JPH0327162B2 - - Google Patents

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JPH0327162B2
JPH0327162B2 JP59138631A JP13863184A JPH0327162B2 JP H0327162 B2 JPH0327162 B2 JP H0327162B2 JP 59138631 A JP59138631 A JP 59138631A JP 13863184 A JP13863184 A JP 13863184A JP H0327162 B2 JPH0327162 B2 JP H0327162B2
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JP
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planting
seedling
hydraulic
rods
grounding
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JP59138631A
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Isao Ishida
Toshio Tamai
Takahide Shiozaki
Eiichiro Kinoshita
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Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、苗植機に関するもので、複数の植
付杆による横方向の苗の植付深さを揃えるもので
ある。
(従来の技術) ローリング装置と称し、巾の広い苗植装置の横
方向の傾きを強制的に修正し、横方向の苗の植付
深さを揃える技術が、実開昭57−94319号公報の
ように、苗植機に施されている。
(発明が解決しようとする問題点) 苗植装置の横の傾きを検出する検出装置は、そ
の微少な動きを捕えるので、繊細である。また、
苗植機は、苗の移植時期が限られているので、そ
の期間内には休みなく稼働させる必要がある。
ここに、従来の苗植機は、上記の検出装置が一
個で構成されていたので、作業中にこれが故障す
ると、修理の時間がおしまれて横方向の苗の移植
深さが不揃いの作業を行なわざるを得なかつた。
この発明は、その検出装置を複数個設けること
によつて上記の問題点を解決した。
(問題点を解決するための手段) すなわち、この発明は、複数の植付杆105,
105……が横並びに設けられた巾の広い苗植装
置と、この苗植装置の横方向の傾きを検出する検
出装置と、この検出装置からの信号で前記の苗植
装置を横方向に回動させて横方向の傾きを修正す
る駆動装置を備え、前記の検出装置は複数個設け
られていることを特徴とする苗植機とした。
(作用) この発明は、上記のように構成したので、これ
が施された苗植機を水田で運転すると、前進しな
がら複数の植付杆105,105……が横並びに
苗を移植し、複数の苗の条が出来る。
ここに、耕盤の高低や硬軟などで苗植装置が横
に傾くと、複数の検出装置がその傾きを捕えて駆
動装置を作動し、苗植装置を横方向に回動させ、
横の傾きを修正し、もつて横方向の苗の移植深さ
を揃える。
移植作業の途中で一つの検出装置が故障して
も、残りの検出装置の信号で駆動装置が作動し、
苗植装置の横方向の傾きが修正される。
(効果) このように、この発明によると、一つの検出装
置が故障しても、残りの他の検出装置からの信号
で駆動装置が作動し、苗植装置の横の傾きが修正
されるから、繊細な検出装置が用いられるうえ、
限られた期間内に集中して苗の移植作業が行なわ
れる苗植機において、植付深さが横に揃つた苗の
移植がほぼ全期間にわたつて行なわれる特徴があ
る。
(実施例) つぎに、この発明の実施例を説明する。第1図
および第2図のように、1は、田植機のフレーム
で、走行ミツシヨンケース2の後部に取付けられ
る。3は、エンジン台、4は、エンジンである。
5は、植付ミツシヨンケースで、フレーム1の後
端に取付けられる。この植付ミツシヨンケース5
の構成は、主ケース部5aと左右に突出する筒ケ
ース5bとその先端に取付けられた副ケース5c
とからなつている。
6は、操作ハンドルで、基部が植付ミツシヨン
ケース5に固定され、後部が上方へ向けて二又に
分かれた状態に構成されている。
7,8は走行車輪で、走行ミツシヨンケース2
の左右から後方に伸びるチエーンケース9,10
の後端に取付けられ、チエンケース9,10の先
端を中心とする回動で上下に移動するように設け
られる。11,12は、そのチエーンケース9,
10に一体に設けられたアームである。
第2図および第3図のように、13は、天秤杆
で、エンジン台3の前の縦向のピン14のまわり
に回動可能に取付けられて、その左右の両端がエ
ンジン台3よりも外方に突出している。15は、
前記天秤杆13の後部にあつて、ピン14支持と
天秤13の揺動の規制をする金具である。16,
17は、天秤杆13の揺動量を調節するボルトで
ある。
18,19は、内面が四角形に作られた筒体
で、前記天秤杆13の両端に固着されている。
20,21は、駆動装置で、油圧式に構成さ
れ、シリンダー20a,21aから角軸22,2
3が前に伸び、この角軸22,23が前記筒体1
8,19に嵌合してシリンダー20a,21aが
回動しないように構成され、ピストン20b,2
0bと先が前記チエンケース9,10のアーム1
1,12に連続している。24,25は、圧縮ス
プリング、26,27は、止め板である。
第3図および第4図のように、28は、油圧ケ
ースで、エンジン台3の後部に取付けられてい
る。この油圧ケース28、第6図および第9図の
ように、左右の油圧ポンプ29,30と、油圧切
替バルブ31,32と、油圧タンクを備え、鋳物
で構成された筒状の油圧タンク33の左側には油
圧ポンプ29と油圧切替バルブ31とを有する左
ケース34が設けられ、右側には同じように油圧
ポンプ30と油圧切替バルブ32とを有する右ケ
ース35が設けられている。34a,35aは、
ポンプカバーである。36は、ストレーナで、網
筒36aでできて吸入口a,bの前に設けられて
いる。37は、入力軸で、油圧ポンプ29の駆動
軸となり、油圧ポンプ30の駆動軸38にパイプ
39で連結される。
40,41は、前記油圧切替バルブ31,32
の切替レバーを示す。
尚、この駆動装置20,21は、第9図の油圧
回路のように配置されている。
第1図、第2図、第3図、第4図および第7図
のように、42,43は、第1検出装置で、実施
例では中接地体で構成され、走行車輪7,8前方
にその巾内で横並びに設けられ、後端が横向のピ
ンでフレーム1に回動自在に取付けられ、前部が
上下に移動するように設けられている。この左右
の中接地体42,43と前記油圧装置の切替レバ
ー40,41とがつぎの連動機構で接続され、中
接地体42又は43が一定の範囲を越えて移動す
ると油圧切替バルブ31または32が切替えら
れ、走行車輪7又は8が移動するように構成され
る。
つぎに、その連動機構を説明する。第5図のよ
うに、エンジン台3の裏面のブラケツト45,4
6に軸44が回動自在に取付けられる。この軸4
4の両端に一対の作動アーム47,48が回動自
在に取付けられて後に伸び、ロツド49,50で
形の切替レバー40,41の先端部に接続され
る。また、中接地体42,43と作動アーム4
7,48の中間部とがばね53,54を介在させ
たロツド51,52で接続され、中接地体42,
43の上向の移動がばね53,54を介して作動
アーム47,48に伝わるように構成される。連
動金具55,56が前記の軸44の両端に固定さ
れ、右の連動金具56には上下に突出高さが調節
できる調節ボルト57を取付ける。また、左の連
動金具55には内側へ折曲げた持上片58を設け
る。作動アーム47,48には受片59,60を
設け、前記ボルト57及び持上片58が接当でき
るよう構成する。軸44にアーム61を固定し、
これにワイヤー62の先を取付ける。
第5図のように、63は、軸で、前記フレーム
1から出たブラケツト64,65に回動自由に設
けられ、左右に扇板66,67が固着され、この
扇板66,67の長孔68,69にばね70,7
1の後端を係合して前記の切替レバー40,41
に連結し、左の扇板66をワイヤー72の操作で
回動できるように構成し、ばね70,71の張力
を調整できるように設ける。尚、この長孔68,
69は、ばね70,71の張力が零になつた状態
で切替レバー40,41が回動自由となるように
したもので、切替レバー40,41側い穿つても
よいこと勿論である。
第1図,第2図および第7図のように、73,
74は、第2検出装置で、この実施例では一対の
外接地体で構成され、前記走行車輪7,8の外側
に位置するように配置される。操縦ハンドル6の
下の操作レバー75の回動で軸76の回りに回動
するアーム77,77を備え、その先に、それぞ
れの外接地体73,74から上に伸びる支脚7
8,78がピン79,79で取付けられる。8
0,80は、拡縮リンクで、左右の副ケース5
c、5cから前に伸びるアーム81,81と外接
地体73,74の中間部とに両端が取付けられ、
外接地体73,74を釣り下げるように構成され
ている(第1図)。
第2図の82,83は、フレーム1に回動自由
に支持された左軸と右軸で、それぞれ外端に外金
具86,87が固着され、これらの外金具86,
87の先と外接地体73,74の前部とが縦ロツ
ド88,89で連結される(第5図)。また、左
軸82と右軸83の内端部から内金具90,91
が上に伸び、これらの内金具90,91と前記油
圧切替レバー40,41とが横ロツド92,93
で連結され、外接地体73,74が一定の範囲を
越えて上に移動すると走行車輪7,8が夫々各別
に下に移動し、逆に外接地体73,74が一定の
範囲を越えて下に移動すると走行車輪7,8が上
に移動するように油圧切替バルブ31,32が切
替えられる。
即ち、中接地体42,43が一定範囲以上上に
移動しても、外接地体73,74が一定範囲以上
上に移動しても、走行車輪7,8は下に移動し、
逆に一定範囲以下下に移動すると、走行車輪7,
8は上に移動するように設けられている。
なお、第12図に示すように、内金具90,9
1と横ロツド92,93との間にばね94,95
を取付け、ナツト96でばね94,95の力を調
節すると、外接地体73,74による油圧切替え
バルブ31,32の切替え力が調節され、主に外
接地体73,74の上下で油圧切替バルブ31,
32を切替えれたり、逆に、主に中接地体42,
43の上下で切替えることが可能となつて非常に
便利である。
また、横ロツド92,93と内金具90,91
との連結位置をピン97と孔98,98……とで
変更すると、大巾に感度が調節できる。
第8図のように、99は、操作パネルで、前記
操作ハンドル6に固着され、エンジン始動用スイ
ツチ100、植付クラツチ兼用油圧操作レバー1
01、主クラツチレバー102、感度調節レバー
103などが設けられている。このうち、操作レ
バー101は、植付ミツシヨンケース内の植付ク
ラツチと前記ワイヤー62とに連動連結されてい
て、案内孔104内のイの位置では、植付クラツ
チが「入」でワイヤー62が弛み、油圧が自動制
御状態を保持し、ロの位置では、植付クラツチが
「切」で自動制御状態、ハの位置では油圧切替バ
ルブ31,32が中立で、植付クラツチ「切」状
態、ニの位置では植付クラツチ「切」でシリンダ
ー20a,21aからピストン20b,21bを
突出させる状態に構成されている。
また、感度調整レバー103は、前記ワイヤー
72に連動連結されていて、ばね70,71の張
力が強、弱に一挙に調節出来て感知フロート4
2,43の上動抵抗を変更調節できるように設け
ている。
第2図および第8図のように、105は、植付
杆で、4本が横並びに配置して植付伝動ケース5
の主ケース部5aと副両ケース部5cといクラン
クと揺動アームとで取付けられ、先が上下に旋回
するように設けられている。100は、苗タンク
で、操縦ハンドル6の上に左右移動自在に支架さ
れ、植付伝動ケース5内の左右往復動機構で動か
されるよう設けられている。
107は、苗受止枠で、側面が略々L字状なつ
ていて、操縦ハンドル6側に固着され、これには
苗分割口108が設けられ、前記の植付杆105
の苗分割爪部がこの苗分割口108へ上から介入
して苗タンク106へ収容された苗が1株分んづ
つ取出されるように構成されている。このよう
に、苗植装置は、主として左右に移動する苗タン
ク106とその下端部を通つて旋回する4本の植
付杆105で構成される。
尚、図中109はボンネツト、110はボンネ
ツトと一体に構成された予備苗のせ台、111は
変速チエンジレバー、112は苗取出調整レバ
ー、113はマーカを示す。
第2図および第8図のように、114は、後部
中接地体で、後部が操作ハンドル6側に枢着さ
れ、前部がフレーム1に上下動自在に取付けられ
ていて、泥面を滑走するもである。
115は、車輪跡消板である。
このように構成された苗上機を水田に入れ、予
備苗のせ台110と苗タンク106とに苗を載置
して、エンジン4で回転各部を駆動すると、走行
車輪7,8の回転で、各接地体42,43,7
3,74及び114が泥面を滑走しながら前進す
る。
そして、横に並ぶ4本の植付杆105が上下に
楕円状の植付軌跡で運動し、左右に往復している
苗タンク106から苗を一株分づつ分割係合し、
各接地体が整地した泥面に次々と植付けて行く。
このような苗植付作業中において、耕盤に浅い
深いがあると、走行車輪7,8が次のように自動
的に上下する。
まず、前後方向のみ耕盤が深くなつているとき
は、左右の走行車輪7,8が土壌表面から深く沈
むために、各接地体42,43,73,74及び
114が共に上下へ押上げられることになる。そ
して、当該接地体42,43,73,74が一定
以上(苗植付け作業に適正な範囲以上に機体側へ
押上げられたとき)上がると、左右の切替バルブ
31,32の切替レバー40,41が中接地体4
2,43側からはロツド51,52、作動アーム
47,48、ロツド49,50を介し、また、外
接地体73,74側からは、ロツド88,89、
金具86,87、の内金具90,91、ロツド9
2,93を介して、共に駆動装置20,21のピ
ストン20b、21bが突出する側へ切替える矢
印ホ、ヘ側へ回動し、このため、左右のピストン
20b、21bからアーム11,12、チエンケ
ース9,10を介して走行車輪7,8が下に移動
される。
そして、この走行車輪7,8が次第に耕盤に対
して強く当接してきて、機体が浮上すると、各接
地体42,43,73,74,114の接地圧が
減少し、適正な状態になり、油圧切替バルブ3
1,32が中立状態になつて、走行車輪7,8の
下向の移動が停止される。
前後方向にのみ耕盤が浅くなる場合は、前述の
逆であり、各接地体42,43,73,74,1
14が浮き気味で機体から下に移動するから、両
切替レバー40,41が反矢印ホ、ヘ側へ回動
し、ピストン20b、21bが各シリンダー20
a,21a内に引込み、走行車輪7,8が上に移
動する。そして、適正な接地状態になると油圧切
替バルブ31,32が中立に復帰する。
次に、左右で耕盤の深さが異なる場合を説明す
る。先ず、左側が深く、右側が浅いときは、当然
ながら、機体が左側へ傾く。すると、左側の中接
地体42と外接地体73との接地圧が右側の中接
地体43と外接地体74との接地圧よりも大とな
り、それぞれ大きく上方へ押上げられ、逆に右側
の中接地体43,74が下に移動する。このた
め、前記の走行車輪7,8の上下の作動と同じ理
由で、左側の走行車輪7が下に移動され、右側の
走行車輪8が上に移動される。そして、機体が常
に水平状に保持されるよう制御される。
また、左側の耕盤が浅く、右側の耕盤が深いと
きは、ちようど前記と逆の制御になつて、同じよ
うに機体が水平状態に保持される。
そして、この制御は、上記のように、単1の中
接地体42,43又は外接地体73,74の上下
でも行なわれるから、作業中にいずれか一方の中
接地体42,43又は外接地体73,74が故障
しても、残りの接地体からの制御で、苗植機は平
衡が保たれる。
尚、第10図および第11図でこの発明の別の
実施例を示し、その構成を簡単に説明する。ま
ず、第10図と第11図は、油圧切替バルブ3
1,32の切替レバー40,41の作動にロツド
に代えてブツシユフルワイヤー116,117で
作動するもので、この左右のワイヤー116,1
16は、中接地体42,43の前部に連設され、
他のワイヤー117,117は、外接地体73,
74の前部に連設している。そして、このワイヤ
ー116,117の先端にはブツシピン118,
119を設けて、これにより作動アーム47,4
8を押上げるようにしている。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明を施した歩行型の苗植機で、第
1図は一部破断した側面図、第2図はその一部簡
略の平面図、第3図は要部の平面図、第4図は要
部の側面図、第5図は連動機構の要部斜面図、第
6図は油圧装置の背断面図、第7図は簡略平面
図、第8図は簡略背面図、第9図は油圧回路図、
第10図は別例の要部簡略側面図、第11図は第
10図の実施例の平面図、第12図は別例の要部
斜面図である。 図中記号、7,8は走行車輪、20,21は駆
動装置、31,32は油圧切替バルブ、42,4
3は第1検出装置、73,74は第2検出装置、
105は植付杆である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の植付杆105,105……が横並びに
    設けられた巾の広い苗植装置と、この苗植装置の
    横方向の傾きを検出する検出装置と、この検出装
    置からの信号で前記の苗植装置を横方向に回動さ
    せて横方向の傾きを修正する駆動装置を備え、前
    記の検出装置は複数個設けられていることを特徴
    とする苗植機。
JP13863184A 1984-07-03 1984-07-03 苗植機 Granted JPS6115609A (ja)

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JPS4942444A (ja) * 1972-08-28 1974-04-22

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