JP2015062352A - 水田作業機 - Google Patents
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Abstract
【課題】対地作業装置の前部に整地装置を昇降自在に支持して、対地作業装置の動力を整地装置に伝達するように構成した水田作業機において、整地装置が非作業位置という高い位置で回転駆動される状態がないように構成する。【解決手段】整地装置53を対地作業装置の前部に昇降自在に支持し、対地作業装置に対して整地装置53を田面Gに接地する作業位置A3及び田面Gから上方に位置する非作業位置A4に亘って昇降させる第2昇降機構56を備える。対地作業装置からの動力を整地装置53に伝達する伝動機構80と、整地装置53に伝達される動力を伝動及び遮断自在なクラッチ機構77を備える。整地装置53が非作業位置A4に上昇すると、クラッチ機構77を遮断状態に操作するクラッチ操作手段95,96,97を備える。【選択図】図8
Description
本発明は、機体の後部に備えられた苗植付装置や直播装置の前部に整地装置を支持した乗用型田植機や乗用型直播機等の水田作業機に関する。
水田作業機の一例である乗用型田植機では例えば特許文献1に開示されているように、機体の後部に苗植付装置(対地作業装置に相当)が昇降自在に支持され、苗植付装置の前部に整地装置が昇降自在に支持されている。
整地装置は機体左右方向の横軸芯周りに回転駆動されることにより、田面の泥を砕いて整地するように構成されており、機体のエンジンの動力が苗植付装置に伝達され、苗植付装置の動力が整地装置に伝達されるように構成されている。
整地装置は機体左右方向の横軸芯周りに回転駆動されることにより、田面の泥を砕いて整地するように構成されており、機体のエンジンの動力が苗植付装置に伝達され、苗植付装置の動力が整地装置に伝達されるように構成されている。
以上の構造により、機体に対して苗植付装置を昇降させると、苗植付装置と一体で整地装置が昇降するのであり、苗植付装置が田面に位置している状態において、苗植付装置に対して整地装置を昇降させることにより、整地装置を田面に接地する作業位置及び田面から上方に位置する非作業位置に亘って昇降させることができる。
苗植付装置に動力を伝達する植付クラッチを伝動状態に操作すると、苗植付装置及び整地装置が作動し、植付クラッチを遮断状態に操作すると、苗植付装置及び整地装置が停止する。
苗植付装置に動力を伝達する植付クラッチを伝動状態に操作すると、苗植付装置及び整地装置が作動し、植付クラッチを遮断状態に操作すると、苗植付装置及び整地装置が停止する。
これにより、一回の植付行程が終了して畦際で旋回して次の植付行程に入る場合、植付クラッチを遮断状態に操作して苗植付装置を田面から上昇させると、苗植付装置及び整地装置が停止し、苗植付装置と一体で整地装置が田面から上昇するので、畦際での旋回に円滑に移行することができる。
畦際での旋回が終了した場合、苗植付装置を田面に下降させると、苗植付装置と一体で整地装置が田面に下降するのであり、植付クラッチを伝動状態に操作すると、苗植付装置及び整地装置が作動を開始して、次の植付行程に円滑に移行することができる。
畦際での旋回が終了した場合、苗植付装置を田面に下降させると、苗植付装置と一体で整地装置が田面に下降するのであり、植付クラッチを伝動状態に操作すると、苗植付装置及び整地装置が作動を開始して、次の植付行程に円滑に移行することができる。
例えば整地装置による泥押し(整地装置が回転駆動されていても、機体の進行に伴って田面の泥が整地装置により前方に押され整地装置の横外側に流れるような状態)が生じる場合、整地装置を使用せずに植付作業を行うことがあり、苗植付装置が田面に位置している状態で、整地装置を田面から上方に位置する非作業位置に位置させることになる。
しかしながら、特許文献1において前述のように、苗植付装置が田面に位置している状態で整地装置を非作業位置に位置させて、植付クラッチを伝動状態に操作して植付作業を行うと、整地装置が非作業位置という高い位置で回転駆動される状態となるので、整地装置に付着していた泥が周囲に飛ばされることがある。
このような状態になると、整地装置から飛ばされた泥が、苗植付装置の各部に付着することがある。例えば苗植付装置に備えられたセンサーフロート(田面から苗植付装置までの高さを検出する機能を備える)に泥が付着すると、センサーフロートの動作が阻害されて、センサーフロートによる高さ検出に支障を来す可能性がある。
このような状態になると、整地装置から飛ばされた泥が、苗植付装置の各部に付着することがある。例えば苗植付装置に備えられたセンサーフロート(田面から苗植付装置までの高さを検出する機能を備える)に泥が付着すると、センサーフロートの動作が阻害されて、センサーフロートによる高さ検出に支障を来す可能性がある。
本発明は、機体の後部に備えられた対地作業装置の前部に整地装置を昇降自在に支持して、対地作業装置の動力を整地装置に伝達するように構成した水田作業機において、整地装置が非作業位置という高い位置で回転駆動される状態がないように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
機体の後部に対地作業装置を昇降自在に支持し、機体に対して前記対地作業装置を昇降させる第1昇降機構を備え、
機体左右方向の横軸芯周りに回転駆動される整地装置を前記対地作業装置の前部に昇降自在に支持し、前記対地作業装置に対して前記整地装置を田面に接地する作業位置及び田面から上方に位置する非作業位置に亘って昇降させる第2昇降機構を備え、
前記対地作業装置からの動力を前記整地装置に伝達する伝動機構と、前記整地装置に伝達される動力を伝動及び遮断自在なクラッチ機構とを備え、
前記整地装置が非作業位置に上昇すると、前記クラッチ機構を遮断状態に操作するクラッチ操作手段を備えている。
(構成)
本発明の第1特徴は、水田作業機において次のように構成することにある。
機体の後部に対地作業装置を昇降自在に支持し、機体に対して前記対地作業装置を昇降させる第1昇降機構を備え、
機体左右方向の横軸芯周りに回転駆動される整地装置を前記対地作業装置の前部に昇降自在に支持し、前記対地作業装置に対して前記整地装置を田面に接地する作業位置及び田面から上方に位置する非作業位置に亘って昇降させる第2昇降機構を備え、
前記対地作業装置からの動力を前記整地装置に伝達する伝動機構と、前記整地装置に伝達される動力を伝動及び遮断自在なクラッチ機構とを備え、
前記整地装置が非作業位置に上昇すると、前記クラッチ機構を遮断状態に操作するクラッチ操作手段を備えている。
(作用及び発明の効果)
本発明の第1特徴によると、第1昇降機構により対地作業装置及び整地装置を一体で昇降させることができるのであり、対地作業装置が田面に位置している状態において、第2昇降機構により整地装置を田面に接地する作業位置及び田面から上方に位置する非作業位置に亘って昇降させることができる。
本発明の第1特徴によると、第1昇降機構により対地作業装置及び整地装置を一体で昇降させることができるのであり、対地作業装置が田面に位置している状態において、第2昇降機構により整地装置を田面に接地する作業位置及び田面から上方に位置する非作業位置に亘って昇降させることができる。
この場合、本発明の第1特徴によれば、整地装置が非作業位置に上昇すると、対地作業装置の動力を整地装置に伝達するクラッチ機構が自動的に遮断状態に操作されるので、整地装置を非作業位置に位置させた状態で対地作業装置が作動しても、対地作業装置の動力は整地装置に伝達されず、整地装置は停止している。
これにより、整地装置が非作業位置という高い位置で回転駆動される状態が生じることはなく、整地装置に付着していた泥が周囲に飛ばされて対地作業装置の各部に付着するというような状態は生じない。
本発明の第1特徴によると、非作業位置において整地装置を停止させることにより、整地装置のベアリングやシール部材等の使用寿命を延ばすことができる。
これにより、整地装置が非作業位置という高い位置で回転駆動される状態が生じることはなく、整地装置に付着していた泥が周囲に飛ばされて対地作業装置の各部に付着するというような状態は生じない。
本発明の第1特徴によると、非作業位置において整地装置を停止させることにより、整地装置のベアリングやシール部材等の使用寿命を延ばすことができる。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記第2昇降機構が、アクチュエータを備え、
前記クラッチ操作手段が、前記アクチュエータの作動を前記クラッチ機構に伝達して前記クラッチ機構を遮断状態に操作する連係機構を備えている。
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
前記第2昇降機構が、アクチュエータを備え、
前記クラッチ操作手段が、前記アクチュエータの作動を前記クラッチ機構に伝達して前記クラッチ機構を遮断状態に操作する連係機構を備えている。
(作用及び発明の効果)
本発明の第2特徴によると、第2昇降機構にアクチュエータを備えているので、対地作業装置に対して整地装置を、第2昇降機構(アクチュエータ)により楽に昇降させることができる。
本発明の第2特徴によれば、第2昇降機構(アクチュエータ)により整地装置を非作業位置に上昇させると、アクチュエータの作動がクラッチ機構に機械的に伝達されて、クラッチ機構が遮断状態に操作されるので、第2昇降機構(アクチュエータ)をクラッチ操作手段の動力源に兼用することができて、クラッチ操作手段の構造の簡素化を図ることができる。
本発明の第2特徴によると、第2昇降機構にアクチュエータを備えているので、対地作業装置に対して整地装置を、第2昇降機構(アクチュエータ)により楽に昇降させることができる。
本発明の第2特徴によれば、第2昇降機構(アクチュエータ)により整地装置を非作業位置に上昇させると、アクチュエータの作動がクラッチ機構に機械的に伝達されて、クラッチ機構が遮断状態に操作されるので、第2昇降機構(アクチュエータ)をクラッチ操作手段の動力源に兼用することができて、クラッチ操作手段の構造の簡素化を図ることができる。
[III]
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
伝動比の異なる複数の伝動位置及び動力を遮断する中立位置に操作自在に前記伝動機構を構成し、前記複数の伝動位置及び中立位置のうちのいずれか一つに操作されるシフト部材を前記伝動機構に備え、
前記シフト部材を前記クラッチ機構として、
前記整地装置が非作業位置に上昇すると、前記クラッチ操作手段が前記シフト部材を前記中立位置に操作するように構成されている。
(構成)
本発明の第3特徴は、本発明の第1又は第2特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
伝動比の異なる複数の伝動位置及び動力を遮断する中立位置に操作自在に前記伝動機構を構成し、前記複数の伝動位置及び中立位置のうちのいずれか一つに操作されるシフト部材を前記伝動機構に備え、
前記シフト部材を前記クラッチ機構として、
前記整地装置が非作業位置に上昇すると、前記クラッチ操作手段が前記シフト部材を前記中立位置に操作するように構成されている。
(作用及び発明の効果)
本発明の第3特徴によると、対地作業装置の動力を整地装置に伝達する伝動機構において、シフト部材を複数の伝動位置に操作することにより、整地装置に伝達される動力を変速することができて、田面の状態に対応した整地装置の回転速度を得ることができる。
前述のように伝動機構において、伝動比の異なる複数の伝動位置を備えて変速するように構成した場合、動力が遮断される中立位置が備えられることが多い。
本発明の第3特徴によると、対地作業装置の動力を整地装置に伝達する伝動機構において、シフト部材を複数の伝動位置に操作することにより、整地装置に伝達される動力を変速することができて、田面の状態に対応した整地装置の回転速度を得ることができる。
前述のように伝動機構において、伝動比の異なる複数の伝動位置を備えて変速するように構成した場合、動力が遮断される中立位置が備えられることが多い。
本発明の第3特徴によると、伝動機構において既存の構成と言ってよい中立位置をクラッチ機構の遮断状態として利用し、シフト部材をクラッチ機構とすることにより、シフト部材をクラッチ機構として兼用することができて、全体の構造の簡素化を図ることができる。
[IV]
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第3特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
低速の伝動位置及び高速の伝動位置を備え、前記低速及び高速の伝動位置の間に前記中立位置を備えるように、前記伝動機構が構成されている。
(構成)
本発明の第4特徴は、本発明の第3特徴の水田作業機において次のように構成することにある。
低速の伝動位置及び高速の伝動位置を備え、前記低速及び高速の伝動位置の間に前記中立位置を備えるように、前記伝動機構が構成されている。
(作用及び発明の効果)
本発明の第4特徴によると、伝動機構に低速及び高速の伝動位置を備えた場合、低速及び高速の伝動位置の間に中立位置を備えており、低速及び高速の伝動位置の両方に対して中立位置が近い状態となっている。
これにより、シフト部材を低速の伝動位置から中立位置に操作する場合、及び、シフト部材を高速の伝動位置から中立位置に操作する場合の両方において、クラッチ操作手段によりシフト部材を素早く中立位置に操作して(クラッチ機構の遮断状態)、整地装置を停止させることができる。
本発明の第4特徴によると、伝動機構に低速及び高速の伝動位置を備えた場合、低速及び高速の伝動位置の間に中立位置を備えており、低速及び高速の伝動位置の両方に対して中立位置が近い状態となっている。
これにより、シフト部材を低速の伝動位置から中立位置に操作する場合、及び、シフト部材を高速の伝動位置から中立位置に操作する場合の両方において、クラッチ操作手段によりシフト部材を素早く中立位置に操作して(クラッチ機構の遮断状態)、整地装置を停止させることができる。
[1]
図1に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2で支持された機体の後部に、上下揺動自在なリンク機構3が備えられ、リンク機構3を介して6条植型式の苗植付装置5(対地作業装置に相当)が昇降自在に支持され、リンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4(第1昇降機構に相当)が備えられて、水田作業機の一例である乗用型田植機が構成されている。
図1に示すように、右及び左の前輪1、右及び左の後輪2で支持された機体の後部に、上下揺動自在なリンク機構3が備えられ、リンク機構3を介して6条植型式の苗植付装置5(対地作業装置に相当)が昇降自在に支持され、リンク機構3を昇降駆動する油圧シリンダ4(第1昇降機構に相当)が備えられて、水田作業機の一例である乗用型田植機が構成されている。
次に、苗植付装置5について説明する。
図1,2,4に示すように、苗植付装置5は、1個のフィードケース17、3個の伝動ケース6、伝動ケース6の後部に回転駆動自在に支持された一対の回転ケース7、回転ケース7の両端に備えられた一対の植付アーム8、中央のセンターフロート9及びサイドフロート11、6個の苗のせ面を備えて左右方向に往復横送り駆動される苗のせ台10、苗のせ台10の苗のせ面の各々に備えられた縦送り機構25等を備えて構成されている。機体左右方向に配置された支持フレーム18に、フィードケース17及び伝動ケース6が固定されており、フィードケース17がリンク機構3の後部下部の機体前後方向の横軸芯P1(図3参照)周りにローリング自在に支持されている。
図1,2,4に示すように、苗植付装置5は、1個のフィードケース17、3個の伝動ケース6、伝動ケース6の後部に回転駆動自在に支持された一対の回転ケース7、回転ケース7の両端に備えられた一対の植付アーム8、中央のセンターフロート9及びサイドフロート11、6個の苗のせ面を備えて左右方向に往復横送り駆動される苗のせ台10、苗のせ台10の苗のせ面の各々に備えられた縦送り機構25等を備えて構成されている。機体左右方向に配置された支持フレーム18に、フィードケース17及び伝動ケース6が固定されており、フィードケース17がリンク機構3の後部下部の機体前後方向の横軸芯P1(図3参照)周りにローリング自在に支持されている。
図4に示すように、フィードケース17から横送り軸19が延出され、横送り軸19の端部が支持部材20を介して支持フレーム18に支持されて、横送り軸19の回転に伴って往復横送り駆動される送り部材21が横送り軸19に外嵌されており、送り部材21が苗のせ台10に接続されている。伝動ケース6にガイドレール38が左右方向に支持されて、苗のせ台10の下部がガイドレール38に沿って横移動自在に支持されている。
図2及び図3に示すように、支持フレーム18の右及び左の端部に支持部材26が固定され上方に延出されて、支持部材26の上部に亘って支持部材50が固定されており、苗のせ台10の上部の前面にガイドレール27が固定され、支持部材50に支持されたローラー51にガイドレール27が横移動自在に支持されている。
図2に示すように、苗のせ台10の6個の苗のせ面の各々に、ベルト式の縦送り機構25が備えられている。図4に示すように、フィードケース17から縦送り軸36が延出され、縦送り軸36の端部が支持部材37を介して支持フレーム18に支持されて、縦送り軸36に一対の駆動アーム36aが固定されている。6個の縦送り機構25に動力を伝達する入力部(図示せず)が苗のせ台10に備えられており、入力部が縦送り軸36の駆動アーム36aの間に位置している。これにより、苗のせ台10が往復横送り駆動の右又は左端部に達すると、入力部が縦送り軸36の一方の駆動アーム36aに達して、縦送り軸36の一方の駆動アーム36aにより入力部が駆動され、6個の縦送り機構25により苗のせ台10の苗が下方に送られる。
次に、施肥装置について説明する。
図1及び図2に示すように、運転座席31の後側に、肥料を貯留するホッパー12及び2つの植付条に対応した3個の繰り出し部13が備えられており、運転座席31の下側にブロア14が備えられている。センターフロート9及びサイドフロート11に2個の作溝器15が固定されて、6個の作溝器15が備えられており、繰り出し部13と作溝器15とに亘って6本のホース16が接続されている。
以上のように、ホッパー12、繰り出し部13、ブロア14、作溝器15及びホース16等により、施肥装置が構成されている。
図1及び図2に示すように、運転座席31の後側に、肥料を貯留するホッパー12及び2つの植付条に対応した3個の繰り出し部13が備えられており、運転座席31の下側にブロア14が備えられている。センターフロート9及びサイドフロート11に2個の作溝器15が固定されて、6個の作溝器15が備えられており、繰り出し部13と作溝器15とに亘って6本のホース16が接続されている。
以上のように、ホッパー12、繰り出し部13、ブロア14、作溝器15及びホース16等により、施肥装置が構成されている。
[2]
次に、苗植付装置5及び施肥装置(繰り出し部13)への伝動構造について説明する。
図1及び図4に示すように、エンジン49の動力が、走行用の静油圧式無段変速装置(図示せず)及び株間変速装置(図示せず)から植付クラッチ87(図7参照)及びPTO軸22を介して、フィードケース17に備えられた入力軸28に伝達される。
次に、苗植付装置5及び施肥装置(繰り出し部13)への伝動構造について説明する。
図1及び図4に示すように、エンジン49の動力が、走行用の静油圧式無段変速装置(図示せず)及び株間変速装置(図示せず)から植付クラッチ87(図7参照)及びPTO軸22を介して、フィードケース17に備えられた入力軸28に伝達される。
図4に示すように、入力軸28の動力が縦送り軸36に伝達されて、縦送り軸36が回転駆動され、入力軸28の動力が横送り変速機構29を介して横送り軸19に伝達されており、横送り軸19が回転駆動される。入力軸28の動力が伝動チェーン30、伝動ケース6に亘って架設された伝動軸23、伝動ケース6に備えられた入力軸32に伝達されており、入力軸32の動力がトルクリミッター33、伝動チェーン34、少数条クラッチ24及び駆動軸35を介して回転ケース7に伝達される。伝動ケース6に亘って円筒状のカバー60が固定されており、カバー60により伝動軸23が覆われている。
これにより図2及び図4に示すように、植付クラッチ87が伝動状態に操作されると、苗のせ台10が左右に往復横送り駆動されるのに伴って、回転ケース7が図2の紙面反時計方向に回転駆動され、苗のせ台10の下部から植付アーム8が交互に苗を取り出して田面Gに植え付けるのであり、苗のせ台10が往復横送り駆動の右又は左端部に達すると、6個の縦送り機構25により苗のせ台10の苗が下方に送られる。植付クラッチ87が遮断状態に操作されると、苗のせ台10の往復横送り駆動、回転ケース7の回転駆動及び縦送り機構25が停止する。
図1に示すように、エンジン49の動力が、走行用の静油圧式無段変速装置から、施肥クラッチ90(図7参照)を介して繰り出し部13に伝達されており、施肥クラッチ90が伝動状態に操作されると、ホッパー12から肥料が所定量ずつ繰り出し部13により繰り出されて、ブロア14の送風により肥料がホース16を通って作溝器15に供給され、作溝器15を介して肥料が田面Gに供給される。施肥クラッチ90が遮断状態に操作されると、繰り出し部13が停止する。
[3]
次に、整地装置53について説明する。
図2,3,4に示すように、支持フレーム18の左の端部にボス部材64が固定され、伝動軸23及び入力軸32の機体左右方向の横軸芯P2周りに、伝動ケース81がボス部材64に上下に揺動自在に支持されて斜め前方下方に延出されている。支持フレーム18の右の端部にブラケット82が固定され、ブラケット82の横軸芯P2(伝動軸23及び入力軸32の横軸芯P2)周りに、支持アーム83が上下に揺動自在に支持されて斜め前方下方に延出されており、伝動ケース81及び支持アーム83に亘って、断面正方形状の駆動軸61が機体左右方向の横軸芯P6周りに回転自在に支持されている。
次に、整地装置53について説明する。
図2,3,4に示すように、支持フレーム18の左の端部にボス部材64が固定され、伝動軸23及び入力軸32の機体左右方向の横軸芯P2周りに、伝動ケース81がボス部材64に上下に揺動自在に支持されて斜め前方下方に延出されている。支持フレーム18の右の端部にブラケット82が固定され、ブラケット82の横軸芯P2(伝動軸23及び入力軸32の横軸芯P2)周りに、支持アーム83が上下に揺動自在に支持されて斜め前方下方に延出されており、伝動ケース81及び支持アーム83に亘って、断面正方形状の駆動軸61が機体左右方向の横軸芯P6周りに回転自在に支持されている。
図6に示すように、合成樹脂により一体的に構成された小幅の回転体62が備えられている。回転体62は、ボス部62a、ボス部62aに形成された断面正方形状の取付孔62b、ボス部62aに接続されたフランジ部62c、フランジ部62cの外周部に接続された凸状の整地部分である外周部62dを備えて構成されている。
図3及び図4に示すように、回転体62のボス部62a(取付孔62b)に駆動軸61が挿入されて(駆動軸61に回転体62のボス部62aが外嵌されて)、回転体62が駆動軸61の横軸芯P3方向に沿って並ぶように取り付けられており、多数の回転体62により幅広の整地ロータが構成されている。
図3に示すように、隣接する回転体62の外周部62dの端部同志が接当する点、及び隣接する回転体62のボス部62aの端部に接当するように部分的に駆動軸61に外嵌されるスペーサ63により、回転体62の位置が決められている。
図3に示すように、隣接する回転体62の外周部62dの端部同志が接当する点、及び隣接する回転体62のボス部62aの端部に接当するように部分的に駆動軸61に外嵌されるスペーサ63により、回転体62の位置が決められている。
図2,3,4に示すように、伝動ケース81及び支持アーム83にブラケット65が固定され、丸パイプ状の支持フレーム67がブラケット65に亘って固定されており、合成樹脂製のカバー66が支持フレーム67に固定されている。カバー66は比較的軟質の薄板状で回転体62の後方に位置しており、カバー66が田面Gに接地していない状態において、回転体62の外周部62dの下端部とカバー66の下端部とが略同じ高さに位置している。
図2,3,4に示すように駆動軸61、回転体62、カバー66、支持フレーム67、伝動ケース81及び支持アーム83等により整地装置53が構成されている。苗植付装置5の前部に整地装置53が支持され、後輪2の後方に整地装置53が配置されており、伝動ケース81及び支持アーム83が横軸芯P2周りに上下に揺動することによって、整地装置53が苗植付装置5の前部に昇降自在に支持されている。
[4]
次に、整地装置53への伝動構造について説明する。
図4に示すように、入力軸32に接続された伝動軸75が、ボス部材64及び伝動ケース81の内部に配置されている。伝動ケース81の内部において、伝動軸75にスプロケット78が相対回転自在に外嵌され、駆動軸61にスプロケット79が固定されて、スプロケット78,79に亘って伝動チェーン80(伝動機構に相当)が巻回されており、伝動軸75とスプロケット78との間にトルクリミッター77(クラッチ機構に相当)が備えられている。
次に、整地装置53への伝動構造について説明する。
図4に示すように、入力軸32に接続された伝動軸75が、ボス部材64及び伝動ケース81の内部に配置されている。伝動ケース81の内部において、伝動軸75にスプロケット78が相対回転自在に外嵌され、駆動軸61にスプロケット79が固定されて、スプロケット78,79に亘って伝動チェーン80(伝動機構に相当)が巻回されており、伝動軸75とスプロケット78との間にトルクリミッター77(クラッチ機構に相当)が備えられている。
前項[2]及び図4に示すように、エンジン49の動力が植付クラッチ87及びPTO軸22を介して、入力軸28、伝動チェーン30、伝動軸23及び入力軸32に伝達されると、入力軸32の動力が伝動軸75、トルクリミッター77及び伝動チェーン80を介して駆動軸61に伝達されて、駆動軸61及び回転体62が横軸芯P6周りに図2の紙面反時計方向に回転駆動される。
この場合、駆動軸61及び回転体62が、機体の走行速度よりも高速で回転駆動される(右及び左の後輪2の外周部の周速度よりも回転体62の外周部の周速度が高速になるように、駆動軸61及び回転体62が高速で回転駆動される)。これにより、植付アーム8の前方の田面Gが駆動軸61及び回転体62によって整地(代掻き)されるのであり、駆動軸61及び回転体62から後方への泥の飛散が、カバー66によって止められる。
図7に示すように、電動モータ89,91により植付及び施肥クラッチ87,90を伝動及び遮断状態に操作することによって、苗植付装置5(植付アーム8による苗の植え付け)及び施肥装置(繰り出し部13)の作動及び停止を行うのと同時に、整地装置53(駆動軸61及び回転体62)の作動及び停止を行う。駆動軸61や回転体62に石等の異物が噛み込まれるなどして、駆動軸61及び回転体62に大きな負荷が発生すると、トルクリミッター77(図4参照)により駆動軸61及び回転体62への動力が遮断されて、駆動軸61及び回転体62が停止する。
[5]
次に、整地装置53の昇降構造について説明する。
図2,3,5に示すように、リンク機構3の左隣に位置するように、支持フレーム52が支持フレーム18に固定されて、支持フレーム52の横軸芯P3周りに扇型の昇降ギヤ54(第2昇降機構に相当)が上下に揺動自在に支持されている。ピニオンギヤ55aを備えたギヤ機構55(第2昇降機構に相当)、及びギヤ機構55を駆動する電動モータ56(第2昇降機構及びアクチュエータに相当)が支持フレーム52に固定されて、ギヤ機構55のピニオンギヤ55aが昇降ギヤ54に咬合している。
次に、整地装置53の昇降構造について説明する。
図2,3,5に示すように、リンク機構3の左隣に位置するように、支持フレーム52が支持フレーム18に固定されて、支持フレーム52の横軸芯P3周りに扇型の昇降ギヤ54(第2昇降機構に相当)が上下に揺動自在に支持されている。ピニオンギヤ55aを備えたギヤ機構55(第2昇降機構に相当)、及びギヤ機構55を駆動する電動モータ56(第2昇降機構及びアクチュエータに相当)が支持フレーム52に固定されて、ギヤ機構55のピニオンギヤ55aが昇降ギヤ54に咬合している。
図3,4,5に示すように、駆動軸61の中央部において、軸受け部57がベアリング(図示せず)により相対回転自在に駆動軸61に外嵌されており、隣接する回転体62のボス部62aの間に軸受け部57が位置して、隣接する回転体62のボス部62aの端部が軸受け部57に接当している。
図3及び図5に示すように、ロッド58(第2昇降機構に相当)が、隣接する回転体62の外周部62dの間の隙間を通って、昇降ギヤ54と軸受け部材57とに亘って接続されている。図2及び図3に示すように、ブラケット65と支持部材26とに亘ってバネ59が接続されており、バネ59の付勢力により整地装置53が上昇側に付勢されている。
以上の構造により、図2,3,5に示すように、電動モータ56によりギヤ機構55のピニオンギヤ55aを正逆に回転駆動して、昇降ギヤ54を横軸芯P3周りに上下に揺動駆動することにより、整地装置53を苗植付装置5に対して昇降する。この場合、図7に示すように苗植付装置5が田面Gに位置している状態において、田面Gに接地する作業位置A3及び田面Gの上方に位置する非作業位置A4に亘って、電動モータ56により整地装置53が昇降する。
図5及び図7に示すように、ポテンショメータ型式の高さセンサー74が横軸芯P3に位置するように支持フレーム52に固定されて、高さセンサー74と昇降ギヤ54とが接続されており、高さセンサー74の検出値が制御装置40に入力されている。高さセンサー74によって支持フレーム52に対する昇降ギヤ54の角度を検出することにより、苗植付装置5に対する整地装置53の高さが検出される。
[6]
次に、苗植付装置5の昇降について説明する。
図1及び図7に示すように、運転座席31の右横側に昇降操作レバー72が備えられ、昇降操作レバー72は上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作自在に構成されており、昇降操作レバー72の操作位置が制御装置40に入力されている。機体に対するリンク機構3の角度を検出するポテンショメータ型式の高さセンサー88が備えられ、高さセンサー88の検出値が制御装置40に入力されており、機体に対するリンク機構3の角度を検出することにより、機体に対する苗植付装置5の高さを検出することができる。
次に、苗植付装置5の昇降について説明する。
図1及び図7に示すように、運転座席31の右横側に昇降操作レバー72が備えられ、昇降操作レバー72は上昇位置、中立位置、下降位置及び植付位置に操作自在に構成されており、昇降操作レバー72の操作位置が制御装置40に入力されている。機体に対するリンク機構3の角度を検出するポテンショメータ型式の高さセンサー88が備えられ、高さセンサー88の検出値が制御装置40に入力されており、機体に対するリンク機構3の角度を検出することにより、機体に対する苗植付装置5の高さを検出することができる。
図7に示すように、油圧シリンダ4に作動油を給排操作して油圧シリンダ4を伸縮作動させる制御弁71、植付クラッチ87を伝動及び遮断状態に操作する電動モータ89、及び施肥クラッチ90を伝動及び遮断状態に操作する電動モータ91が備えられている。後述する[7][8][9]に記載のように、ソフトウェアとしての昇降制御手段73及びローリング制御手段76が制御装置40に備えられている。
これにより、制御装置40によって制御弁71、電動モータ56,89,91、昇降制御手段73及びローリング制御手段76が操作されて、以下のような苗植付装置5及び整地装置53の操作及び後述する[10][11]に記載のような操作が行われる。
これにより、制御装置40によって制御弁71、電動モータ56,89,91、昇降制御手段73及びローリング制御手段76が操作されて、以下のような苗植付装置5及び整地装置53の操作及び後述する[10][11]に記載のような操作が行われる。
図7に示すように、昇降操作レバー72を上昇位置に操作すると、植付及び施肥クラッチ87,90が遮断状態に操作されて、整地装置53が非作業位置A4に上昇し(植付クラッチ87が遮断状態に操作されることにより整地装置53は停止)、昇降制御手段73及びローリング制御手段76が停止した状態で、油圧シリンダ4が収縮作動して苗植付装置5が上昇する。苗植付装置5がリンク機構3の上限位置に達すると、油圧シリンダ4が停止して、苗植付装置5が上限位置で停止する。
図7に示すように、昇降操作レバー72を中立位置に操作すると、植付及び施肥クラッチ87,90が遮断状態に操作されて、整地装置53が非作業位置A4に上昇し(植付クラッチ87が遮断状態に操作されることにより整地装置53は停止)、昇降制御手段73及びローリング制御手段76が停止した状態で、油圧シリンダ4が停止して苗植付装置5の昇降が停止する。
図7に示すように、昇降操作レバー72を下降位置に操作すると、植付及び施肥クラッチ87,90が遮断状態に操作されて、整地装置53が非作業位置A4に上昇し(植付クラッチ87が遮断状態に操作されることにより整地装置53は停止)、昇降制御手段73及びローリング制御手段76が停止した状態で、油圧シリンダ4が伸長作動して苗植付装置5が下降するのであり、センターフロート9が田面Gに接地すると、昇降制御手段73及びローリング制御手段76が作動する。
図7に示すように、昇降操作レバー72を植付位置に操作すると、植付及び施肥クラッチ87,90が伝動状態に操作されて、整地装置53が作業位置A3に下降し(植付クラッチ87が伝動状態に操作され、且つ、後述する[11]に記載のようにトルクリミッター77が伝動状態に操作されることにより整地装置53は作動)、昇降制御手段73及びローリング制御手段76が作動する。
[7]
次に、苗植付装置5の昇降制御手段73の構造について説明する。
図5及び図7に示すように、伝動ケース6の下部の横軸芯P4周りに支持軸41が回転自在に支持されて、支持軸41に固定された支持アーム41aが斜め後方下方に延出されており、支持アーム41aの後端の横軸芯P5周りに、センターフロート9及びサイドフロート11の後部が上下に揺動自在に支持されている。図3及び図7に示すように、人為的に操作可能な植付設定高さレバー42が支持軸41に固定されて前方上方に延出されており、支持フレーム18に固定されたレバーガイド43に、植付設定高さレバー42が挿入されている。
次に、苗植付装置5の昇降制御手段73の構造について説明する。
図5及び図7に示すように、伝動ケース6の下部の横軸芯P4周りに支持軸41が回転自在に支持されて、支持軸41に固定された支持アーム41aが斜め後方下方に延出されており、支持アーム41aの後端の横軸芯P5周りに、センターフロート9及びサイドフロート11の後部が上下に揺動自在に支持されている。図3及び図7に示すように、人為的に操作可能な植付設定高さレバー42が支持軸41に固定されて前方上方に延出されており、支持フレーム18に固定されたレバーガイド43に、植付設定高さレバー42が挿入されている。
図5及び図7に示すように、植付設定高さレバー42により支持軸41及び支持アーム41aを回動操作して、横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を上下に変更することによって、後述する設定高さA1(設定深さ)を変更することができるのであり、植付設定高さレバー42をレバーガイド43に係合させることにより、横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を固定して、設定高さA1(設定深さ)を設定することができる。
図7に示すように、支持軸41の角度を検出するポテンショメータ型式の高さセンサー44が支持フレーム18に固定されて、高さセンサー44の検出値が制御装置40に入力されている。高さセンサー44により支持軸41の角度を検出することによって、横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を検出することができるのであり、前述のように、植付設定高さレバー42により設定高さA1(設定深さ)を設定した場合、高さセンサー44により設定高さA1(設定深さ)が認識される(後述の[8]の記載参照)。
図5及び図7に示すように、センターフロート9の上方において支持フレーム18にブラケット45が固定され、ブラケット45にポテンショメータ型式の高さセンサー68が固定されており、高さセンサー68の検出アーム68aとセンターフロート9の前部とに亘ってロッド69が接続されている。高さセンサー68の検出アーム68aを下方に付勢するバネ86が備えられて、バネ86によりセンターフロート9の前部が下方に付勢されており、高さセンサー68の検出値が制御装置40に入力されている。人為的に操作可能なダイヤル式の感度設定スイッチ70が備えられており、感度設定スイッチ70の操作位置が制御装置40に入力されている。
これにより、図5及び図7に示すように、センターフロート9が田面Gに接地追従することにより、苗植付装置5の下方の田面Gにおいて、センターフロート9及び高さセンサー68により、田面G(センターフロート9)から苗植付装置5までの高さ(植付アーム8による苗の植付深さ)を検出することができる。
図5及び図7に示す状態は、植付設定高さレバー42により横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を設定した状態であり、高さセンサー44の検出値に基づいて、横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置に対応した設定高さA1(設定深さ)が設定された状態である。この状態において、例えばセンターフロート9の底面が水平となるポテンショメータ68の検出値が、設定高さA1(設定深さ)に対応する設定検出値B1として設定される。
[8]
次に、苗植付装置5の昇降制御手段73の作動について説明する。
前項[7]及び図7に示すように、高さセンサー44の検出値により設定高さA1(設定深さ)が制御装置40に認識され、設定高さA1(設定深さ)に対応する設定検出値B1が設定される。
次に、苗植付装置5の昇降制御手段73の作動について説明する。
前項[7]及び図7に示すように、高さセンサー44の検出値により設定高さA1(設定深さ)が制御装置40に認識され、設定高さA1(設定深さ)に対応する設定検出値B1が設定される。
図5及び図7に示すように、センターフロート9が田面Gに接地追従するのに対して、苗植付装置5が上下動すると、これに伴って田面G(センターフロート9)から苗植付装置5までの高さ(植付アーム8による苗の植付深さ)が変化しようとする。これにより、田面G(センターフロート9)から苗植付装置5までの高さ(植付アーム8による苗の植付深さ)が、高さセンサー68により検出されて、設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))と高さセンサー68の検出値との差が検出される。
これにより、図7に示すように、設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))と高さセンサー68の検出値との差が無くなって、高さセンサー68の検出値が設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))となるように、油圧シリンダ4が伸長及び収縮作動して苗植付装置5が昇降し、苗植付装置5(植付アーム8)による苗の植付深さが設定深さに維持される(田面G(センターフロート9)から苗植付装置5までの高さ(植付アーム8による苗の植付深さ)が、設定高さA1(設定深さ)に維持される)。
図5及び図7に示すように、植付設定高さレバー42により横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を変更すると、新たな設定高さA1(設定深さ)が設定される。これに伴って、高さセンサー44の検出値に基づいて、例えばセンターフロート9の底面が水平となるポテンショメータ68の検出値が、前述の新たな設定高さA1(設定深さ)に対応する新たな設定検出値B1として設定されるのであり、これにより苗植付装置5(植付アーム8)による苗の植付深さを変更することができる。
この場合、感度設定スイッチ70により設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))を少し変更することができる。感度設定スイッチ70を中立位置Nに操作していると、設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))に変更はない(植付設定高さレバー42により横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を設定した状態で、横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置に対応した設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))が設定された状態)。
感度設定スイッチ70を敏感側に操作すると、図7に示す設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))が感度設定スイッチ70の操作位置に対応して少し低側に変更される。これによって、設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))でのセンターフロート9の底面が少し下向きとなり、センターフロート9の田面Gへの接地面積が大きくなって、センターフロート9が田面Gに敏感に追従するようになるので、油圧シリンダ4による苗植付装置5の昇降が敏感なものに設定される。
感度設定スイッチ70を鈍感側に操作すると、図7に示す設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))が感度設定スイッチ70の操作位置に対応して少し高側に変更される。これによって、設定高さA1(設定深さ)でのセンターフロート9の底面が少し上向きとなり、センターフロート9の田面Gへの接地面積が小さくなって、センターフロート9が田面Gに鈍感に追従するようになるので、油圧シリンダ4による苗植付装置5の昇降が鈍感なものに設定される。
[9]
次に、苗植付装置5のローリング制御手段76の構造及び作動について説明する。
前項[1]の記載及び図3に示すように、フィードケース17がリンク機構3の後部下部の横軸芯P1周りにローリング自在に支持されている(苗植付装置5がリンク機構3の後部下部の横軸芯P1周りにローリング自在に支持されている)。図3及び図7に示すように、フィードケース17に傾斜センサー48が固定されて、水平面(田面G)に対する苗植付装置5の左右方向の傾斜角度が傾斜センサー48によって検出されており、傾斜センサー48の検出値が制御装置40に入力されている。
次に、苗植付装置5のローリング制御手段76の構造及び作動について説明する。
前項[1]の記載及び図3に示すように、フィードケース17がリンク機構3の後部下部の横軸芯P1周りにローリング自在に支持されている(苗植付装置5がリンク機構3の後部下部の横軸芯P1周りにローリング自在に支持されている)。図3及び図7に示すように、フィードケース17に傾斜センサー48が固定されて、水平面(田面G)に対する苗植付装置5の左右方向の傾斜角度が傾斜センサー48によって検出されており、傾斜センサー48の検出値が制御装置40に入力されている。
図3に示すように、リンク機構3の後部上部にローリング機構46が備えられており、ローリング機構46は、左右方向に押し引き操作される一対のワイヤ46a、ワイヤ46aを押し引き駆動するギヤ機構(図示せず)及び電動モータ46bを備えて構成されている。ガイドレール27の右及び左の端部にブラケット27aが固定されて、ローリング機構46に固定されたアーム46cとガイドレール27のブラケット27aとに亘って、バネ47が接続されており、ローリング機構46のワイヤ46aと支持部材50の右及び左側部とに亘ってバネ39が接続されている。
これにより、前項[1]及び図3に示すように、苗のせ台10が右(左)に横送り駆動されると、右(左)のバネ47が引き延ばされて、右(左)のバネ47の付勢力により苗植付装置5の右(左)への傾斜が抑えられる。
次に、苗植付装置5のローリング制御手段76の作動について説明する。
水平面(田面G)に対する苗植付装置5の左右方向の傾斜角度が傾斜センサー48により検出されて、水平面(田面G)と傾斜センサー48の検出値との差が検出される。
苗植付装置5が水平面(田面G)から右傾斜側に変位していると、ローリング機構46の電動モータ46bが作動し、ローリング機構46のワイヤ46aが押し引き駆動されて苗植付装置5が左にローリングする。
水平面(田面G)に対する苗植付装置5の左右方向の傾斜角度が傾斜センサー48により検出されて、水平面(田面G)と傾斜センサー48の検出値との差が検出される。
苗植付装置5が水平面(田面G)から右傾斜側に変位していると、ローリング機構46の電動モータ46bが作動し、ローリング機構46のワイヤ46aが押し引き駆動されて苗植付装置5が左にローリングする。
苗植付装置5が水平面(田面G)から左傾斜側に変位していると、ローリング機構46の電動モータ46bが作動し、ローリング機構46のワイヤ46aが押し引き駆動されて苗植付装置5が右にローリングする。
苗植付装置5が水平面(田面G)と同じ傾斜角度であると、苗植付装置5のローリングが停止する。
以上のようにして、苗植付装置5が水平に維持される(田面Gと左右方向で平行に維持される)。
苗植付装置5が水平面(田面G)と同じ傾斜角度であると、苗植付装置5のローリングが停止する。
以上のようにして、苗植付装置5が水平に維持される(田面Gと左右方向で平行に維持される)。
[10]
次に、整地装置53の高さ調節について説明する。
図1及び図7に示すように、前輪1の操向操作を行う操縦ハンドル84の下側に操縦パネル85が備えられて、操縦パネル85に押しボタン型式の上スイッチ92、下スイッチ93及び上昇スイッチ94が備えられており、上スイッチ92、下スイッチ93及び上昇スイッチ94の操作信号が制御装置40に入力されている。上及び下スイッチ92,93は、整地装置53が作業位置A3に位置している状態において、田面Gから整地装置53(駆動軸61)までの高さである整地設定高さA2(整地深さ)を設定及び変更するものである。
次に、整地装置53の高さ調節について説明する。
図1及び図7に示すように、前輪1の操向操作を行う操縦ハンドル84の下側に操縦パネル85が備えられて、操縦パネル85に押しボタン型式の上スイッチ92、下スイッチ93及び上昇スイッチ94が備えられており、上スイッチ92、下スイッチ93及び上昇スイッチ94の操作信号が制御装置40に入力されている。上及び下スイッチ92,93は、整地装置53が作業位置A3に位置している状態において、田面Gから整地装置53(駆動軸61)までの高さである整地設定高さA2(整地深さ)を設定及び変更するものである。
図7は、整地装置53が作業位置A3に位置している状態において、整地設定高さA2(整地深さ)が標準高さに設定された状態である。
上スイッチ92を一度押し操作すると、整地設定高さA2(整地深さ)が少しだけ上方(整地深さの浅い側)に変更され、下スイッチ93を一度押し操作すると、整地設定高さA2(整地深さ)が少しだけ下方(整地深さの深い側)に変更されるのであり、上及び下スイッチ92,93を押し操作することにより、整地設定高さA2(整地深さ)を複数段階(例えば標準高さを挟んで整地深さの浅い側及び深い側に複数段階)に設定することができる。
上スイッチ92を一度押し操作すると、整地設定高さA2(整地深さ)が少しだけ上方(整地深さの浅い側)に変更され、下スイッチ93を一度押し操作すると、整地設定高さA2(整地深さ)が少しだけ下方(整地深さの深い側)に変更されるのであり、上及び下スイッチ92,93を押し操作することにより、整地設定高さA2(整地深さ)を複数段階(例えば標準高さを挟んで整地深さの浅い側及び深い側に複数段階)に設定することができる。
図7に示すように、整地設定高さA2(整地深さ)が標準高さ以外の高さに設定されている状態において、上方及び下方スイッチ92,93を同時に押し操作すると、整地設定高さA2(整地深さ)が図7に示す標準高さに自動的に変更される。
この場合、上方及び下方スイッチ92,93とは別に標準スイッチ(図示せず)を備えて、整地設定高さA2(整地深さ)が標準高さ以外の高さに設定されている状態で標準スイッチを押し操作すると、整地設定高さA2(整地深さ)が図7に示す標準高さに自動的に変更されるように構成してもよい。
この場合、上方及び下方スイッチ92,93とは別に標準スイッチ(図示せず)を備えて、整地設定高さA2(整地深さ)が標準高さ以外の高さに設定されている状態で標準スイッチを押し操作すると、整地設定高さA2(整地深さ)が図7に示す標準高さに自動的に変更されるように構成してもよい。
これにより、図7及び前項[5]に記載のように、整地装置53が作業位置A3に位置している状態において、高さセンサー74により支持フレーム52に対する昇降ギヤ54の角度が検出され、苗植付装置5に対する整地装置53の高さが検出されており、上及び下スイッチ92,93による整地設定高さA2(整地深さ)が変更されると、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)に位置するように昇降する。
前項[8]に記載のように、植付設定高さレバー42により設定高さA1(設定深さ)を変更した場合(横軸芯P5(センターフロート9及びサイドフロート11)の位置を上下に変更した場合)、高さセンサー44により設定高さA1(設定深さ)が認識される。
この場合、前項[8]に記載のように、設定高さA1(設定深さ)となるように苗植付装置5が昇降すると、苗植付装置5に整地装置53が支持されていることにより、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)から昇降するので、高さセンサー44,74の検出値に基づいて、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)に戻るように昇降する。
例えば、図7に示すように、整地設定高さA2(整地深さ)が標準高さに設定された状態(整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)に位置している状態)において、設定高さA1(設定深さ)が低側(植付アーム8による苗の植付深さの深側)に変更されて苗植付装置5が下降すると、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)から下方(整地深さの深い側)に下降する。これにより、苗植付装置5が下降した分だけ、整地装置53が上昇して整地設定高さA2(整地深さ)に戻る。
図7に示すように、整地装置53が作業位置A3(整地設定高さA2(整地深さ))に位置している状態において、上昇スイッチ94を押し操作すると、整地装置53が非作業位置A4に上昇する。
整地装置53が非作業位置A4に位置している状態において、上昇スイッチ94を押し操作すると、整地装置53が作業位置A3(非作業位置A4に上昇する直前の整地設定高さA2(整地深さ))に下降する。
整地装置53が非作業位置A4に位置している状態において、上昇スイッチ94を押し操作すると、整地装置53が作業位置A3(非作業位置A4に上昇する直前の整地設定高さA2(整地深さ))に下降する。
[11]
次に、整地装置53が非作業位置A4に上昇すると、整地装置53が停止し、整地装置53が作業位置A3に下降すると整地装置53が作動する構成について説明する。
図8に示すように、スプロケット78が伝動軸75に相対回転自在に外嵌されている。トルクリミッター77は、伝動軸75にスプライン構造により一体回転及びスライド自在に取り付けられたシフト部材77a、及びシフト部材77aをスプロケット78との咬合側に付勢するバネ77bを備えている。
次に、整地装置53が非作業位置A4に上昇すると、整地装置53が停止し、整地装置53が作業位置A3に下降すると整地装置53が作動する構成について説明する。
図8に示すように、スプロケット78が伝動軸75に相対回転自在に外嵌されている。トルクリミッター77は、伝動軸75にスプライン構造により一体回転及びスライド自在に取り付けられたシフト部材77a、及びシフト部材77aをスプロケット78との咬合側に付勢するバネ77bを備えている。
図8に示すように、トルクリミッター77のシフト部材77aに係合するシフトフォーク95(クラッチ操作手段に相当)が、伝動軸75と平行にスライド自在に伝動ケース81に支持されて伝動ケース81の外部に出ており、シフトフォーク95の端部に連係部材96(クラッチ操作手段に相当)が接続されている。ワイヤ97(クラッチ操作手段及び連係機構に相当)のインナーの一方の端部97aが、融通としての連係部材96の長孔9aの中間部に挿入されており、ワイヤ97のインナーの他方の端部が昇降ギヤ54に接続されている。
図8に示す状態は、整地装置53が作業位置A3に位置して、トルクリミッター77のシフト部材77aがスプロケット78に咬合している状態であり、伝動軸75の動力がトルクリミッター77を介して整地装置53に伝達されている状態である。
この状態において、整地装置53に大きな負荷が掛かると、トルクリミッター77のシフト部材77a及びシフトフォーク95が、スプロケット78から紙面上方に離れるのであり、この動作が連係部材96の長孔96aに吸収されて、昇降ギヤ54に伝達されることはない。
この状態において、整地装置53に大きな負荷が掛かると、トルクリミッター77のシフト部材77a及びシフトフォーク95が、スプロケット78から紙面上方に離れるのであり、この動作が連係部材96の長孔96aに吸収されて、昇降ギヤ54に伝達されることはない。
図8に示す状態において、前項[10]に記載のように、上及び下スイッチ92,93により整地設定高さA2(整地深さ)を変更したり、植付設定高さレバー42により設定高さA1(設定深さ)を変更した場合、これに伴って整地装置53が昇降しても(昇降ギヤ54が上下に揺動しても)、これに伴うワイヤ97の動作が連係部材96の長孔96aにより吸収されるので、トルクリミッター77が影響を受けることはない。
前項[10]に記載のように、上昇スイッチ94を押し操作して、整地装置53が非作業位置A4に上昇すると(昇降ギヤ54が非作業位置A4に相当する位置まで上方に揺動すると)、ワイヤ97のインナーが大きく昇降ギヤ54側に引き操作され、ワイヤ97のインナーの端部97aが、連係部材96の長孔96aの紙面上端部に達してからさらに紙面上方に移動して、シフトフォーク95を紙面上方に移動させる。
これにより、トルクリミッター77のシフト部材77a及びシフトフォーク95が、スプロケット78から紙面上方に離れるのであり、トルクリミッター77が遮断状態となって、整地装置53が停止する。
これにより、トルクリミッター77のシフト部材77a及びシフトフォーク95が、スプロケット78から紙面上方に離れるのであり、トルクリミッター77が遮断状態となって、整地装置53が停止する。
次に前項[10]に記載のように、上昇スイッチ94を押し操作して、整地装置53が作業位置A3に下降すると(昇降ギヤ54が作業位置A3に相当する位置まで下方に揺動すると)、ワイヤ97のインナーがシフトフォーク95側に戻されて、トルクリミッター77のバネ77bにより、トルクリミッター77のシフト部材77aが、スプロケット78に咬合するのであり、トルクリミッター77が伝動状態となって、整地装置53が作動する。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]のトルクリミッター77に代えて、図9に示す構造を採用してもよい。
図9に示すように、伝動ケース81の内部において、伝動軸75に小径の低速スプロケット98及び大径の高速スプロケット99が相対回転自在に外嵌され、低速及び高速スプロケット98,99の間の伝動軸75の部分に、リング状の中立部材100が相対回転自在に外嵌されている。
前述の[発明を実施するための最良の形態]のトルクリミッター77に代えて、図9に示す構造を採用してもよい。
図9に示すように、伝動ケース81の内部において、伝動軸75に小径の低速スプロケット98及び大径の高速スプロケット99が相対回転自在に外嵌され、低速及び高速スプロケット98,99の間の伝動軸75の部分に、リング状の中立部材100が相対回転自在に外嵌されている。
伝動ケース81の内部において、駆動軸61に一対のスプロケット79(図4参照)が固定されており、図9に示すように、低速スプロケット98と一方のスプロケット79とに亘って伝動チェーン101が巻回され、高速スプロケット99と他方のスプロケット79とに亘って伝動チェーン102が巻回されている。
図9に示すように、伝動軸75のキー溝75aにキー状のシフト部材103(クラッチ機構に相当)がスライド自在に備えられている。伝動ケース81にシフト軸104(クラッチ操作手段に相当)がスライド自在に支持されており、シフト軸104に固定されたシフトフォーク104aがシフト部材103に接続されている。
以上のように、低速スプロケット98、高速スプロケット99、中立部材100、シフト部材103、伝動チェーン101,102等により、高低2段に変速自在な変速機構105(伝動機構に相当)が構成されている。
以上のように、低速スプロケット98、高速スプロケット99、中立部材100、シフト部材103、伝動チェーン101,102等により、高低2段に変速自在な変速機構105(伝動機構に相当)が構成されている。
これにより、図9に示すように、シフト軸104をスライド操作してシフト部材103を低速スプロケット98に係合させると(低速の伝動位置)、伝動軸75の動力が低速スプロケット98及び伝動チェーン101を介して低速状態で整地装置53に伝達される。
シフト軸104をスライド操作してシフト部材103を高速スプロケット99に係合させると(高速の伝動位置)、伝動軸75の動力が高速スプロケット99及び伝動チェーン102を介して高速状態で整地装置53に伝達される。
シフト軸104をスライド操作してシフト部材103を中立部材100に係合させると(中立位置)、伝動軸75の動力が中立部材100において遮断状態となって、整地装置53が停止する。
シフト軸104をスライド操作してシフト部材103を高速スプロケット99に係合させると(高速の伝動位置)、伝動軸75の動力が高速スプロケット99及び伝動チェーン102を介して高速状態で整地装置53に伝達される。
シフト軸104をスライド操作してシフト部材103を中立部材100に係合させると(中立位置)、伝動軸75の動力が中立部材100において遮断状態となって、整地装置53が停止する。
人為的に操作自在な変速レバー(図示せず)が備えられて、変速レバーがシフト軸104に接続されており、変速レバーによりシフト軸104を低速及び高速の伝動位置、中立位置に操作する。この場合、中立付勢機構(図示せず)により変速レバーが中立位置に付勢されており、変速レバーを低速(高速)の伝動位置に操作すると、係合部材(図示せず)を変速レバーに掛けて、変速レバーを低速(高速)の伝動位置に保持する。
以上の構成において、図8に示すワイヤ97のインナーの一方の端部が係合部材に接続されている。
以上の構成において、図8に示すワイヤ97のインナーの一方の端部が係合部材に接続されている。
これにより、前項[10]に記載のように、上昇スイッチ94を押し操作して、整地装置53が非作業位置A4に上昇すると(昇降ギヤ54が非作業位置A4に相当する位置まで上方に揺動すると)、ワイヤ97のインナーが大きく昇降ギヤ54側に引き操作され、係合部材が変速レバーから離し操作されるのであり、中立付勢機構(図示せず)により変速レバーが低速(高速)の伝動位置から中立位置に戻って、整地装置53が停止する。
次に前項[10]に記載のように、上昇スイッチ94を押し操作して、整地装置53が作業位置A3に下降しても(昇降ギヤ54が作業位置A3に相当する位置まで下方に揺動しても)、変速レバーは中立位置に保持されている(整地装置53は停止している)。
次に前項[10]に記載のように、上昇スイッチ94を押し操作して、整地装置53が作業位置A3に下降しても(昇降ギヤ54が作業位置A3に相当する位置まで下方に揺動しても)、変速レバーは中立位置に保持されている(整地装置53は停止している)。
この場合、図9において、変速機構105を低速、中速及び低速の伝動位置に操作自在に構成してもよい。
中立部材100(中立位置)を、低速及び高速の伝動位置の間ではなく、低速の伝動位置に対して高速の伝動位置とは反対側に備えたり、高速の伝動位置に対して低速の伝動位置とは反対側に備えたりしてもよい。
中立部材100(中立位置)を、低速及び高速の伝動位置の間ではなく、低速の伝動位置に対して高速の伝動位置とは反対側に備えたり、高速の伝動位置に対して低速の伝動位置とは反対側に備えたりしてもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]において、整地装置53を平面視で機体の前後方向に対して傾斜した姿勢に、姿勢変更可能に構成してもよい。
これにより、図10に示すように、機体の左側に前回の植付行程で植え付けられた苗が存在する場合に、整地装置53の右側部分よりも整地装置53の左側部分が前側に位置するように、整地装置53を機体の前後方向に対して傾斜した姿勢設定する。これにより、整地装置53により田面Gの泥が押されても、この泥が整地装置53に沿って右側に流れるので、前回の植付行程で植え付けられた苗に泥が流れるような状態を避けることができる。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]において、整地装置53を平面視で機体の前後方向に対して傾斜した姿勢に、姿勢変更可能に構成してもよい。
これにより、図10に示すように、機体の左側に前回の植付行程で植え付けられた苗が存在する場合に、整地装置53の右側部分よりも整地装置53の左側部分が前側に位置するように、整地装置53を機体の前後方向に対して傾斜した姿勢設定する。これにより、整地装置53により田面Gの泥が押されても、この泥が整地装置53に沿って右側に流れるので、前回の植付行程で植え付けられた苗に泥が流れるような状態を避けることができる。
整地装置53を平面視で機体左右方向と平行な姿勢に設定した状態で、整地装置53の右側及び左側部分に田面Gからの高さの差が生じるように、整地装置53を姿勢変更可能に構成してもよい。
図10に示すように、機体の左側に前回の植付行程で植え付けられた苗が存在する場合に、整地装置53の右側部分よりも整地装置53の左側部分が田面Gよりも高くなるように設定すれば、整地装置53の左側部分が田面Gの泥を押す状態が小さくなるので、前回の植付行程で植え付けられた苗に流れる泥が少なくなる。
図10に示すように、機体の左側に前回の植付行程で植え付けられた苗が存在する場合に、整地装置53の右側部分よりも整地装置53の左側部分が田面Gよりも高くなるように設定すれば、整地装置53の左側部分が田面Gの泥を押す状態が小さくなるので、前回の植付行程で植え付けられた苗に流れる泥が少なくなる。
整地装置53を平面視で機体左右方向と平行な姿勢に設定した状態で、整地装置53を機体に対して全体的に右側に寄った状態(右オフセット状態)、及び、機体に対して全体的に左側に寄った状態(左オフセット状態)に、整地装置53を姿勢変更可能に構成してもよい。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]の整地装置53において、図11に示すように、機体左右中央から右側の回転体62(図6参照)の外周部62dの凸部分を平面視で斜め右外向きに設定し、機体左右中央から左側の回転体62の外周部62dの凸部分を平面視で斜め左外向きに設定してもよい。
これにより、整地装置53(回転体62)が横軸芯P6周りに図2の紙面反時計方向に回転駆動されると、回転体62の外周部62dの凸部分により、田面Gの泥が機体左右中央側に集められようとするのであり、整地装置53の右側及び左側部分から外側に流れる泥が少なくなる。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]の整地装置53において、図11に示すように、機体左右中央から右側の回転体62(図6参照)の外周部62dの凸部分を平面視で斜め右外向きに設定し、機体左右中央から左側の回転体62の外周部62dの凸部分を平面視で斜め左外向きに設定してもよい。
これにより、整地装置53(回転体62)が横軸芯P6周りに図2の紙面反時計方向に回転駆動されると、回転体62の外周部62dの凸部分により、田面Gの泥が機体左右中央側に集められようとするのであり、整地装置53の右側及び左側部分から外側に流れる泥が少なくなる。
[発明の実施の第4別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、以下に示すように構成してもよい。
図2及び図7に示すセンターフロート9が田面Gの局所的な凹部に入り込み、これに伴って苗植付装置5が急激に下降した場合、凹部とは別の位置の整地装置53も下降して田面Gの下方に潜り込む状態となり、整地装置53が田面Gの泥を押す状態になることがある。
逆にセンターフロート9が田面Gの局所的な凸部に乗り上げ、これに伴って苗植付装置5が急激に上昇した場合、凸部とは別の位置の整地装置53も上昇して田面Gから上方に離れて、整地装置53が田面Gを整地しない状態になることがある。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第3別形態]において、以下に示すように構成してもよい。
図2及び図7に示すセンターフロート9が田面Gの局所的な凹部に入り込み、これに伴って苗植付装置5が急激に下降した場合、凹部とは別の位置の整地装置53も下降して田面Gの下方に潜り込む状態となり、整地装置53が田面Gの泥を押す状態になることがある。
逆にセンターフロート9が田面Gの局所的な凸部に乗り上げ、これに伴って苗植付装置5が急激に上昇した場合、凸部とは別の位置の整地装置53も上昇して田面Gから上方に離れて、整地装置53が田面Gを整地しない状態になることがある。
これにより、図7に示す高さセンサー68の検出値が設定検出値B1から急激に下方に変化した場合(センターフロート9が田面Gの局所的な凹部に入り込んだ場合)、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)から所定量だけ上昇するように構成し、この後に高さセンサー68の検出値が設定検出値B1に戻ると、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)に戻るように構成する。
逆に、図7に示す高さセンサー68の検出値が設定検出値B1から急激に上方に変化した場合(センターフロート9が田面Gの局所的な凸部に乗り上げた場合)、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)から所定量だけ下降するように構成し、この後に高さセンサー68の検出値が設定検出値B1に戻ると、整地装置53が整地設定高さA2(整地深さ)に戻るように構成する。
[発明の実施の第5別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第4別形態]において、以下に示すように構成してもよい。
図7に示すように、センターフロート9による高さセンサー68の検出値が、設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))よりも下側になると、田面G(センターフロート9)から苗植付装置5までの高さ(植付アーム8による苗の植付深さ)が、苗植付装置5が設定高さA1(設定深さ)よりも高いと判断されて、苗植付装置5が下降する。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第4別形態]において、以下に示すように構成してもよい。
図7に示すように、センターフロート9による高さセンサー68の検出値が、設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))よりも下側になると、田面G(センターフロート9)から苗植付装置5までの高さ(植付アーム8による苗の植付深さ)が、苗植付装置5が設定高さA1(設定深さ)よりも高いと判断されて、苗植付装置5が下降する。
この場合、高さセンサー68の検出値が設定時間に亘って連続して設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))よりも下側になると、整地装置53が田面Gの下方に潜り込む状態となって、整地装置53が田面Gの泥を押す状態になることがある。
従って、高さセンサー68の検出値が設定時間に亘って連続して設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))よりも下側になると、整地装置53が田面Gの下方に潜り込む状態であると判断されて、警報ブザー(図示せず)が作動して整地装置53が非作業位置A4に上昇するように構成する。
従って、高さセンサー68の検出値が設定時間に亘って連続して設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))よりも下側になると、整地装置53が田面Gの下方に潜り込む状態であると判断されて、警報ブザー(図示せず)が作動して整地装置53が非作業位置A4に上昇するように構成する。
前述の「高さセンサー68の検出値が設定時間に亘って連続して設定検出値B1(設定高さA1(設定深さ))よりも下側になる状態」に代えて、
「図7に示す高さセンサー88によりリンク機構3が上限位置に位置することが検出されていないのに、高さセンサー68によりセンターフロート9が下限位置に位置することが検出された状態」
又は、
「図3及び図4に示すカバー66の角度を検出する角度センサー(図示せず)を備えて、角度センサーの検出値が設定時間に亘って連続して設定角度よりも上側になる状態」
となっても、整地装置53が田面Gの下方に潜り込む状態であると判断されて、警報ブザー(図示せず)が作動して整地装置53が非作業位置A4に上昇するように構成してもよい。
「図7に示す高さセンサー88によりリンク機構3が上限位置に位置することが検出されていないのに、高さセンサー68によりセンターフロート9が下限位置に位置することが検出された状態」
又は、
「図3及び図4に示すカバー66の角度を検出する角度センサー(図示せず)を備えて、角度センサーの検出値が設定時間に亘って連続して設定角度よりも上側になる状態」
となっても、整地装置53が田面Gの下方に潜り込む状態であると判断されて、警報ブザー(図示せず)が作動して整地装置53が非作業位置A4に上昇するように構成してもよい。
[発明の実施の第6別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第5別形態]において、以下に示すように構成してもよい。
図7に示す高さセンサー74とは別に、整地装置53が非作業位置A4に位置することを検出する位置センサー(図示せず)を備えることにより、前項[6]に記載のように昇降操作レバー72を上昇位置、中立位置及び下降位置に操作した状態、及び、前項[10][11]に記載のように上昇スイッチ94を押し操作した状態において、整地装置53が非作業位置A4に上昇する場合、整地装置53が非作業位置A4に上昇したことが位置センサーにより検出されないと、電動モータ56等の異常であると判断して、警報ブサーが作動するように構成してもよい。
前述の[発明を実施するための最良の形態][発明の実施の第1別形態]〜[発明の実施の第5別形態]において、以下に示すように構成してもよい。
図7に示す高さセンサー74とは別に、整地装置53が非作業位置A4に位置することを検出する位置センサー(図示せず)を備えることにより、前項[6]に記載のように昇降操作レバー72を上昇位置、中立位置及び下降位置に操作した状態、及び、前項[10][11]に記載のように上昇スイッチ94を押し操作した状態において、整地装置53が非作業位置A4に上昇する場合、整地装置53が非作業位置A4に上昇したことが位置センサーにより検出されないと、電動モータ56等の異常であると判断して、警報ブサーが作動するように構成してもよい。
本発明は、対地作業装置として、苗植付装置、ペースト状の肥料を田面に供給する施肥装置、直播装置、薬剤散布装置及び米ぬか散布装置等を備えた水田作業機に適用できる。
4 第1昇降機構
5 対地作業装置
53 整地装置
54,55,56,58 第2昇降機構
56 アクチュエータ(第2昇降機構)
77,103 クラッチ機構
80,105 伝動機構
95,96,97,104 クラッチ操作手段
97 連係機構(クラッチ操作手段)
103 シフト部材(クラッチ機構)
A3 作業位置
A4 非作業位置
G 田面
P6 横軸芯
5 対地作業装置
53 整地装置
54,55,56,58 第2昇降機構
56 アクチュエータ(第2昇降機構)
77,103 クラッチ機構
80,105 伝動機構
95,96,97,104 クラッチ操作手段
97 連係機構(クラッチ操作手段)
103 シフト部材(クラッチ機構)
A3 作業位置
A4 非作業位置
G 田面
P6 横軸芯
Claims (4)
- 機体の後部に対地作業装置を昇降自在に支持し、機体に対して前記対地作業装置を昇降させる第1昇降機構を備え、
機体左右方向の横軸芯周りに回転駆動される整地装置を前記対地作業装置の前部に昇降自在に支持し、前記対地作業装置に対して前記整地装置を田面に接地する作業位置及び田面から上方に位置する非作業位置に亘って昇降させる第2昇降機構を備え、
前記対地作業装置からの動力を前記整地装置に伝達する伝動機構と、前記整地装置に伝達される動力を伝動及び遮断自在なクラッチ機構とを備え、
前記整地装置が非作業位置に上昇すると、前記クラッチ機構を遮断状態に操作するクラッチ操作手段を備えている水田作業機。 - 前記第2昇降機構が、アクチュエータを備え、
前記クラッチ操作手段が、前記アクチュエータの作動を前記クラッチ機構に伝達して前記クラッチ機構を遮断状態に操作する連係機構を備えている請求項1に記載の水田作業機。 - 伝動比の異なる複数の伝動位置及び動力を遮断する中立位置に操作自在に前記伝動機構を構成し、前記複数の伝動位置及び中立位置のうちのいずれか一つに操作されるシフト部材を前記伝動機構に備え、
前記シフト部材を前記クラッチ機構として、
前記整地装置が非作業位置に上昇すると、前記クラッチ操作手段が前記シフト部材を前記中立位置に操作するように構成されている請求項1又は2に記載の水田作業機。 - 低速の伝動位置及び高速の伝動位置を備え、前記低速及び高速の伝動位置の間に前記中立位置を備えるように、前記伝動機構が構成されている請求項3に記載の水田作業機。
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016214206A (ja) * | 2015-05-26 | 2016-12-22 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
JP2017175970A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | ヤンマー株式会社 | 移植機 |
JP2020054245A (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-09 | 井関農機株式会社 | 苗移植機 |
JP2020130073A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 株式会社クボタ | 水田作業機 |
JP7426879B2 (ja) | 2020-03-30 | 2024-02-02 | 三菱マヒンドラ農機株式会社 | 移植機 |
-
2013
- 2013-09-24 JP JP2013197177A patent/JP2015062352A/ja active Pending
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