン、4゜4
°−ジアミノジフェニルメタン、ピリジン、2,2゜−
m−フェニレンビス(2−オキサゾリン)等の有機アミ
ン化合物の塩、トリフロロメタンスルホン酸等が好まし
く用いられる。
ルイス酸およびその錯体(iv)としては、例えば四塩
化チタン、四塩化スズ、塩化亜鉛、塩化アルミニウム、
三弗化ホウ素の如きルイス酸:あるいはこれらのルイス
酸とエーテルもしくはフェノールとの鏡体、例えば三弗
化ホウ素エーテル錯体等を好ましいものとして挙げるこ
とかできる。
アルキルハライドMとしては、ヨウ化アルキルまたは臭
化アルキルが特に好ましい。また、そのアルギル基の炭
素数は1〜10が好ましく、該アルギル基はフェニルで
置換されていてもよい。アルキルハライド(Vlとして
は、例えばヨウ化メチル。
ヨウ化エチル、ヨウ化プロピル、ヨウ化ブチル。
ヨウ化ペンシル、臭化ベンジルを好ましいものとして例
示することができる。
ヨウ素(■:)はヨウ素単体である。
上記式(II)で表わされるハロゲノフェノール類(y
i)も好適な触媒の−っである。
上記式(II>において、Xlおよび×2は、同一もし
くは異なり、ハロゲン原子である。ハロゲン原子として
は、例えば塩素原子および臭素1京子が持に好ましい。
…は0.1または2の数である。
mは1であるのが好ましい。また、その場合(m=1)
、式(II)中の水IBに対してX2はオル1〜位に結
合しているのが特に好ましい。
Yは一3O2RI、 −COR2,−CNまたは−NO
zである。
上記式(L[)は、これらのYの定義に応じて、それぞ
れ下記式で表わすことができる。
(X2)m ×1 X、1 (X2)Ill ×1 (×2)lll 上記式(■+1において、R1の炭素数1〜20のアル
キルは直鎖状であっても分岐鎖状であってもよい。炭素
数1〜10のアルキルが好ましい。かかるアルキルとし
ては、例えばメチル、エチル、n−プロピル、1so−
プロピル、n−ブチル、is。
−ブチル、 5ec−ブチル、 tert−ブチル、n
−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、n−ノニル、n−デシル、n−ドデシル等を挙げる
ことができる。これらのアルキル基は、例えばハロゲン
、ヒドロキシル基、カルボキシル基,ニトロ基,シアノ
基,アミン基,アルコキシ基,アルコキシカルボニル基
,アシル基,アシルオキシ基等の置換基で置換されてい
てもよい。
R1の炭素数6〜12のアリールとしては、例えばフェ
ニル、トリル、ナフチル等を挙げることができる。これ
らのアリール基は、アルキル基の置換基として例示した
上記置換基と同じ置換基で置換されていてもよい。
R1が表わす基−N R1 R4 (7) R3または
R4の置換されていてもよい炭素@1〜12のアルキル
および炭素数6〜12の71ノールとしては、R1につ
いて例示した上記基と同じものを例示できる。また、R
3またはR4の炭素数5〜10のシクロアルキルとして
は、例えばシクロペンチル、シクロヘキシル。
上記式(■す1の化合物としては、例えばヒス(3.5
−ジクロル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、ビス
(3,5−ジブロム−4−ヒドロキシフェニル)スルホ
ン、3,5−ジクロル−4−ヒドロキシベンゼンスルホ
ン酸アミド、3,5−ジブロム−4−ヒドロキシベンゼ
ンスルホン酸アミド。
3、5−ジブロム−4−ヒドロキシベンゼンスルホン%
Nーメチルアミド等を挙げることができる。
上記式(■+2において、R2の置換されていてもよい
炭素数1〜20のアルキル、炭素数5〜10のシクロア
ルキル、炭素数6〜12のアリールとしては、式(■+
1について例示した上記基と同じ基を例示することがで
きる。また、i− N R6R7としても、基−NR3
R4について例示した上記基と同じ基を例示することが
できる。
R2の基−ORsのR5としても、基F<3, R4に
ついて例示した上記基と同じ基を例示することができる
上記式(■+2の化合物としては、例えばビス(3,5
−ジクロル−4−ヒドロキシフェニル)ケトン、ビス(
3.5−ジブロム−4−ヒドロキシフェニル)ケlーン
,3.5ージクロルー4ーヒドロキシ安息香酸メチル、
3.5−ジブロム−4−ヒドロキシ安息香酸メチル,3
,5−ジブロム−4−ヒドロキシ安息香酸メチル、3,
5−ジブロム−4−ヒドロキシ安息香酸アミド、3.5
−ジブロム−4−ヒドロキシ安息香醒Nーエチルアミド
、3,5−ジブロム−4−ヒドロキシ安息香酸等を挙げ
ることができる。
上記式(■+3の化合物としては、例えば3,5−ジク
ロル−4−ヒドロキシベンゾニトリル、3。
5−ジブロム−4−ヒドロキシベンゾニトリル等を挙げ
ることができる。
上記式(■+4の化合物としては、例えば3.5−ジク
ロル−4−ヒドロキシニトロベンピン、3゜5−ジブロ
ム−4−ヒドロキシニトロベンゼン等を挙げることがで
きる。
上記式(II)で表わされるハロゲンフェノール類のう
ち、4−ヒドロキシ−3,5−ジクロロフェニル骨格ま
たは4−ヒドロキシ−3,5−ジブロモフェニル骨格を
有するものが好ましく、とりわけ上記式(■+1で表わ
される化合物、就中(3,5−ジブロム−4−ヒドロキ
シフェニル)スルホンが特に好ましい。
上記式(III)で表わされるハロゲノフタル酸類およ
び/または上記式(IV)で表わされるハロゲノフタル
酸無水物(vj)も好適な触媒の一つである。
式(1)において、XlおよびX4は、Xl について
定義したと同じハロゲン原子、例えば塩素または臭素で
ある。lは0.1.2または3の数である。これらのう
ち、lは1,2または3が好ましく、就中2または3が
特に好ましい。式(Ifl>中、R8は上記式(II)
のR2の定義と同じ定義であり、それ故R8としてはR
2について例示した基と同じ基を例示できる。
また、式(IV)において、Xl 、X4およびりの定
義は上記式(III)における定義と同じである。
式(ml)および式(1v)で表わされる化合物として
は、例えば下記化合物を例示することができる。
<n  ジカルボン酸およびその無水物;例えば3,4
゜5.6−テトラブロム(またはテトラクロル)フタル
酸、 3,4,5.6−テトラブロム(またはテトラク
ロル)−フタル酸無水物、 3,4.5− トリブロム
(またはトリクロル)−フタルl、 3,4.5−トリ
ブロム(またはトリクロル)−フタル酸無水物、 3,
4.6−トリブロム(またはトリクロル)−フタルa、
 3,4.6−トリブロム(またはトリクロル)−フタ
ル酸無水物等。
(ii)  ジカルボン酸モノエステル:例えば3,4
,5.6−テトラブロム(またはテトラクロル)−フタ
ル酸モノメチルエステル、 ’3.4.5.6−テ1へ
ラブロム(またはテトラクロル)−フタル酸モノエチル
エステル、 3,4,5.6−テトラブロム(またはテ
トラクロル)−フタル酸モノプロピルエステル、 3,
4,5.6−テトラブロム(またはテトラクロル)−7
タル酸モノイソプロピルエステル。
3、4.5.6−テトラブロム(またはテトラクロル)
−フタル酸モノベンジルエステル、 3,4,5.6−
テトラブロム(またはテトラクロル)−フタル酸モノフ
ェニルエステル等。
(iii)  ジカルボン酸モノアミド:例えば3,4
,5.6−テトラブロム(またはテトラクロル)−フタ
ル酸モノアミド、N−メチル−3,4,5,6−テトラ
ブロム(またはテトラクロル)−フタル酸モノアミド、
N−エチル−3,4,5,6−テトラブロム(またはテ
トラクロル)−フタル酸モノアミド。
四−プロピル−3,4,5,6−テトラブロム(または
テトラクロル)−フタル酸モノアミド、N−デシル−3
,4,5,6−テトラブロム(またはテトラクロル)−
フタル酸モノアミド、N−フェニル−3,4,5,6−
テトラブロム(またはテトラクロル)−フタル酸モノア
ミド等。
(iv)  ケトカルボン酸:例えば2−カルボキシ−
3゜4.5.6−テトラブロム(またはテトラクロル)
−フェニルメチルケトン、2−カルボキシ−3゜4.5
.6−テトラブロム(またはテトラクロル)−フェニル
エチルケトン等。
これらのうち、上記ジカルボン酸およびその無水物が好
ましく、テトラクロロフタル酸類、テトラブロモフタル
酸類およびそれらの無水物がより好ましく、就中3,4
,5.6−テトラブロム(またはテトラクロル)−フタ
ルL 3,4,5.6−テトラブロム(またはテトラク
ロル)−フタル酸無水物が特に好ましい。本発明方法に
おいて、上記触媒(C)は1種または2種以上併用する
ことかできる。
触媒(C)は、ポリ環状イミノエーテル(B)に対し、
通常0.01〜20モル%、好ましくは0.1〜10モ
ル%の割合で使用される。
本発明で、流れ開示温度とは直径0.5mm 、長さ1
mmのノズルを備えたフローテスターを用い、100K
(1/cm2の圧力下でポリマーを溶融押出することの
できる温度である。組成物の流れ開始温度が160 ’
Cを越えると、該組成物に触媒を添加したのちの溶融安
定性が低下するので低い方がよく、より好ましい流れ開
始温度は150°C以下でおり、特に好ましい流れ開始
温度は140°C以下である。
加熱反応方法としては、A成分とB成分とからなる組成
物と触媒とを物理的に均一に混合してまたは組成物の流
れ開始温度以上160°C以下の温度でこれらを溶融混
合して反応組成物を得、次いで該反応性組成物を例えば
所望形状の金型に充填して加熱反応せしめる方法が好ま
しく例示できる。
この反応性組成物を得る方法においては、A成分の熱可
塑性オリゴマーまたはポリマーは一般に高い(160’
C以上の)流れ開始温度を有することか多いが、該成分
にB成分であるポリ環状イミノエーテルを均一に溶融混
合することで可塑化により組成物の流れ開始温度を下げ
ることが出来るので、予めA成分のオリゴマーまたはポ
リマーとB成分のポリ環状イミノエーテルとを、A成分
の融点以上の温度で溶融混合し、次いで160℃以下の
温度で触媒を混合する方法がより好ましく例示できる。
この反応性組成物の加熱反応温度としては160°C以
上か好ましく、更には170℃以上が好ましく、特に1
80℃以上が好ましい。
反応時間は、目的とする樹脂が十分に硬化するに足る時
間であればよく、またこの時間は用いる原料の種類、使
用割合9反応温度等によっても異なるが、好ましくは1
0秒〜60分、より好ましくは20秒〜30分、特に好
ましくは30秒〜15分程度である。反応は常圧〜加圧
で行うことができる。
なお、本発明の架橋樹脂には必要に応じて、炭素繊維、
ガラス繊維等の補強材、各種フィラー。
充頃材、顔料、@色剤、酸化安定剤、紫外線吸収剤、離
型剤等の添加剤を適宜配合してもよい。
〈発明の効果〉 かくして得られる架橋樹脂は、例えばB成分のポリ環状
イミノエーテルの架橋重合体とA成分のオリゴマーまた
はポリマーとが分子状にからまった状態で、かつ前記架
橋重合体とA成分のオリゴマーまたはポリマーの末端か
結合したものでおり、A成分のオリゴマーまたはポリマ
ーに比べ高い熱変形温度を有し、また優れた耐薬品性9
機械的特避を有する。
〈実施例〉 以下、実施例を挙げて本発明を詳述するが、実施例は説
明のためであって、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
なお、実施例中の「部」は1重量部」を意味する。熱変
形温度はTMA (熱機械特性測定装置)で10℃/分
の昇温速度で測定した値である。
実施例1 4.4“−ジフェニルメタンジイソシアネート354部
とジエチレングリコール100部をジオキサン1600
部に溶解し該溶液を加熱還流させた後、オリゴマー末端
を塩酸水溶液で加水分解する方法により、末端に芳香族
アミン基を有するポリマーを合成した。該ポリマーの固
有粘度は0.11で熱変形温度は82°C9であった。
該オリゴマー(A成分) 200部と2,2°−m−フ
ェニレンビス(2−オキサゾリン’l  (B成分)2
00部とを140℃で均一に溶融混合し次いでp−トル
エンスルホン酸エチル7部を添加混合せしめたところ、
50秒で反応系温度が240’Cまで上昇し架橋樹脂が
得られた。
得られた樹脂は、熱変形温度は266°CでNMP。
アセトンによって何ら変化を受けなかった。
実施例2〜4.比較例1 ジフェニルイソフタレート318部2m−キシリレンジ
アミン122部を攪拌機付き反応器と仕込み窒素気流中
260°Cに加熱し反応によって生成するフェノールを
系外に留去せしめた。60分後該反応物に4,4°−ジ
アミノジフェニルメタン40部を加えさらに60分反応
せしめた。得られたポリマーは固有粘度0.22で熱変
形温度は181°Cであった。次に該ポリマー100部
と下記衣−1に示した量の2,2′−m−フェニレンビ
ス(5,6−シヒドロー4H−1,3−オキサジン)と
を二軸ルーダ−を用い260°Cて溶融混合した。得ら
れた組成物の流動開始温度はいずれも150’C以下で
あった。次に該組成物に表−1に示した触媒の所定量を
140℃で均一に混合し、次いでiao ’(、:に加
熱した金型に仕込み15分間保持した。得られた成形品
の物性を表−1に示した。
また比較例として2,2°−m−フェニレンビス(5,
6−シヒドロー4H−1,3−オキナジン)を添加しな
い場合の物性を示した。
表−1 実施例5〜7.比較例2 ジフェニルイソフタレート159部2m−キシリレンジ
アミン82部を実施例2と同様に280℃で、生成する
フェノールを系外に留去させつつ反応せしめて得られた
ポリマーは固有粘度0.12.熱変形温度151℃でお
った。
次に該ポリマー100部と下記衣−2に示した量の2,
2°−m−フェニレンビス(2−オキサゾリンとを26
0℃窒素気流中で溶融混合した。得られた混合物の流動
開始温度はいずれも150°C以下でおった。次いで下
表に示す触媒の所定量を130 ’Cで均一に混合し、
次いで200’Cに加熱した金型に仕込み15分間保持
した。得られた成形品の物性を表−2に示した。比較例
2として2.2’−m−フェニレンビス(2−オキサゾ
リン)を添加しないポリマーの物性を示した。
表−2 *  NMPに浸漬した場合の状況 実施例8 実施例2〜4においてm−キシリレンジアミン122部
の代りにヘキサメチレンジアミン92.8部を用い、ま
た4、4°−ジアミノジフェニルメタン40部の代りに
3,4゛−ジアミノシフ■ニルエーテル80部を用い、
必とは同様に反応せしめた。
次に該ポリマー100部と2.2’−m−フェニレンビ
ス(2−オキサゾリン> ioo部とを約200℃で均
一に溶融混合し、ざらに約120’Cでp−トルエンス
ルホン酸エチル5部を均一に溶融混合し200℃の金型
に仕込み30分間保持し成形品を得た。
得られた成形品の熱変形温度、NMP浸漬浸漬度化を表
−3に示した。
実施例9 (芳香族ヒドロキシル基末端を有するポリスルホンオリ
ゴマーの製造) ディーンスターク管、かきまぜ機、温度計、窒素管を供
えた30フラスコに、ジメチルスルホキシド2144部
、トルエン585部、2,2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン(ヒスフェノールA)100.0部、
 4.4’−ジクロルジフェニルスルホン139.9部
、および無水炭酸カリウム134.7部を仕込んだ。混
合物を150’Cに加熱し、145〜155°Cで5時
間保ち、水を1〜ルエンとの共沸混合物によって連続的
に除去した。さらに、2.2−ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)プロパン(ビスフェノールA)22.2部を加
え145〜155℃で2時間保った。粘調な溶液を冷却
し)濾過をして塩を除いた。
過剰の溶媒をエバポレーターで除去した後、ブレンダー
にてかきまぜられる多量のメタノール(こ)戸液を投じ
重合体を析出させた。この析出した重合体を炭酸水素ナ
トリウム水溶液、塩酸水溶液、水で十分洗浄し)戸別し
た。さらに80’C真空下で乾燥した。
生成物は0.233の固有粘度を有し熱変形温度は20
4℃であった。
実施例10 (脂肪族ヒドロキシル基末端を有するポリスルホンオリ
ゴマーの製造) ディーンスターク管、かきまぜ機、温度計、窒素管を供
えた3日フラスコに、ジメチルスルホキシド2726部
、トルエン743部、芳香族じドロキシル基末端を有す
るポリスルホンオリゴマーまたはポリマー(実施例9 
) 100部、無水炭酸カリウム12.4部を仕込んだ
。混合物を150’Cに加熱し、145〜155℃で3
時間保ち、水をトルエンとの共沸混合物によって連続的
に除去した。ざらに、3−クロル−プロパツール70部
を加え145〜155°Cで4時間保った。粘調な溶液
を冷却し、)濾過をして塩を除いた。過剰の溶媒をエバ
ポレーターで除去した後、ブレンダーにてかきまぜられ
る多量のメタノールに)戸液を投じ重合体を析出させた
。この析出した重合体を炭酸水素ナトリウム水溶液。
塩酸水溶液、水で十分洗浄し)戸別した。ざらに80℃
真空下で乾燥した。
生成物は01219の固有粘度を有し熱変形温度は19
3°Cであった。
実施例11 (置換ヒドロキシル基末端を有するポリスルホンオリゴ
マーの製造) ディーンスターク管、かきまぜ機、温度計、窒素管を供
えた500730フラスコに、ジメチルスルホキシド3
073部、トルエン838部、芳香族ヒドロキシル基末
端を有するポリスルホンオリゴマーまたはポリマー(実
施例9)100部、無水炭酸カリウム14,0部を仕込
んだ。混合物を150’Cに加熱し、145〜155℃
で3時間保ち、水をl〜ルエンとの共沸混合物によって
連続的に除去した。ざらに2.4.6− トリクロル−
フェノール41.9部を加え、145〜155℃で4時
間保った。粘調な溶液を冷却し、)濾過をして塩を除い
た。過剰の溶媒をエバポレーターで除去した後、ブレン
ダーにてかきまぜられる多量のメタノールに)戸液を投
じ重合体を析出させた。この析出した重合体を炭酸水素
ナトリウム水溶液、塩酸水溶液、水で十分洗浄し炉別し
た。さらに80°C真空下で乾燥した。
生成物は0.233の固有粘度を有し熱変形温度は19
3°Cでおった。
実施例12 実施例9で合成したオリゴマー(A成分) 200部と
2,2°−m−フェニレンどス(2−オキサゾリン)(
8成分)200部とを仕込み、240′Gで均一に溶融
混合した。該組成物の流動開始点は150’C以下であ
った。次いでD−トルエンスルホン酸エヂル7部を15
0℃にて添加混合した。170℃まで加熱したところ、
40秒で反応系温度が200℃まで上昇しボイドのない
透明で強靭な架橋樹脂が得られた。得られた樹脂の熱変
形温度は277°Cであった。
実施例13 実施例9で合成したオリゴマー(A成分) 200部と
2,2°−m−フェニレンビス(5,6−シヒドロー4
H−1,3−オキサジン>(B成分)200部とを仕込
み、235°Cで均一に溶融混合した。該組成物の流動
開始点は135°C以下であった。次いでp−トルエン
スルホン酸6部を150℃にて添加混合した。170°
Cまで加熱したところ、60秒で反応系温度が200’
Cまで上昇しボイドのない透明で強靭な架橋樹脂が得ら
れた。得られた樹脂の熱変形温度は213℃であった。
実施例14 実施例10で合成したオリゴマ=(A成分)185部と
2,2°−m−フェニレンビス(2−オキサゾリン)(
B成分)215部とを仕込み、237°Cで均一に溶融
混合した。該組成物の流動開始点は147°C以下であ
った。次いでヨウ化メチル5部を150℃にて添加混合
した。170’(:まで加熱したところ、30秒で反応
系温度が203℃まで上昇しボイドのない透明で強靭な
架橋樹脂が得られた。得られた樹脂の熱変形温度は28
2°Cであった。
実施例15 実施例10で合成したオリゴマー(A成分)185部と
2,2°−m−フェニレンビス(5,6−シヒドロー4
H−L3−オキサジン)(B成分)215部とを仕込み
、233°Cで均一に溶融混合した。該組成物の流動開
始点は143°C以下でめった。次いでヨウ化エチル5
.5部を150°Cにて添加混合した。
170°Cまで加熱したところ、30秒で反応系温度が
203°Cまで上昇しボイドのない透明で強靭な架橋樹
脂か得られた。得られた樹脂の熱変形温度は224°C
であった。
実施例16 実施例11で合、成したオリゴマー(A成分)170部
と2.2’−m−フェニレンビス(2−オキサゾリン>
(B成分)230部とを仕込み、236°Cで均一に溶
融混合した。該組成物の流動開始点は146°C以下で
あった。次いでフェニルホスホン酸7部をibo’cに
て添加混合した。170°Cまで加熱したところ、30
秒で反応系温度が205°Cまで上昇し、ボイドのない
透明で強靭な架橋樹脂が得られた。
得られた樹脂の熱変形温度は281°Cであった。
またNMP、アセトンによって何ら変化を受けなかった
実施例17 実施例11で合成したオリゴマー(A成分)170部と
2.2’−m−フェニレンビス(5,6−シヒドロー4
H−1,3−オキサジン)(B成分)230部とを仕込
み、230℃で均一に溶融混合した。該組成物の流動開
始点は141℃以下であった。次いでp−トルエンスル
ホン酸メチル6.5部を150°Cにて添加混合した。
170°Cまで加熱したところ、30秒で反応系温度が
205℃まで上昇しボイドのない透明で強靭な架橋樹脂
が得られた。
1qられた樹脂の熱変形温度は230’Cでおった。
またN M P 、アセトンによって何ら変化を受けな
かった。
実施例18 ディーンスターク管、かきまぜ機、温度計、窒素管を備
えた3日フラスコに、ジメチルスルホキシド587部、
トルエン160部、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ス
ルホン(ビスフェノール5)100部、4,4°−ジク
ロルジフェニルスルホン115部、および無水炭酸カリ
ウム111部を仕込んだ。
混合物を150°Cに加熱し、145〜155°Cで5
時間保ち、水をトルエンとの共沸混合物によって連続的
に除去した。さらに、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
スルホン(ビスフェノールS)8部を加え145〜15
5°Cて2時間保った。粘稠な溶液を冷却し、)濾過を
して塩を除いた。過剰の溶媒をエバポレーターで除去し
た後、ブレンダーにてかきまぜられる多量のメタノール
に)戸液を投じ重合体を析出させた。この析出した重合
体を炭酸水素ナトリウム水溶液、塩酸水溶液、水で十分
洗浄し)戸別した。さらに80°C真空下で乾燥した。
生成物は0.143の固有粘度(ηsp/ C)を有し
流動開始点は215°Cで必った。
実施例19 実施例18で合成したオリゴマー(A成分)200部と
2,2°−m−フェニレンビス(2−オキサゾリン)(
B成分)200部とを仕込み、220℃で均一に溶融混
合した。該組成物の流動開始点は140’C以下であっ
た。次いでヨウ素7部を添加混合した。170’Cまで
加熱したところ、20秒で反応系温度が185°Cまで
上昇し、ボイドのない透明で強靭な架橋樹脂が得られた
得られた樹脂の熱変形温度は260 ’Cでめった。
またNMP、アセトンによって何ら変化を受けなかった
実施例20 ジフェニルイソフタレート318部、ヘキサメチレンジ
アミン104部を攪拌機付き反応器に仕込み、窒素気流
中250℃に加熱し、反応によって生成するフェノール
を系外に留去けしめつつ30分反応させた。
次いて4,4゛−ジアミノジフェニルエーテル40部を
/JOえ更に60分反応せしめた。得られたポリマーは
固有粘度0.37で熱変形温度は132℃でおった。
次に該ポリマーデツプ70部と、m−フェニレンビス(
2−オキサゾリン)30部を混合し、二軸ルーダ−を用
い200℃で溶融押出した。得られた組成物の流れ開始
温度は124°Cであった。
次いで該組成物100部にビス(3,5−ジブロモ−4
−ヒドロキシフェニル)スルホン5部を均一に混合し1
80℃で溶融せしめて200℃に加熱した金型に押出し
た。15分後金型を冷却し、成形物を得た。得られた成
形物は透明でTgは189°Cで曲げ強度2300にg
/cm2 、曲げ弾性率36200 Kg/cm2でN
 M Pに浸漬しても溶融しなかった。
実施例21〜23および比較例3 ジフェニルイソフタレート318部9m−キシリレンジ
アミン109部を攪拌機付き反応器に仕込み窒素気流中
260°Cに加熱し、反応によって生成するフェノール
を系外に留去せしめた。60分後該反応物に4,4゛−
ジアミノジフェニルメタン79部を加え更に60分反応
せしめた。得られたポリマーは固有粘度0.24で熱変
形温度は183℃であった。次°に該ポリマー100部
と下記表−4に示した量の2,2゜−m−フェニレンビ
ス(2−オキサゾリン)とを二軸ルーダ−を用い260
℃で溶融混合した。得られた組成物の流動開始温度はい
ずれも150’C以下でおった。次に該組成物100部
にビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)
スルホンの所定量を155℃で均一に混合し、次いで2
00°Cに加熱した金型に仕込み15分間保持した。得
られた成形品の物性を表−4に示した。
また比較例として2,2°−m−フェニレンビス(2−
オキサゾリン)を添加しない場合の物性を示した。
表−4 実施例24〜26および比較例4 ジフェニルイソフタレート159部2m−キシリレンジ
アミン78部を実施例21と同様に260’Cで生成す
るフェノールを系外に留去させつつ反応せしめて得られ
たポリマーは固有粘度0.15.熱変形温度152℃で
あった。
次に該ポリマー100部と下記表−5に示した呈の2,
2“−m−フェニレンビス(5,6−シヒドロー41−
1−1.3−オキサジン)とを260″C窒素気流中で
溶融混合した。得られた混合物の流動開始温度はいずれ
も150°C以下であった。次いで該組成吻100部に
下表に示すハロゲン化フェノールの所定量を150’C
で均一に混合し、次いで200’Cに加熱した金型に仕
込み15分間保持した。冑られた成形品の物性を表−5
に示した。比較例として2,2°−m−フェニレンビス
(5,6−シヒドロー4H−1゜3−オキナジン)を添
加しないポリマーの物性を示した。
表−5 実施例27〜29および比較例5 ディーンスターク管、かきまぜ機、温度計、窒素管を備
えた30フラスコにジメチルスルホキシド2000部、
トルエン600部、2,2−ヒス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン(ビスフェノールへ)308部、4.4
“−ジクロルジフェニルスルホン431部、および無水
炭酸カリウム414部を仕込んだ。
聞合物を150°Cに加熱し、145〜155°°Cで
5時間保ら、水をトルエンとの共沸混合物によって連続
的に除去した。
次いで2,2−ヒス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン200部および炭正カリウム10
2部を加え、145〜155℃でざらに4時開反応せし
めた。得られた粘稠な溶液を冷却した後、プレンダーに
てかきまぜられる多量のメタノールに投じ重合体を析出
させた。この析出した手合体を水およびメタノールで十
分洗浄した後乾・媒した。
1ξtられたポリマー(オリゴマー)は同行粘度0.2
4でT(lは190°Cで必った。次いで該ポリマー1
00部に表−6に示した環状イミノエーテルの所定量を
混合し、250°Cで溶融押出した。得られた組成物の
流れ開始温度はいずれも150°C以下であった。次い
で外組成物100部に表−6に示した吊のビス(3,5
−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル)スルホンを均一
に混合し、160 ’Cで溶融せしめて220″Cに加
熱した金型に圧入した。その温度で10分間保持した後
、冷却し成形品を得た。得られた成形品はいずれも透明
であり、表−6に示したT(]を有していた。
表 −6 実施例3Q 4.4°−ジフェニルメタンジイソシアネート500部
とジエチレングリコール159部をジオキサン2000
部に溶解し該溶液を加熱還流させた後、オリゴマー末端
を塩酸水溶液で加水分解する方法により、末端に芳香族
アミノ基を有するポリマーを合成した。該ポリマーの固
有粘度は0.16で熱変形温度は83°Cであった。
該オリゴ?−(A成分)140部と2.2’−m−フェ
ニレンヒス(2−オキサゾリン)60部とを150°C
で均一に溶融混合し、次いでビス(3,5−ジブロム−
4−ヒドロキシフェニル)スルホン8部を添加混合せし
め、180℃で10分間保持した。得られた樹脂は熱変
形温度192°CでN〜IPに浸漬しても変化しなかっ
た。
実施例31 ジフェニルイソフタレート318部、ヘキサメチレンジ
アミン104部を攪拌機付き反応器に仕込み、窒素気流
中250℃に加熱し反応によって生成するフェノールを
系外に留去ぜしめつつ30分反応させた。
次いで4,4゛−ジアミノジフェニルメタン40部を加
え更に60分反応せしめた。得られたポリマーは固有粘
度0.33で熱変形温度は130℃であった。次に該ポ
リマーチップ70部と、m−フェニレンビス(2−オキ
サゾリン)30部を混合し、二軸ルーダ−を用い200
’Cで溶融押出した。得られた組成物の流れ開始温度は
121℃であった。
次いで該all成物100部にテトラブロモフタル酸3
部を均一に混合し180℃で溶融ぜしめて200’Cに
加熱した金型に押出した。15分後金型を冷却し成形物
を1qた。得られた成形物は透明でT(]は182°C
で曲げ強度2280Kg/Cm2 、曲げ弾性率355
00 K(]/Cm2でN M Pに浸漬しても溶解し
なかった。
実施例32〜35および比較例6 ジフェニルイソフタレート318部2m−キシリレンシ
アミン156部を攪拌機付き反応器に仕込み、窒素気流
中260℃に加熱し反応によって生成するフェノールを
系外に留去せしめた。
得られたポリマーは固有粘度0.15.熱変形温度15
2°Cでおった。
次に該ポリマー100部と下記衣−7に示した徂の2.
2’−m−フェニレンビス(2−オキリーゾリン)とを
260°C窒素気流中で溶融混合した。得られた混合物
の流動開始温度はいずれも150°C以下でおった。
次いで該組成物100部に下表に示すハロゲン化フタル
Mi導体の所定量を150°Cで均一に混合し、次いで
200℃に加熱した金型に仕込み5分間保持した。得ら
れた成形品の物性を表−7に示した。
比較例6として2,2°−m−フェニレンヒス(2−オ
キサゾリン)を添7JOしないポリマーの物性を示した
実施例36〜38および比較例7 デイーンスターク管、かきまぜ機、温度訓および窒素管
を備えた3日フラスコに、ジメチルスルホキシド200
0部、トルエン400部、2,2−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)107部、
 4.4’−ジクロルジフェニルスルホン150部、お
よび無水炭酸カリウム145部を仕込んだ。混合物を1
50°Cに加熱し、145〜155°Cで5時間保ち、
水をトルエンとの共沸混合物によって連続的に除去した
次いで該反応物を冷却後ブレンダーにてかきまぜながら
多量のメタノールに投じ、重合体を析出させた。この析
出した重合体を水およびメタノールで十分洗浄した後乾
燥した。
得られたポリマー(オリゴマー)は固有粘度0.17で
Tc+は190°Cて必った。次いで該ポリマー100
部に下表に示した環状イミノエーテルの所定間を混合し
250℃で溶融押出した。得られた組成物の流れ開始温
度はいずれも150℃以下であった。
次いで該組成物100部に下表に示したハロゲン化フタ
ル酸誘導体を均一に混合し、130’Cで溶融せしめて
下表に示した温度に加熱した金型に所定時間保持した時
、冷却して成形品を得た。
1qられた成形品の物性を表−8に示した。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)熱可塑性ポリマーおよび/またはオリゴマ
    ーと、 (B)下記式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・( I ) ここで、nは2〜4の整数であり、Rはn 価の炭化水素残基であり、、該炭化水素残基は炭素以外
    の原子又は炭素以外の原子を含 む基で中断又は置換されていてもよい。 Zは直接結合又は▲数式、化学式、表等があります▼で
    あり、 Ra、Rb、Rc、Rd、ReおよびRfは同一もしく
    は異なり、水素原子、メチル、エチル プロピル、フェニル、トリル又はベンジル である。但しnが2のときにはRは直接結 合を表わすこともできるものとする。 で表わされるポリ環状イミノエーテルを、 (C)触媒として作用する化合物の存在下で、加熱反応
    せしめることを特徴とする架橋樹脂の製造方法。
  2. (2)熱可塑性ポリマーおよび/またはオリゴマー(A
    )が芳香族アミノ基、芳香族メチルアミノ基およびヒド
    ロキシル基よりなる群から選ばれる少くとも1つの基を
    有し、実質的に線状であり、かつ融点が300℃以下で
    ある請求項1記載の方法。
  3. (3)触媒として作用する化合物(C)がpKaが2.
    5以下のプロトン酸、pKaが1.0以下のプロトン酸
    のエステル、pKaが2.5以下のプロトン酸の塩、ル
    イス酸およびその錯体、アルキルハライドおよびヨウ素
    よりなる群から選ばれる請求項1記載の方法。
  4. (4)触媒として作用する化合物(C)が下記式(II)
    ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(II) ここで、X^1およびX^2は、同一もしくは異なり、
    ハロゲン原子であり、mは0.1または2の数であり、
    Yは−SO_2R_1、−COR_2、−CNまたはN
    O_2であり、R_1は置換されていてもよい炭素数1
    〜20のアルキル、置換されていてもよい炭素数6〜1
    2のアリールまたは−NR_3R_4であり、R_2は
    置換されていてもよい炭素数1〜20のアルキル、炭素
    数5〜10のシクロアルキル、炭素数6〜12のアリー
    ル、−OR_5または−NR_6R_7であり、R_3
    、R_4、R_5、R_6およびR_7は、互いに同一
    もしくは異なり、水素原子、置換されていてもよい炭素
    数1〜20のアルキル、炭素数5〜10のシクロアルキ
    ルまたは炭素数6〜12のアリールである。 で表わされるハロゲノフエノール類である請求項1記載
    の方法。
  5. (5)触媒として作用する化合物(C)が下記式(III
    )▲数式、化学式、表等があります▼・・・(III) ここで、X_3およびX_4は、同一もしくは異なり、
    前記X_1に定義された基から選ばれ、lは0、1、2
    または3の数であり、R_8は前記R_2に定義された
    基から選ばれる。 で表わされるハロゲノフタル酸類および/または下記式
    (IV) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(IV) [ここで、X_3、X_4およびlの定義は上記に同じ
    である。] で表わされるハロゲノフタル酸無水物である請求項1記
    載の方法。
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