JPH01226848A - 2‐(4‐イソブチルフエニル)‐プロピオン酸の精製法 - Google Patents

2‐(4‐イソブチルフエニル)‐プロピオン酸の精製法

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JPH01226848A
JPH01226848A JP1016525A JP1652589A JPH01226848A JP H01226848 A JPH01226848 A JP H01226848A JP 1016525 A JP1016525 A JP 1016525A JP 1652589 A JP1652589 A JP 1652589A JP H01226848 A JPH01226848 A JP H01226848A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は2−(4−イソブチルフェニル)−プロピオン
酸(以下2.4−酸と呼ぶ)の精製法に関する。この化
合物は例えば鎮痛剤、抗炎症剤または抗リウマチ剤とし
て、および他の多くの物質の中間体として広く使用され
る。アミン塩の形態においては2.4−酸の水溶液は金
属カッティングにおいて良好な耐食性挙動を示す。
2.4−酸の合成には多数の可能な方法がある。
この化合物の1つの可能な製法(方法A)は例えば米国
特許出願No、28,514に記載されるような、トリ
フェニルホスフィンの存在下および場合により遷移金属
ハライドの存在下における1−(4−イソブチルフェニ
ル)−エタノールの一酸化炭素によるカルボニル化であ
る。最適化された実施法においては、得られる精製すべ
き反応混合物は約35〜93%の2.4−酸を含有する
2.4−aに加えこの反応混合物は約40種の有機不純
物ならびにトリフェニルホスフィンおよびトリフェニル
ホスフィンオキサイドをも含有する。65〜70℃で融
解するこの反応混合物から医薬として使用できる精製さ
れた2、4−酸を得るには、一方では有機不純物そして
他方ではトリフェニルホスフィンおよびトリフェニルホ
スフィンオキサイドを分離するがまたは許容される量ま
で減少させなければならない。その場合、精製された生
成物中のトリフェニルホスフィンおよびトリフェニルホ
スフィンオキサイドの濃度は10ppm以下でなければ
ならない。
トリフェニルホスフィンおよびトリフェニルホスフィン
オキサイドを含有しない2,4−酸反応混合物からの有
機副生物の分離がすでに非常に費用がかかり、ルーマニ
ア特許第79.345号から明らかなように数種の工程
を必要とする。従って例えばはじめに2,4−酸を水溶
性塩、例えば水酸化ナトリウム塩液を用いてナトリウム
塩に変換し、これをメチレンクロライド−C1th出す
ることにより中性物質を除去し、水性ラフィネート溶液
を炭素で脱色させ、次にカルボン酸を適当な酸である塩
酸を用いて遊離させ終りに水lメタノールから再結晶し
そして乾燥させねばならない。
もう一つの特許(英国特許第971.700号)には反
応混合物から2.4−酸は3回結晶後にはじめて純粋な
形で得られることが記載されている。
EP −A 170 、147号に記載されるようなよ
り新しい非常に煩雑な方法では、2.4−酸の精製法と
して再結晶が選択されている。
例えば前記方法へにおけるようにトリフェニルホスフィ
ンが反応混合物に存在する場合は分離が特に問題である
。トリフェニルホスフィンは塩基として2.4−酸およ
び反応混合物中の他の酸と室温で安定な式 を有する種類の付加物を形成し、このものは実験で示さ
れるように、抽出によってもまた溶媒からの数回の再結
晶によっても分離できない(比較例 参照)。樹脂また
はイオン交換体への吸着のような他の分離法もすべての
不純物を十分に分離するという目標を満足させられない
反応混合物を精製して2.4−酸を単離する適当な分離
法に関する研究において、前記目的が真空精留により達
成されうろことが見出された。
本発明により前記目的が達成される以前は74.8°C
で融解する2、4−酸を蒸留または精留により精製する
ことは明らかに実施不能であると見なされていたので、
前記のことは極度に驚くべきことである。文献からは融
点が74.8℃より高い油性の粘調な液体状の酸につい
ての蒸気圧データも沸点も知られていない。この酸の融
点が比較的高いゆえに、精製の機会は主に種々の溶媒か
らの結晶化に求められておりそしてトリフェニルホスフ
ィンの非存在下においては例えば前記特許に記載される
ように事実見出されてもいるということは理解される。
さらに、高温で2.4−酸が不安定なゆえに、精留によ
るl1II製は明らかに論理的に考えて成果は期待でき
ず、特に粗製酸混合物中にトリフェニルホスフィン、ト
リフェニルホスフィンオキサイド、ケトン、スチレン誘
導体、アルコールおよび塩基のような他の反応性成分が
なお存在しうる場合は特にそうであり、これら成分は混
合物がタール化または樹脂化するまでの深黒色への変色
を惹起する。さらに、2.4−酸は1種またはそれ以上
の有機不純物と共沸混合物を形成することも予想せねば
ならなかった。
それゆえ本発明は2−(4−イソブチルフェニル)−プ
ロピオン酸の製造において得られるような混合物から2
−(4−イソブチルフェニル)−プロピオン酸を精製す
るに当たり、この混合物を真空精留にかけることを特徴
とする方法に関する。本発明による方法は従来法に比較
して2.4−酸から多数の同時に存在する不純物特にト
リフェニルホスフィンおよびトリフェニルホスフィンオ
キサイドをユニット操作による唯1つの工程で除去でき
る点が有利であり、その際実際上流出液も廃ガスも生じ
ない。
本発明方法を実施するには種々の種類のカラムを用いる
ことができる。金網パツキンを備えたカラム、およびそ
れに必敵して圧力低下が小さいカラムが本発明による方
法に特に適当である、なぜならそれらのカラムにおいて
は他のカラムに比較して圧力損失が小さいからである。
この関連において、圧力の低下とはカラムのボトム領域
の圧力とトップ領域の圧力との差を意味する。2.4−
#は高温では分解するから2.4−酸の精留においては
ボトム温度は所定の上限を越えるべきでないので、わず
かな圧力低下はカラムのボトムとトップとの間の小さな
温度差を惹起しそして必要である。2.4−酸の分解し
易い性質を第1図に示す。そこではその低下が汚染の尺
度であるそれぞれの融点を2.4−酸の加熱時間の函数
としてプロットしである。250℃においてすらもその
サンプルの融点が短時間の加熱後ですでに低下すること
が認められ、このことは2.4−酸の分解に帰因される
。2.4−酸の分解し易い性質は不純物によりさらは高
められうる。この理由で、本発明方法がなおも程よく用
いられうる最高温度は混合物の組成の如何による。それ
ゆえ方法Aで得られた反応混合物を精製するには例えば
第2図に示されるような慣用の精留装置(スチル精留器
)を用いる場合は精留におけるボトム温度が好ましくは
約250 ’(:!を越えるべきでなく、特に約230
°C1さらに特には210℃をこえるべきでない。
薄膜型蒸発器または落下薄膜型蒸発器を備えたような近
代的な精留装置を用いる場合は、精留すべき物質の滞留
時間を非常に短くすることができ、従ってかかる精留装
置においては生成物を大量に損失することなくボトム温
度を比較的高くすることができる。後者精留装置を用い
る場合はボトム温度は約280 ’C!を越えるべきで
ない。
ボトムでの沸騰温度およびカラムのトップ領域中におけ
る蒸気温度は蒸気圧により与えられる。例えばカラムト
ップにおける蒸気圧10hpaそしてボトムにおいて1
3hpaである場合、純粋な2.4−酸は178°Cで
温度範囲0 、10C内でトップを通過してゆくが、ボ
トム部ではより圧力が高くかつ不純物を含有するゆえに
沸点は190°C〜220°Cの間を変動する。ボトム
領域において沸点が250℃をこえないためにはボトム
領域における蒸気圧を約5Qhpaより低く保つのが好
都合である。
分離カラム中の理論段数は広範囲に変動しうる理論段数
は約lO〜150が好ましく、特に好ましくは約25〜
70である。
本発明による精製法に適する精留装置は種々の構造をと
ることができる。実験室規模の精留装置の例を第2図に
示す。2,4−酸を含有する混合物をカラムのスチル(
1)中で加熱t6゜スチルの代りに、例えば薄膜型蒸発
器または落下薄膜型蒸発器が装置中に包含されることも
できる。カラムのトップ(2)で低沸点不純物が留去さ
れうる。例えば冷却コイル(3)であることができる冷
却器の下で凝縮物が液体デイバイダー(4)中に集めら
れ、これにより還流比を調整することもできる。種々の
留出物7ラクシヨンおよび純粋な生成物が集められる受
器(5)は生成物が凝固しないように好都合には約80
℃に調節されるべきである。精留に必要とされる真空は
適当な真空ポンプ(6)により生成させる。分離カラム
(7)には金網パツキンが充填されており、そして最高
で25の理論的な分離段階からなる分離効果を生ずる。
精留は不活性気体の下に実施するのが好都合であり、不
活性気体は好ましい蒸留装置においては例えばガス導入
細管(8)によってカラムのボトムに導入されうる。こ
の目的には種々の不活性気体が適する。窒素、アルゴン
および二酸化炭素が好ましく、窒素が特に好ましい。水
溶性の不純物例えば塩化物、燐酸塩、金属塩等を除去す
るために精留に先立ち粗製2.4−酸をはじめに水で抽
出することも好都合でありうる。
本発明による精留は原則的には1つまたはそれ以上のカ
ラムを用い不連続的に、すなわちそれぞれのクラクショ
ンをとり出すことにより行うか、または連続的に行うこ
ともできる。連続的に1−カラム蒸留を行う場合は、好
都合には純粋な生成物がカラムのおよそ中央領域で蒸気
側流としてとり出され、一方力ラムは好ましくは完全な
る還流下に操作されるようにカラムを設定することがで
きる。連続精留においては、各反応混合物にとって臨界
的な温度/安定性限界を越えないならば、低沸点物質お
よび高沸点物質の両方が2.4−酸の分離に先立ちはじ
めに除去されうる。
本発明による方法は2.4−酸を含有する任意のありう
る混合物の処理に適する。しかしながら2.4−酸の合
成において得られる混合物特に前記方法Aで形成される
反応混合物の処理にとって特に重要である。
本発明による方法は、方法Aによる製造法で得られた粗
製酸から予備精製することなくすべての不純物を除去す
るのに適する。しかしながら不純物の一部分のみを精留
により除去しそして残りの不純物は1種またはそれ以上
の精製法により除去することも適切でありうる。この目
的に特に適当なのは溶媒からの結晶化および助剤なしの
溶融結晶化である。精留に先立ち少くとも1回の溶融結
晶化を行うのが特に適切でありうる。その場合粗製酸融
成物を冷却することによりモザイク結晶に変換し、この
ものから強く汚染された残留融成物を除去しそして結晶
を溶融させたのち本発明による精留にかける。前記した
方法の組み合せにより本発明による精留を比較的少数の
理論段を有する分離カラムを用いて行うことができる。
以下の実施例により本発明をより詳細に説明する。
実施例 l 第2図に示されるような分別精留用装置中で下記組成を
有する約90%2,4−酸混合物5009を用いた。
第   1   表 化  合  物           重量%2−(4
−イソブチルフェニル)プロピオン酸88.77トリフ
エニルホスフイン            0.18イ
ソブチルフエニルエタン          1.90
4−イソブチルベンゼン            0.
024−インブチルスチレン            
0.154−インブチルアセトフェノン       
  0.781−(4−イソブチルフェニル)−エタノ
ール 0.081−(4−イソブチルフェニル)クロロ
エタン 0.59エチル2−(4−イソブチルフェニル
)−プロピオネート0.05 2−(3−イソブチルフェニル)プロピオンM  1.
103−(4−イソブチルフェニル)プロピオン酸 1
.90平均分子量178を有する低沸点物      
  1.80平均分子量320を有する高沸点物   
     1.20メチルエチルケトン       
       0.48残余の未確認不純物 約   
        1.0第3回は混合物中におけるすべ
ての不純物のガスクロマトグラムを示す。
前記不純物を含有する混合物を窒素の存在下に圧力IQ
hpaおよび当初ボトム温度150°Cから終末ボトム
温度230℃までの温度で還流比を変動させながら分別
蒸留した。下記留出物フラクションがとり出された。
(1)黄色液体としての低沸点7ラクシヨン209(2
) 2.4−酸含量94〜98%の中間フラクション5
8g (3)主7ラクシヨン300g 残留物としてフラスコ中に229が残った。主7ラクシ
ヨンは下記組成を有していた。
化  合  物            重量%2−(
4−イソブチルフェニル)−プロピオン酸99.5トリ
フエニルホスフイン            o、oo
oos他の非有機燐不純物             
 0.5第4図は主フラクションのガスクロマトグラム
を示す。
実施例 2 実施例1記載の精留装置を用いそこに記載される約90
%2.4−酸混合物を2段階精留にかけた。その場合第
1の蒸留通過においては低沸点留出物を分離したのち、
臨界的なトリフェニルホスフィン不純物が濃縮されてい
るボトムを分離することが強調される。次に第2の精留
通過においては約97%の2.4−酸を含有する第1の
精留の主留出物をもう一度精留する。ボトム温度は約2
00℃であった。この場合9429の供給物から下記フ
ラクションが得られた。
1)  2.4−酸含量98.8%までの中間フラクシ
ョン2459 2)主フラクション640g 3)蒸留残留物579 主フラクションは下記組成を有していた。
化   合  物            重量%2−
(4−イソブチルフエニノリープロピオン1 99.5
トリフエニルホスフイン            0.
00005他の非有機燐不純物           
  0.5実施例 3 その冷却/加熱ジャケットがサーモスタットに接続され
ている管状晶出基中に実施例1におけるような組成をし
た約90%2.4−酸混合物を融成物として導入した。
凝固点58°Cの融成物を10時間内で40°Cまで冷
却すると装置中で緊密な結晶が沈澱した。次に晶出基中
に残留する暗褐色液体フラクションを排出させ、そして
かくして得られた透明な結晶を融解させて本発明による
精留にかけた。90%供給生成物5009から酸純度9
8.5%を有する結晶4409が得られた。
この方法で予備精製された2、4−酸を次にボトム温度
220°Cまでで本発明による精留にかけた。その際下
記組成を有する主フラクション約3709が得られた。
化   合  物          重量%2−(4
−イソブチルフェニル)−プロピオン酸 99.6トリ
フエニルホスフイン            0.00
005他の非有機燐不純物             
 0.4比較例 l 還流冷却器を備えた250m(lガラスフラスコ中にn
−ヘキサン50+f2中における0、4%トリフェニル
ホスフィン含有2.4−酸209を溶媒の還流温度で溶
解させた。次にこの溶液を室温に冷却し、沈澱した酸を
濾過し、冷n−ヘキサン20I!IQで洗いそしてデシ
ケータ−中で乾燥した。再結晶した酸を分析すると、ト
リフェニルホスフィン含量が未変化のままであることが
示された。かくして得られた2、4−酸をさらにn−ヘ
キサンから第2、第3および第4回の再結晶したが、ト
リフェニルホスフィン含量は変化しなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は2.4−酸の加熱時間の函数として示された融
点の低下を示す。 第2図は精留装置の一例を示す図である。図中(1)は
スチル、(2)はカラムトップ、(3)は冷却コイル、
(4)は液体デイバイダー、(5)は受器、(6)は真
空ポンプ、(7)は分離カラム、そして(8)はガス導
入細管を示す。 第3図は実施例1で得られた混合物中における全不純物
のガスクロマトグラムを示す。 第4図は実施例1で得られた主フラクションのガスクロ
マトグラムを示す。 特許出願人  ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト同
    ヘキスト・セラニーズーコーポレイション 外2名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)2−(4−イソブチルフェニル)−プロピオン酸の
    製造において得られる混合物から2−(4−イソブチル
    フェニル)−プロピオン酸を精製するに当たり、この混
    合物を真空精留にかけることを特徴とする方法。 2)金網パッキンを備えたカラムを用いて、または圧力
    低下がそれに匹敵する程度に小さいカラムを用いて精留
    を行うことを特徴とする請求項1記載の方法。 3)スチル精留装置を用い、約250℃以下のボトム温
    度で精留を行うことを特徴とする請求項1または2記載
    の方法。 4)薄膜型蒸発器または落下薄膜型蒸発器を備えた精留
    装置を用い、約280℃以下のボトム温度で精留を行う
    ことを特徴とする請求項1または2記載の方法。 5)分離カラム中の理論段数が約10〜150であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 6)不活性気体の存在下に精留を行うことを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7)1つまたはそれ以上のカラムを用い、不連続的に精
    留を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載の方法。 8)1つまたはそれ以上のカラムを用い、連続的に精留
    を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載
    の方法。 9)トリフェニルホスフィンの存在下および場合により
    遷移金属ハライドの存在下に1− (4−イソブチルフェニル)−エタノールを一酸化炭素
    でカルボニル化する際に得られる混合物から2−(4−
    イソブチルフェニル)−プロピオン酸を単離することを
    特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 10)2−(4−イソブチルフェニル)−プロピオン酸
    から精留によりすべての不純物を除去することを特徴と
    する請求項1〜9のいずれかに記載の方法。 11)少なくとも1回の溶融結晶化により不純物の1部
    分をあらかじめ除去した混合物を精留に使用することを
    特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の方法。 12)不純物の1部分のみが精留により除去されそして
    残りの不純物を分離するために溶媒からの結晶化および
    /または溶融結晶化を行うことを特徴とする請求項1〜
    9のいずれかに記載の方法。
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