JP6941954B2 - 植播系作業機 - Google Patents
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Description
特許文献1の整地装置は、左右方向に沿って支持されて回転駆動される駆動軸と、駆動軸に取り付けられて駆動軸と一体で回転する整地体とを備えており、機体の進行に伴って駆動軸及び整地体が回転駆動されることにより、田面が整地される。これにより、整地装置により田面の整地が行われながら、苗植付装置により苗の植え付けが行われる。
ポテンショメータの検出値に基づいて、制御弁が電気的に操作され、苗植付装置を昇降駆動する油圧シリンダに、制御弁から作動油が供給されて、油圧シリンダにより苗植付装置が自動的に昇降駆動される。
機体の後部に上下揺動自在に連結されたリンク機構を介して前記機体に支持された作業装置と、
前記リンク機構を昇降駆動する油圧シリンダと、
前記油圧シリンダに作動油を給排操作する制御弁と、
前記作業装置の下部に上下動自在に支持されて田面に接地追従する接地体と、
前記作業装置に対する前記接地体の上下動を、機械的に取り出して前記制御弁に伝達するように、前記制御弁と前記接地体とに亘って接続された感知機構とが備えられて、
前記感知機構により前記制御弁が操作されて、前記作業装置が田面から設定高さに維持されるように、前記油圧シリンダが作動するように構成され、
前記機体と前記作業装置との間に、整地装置が備えられて、
前記整地装置は、左右方向に沿って支持されて回転駆動される駆動軸と、前記駆動軸に取り付けられて前記駆動軸と一体で回転する整地体とを有し、
前記整地装置を昇降自在に支持する昇降機構と、前記整地装置を昇降駆動する電動アクチュエータとが備えられ、
前記接地体が、前記整地装置の後側に配置されて、
前記感知機構が、
前記接地体に接続されて前記整地装置の後側で上下方向に配置される第1感知部と、
前記第1感知部の上部から前記整地装置の上側を前側に延出され、前後中間部の左右方向の横軸芯周りに上下揺動自在に支持される第2感知部と、
前記第2感知部の前部から上側に延出される第3感知部とを有しており、
前記第2感知部の前部に設けられたピンと、前記第3感知部に設けられて前記ピンが挿入される長孔とにより、前記第2感知部と前記第3感知部とが接続されている。
これにより、制御弁が機械的に操作され、作業装置を昇降駆動する油圧シリンダに、制御弁から作動油が供給されて、油圧シリンダにより作業装置が自動的に昇降駆動されるのであり、作業装置が田面から設定高さに維持される。
これにより、整地装置による整地深さを調節したり、整地装置を田面から上側に離れた非作業位置に上昇させたりというように、作業装置の作業状態と連係して整地装置の高さを適切に設定することができる。
これにより、作業装置と整地装置とを前後方向で互いに無理なく接近して配置することができるので、整地装置と機体の車輪との干渉を避けながら、リンク機構を短くして作業装置を機体に接近させて配置することができるようになり、植播系作業機の前後バランスを良好なものにすることができる。
これにより、整地装置と感知機構との干渉を避けながら、接地体の上下動を感知機構により無理なく制御弁に伝達することができる。
予め設定された設定位置を越えての前記第2感知部の上下揺動を止めることにより、前記作業装置に対する前記接地体の下限位置を設定する下限位置設定部が備えられていると好適である。
本発明によると、接地体の上下動に連動して第2感知部が上下揺動することを有効に利用して、第2感知部の上下揺動を設定位置で止めることにより、接地体を下限位置で止めることができるので、構造の簡素化の面で有利なものとなる。
前記接地体を前記作業装置に上下動自在に支持する接地体支持部と、
前記接地体支持部の位置を変更して前記作業装置に対する前記接地体の位置を上下に変更する作業高さレバーとが備えられ、
前記第1感知部及び前記第2感知部と前記作業高さレバーとが、前後方向に並ぶように配置されて、
正面視で前記第3感知部と前記作業高さレバーとが左右方向に並ぶように配置され、且つ、側面視で前記第3感知部と前記作業高さレバーとが重複するように配置されていると好適である。
この場合、接地体支持部により接地体の位置が設定されると、この状態での接地体から作業装置までの高さが設定高さとなるので、作業高さレバーを操作して、作業装置に対する接地体の位置を上下に変更することにより、前述の設定高さを変更することができる。
前記電動アクチュエータにより、前記整地装置が、田面に接地して田面を整地する作業位置、及び、田面から上側に離れた非作業位置に昇降自在であり、
前記整地装置における前記感知機構に対向する部分に、前記整地体が設けられていない非存在領域が備えられ、
前記整地装置が前記非作業位置に位置した状態で、前記感知機構が前記非存在領域に入ることにより、側面視で前記感知機構と前記整地装置とが重複すると好適である。
本発明によれば、整地装置を使用しない作業の場合、整地装置を非作業位置に上昇駆動すると、整地装置において整地体が存在しない非存在領域に感知機構が入るのであり、側面視で感知機構と整地装置とが重複する状態となる。
これにより、感知機構と整地装置との干渉を避けながら、側面視で感知機構と整地装置とが重複する状態となる高い非作業位置に、整地装置を上昇駆動することができるようになって、整地装置を使用しない作業での作業性の向上を図ることができる。
前記作業装置が田面に下降操作され且つ前記作業装置が作業状態であることを検出する作業センサーが備えられていると好適である。
このことについて言い換えると、植播系作業機において、整地装置を使用するのは、作業装置を田面に下降操作して作業装置による作業を行う場合であり、これ以外の状態では整地装置を使用しないことが多い。
図1及び図2に示すように、乗用型田植機において、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2を備えた機体Kの後部に、リンク機構3が上下揺動自在に連結され、リンク機構3の後部に6条植型式の苗植付装置5(作業装置に相当)が支持されて、リンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4が備えられている。
図1,2,3に示すように、苗植付装置5は、1個のフィードケース17、3個の植付伝動ケース6、植付伝動ケース6の後部に回転自在に支持された回転ケース7、回転ケース7の両端に備えられた植付アーム8、苗植付装置5の下部に上下動自在に支持されたセンターフロート9(接地体に相当)、及びサイドフロート11、6個の苗のせ面を備えた苗のせ台10、苗のせ台10の苗のせ面の各々に備えられた縦送り機構25等を備えている。
図4,5,6に示すように、支持フレーム18の右端部及び左端部に、上下向きの縦フレーム26が連結され上側に延出されて、縦フレーム26の上部に亘って横フレーム50が連結されている。苗のせ台10の上部の前面にガイドレール27が連結され、横フレーム50に備えられたローラー51に、ガイドレール27が横移動自在に支持されている。
図1,2,3に示すように、機体Kにおいて運転座席31の後側に、肥料を貯留するホッパー12、及び、2つの植付条に対応した3個の繰り出し部13が備えられており、繰り出し部13の左側にブロア14が備えられている。
図1に示すように、機体Kの前部に、エンジン49が支持されている。エンジン49の動力が、静油圧式無段変速装置(図示せず)からギヤ変速式の副変速装置(図示せず)を介して、前輪1及び後輪2に伝達される。
作業者が操作する昇降操作レバー72による苗植付装置5の昇降操作について、以下のように説明する。
前述のように、昇降操作レバー72を上昇位置に操作した状態で、苗植付装置5がリンク機構3の上限位置に達すると、リンク機構3の動作がフィードバックリンク(図示せず)を介して、昇降操作レバー72に伝達されて、昇降操作レバー72が中立位置に操作される。
後述の(苗植付装置の昇降制御)−1,2に記載のように、植付アーム8による苗の植付深さが設定深さに維持されるように、苗植付装置5が自動的に昇降駆動される為の構造について、本項及び後述の(苗植付装置の昇降制御の構造)−2により説明する。
植付深さレバー42をレバーガイド43に係合させることによって、横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を固定して、設定高さA1(設定深さ)(図14参照)を設定することができる。
支持リンク78,79により平行リンクが形成されており、植付深さレバー42の操作に連動して連係ロッド82によって、支持部材80が前側の斜め下側及び後側の斜め上側に平行移動するのであり、植付深さレバー42をレバーガイド43に係合させることにより、支持部材80の位置が決まる。
図14に示すように、苗植付装置5に対するセンターフロート9の上下動を機械的に取り出して制御弁71に伝達する感知機構88が、制御弁71とセンターフロート9とに亘って接続されている。
苗植付装置5に対してセンターフロート9が下降した場合、感知アーム85の下限位置ピン85bが支持部材80のワイヤ受け部80aの下部に当たることにより、感知アーム85の揺動が止められて、苗植付装置5に対するセンターフロート9の下降が停止する。
これにより、苗植付装置5が田面Gから離れる位置に上昇した場合、感知アーム85の下限位置ピン85bが支持部材80のワイヤ受け部80aの下部に当たる下限位置で、センターフロート9が止められて、これ以上に下降しない状態となる。
植付アーム8による苗の植付深さが設定深さに維持されるように、苗植付装置5が自動的に昇降駆動される状態について、本項及び後述の(苗植付装置の昇降制御)−2により説明する。
植付アーム8は苗植付装置5に対して一定の軌跡で回転駆動されるのであり、植付アーム8による苗の植付深さが設定深さとなっている状態である。
センターフロート9は田面Gに接地追従するのであり、支持部材80(横軸芯P7)が田面Gから設定高さA1に設定された状態である。
図7及び図14に示す状態において、苗植付装置5が上昇すると(苗植付装置5が田面Gから離間すると)、支持部材80(横軸芯P7)も一緒に設定高さA1から上昇するのであり、植付アーム8による苗の植付深さが設定深さよりも浅くなり、苗植付装置5に対してセンターフロート9が下降する状態となる。
この場合、図7及び図8に示すように、感知アーム85の前部が急速に上昇する状態となるのであるが、感知アーム85のピン85aが接続部材87の長孔87aに沿って上側に移動するだけで、感知アーム85により感知ワイヤ86のインナー86aが制御弁71側に急速に戻し操作される状態は生じない。これにより、前述の下降付勢バネによって制御弁71が少し遅れて下降位置に操作される状態となるのであり、苗植付装置5及び支持部材80(横軸芯P7)が急速に下降するような状態は生じない。
前述の(苗植付装置の昇降制御)−1,2に記載のように、植付アーム8による苗の植付深さが設定深さに維持されている状態において、設定深さの変更について説明する。
この場合、植付深さレバー42の深側(下側)への操作に伴って、連係ロッド82により支持リンク78,79が上側に操作されて、支持部材80が田面Gから設定高さA1に維持されるのであり、支持部材80に対して苗植付装置5の位置が下側に設定される。
この場合、植付深さレバー42の浅側(上側)への操作に伴って、連係ロッド82により支持リンク78,79が下側に操作されて、支持部材80が田面Gから設定高さA1に維持されるのであり、支持部材80に対して苗植付装置5の位置が上側に設定される。
図5に示すように、フィードケース17がリンク機構3の後部下部の前後軸芯P1周りにローリング自在に支持されて、苗植付装置5の全体が前後軸芯P1周りにローリング自在に支持されている。図14に示すように、フィードケース17に傾斜センサー48が取り付けられて、水平面(田面G)に対する苗植付装置5の左右方向の傾斜角度が傾斜センサー48によって検出されており、傾斜センサー48の検出値が後述する制御装置40に入力される。
図14に示すように、機体Kにおいて運転座席31の下側に、制御装置40が取り付けられている。機体Kにバッテリー124が搭載されており、制御装置40とバッテリー124とに亘ってハーネス125が接続されて、制御装置40に電力が供給される。
昇降操作レバー72が下降位置及び植付位置に操作されると、制御装置40によりブロア14が作動し、制御装置40によりローリング機構46(電動モータ46b)が作動する。
図2,3,4,5に示すように、整地装置53が、機体Kと苗植付装置5との間に位置するように、苗植付装置5の右部及び左部に亘って配置され、昇降自在に苗植付装置5に支持されている。
図4及び図10に示すように、苗植付装置5の左端の植付伝動ケース6において、植付伝動軸32の部分の外側に支持ケース91が設けられており、支持ケース91と植付伝動ケース6との間に、中間ケース89,92が設けられている。植付伝動ケース6における植付伝動軸32の部分に外側に、中間ケース89がボルト90により連結されており、中間ケース92を挟んで、支持ケース91と中間ケース89とがボルト93により連結されている。
この場合、植付伝動軸32の軸芯方向から視た場合、ボルト90の配置とボルト93の配置とが異なるものに設定されている。
図4及び図5に示すように、支持フレーム18の右端部及び左端部に、ブラケット94が溶接によって連結されている。図4及び図11に示すように、開放部分が下側に向くチャンネル状の部材である支持部材95が、前後方向に配置されており、支持軸97が支持部材95の後部に溶接よって連結されている。
図4及び図10に示すように、苗植付装置5に伝達された動力が、左端の植付伝動ケース6の植付伝動軸32から、中間ケース89,92、支持ケース91及び整地伝動ケース81の内部に亘って設けられた伝動系により、整地装置53の駆動軸61,107に伝達される。
整地装置53が石等の異物を挟み込んで、駆動軸61,107及び整地体62,63に大きな負荷が発生すると、トルクリミッター106が遮断状態となって、整地装置53の破損が防止される。
図10に示すように、駆動軸61,107が支持される整地伝動ケース81の前部において、整地体62,63とは反対側の外側の部分に、駆動軸107を支持する為の開口部81cが形成されており、駆動軸107が整地伝動ケース81の開口部81cから外側に少し出ている。
図3,5,12に示すように、リンク機構3の左隣に位置するように、支持フレーム52が支持フレーム18に連結されて、支持フレーム52の左右方向の横軸芯P3周りに、扇型の昇降ギヤ54が上下に揺動自在に支持されている。ピニオンギヤ55aを備えたギヤ機構55、及びギヤ機構55を駆動する電動モータ56(電動アクチュエータに相当)が支持フレーム52に連結されて、ギヤ機構55のピニオンギヤ55aが昇降ギヤ54に咬合している。
図8及び図15に示すように、田面Gに接地して田面Gを整地する作業位置A3、及び、田面Gから上側に離れた非作業位置A4の範囲において、電動モータ56により整地装置53を昇降駆動することができる。
図2及び図8に示すように、整地装置53の後側に、センターフロート9が配置されている。図7及び図8に示すように、感知機構88において、感知ロッド84が、整地装置53の後側に上下方向に配置されている。
感知アーム85が、感知ロッド84の上部から整地装置53の上側を前側に延出されている。感知ワイヤ86が、感知アーム85の前部から上側に延出されている。
図4及び図5に示すように、整地装置53において、スペーサ64及びボス部材57により、整地体62,63が設けられていない非存在領域114,115,116が設定されている。
図5及び図6に示すように、苗植付装置5において、正面視で横フレーム50におけるリンク機構3の右側の部分に、制御装置118及び操作ボックス119が取り付けられている。
図15に示すように、制御装置118と作動スイッチ120及び整地深さダイヤル121とに亘ってハーネス122が接続されて、作動スイッチ120及び整地深さダイヤル121の操作信号が制御装置118に入力される。
制御装置118と電動モータ56とに亘ってハーネス130が接続されて、制御装置118により電動モータ56が作動する。
前述の(整地装置の制御系の構成)の記載に基づいて、制御装置118が電動モータ56を作動させて整地装置53を昇降駆動するのであり、制御装置118による整地装置53の昇降制御について以下に説明する。
整地装置53が作業位置A3に位置している状態で、昇降操作レバー72が植付位置から別の位置に操作されると、作動スイッチ120を押し操作しなくても、整地装置53が非作業位置A4に自動的に上昇する。
図1〜図15は、整地装置53を装備した乗用型田植機が示されている。
これに対して、整地装置53を装備しない乗用型田植機では、機体Kや苗植付装置5等がそのまま使用されて、以下の(1)〜(6)に示すような変更が施されるのであり、(1)〜(6)に示す変更以外の部分は、整地装置53を装備した乗用型田植機と同じである。
この場合、ベアリング及びシール部材を備えたカバー部材(図示せず)が、左端の植付伝動ケース6における植付伝動軸32の部分に外側に、ボルト90により連結され、植付伝動軸32の端部にキャップ(図示せず)が取り付けられる。
支持姿勢は、支持フレーム18から下向きに延出されて地面に接地して、苗植付装置5を地面に支持するスタンドとして機能する姿勢である。
整地伝動ケース81及び整地支持アーム83に代えて、平行リンク等を備えた昇降機構(図示せず)により、整地装置53を苗植付装置5に昇降自在に支持してもよい。
この場合、整地装置53を、苗植付装置5ではなく、機体Kの後部に昇降自在に連結してもよい。苗植付装置5から整地装置53に動力を伝達するのではなく、機体Kから延出された伝動軸(図示せず)を介して、整地装置53に動力を伝達するように構成してもよい。
感知機構88において、感知ワイヤ86に代えて、感知アーム85の前部に、第3感知部として、感知ロッド(図示せず)を接続して上側に延出するように構成してもよい。
これにより、センターフロート9が下降した場合、感知アーム85の前部又は後部が下限位置ロッドに当たることにより、センターフロート9が下限位置で止められる。
この場合、別の感知機構を支持するブラケットが不要になり、整地装置53において、カバー65の開口部65c及び支持フレーム67の斜め部67bが不要になる。
4 油圧シリンダ
5 作業装置
9 接地体
41a 接地体支持部
42 作業高さレバー
53 整地装置
56 電動アクチュエータ
61,107 駆動軸
62,63 整地体
65a,67a,114,117 非存在領域
81,83 昇降機構
71 制御弁
84 第1感知部
85 第2感知部
85a ピン
85b 下限位置設定部
86 第3感知部
87a 長孔
88 感知機構
133 作業センサー
A3 作業位置
A4 非作業位置
G 田面
K 機体
P7 横軸芯
Claims (5)
- 機体の後部に上下揺動自在に連結されたリンク機構を介して前記機体に支持された作業装置と、
前記リンク機構を昇降駆動する油圧シリンダと、
前記油圧シリンダに作動油を給排操作する制御弁と、
前記作業装置の下部に上下動自在に支持されて田面に接地追従する接地体と、
前記作業装置に対する前記接地体の上下動を、機械的に取り出して前記制御弁に伝達するように、前記制御弁と前記接地体とに亘って接続された感知機構とが備えられて、
前記感知機構により前記制御弁が操作されて、前記作業装置が田面から設定高さに維持されるように、前記油圧シリンダが作動するように構成され、
前記機体と前記作業装置との間に、整地装置が備えられて、
前記整地装置は、左右方向に沿って支持されて回転駆動される駆動軸と、前記駆動軸に取り付けられて前記駆動軸と一体で回転する整地体とを有し、
前記整地装置を昇降自在に支持する昇降機構と、前記整地装置を昇降駆動する電動アクチュエータとが備えられ、
前記接地体が、前記整地装置の後側に配置されて、
前記感知機構が、
前記接地体に接続されて前記整地装置の後側で上下方向に配置される第1感知部と、
前記第1感知部の上部から前記整地装置の上側を前側に延出され、前後中間部の左右方向の横軸芯周りに上下揺動自在に支持される第2感知部と、
前記第2感知部の前部から上側に延出される第3感知部とを有しており、
前記第2感知部の前部に設けられたピンと、前記第3感知部に設けられて前記ピンが挿入される長孔とにより、前記第2感知部と前記第3感知部とが接続されている植播系作業機。 - 予め設定された設定位置を越えての前記第2感知部の上下揺動を止めることにより、前記作業装置に対する前記接地体の下限位置を設定する下限位置設定部が備えられている請求項1に記載の植播系作業機。
- 前記接地体を前記作業装置に上下動自在に支持する接地体支持部と、
前記接地体支持部の位置を変更して前記作業装置に対する前記接地体の位置を上下に変更する作業高さレバーとが備えられ、
前記第1感知部及び前記第2感知部と前記作業高さレバーとが、前後方向に並ぶように配置されて、
正面視で前記第3感知部と前記作業高さレバーとが左右方向に並ぶように配置され、且つ、側面視で前記第3感知部と前記作業高さレバーとが重複するように配置されている請求項1又は2に記載の植播系作業機。 - 前記電動アクチュエータにより、前記整地装置が、田面に接地して田面を整地する作業位置、及び、田面から上側に離れた非作業位置に昇降自在であり、
前記整地装置における前記感知機構に対向する部分に、前記整地体が設けられていない非存在領域が備えられ、
前記整地装置が前記非作業位置に位置した状態で、前記感知機構が前記非存在領域に入ることにより、側面視で前記感知機構と前記整地装置とが重複する請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の植播系作業機。 - 前記作業装置が田面に下降操作され且つ前記作業装置が作業状態であることを検出する作業センサーが備えられている請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の植播系作業機。
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2018
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