JP3446371B2 - 表土追従制御装置 - Google Patents

表土追従制御装置

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JP3446371B2 JP02473695A JP2473695A JP3446371B2 JP 3446371 B2 JP3446371 B2 JP 3446371B2 JP 02473695 A JP02473695 A JP 02473695A JP 2473695 A JP2473695 A JP 2473695A JP 3446371 B2 JP3446371 B2 JP 3446371B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、走行車体に対して昇降
可能に支持された農用作業機を地面から一定高さに維持
するよう制御する表土追従制御装置に関する。 【0002】 【従来の技術】表土追従制御装置に関しては、機体の進
行に伴い地面の凹凸に追従して上下動する接地体(例え
ば田植機では整地用フロートを利用)を備え、この接地
体の上下動を作業機を昇降させるアクチュエータの制御
バルブのスプールに直接伝えるようにしたものが従来よ
りあった。 【0003】前記接地体は土壌の硬軟によって地面の凹
凸に対する応答性が変わる。よって、土壌の柔らかい圃
場では地面の凹凸に対する応答性をよくするために制御
の感度を高くし、土壌の硬い圃場ではハンチングを防止
するために制御の感度は鈍くする必要がある。そこで、
上記従来の表土追従制御装置では、中立位置にある時の
接地体の対地迎え角を変更して制御感度を調節してい
た。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、接地体
の対地迎え角を変更するだけでは感度調節範囲に限界が
あり、土壌が極端に柔らかい圃場や土壌が極端に硬い圃
場では適正な感度調節ができなかった。本発明は、感度
調節範囲を広くとれるようにし、あらゆる圃場で適正な
制御を行えるようにすることを課題としている。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次のように構成とした。すなわち、本発明
にかかる表土追従制御装置は、走行車体に対して昇降可
能に支持された農用作業機を地面から一定高さに維持す
るよう制御する表土追従制御装置において、前記作業機
を前記走行車体に対して昇降させるアクチュエータの作
動を制御する制御バルブと、地面の凹凸に追従して上下
動する接地体と、該接地体の上下動に連動して揺動し、
前記制御バルブのスプールを出し入れさせるバルブアー
ムと、前記接地体の対地迎え角の変更と前記接地体の上
下動に対する前記スプールの出入り量の比率の変更が行
われるように前記バルブアームの揺動支点を変位させる
感度調節具とを備え、前記バルブアームの揺動支点は、
前記感度調節具の回動により揺動する揺動アームの先端
部に設けて、該揺動支点の位置が円弧状の軌跡を描いて
変位するように構成するとともに、該バルブアームの自
由端部に前記接地体の上下動に連動する感知ケーブルを
繋いだことを特徴としている。 【0006】 【作用】感度調節具によりバルブアームの揺動支点を変
位させると、接地体の対地迎え角が変更されるととも
に、接地体の上下動に対する制御バルブのスプールの出
入り量の比率が変更される。接地体の対地迎え角が変更
されると、地面の凹凸に対する接地体の応答性が変わ
り、制御感度が変わる。また、接地体の上下動に対する
制御バルブのスプールの出入り量の比率が変わると、制
御バルブが作動する接地体の最低上下動量、すなわち不
感帯の幅が変わる。よって、感度調節具によりバルブア
ームの揺動支点を変位させることにより、接地体の対地
迎え角の変更による制御感度の調節と、不感帯幅の変更
による制御感度の調節とが同時に行われる。このため、
接地体の対地迎え角の変更による制御感度の調節と、不
感帯幅の変更による制御感度の調節とを単独で行う場合
に比べて、制御感度の調節範囲が広くなる。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例として乗用田植機の
表土追従制御装置について説明する。この乗用田植機
は、走行車体1の後側に昇降リンク装置3を介して農用
作業機である植付部4を装着した構成となっている。 【0008】走行車体1は、左右各一対の前輪1a,1
a及び後輪1b,1bを備えた四輪駆動車両で、機体の
前部に配したミッションケース5の背面部から後方に延
びるメインフレーム6の上にエンジン7が搭載され、ミ
ッションケース5の上側には油圧ポンプ8,9が設けら
れている。また、機体上部にはハンドル10と座席11
が設置されている。 【0009】昇降リンク装置3は平行リンク構成であっ
て、1本の上リンク20及び左右一対の下リンク21,
21を備えている。これらリンク20,21,21は、
その基部側がメインフレーム6の後端部に立設したリン
クベースフレーム22に回動自在に取り付けられ、その
先端側は縦リンク23が連結されている。縦リンク23
には植付部4をローリング自在に連結するためのローリ
ング軸23aが設けられている。メインフレーム6に固
着した支持部材(図示せず)と上リンク20に一体形成
したスイングアーム24の先端部との間に植付部昇降用
のアクチュエータである油圧シリンダ25が介装されて
おり、該シリンダを油圧で伸長させると、上リンク20
が上向きに回動し、縦リンク23に装着した植付部4が
ほぼ一定姿勢のまま昇降する。油圧シリンダ25は油圧
バルブ26で制御される。 【0010】この田植機の油圧回路は図9のように構成
されている。すなわち、2個の油圧ポンプ8,9が設け
られていて、一方の油圧ポンプ8から送り出される圧油
は植付部昇降用の油圧バルブ26に供給され、他方の油
圧ポンプ9から送り出される圧油はパワステ用の油圧バ
ルブ27に供給される。植付部昇降用の油圧バルブ26
は、4ポート4位置のスプール弁であって、植付部を上
昇させる「上げ」位置、植付部を下降させる「下げ」位
置、植付部を一定高さに固定する「固定」位置、及び植
付部を表土面から一定高さに維持するように自動的に適
宜昇降させる「自動」位置とがある。図中の28は下降
ロックバルブで、下降ロックピン28aを押し込んでい
る時は油圧シリンダ25より戻り側へ圧油が流れるが、
下降ロックピン28aの押し込みが解除されると油圧シ
リンダ25より戻り側へ圧油が流れなくなるようになっ
ている。 【0011】植付部4は6条植えの構成となっていて、
フレームを兼ねる伝動ケース30に、6条分の苗を載せ
ておく苗載台31と、該苗載台上の苗を圃場面に植え付
ける6組の植付装置32,…等が組み付けられている。 【0012】植付部4の下部には、左右中央に一体のセ
ンターフロート34とその左右両側にそれぞれ一体のサ
イドフロート35,35が設けられている。これらフロ
ート34,35,35は、フロート支持アーム37,…
の後端部に枢支ピン38,…で取り付けられていて、前
部側が上下動可能となっている。植付作業状態では、植
付部の重量の一部が各フロートで泥面上に受けられ、機
体の進行に伴い各フロートが泥面を整地しつつ滑走す
る。フロート支持アーム37,…の前端部は回動軸39
に固着されており、植付深さ調節レバー40によって回
動軸39を回動させることにより、フロート34,3
5,35の取付高さが変化し、それにより植付装置3
2,…による苗の植付深さを調節するようになってい
る。植付深さ調節レバー40の操作位置を植付深さレバ
ーガイド41で固定することにより、植付深さを段階的
に設定できる。 【0013】センターフロート34は表土面の凹凸を検
出する接地体であり、該センターフロートの上下動に基
づいて植付部4を表土面から一定高さに維持する表土追
従制御を行う。次いで、表土追従制御装置について説明
する。 【0014】伝動ケース30に固着のリンク支持ステー
43,43に回動自在に支持された左右一対の上リンク
44,44と下リンク45の前端部にケーブルステー4
6が取り付けられており、そのケーブルステー46の上
端部に感知ケーブル47が取り付けられている。さら
に、上リンク44,44とケーブルステー46を連結す
るピン49の回りにカウンタアーム50が回動自在に取
り付けられている。このカウンターアーム50の後端部
とセンターフロート34の前部上面に固着のフロート取
付ステー51とが連結リンク52で連結されている。ま
た、カウンタアーム50の前端部には感知ケーブル47
のインナーワイヤ47aがスプリング53を介して繋い
である。よって、センターフロート34の前部が上動す
ると感知ケーブル47が引き下げられ、またセンターフ
ロート34の前部が下動すると油圧バルブ26の後記ス
プリング26bの作用で感知ケーブル47が引き上げら
れ、表土面の凹凸が油圧バルブ26へ伝えられるのであ
る。 【0015】さらに、リンク支持ステー43,43と上
リンク44,44を連結するピン55にはアーム56が
固着されていて、このアーム56と前記回動軸39に固
着のアーム57とがロッド58で連結されている。よっ
て、植付深さ調節レバー40によって植付深さを調節す
ると、それに連動してリンク44,44,45が回動
し、フロート34,35,35の取付高さの変化分に相
当する量だけセンターフロート34の前部も上下動す
る。上リンク44,44と下リンク45は平行リンクを
構成しているので、リンク44,44,45が回動して
も、ケーブルステー46は一定姿勢のままに維持され、
植付深さを調節しても感知ケーブル47が伸びたり縮ん
だりすることはない。 【0016】一方、油圧バルブ26はリンクベースフレ
ーム22に固着のバルブベース60に固定状態で取り付
けられている。油圧バルブ26のスプール26aはスプ
リング26bによって突出側へ付勢されていて、そのス
プール26aの突出端にバルブ作動アーム61が当接し
ている。そして、バルブ作動アーム61の自由端部側に
感知ケーブル47が繋いであり、センターフロート34
によって検出される表土面の凹凸がスプール26aに伝
えられ、それによって油圧バルブ26が作動する。例え
ば、センターフロート34が表土面の凸部に乗り上げて
前部が上動すると、スプール26aが引込み作動して油
圧シリンダ25のピストンロッドが突出し、植付部4が
上昇する。逆に、センターフロート34が表土面の凹部
に落ち込み前部が下動すると、スプール26aが突出作
動して油圧シリンダ25のピストンロッドが引っ込み、
植付部4が下降する。このようにして、表土面の凹凸に
応じて植付部4を適宜昇降させることにより、苗の植付
深さを常に一定に維持するのである。 【0017】前記バルブ作動アーム61の支点61aは
揺動アーム63の先端部に支持され、かつ、その揺動ア
ーム63の支点63aはバルブベース60に上下に回動
自在に設けた感度調節レバー(感度調節具)64に取り
付けられていて、感度調節レバー64を回動させるとバ
ルブ作動アーム61の支点61aの位置が円弧状の軌跡
を描いて変位するようになっている。図中の65は感度
調節レバーガイドで、感度調節レバー64の操作位置を
段階的に設定できるようになっている。 【0018】支点61aが下位にあるほど、バルブ作動
アーム61の自由端部側が前方に位置し、感知ケーブル
47が引かれた状態となり、センターフロート34の対
地迎え角θが大きくなる。このため、表土面の凹凸に対
するセンターフロート34の応答性が良くなり、制御感
度が敏感になる。逆に、支点61aが上位にあるほど、
センターフロート34の迎え角θが小さくなり、制御感
度が鈍感になる。 【0019】また、支点61aの位置が下位にあるほ
ど、支点61aからバルブ作動アーム61とスプール2
6aとの接点までの距離Lが大きくなるため、センター
フロート34の上下動に対するスプール26aへ出入り
量の比率が大きくなる。これにより、油圧バルブ26が
作動するためのセンターフロート34の最低上下動量、
すなわち不感帯の幅が小さくなり、センターフロート3
4がわずかに上下動しただけでも油圧バルブ26が作動
するようになる。逆に、支点61aが上位にあるほど、
不感帯の幅が大きくなり、センターフロート34が大き
く上下動しないと油圧バルブ26が作動しなくなる。 【0020】このように、感度調節レバー64を操作し
てバルブ作動アーム61の支点61aの位置を変位させ
ることにより、センターフロート34の迎え角θと不感
帯の幅を同時に調節される。よって、センターフロート
34の迎え角の変更による制御感度の調節と、不感帯幅
の変更による制御感度の調節とが複合的に組み合わされ
ることにより、制御感度の調節範囲が広くなっている。 【0021】66は下降ロックアーム66で、バルブベ
ース60に回動自在に取り付けられ、その一端が油圧バ
ルブ26の下降ロックピン28aに当接している。この
下降ロックアーム66には前記バルブ作動アーム51の
支点61aに回転自在に設けたローラ67に摺接する円
弧状のガイド部66aと、該ガイド部の下側に続く凹部
66bとが形成されていて、感度調節レバー64が表土
追従制御の範囲内に操作されている場合は、ローラ67
がガイド部66aに当接しており下降ロックピン28a
が押し込まれているが、感度調節レバー64が下降ロッ
ク位置に操作されると、ローラ67が凹部66bに落ち
込み、下降ロックピン28aが突出し、油圧バルブ26
が下降ロック状態になる。 【0022】油圧バルブ26、感知ケーブル47、揺動
アーム63、及び下降ロックアーム66は共通のバルブ
ベース60に設けられているので、組付け時に各部材の
位置関係の狂いが生じにくく、各部材の動作が確実なも
のとなる。 【0023】また、油圧バルブ26のスプール26aに
は、表土追従制御用の前記バルブ作動アーム61とは別
に、支軸70に回動自在に取り付けた植付部昇降用の油
圧アーム71が当接している。さらに、この油圧アーム
71と並列に、油圧カム72が支軸70に回動自在に取
り付けられている。これら油圧アーム71と油圧カム7
2はカムローラ73が係合する係合部71a,72aを
それぞれ備え、油圧アム71は油圧バルブ26のスプリ
ング26bによって、また油圧カム72はスプリング7
4によって、それぞれカムローラ73に係合部71a,
72aが当接するように付勢されている。カムローラ7
3はローラ支持アーム77に取り付けられていて、該ロ
ーラ支持アームを支持する油圧レバー軸78と一体の油
圧レバー79を回動操作することにより、カムローラ7
3が円周上を移動するようになっている。ローラ支持ア
ーム77にはカムローラ73を前方に付勢するスプリン
グ80が取り付けられている。 【0024】油圧カム72はカムローラ73の位置決め
用であり、その係合部72aにはカムローラ73が嵌り
込む4つの凹部A〜Dが形成されている。油圧レバー7
9を「固定」に操作すると、カムローラ73が凹部Bに
係合し、油圧バルブ26は中立になる。油圧レバー79
を「上げ」に操作すると、カムローラ73が凹部Aに係
合し、油圧アーム71が押し上げられ、油圧バルブ26
が植付部上げ側に作動する。また、油圧レバー79を
「下げ」もしくは「自動」に操作すると、カムローラ7
3が凹部Cもしくは凹部Dに係合し、油圧アーム71が
スプリング74によって引き下げられ、油圧バルブ26
が植付部下げ側に作動する。 【0025】また、油圧カム72にはバックリフトケー
ブル82が繋着されている。バックリフトケーブル82
は走行レバー83に接続されていて、変速レバー83を
後進に操作すると、油圧カム72が上側に回動し油圧カ
ム72とカムローラ73の係合が外れ、カムローラ73
が油圧アーム71の係合部71aに沿って自由に移動可
能となるため、ローラ支持アーム77が油圧レバーリタ
ーンスプリング80に引かれ、カムローラ73が係合部
71aの前端部に係合するようになる。それによって、
油圧アーム71が上方に押し上げられ、油圧バルブ26
が植付部上げ側に作動されるようになっている。したが
って、走行レバー83を後進に操作すると、植付部が自
動的に上昇させられるバックリフト機能が働く。 【0026】なお、図示は省略してあるが、上げ作動時
に植付部が上限位置まで上昇すると油圧レバー79を
「固定」に戻すオートリターン機構が設けられている。 【0027】油圧アーム71と油圧カム72が独立して
回動するようになっているので、カムローラ73が油圧
カム72の山の部分を乗り越える際に、油圧アーム71
がスプール26aを必要以上に押すことがなく、植付部
の昇降が安定する。また、油圧カム72の山の高さは同
一であるので、油圧レバー79の各操作位置への操作荷
重が均一である。 【0028】さらに、バックリフト状態では油圧カム7
2がカムローラ73から外れているので、オートリター
ン時にバックリフト状態であっても、油圧レバー79を
「上げ」から「固定」へ円滑に戻すことができ、油圧バ
ルブ26が確実に中立になる。 【0029】油圧レバー79は植付部昇降用のレバーと
植付クラッチの入り切り操作用のレバーを兼ねており、
油圧レバー軸78にはローラ支持アーム77と並列に植
付クラッチカム85が設けられている。この植付クラッ
チカム85の先端が植付クラッチアーム86に設けたカ
ムローラ87に接当するようになっていて、油圧レバー
79を「上げ」「固定」「下げ(植付切り)」に操作す
ると植付クラッチピン88植付クラッチ「切り」にな
り、油圧レバー79を「自動(植付入り)」に操作する
と植付クラッチアーム86が植付クラッチピン88を植
付クラッチ「り」に作動させるようになっている。 【0030】 【発明の効果】以上に説明した如く、本発明にかかる表
土追従制御装置は、接地体の対地迎え角の変更による制
御感度の調節と、不感帯幅の変更による制御感度の調節
とが複合的に組み合わされ、制御感度の調節範囲が広く
なる。また、本発明にかかる表土追従制御装置は、バル
ブアームの揺動支点を円弧状軌跡に沿って変位させるこ
とにより感度調節を行うので、簡単な構造で精度よく円
滑に感度調節を行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】 【図1】乗用田植機の側面図である。 【図2】乗用田植機の平面図である。 【図3】センターフロート取付部の側面図である。 【図4】センターフロート取付部の平面図である。 【図5】油圧バルブ取付部及びその周辺部の平面図であ
る。 【図6】油圧バルブ取付部及びその周辺部の主として表
土追従制御関係の部材を表示した側面図である。 【図7】油圧バルブ取付部及びその周辺部の主として植
付部昇降関係の部材を表示した側面図である。 【図8】植付クラッチ操作部の側面図である。 【図9】油圧回路図である。 【符号の説明】 1 走行車体 3 昇降リンク装置 3 植付部(農用作業機) 25 油圧シリンダ(アクチュエータ) 26 油圧バルブ(制御バルブ) 26a スプール 34 センターフロート(接地体) 61 バルブアーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内 建之 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 神谷 寿 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 鈴木 隆 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (72)発明者 岡田 卓也 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農 機株式会社 技術部内 (56)参考文献 特開 昭58−129905(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01C 11/02 A01B 63/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 走行車体に対して昇降可能に支持された
    農用作業機を地面から一定高さに維持するよう制御する
    表土追従制御装置において、前記作業機を前記走行車体
    に対して昇降させるアクチュエータの作動を制御する制
    御バルブと、地面の凹凸に追従して上下動する接地体
    と、該接地体の上下動に連動して揺動し、前記制御バル
    ブのスプールを出し入れさせるバルブアームと、前記接
    地体の対地迎え角の変更と前記接地体の上下動に対する
    前記スプールの出入り量の比率の変更が行われるように
    前記バルブアームの揺動支点を変位させる感度調節具と
    を備え、前記バルブアームの揺動支点は、前記感度調節
    具の回動により揺動する揺動アームの先端部に設けて、
    該揺動支点の位置が円弧状の軌跡を描いて変位するよう
    に構成するとともに、該バルブアームの自由端部に前記
    接地体の上下動に連動する感知ケーブルを繋いだことを
    特徴とする表土追従制御装置。
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