JP6935042B1 - 温度センサおよび電動機 - Google Patents

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Abstract

コイルとコイルの間の隙間に挿入するタイプの温度センサにおいて、より確実に抜け出るのを防ぐことを目的とする。本発明の温度センサ1は、感熱体12と、感熱体12に電気的に接続される一対の電線15,16と、感熱体12を覆い弾性を有する被覆体20と、を有するセンサ要素10と、当接部31Bおよび当接部31Bと向きが交差する支持部31Cを有し、センサ要素10を保持するハウジング30と、を備える。被覆体20は、支持部31Cから所定の距離だけ離れた位置において、当接部31Bから突出している。一対の電線15,16は、被覆体20と交差する向きにハウジング30から引き出される。

Description

本発明は、電動機のステータのコイルの温度を検出するのに適した温度センサに関する。
電動機は、ステータに備えられたコイルに電流が流れると、コイルの温度が上昇する。コイルの過大な温度上昇を避けて電動機を安定して動作させるため、温度センサを用いてコイルの温度を検出し、検出された温度に応じて電動機の動作を制御する。
特許文献1は複数のティース部を備えるステータにおいて、隣り合うティース部に巻き回されたコイルとコイルの間に形成される隙間に温度検出素子を挿入してコイルの温度を検出することを提案する。特許文献1の提案は、温度検出素子の検温部を少なくとも一方のコイルに接触させる。
特開2010−252508号公報
特許文献1のようにコイルとコイルの間の隙間に挿入する温度センサは、温度センサが温度を検出している最中に隙間から抜け出るのを防ぐ必要がある。特許文献1は、温度センサを保持するホルダを弾性材料から構成し、このホルダを弾性変形させてコイルとコイルの間に挟持させる。
本発明は、コイルとコイルの間の隙間に挿入するタイプの温度センサがより抜け出しにくくすることを目的とする。
本発明の温度センサは、電動機に取り付けられて用いられ、電動機のコアに巻線されるコイルの温度を検出するためのものである。本発明の温度センサは、感熱体と、感熱体に電気的に接続される一対の電線と、感熱体および一対の電線を覆う電気絶縁性の被覆体と、を有するセンサ要素と、コイルに当接する当接部および当接部と向きが交差し、コアに支持される支持部を有し、センサ要素を保持するハウジングと、を備える。
本発明における被覆体は、支持部から所定の距離だけ離れた位置において、当接部から突き出される。
本発明の温度センサにおいて、ハウジングは、好ましくは、被覆体は柱状に形成され、一対の電線は被覆体の長手方向の端部から被覆体の外部であって、ハウジングの内部に引き出される。
本発明の温度センサにおいて、一対の電線は、好ましくは、ハウジングの内部で被覆体と交差する向きに向きを変えてハウジングから引き出される。
本発明における一対の電線は、好ましくは、ハウジングの内部において、感熱体に向けた折り返しおよび被覆体と交差する向きへの折り曲げが設けられる。折り曲げより先の部分がハウジングから引き出される。
本発明におけるハウジングは、好ましくは、折り返しおよび折り曲げに沿った、電線の収容室を備える。
本発明のハウジングは、好ましくは、第1ハウジングと第2ハウジングを備える。第1ハウジングは、当接部および支持部を備える。第2ハウジングは、第1ハウジングの開口を覆う。本発明は、第1ハウジングと第2ハウジングが相互に組み付けられることで、折り返しおよび折り曲げに沿った、電線の収容室が形成される。
本発明の温度センサは、好ましくは、電動機のステータに取り付けられる。
本発明の温度センサは、好ましくは、被覆体の表面、または、被覆体に併設される固定子の表面に、セレーションが設けられる。
本発明は、以上で述べた温度センサを備える電動機を提供する。この温度センサはコイルの温度を測定する。
本発明に係る電動機は、ステータとロータを備える。ステータは、コアと、コアに巻線されるコイルと、を備える。ロータはステータに対して回転可能に設けられる。温度センサの被覆体はコアとコイルの間に形成される隙間に挿入されるとともに、ハウジングの当接部がコイルの端面に突き当たり、支持部がコアに支持される。
本発明の温度センサによれば、ハウジングの支持部がコイルに支持されながら、被覆体が隙間に挿入される。これにより、被覆体に高さ方向のたわみを生じさせることで、被覆体をコイルに密着させることができるので、本発明の温度センサによれば被覆体が当該隙間から抜け出しにくくなるとともに、高い精度で温度を検出できる。
本発明の実施形態に係る温度センサを示す斜視図である。 図1の温度センサの分解斜視図である。 図1の温度センサを示し、(a)は背面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。 図1の温度センサの六面図のうちで背面図を除いた各図面である。 図1の温度センサを組み立てる手順を示す斜視図である。 図1の温度センサ温度が組み付けられるステータを示す図である。 組み付けられた温度センサとステータとの関係を示す図である。 第1変形例に係る温度センサを示す斜視図である。 第1変形例に係る温度センサを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 第2変形例に係る温度センサを示す斜視図である。 第2変形例に係る温度センサを示し、(a)は側面図、(b)は背面図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態について説明する。
本実施形態に係る温度センサ1は、電動機を構成するステータの温度を検出するのに用いられる。図1に示される温度センサ1は、ステータ100のコイル101とコイル101の間の隙間(図6)に挿入されるセンサ要素10により当該コイルの温度を検出する。温度センサ1は、センサ要素10と、センサ要素10を保持するとともにその一部を収容する第1ハウジング30と、第1ハウジング30を覆う第2ハウジング40と、を備える。
温度センサ1は、図6および図7に示されるように、第1ハウジング30をステータ100のコア103に支持させることで、センサ要素10とコイル101の間に互いに押し合う力を発生させる。温度センサ1は、この力により、コイル101とコイル101の間の隙間から抜け出しにくくする。
[センサ要素10]
センサ要素10は、図1および図2に示すように、素子11と、素子11に電気的に接続される一対の引出線15,15と、引出線15,15のそれぞれに電気的に接続される一対のリード線16,16と、を備えている。
なお、温度センサ1において、図1の両矢印で示される通りに幅方向X、高さ方向Yおよび前後方向Zが特定される。そして、前後方向Zは、図1センサ要素10が第1ハウジング30に保持された状態で、素子11が配置される側を温度センサ1の前Fと定義し、その逆の側を温度センサ1の後Bと定義する。この定義は、以下も同様である。
素子11は、電気抵抗に温度特性を有する感熱体12と、感熱体12の周囲を覆う封止ガラス13と、を備える部材である。
感熱体12は、例えば、サーミスタ(thermistor)のように電気抵抗に温度特性を有する素材から構成される。
封止ガラス13は、感熱体12を封止して気密状態に維持することによって、周囲の環境に基づいて化学的な変化および物理的な変化が感熱体12に生ずるのを避けるために設けられる。封止ガラス13には、非晶質ガラスおよび結晶質ガラスのいずれをも用いることができるし、所望の線膨張係数を有するように非晶質ガラスと結晶質ガラスとを混合して用いることもできる。
引出線15,15は、例えば、ジュメット(dumet)線からなり、図示を省略する電極を介して感熱体12に電気的に接続される。ジュメット線は、内層と内層の周囲に設けられる外層とからなる。内層はガラスと線膨張係数が近い鉄−ニッケル合金からなり、外層は導電率の高い銅又は銅合金がクラッドされたものである。
また、リード線16,16は、例えば、細い芯線を撚り合わせた撚線と、撚線を覆う電気絶縁性を有する被覆層とから構成される。リード線16,16は、必要に応じて他の電線を介して、図示を省略する温度計測回路に接続される。なお、被覆層は、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)などのフッ素樹脂から構成される。
互いに接続される引出線15とリード線16により、本願発明の電線が構成される。
センサ要素10は、図1に示すように、素子11、引出線15およびリード線16の一部が電気絶縁性を有する被覆体20で覆われており、周囲の環境からこれら部材を保護している。
被覆体20は、外観が概ね直方体状、特に柱状の形状をなしており、好ましい一例として内層21と外層23の2層構造を有している。ただし、本発明における被覆体は、形状は円柱状でもよく、また、耐熱性、耐性を備えていればその材質は公知の樹脂材料を広く適用される。
内層21は、外層23の内側に配置され、素子11を直接的に被覆する。内層21は、素子11の先端からリード線16,16の途中までを気密に封止する。内層21は、一例として、フッ素樹脂であるPFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)からなる。PTFEとPFAはフッ素樹脂であり優れた耐性を有している点では共通するが、PTFEの方がPFAよりも融点が高い。また、PTFEとPFAはいずれも透明性を有しており、特にPFAは高い透明性を有している。
次に、外層23は、内層21の外側に密着して設けられる。
外層23は、内層21とともに素子11に耐性を付与するものであるのに加えて、製造過程において溶融する内層21を保持する役割を担う。そのために、外層23は、内層21を形成するPFAよりも融点の高いPTFEで形成される。
被覆体20は、例えば、内層21に対応する内層チューブと、外層23に対応する外層チューブとを用意し、内層チューブの中に素子11を挿入するとともに、内層チューブの外側に外層チューブを配置してから加熱および加圧することで作製される。
内層チューブを構成するPFAの融点は302〜310℃であるのに対して、外層チューブを構成するPTFEの融点は327℃であるから、両者を例えば315℃まで加熱すると、内層チューブは溶融するが、外層チューブは溶融することなく、形状を維持することができる。ただし、外層チューブは、この温度まで加熱されると収縮する。PTFEの線膨張係数は10×10−5/℃程度であり、溶融状態にある内層チューブを強く圧縮するので、内層21の緻密化に寄与するのに加え、内層21と外層23の間に生ずる圧力によって両者の間の気密性が担保される。
センサ要素10は、図2および図3に示すように、リード線16に折り返し18および折り曲げ19が形成されている。つまり、リード線16は、被覆体20の長手方向の端部から被覆体20の外部であって、第1ハウジング30および第2ハウジング40の内部に引き出される部分が後方Bに向けて真っ直ぐに延びるが、折り返し18において折り返されて前方F、つまり感熱体12に向けて延びる。さらに、リード線16は、折り曲げ19で折り曲げられて被覆体20と交差する向き、具体的には直交方向に延び、第1ハウジング30および第2ハウジング40から引き出される。この折り返し18および折り曲げ19は、センサ要素10がコイル101から抜け出しにくくする要素である。
[第1ハウジング30]
次に、第1ハウジング30について説明する。
第1ハウジング30は、センサ要素10を保持する機能を有する。また、第1ハウジング30は、センサ要素10とステータ100のコイル101との間に押圧力を生じさせることにより、センサ要素10がコイル101から抜け出しにくくする機能を有する。この機能を以下では第1機能と略記することがある。さらに、第1ハウジング30は、センサ要素10がコイル101に挿入される深さを規制することにより、センサ要素10がコイル101を貫通して例えば電動機のロータに衝突するのを防ぐ機能を有する。この機能を以下では第2機能と略記することがある。以上のように、第1ハウジング30は少なくとも3つの機能を発揮する。
第1ハウジング30は、図2〜図4に示すように、基準壁31と、基準壁31の高さ方向Yの両側から後方Bに向けて延びる一対の側壁33A,33Bと、側壁33A,33Bの幅方向Xの一方の縁を繋ぐ接続壁35と、側壁33A,33Bの幅方向Xの他方の縁に形成される開口36と、接続壁35と開口36との間に形成された、接続壁35と平行な仕切壁34と、を備える。
第1ハウジング30は、例えば、樹脂材料を射出成形することにより、一体的に形成される。
基準壁31は、図3(b)および図4に示すように、その表裏を前後方向Zに貫通する保持孔31Aを備えている。保持孔31Aに被覆体20が挿入されることにより、センサ要素10は基準壁31に保持される。図3(b)には被覆体20と保持孔31Aの間に隙間が示されているが、被覆体20と保持孔31Aの寸法を調整することにより、被覆体20を保持孔31Aに圧入することもできる。
基準壁31の前端面は、当接部31Bを構成する。当接部31Bは、ステータ100に組み付けられた温度センサ1において、センサ要素10の被覆体20がコイル101に挿入される深さを規制する第2機能を担う。つまり、図7に示すように、当接部31Bがコイル101の端面CEに突き当たることで、センサ要素10は当接部31Bより突き出している寸法だけコイル101に挿入される。これにより、この突き出し寸法Dを予め定めておくことにより、センサ要素10の挿入深さを規制することができる。なお、本実施形態において当接部31Bの例として平面を例示したが、湾曲面、凹凸面など、任意の形態を採用できる。次に説明する支持部31Cについても同様である。
基準壁31の下端面は、支持部31Cを構成する。支持部31Cは、当接部31Bと交差する向き、具体的には直交する。支持部31Cは、ステータ100に組み付けられた温度センサ1において、図6および図7に示すように、コア103の上端面に載せられ、第1ハウジング30はコア103に支持される。つまり、コイル101の隙間105に挿入される被覆体20とコイル101の間に互いに押し合う力を生じさせることにより、被覆体20がコイル101の隙間105から抜け出しにくくする第1機能を担う。被覆体20は、図7に示すように、この支持部31Cから距離L3だけ離れた位置において、当接部31Bから突き出される。このように、被覆体20が支持部31Cから離れていることにより、被覆体20のたわみが確保される。
側壁33A,33Bは、基準壁31、仕切壁34および接続壁35とともに、折り返し18、折り曲げ19を有するリード線16が収容される収容室32を形成する。
仕切壁34は、図2(a)に示すように、接続壁35と平行をなして、側壁33Aと側壁33Bを繋いで形成されている。仕切壁34は、図3(b)に示すように、前方Fは基準壁31に連なっているが、後方Bは側壁33Aと側壁33Bの後縁よりも前方Fで途切れている。
仕切壁34は収容室32に収容されるリード線16の折り返し18の間に配置される。したがって、リード線16は折り返し18の前後において仕切壁34を跨いでいる。
基準壁31は、被覆体20よりも剛性が大きく構成されている。例えば、保持孔31Aから突き出す被覆体20を片持ち梁とみなし、被覆体20の前端に荷重を加えると、被覆体20にたわみが生じる一方、被覆体20は変形しない。このように、基準壁31が被覆体20よりも高い剛性を備えていることで、隙間105に挿入される被覆体20にたわみを生じさせる。
接続壁35は、基準壁31、側壁33A,33Bおよび仕切壁34とともに収容室32を形成する。接続壁35には、その外周面35Aに第2ハウジング40と第1ハウジング30とのロックを担う係止突起35Bが設けられている。
[第2ハウジング40]
次に、第2ハウジング40について説明する。
第2ハウジング40は、第1ハウジング30とともにセンサ要素10を保持する。また、第2ハウジング40は、収容室32を覆うことによって、リード線16を保護する。さらに、第2ハウジング40は、第1ハウジング30と相互に組付けられることにより、折り返し18および折り曲げ19を備えるリード線16の屈曲形状に沿った収容室32を形成する。
第2ハウジング40は、図2〜図4に示すように、6面のうちの2面に対応する部位が開放された形状を有している。つまり、第2ハウジング40は、正面壁41と、正面壁41の3つの辺からそれぞれが垂れ下がる第1側壁43、第2側壁44および第3側壁45を備えている。図3(b)及び図4に示すように、第1側壁43には、係止孔43Aが形成されている。第2ハウジング40は、例えば、樹脂材料を射出成形することにより、一体的に形成される。
正面壁41は第1ハウジング30の側壁33Aに対応しており、第2ハウジング40が第1ハウジング30に組み付けられると正面壁41が側壁33Bを覆う。
第1側壁43は第1ハウジング30の接続壁35に対応しており、第2ハウジング40が第1ハウジング30に組み付けられると第1側壁43が接続壁35を覆う。このとき、接続壁35の係止突起35Bが第1側壁43の係止孔43Aに挿入されることで、第2ハウジング40が第1ハウジング30から離脱するのが防止される。
第2側壁44および第3側壁45は第1ハウジング30の開口36に対応しており、第2ハウジング40が第1ハウジング30に組み付けられると第2側壁44および第3側壁45が開口36を覆う。これにより、収容室32に収容されたリード線16は外部から遮蔽される。また、第3側壁45は、リード線16の折り返し18が広がるのを阻止する抵抗になる。
第2ハウジング40が第1ハウジング30に組付けられると、図3(b)に示すように、第1ハウジング30と第2ハウジング40の間には、リード線16の折り返し18および折り曲げ19に沿った収容室32が形成される。
[温度センサ1の組立手順]
次に、図5を参照して、温度センサ1を組み立てる手順を説明する。
図5(a)に示すように、あらかじめ折り返し18および折り曲げ19が形成されているセンサ要素10が用意される。リード線16は当初は真っ直ぐであるが、所定位置で折り曲返しおよび折り曲げてくせをつけることで折り返し18および折り曲げ19を容易に形成することができる。
図5(b)に示すように、折り返し18および折り曲げ19が形成されているセンサ要素10を第1ハウジング30に組み付ける。組み付けは、被覆体20を第1ハウジング30の保持孔31Aに位置決めしてから、保持孔31Aに挿入して行われる。折り返し18の内側が仕切壁34の後端に突き当たるまで被覆体20を挿入すれば、センサ要素10の第1ハウジング30への組み付けが完了する。そうすると、センサ要素10の被覆体20は、あらかじめ定められた寸法だけ、基準壁31の当接部31Bから突き出される。また、リード線16の折り返し18の前後は仕切壁34を跨いで、収容室32に収容され、折り曲げ19よりも先の部分は、第1ハウジング30の外部に引き出される。外部に引き出されるリード線16は、被覆体20と交差する向き、より具体的には直交する。
次に、図5(c)に示すように、第2ハウジング40を第1ハウジング30に対して位置決めをしてから第2ハウジング40の前端が基準壁31に突き当たるまで押し込む。この過程で、第1ハウジング30の係止突起35Bが第2ハウジング40の係止孔43Aに挿入され、第1ハウジング30と第2ハウジング40が相互に抜け止めされ、温度センサ1の組み立てが完了する。
[ステータ100への温度センサ1の取り付け]
次に、図6および図7を参照して、ステータ100への温度センサ1の取り付けについて説明する。
温度センサ1は、コア103と、コア103に巻線されるコイル101と、を備えるステータ100に取り付けられ、コイル101の温度を検出する。温度センサ1は、コイル101の温度を検出するために、コイル101とコア103の間に形成される隙間105を利用する。隙間105は、温度検出のために意図的に設けられてもよいし、コイル101を巻き回すうえで必然的に形成されたものであってもよい。隙間105は、コア103の上端面107から高さ方向Yの所定範囲に設けられ、開口の形状が一例として山型を有している。温度センサ1は、この隙間105にセンサ要素10が挿入されることで、コイル101の温度を検知する。
温度センサ1の被覆体20の部分が隙間105から抜け出しにくくするには、被覆体20がコイル101に密接に接触することが求められる。特に、例えば自動車のように振動を受ける環境下で使用される電動機の場合には、密接な接触は重要である。温度センサ1は、このコイル101への密着を、コイル101とコア103の間に形成される隙間105を利用することで実現する。つまり、本実施形態は、図6に示すように、温度センサ1をコア103の上端面107に載せることで、被覆体20のコイル101への密接な接触を担保する。以下、図7を参照して、このことについて説明する。
図7に示すように、温度センサ1は第1ハウジング30の支持部31Cが上端面107に支持されてコア103の上端面107に載せられる。温度センサ1の被覆体20は、コイル101とコア103の間に形成される隙間105に挿入される。隙間105に挿入された被覆体20をコイル101に密着させるための要素を、図6に示される隙間105を参照しながら検討する。
図6の隙間105において、被覆体20がコイル101と密着する方向としては、幅方向Xと高さ方向Yの二つがある。まず、幅方向Xについては、挿入される被覆体20が幅方向Xに圧縮されれば、被覆体20がコイル101と密着する。次に、高さ方向Yについては、挿入される被覆体20が高さ方向Yに圧縮されるか、または、被覆体20が高さ方向Yにたわむことができれば、被覆体20がコイル101と密着する。
ここで、被覆体20は弾性が比較的に大きい樹脂材料で構成されているが、作業員の手作業で被覆体20を隙間105に挿入することを前提とすると、幅方向Xへの圧縮量は小さい。幅方向Xへの圧縮量を大きく得ようとすると、大きな挿入力が必要になる。これに対して、図7に示すように、被覆体20の第1ハウジング30からの突き出し量Dは大きい。したがって、被覆体20に下向きの力F1が作用すると、被覆体20そのものが下向きにたわむのに加えて、当接部31Bに対して下向きにたわむことが容易である。したがって、被覆体20の高さ方向Yのたわみを利用すれば、被覆体20を隙間105に容易に挿入することができる。そして、これらたわみに応じて、コイル101には下向きの力F1が生じ被覆体20にはこれに対向して上向きの力F2が作用し、被覆体20は高さ方向Yにおいてコイル101と密着することができる。
以上の被覆体20のたわみを利用した被覆体20とコイル101の密着を得るには、隙間105の寸法L5に対して、支持部31Cから被覆体20の下端までの寸法L3および被覆体20の寸法L4を以下の式(1)のように調整することが必要である。ただし、L3+L4がL5よりも大きくなりすぎると、被覆体20を隙間105に挿入することができなくなるので、被覆体20のたわみ量を考慮して、寸法L3および寸法L4を設定する必要がある。
L5≦L3+L4 … (1)
[温度センサ1の効果]
以上説明した温度センサ1が奏する効果を説明する。
[被覆体20とコイル101の密着]
温度センサ1は、基準壁31の支持部31Cがコイル101の上端面107に支持されながら、被覆体20が隙間105に挿入される。これにより、被覆体20に高さ方向Yのたわみを生じさせることで、被覆体20をコイル101に密着させることができるので、温度センサ1によれば被覆体20を隙間105から抜け出しにくくすることができる。しかも、被覆体20がコイル101に密着するので、温度センサ1によれば高い精度で温度を検出できる。
[挿入深さの規制]
温度センサ1は、図7に示すように、当接部31Bがコイル101に突き当たることで、被覆体20が当接部31Bより突き出している寸法だけコイル101に挿入される。これにより、この突き出し寸法Dを予め定めておくことにより、センサ要素10の挿入深さを規制することができる。
例えば、仮に挿入深さを規制する部位が存在しなければ、被覆体20を隙間105に挿入する際に誤って深く挿入しすぎると、コイル101から被覆体20の先端が外部に露出してしまう。この外部に、例えば電動機のロータが設けられていると、被覆体20がロータに衝突するおそれがある。または、振動を受けた被覆体20が徐々に移動して、被覆体20の先端が外部に露出してしまうこともあり得る。
[リード線16の折り返し18および折り曲げ19]
温度センサ1は、リード線16に折り返し18および折り曲げ19が設けられており、第1ハウジング30および第2ハウジング40から引き出されるリード線16は、被覆体20に対して直交している。いま、図3(b)において、第1ハウジング30および第2ハウジング40から引き出されるリード線16に引張力Tが加わったとする。ところが、折り曲げ19および折り返し18が存在しているため、リード線16には折り返し18が矢印Sで示すように広がる向きに力が作用するが、被覆体20が第1ハウジング30から抜け出る向きに作用する力はほとんどない。
以上の通りであり、温度センサ1によれば、折り返し18および折り曲げ19をリード線16に設けることにより、被覆体20の第1ハウジング30および第2ハウジング40から抜け出るのを防ぐ。
また、温度センサ1は、リード線16に折り返し18および折り曲げ19を設けることにより、図7に示すように、コイル101の端面CEからリード線16までの距離L1が短い。例えば、折り返し18を設けなければ、図7に示すように、コイル101の端面CEからリード線16までの距離L2が長い。
この距離L1が短ければ、コイル101の近くにリード線16があるので、コイル101にリード線16を這わせるように結束するのが容易である。また、ステータ100の周囲に他の部材を配設するのに障害になりにくい。つまり、上述したリード線16の引き回しの経路を採用することにより、スペース効率が高い温度センサ1が得られる。
[第1変形例:温度センサ2]
温度センサ1は、被覆体20だけがコイル101の隙間105に挿入されるが、本発明の温度センサは被覆体20の他に隙間105に挿入される要素である固定子50を設けることができる。以下、図8および図9を参照してこの第1変形例に係る温度センサ2を説明する。なお、温度センサ2において、温度センサ1と同じ構成要素については、温度センサ1と同じ符号を付してその説明を省略する。
温度センサ2は、第1ハウジング30と一体的に形成される固定子50を備える。固定子50は、被覆体20と平行をなすように、第1ハウジング30の当接部31Bから被覆体20と平行をなすように延出される。固定子50は、当接部31Bからその先端までの前後方向Xの寸法は、被覆体20と同程度である。また、固定子50の幅方向Zおよび高さ方向Yの寸法も、被覆体20と同程度である。この寸法の関係は一例であり、被覆体20と固定子50の寸法は異なっていてもよい。
固定子50は、第1ハウジング30に連なる基部51と、基部51に連なる先端部57と、を備えている。
基部51は、互いに対向するおもて面52とうら面53を備えており、おもて面52とうら面53は、セレーション54が形成されているために、その表面は周期的な凹凸が長さ方向に繰り返して形成される。基部51は、幅Wが一定に形成されるとともに、セレーション54による凹凸があるものの、厚さTも一定である。
先端部57は、先端ほど厚さTが薄くなる。これは、コイル101の隙間106(図6)に固定子50を挿入しやすくするためである。被覆体20は、前述したように、隙間106の隣の隙間105(図6)に挿入される。したがって、被覆体20と固定子50との間隔は、隣接する隙間105と隙間106との間隔を考慮して定められる。
固定子50は、隙間106に圧入される。この際、固定子50の基部51の周囲に接着剤、一例としてワニスを塗布することで、基部51および先端部57は隙間106の内部においてコイル101と接合できる。接着剤がセレーション54の凹んだところに入り込むことで、接着剤の接合面積が広くなるため、固定子50とコイル101の接合強度を向上できる。
以上説明したように、被覆体20の他に固定子50を備える温度センサ2は、コイル101から離脱しにくくできる。しかも、温度センサ2は、被覆体20と固定子50の二つの部材を介してコイル101と接合されるので、被覆体20だけで接合するのに比べて接合を強固に行うことができる。
[第2変形例:温度センサ3]
温度センサ2は被覆体20の他に固定子50を備えるが、固定子50の機能を被覆体20が備えてもよい。以下、図10および図11を参照してこの第2変形例に係る温度センサ3を説明する。なお、温度センサ3において、温度センサ1と同じ構成要素については、温度センサ1と同じ符号を付してその説明を省略する。
温度センサ3は、被覆体20のおもて面22とうら面23の両面にセレーション24が形成されているので、被覆体20の表面には周期的な凹凸が長さ方向に繰り返して形成される。
温度センサ3の被覆体20は、隙間105(または隙間106)に圧入される。この際、被覆体20の周囲に接着剤を塗布することで、被覆体20は隙間105の内部においてコイル101と接合できる。接着剤がセレーション24の凹んだところに入り込むことで、接着剤の接合面積が広くなるため、被覆体20とコイル101の接合強度を向上できる。
以上説明したように、被覆体20にセレーション24を備える温度センサ3は、コイル101から離脱しにくい。しかも、温度センサ3は、固定子50を設ける必要がないので、構成が簡易である。
以上、本発明の好ましい温度センサ1,2,3を説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
はじめに、上述した温度センサ1は、ステータ100のコア103に支持された状態で被覆体20が隙間105に挿入されるが、本発明の温度センサはコア103に支持される形態に限らない。例えば、ステータ100の近傍において温度センサ1を支持できる部材が存在しており、当該部材に支持されながら被覆体20がコイル101の隙間105に挿入されれば、本実施形態で言及したのと同様の効果を得ることができる。
また、温度センサ1において、好ましい形態として当接部31Bおよび支持部31Cは相当の面積を有する平坦な面を有する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、当接部31Bはコイル101に突き当たることにより、被覆体20が必要以上に深く挿入されるのを防ぐことができればよいので、必ずしも当該平坦面でなくてもよい。支持部31Cについても同様である。
また、温度センサ1においては、好ましい形態として、内層21と外層23からなる直方体状の被覆体20を例示したが、本発明はこれに限定されない。つまり、被覆体20は、素子11、引出線15を覆って保護するとともに所定の剛性を備えていればよく、円柱状をしていてもよく、1層だけから構成されていてもよい。
温度センサ1においては、好ましい実施形態として第1ハウジング30と第2ハウジング40の二つのハウジング要素を備える例を示したが、本発明はこれに限定されない。第2変形例の温度センサ3のように第2ハウジング40を設けることなく第1ハウジング30だけでも、被覆体20のコイル101への密着、被覆体20の過剰な挿入の防止を実現できる。
温度センサ1においては、被覆体20を隙間105に挿入する例を示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、被覆体20とは別に隙間105に挿入される当接部31Bから突き出す部材を第1ハウジング30と一体的に形成することもできる。
ステータ100への温度センサ1の取り付け構造において、図7に示すように、コイル101に対向するよりステータ要素109が設けることができる。ステータ要素109があれば、温度センサ1の被覆体20が隙間105から抜け出ようとしても、第2ハウジング40がステータ要素109に突き当たるので、被覆体20は隙間105の中に留まることができる。ステータ要素109としては、ステータ100の筐体の類が想定される。
1 温度センサ
10 センサ要素
11 素子
12 感熱体
13 封止ガラス
15 引出線
16 リード線
20 被覆体
22 おもて面
23 うら面
24 セレーション
30 第1ハウジング
31 基準壁
31A 保持孔
31B 当接部
31C 支持部
32 収容室
33A,33B 側壁
34 仕切壁
35 接続壁
35A 外周面
35B 係止突起
36 開口
40 第2ハウジング
41 正面壁
43 第1側壁
43A 係止孔
44 第2側壁
45 第3側壁
50 固定子
51 基部
52 おもて面
53 うら面
54 セレーション
57 先端部
100 ステータ
101 コイル
103 コア
105,106 隙間
107 上端面
109 ステータ要素

Claims (8)

  1. 電動機に取り付けられて用いられ、前記電動機のコアに巻線されるコイルの温度を検出するための温度センサであって、
    感熱体と、前記感熱体に電気的に接続される一対の電線と、前記感熱体および一対の前記電線を覆う電気絶縁性の被覆体と、を有するセンサ要素と、
    前記コイルに当接する当接部および前記当接部と向きが交差し、前記コアに支持される支持部を有し、前記センサ要素を保持するハウジングと、を備え、
    前記被覆体は、
    前記支持部から所定の距離だけ離れた位置において、前記当接部から突き出され、
    一対の前記電線は、
    前記ハウジングの内部で前記被覆体と交差する向きに向きを変えて前記ハウジングから引き出される、
    ことを特徴とする温度センサ。
  2. 前記被覆体は柱状に形成され、一対の前記電線は前記被覆体の長手方向の端部から前記被覆体の外部であって、前記ハウジングの内部に引き出される、
    請求項1に記載の温度センサ。
  3. 一対の前記電線は、
    前記ハウジングの内部において、前記感熱体に向けた折り返しおよび前記被覆体と交差する向きへの折り曲げが設けられ、
    前記折り曲げより先の部分が前記ハウジングから引き出される、
    請求項1または請求項2に記載の温度センサ。
  4. 前記ハウジングは、
    前記折り返しおよび前記折り曲げに沿った、前記電線の収容室を備える、
    請求項に記載の温度センサ。
  5. 前記ハウジングは、
    前記当接部および前記支持部を備える第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに組み付けられ、前記第1ハウジングの開口を覆う第2ハウジングと、を備え、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが相互に組み付けられることで、前記折り返しおよび前記折り曲げに沿った、前記電線の収容室が形成される、
    請求項に記載の温度センサ。
  6. 前記電動機のステータに取り付けられる、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の温度センサ。
  7. 前記被覆体の表面、または、前記被覆体に併設される固定子の表面に、セレーションが設けられる、
    請求項1から請求項のいずれか一項に記載の温度センサ。
  8. コアと、前記コアに巻線されるコイルとを備えるステータと、
    前記ステータに対して回転可能に設けられるロータと、
    前記コイルに取り付けられ、前記コイルの温度を測定する請求項1〜請求項のいずれか一項に記載の温度センサと、を備え、
    前記コアと前記コイルの間に形成される隙間に前記被覆体が挿入されるとともに、
    前記当接部が前記コイルの端面に突き当たり、
    前記支持部が前記コアに支持される、
    ことを特徴とする電動機。
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