JP6938326B2 - リードフレーム及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、エッチング加工を施すことにより形成される多列型リードフレームにおいて製品単位を構成するリードフレームであって、製品単位を区画するダムバーと、ダムバーに接続するリードを、少なくとも有するリードフレーム及びその製造方法に関する。
多列型リードフレームにおいて製品単位を構成するリードフレームであって複数の半田接続用端子を有する複数のフリップチップ実装用リードフレームにおける、主としてチップを搭載する部位や各端子用リードとなる部位は、支持体となるフレーム全体へと接続するためのリードを有している。これらの部位のリードはサポートリードと連結されて一体となっている。
サポートリードのうち、切断対象となるサポートリードであるダムバーは、製品単位を区画するとともに、リードと接続している。また、ダムバーは、半導体パッケージ製造工程において、リードフレームに半導体素子を搭載し封止樹脂で封止後、製品単位に分離するための切断加工を行う際に、ソーイング加工により除去される。
このような製品単位を区画するダムバーと、ダムバーに接続するリードを有する多列型リードフレームは、一般に、エッチング加工を施すことにより形成される。
ところで、ダムバーと、ダムバーに接続するリードを有するリードフレームを、エッチング加工を施すことにより形成する場合、リードとダムバーとの境界となる部位における角部がR形状に形成され易い。
しかし、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状が大きいと、リードを切断する切断対象部位が幅方向に広がって断面積が大きくなり、切断部に働く引応力が集中せず、圧縮応力が増大して切断後のリードが大きく変形する虞がある。また、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状が大きいと、製品単位に切断したときにおいて、隣り合うリード同士が近接するため、切断後の半導体パッケージ等の製品を外部基板に搭載時に、隣り合う外部接続用端子となるリード同士の間で半田ブリードによるショートが発生する虞もある。さらには、切断後のリードの端部にR形状の一部がバリとなって残り、製品の品質を低下させる虞もある。
このため、エッチング加工を施すことにより形成されるリードフレームにおいては、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状が大きくならないようにすることが望まれる。
しかるに、従来、エッチング加工を施すことにより形成されるリードフレームにおいて、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状が大きくならないようにする工夫を施したリードフレームが例えば、次の特許文献1に提案されている。
特許文献1に記載のリードフレームは、例えば、図6(a)、図6(b)に示すように、ダムバー60と、端子部のリード50におけるダムバー60との接続部の付け根付近を含む領域に、一方の面側からハーフエッチング加工を施され、製品単位に切断するための切断ラインαの外側まで形成された薄肉部55を有している。
また、特許文献1に記載の他の例のリードフレームは、例えば、図7に示すように、端子部のリード50におけるダムバー60との接続部の付け根付近に、切断ラインαの外側まで形成された角形のくぼみ51を有している。
また、特許文献1に記載のさらに他の例のリードフレームは、例えば、図8に示すように、端子部のリード50におけるダムバー60との接続部の付け根付近に、切断ラインαの位置からダムバー60の一部に及んで形成された丸形のくぼみ51’を有している。
そして、特許文献1に記載のリードフレームは、図6に示すリードフレームでは、切断ラインαの外側まで形成された薄肉部55により、また、図7や図8に示すリードフレームでは、切断ラインαの外側まで形成された角形のくぼみ51や切断ラインαの位置からダムバー60の一部に及んで形成された丸形のくぼみ51’により、リードフレームのエッチング加工を施したときにダムバー60とリード50との境界となる角部に形成されるR形状の大きさが小さくなるようにし、あるいは、R形状の問題が関係なくなるようにし、切断ラインαの位置におけるリード50の断面積の拡大を抑え、隣接するリード50同士の間隔が十分に保たれた状態にして、切断された製品の外部基板への製品搭載時における半田ブリードの発生防止を図っている。
特許第5585637号公報
しかし、特許文献1に記載のリードフレームにおける、例えば、図6に示すような、ダムバー60と、端子部のリード50におけるダムバー60との接続部の付け根付近を含む領域に、一方の面側からハーフエッチング加工を施され、切断ラインαの外側まで形成された、薄肉部55を有する構成では、ダムバー60と端子部のリード50とが交差する領域及びリード50におけるダムバー60側の端部が、全域にわたり薄肉化して強度が低下するため、エッチング加工を施すことによるリードやダムバーの変形を抑えることができない。
そして、リードが細長い或いは屈曲している場合、リードの先端部分に段差を生じ易く、リードフレームの製造過程で、搬送時の引っ掛かり等により、リードが接続された切断対象となる最も細いサポートリードに対し過剰な負荷がかかり、ねじれ変形を生じさせる虞がある。
また、特許文献1に記載のリードフレームにおける、例えば、図7や図8に示すような、切断ラインαの外側まで形成された角形のくぼみ51や切断ラインαの位置からダムバー60の一部に及んで形成された丸形のくぼみ51’を有する構成では、切断領域におけるダムバー60とリード50の幅が局所的に板厚方向全体にわたって狭くなるため、エッチング加工を施すことにより、局所的に細くなった部分の強度が低下して、リード50やダムバー60に変形を生じさせる虞がある。
本発明は、上記従来の課題を鑑みてなされたものであり、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状の大きさを小さく抑え、製品単位に切断したときのバリの発生を防止し、かつ、強度の低下を抑えて変形防止に優れたリードフレーム及びその製造方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明によるリードフレームは、多列型リードフレームにおける製品単位を構成し、製品単位を区画するダムバーと、前記ダムバーに接続するリードを、少なくとも有するリードフレームにおいて、前記ダムバーにおける、前記リードの該ダムバーに接続する端部の幅方向の辺と該ダムバーの幅方向の辺とで囲まれた第1の部位と、前記リード及び前記ダムバーの夫々における、前記第1の部位近傍の第2の部位と、を合わせてなる、前記リードと前記ダムバーとの交差部位は、一方の面側における前記第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、前記リードと前記ダムバーにまたがる所定領域に、前記リードと前記ダムバーの夫々における前記リードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を狭めるとともに、底面部の板厚が前記金属板の板厚に比べて薄肉に形成された凹部を有することを特徴としている。
また、本発明によるリードフレームの製造方法は、多列型リードフレームにおける製品単位を構成し、製品単位を区画するダムバーと、前記ダムバーに接続するリードを、少なくとも有するリードフレームの製造方法において、前記ダムバーにおける、前記リードの該ダムバーに接続する端部の幅方向の辺と該ダムバーの幅方向の辺とで囲まれた第1の部位と、前記リード及び前記ダムバーの夫々における、前記第1の部位近傍の第2の部位と、を合わせてなる、前記リードと前記ダムバーとの交差部位が、一方の面側における前記第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、前記リードと前記ダムバーにまたがる所定領域に、前記リードと前記ダムバーの夫々における前記リードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を部分的に狭めるとともに、底面部の板厚が前記金属板の板厚に比べて薄肉に形成された凹部を有するように、該金属板の一方の面側の前記交差部位の夫々の角部を含む所定領域に対しハーフエッチング加工を施すことを特徴としている。
また、本発明のリードフレームにおいては、一方の面側の前記交差部位において前記凹部により幅が狭められた前記金属板の板厚と同じ板厚を有する部分は、0.02mm以上0.30mm以下の幅を有するように形成されているのが好ましい。
本発明によれば、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状の大きさを小さく抑え、製品単位に切断したときのバリの発生を防止し、かつ、強度の低下を抑えて変形防止に優れたリードフレーム及びその製造方法が得られる。
本発明の一実施形態にかかるリードフレームの要部構成の一例を概念的に示す説明図で、(a)は斜視図、(b)は(a)の平面図、(c)は(b)のB−B断面図である。 本発明の一実施例にかかるリードフレームにおけるリードとダムバーとの接続部の構成を概念的に示す説明図で、(a)は製品単位のリードフレーム領域におけるハーフエッチング加工を施した部位を示す平面図、(b)は(a)のリードフレームが多列配列された態様の一例を示す平面図である。 本発明の一比較例にかかるリードフレームの構成を概念的に示す説明図で、製品単位のリードフレーム領域におけるハーフエッチング加工を施した部位を示す平面図である。 本発明の他の比較例にかかるリードフレームの構成を概念的に示す説明図で、製品単位のリードフレーム領域におけるハーフエッチング加工を施した部位を示す平面図である。 本発明のさらに他の比較例にかかるリードフレームの構成を概念的に示す説明図で、製品単位のリードフレーム領域におけるハーフエッチング加工を施した部位を示す平面図である。 従来のリードフレームの一例におけるリードとダムバーとの接続部の構成を示す説明図で、(a)は部分平面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 従来のリードフレームの他の例におけるリードとダムバーとの接続部の構成を示す部分平面図である。 従来のリードフレームのさらに他の例におけるリードとダムバーとの接続部の構成を示す部分平面図である。
実施形態の説明に先立ち、本発明の作用効果について説明する。
上述のように、ダムバーとダムバーに接続するリードを有するリードフレームを、エッチングを施すことにより形成する場合、リードとダムバーとの境界となる部位における角部がR形状に形成され易く、角部のR形状が大きいと、リードを切断する切断対象部位が幅方向に広がって断面積が大きくなり、切断部に働く引応力が集中せず、圧縮応力が増大して切断後のリードが大きく変形する虞や、リードの切断面が拡大して隣り合うリード同士が近接し、切断後の半導体パッケージ等の製品を外部基板に搭載時に、隣り合う外部接続用端子となるリード同士の間で半田ブリードによるショートが発生する虞や、さらには、切断後のリードの端部にR形状の一部がバリとなって残り、製品の品質を低下させる虞がある。
このため、エッチング加工を施すことにより形成されるリードフレームにおけるリードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状が大きくならないようにすることが望まれる。
しかし、上述のように、図6に示したような、ダムバー60と、端子部のリード50におけるダムバー60との接続部の付け根付近を含む領域に、一方の面側からハーフエッチング加工を施され、切断ラインαの外側まで形成された薄肉部55を有する構成では、強度が低下する。
即ち、材料である金属板の一方の面側からハーフエッチング加工を施すと、リードフレームの材料である圧延加工された金属板が持つ、圧延加工の際に生じた歪みが片側に集中する。その結果、ハーフエッチング加工を施すことにより生じる強度の低下と片側に残った歪みにより、反りや変形が大きくなり易い。
しかるに、図6に示すリードフレームのように、ダムバー60と、端子部のリード50におけるダムバー60との接続部の付け根付近を含む領域に、一方の面側からハーフエッチング加工を施され、切断ラインαの外側まで形成された薄肉部55を有する構成では、ダムバー60と端子部のリード50とが交差する領域及びリード50におけるダムバー60側の端部の全域にわたり薄肉化して強度が低下する。このため、エッチング加工を施すことによるリードやダムバーの変形を抑えることができない。
そして、リードが細長い或いは屈曲している場合、リードの先端部分に段差を生じ易く、リードフレームの製造過程で、搬送時の引っかかり等により、リードが連結された切断対象となる最も細いサポートリードに対し過剰な負荷がかかり、ねじれ変形を生じさせる虞がある。
また、図7、図8に示したような、切断ラインαの外側まで形成された角形のくぼみ51や切断ラインαの内側におけるダムバー60の一部に及んで形成された丸形のくぼみ51’を有する構成では、切断領域におけるダムバー60と端子部のリード50の幅が局所的に板厚方向全体にわたって狭くなるため、局所的に細くなった部分の強度が低下して端子部のリード50やダムバー60に対し、変形を生じさせる虞がある。
しかるに、本発明者らは、試行錯誤の末、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状の大きさを小さくし、製品単位に切断したときのバリの発生を防止し、かつ、強度の低下を抑えて変形防止に優れ、切断後のリードの変形を抑えると同時に、細長い或いは屈曲しているリードやダムバーの変形や反り及びねじれを十分に抑えることができるハーフエッチング加工態様を着想し、本発明を導出するに至った。
本発明のリードフレームは、多列型リードフレームにおける製品単位を構成し、製品単位を区画するダムバーと、ダムバーに接続するリードを、少なくとも有するリードフレームにおいて、ダムバーにおけるリードのダムバーに接続する端部の幅方向の辺とダムバーの幅方向の辺とで囲まれた部位と、リード及びダムバーの夫々における、第1の部位近傍の第2の部位と、を合わせてなるリードとダムバーとの交差部位は、一方の面側における第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、リードとダムバーにまたがる所定領域に、リードとダムバーの夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を狭めるとともに、底面部の板厚が金属板の板厚に比べて薄肉に形成された凹部を有する。
本発明のリードフレームのように、ダムバーにおけるリードのダムバーに接続する端部の幅方向の辺とダムバーの幅方向の辺とで囲まれた第1の部位と、リード及びダムバーの夫々における、第1の部位近傍の第2の部位と、を合わせてなるリードとダムバーとの交差部位に、一方の面側における第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、リードとダムバーにまたがる所定領域に、リードとダムバーの夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を狭めるとともに、底面部の板厚が金属板の板厚に比べて薄肉に形成された凹部を有する構成にすれば、エッチング加工を施すことによりリードフレーム形状を形成したときに、リードとダムバーとの境界となる部位における角部に形成されるR形状を小さく抑えることができる。そして、リードとダムバーとの境界となる部位における角部に形成されるR形状が小さく抑えられることで、リードを切断する切断対象部位の断面が幅方向に広がらず、しかも凹部が薄肉化されることで、凹部の底面部の断面の高さも低くなり、断面積が小さくなる。
このため、切断部に働く引応力を集中させ、圧縮応力を抑えて、切断後のリードの変
形を小さくすることができる。
また、本発明のリードフレームのように、凹部によりリードとダムバーの夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を部分的に狭める構成にすれば、図6に示したリードフレームとは異なり、ダムバーとリードとが交差する領域及びリードのダムバー側の端部が、全域にわたり薄肉化した構成にはならないため、強度の低下を抑えることができ、エッチング加工を施してリードフレーム形状を形成してもリードの変形を十分に抑えることができる。
即ち、材料である金属板の一方の面側からハーフエッチング加工を施した際に、圧延加工された金属板が持つ、圧延加工の際に生じた内部応力を相殺させて歪を発生させ難くすることができ、結果として歪みによる変形を発生し難くすることができる。そして、リードが細長い或いは屈曲している場合であっても、リードの先端部分に段差を生じ難く、リードフレームの製造過程で、搬送時の引っかかり等により、リードが連結された切断対象となる最も細いサポートリードに対し過剰な負荷がかかることがなく、ねじれ変形を生じさせ難くなる。
しかも、本発明のリードフレームのように、凹部によりリードとダムバーの夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を部分的に狭める構成にすれば、図7、図8に示したリードフレームとは異なり、他方の面側では、切断領域におけるダムバーとリードの幅が細くならないため強度の低下が抑えられ、エッチング加工を施すことによるリードやダムバーの変形を抑えることができる。
た、本発明のリードフレームにおいては、好ましくは、一方の面側の交差部位において凹部により幅が狭められた金属板の板厚と同じ板厚を有する部分は、0.02mm以上0.30mm以下の幅を有するように形成されている。
このようにすれば、本発明のリードフレームの効果をより具現化することができる。
その結果、本発明によれば、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状の大きさを小さく抑え、製品単位に切断したときのバリの発生を防止し、かつ、強度の低下を抑えて変形防止に優れたリードフレームが得られる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
第1実施形態
図1は本発明の一実施形態にかかるリードフレームの要部構成の一例を概念的に示す説明図で、(a)は斜視図、(b)は(a)の平面図、(c)は(b)のB−B断面図である。
本実施形態のリードフレームは、多列型リードフレームにおける製品単位を構成するリードフレームであって、図1に示すように、製品単位を区画するダムバー2と、ダムバー2に接続するリード1を、少なくとも有する。リード1の先端側の部分は、例えば、長リードと短リードとを組み合わせたフリップチップ実装用の所定形状に形成されていてもよい。
ダムバー2とリード1は、リードフレームの基材をなす金属板を材料として形成されている。
ダムバー2における、リード1のダムバー2に接続する端部の幅方向の辺とダムバー2の幅方向の辺とで囲まれた第1の部位3aと、リード1及びダムバー2の夫々における、第1の部位近傍の第2の部位3bと、を合わせてなるリード1とダムバー2との交差部位3は、凹部4を有している。
凹部4は、一方の面側(図1では上面側)の第1の部位3aの夫々の角部3a1を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、リード1とダムバー2にまたがる所定領域に、リード1とダムバー2の夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を狭めるとともに、底面部の板厚が金属板の板厚に比べて薄肉に形成されている。
そして、金属板の表面側の交差部位3には、凹部4により幅が狭められた金属板の板厚と同じ板厚を有する部分として、ダムバー2を横断する横断部とリード1を縦断する縦断部とが夫々形成されている。
横断部と縦断部は、好ましくは、半径0.02mm以上0.30mm以下の幅を有している。
そして、本実施形態のリードフレームでは、交差部位3において凹部4のみが、金属板の板厚に比べて薄い板厚を有している。
なお、図1(b)中、L1は、角部3a1を中心とする凹部4の半径、L2は横断部と縦断部における最小幅を示している。
本実施形態のリードフレームによれば、ダムバー2におけるリード1のダムバー2に接続する端部の幅方向の辺とダムバー2の幅方向の辺とで囲まれた第1の部位3aと、リード1及びダムバー2の夫々における、第1の部位近傍の第2の部位3bと、を合わせてなるリード1とダムバー2との交差部位3に、一方の面側における第1の部位3aの夫々の角部3a1を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、リード1とダムバー2にまたがる所定領域に、リード1とダムバー2の夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を狭めるとともに、底面部の板厚が金属板の板厚に比べて薄肉に形成された凹部4を有する構成にしたので、エッチング加工を施すことによりリードフレーム形状を形成したときに、リード1とダムバー2との境界となる部位における角部3a1に形成されるR形状を小さく抑えることができる。
そして、リード1とダムバー2との境界となる部位における角部3a1に形成されるR形状が小さく抑えられることで、リード1を切断する切断対象部位の断面が幅方向に広がらず、しかも凹部4が薄肉化されることで、凹部4の底面部の断面の高さも低くなり、断面積が小さくなる。
このため、本実施形態のリードフレームによれば、切断部に働く引応力を集中させ、圧縮応力を抑えて、切断後のリード1の変形を小さくすることができる。
また、本実施形態のリードフレームによれば、凹部4によりリード1とダムバー2の夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を部分的に狭める構成にしたので、ダムバー2を横断する横断部とリード1を縦断する縦断部が、金属板の板厚と同程度の板厚を有し、図6に示したリードフレームとは異なり、ダムバー2とリード1とが交差する領域及びリード1のダムバー2側の端部が、全域にわたり薄肉化した構成にはならないため、強度の低下を抑えることができ、エッチング加工を施してリードフレーム形状を形成してもリード1の変形を十分に抑えることができる。
即ち、材料である金属板の一方の面側からハーフエッチング加工を施した際に、圧延加工された金属板が持つ、圧延加工の際に生じた内部応力を相殺させて歪を発生させ難くすることができ、結果として歪みによる変形を発生し難くすることができる。そして、リードが細長い或いは屈曲している場合であっても、リードの先端部分に段差を生じ難く、リードフレームの製造過程で、搬送時の引っかかり等により、リードが連結された切断対象となる最も細いサポートリードに対し過剰な負荷がかかることがなく、ねじれ変形を生じさせ難くなる。
また、本実施形態のリードフレームによれば、凹部4によりリード1とダムバー2の夫々におけるリードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を部分的に狭める構成にしたので、交差部位3における横断部と縦断部以外の凹部4のみが、金属板の板厚に比べて薄い板厚を有し、図7や図8に示したリードフレームとは異なり、他方の面側では、切断領域におけるダムバー2とリード1の幅が細くならないため強度の低下が抑えられ、エッチング加工を施すことによるリード1やダムバー2の変形を抑えることができる。
その結果、本実施形態のリードフレームによれば、リードとダムバーとの境界となる部位における角部のR形状の大きさを小さく抑え、製品単位に切断したときのバリの発生を防止し、かつ、強度の低下を抑えて変形防止に優れたリードフレームが得られる。
図2は本発明の一実施例にかかるリードフレームにおけるリードとダムバーとの接続部の構成を概念的に示す説明図で、(a)は製品単位のリードフレーム領域におけるハーフエッチング加工を施した部位を示す平面図、(b)は(a)のリードフレームが多列配列された態様の一例を示す平面図である。図3〜図5は本発明の比較例にかかるリードフレームの構成を概念的に示す説明図で、製品単位のリードフレーム領域におけるハーフエッチング加工を施した部位を示す平面図である。
実施例及び比較例のリードフレームに生ずる歪みによる変形量の比較試験
実施例1
実施例1のリードフレームとして、図1に示した本実施形態の要部構成を備えた製品単位のリードフレーム(図2(a)参照)を行列方向に多数個(例えば、行列方向に夫々20〜30個。ここでは、25個)接続する多列型リードフレーム(図2(b)参照)を製造した。
比較例1
また、比較例1のリードフレームとして、図6に示したリードフレームの基本構成に対応する構成として、ダムバー2とリード1とが交差する領域及びリード1におけるダムバー2側の端部の全域にわたり金属板の板厚に比べて薄い板厚を有する構成を備えた製品単位のリードフレーム(図3参照)を行列方向に多数個(例えば、行列方向に夫々20〜30個。ここでは、25個)接続する多列型リードフレームを製造した。
比較例2
また、比較例2のリードフレームとして、図7に示したリードフレームの基本構成に対応する構成として、リード1におけるダムバー2との接続部の付け根付近に、切断ラインの外側まで形成された角形のくぼみを有する構成を備えた製品単位のリードフレーム(図4参照)を行列方向に多数個(例えば、行列方向に夫々20〜30個。ここでは、25個)接続する多列型リードフレームを製造した。
比較例3
また、比較例3のリードフレームとして、図8に示したリードフレームの基本構成に対応する構成として、リード1におけるダムバー2との接続部の付け根付近に、切断ラインの位置からダムバー2の一部に及んで形成された丸形のくぼみを有する構成を備えた製品単位のリードフレーム(図5参照)を行列方向に多数個(例えば、行列方向に夫々20〜30個。ここでは、25個)接続する多列型リードフレームを製造した。
そして、実施例1、比較例1〜3の多列型リードフレームにおける夫々の歪みによる変形量を比較した。
実施例1のリードフレームの薄肉部は、材料である金属板の一方の面の所定部位にハーフエッチング加工を施して製造した。詳しくは、リードが接続される全長13.0mm×幅0.200mmのダムバーに対して、ダムバーにおけるリードのダムバーに接続する端部の幅方向の辺とダムバーの幅方向の辺とで囲まれた第1の部位と、リード及びダムバーの夫々における第1の部位の近傍の第2の部位(リード及びダムバーの夫々の幅方向の両端部から外側に向けて0.050mmまでの部位)と、を合わせてなる、リードとダムバーとの交差部位における、横断部と縦断部以外の、第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.050mmのリードとダムバーにまたがる所定領域(即ち、リードの幅方向の両端部から0.050mmまでの、リードのダムバーに接続する端部の幅に比べて細い幅(であり、最小幅:0.100mm)でダムバーを横断する横断部と、ダムバーの幅方向の両端部から0.050mmまでの、ダムバーのリードに接する端部の幅に比べて細い幅(であり、最小幅:0.100mm)でダムバーを縦断する縦断部以外の部位に対応する領域)を、材料である金属板の一方の面側から、0.110mmの深さでハーフエッチング加工を施した。また、ダムバーに接続するリードに対しては、金属板の一方の面側から、リード1の先端の端子となる部分以外の所定部位に対応する領域にも、0.110mmの深さでハーフエッチング加工を施した。なお、材料である金属板は、板厚が0.200mmの銅板を用いた。次に、エッチング加工を施してリード、ダムバーの外形を形成し、実施例1の多列型リードフレームを完成させた。
比較例1のリードフレーム薄肉部は、材料である金属板の一方の面の所定部位にハーフエッチング加工を施して製造した。詳しくは、リードが接続される全長13.0mm×幅0.200mmのダムバーに対して、ダムバーにおけるリードのダムバーに接続する端部の幅方向の辺とダムバーにおける幅方向の辺とで囲まれた部位と、リードにおける、ダムバーに接続する端部近傍部位(ダムバーの幅方向の両端部から外側に向けて0.050mmまでの部位)と、を合わせてなる部位に対応する領域と、ダムバーにおけるリードと接続しない部位に対応する領域とに、材料である金属板の一方の面側から0.110mmの深さでハーフエッチング加工を施した。ダムバーに接続するリードに対しては、金属板の一方の面側から、リードの先端の端子となる部分以外の所定部位に対応する領域にも、0.110mmの深さでハーフエッチング加工を施した。なお、材料である金属板は、板厚が0.200mmの銅板を用いた。次に、エッチング加工を施してリード、ダムバーの外形を形成し、比較例1の多列型リードフレームを完成させた。
なお、比較例2、3のリードフレームの角形のくぼみ、丸形のくぼみは、エッチング加工を施してリード、ダムバーの外形を形成するときに同時に形成した。
そして、夫々エッチング加工を施して完成させた実施例1、比較例1〜3の多列型リードフレームにおける歪みによる変形量を比較した。
歪みによる変形量の確認には、エッチング加工を施した多列型リードフレームの上方より光を照射し、斜め側方から光の反射度合いを目視で観察するとともに、基準面からのリードの高さを測定して行った。歪みによる変形量が大きい多列型リードフレームは、目視による観察において、多列型リードフレームの面で反射した照明光の形状に変形が認められた。
詳しくは、比較例1〜3と実施例1の多列型リードフレームを1000シートずつ製造し、比較例1〜3と実施例1のリードフレームの夫々1000シートに対し、変形不良の有無を検査し、比較例1〜3と実施例1のリードフレームの変形不良の発生シート数、発生率について比較を行った。
その結果、比較例1のリードフレームでは、1000シート全てに変形不良が発生し、変形不良発生率は100%であった。比較例2のリードフレームでは、変形不良シート数は1000シート中256シートで、変形不良発生率は25.6%であった。比較例3のリードフレームでは、変形不良シート数は1000シート中187シートで、変形不良発生率は18.7%であった。
これに対し、実施例1のリードフレームでは、変形不良シート数は1000シート中2シートで、変形不良発生率は0.2%となり、変形に対する抑制効果があることが確認された。
なお、実施例1のリードフレームの製造は、次のようにして行った。
金属板として厚さが0.200mmの銅材を用いて、両面にドライフィルムレジストを貼り付け、レジスト層を形成した。
次に、リードフレームの形状が形成されたガラスマスクを用意した。その際、金属板の一方の面側の第1の部位における、リードのダムバーに接続する端部に比べて細い幅(であり、最小幅:0.100mm)で、ダムバーを横断する横断部と、リードに接続する端部に比べて細い幅(であり、最小幅:0.100mm)で、ダムバーを縦断する縦断部とに対応する領域と、金属板の一方の面側のリードの先端の端子となる部分に対応する領域と、がハーフエッチング加工されず、リードとダムバーとの交差部位における横断部と縦断部以外の、第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.050mmのリードとダムバーにまたがる所定領域と、金属板の一方の面側のリードの先端の端子となる部分以外の所定部位に対応する領域がハーフエッチング加工される、レジストマスクが形成されるように、ガラスマスクのパターンを設計した。
そして、金属板の一方の面側からのハーフエッチング加工の深さが共に0.110mmとなるようにガラスマスクのパターンを設計した。
このように形成されたガラスマスクを使用して、エッチング加工を施すことにより形成したリードフレームにおける一方の面側のハーフエッチング加工面は、横断部と縦断部以外のリードとダムバーとの交差部位における横断部と縦断部以外の、第1の部位の夫々の角部を含む所定領域と、リードにおける先端の端子となる部分以外の所定領域に存在する。このとき、ハーフエッチング加工後の残り板厚は0.090mmとなった。
本発明のリードフレームは、エッチング加工にて形成される多列型リードフレームにおいて製品単位を構成するリードフレームであって、細長い或いは屈曲しているリード及びそのリードと接続するダムバーを有し、半導体素子搭載側を封止樹脂で封止する半導体製造に用いるリードフレームが必要とされる分野に有用である。
1 リード
2 ダムバー
3 交差部
3a 第1の部位
3b 第2の部位
4 凹部
50 (端子部の)リード
51 角形のくぼみ
51’ 丸形のくぼみ
55 薄肉部
60 ダムバー

Claims (3)

  1. 多列型リードフレームにおける製品単位を構成し、製品単位を区画するダムバーと、前記ダムバーに接続するリードを、少なくとも有するリードフレームにおいて、
    前記ダムバーにおける、前記リードの該ダムバーに接続する端部の幅方向の辺と該ダムバーの幅方向の辺とで囲まれた第1の部位と、前記リード及び前記ダムバーの夫々における、前記第1の部位近傍の第2の部位と、を合わせてなる、前記リードと前記ダムバーとの交差部位は、一方の面側における前記第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、前記リードと前記ダムバーにまたがる所定領域に、前記リードと前記ダムバーの夫々における前記リードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を狭めるとともに、底面部の板厚が前記金属板の板厚に比べて薄肉に形成された凹部を有することを特徴とするリードフレーム。
  2. 多列型リードフレームにおける製品単位を構成し、製品単位を区画するダムバーと、前記ダムバーに接続するリードを、少なくとも有するリードフレームの製造方法において、
    前記ダムバーにおける、前記リードの該ダムバーに接続する端部の幅方向の辺と該ダムバーの幅方向の辺とで囲まれた第1の部位と、前記リード及び前記ダムバーの夫々における、前記第1の部位近傍の第2の部位と、を合わせてなる、前記リードと前記ダムバーとの交差部位が、一方の面側における前記第1の部位の夫々の角部を中心とする半径0.02mm以上0.30mm以下の、前記リードと前記ダムバーにまたがる所定領域に、前記リードと前記ダムバーの夫々における前記リードフレームの基材をなす金属板の板厚と同じ板厚を有する部分の幅を狭めるとともに、底面部の板厚が前記金属板の板厚に比べて薄肉に形成された凹部を有するように、該金属板の一方の面側の前記交差部位の夫々の角部を含む所定領域に対しハーフエッチング加工を施すことを特徴とするリードフレームの製造方法。
  3. 一方の面側の前記交差部位において前記凹部により幅が狭められた前記金属板の板厚と同じ板厚を有する部分は、0.02mm以上0.30mm以下の幅を有するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリードフレーム。
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