JP6966958B2 - めっき液を撹拌するために用いるパドルおよびパドルを備えるめっき装置 - Google Patents

めっき液を撹拌するために用いるパドルおよびパドルを備えるめっき装置 Download PDF

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Description

本願は、めっき液を撹拌するために用いるパドルおよびパドルを備えるめっき装置に関する。また、本願は電気めっき時にパドルでめっき液を撹拌する方法およびめっき方法に関する。
半導体デバイスの製造においては、SEMI規格などに準拠した円形の基板に各種処理を施して半導体デバイスを形成することが行われている。一方、近年では、円形の基板ではなく、角形の基板を用いて半導体デバイスを製造することも行われてきている。寸法の大きな角形の基板を用いることで、1つの基板で多数のデバイスを形成することができる。図1は、四辺形の基板Wfの一例を示している。図1に示される角形の基板Wfは、6つのパターン領域302を備え、それぞれのパターン領域302は非パターン領域304に囲まれている。ここでパターン領域とは、基板上のデバイスとして使用される領域であり、非パターン領域とは、基板上のデバイスとして使用されない領域である。デバイスの製造において、基板は複数の処理装置に搬送されて、それぞれの処理装置において各種処理が施される。基板を搬送するときは、典型的には基板の外周部に設けられた非パターン領域を支持して基板を保持して基板を移動させる。基板の寸法が大きいと、外周部の非パターン領域で基板を支持すると、基板が撓んだり反ったりすることがあり、パターン領域のデバイスに影響を与える可能性がある。そのため、寸法の大きな角形の基板を用いる場合、図1に示されるように、基板の外周部だけでなく、内側領域にも非パターン領域を設け、基板を搬送するときに、基板の外周部の非パターン領域を支持するだけでなく、基板の内側領域の非パターン領域も支持して基板を搬送することがある。
また、半導体デバイスの製造において、電気めっきが用いられることがある。電気めっき法によれば、高純度の金属膜(めっき膜)が容易に得られ、しかも金属膜の成膜速度が比較的速く、金属膜の厚みの制御も比較的容易に行うことができる。半導体ウェハ上への金属膜形成において、高密度実装、高性能化、および高い歩留りを追及するため、膜厚の面内均一性も要求される。電気めっきによれば、めっき液の金属イオン供給速度分布や電位分布を均一にすることにより、膜厚の面内均一性に優れた金属膜を得ることができると期待されている。電気めっきにおいて、めっき液中の電場をコントロールするために、誘電体材料などで形成された調整板が使用されることがある。また、電気めっきにおいては、十分な量のイオンを基板に均一に供給するために、めっき液を撹拌することがある。めっき液中の電場をコントロールしながらめっき液を撹拌するために、調整板および撹拌用のパドルを備えるめっき装置が知られている(特許文献1)。
特開2009−155726号公報
上述のように、電気めっきにおいて、調整板で電場を制御するとともにパドルでめっき液を撹拌しながら電気めっきを行う方法が知られている。電気めっきを行うときに、基板の内側に大きな非パターン領域が存在すると、その近傍のめっき領域において、電気めっきにより形成されるめっき膜の厚みが大きくなる傾向があり、従来の調整板による電場コントロールでは、十分に均一なめっきを実現できないことがある。本願は、めっき液を撹拌するパドルにより、面内均一性を向上させることを1つの目的としている。
一実施形態によれば、非パターン領域を備える基板を電気めっきするためのめっき装置が提供され、かかるめっき装置は、めっき液を保持するためのめっき槽と、電源の陽極に接続されるように構成されるアノードと、前記めっき槽内に保持されためっき液を撹拌するために、前記めっき槽内で運動可能なパドルと、を有し、前記パドルは、めっき液を撹拌しているときに、前記アノードから見て基板の非パターン領域の少なくとも一部が常時遮蔽されるように構成される。
四辺形の基板の一例を示す正面図である。 一実施形態による、めっき装置を概略的に示す図である。 図2に示されるパドルを正面(図2の横方向)から示す図である。 図3に示されるリブの取付部の部分を拡大して示す斜視図である。 図4に示されるリブがパドルに取り付けられる前の状態を示す斜視図である。 図4に示されるリブがパドルに取り付けられた状態を示す正面図である。 一実施形態による、リブが取り付けられたパドルを基板と共に示す正面図である。 一実施形態による、リブが取り付けられたパドルを示す正面図である。 一実施形態による、リブが取り付けられたパドルを示す正面図である。 図9に示される縦リブの取付部の部分を拡大して示す斜視図である。 図10に示される縦リブがパドルに取り付けられる前の状態を示す斜視図である。 一実施形態による、縦リブを備えるパドルを示す正面図である。 図12に示される縦リブの取付部の部分を拡大して示す斜視図である。 図13に示される縦リブがパドルに取り付けられる前の状態を示す斜視図である。 一実施形態による、パドルの駆動機構をめっき槽と共に示す図である。
以下に、本発明に係るめっき液を撹拌するために用いるパドル、およびパドルを備えるめっき装置の実施形態を添付図面とともに説明する。添付図面において、同一または類似の要素には同一または類似の参照符号が付され、各実施形態の説明において同一または類似の要素に関する重複する説明は省略することがある。また、各実施形態で示される特徴は、互いに矛盾しない限り他の実施形態にも適用可能である。
図2は、一実施形態による、めっき装置を概略的に示す図である。めっき装置は、たとえば、硫酸銅を含むめっき液Qを用いて半導体基板の表面に銅をめっきするためのめっき装置とすることができる。図2に示すように、めっき装置は、内部にめっき液Qを保持するめっき槽10を有する。めっき槽10の上方外周には、めっき槽10の縁から溢れ出ためっき液Qを受け止めるオーバーフロー槽12が備えられている。オーバーフロー槽12の底部には、ポンプ14を備えためっき液供給路16の一端が接続され、めっき液供給路16の他端は、めっき槽10の底部に設けられためっき液供給口18に接続されている。これにより、オーバーフロー槽12内に溜まっためっき液Qは、ポンプ14の駆動に伴ってめっき槽10内に還流される。めっき液供給路16には、ポンプ14の下流側に位置して、めっき液Qの温度を調節する恒温ユニット20と、めっき液内の異物をフィルタリングして除去するフィルタ22が設けられている。
めっき装置には、基板(被めっき体)Wを着脱自在に保持して、基板Wfを鉛直状態で
めっき槽10内のめっき液Qに浸漬させる基板ホルダ24が備えられている。めっき槽10内の基板ホルダ24で保持してめっき液Q中に浸漬させた基板Wfに対向する位置には、アノード26がアノードホルダ28に保持されてめっき液Q中に浸漬されて配置されている。アノード26として、この例では、含リン銅が使用されている。基板Wfとアノード26は、めっき電源30を介して電気的に接続され、基板Wfとアノード26との間に電流を流すことにより基板Wfの表面にめっき膜(銅膜)が形成される。
基板ホルダ24で保持してめっき液Q中に浸漬させて配置した基板Wfとアノード26との間には、基板Wfの表面と平行に往復運動してめっき液Qを攪拌するパドル100が配置されている。このように、めっき液Qをパドル100で攪拌することで、十分な銅イオンを基板Wfの表面に均一に供給することができる。パドル100と基板Wfとの距離は、好ましくは1mm〜20mmである。更に、パドル100とアノード26との間には、基板Wfの全面に亘る電位分布をより均一にするための誘電体からなる調整板(レギュレーションプレート)34が配置されている。
図3は、図2に示されるパドル100を正面(図2の横方向)から示す図である。パドル100は、板厚(図2の横方向の寸法)が3mm〜12mmの一定の厚みを有する矩形板状部材で構成されている。図3に示されるように、パドル100は、内部に複数の長穴102が平行に設けられており、鉛直方向に延びる複数の格子部104を有するように構成されている。図3に示されるように、パドル100の複数の長穴102は、外周部106、107に囲まれている。便宜的に長穴102の横断方向の外周部を外周部106とし、長穴102の長手方向の外周部を外周部107と記載する。パドル100の材質は、例えばチタンにテフロン(登録商標)コートを施したものとすることができる。パドル100の垂直方向の長さL1及び長穴102の長さ方向の寸法L2は、基板Wf(図1参照)の垂直方向の寸法よりも十分に大きくなるように設定されている。また、パドル100の横方向の長さHは、パドル100の往復運動(図3の左右方向に往復運動する)の振幅(ストロークSt)と合わせた長さが基板Wfの横方向の寸法よりも十分に大きくなるように設定されている。
長穴102の幅及び数は、長穴102と長穴102の間の格子部104が効率良くめっき液を攪拌し、長穴102をめっき液が効率良く通り抜けるように、格子部104が必要な剛性を有する範囲で格子部104が可能な限り細くなるように決めることが好ましい。また、パドル100の往復運動の両端付近でパドル100の移動速度が遅くなる、あるいは瞬間的な停止をする際に、基板Wf上に電場の影(電場の影響が及ばない、もしくは電場の影響が少ない箇所)を形成する影響を少なくするためにも、パドル100の格子部104を細くすることは重要である。
パドル100の厚さ(板厚)tは、基板Wfに調整板34を近づけることができるように、薄いことが望ましく、たとえば3mm〜12mmとすることができる。一実施形態において、パドル100の厚さtは6mmとすることができる。また、パドル100の厚さtを均一にすることで、めっき液Qの液はねやめっき液の大幅な液ゆれを防ぐことができる。また、パドル100の長穴102が形成されている領域の上方には、横方向の寸法が相対的に小さなネック部150を備える。ネック部150には、後述のようにクランプ36が固定される。
一実施形態において、図3に示されるように、パドル100は、パドル100の横方向(長穴102の横断方向)に延びるリブ120を備える。図示の実施形態においては、リブ120は2つ設けられている。一実施形態において、リブ120は、パドル100に取り外し可能に取り付けることができる。また、一実施形態において、リブ120は高さ方向(図3の上下方向、長穴102の長手方向)に取り付け位置を調整可能に構成されてい
る。図示の実施形態において、リブ120は、横方向の外周部106に取り付けられる。リブ120は、パドル100に取り付けるための取付部122を備える。図示の実施形態において、取付部122は、リブ120の両端に設けられたT字状の部分である。図4は、リブ120の取付部122の部分を拡大して示す斜視図である。図5は、リブ120をパドル100に取り付ける前の状態を示す斜視図である。図6は、リブ120をパドル100に取り付けた状態を示す正面図である。図5に示されるように、取付部122は2つの凹部124を備える。凹部124は、後述のネジ130のネジ頭132を受け入れることができる寸法である。また、図示の実施形態において、凹部124は、パドル100の高さ方向に、ネジ頭132よりも大きな寸法に形成されている。各凹部124の底面には、それぞれ貫通孔126が形成されている。図示の実施形態においては、貫通孔126は、パドル100の高さ方向に寸法の大きな長穴として形成されている。また、パドル100の外周部106には、ネジ130を受け入れるネジ穴108が形成されている。図5に示されるように、リブ120をパドル100に取り付けるときは、リブ120の取付部122の貫通孔126を通じてパドル100のネジ穴108にネジ130に挿入する。取付部122の凹部124および貫通孔126は、パドル100の高さ方向に寸法が大きいので、リブ120のパドル100への取り付け位置を、高さ方向に調整することができる。図4および図5に示されるように、リブ120は、パドル100の格子部104にかみ合う凹部128を備える。図4に示されるように、リブ120は、パドル100に取り付けられた状態において、リブ120の表面がアノード26側に突出している。
図7は、リブ120が取り付けられたパドル100を、基板Wfと共に示す正面図である。図7は、図1に示されるように、基板Wfをめっき槽10内で電気めっきするときの、パドル100および基板Wfの相対的な配置を示している。なお、図7においては、図示の明瞭化のためにパドル100、リブ120、および基板Wf以外の構成は省略している。図7に示されるように、リブ120は、基板Wfの内側領域の横方向の非パターン領域304に重なるようにパドル100に取り付けられている。図示の実施形態においては、パドル100は、図7の左右方向に往復運動することで、めっき槽10内のめっき液Qを撹拌する。電気めっきを行うときに、アノード26と基板Wfとの間の電場は、リブ120によって遮蔽される。リブ120は、パドル100の運動方向に延びているので、電気めっき中に基板Wfの内側領域の横方向の非パターン領域304は、常にリブ120により遮蔽されることになる。よって、リブ120で遮蔽される非パターン領域においては、電場が遮蔽されているので、リブ120が存在しない場合に比べて形成されるめっき膜が薄く形成されることになる。前述したように、基板Wfの内側に大きな非パターン領域が存在すると、その近傍のめっき領域において、形成されるめっき膜の厚みが大きくなる傾向がある。本実施形態では、基板の非パターン領域を遮蔽することで、非パターン領域の近傍において形成されるめっきの膜厚を薄くすることができ、結果的により均一な膜厚のめっき膜を形成することができる。また、リブ120により、パドル100の機械的強度を向上させることができる。なお、上述したように、リブ120の高さ方向の位置は調整可能であり、電気めっきを行う基板Wfの非パターン領域の位置に応じて変更可能である。なお、リブ120は、パドル100に対して着脱可能であるので、リブ120の(縦方向の)幅が異なる数種類のリブ120を用意しておき、処理する基板Wfの非パターン領域304の幅に応じて適切な大きさのリブ120に交換して使用するようにしてもよい。上述したように、パターン領域とは、基板上のデバイスとして使用される領域であり、非パターン領域とは、基板上のデバイスとして使用されない領域である。基板上のデバイスとして使用される/されない、というのは、基板上に形成される最終的なデバイスとして使用される/されない、ということである。そのため、基板上のデバイスを形成する途中の段階では、最終的なデバイスとして使用されない非パターン領域上にも、最終的なデバイスとして機能しないダミーの配線などが形成されることがあり得る。たとえば、電気めっきにおいては、典型的には基板上にレジストを塗布して、レジストの開口部にめっき膜が形成される。通常は、めっき膜が形成された部分は回路配線や電極などとなり、最終
的なデバイスの一部となる。ただし、めっき膜を均一化するためなどの理由から、最終的なデバイスとして使用されない非パターン領域にもレジストの開口部を設け、非パターン領域にもめっき膜が形成されるようにすることがある。
図8は、一実施形態によるリブ120が取り付けられたパドル100を示す正面図である。図8に示される実施形態においては、図3、7に示される2つのリブ120に加えて、パドル100の長穴102の上下方向の上端および下端に配置されるリブ120を備える。かかる上端および下端に配置されるリブ120の寸法は任意であり既述のリブ120と同じでも異なってもよく、パドル100への取り付けは、既述のリブ120と同様の構造により行うことができる。上端および下端に配置されるリブ120により、基板Wfの上端および下端に存在する非パターン領域304を常時遮蔽することができる。
図9は、一実施形態によるリブを備えるパドル100を示す正面図である。図9に示される実施形態のパドル100は、図3および図7に示される横方向の2つのリブ120に加えて、縦方向の縦リブ220を備える。
図9に示される実施形態において、縦リブ220は、パドル100に取り外し可能に取り付けることができる。また、一実施形態において、縦リブ220は横方向(図9の左右方向)に取り付け位置を調整可能に構成されている。図示の実施形態において、縦リブ220は、縦方向の外周部107に取り付けられる。縦リブ220は、パドル100に取り付けるための取付部222を備える。図示の実施形態において、取付部222は、縦リブ220の両端に設けられたT字状の部分である。図10は、縦リブ220の取付部222の部分を拡大して示す斜視図である。図11は、縦リブ220をパドル100に取り付ける前の状態を示す斜視図である。図11に示されるように、取付部222は、貫通孔226を備える。図示の実施形態においては、貫通孔226は、パドル100の横方向に寸法の大きな長穴として形成されている。また、パドル100の縦方向の外周部107には、ネジ230を受け入れるネジ穴109が形成されている。図11に示されるように、縦リブ220をパドル100に取り付けるときは、取付部222の貫通孔226を通じてパドル100のネジ穴109にネジ230に挿入する。取付部222の貫通孔126は、ネジ230に対してパドル100の横方向に寸法が大きいので、縦リブ220のパドル100への取り付け位置を、横方向に調整することができる。図10および図11に示されるように、縦リブ220の横方向の寸法(幅)は、パドル100の格子部104の横方向の寸法より大きい。ただし、一実施形態として、縦リブ220の幅は格子部104の幅と同じでも、狭くてもよい。図10に示される実施形態において、縦リブ220の深さ方向の寸法(図2の左右方向)は、パドル100の格子部104の深さ方向の寸法と同一である。換言すれば、図10の縦リブ220は、図4に示される横方向のリブ120のようにアノード26側に突出しておらず、縦リブ220の表面と図4に示されるリブ120の表面とは同じ高さ、すなわち同一表面上に存在する。なお、図9〜図11に示される縦リブ220の取付部222は、図4、5に示されるリブ120の取付部122と同様に、凹部を備えるものとして、かかる凹部の底面に貫通孔226を形成するように構成してもよい。また、図9においては、パドル100に、横方向のリブ120および縦方向の縦リブ220の両方が取り付けられているが、他の実施形態として、縦方向のリブ220だけが取り付けられたパドル100としてもよい。
図9は、縦リブ220が取り付けられたパドル100を、基板と共に示している。図9は、図1に示されるように基板Wfをめっき槽10内で電気めっきするときの、パドル100および基板Wfの相対的な配置を示している。なお、図9においては、図示の明瞭化のためにパドル100、リブ120、縦リブ220、および基板Wf以外の構成は省略している。図9に示されるパドル100は、めっき槽10内で左右方向に往復運動することで、めっき槽10内のめっき液Qを撹拌する。縦リブ220が取り付けられるパドル10
0の往復運動のストロークは、パドル100がストローク端に位置するときに、縦リブ220と基板Wfの左右方向の外側領域の非パターン領域304とが、アノード26側から見て重なるように決められる。図9は、パドル100が左方向のストローク端にあり、右側の縦リブ220が基板Wfの右側の縦方向の非パターン領域304に重なっている。図9に示されるストローク端からパドル100が右方向に移動し、左側の縦リブ220が基板Wfの左側の縦方向の非パターン領域304に重なる反対側のストローク端まで移動する。そのため、パドル100がストローク端にあるときに、縦リブ220は、基板Wfの外側領域の縦方向の非パターン領域304に重なる。パドル100が往復運動するとき、ストローク端にあるときはパドル100が瞬間的に停止する。そのため、電気めっきを行うとき、パドル100がストローク端にあるとき、アノード26と基板Wfとの間の電場は、縦リブ220によって遮蔽される。よって、ストローク端において縦リブ220で遮蔽される非パターン領域においては、一時的に電場が遮蔽されているので、縦リブ220が存在しない場合に比べて形成されるめっき膜が薄く形成される。前述したように、基板Wfの内側に大きな非パターン領域が存在すると、その近傍のめっき領域において、形成されるめっき膜の厚みが大きくなる傾向がある。本実施形態では、基板の非パターン領域を遮蔽することで、非パターン領域の近傍において形成されるめっきの膜厚を薄くすることができ、結果的により均一な膜厚のめっき膜を形成することができる。なお、上述したように、縦リブ220の横方向の位置は調整可能であり、電気めっきを行う基板Wfの非パターン領域の位置に応じて変更可能である。
図12は、一実施形態による縦リブ220を備えるパドル100を示す正面図である。図12に示される実施形態のパドル100は、図3および図7に示される横方向の2つのリブ120に加えて、縦方向の縦リブ220を備える。図12に示される実施形態の縦リブ220は、取付部222を除いて図9−図11に示される縦リブ220と同様とすることができる。そのため、図12の実施形態においては、取付部222以外については説明を省略する。
図12に示される実施形態において、縦リブ220は、パドル100に取り外し可能に取り付けることができる。また、一実施形態において、縦リブ220は横方向(図9の左右方向)に取り付け位置を調整可能に構成されている。図13は、縦リブ220の取付部222の部分を拡大して示す斜視図である。図14は、縦リブ220をパドル100に取り付ける前の状態を示す斜視図である。図示の実施形態において、縦リブ220は、パドル100の縦方向の外周部107に取り付けられる。図13、図14に示されるように、パドル100の外周部107には、縦方向に延びる貫通孔111が形成されている。図14に示されるように、縦リブ220の縦方向の端部にはネジ穴232が形成されている。図14に示されるように、縦リブ220をパドル100に取り付けるときは、外周部107に形成されている貫通孔111を通じて縦リブ220のネジ穴232にネジ230に挿入する。外周部107の貫通孔111は、ネジ230に対して横方向に寸法が大きいので、縦リブ220のパドル100への取り付け位置を、横方向に調整することができる。
図15は、パドル100の駆動機構をめっき槽10と共に示す図である。パドル100は、パドル100のネック部150に固定されたクランプ36によって、水平方向に延びるシャフト38に固定される。シャフト38は、シャフト保持部40に保持されつつ左右に摺動できるように構成されている。シャフト38の端部は、パドル100を左右に直進往復運動させるパドル駆動部42に連結されている。パドル駆動部42は、たとえば、モータ44の回転をクランク機構(図示せず)によりシャフト38の直進往復運動に変換するものとすることができる。この例では、パドル駆動部42のモータ44の回転速度を制御することにより、パドル100の移動速度を制御する制御部46が備えられている。パドル100の往復速度は任意であるが、たとえば、約250往復/分から約400往復/分の速度とすることができる。なお、パドル駆動部42の機構は、クランク機構だけでな
く、ボールねじによりサーボモータの回転をシャフトの直進往復運動に変換するようにしたものや、リニアモータによってシャフトを直進往復運動させるようにしたものでも良い。パドル100が縦リブ220を備える場合は、上述したように、パドルの往復運動のストローク端において、縦リブ220と、基板Wfの縦方向の非パターン領域304とが重なるようにパドル100の運動範囲が決定される。なお、制御部46は、基板Wfを処理する度にパドル100の左右の位置を所定の原点位置に戻すようにすることが望ましい。これにより、リブ120あるいは縦リブ220による電場の遮蔽の効果が処理基板ごとに差が出ないようにすることができる 。
上述の実施形態から少なくとも以下の技術的思想が把握される。
[形態1]形態1によれば、電気めっきに使用するめっき液を撹拌するために用いるパドルが提供され、かかるパドルは、外周部と、前記外周部に対して着脱可能なリブと、を有する。
[形態2]形態2によれば、形態1によるパドルにおいて、前記リブの前記外周部への取り付け位置を調整可能に構成される。
[形態3]形態3によれば、形態1または2によるパドルにおいて、前記リブは、めっき液を撹拌するときに前記パドルが移動する方向に延びるように前記外周部に取り付けられる。
[形態4]形態4によれば、形態1から形態3のいずれか1つの形態によるパドルにおいて、電気めっき時にアノードから見てめっき対象物である基板の非パターン領域を前記リブが遮蔽する位置となるように、前記リブが前記外周部に取り付けられる。
[形態5]形態5によれば、形態1から形態4のいずれか1つの形態によるパドルにおいて、前記リブが前記外周部に取り付けられた状態において、前記リブは、前記外周部から突出するように構成される。
[形態6]形態6によれば、非パターン領域を備える基板を電気めっきするためのめっき装置が提供され、かかるめっき装置は、めっき液を保持するためのめっき槽と、電源の陽極に接続されるように構成されるアノードと、前記めっき槽内に保持されためっき液を撹拌するために、前記めっき槽内で運動可能なパドルと、を有し、前記パドルは、めっき液を撹拌しているときに、前記アノードから見て基板の非パターン領域の少なくとも一部が常時遮蔽されるように構成される。
[形態7]形態7によれば、形態6のめっき装置において、前記パドルは、外周部と、リブとを有し、めっき液を撹拌しているときに、前記アノードから見て基板の非パターン領域の少なくとも一部が前記リブにより常時遮蔽されるように構成される。
[形態8]形態8によれば、形態7のめっき装置において、前記リブは、前記外周部に着脱可能に構成される。
[形態9]形態9によれば、形態8のめっき装置において、前記リブの前記外周部への取り付け位置を調整可能に構成される。
[形態10]形態10によれば、形態6から形態9のいずれか1つの形態によるめっき装置において、前記リブは、めっき液を撹拌するときに前記パドルが移動する方向に延びる。
[形態11]形態11によれば、形態7から形態10のいずれか1つの形態によるめっき装置において、前記リブは、前記外周部から前記アノード側に突出するように構成される。
[形態12]形態12によれば、非パターン領域を備える基板を電気めっきするためのめっき方法が提供され、かかる方法は、めっき槽にアノードおよびめっき液を保持するステップと、前記基板を前記めっき槽内のめっき液に浸漬させるステップと、めっき液内でパドルを運動させて前記めっき槽内のめっき液を撹拌するステップと、を有し、めっき液を撹拌しているときに、前記アノードから見て基板の非パターン領域の少なくとも一部が常時遮蔽されるように前記パドルを運動させる。
[形態13]形態13によれば、形態12による方法において、めっき液を撹拌するステップは、前記パドルを往復運動させるステップを有する。
以上、いくつかの例に基づいて本発明の実施形態について説明してきたが、上記した発明の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明には、その均等物が含まれることはもちろんである。また、上述した課題の少なくとも一部を解決できる範囲、または、効果の少なくとも一部を奏する範囲において、特許請求の範囲および明細書に記載された各構成要素の任意の組み合わせ、または、省略が可能である。
10…めっき槽
12…オーバーフロー槽
26…アノード
30…電源
34…調整板
100…パドル
102…長穴
104…格子部
106…外周部
107…外周部
120…リブ
122…取付部
130…ネジ
220…縦リブ
222…取付部
230…ネジ
302…パターン領域
304…非パターン領域
Wf…基板

Claims (11)

  1. 電気めっきに使用するめっき液を撹拌するために用いるパドルであって、
    外周部と、
    前記外周部に対して着脱可能なリブと、を有
    電気めっき時にアノードから見てめっき対象物である基板の非パターン領域を前記リブが遮蔽する位置となるように、前記リブが前記外周部に取り付けられ、
    基板の非パターン領域の位置に応じて前記リブの前記外周部への取り付け位置を調整可能に構成されている、
    パドル。
  2. 請求項に記載のパドルであって、
    前記リブは、めっき液を撹拌するときに前記パドルが移動する方向に延びるように前記外周部に取り付けられる、
    パドル。
  3. 請求項1または2に記載のパドルであって、
    前記リブが前記外周部に取り付けられた状態において、前記リブは、前記外周部から突出するように構成される、
    パドル。
  4. 非パターン領域を備える基板を電気めっきするためのめっき装置であって、
    めっき液を保持するためのめっき槽と、
    電源の陽極に接続されるように構成されるアノードと、
    前記めっき槽内に保持されためっき液を撹拌するために、前記めっき槽内で運動可能なパドルと、を有し、
    前記パドルは、めっき液を撹拌しているときに、前記アノードから見て基板の非パターン領域の少なくとも一部が常時遮蔽されるように構成される、
    めっき装置。
  5. 請求項に記載のめっき装置であって、
    前記パドルは、外周部と、リブとを有し、めっき液を撹拌しているときに、前記アノードから見て基板の非パターン領域の少なくとも一部が前記リブにより常時遮蔽されるように構成される、
    めっき装置。
  6. 請求項に記載のめっき装置であって、
    前記リブは、前記外周部に着脱可能に構成される、
    めっき装置。
  7. 請求項に記載のめっき装置であって、
    前記リブの前記外周部への取り付け位置を調整可能に構成される、
    めっき装置。
  8. 請求項乃至のいずれか一項に記載のめっき装置であって、
    前記リブは、めっき液を撹拌するときに前記パドルが移動する方向に延びる、
    めっき装置。
  9. 請求項乃至のいずれか一項に記載のめっき装置であって、
    前記リブは、前記外周部から前記アノード側に突出するように構成される、
    めっき装置。
  10. 非パターン領域を備える基板を電気めっきするためのめっき方法であって、
    めっき槽にアノードおよびめっき液を保持するステップと、
    前記基板を前記めっき槽内のめっき液に浸漬させるステップと、
    めっき液内でパドルを運動させて前記めっき槽内のめっき液を撹拌するステップと、を有し、
    めっき液を撹拌しているときに、前記アノードから見て基板の非パターン領域の少なくとも一部が常時遮蔽されるように前記パドルを運動させる、
    めっき方法。
  11. 請求項10に記載のめっき方法であって、
    めっき液を撹拌するステップは、前記パドルを往復運動させるステップを有する、
    めっき方法。
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