JPH01197765A - 電子写真式平版印刷用原版 - Google Patents

電子写真式平版印刷用原版

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JPH01197765A
JPH01197765A JP2135488A JP2135488A JPH01197765A JP H01197765 A JPH01197765 A JP H01197765A JP 2135488 A JP2135488 A JP 2135488A JP 2135488 A JP2135488 A JP 2135488A JP H01197765 A JPH01197765 A JP H01197765A
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栄一 加藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分軒) 本発明は、電子写真方式で製版6れる電子写真平版印刷
用原版に関するものであり、特に、該平版印刷原版の光
導電層形成用結着樹脂の改良に関する。
(従来技術) 現在ダイレクト製版用のオフセット原版には多種のもの
が提案され且つ実用化されているが、中でも導電性支持
体上に酸化亜鉛のごとき光導電性粒子及び結着樹脂を主
成分とした光導電層を設けた感光体において、通常の電
子写真工程を経てその感光体表面に親油性の高いトナー
画像を形成させ、続いて該表面をエッチ液と言われる不
怒脂化液で処理し非画像部分を選択的に親水化すること
によってオフセット原版を得る技術が広く用いられてい
る。
良好な印刷物を得るには、先ず、オフセット原版に、原
画が忠実に複写されると共に、感光体表面が不惑脂化処
理液となじみ易く非画像部が充分に親水化されると同時
に耐水性を有し、更に印刷においては、画像を有する光
導電層が離脱しないこと、及び湿し水と゛のなじみがよ
く、印刷枚数が多くなっても汚れが発生しない様に充分
に非画像部の親水性が保持されること等の性能を有する
必要がある。
これらの性能には光導電層中の酸化亜鉛と結着樹脂の比
率が影響することは既に知られている。
例えば、光導電層の酸化亜鉛粒子に対する結着樹脂の比
率を小さくすれば、光導電層表面の不感脂化性が向上し
、地汚れは少なくなるが、他方で光導電層自体の内部凝
集力が低下し、機械的強度不足による耐剛力の低下が生
じる。逆に結着樹脂の比率を大きくすると、耐剛力は向
上するが、地汚れが増大する。特に地汚れは、光導電層
表面の不惑脂化性の良否に関係する現象であることは言
うまでもないが、光導電層表面の不感脂化性は光導電層
中の酸化亜鉛と結着樹脂の比率のみによって左右される
ものではなく、結着樹脂の種類によっても大きく左右さ
れることが明らかになってきている。
古くから公知の樹脂として、例えばシリコーン樹脂(特
公昭34−6670)、スチレン−ブタジェン樹脂(特
公昭35−1950)、アルキッド樹脂、マレイン酸樹
脂、ポリアミド(特公昭35−11219)、酢酸ビニ
ル樹脂(特公昭4l−2425)、酢酸ビニル共重合体
(特公昭4l−2426)、アクリル樹脂(特公昭35
−11216)、アクリル酸エステル共重合体(例えば
特公昭35−11219、特公昭36−8510、特公
昭41−13946等)等が知られている。
しかし、これらの樹脂を用いた電子写真感光材料におい
ては、l)光導電層の帯電性が低い、2)複写画像の画
像部の品質(特に網点再現性・解像力)が悪い、3)露
光感度が低い、4)オフセットマスターとして用いるた
めに不感脂化処理しても不感脂化が行なわれず、このた
めオフセット印刷した際に印刷物に地汚れを生ずる、5
)感光層の膜強度が充分でなく、オフセット印刷すると
感光層の脱離等が生じ、印刷枚数を多くできない、6)
複写画像作成時の環境(例えば高温高温)にその画質が
影響されやすい、等のいずれかの問題があった。
特にオフセット原版としては、前記の様に不感脂化性不
充分による地汚れ発生が大きな問題であり、これを改良
するために不感脂化性を向上させる酸化亜鉛結着用樹脂
の開発が種々検討されてきている。例えば、特公昭50
−31011では、フマル酸存在下で(メタ)アクリレ
ート系モノマーと他のモノマーと共重合させたMwl、
8〜1OXIO’でTglO〜80°Cの樹脂と(メタ
)アクリレート系モノマーとフマル酸以外の他のモノマ
ーとから成る共重合体とを併用したもの、特開昭53−
54027では、カルボン酸基をエステル結合から少な
くとも原子数7個離れて有する置換基をもつ(メタ)ア
クリル酸エステルを含む三元共重合体を用いるもの、特
開昭54−20735・特開昭57−202544では
、アクリル酸及びヒドロキシエチル(メタ)アクリレー
トを含む4元又は5元共重合体を用いるもの、特開昭5
8−68046では、炭素数6〜12のアルキル基を置
換基とする(メタ)アクリル酸エステル及ヒカルボン酸
含有のビニルモノマーを含む3元共重合体を用いるもの
等が光導電層の不惑脂化性の向上に効果があると記載さ
れている。しかし、これらの不惑脂化性向上に効果があ
るとされる樹脂であっても、現実に評価してみると地汚
れ、耐剛力等において不充分であった。
更に、結着樹脂として、分解により親水性基を生成する
官能基を含有する樹脂を用いるものが検討されており、
例えば分解によりヒドロキシル基を生成する官能基を含
有するもの(特開昭62−195684号、特開昭62
−210475号、特開昭62−210476号)や分
解によりカルボキシル基を生成する官能基を含有するも
の(特開昭62−21269号)等が開示されている。
これらの樹脂は不感脂化液又は印刷時に用いる湿し水に
より加水分解又は加水素分解されて親水性基を生成する
樹脂であり、これらを平版印刷用原版の結着樹脂をして
用いると、親水性基自身をはじめから含有する樹脂を用
いた場合に該親水性基と光導電性酸化雇鉛粒子表面柔の
強い相互作用によって生ずると思われる種々の問題(平
滑性の悪化、電子写真特性の悪化等)を回避できるとと
もに、不惑脂化液により親水化される非画像部の親水性
が、樹脂中において分解により生成される上記親水性基
によってより一層高められる為、画像部の親油性と非画
像部の親水性が明確となり、印刷時に非画像部に印刷イ
ンキが付着するのを防止し、その結果として地汚れのな
い鮮明な画質の印刷物を多数枚印刷することが可能とな
ると記載されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、これらの樹脂を用いても地汚れ、耐剛力
において未だ満足できるものではなく、上記の如き親水
性基生成官能基を含有する樹脂を用いた場合でも、非画
像部における親水性を更に向上させるべく、その含有量
を増大させた場合には、分解により生成した親水性基に
より親水性が増大するとともに水溶性となってしまうた
め、特にその持続性において問題のあることが判った。
従って、非画像部の親水性による効果がより向上し、更
に持続性が向上する技術の出現が望まれる。
より具、体的にいえば、全結着樹脂中における上記の如
き親水性基生成官能基を含有する樹脂の含有量を減少さ
せても親水性向上の効果が変わらず維持でき、ないしは
向上し、あるいは印刷機の大型化又は印圧の変動等の如
き印刷条件が厳しくなった場合でも、地汚れのない鮮明
な画質の印刷物を多数枚印刷することのできる技術の出
現が望まれる。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点は、導電性支持体上に、少なくとも1層の光
導電性酸化亜鉛と結着樹脂とを含有することから成る光
導電層を設けて成る電子写真感光体を利用した平版印刷
用原版において、該結着樹脂が、下記樹脂〔A〕及び樹
脂〔B〕の少なくとも2種を含有して成る事を特徴とす
る電子写真式平版印刷用原版により解決されることが見
出された。
(i)樹脂〔A〕 ;分解により少な(とも1つのカル
ボキシル基を生成する官能基を少なくとも1種含有する
樹脂 (ii)樹脂〔B〕 ;熱及び/又は光硬化性樹脂本発
明は平版印刷用原版の光導電層の結着樹脂の少なくとも
1部に、分解して少なくとも1個のカルボキシル基を生
成する官能基を少なくとも1種含有する樹脂と熱及び/
又は光硬化性樹脂とを用いる事を特徴としている。これ
により本発明による平版印刷用原版は、原画に対して忠
実な複写画像を再現し、非画像部の親水性が良好である
ため地汚れも発生せず、光導電層の平滑性及び静電特性
が良好であり、更に耐剛力が優れているという利点を有
する。
更に、本発明の平版印刷用原版は製版処理時の環境に左
右されず、また処理前の保存性に優れているという特徴
を有する。
以下に、本発明において用いられる分解して少なくとも
1個のカルボキシル基を生成する官能基(以下単に、カ
ルボキシル基生成官能基と称することもある)について
詳しく説明する。
本発明のカルボキシル基生成官能基は分解によってカル
ボキシル基を生成するが、1つの官能基から生成するカ
ルボキシル基は1個でも2個以上でもよい。
本発明の1つの好ましい態様によれば、カルボキシル基
生成官能基含有樹脂は、−形成(1)(−COO−Ll
 )で示される官能基を少な(とも1種含有する樹脂で
ある。
一般式(1)(−Coo−L、)において、N=CHQ
+、  CQz、  NHOH。
但し、R1+ R,l は互いに同じでも異なっていて
もよく、水素原子又は脂肪族基を表わし、Xは、芳香族
基を表わし、°Zは、水素原子、ハロゲン原子、トリハ
ロメチル基、アルキル基、  −CN。
−No□、  5C1zR+’  (但し、R1’は炭
化水素基を示す)、−cooRz’  (但しR1′は
炭化水素基を示す)、又は、−〇−Rz’  (但し、
R31は炭化水素基を示す)を表わし、n、 mは、0
.l。
又は2を表わす。
Rs 、Ra 、Rsは、互いに同じでも異なっていて
もよく、炭化水素基又は−〇−R,’  (但し、R4
’は炭化水素基を示す)を表わし、Mは、Si。
Sn又はTiを表わす。
Q、 、 Q、は、各々、炭化水素基を表わす。
Y、は酸素原子又はイオウ原子を表わし、R6、R1、
R1は同じでも異なってもよく、各々水素原子又は脂肪
族基を表わし、pは5または6の整数を表わす。Y2は
環状イミド基を形成する有機残基を表わす。
一般式(Coo  L+ )の官能基は、分解によって
カルボキシル基を生成するものであり、以下更に詳しく
説明する。
Rt 聡 し、が +C)−(−X )=−Zを表わす場合におい
て、直 Rz Rt、Rzは、互いに同じでも異なっていてもよく好ま
しくは水素原子、又は置換されてもよい炭素数1−12
の直鎖状又は分枝状アルキル基(例えばメチル基、エチ
ル基、プロピル基、クロロメチル基、ジクロロメチル基
、トリクロロメチル基。
トリフルオロメチル基、ブチル基、ヘキシル基。
オクチル基、デシル基、ヒドロキシエチル基、3−クロ
ロプロピル基等)を表わし、Xは好ましくは置換されて
もよいフェニル基又はナフチル基(例えばフェニル基、
メチルフェニル基、クロロフェニル基、ジメチルフェニ
ル基、クロロメチルフェニル基、ナフチル基等)を表わ
し、2は好ましくは水素原子、ハロゲン原子(例えば塩
素原子、フッ素原子等)、トリハロメチル基(例えばト
リクロロメチル基、トリフルオロメチル基等)、炭素数
1〜12の置換されてもよい直鎖状又は分枝状アルキル
基(例えば、メチル基、クロロメチル基、ジクロロメチ
ル基、エチル基、プロピル基。
ブチル基、ヘキシル基、テトラフルオロエチル基。
オクチル基、シアノエチル基、クロロエチル基等)、C
N、  Not 、   5OzRs’  (R+’は
脂肪族基(例えば炭素数1〜12の置換されてもよいア
ルキル基:具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基
、ブチル基、クロロエチル基、ペンチル基、オクチル基
等、炭素数7〜12の置換されてもよいアラルキル基:
具体的にはベンジル基、フェネチル基、クロロベンジル
基、メトキシベンジル基、クロロフェネチル基、メチル
フェネチル基等)又は芳香族基(例えば置換基を含有し
てもよいフェニル基又はナフチル基:具体的には、フェ
ニル基、クロロフェニル基、ジクロロフェニル基。
メチルフェニル基、メトキシフェニル基、アセチルフェ
ニル基、アセトアミドフェニル基、メトキシカルボニル
フェニル基、ナフチル基9等)を表わす) 、−COO
Rz’  (Rz’は上記R1’と同義である)又は−
〇−R,’  (R3’は上記R、1と同義である)を
表わす。n、 mは0.1又は2を表わす。
R1 す場合について、より具体的に説明すると、以下の様な
置換基例を挙げることができる。
例えば、β、β、β−トリクロロエチル基、β。
β、β−トリフルオロエチル基、ヘキサフルオロ−1−
プロピル基、−CH,÷CF2CF2)?−H基(nl
は1〜5を示す)、2−シアノエチル基。
2−二トロエチル基、2−メタンスルホニルエチル基、
2−エタンスルホニルエチル基、2−ブタンスルホニル
エチル基、ベンゼンスルホニルエチル基、4−ニトロベ
ンゼンスルホニルエチル基。
4−シアノベンゼンスルホニルエチル基、4−)チルベ
ンゼンスルホニルエチル基、置換基を含有してもよいベ
ンジル基(例えばベンジル基、メトキシベンジル基、ト
リメチルベンジル基、ペンタメチルベンジル基9.ニト
ロベンジル基等)、置換基を含有してもよいフェナシル
基(例えばフェナシル基、ブロモフェナシル基等)、置
換基を含有してもよいフェニル基(例えばフェニル基、
ニトロフェニル基、シアノフェニル基、メタンスルホニ
ルフェニル基、トリフルオロメチルフェニル基。
ジニトロフェニル基9等)を表わす。
R3 ■ 又り、が−M−R,を表わす場合において、Rz。
s R,、R%は互いに同じでも異なっていてもよく、好ま
しくは炭素数1〜18の置換されてもよい脂肪族基〔脂
肪族基はアルキル基2.アルケニル基。
アラルキル基、又は脂環式基を示し、置換基としては例
えばハロゲン原子、−CN基、−OH基、−〇−Q’ 
 (Q’はアルキル基、アラルキル基。
脂環式基、アリール基を示す)等が挙げられる〕、炭素
数6〜18の置換されてもよい芳香族基(例エバフェニ
ル基、トリル基、クロロフェニル基。
メトキシフェニル基、アセトアミドフェニル基。
ナフチル基等)、又は−ORa’  CRa’は置換さ
れてもよい炭素数1〜12のアルキル基、置換されても
よい炭素数2〜12のアルケニル基、置換されてもよい
炭素数7〜12のアラルキル基、炭素数5〜18の置換
されてもよい脂環式基、炭素数6〜18の置換されても
よいアリール基を示す〕を表わす。
MはSi、Ti、又はSnの各原子を表わし、より好ま
しくはSi原子を表わす、又LIが−N=GHQ+又は
−C−Q、を表わす場合においては、Q、、Q、は好ま
しくは各々炭素数1〜18の置換されてもよい脂肪族基
(脂肪族基としては、アルキル基、アルケニル基、アラ
ルキル基。
脂環式基を示す。置換基としては例えば、ハロゲン原子
、CN基、アルコキシ基等を挙げることができる)又は
炭素数6〜18の置換されてもよいアリール基(例えば
フェニル基、メトキシフェニル基、トリル基、クロロフ
ェニル基、ナフチル基等)を表わす。
Ylは酸素原子又はイオウ原子を表わす、R8、R−I
、Reは互いに同じでも異なっていてもよく、好ましく
は水素原子、置換されてもよい炭素数1〜18の直鎖状
又は分岐状アルキル基(例えばメチル基、エチル基、プ
ロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル
基、ドデシル基、オクタデシル基、クロロエチル基、メ
トキシエチル基、メトキシプロピル基2等)、置換され
てもよい脂環式基(例えばシクロペンチル基、シクロヘ
キシル基等)、置換されてもよい、炭素数7〜12のア
ラルキル基(例えばベンジル基、フェネチル基、クロロ
ベンジル基、メトキシベンジル基。
等)又は、置換されてもよい芳香族基(例えばフェニル
基、ナフチル基、クロロフェニル基、トリル基、メトキ
シフェニル基、メトキシカルボニルフェニル基、ジクロ
ロフェニル基等)又は−〇−Rs’  (Rs’は、炭
化水素基を表わし、具体的には、上記R&、R?、R1
の炭化水素基と同一の置換基類を示す)を表わす。
pは5又は6の整数を表わす。
Ytは、環状イミド基を形成する有機残基を表わす。好
ましくは、−形成(II)又は(I[[)で示される有
機残基を表わす。
式(1中、R9、R1(lは各々同じでも異なってもよ
く、各々水素原子、ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭
素原子等)、炭素数1〜18の置換されてもよいアルキ
ル基(例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル基、
ヘキサデシル基。
オクタデシル基、2−クロロエチル基、2−メトキシエ
チル基、2−シアノエチル基、3−クロロプロピル基、
2−(メタンスルホニル)エチル基。
2−(エトキシオキシ)エチル基9等)、炭素数7〜1
2の置換されてもよいアラルキル基(例えば、ベンジル
基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、メチルベ
ンジル基、ジメチルベンジル基、メトキシベンジル基、
クロロベンジル基、ブロモベンジル基9等)、炭素数3
〜18の置換されてもよいアルケニル基(例えば、アリ
ル基、3−メチル−2−プロペニル基、2−へキセニル
基。
4−プロピル−2−ペンテニイル基、12−オクタデセ
ニル基2等)、S  Rh’  CRh’は前記R9又
はR1<1のアルキル基、アラルキル基、アルケニル基
と同一の内容を表わす置換基、又は置換されてもよい了
り−ル基(例えばフェニル基、トリル基、クロロフェニ
ル基、ブロモフェニル基、メトキシフェニル基、エトキ
シフェニル基、エトキシカルボニルフェニル基2等)、
又は−Nu(R,’(R1′は前記R&’と同一の内容
を表わす)を表わす。又、R9とR3゜で環を形成する
残基を表わしてもよい〔例えば5〜6員環の単環(例え
ばシクロペンチル環、シクロヘキシル環)、又は5〜6
員環のビシクロ環(例えば、ビシクロへブタン環、ビシ
クロへブタン環、ビシクロオクタン環。
ビシクロオクテン環9等)、更には、これらの環は、置
換されなくてもよく、置換基としては、R9、Ro。で
前記した内容と同一のものを含む。)qは2又は3の整
数を表わす。
式(III)中、R□、R1□は、同一でも異なっても
よく、前記R,、R,。と同一の内容のものを表わす。
更には、R11とR11+は、連続して芳香族環を形成
する有機残基を表わしてもよい(例えば、ベンゼン環、
ナフタレン環、等)。
本発明の好ましい他の1つの態様として、−形成(TV
)  (−co−t、t )で示される官能基を少なく
とも1種含有する樹脂である。
−形成(■)(−Co−Lx)においてR2は を表わす。但し、R111RIar RIar Rrb
+ R+tは、各々水素原子又は脂肪族基を表わす。
脂肪族基としては、好ましくは前記R,、R,、Rsの
置換基と同一の内容を表わす。又、R14とRI%及び
R1&、R1?は連結して、縮合環を形成してもよい有
機残基を表わす。好ましくは5〜6員環の単環(例えば
シクロペンチル環、シクロヘキシル環等)、5員〜12
員環の芳香族環(例えば、ベンゼン環、ナフタレン環、
チオフェン環、ピロール環、ピラン環、キノリン環1等
)等を表わす。
更に、本発明の好ましい他の1つの態様として、下記−
形成(V)で示されるオキサシロン環を少な(とも1種
含有する樹脂である。
−形成(V) 一般式(V)において、R1@、R+qは、互いに同じ
でも異なっていてもよく各々水素原子、炭化水素基を表
わすか又は、R1@とRI9とが一緒に環を形成しても
よい。
好ましくは、R11l、RI9は、互いに同じでも異な
ってもよく、各々水素原子、置換されていてもよい炭素
数1〜12の直鎖状又は分岐状アルキノジ基(例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基
、2−クロロエチル基、2−メトキシエチル基、2−メ
トキシカルボニルエチル基、3−ヒドロキシプロピル基
等)、置換されていてもよい炭素数7〜12のアラルキ
ル基(例エバベンジル基、4−クロロベνジル5.4−
7’セトアミドベンジル基、フェネチル基、4−メトキ
シベンジル基9等)、置換されていてもよい炭素数2〜
12のアルケニル基(例えばエチレン基。
アリル基、イソプロペニル基、ブテニル基、ヘキセニル
基等)、置換されていてもよい5〜7員環の脂環式基(
例えばシクロペンチル基、シクロヘキシル基、クロロシ
クロヘキシル基等)、置換されてもよい芳香族基(例え
ばフェニル基、クロロフェニル基、メトキシフェニル基
、アセトアミドフェニル基、メチルフェニル基、ジクロ
ロフェニル基、ニトロフェニル基、ナフチル基、ブチル
フェニル基、ジメチルフェニル基等)を表わすか又は、
R111とRIGとが一緒に環(例えば、テトラメチレ
ン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基等)を形成
してもよい。
本発明に用いられる一般式(1)〜(V)で示される官
能基の群から選択される官能基を少なくとも1種含有す
る樹脂は、重合体に含有されるカルボキシル基を反応に
よって一般式(−COO−LI〕あるいは(−CO−L
g )の官能基に変換する、いわゆる高分子反応による
方法、又は、−形成(−COO−Ll )あるいは(−
Co−L、3の官能基を1種又はそれ以上含有する1種
又はそれ以上の単量体の又は、該単量体及びこれと共重
合し得る他の単量体の重合反応により重合体とする方法
により得られる。
これらの方法は、例えば、日本化学金属、「新実験化学
講座第14巻、有機化合物の合成と反応〔V〕」第25
35頁(丸善株式会社刊)、岩倉義勇:栗田恵輔著、「
反応性高分子」第170頁(講談社刊)等の総説引例の
公知文献等に詳細に記載されている。
重合体中の一般式(−Coo−Ll )あるいは[−C
O(Z ]の官能基を任意に調整し得ることあるいは、
不純物を混入しないこと等の理由から、−形成(−Co
o−Ll )あるいは(−Co。
−t、z )の官能基を1種又はそれ以上含有する単量
体から重合反応により製造する方法が好ましい。
具体的には重合性の二重結合を含むカルボン酸類あるい
はその酸ハライド類を、例えば前記した公知文献等に記
載された方法に従って、そのカルボキシル基を一般式(
−Coo−L、)あるいは(−CO−Lt )の官能基
に変換した後、重合反応を行ない製造することができる
また、−形成(V)で示されるオキサシロン環を含有す
る樹脂は、該オキサシロン環を含有する1種又はそれ以
上の単量体又は該単量体及びこれと共重合し得る他の単
量体の重合反応により重合体とする方法により得られる
このオキサシロン環を含有する単量体は、重合性不飽和
結合を含有するN−アシロイル−α−アミノ酸類の脱水
閉環反応により製造することができる。具体的には、岩
倉義勇、栗田恵輔、「反応性高分子」第3章(講談社刊
)の総説引例の文献記載の方法によって製造することが
できる。
これらの単量体と共重合しうる他の単量体としては、例
えば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル。
酪酸ビニル、酢酸アリル、プロピオン酸アリル等の如き
脂肪族カルボン酸ビニルあるいはアリルエステル類、ア
クリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、マ
レイン酸、フマール酸等の如き不飽和カルボン酸のエス
テル類又はアミド類、スチレン、ビニルトルエン、α−
メチルスチレンの如きスチレン誘導体、α−オレフィン
類、アクリロニトリル、メタクロニトリル、N−ビニル
ピロリドンの如きビニル基置換のへテロ環化合物等が挙
げられる。
前記した如く、重合反応で所望の樹脂を製造する方法に
おいて用いられる一般式(I)〜(V)の官能基を含有
する共重合体成分について更に具体的に述べると、例え
ば下記−形成(Vl)の如き成分が挙げられる。但しこ
れらの共重合体成分に限定されるものではない。
一般式(VI) x’ −y’ −w 式(Vl)中、X′は、−O−、−CO−。
d+ ■ −Coo−、−0CO−,−N−Co−。
−CHzCOO−、−C)1.0CO−、柱)−11′ t 芳香族基、又はへテロ環基を示す〔但し、dl。
da、ds、daは、各々水素原子、炭化水素基。
又は式(Vl)中の−←Y’−W)を表わし、bl+b
tは同じでも異なっていてもよ(、水素原子、炭化水素
基又は式(Vl)中の→Y’−W)を表わし、lはO〜
18の整数を示す〕。
Y′は、結合基X′と結合基(W)を連結する、ヘテロ
原子を介していてもよい炭素−炭素結合を表わしくヘテ
ロ原子としては、酸素原子、イオウ原子、窒素原子を示
す)、 偽 +C)I−CH+、−〇−、−3−、−N−。
−Coo−1−CONH−、−3o、−。
−SO□NH−、NHCOO−、−NI(CONH−。
等の結合単位の単独又は組合せの構成より成るものであ
る(但しb:i、b4.bsは、各々前記bl+b2と
同義である。) Wは式(1)〜(V)で表わされる官能基を表わす。
a1ga!は同じでも異なっていてもよく、水素原子、
ハロゲン原子(例えば塩素原子、臭素原子等)、シアノ
基、炭化水素基(例えば、メチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、メトキシカルボニル基、エトキシカル
ボニル基、プロポキシカルボニル基、ブトキシカルボニ
ル基、ヘキシルオキシカルボニル基、メトキシカルボニ
ルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、ブトキシカ
ルボニルメチル基9等の置換されてもよい炭素数1〜1
2のアルキル基、ベンジル基、フェネチル基等のアラル
キル基、フェニル基、トリル基、シリル基、クロロフェ
ニル基等のアリール基等)、又は式(Vl)中の−W基
を含む置換基で置換されていてもよい、炭素数l〜18
のアルキル基、アルケニル基、アラルキル基、脂環式基
、芳香族基を示す)を表わす。
又、式(Vl)中の(−X’ −Y’ −)結合残基は
−〔C−)一部と−Wを直接連結させてもよい。
Wは、−形成(1)〜(V)で表わされる記号内容を表
わす。
本発明の一般式(1)〜(V)で表わされる官能基〔式
(Vl)中のW基〕について具体的例を以下に述べる。
但し、本発明の範囲はこれらに限定されるものではない
Hs C3H”r Cb Hs (10)    Coo  Si  CH3Cb H5 CHICbHs (12)  −COOCH,CF3 N NO□ NO□ CH。
gHs C,H。
CHt Cb H5 (48)  −COOCHzOCHz (50)   C00C(ChHs)s(51)  −
COOCI((CaHs)z本発明の樹脂〔A〕におけ
るカルボキシル基生成官能基を含有する重合体成分は、
樹脂〔A〕が共重合体である場合には、全重合体中の0
. 1〜95重量%、特に0.5〜70重量%、である
ことが好ましい。また、樹脂〔A〕の重合体の分子量は
103〜106、特に5X10”〜5X10S、である
ことが好ましい。
更に、本発明の樹脂〔A〕は、好ましくは樹脂(B)と
加熱又は光照射等によって、架橋反応をする官能基を含
有する。それらの官能基としては、後述の樹脂(B)中
に含有される架橋反応を糸す官能基と同様の官能基を挙
げることができる。
これらの官能基を含有する共重合体成分に相当する単量
体としては、樹脂〔A〕におけるカルボキシル基生成官
能基を含有する重合体成分(例えば−形成(Vl)の化
合物)と共重合し得る、該架橋性官能基を含有するビニ
ル系化合物を拳げろことができる。
例えば、高分子データ「高分子データ・ハンドブック〔
基II)J培風館(1986刊)等に記載されている。
具体的には、アクリル酸α及び/又はβ置換アクリル酸
(例えばα−アセトキシ体、α−アセトキシメチル体、
α−(2−アミノメチル体、α−クロロ体、α−ブロモ
体、α−フロロ体、α−トリブチルシリル体、α−シア
ノ体、β−クロロ体、β−ブロモ体、α−クロロ−β−
メトキシ体、α、β−ジクロロ体等)、メタクリル酸、
イタコン酸、イタコン酸半エステル類、イタコン酸半ア
ミド類、クロトン酸、2−アルケニルカルボン酸類(例
えば2−ペンテン酸、2−メチル−2−ヘキセン酸、2
−オクテン酸、4−メチル−2−ヘキセン酸、4−エチ
ル−2−オクテン酸等)、マレイン酸、マレイン酸半エ
ステル類、マレイン酸半アミド類、ビニルベンゼンカル
ボン酸、ビニルベンゼンスルホン酸、ビニルスルホン酸
、ビニルホスホ酸、ジカルボン酸類のヒ:ニル基又はア
リル基の半エステル誘導体、及びこれらのカルボン酸又
はスルホン酸のエステル誘導体、アミド誘導体の置換基
中に該官能基を含有する化合物等が挙げられる。
以上の如き、本発明の樹脂〔A〕において、前記した架
橋性官能基を含有する場合「゛該架橋性官能基を含有す
る共重合体成分の含有量」は、樹脂〔A〕中の好ましく
は1〜20重量%、より好ましくは3〜10重量%であ
る。
一方、本発明に供せられる樹脂〔B〕は、熱及び/又は
光によって架橋反応を行なう硬化性樹脂であり、好まし
くは、前記した樹脂〔A〕中の官能基と架橋反応を行な
うものである。
好ましくは熱硬化性樹脂として、具体的には、遠藤剛「
熱硬化性高分子の精密化(C,M、 C。
■、1986年刊)、原崎勇次「最新バインダー技術便
覧」第11−1章(総合技術センター、1985年刊)
、大津隆行「アクリル樹脂の合成・設計と新用途開発」
 (中部経営開発センター出版部、1985年刊)、大
森英三「機能性アクリル系樹脂」 (テクノシステム 
1985年刊)等の総説に引例された熱硬化性樹脂とし
て従来公知の樹脂が用いられる0例えば、ポリエステル
樹脂、変性されていないエポテン樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、アルカン酸ビニル樹脂、変性ポリアミド樹脂、
フェノール樹脂、変性アルキッド樹脂、メラミン樹脂、
アクリル樹脂、イソシアナート系樹脂等が用いられる。
光硬化性樹脂として具体的には、乾英夫、永松元太部、
「感光性高分子」 (講談社、1977年刊)、角田隆
弘、「新感光性樹脂」 (印刷学会出版部、1981年
刊) 、G、 E、 Green and B、 P+
5trark+ J、 Macro、 Set、 Re
as、 Macro Chew、、 C21(2)、1
87〜273 (1981〜82)、C,G、Ratt
ey、  rPhotopoly+5irizatio
n of SurfaceCootings J (A
、 Wiley InterScience Pub。
1982年刊)、等の総説に引例された光硬化性樹脂と
して従来公知の感光性樹脂等が用いられる。
更に具体的には、例えば加熱又は光照射等によって架橋
反応をする官能基を含有する重合体を挙げることができ
該架橋性官能基の例としては、下記の如く異なる官能基
間の化学結合によるタイプ(例えば下表の官能基A群及
びB群が各々少なくとも1種を組合せて反応する) 又は、自己架橋性官能基によるタイプ〔具体的には、−
CONHCHI ORz。(R2゜は水素原子又はメチ
ル基、エチル基、プロピル基、ブチル基。
ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基、下記式〔A
〕で示される重合反応性を有する二重結合性基等〕が挙
げられる。
式()中X#は、−coo−、−oco−。
CO、Sow  、  C0NH、SowNH−、−〇
−、−3−、芳香族基又はヘテロ環基を表わし、X、、
X、は同じでも異なってもよく、それぞれ水素原子又は
置換されてもよい炭化水素基(例えば、メチル基、エチ
ル基、プロピル基。
ブチル基、ヘキシル基、カルボキシメチル基、メトキシ
カルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基、ブ
トキシカルボニルメチル基、2−クロロエチル基、2−
メトキシエチル基、エトキシメチル基、ベンジル基、フ
ェネチル基、3−フェニルプロピル基、クロロベンジル
基、ブロモベンジル基、メチルベンジル基、メトキシベ
ンジル基。
フェニル基、トリル基、キシリル基、メトキシフェニル
基、クロロフェニル基、ブロモフェニル基等)を表わし
、rは0又はlの整数を表わす。
これらの官能基を含有する共重合体成分に相当する単量
体としては、例えば、該架橋性官能基を含有するビニル
系化合物、(具体的には樹脂〔A〕で記載のものと同様
)を挙げることができる。また、該架橋性官能基を含有
する共重合成分と共重合し得る他の各成分に相当する単
量体の具体的な例は、樹脂〔A〕と同様のものが挙げら
れる。
樹脂(B)における「架橋し得る官能基を含有する共重
合体成分の含有量」は、1〜80重量%が特に好ましい
樹脂(B)の重量平均分子量は好ましくは103〜5X
10’、より好ましくは5X10’〜5×10’である
本発明において樹脂(B)である熱及び/又は光硬化性
樹脂を併用することにより樹脂〔A〕と樹脂(B)の架
橋及び/又は樹脂(B)同志の架橋が形成されるもので
ある。
本発明に用いる樹脂〔A〕と樹脂(B)の使用量の割合
は、一般に5〜80対95〜20(重量比)であり、好
ましくは15〜60対85〜40(重量比)である。
本発明では、必要に応じて反応促進剤を添加してもよい
。例えば、樹脂(B)が熱硬化性の官能基を含有する樹
脂の場合には、酸(例えば酢酸。
プロピオン酸、酪酸等の有機酸等)あるいは架橋剤を添
加してもよい。
用いられる架橋剤としては、通常架橋剤として用いられ
る化合物を使用することができる。具体的には、山下晋
三、金子東助績「架橋剤ハンドブック」大成社刊(19
81年)高分子学会編r高分子データハンド・ブック「
基礎編」培風館(1986年)等に記載されている化合
物を用いることができる。例えば、有機シラン系化合物
(例えば、ビニルトリメトチジシラン、ビニルトリブト
キシシラン、γ−グリシドキシプロビルトリメトキシシ
ラン、T−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ
−アミノプロピルトリエトキシシラン等のシランカップ
リング剤等)、ポリイソシアケート系化合物(例えば、
トルイレンジイソシアナート、n−トルイレンジイソシ
アナート、ジフェニルメタンジイソシアナート、トリフ
ェニルメタトリイソシアナート、ポリメチレンフェニル
イソシアナート、ヘキサメチレン会ジイソシアナート。
イソホロンジイソシアナート、高分子ポリイソシアナー
ト等)、ポリオール系化合物(例えば、1゜4−ブタン
ジオール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキ
シアルキレングリコール、1゜1、 1−)リメチロー
ルプロパン等)、ポリアミン系化合物(例えば、エチレ
ンジアミン、  7−hドロキシプロピル化エチレンジ
アミン、フェニレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン
、N−アミノエチルピペラジン、変性脂肪族ポリアミン
類等)ポリエポキシ基含有化合物及びエポキシ樹脂(例
えば、垣内弘編著C新エポキシ樹脂」昭見堂(1985
年刊)、橋本邦之編著「エポキシ樹脂」日刊工業新聞社
(1969年刊)等に記載された化合物類)メラミン樹
脂(例えば、三輪一部、松永英夫編著「ユリア・メラミ
ン樹脂」日刊工業新聞社(1969年刊)等に記載され
た化合物類)。
重合性=重結合基を2個以上含有する多官能性単量体化
合物(例えば、大河原信、三枝武夫、東村敏延編「オリ
ゴマー」講談社(1976年刊)。
大森英三「機能性アクリル系樹脂」テクノシステム(1
985年刊)等に記載された化合物類が挙げられ具体的
にはジビニルベンゼン、ジビニルケルタコン酸ジエステ
ル、メタクリル酸ビニル、メタクリル酸アクリル、エチ
レングリコールジメタクリラード、ポリエチレングリコ
ールジアクリラートネオペンテルグリコールジアクリラ
ート。
1.6−ヘキサンシオールジアクリラート、トリメチロ
ールプロパントリアクリラート、ペンタエリスリトール
ポリアクリラート、ビスフェノールA−ジグリシジルエ
ーテルジアクリラート、オリゴエステルアクリラート:
これらのメタクリラート体等がある。) 又、樹脂(B)が光架橋反応性の官能基を含有する樹脂
の場合には増悪剤、光重合体単量体等を添加してもよい
。具体的には前記した感光性樹脂に関する総説に引例さ
れた化合物等を用いることができる。
本発明の結着樹脂は、感光層形成物を塗布した後架橋さ
れる。架橋を行なうためには、例えば、乾燥条件を高温
度及び/又は長時間とするか又は塗布溶剤の乾燥後、更
に加熱処理することが好ましい。□例えば60℃〜12
0℃で5〜120分間処理する。
又光架橋性樹脂を併用した感光層形成物の場合は、塗布
した後に、電子線、X線、紫外線あるい  ゛はプラズ
マ光照射をすることにより架橋され乾燥中のみならず、
その前あるいは後でもいずれでもよく、上記乾燥条件の
加熱により反応はより促進する。上述の反応促進剤を併
用すると、より穏やかな条件で処理することができる。
本発明に供される樹脂とともに従来公知の樹脂も併用す
ることができる。例えば、前記した如きシリコーン樹脂
、アルキッド樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂
、スチレン−ブタジェン樹脂、アクリル樹脂等があげら
れ、具体的には、栗田隆治・石渡次部、高分子、第17
巻、第278頁(1968年)、宮本晴視、武井秀彦、
イメージング、1973(Nα8)第9頁等の総説引例
の公知材料等が挙げられる。
本発明に供される樹脂と公知の樹脂とは任意の割合で混
合することができるが、全樹脂量中のヒドロキシル基生
成官能基含有樹脂の含有量が0゜5〜70重景%重量含
有されていることが適当である。
全樹脂量中の上記含有量が0. 5重量%より少ないと
、得られた平版印刷用原版は、不感脂化液・湿し水によ
る不感脂化処理により生ずる親水性が充分でなく、印刷
時の汚れが発生する。
一方、70重量%より多いと、複写時の画像形成性が良
くなく且つ、印刷時の光導電層の被膜強度が弱くなり耐
久性が劣化する。
本発明のカルボキシル基生成官能基を少なくとも1種含
有する樹脂〔A〕は、不感脂化液あるいは印刷時用いる
湿し水により加水分解あるいは加水素分解されてカルボ
キシル基を生成する。従うて、前述の如(該樹脂を平版
印刷用原版の結着樹脂として用いると、不惑脂化液によ
り親水性される非画像部の親水性が、樹脂中に生成され
る上記カルボキシル基によってより一層高められる為、
画像部の親油性と非画像部の親水性が明確となり、印刷
時に非画像部に印刷インキが付着するのを防止する。
かかる樹脂〔A〕に更に、本発明の樹脂(B)を併用す
ることで、本発明の樹脂〔A〕と架橋反応が起きる。
一方、エツチング処理及び印刷機上で印刷中の湿し水に
より、分解して生成したカルボキシル基含有の樹脂〔A
〕は、親水性となり、その含有量が多い場合には通常水
溶性となる。
この際、樹脂〔A〕は本発明に従い併用された非水性で
ある樹脂〔B〕と架橋構造を形成していることにより、
親水性を保持したまま水への溶解性が著しく低下し難溶
性もしくは不溶性となる。
従って、非画像部の親水性が樹脂中に生成されるカルボ
キシル基によって、より一層高められる効果が向上し且
つ持続性が向上することとなると推察される。
より具体的な効果で言うならば、全結着樹脂中に含有さ
せる樹脂〔A〕を減量しても、親水性向上の効果が変わ
らず維持できること、あるいは印刷機の大型化あるいは
印圧の変動等印刷条件が厳しくなった場合でも地汚れの
ない鮮明な画質の印刷物を多数枚印刷することが可能と
なる。
本発明の平版印刷用原版は、光導電性亜鉛100重量部
に対して上記した結着用樹脂を10〜60重量部なる割
合、好ましくは15〜40重量部なる割合で使用する。
本発明では、必要に応じて各種の色素を分光増感剤とし
て併用することができる0例えば、宮本晴視、武井秀彦
、イメージング1工1ユ(N118 )第12頁、 C
,J、 Young等、 RCA  Revieill
 5゜469 (1954)、清田航平等、電気通信学
会論文誌J  63−C(Nα2)、97 (1980
)、原崎勇次等、工業化学雑誌66 7B  及び18
B (1963L谷忠昭9日本写真学会誌ユl。
20B (1972)等の総説引例のカーボニウム系色
素、ジフェニルメタン色素、トリフェニルメタン色素、
キサンチン系色素、フタレイン系色素、ポリメチン色素
(例えば、オキソノール色素、メロシアニン色素、シア
ニン色素、ログシアニン色素、スチリル色素等)、フタ
ロシアニン色素(金属含有してもよい)等が挙げられる
更に具体的には、カーボニウム系色素、トリフェニルメ
タン色素、キサンチン系色素、フタレイン系色素を中心
に用いたものとしては、特公昭51−452号、特開昭
50−90334号、特開昭50−114227号、特
開昭53−39130号、特開昭53−82353号、
米国特許第3゜052.540号、米国特許第4. 0
54. 450号、特開昭57−16456号等に記載
のものが挙げられる。
オキソノール色素、メロシアニン色素、シアニン色素、
ログシアニン色素等のポリメチン色素としては、F、 
M、 Harn+mer rThe Cyanine 
Dyes andRelated  Compound
s」等に記載の色素類が使用可能であり、更に具体的に
は、米国特許第3,047,384号、米国特許第3,
110,591号、米国特許第3,121,008号、
米国特許第3゜125.447号、米国特許第3. 1
28. 179号、米国特許第3,132,942号、
米国特許第3,622,317号、英国特許筒1,22
6.892号、英国特許筒1.309,274号、英国
特許筒1,405,898号、特公昭48−7814号
、特公昭55−18892号等に記載の色素が挙げられ
る。
更に、700nm以上の長波長の近赤外〜赤外光域を分
光増感するポリメチン色素として、特開昭47−840
号、特開昭47−44180号、特公昭51−4106
1号、特開昭49−5034号、特開昭49−4512
2号、特開昭57−46245号、特開昭56−351
41号、特開昭57−157254号、特開昭61−2
6044号、特開昭61−27551号、米国特許第3
゜619.15’4号、米国特許第4. 175.95
6号、rResearch Disclosure J
 19 B 2年、216、第117〜11B頁等に記
載のものが挙げられる。本発明の感光体は種々の増感色
素を併用させても、その性能が増悪色素により変動しに
くい点において優れている。更には、必要に応じて、化
学増悪剤等の従来知られている電子写真感光層□用各種
添加剤を併用することもできる。例えば、前記した総説
:イメージング1973(Nα8)第12真等の総説引
例の電子受容性化合物(例えばハロゲン、ベンゾキノン
、クロラニル、酸無水物、有機カルボン酸等)、小門宏
等、「最近の光導電材料と感光体の開発・実用化」第4
章〜第6章:日本科学情報(株)出版部(1986年)
の総説引例のポリアリールアルカン化合物、ヒンダード
フェノール化合物、p−フェニレンジアミン化合物等が
挙げられる。
これら各種添加剤の添加量は、特に限定的ではないが、
通常光導電体100重量部に対して0゜0001〜2.
0重量部である。
光導電層の厚さは1−100μ、特には10〜50μが
好適である。
また、電荷発生層と電荷輸送層の積層型感光体の電荷発
生層として光導電層を使用する場合は電荷発生層の厚さ
は0.01〜1μ、特には0.05〜0. 5μが好適
である。
本発明による光導電層は、従来公知の支持体上に設ける
ことができる。一般に云って電子写真感光層の支持体は
、導電性であることが好ましく、導電性支持体としては
、従来と全く同様、例えば、金属、紙、プラスチックシ
ート等の基体に低抵抗性分質を含浸させるなどして導電
処理したもの、基体の裏面(感光層を設ける面と反対面
)に導電性を付与し、更にはカール防止を図る等の目的
で少なくとも1層以上をコートしたもの、前記支持体の
表面に耐水性接着層を設けたもの、前記支持体の表面層
に必要に応じて少なくとも1層以上のプレコート層が設
けられたもの、Aj!等を蒸着した基体導電化プラスチ
ックを祇にラミネートしたもの等、が使用できる。
具体的に、導電性基体あるいは導電化材料の例として、
坂本幸男、電子写真、  14. 01kLL)。
22〜11 (1975)、森賀弘之、「入門特殊紙の
化学」高分子刊行会(1975)、M、F。
Hoover、 J、 Macromol、 Sci、
 Cheap、 A−4(6) 。
第1327〜1417頁(1970)等に記載されてい
るもの等を用いる。
(実施例) 以下に本発明の実施例を例証するが、本発明の内容がこ
れらに限定されるものではない。
実施例1 n−プロピルメタクリレ−)64g、下記化合物〔A〕
45g、アクリル酸1.0g及びトルエン400gの混
合溶液を、窒素気流下70℃の温度に加温した後、2.
2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル) 
 (V−65) 1. 5gを加え8時間反応した。得
られた共重合体〔A〕=1の重量平均分子量([w)は
43,000であった。
CH。
化合物〔A〕 続いて、固形分量としてこの共重合物15g及び〔プチ
ルメククリレート/アリルメタクリレート(80/20
)重量比〕共重合体〔B〕−1(Ilw  36,00
0)25g、酸化亜鉛200g10−ズベンガル0.0
3g、テトラブロムフェノールブルー0. 01 g及
ヒ無水マレイン酸0゜01g及びトルエン300gの混
合物を、ボールミル中で2時間分散し、更に、この分散
物にアリルメタクリレート10g及びA、  1.  
B、 N、  0゜5gを添加し、ボールミルで10分
間分散して感光層形成物を調整し、これを導電処理した
紙に乾燥付着量が20g/rrfとなるようにワイヤー
バーで塗布し、100°Cで1時間乾燥した。ついで暗
所で20℃、65%RHの条件下で24時間放置するこ
とにより、電子写真感光材料を作製した。
上記製造例において、感光層形成物を以下の共重合体に
代えて、比較用の感光材料A、 B、 C。
の3種を作製した。
比較用感光材料A: n−プロピルメタクリレート54g、前記化合物〔A〕
45g、アクリル酸1.0g及びトルエン400gの混
合溶液を窒素気流下70°Cの温度に加温した後、V−
651,5gを加え8時間反応した。得られた共重合体
〔A〕−2の′gtwは40.000であった。続いて
固形分量としてこの共重合体40g、酸化亜鉛200g
、ローズベンガル0.03g、テトラブロムフェノール
ブルー0.01g及び無水マレイン酸0.01g及びト
ルエン300gの混合物をボールミル中で2時間分散し
て感光層形成物を調整し、これを導電処理した紙に乾燥
付着量が20g/rrfとなる様にワイヤーバーで塗布
し、100°Cで1分間乾燥した。
ついで暗所で20°C165%RHの条件下で24時間
放置することにより、電子写真感光材料を作製した。
比較用感光材料B: 比較例Aにおいて、樹脂〔A〕−2の代わりに、[A]
−1,15g及び〔ブチルメタクリレート/n−プロピ
ルメタクリレート(80/20)重量比〕共重合体CB
−2)(uw40,000)25gを用いた他は、比較
例Aと同様にして感光材料を作製した。
比較用感光材料C: 比較例Aにおいて、樹脂〔A〕−2の代わりに、〔ブチ
ルメタクリレート/n−プロピルメタクリレート/アク
リル酸(80/19/1)重量比〕共重合体(B)−3
(iw38,000)40gを用いた他は、比較例Aと
同様にして感光材料を作製した。
これらの感光材料の皮膜性(表面の平滑度)、静電特性
、光導電層の不惑脂化性(不惑脂化処理後の光導電層の
水との接触角で表わす)及び印刷性を調べた。印刷性は
、全自動製版機ELP404■(富士写真フィルに■製
)に現像剤ELP−Tを用いて、露光・現像処理して画
像を形成し、不惑脂化液ELP−Eを用いてエツチング
プロセッサーでエツチングして得られた平版印刷版を用
いて調べた(なお、印刷機にはハマダスター■製ハマダ
スター5oosx型を用いた)。
以上の結果をまとめて表−1°に示す。
表−1 表−1に記した評価項目の実施の態様は以下の通りであ
る。
注1)光導電層の平滑性: 得られた感光材料を、ベック平滑度試験機(熊谷理工■
製)を用い、空気容量leeの条件にて、その平滑度(
sec/cc)を測定した。
注2)静電特性: 温度20℃、65%RHの暗室中で、各感光材料にペー
パーアナライザー(川口電機■製ペーパーアナライザー
5P−428型)を用いて一6KVで20秒間コロナ放
電をさせた後10秒間放置し、この時の表面電位■。を
測定し、ついで光導電層表面を照度2.0ルツクスの可
視光で照射し、表面電位■。が1/lOに減衰するまで
の時間を求め、これから露光量E1/10(ルックス・
秒)を算出する。
注3)水との接触角: 各感光材料を、不感脂化処理液ELP−E(富士写真フ
ィルム■製)を用いてエツチングプロセッサーに1回通
して光導電層面を不感脂化処理した後、これに蒸留水2
μ!の水滴を乗せ、形成された水との接触角をゴニオメ
ータ−で測定する。
注4)複写画像の画質: 各感光材料及び全自動製版機ELP404V(富士写真
フィルム■製)を1昼夜常温・常温(20℃、65%)
に放置した後、製版して複写画像を形成し、得られた複
写原版の画像(カブリ、画像の画質)を目視で観察する
(これを■とする)。複写画像の画質■は、製版を高温
・高温(30°C280%)で行なう他は、前記■と同
様の方法で試験する。
注5)印刷物の地汚れ: 各感光材料を、全自動製版機ELP404V(富士写真
フィルム■製)で製版してトナー画像を形成し、上記性
3)と同条件で不惑脂化処理し、これをオフセットマス
ターとしてオフセット印刷機(ハマダスター■製ハマダ
スター5oosx型)にかけ上質紙上に500枚印刷し
、全印刷物の地汚れを目視により判定する。
これを印刷物の地汚れ■とする。
印刷物の地汚れ■は、不感脂化処理液を5倍に希釈し、
且つ、印刷時の湿し水を2倍に希釈した他は、前記の地
汚れ■と同様の方法で印刷機の印圧を強めにして試験し
、印刷物の地汚れの発生するまでの枚数で評価する。
■の場合は、■よりも厳しい条件で印刷したことに相当
する。
本発明及び比較例A、 Bの感光材料を用いて得られた
複写画像はいずれも鮮明な画質であって、比較例Cのそ
れは光導電層表面の平滑性が悪化した。又、各感光材料
を(30°C980%)の環境   □下で製版した所
比較例Cは、その複写画像が著しく低下してしまった(
地力ブリが発生し、画像濃度が0.6以下となった)。
更に、不感脂化液で不感脂化処理した各感光材料の水と
の接触角は、比較例C以外は15°以下と小さく充分に
親水化されていることを示した。
又、これらをオフセット印刷用マスタープレートとして
印刷してみると、非画像部の地汚れの発生しない良好な
ものは、本発明比較例A及び比較例Bのプレートであっ
た。更にこれらのプレートを印刷機の印圧条件を強制に
して印刷した所、本発明のプレートは1万枚印刷しても
印刷物の画質は良好で地汚れも発生しなかったが、比較
例Aのプレートは5000枚、比較例Bのプレートは7
500枚で印刷物に地汚れを発生した。
又本発明の感光材料を(45℃ 75%RH)の環境条
件下に2週間放置後、前記と同様にして電子写真特性及
び印刷実技特性を測定したが、殆んど変化していなかっ
た。
実施例2〜3 実施例1において、用いた樹脂の代わりに本発明の樹脂
〔A〕として表−2の共重合体それぞれ12g及び樹脂
(B)として[ベンジルメタクリレート/ビニルメタク
リレート(75/25) 重l比]共重合体(B−1)
28gを用いた他は、実施例1と同様に操作して、本発
明の各感光材料を作製した。
表−2 (重量比) これを実施例1と同穣の装置で製版した所、得られたオ
フセット印刷用マスタープレートの濃度は1.0以上で
画質は鮮明であった。更にエツチング処理して印刷機で
印刷した所、1万枚印刷後の印刷物は、カプリのない鮮
明な画質であった。
更に、この感光材料を(45°C175%RH)の環境
条件下に2週間放置した後全く同様の処理を行なったが
、経時前と全(変わらなかった。
実施例(14〜16) 樹脂〔A〕として下記の共重合組成比(重量比)から成
る共重合体20g及び [重量平均分子量160001 樹脂(B)として表−3に示す共重合体を各22gとし
た他は、実施例1と同様の組成物でボールミルで2時間
分散して怒光層形成物を調製しこれを導電処理した紙に
乾燥付着量が25g/rl′fとなる°ようにワイヤー
バーで塗布し、105°Cで1時間乾燥し、ついで暗所
で20°C165%RHの条件下で24時間放置するこ
とにより、電子写真感光材料を作製した。
表−3 これを実施例1と同様の装置で製版した所、得られたオ
フセット印刷用マスタープレートの濃度は1. 0以上
で画質は鮮明であった。更にエツチング処理して印刷機
で印刷した所、1万枚印刷後の印刷物は、カブリのない
鮮明な画質であった。
実施例17 樹脂〔A〕及び樹脂〔B〕として、各々表−4の樹脂を
各々22g及び18gとした他は、実施例13と同様に
操作して感光材料を作製した。
これを実施例1と同様の装置で製版した所、得られたオ
フセット印刷用マスタープレートの濃度は1.0以上で
画質は鮮明であった。更にエッチング処理して印刷機で
印刷した所、1万枚印刷後の印刷物は、カブリのない鮮
明な画質であった。
更に、この感光材料を(45°C975%RH)の環境
条件下に2週間放置した後全く同様の処理を行なったが
、経時前と全く変わらなかった。
実施例18 樹脂[A)として、樹脂〔A〕−515g及び樹脂(B
)として、下記構造の樹脂〔B〕((B)−8)25g
を各々用いた他は、実施例13と同様に操作して、感光
材料を作製した。
樹脂(B)−8(Mw  33,000)これを実施例
1と同様の装置で製版した所、得られたオフセット印刷
用マスタープレートの濃度は1. 0以上で画質は鮮明
であった。更にエツチング処理して印刷機で印刷した所
、1万枚印刷後の印刷物は、カブリのない鮮明な画像で
あった。
更に、この感光材料を(45°C175%RH)の環境
条件下に2週間放置した後全く同様の処理を行なったが
、経時前と全く変わらなかった。
(発明の効果) 本発明によれば、地汚れ、耐刷力の非常に優れた電子写
真式平版印刷用原版が得られる。
手続補正書 印2ヶ年7月ぷ日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 導電性支持体上に、少なくとも1層の光導電性酸化亜鉛
    と結着樹脂とを含有することから成る光導電層を設けて
    成る電子写真感光体を利用した平版印刷用原版において
    、該結着樹脂が、下記樹脂〔A〕及び〔B〕の少なくと
    も2種を含有して成る事を特徴とする電子写真式平版印
    刷用原版。 (i)樹脂〔A〕;分解により少なくとも1つのカルボ
    キシル基を生成する官能基を少なくとも1種含有する樹
    脂 (ii)樹脂〔B〕;熱及び/又は光硬化性樹脂
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JPS62258476A (ja) * 1986-05-02 1987-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真式平版印刷用原版
JPS62286064A (ja) * 1986-06-04 1987-12-11 Fuji Photo Film Co Ltd 電子写真式平版印刷用原版

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