JP6339540B2 - 温度センサ組付け構造及び温度センサ組付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、温度センサ組付け構造及び温度センサ組付け方法に関する。
例えば自動車等の車両に搭載される自動変速機には、オイルの油温を検出する油温センサ(温度センサ)が備えられる(特許文献1等参照)。これは、油温に応じてオイルの粘性等の特性に変化が生じることから、安定した変速フィーリングを得るには、オイルの油温による適合制御が必要とされるためである。同文献の油温センサは、オイルパンに貯留されるオイルの油温に対応した油温信号(サーミスタ出力信号)を外部に対して出力している。
図7に示すように、この油温センサは、内部に中空部が形成されたケース本体501及びケースカバー(図示略)からなる中空ケースと、サーミスタ収納空間内に収納されるサーミスタ素子(温度検出素子)503、およびこのサーミスタ素子503の両端にそれぞれ電気接続される一対のリード線504、505を有するサーミスタと、サーミスタ素子503からのサーミスタ出力信号を外部機器に取り出すための一対の被覆電線(電線)508、509と、一対のリード線504、505をそれぞれ一対の被覆電線508、509に電気接続するための一対のターミナル506、507と、サーミスタと外部機器(TCU、バッテリ)との接続を行うコネクタとを備える。
この油温センサによれば、ケース本体501の圧入孔545、546に、サーミスタのリード線504、505と被覆電線508、509とを直列に電気接続するターミナル506、507の突出片547、548を圧入することにより、ケース本体501の凹部512の底面に対するターミナル506、507の位置決めと組み付けを同時に容易に行うことができる。
特開2013−44693号公報
しかしながら、上述した従来の油温センサは、ターミナル506、507に、ケース本体501に係止する位置決め部(突出片547、548)を形成し、ケース本体501にサーミスタ素子503の固定スペースと電線の配策経路を設けることで、組付けが行われる。このため、被覆電線508、509の長い配索経路を確保しなければならず、センサ(ケース本体501)のサイズが大きくなる。また、それぞれのターミナル506、507を圧入しなければならないため、サーミスタ素子503の組付け作業(位置決め)が困難であり、組付け工程で他部品へサーミスタ素子503が干渉し、破損する可能性もある。また、従来の油温センサは、ターミナル506、507の圧入や被覆電線508、509の長距離での配索等、複雑な作業が多く、自動機を使用する自動組付には適さなかった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、センササイズのコンパクト化を可能にしつつ、組付け時にサーミスタを容易に位置決め及び容易に配索加工でき、しかも、次工程に搬送する際のサーミスタの脱落を防止できる温度センサ組付け構造及び温度センサ組付け方法を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) サーミスタ素子の両側に接続された一対のリードの一方が前記サーミスタ素子の近傍でU字状に曲げられた折曲部を有し、それぞれの前記リードの先端に電線が接続された内機サブアッシーと、基部の電線保持面に電線収容溝が形成されるとともに、前記基部の前記電線収容溝の一端側から前記電線保持面に対して略直角にサーミスタ保持板が延設され、前記サーミスタ保持板の延出端に前記折曲部を掛止する掛止溝が形成されたセンサ本体と、前記折曲部が前記掛止溝に掛止された状態で前記電線収容溝に配置された一対の前記電線を覆うように前記電線保持面に装着された基部カバーと、を備え、前記電線収容溝は、前記電線保持面における電線導出方向に沿って前記基部の電線導出側の側面から電線導出側と反対の側面に亘って凹設されており、前記基部カバーが前記電線保持面に装着されることで、前記電線収容溝に配置された一対の前記電線が、前記基部カバーと前記基部とで挟持固定されることを特徴とする温度センサ組付け構造。
上記(1)の構成の温度センサ組付け構造によれば、掛止溝に掛止された折曲部でU字状に曲げられて略平行に延びる一対のリードと、これらリードの先端にそれぞれ接続された一対の電線とが、サーミスタ保持板の延出方向に沿って略平行に配索されるので、従来構造に比べ、配索スペースを大幅に低減できる。また、内機サブアッシーは、折曲部がサーミスタ保持板の先端の掛止溝に掛止されることで、サーミスタ素子がサーミスタ保持板に対して高精度に、且つ容易に位置決めされている。即ち、内機サブアッシーは、リードの折曲部を掛止溝に引っ掛けた後、ある程度のテンションを掛けて、延在方向に直交する方向に電線が折り曲げられて電線収容溝に配置されることで、配索作業が簡単に完了する。そして、内機サブアッシーは、電線収容溝に配置された電線が基部の電線保持面に固定された基部カバーによって覆われることで、掛止溝と基部とに張架状態で保持される。これにより、内機サブアッシーは、センサ本体に脱落不能に固定される。
(2) サーミスタ素子の両側に接続された一対のリードの一方が前記サーミスタ素子の近傍でU字状に曲げられた折曲部を有し、それぞれの前記リードの先端に電線が接続された内機サブアッシーと、基部の電線保持面に電線収容溝が形成されるとともに、前記基部の前記電線収容溝の一端側から前記電線保持面に対して略直角にサーミスタ保持板が延設され、前記サーミスタ保持板の延出端に前記折曲部を掛止する掛止溝が形成されたセンサ本体と、前記折曲部が前記掛止溝に掛止された状態で前記電線収容溝に配置された一対の前記電線を覆うように前記電線保持面に固定された基部カバーと、を備え、前記サーミスタ保持板の表裏一方の側には、前記サーミスタ素子の両側に接続された前記リードをそれぞれ保持する一対のリード保持部が形成されていることを特徴とする温度センサ組付け構造。
上記(2)の構成の温度センサ組付け構造によれば、折曲部が掛止溝に掛止され、電線収容溝に配置された電線が基部カバーによって覆われた状態でサーミスタ保持板に固定された内機サブアッシーは、更に、サーミスタ素子の両側のリードがリード保持部によって保持されることになる。これにより、内機サブアッシーは、位置決め後のサーミスタ素子がより確実にサーミスタ保持板に固定されて、センサ本体に対し移動不能に保持される。このことは、内機サブアッシーが組み付けられたセンサ本体が、モールド成形される際の溶融樹脂から受ける外力によるサーミスタ素子の位置ズレを防止するために特に有効となる。
(3) 上記(2)の構成の温度センサ組付け構造であって、前記サーミスタ保持板は、前記一対のリード保持部が形成されている保持板先端部が、前記基部から延出する保持板基端部に対し、前記一対のリード保持部が形成されていない面側へ平行移動するようにクランク状に曲げられていることを特徴とする温度センサ組付け構造。
上記(3)の構成の温度センサ組付け構造によれば、サーミスタ保持板は、表裏側の双方に一対のリードと一対の電線とがそれぞれ配索されると共に、そのうちの表裏一方側にのみサーミスタ素子が配置される。電線よりも太いサーミスタ素子が配置された表裏一方側は、サーミスタ素子が外側に突出する。サーミスタ保持板は、このサーミスタ素子が外側へ突出する突出量の略半分、サーミスタ素子が設けられていない面側へ保持板先端部が平行移動するようにクランク状に曲げられる(オフセットされる)ことで、センサ本体が合成樹脂でモールド成形される際のサーミスタ保持板の厚み方向の寸法をオフセットされない場合よりも小さくできる。
(4) サーミスタ素子の両側に接続された一対のリードの先端に電線を接続する電線接続工程と、一方の前記リードを前記サーミスタ素子の近傍でU字状に曲げて折曲部が形成された内機サブアッシーとするリード折り曲げ工程と、基部の電線保持面に電線収容溝が形成されるとともに、前記基部の前記電線収容溝の一端側から前記電線保持面に対して略直角にサーミスタ保持板が延設され、前記サーミスタ保持板の延出端に前記折曲部を掛止する掛止溝が形成されたセンサ本体の前記掛止溝に、前記折曲部を引っ掛けるリード掛止工程と、前記折曲部を基点として引っ張りながら一対の前記電線を略直角に折り曲げ、前記電線収容溝に配置する電線セット工程と、前記電線保持面に基部カバーを固定して前記電線収容溝に配置されている一対の前記電線を覆う内機サブアッシー保持工程と、を含むことを特徴とする温度センサ組付け方法。
上記(4)の構成の温度センサ組付け方法によれば、電線が接続された一対のリードの一方がU字状に曲げられて折曲部が形成されて内機サブアッシーが組み立てられる。この内機サブアッシーは、センサ本体におけるサーミスタ保持板の先端の掛止溝に、折曲部が掛止される。掛止溝に折曲部が引っ掛けられた内機サブアッシーは、ある程度のテンションが加えられた状態で一対の電線が略直角に折り曲げられて電線収容溝に配置されることで、センサ本体への予組付が完了する。その後、内機サブアッシーは、基部の電線保持面に取り付けられた基部カバーにより、電線収容溝に配置された電線が覆われてセンサ本体への固定が完了する。内機サブアッシーは、サーミスタ保持板を挟んでU字状に曲げられたリードの折曲部が掛止溝によって支持され、反対側の電線収容溝に配置された電線が基部カバーによって固定される。掛止溝と基部とに張架された内機サブアッシーは、サーミスタ素子の位置ズレや、サーミスタ保持板からの脱落が規制される。また、温度センサは、内機サブアッシーの脱落規制までの工程が、簡単な折り曲げ作業(直角曲げ加工)と、基部カバーの簡単な取付作業のみで完了する。これにより、本構成の温度センサ組付け方法は、自動機を使用する自動組付にも好適となる。
本発明に係る温度センサ組付け構造及び温度センサ組付け方法によれば、センササイズのコンパクト化を可能にしつつ、組付け時にサーミスタを容易に位置決め及び容易に配索加工でき、しかも、次工程に搬送する際のサーミスタの脱落を防止できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
本発明の実施形態に係る温度センサ組付け構造を有した油温センサの斜視図である。 図1に示した油温センサの要部斜視図である。 図2に示したサーミスタ素子の一方のリードの要部拡大図である。 基部カバーの取り付けられた油温センサの要部を図2の紙面裏側から見た斜視図である。 (a)は内機サブアッシー位置決め開始時の状態を表す手順説明図、(b)は内機サブアッシーの掛止状態を表す手順説明図である。 (a)は電線の折り曲げ時の状態を表す手順説明図、(b)は基部カバー装着時の状態を表す手順説明図である。 従来の油温センサを示した分解斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る温度センサ組付け構造を有した温度センサとしての油温センサ11の斜視図、図2は図1に示した油温センサ11の要部斜視図である。
本実施形態に係る温度センサ組付け構造は、例えば自動車等の車両に搭載される自動変速機(図示略)の油温センサ11に好適に用いることができる。勿論、本発明の温度センサ組付け構造は、油温センサに限るものではなく、種々の温度センサに適用することができる。
本実施形態に係る油温センサ11は、センサ本体13(図2参照)の基部15より一対の電線17が導出されている。基部15は、図2において上面となる電線保持面19に、一対の平行な電線収容溝21が凹設されている。電線17は、この電線収容溝21に配置されて基部15より導出されている。電線収容溝21は、電線17を仮保持するための形状保持部を備える。したがって、電線収容溝21に挿入された電線17は、電線収容溝21から離脱する方向及び延在方向へは容易には移動しなくなる。なお、本実施形態では電線保持面19に一対の平行な電線収容溝21を設けたが、電線保持面に設けた1本の電線収容溝に2本の電線17を収容してもよい。
基部15の電線保持面19には、基部カバー23が装着される。基部カバー23は、基部15における電線保持面19と電線導出側を除く3方の側面を覆って基部15に装着される。基部15に装着された基部カバー23は、両側板部25に形成される係止穴27が、基部15の両側面に突設された係止爪29に係止することで、基部15からの離脱が規制される。
基部カバー23は、電線17の導出方向と反対側の側面側から、基部15に接近する方向でスライドされ、基部15に装着される。基部カバー23には、基部15の両側ガイド部31(図2参照)に進入してスライド動作をガイドするため一対のガイド突起33が形成されている。また、基部カバー23には、一対のガイド突起33の間に、電線収容溝21に挿入される一対の電線保持アーム35が突設されている。電線保持アーム35は、基部カバー23が基部15に装着されることで、電線収容溝21に配置された電線17を押下し、電線収容溝21からの電線17の離脱を規制する。
油温センサ11は、センサ本体13における基部15の下面側に、合成樹脂でモールド成形されたモールド部37が設けられる。モールド部37は、基部15側からブロック部39と、直方体部41と、挿入大径部43と、検出先端部45と、が連設されている。
ブロック部39は、内方に後述の保持板基端部81を埋入して基部15と一体にモールド成形される。
直方体部41は、ブロック部39よりも電線導出方向の幅が狭く成形される。直方体部41もブロック部39と同様に保持板基端部81を埋入していて、ブロック部39と一体に成形される。
挿入大径部43は、軸線が上下方向となる略円柱状となって直方体部41と一体に成形される。挿入大径部43は、自動変速機の例えばトルクコンバータのケース(図示略)に穿設されたセンサ取付穴(図示略)に挿入される。挿入大径部43の軸線に沿う方向の略中央部分には、周溝47が形成される。周溝47には、Oリング49が装着される。Oリング49は、センサ取付穴と挿入大径部43との間を液密にシールする。
検出先端部45は、挿入大径部43と同軸の略楕円柱状となって挿入大径部43と一体に成形される。この検出先端部45には、後述のサーミスタ素子53が埋入されている。すなわち、検出先端部45は、油温センサ11の温度検出部となる。
このように、センサ本体13を覆うモールド部37は、ブロック部39、直方体部41、挿入大径部43及び検出先端部45が樹脂材により一体となってモールド成形される。このモールド部37には、基部15に連設されているサーミスタ保持板65や、このサーミスタ保持板65に取り付けられている内機サブアッシー51が埋入されている。なお、油温センサ11は、モールド部37に代えてサーミスタ保持板65を覆う保持板収容ケース(図示略)が用いられてもよい。
図2に示すように、油温センサ11のセンサ本体13は、基部15と、基部15の下面側に連設されたサーミスタ保持板65とで、内機サブアッシー51を保持する。内機サブアッシー51は、サーミスタ素子53の両側に接続された一対のリード55,56の一方のリード56がサーミスタ素子53の近傍でU字形状に曲げられた折曲部57となる。サーミスタ59は、サーミスタ素子53と、一対のリード55,56とで構成されている。それぞれのリード55,56の先端には、圧着用部材61(圧着スリーブ等)によってリード接続端側における電線17の導体63が接続されている。
サーミスタ59(Thermally Sensitive Resistor)は、サーミスタ素子53(Thermally Sensitive Resistor)を用いて作られる。サーミスタ素子53の形状としては、チップタイプ(ビードタイプ)、ディスクタイプ、薄膜タイプ、厚膜タイプなどの何れが用いられてもよい。
また、サーミスタ59には、温度の上昇に対して抵抗が減少するNTC(negative temperature coefficient)サーミスタ、逆に温度の上昇に対して抵抗が増大するPTC(positive temperature coefficient)サーミスタ、ある温度をこえると急激に抵抗が減少するCTR(critical temperature resistor)サーミスタの何れが用いられてもよい。
センサ本体13は、基部15と、基部15の電線収容溝21の一端側(図2中、手前側)から電線保持面19に対して略直角に延設されたサーミスタ保持板65とから成る。サーミスタ保持板65は、基部15との間に、基部15から垂下する電線支持板部67を有する。電線支持板部67には、電線収容溝21に収容されて直角に曲げられた電線17のリード接続端側を保持する一対の平行な電線保持溝69が形成される。この電線支持板部67は、電線17のリード接続端側を電線保持溝69に保持した状態でブロック部39によって覆われる。
サーミスタ保持板65の延出端には、図3に示すように、内機サブアッシー51の折曲部57を掛止する掛止溝71が形成されている。掛止溝71は、サーミスタ保持板65の延出端を半円形に切り欠いた形状に形成される。この半円形の直径は、リード55,56の直径と同等か、それよりも若干大きく設定される。
図2及び図4に示すように、センサ本体13は、サーミスタ保持板65の表裏一方の側に、サーミスタ59におけるサーミスタ素子53の両側に接続されたリード55,56をそれぞれ保持する一対のリード保持部が形成されている。一対のリード保持部は、先端側が短尺リード保持部73となり、基部側が長尺リード保持部75となる。長尺リード保持部75及び短尺リード保持部73は、上記した電線支持板部67の電線保持溝69と同一面側に、リード55,56を挿入支持するためのリード保持溝77が開口している。延出端側の短尺リード保持部73は、リード55,56の延在方向の長さが、長尺リード保持部75よりも短く形成される。これにより、サーミスタ59は、サーミスタ素子53が、サーミスタ保持板65の先端側近傍に配置可能となっている。
センサ本体13は、電線支持板部67、長尺リード保持部75及び短尺リード保持部73に形成されている電線保持溝69及びリード保持溝77が、一方の同一面側(基部15からの電線17の導出側と反対側面)に開口されている。これにより、内機サブアッシー51は、センサ本体13に対し、この一方の面からリード55,56及び電線17の配索及び保持が可能となっている。
内機サブアッシー51は、リード56の折曲部57が掛止溝71に引っ掛けられて、サーミスタ保持板65の表裏側の双方に沿って一対のリード55,56及び一対の電線17がそれぞれ配置される。内機サブアッシー51は、基部側がリード55,56に接続された電線17となる。この電線17は、サーミスタ保持板65の延在方向に直交する方向に折り曲げられて、電線収容溝21に配置される(図2参照)。図4に示すように、基部カバー23は、基部15の電線保持面19に装着されることで、電線収容溝21に配置された内機サブアッシー51の一対の電線17を、基部15に固定する。
センサ本体13のサーミスタ保持板65は、図2に示すように、一対のリード保持部(長尺リード保持部75及び短尺リード保持部73)が形成されている保持板先端部79が、基部15から延出する保持板基端部81に対し、一対のリード保持部が形成されていない面側へ平行移動するようにクランク状に曲げられたクランク曲部83によってオフセットされている。すなわち、保持板先端部79は、保持板基端部81に対して表裏面方向にオフセットされている。
次に、図5及び図6を参照しながら上記油温センサ11における温度センサ組付け構造の組付け手順を説明する。
図5の(a)は内機サブアッシー位置決め開始時の状態を表す手順説明図、(b)は内機サブアッシー51の掛止状態を表す手順説明図である。図6の(a)は電線17の折り曲げ時の状態を表す手順説明図、(b)は基部カバー装着時の状態を表す手順説明図である。
本実施形態に係る温度センサ組付け方法は、電線接続工程と、リード折り曲げ工程と、リード掛止工程と、電線セット工程と、内機サブアッシー保持工程と、を含む。
油温センサ11を組み付けるには、先ず、受け治具85の上に、センサ本体13を、電線導出方向が下側となる向きで載置する。
電線接続工程では、サーミスタ59におけるサーミスタ素子53の両側に接続された一対のリード55,56の先端に、圧着用部材61を用いて電線17の導体63がそれぞれ接続される。
なお、電線接続工程の前に、後述するリード折り曲げ工程でU字状に曲げられて折曲部57となる一方のリード56の所定位置(掛止溝71に対応する位置)を予め略直角に曲げた状態とする予備曲げ工程を行うこともできる。この場合、一対のリード55,56の延出方向を90度とすることで、各リード55,56の先端に圧着機で圧着用部材61を順次圧着する際には、サーミスタ59を180度反転させる必要がなく、90度回転するだけでよいので、圧着作業性が向上する。
リード折り曲げ工程では、サーミスタ59における一方のリード56がサーミスタ素子53の近傍でU字状に曲げられて折曲部57が形成された内機サブアッシー51がフォーミングされる。このリード折り曲げ工程は、上記電線接続工程の前に行うこともできるが、この場合、各リード55,56の先端が近接した状態で圧着用部材61を順次圧着しなければならず、圧着作業がしにくくなる。
リード掛止工程では、先ず、図5の(a),(b)に示すように、センサ本体13の掛止溝71に、内機サブアッシー51の折曲部57を引っ掛ける。この折曲部57が掛止溝71に引っ掛けられることで、一対の電線17は、サーミスタ保持板65を挟んで表裏側にそれぞれ配置されることになる。このとき、サーミスタ素子53から導出される一対のリード55,56は、短尺リード保持部73と長尺リード保持部75とに挿入されて保持される。
電線セット工程では、図6の(a)に示すように、折曲部57を基点として、電線17を引っ張りながらサーミスタ保持板65の両側に配置された一対の電線17を略直角に折り曲げ、電線収容溝21に配置する。掛止溝71に折曲部57が掛止され、電線収容溝21に電線17が挿入された内機サブアッシー51は、基部15の電線収容溝21からの電線17の離脱が規制されるとともに、直角曲げと溝内壁との摩擦によって延在方向の移動が規制されて、センサ本体13に仮保持された状態となる。
内機サブアッシー保持工程では、図6の(b)に示すように、電線保持面19に基部カバー23が固定されて電線収容溝21に配置されている一対の電線17が覆われる。基部カバー23は、電線17の導出方向と反対側から、電線保持面19と平行にスライドされて装着される。基部カバー23は、基部15に固定されることで、電線保持アーム35が電線17を電線収容溝21内に押圧して、一対の電線17を基部15とで挟持する。これにより、センサ本体13に組み付けられた内機サブアッシー51は、搬送等の振動や衝撃が加えられても、容易にはセンサ本体13から脱落しなくなる。
そして、内機サブアッシー51が組み付けられたセンサ本体13は、次工程のモールド工程によって、電線支持板部67、サーミスタ保持板65及び内機サブアッシー51の電線17の一部及びサーミスタ59(サーミスタ素子53及びリード55,56)がモールド樹脂によって覆われ、図1に示す油温センサ11となる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
本実施形態に係る温度センサ組付け構造では、掛止溝71に掛止された折曲部57でU字状に曲げられて略平行に延びる一対のリード55,56と、これらリード55,56の先端にそれぞれ接続された一対の電線17とが、折曲部57で同方向となるように平行に折り曲げられ、サーミスタ保持板65の表裏面の延出方向に沿って略平行に配索されるので、従来構造に比べ、配索スペースを大幅に低減できる。
また、内機サブアッシー51は、折曲部57がサーミスタ保持板65の先端の掛止溝71に掛止されることで、サーミスタ素子53がサーミスタ保持板65に対して高精度に、且つ容易に位置決めされている。即ち、内機サブアッシー51は、リード56の折曲部57を掛止溝71に引っ掛けた後、ある程度のテンションを掛けて、延在方向に直交する方向に電線17が折り曲げられて電線収容溝21に配置されることで、配索作業が簡単に完了する。
そして、内機サブアッシー51は、電線収容溝21に配置された電線17が基部15の電線保持面19に固定された基部カバー23によって覆われることで、掛止溝71と基部15とに張架状態で保持される。これにより、内機サブアッシー51は、センサ本体13に脱落不能に固定される。
また、本実施形態の温度センサ組付け構造は、内機サブアッシー51におけるリード56の折曲部57をサーミスタ保持板65の掛止溝71に引っ掛け、一回の直角曲げで電線17を曲げ、基部カバー23を基部15に取り付ければ組付が完了する。すなわち、本実施形態の温度センサ組付け構造では、リード掛止工程と、電線セット工程と、内機サブアッシー保持工程との少ない工程で、且つ簡単な動作で内機サブアッシー51をセンサ本体13に組み付けることができる。これにより、本実施形態の温度センサ組付け構造は、電線17の配索が短距離で済み、簡単に組付けが完了するので、自動機を使用する自動組付にも好適となる。
また、本実施形態の温度センサ組付け構造では、折曲部57が掛止溝71に掛止され、電線収容溝21に配置された電線17が基部カバー23によって覆われた状態でサーミスタ保持板65に挟持固定された内機サブアッシー51は、更に、サーミスタ素子53の両側のリード55,56が短尺リード保持部73及び長尺リード保持部75によって保持されることになる。これにより、内機サブアッシー51は、位置決め後のサーミスタ素子53がより確実にサーミスタ保持板65に固定されて、センサ本体13に対し移動不能に保持される。このことは、内機サブアッシー51が組み付けられたセンサ本体13が、モールド成形される際の溶融樹脂から受ける外力によるサーミスタ素子53の位置ズレを防止するために特に有効となる。
更に、本実施形態の温度センサ組付け構造では、サーミスタ保持板65は、表裏側の双方に一対のリード55,56と一対の電線17とがそれぞれ配索されると共に、そのうちの表裏一方側にのみサーミスタ素子53が配置される。電線17よりも太いサーミスタ素子53が配置された表裏一方側は、サーミスタ素子53が外側に突出する。サーミスタ保持板65は、このサーミスタ素子53が外側へ突出する突出量の略半分、サーミスタ素子53が設けられていない面側へ保持板先端部79が平行移動するようにクランク状に曲げられるクランク曲部83でオフセットされる。
サーミスタ素子53は、一対のリード55,56が、サーミスタ保持板65の表裏側にそれぞれ配置され、その先端にそれぞれに電線17が圧着される。つまり、サーミスタ保持板65の基部側には、サーミスタ保持板65を挟んで表裏側に圧着用部材61が位置する。サーミスタ保持板65は、この圧着用部材61が配置されている部分が、サーミスタ保持板65の厚み方向で最大寸法となる。そこで、サーミスタ保持板65は、サーミスタ素子53が配置される保持板先端部79がこの最大寸法の範囲に収まるようにオフセットされている。すなわち、センサ本体13は、保持板先端部79が保持板基端部81に対してオフセットされることで、センサ本体13が合成樹脂でモールド成形される際のサーミスタ保持板65の厚み方向の寸法をオフセットされない場合よりも小さくできる。
本実施形態に係る温度センサ組付け方法では、電線17が接続された一対のリード55,56の一方のリード56がU字状に曲げられて折曲部57が形成されて内機サブアッシー51が組み立てられる。この内機サブアッシー51は、センサ本体13におけるサーミスタ保持板65の先端の掛止溝71に、折曲部57が掛止される。掛止溝71に折曲部57が引っ掛けられた内機サブアッシー51は、ある程度のテンションが加えられた状態で一対の電線17が略直角に折り曲げられて電線収容溝21に配置されることで、センサ本体13への予組付が完了する。
その後、内機サブアッシー51は、基部15の電線保持面19に取り付けられた基部カバー23により、電線収容溝21に配置された電線17が覆われて挟持固定され、センサ本体13への固定が完了する。内機サブアッシー51は、サーミスタ保持板65を挟んでU字状に曲げられたリード56の折曲部57が掛止溝71によって支持され、反対側の電線収容溝21に配置された電線17が基部カバー23によって固定される。
掛止溝71と基部15とに張架された内機サブアッシー51は、サーミスタ素子53の位置ズレや、サーミスタ保持板65からの脱落が規制される。また、油温センサ11は、内機サブアッシー51の脱落規制までの工程が、簡単な折り曲げ作業(直角曲げ加工)と、基部カバー23の簡単な取付作業のみで完了する。これにより、本構成の温度センサ組付け方法は、自動機を使用する自動組付にも好適となる。
従って、本実施形態に係る温度センサ組付け構造及び温度センサ組付け方法によれば、センサ本体13のセンササイズのコンパクト化を可能にしつつ、組付け時にサーミスタ59を容易に位置決め及び容易に配索加工でき、しかも、次工程に搬送する際のセンサ本体13からのサーミスタ59の脱落を防止できる。
ここで、上述した本発明に係る温度センサ組付け構造及び温度センサ組付け方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下に簡潔に纏めて列記する。
[1] サーミスタ素子(53)の両側に接続された一対のリード(55,56)の一方(リード56)が前記サーミスタ素子(53)の近傍でU字状に曲げられた折曲部(57)を有し、それぞれの前記リード(55,56)の先端に電線(17)が接続された内機サブアッシー(51)と、
基部(15)の電線保持面(19)に電線収容溝(21)が形成されるとともに、前記基部(15)の前記電線収容溝(21)の一端側から前記電線保持面(19)に対して略直角にサーミスタ保持板(65)が延設され、前記サーミスタ保持板(65)の延出端に前記折曲部(57)を掛止する掛止溝(71)が形成されたセンサ本体(13)と、
前記折曲部(57)が前記掛止溝(71)に掛止された状態で前記電線収容溝(21)に配置された一対の前記電線(17)を覆うように前記電線保持面(19)に固定された基部カバー(23)と、
を備えることを特徴とする温度センサ組付け構造。
[2] 上記[1]に記載の温度センサ組付け構造であって、
前記サーミスタ保持板(65)の表裏一方の側には、前記サーミスタ素子(53)の両側に接続された前記リード(55,56)をそれぞれ保持する一対のリード保持部(短尺リード保持部73及び長尺リード保持部75)が形成されていることを特徴とする温度センサ組付け構造。
[3] 上記[2]に記載の温度センサ組付け構造であって、
前記サーミスタ保持板(65)は、前記一対のリード保持部(短尺リード保持部73及び長尺リード保持部75)が形成されている保持板先端部(79)が、前記基部(15)から延出する保持板基端部(81)に対し、前記一対のリード保持部(短尺リード保持部73及び長尺リード保持部75)が形成されていない面側へ平行移動するようにクランク状に曲げられていることを特徴とする温度センサ組付け構造。
[4] サーミスタ素子(53)の両側に接続された一対のリード(55,56)の先端に電線(17)を接続する電線接続工程と、
一方の前記リード(56)を前記サーミスタ素子(53)の近傍でU字状に曲げて折曲部(57)が形成された内機サブアッシー(51)とするリード折り曲げ工程と、
基部(15)の電線保持面(19)に電線収容溝(21)が形成されるとともに、前記基部(15)の前記電線収容溝(21)の一端側から前記電線保持面(19)に対して略直角にサーミスタ保持板(65)が延設され、前記サーミスタ保持板(65)の延出端に前記折曲部(57)を掛止する掛止溝(71)が形成されたセンサ本体(13)の前記掛止溝(71)に、前記折曲部(57)を引っ掛けるリード掛止工程と、
前記折曲部(57)を基点として引っ張りながら一対の前記電線(17)を略直角に折り曲げ、前記電線収容溝(21)に配置する電線セット工程と、
前記電線保持面(19)に基部カバー(23)を固定して前記電線収容溝(21)に配置されている一対の前記電線(17)を覆う内機サブアッシー保持工程と、
を含むことを特徴とする温度センサ組付け方法。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
13…センサ本体
15…基部
17…電線
19…電線保持面
21…電線収容溝
23…基部カバー
51…内機サブアッシー
53…サーミスタ素子
55…リード
57…折曲部
59…サーミスタ
65…サーミスタ保持板
71…掛止溝
73…短尺リード保持部(リード保持部)
75…長尺リード保持部(リード保持部)
79…保持板先端部
81…保持板基端部

Claims (4)

  1. サーミスタ素子の両側に接続された一対のリードの一方が前記サーミスタ素子の近傍でU字状に曲げられた折曲部を有し、それぞれの前記リードの先端に電線が接続された内機サブアッシーと、
    基部の電線保持面に電線収容溝が形成されるとともに、前記基部の前記電線収容溝の一端側から前記電線保持面に対して略直角にサーミスタ保持板が延設され、前記サーミスタ保持板の延出端に前記折曲部を掛止する掛止溝が形成されたセンサ本体と、
    前記折曲部が前記掛止溝に掛止された状態で前記電線収容溝に配置された一対の前記電線を覆うように前記電線保持面に装着された基部カバーと、
    を備え
    前記電線収容溝は、前記電線保持面における電線導出方向に沿って前記基部の電線導出側の側面から電線導出側と反対の側面に亘って凹設されており、
    前記基部カバーが前記電線保持面に装着されることで、前記電線収容溝に配置された一対の前記電線が、前記基部カバーと前記基部とで挟持固定されることを特徴とする温度センサ組付け構造。
  2. サーミスタ素子の両側に接続された一対のリードの一方が前記サーミスタ素子の近傍でU字状に曲げられた折曲部を有し、それぞれの前記リードの先端に電線が接続された内機サブアッシーと、
    基部の電線保持面に電線収容溝が形成されるとともに、前記基部の前記電線収容溝の一端側から前記電線保持面に対して略直角にサーミスタ保持板が延設され、前記サーミスタ保持板の延出端に前記折曲部を掛止する掛止溝が形成されたセンサ本体と、
    前記折曲部が前記掛止溝に掛止された状態で前記電線収容溝に配置された一対の前記電線を覆うように前記電線保持面に固定された基部カバーと、を備え、
    前記サーミスタ保持板の表裏一方の側には、前記サーミスタ素子の両側に接続された前記リードをそれぞれ保持する一対のリード保持部が形成されていることを特徴とする温度センサ組付け構造。
  3. 請求項2記載の温度センサ組付け構造であって、
    前記サーミスタ保持板は、前記一対のリード保持部が形成されている保持板先端部が、前記基部から延出する保持板基端部に対し、前記一対のリード保持部が形成されていない面側へ平行移動するようにクランク状に曲げられていることを特徴とする温度センサ組付け構造。
  4. サーミスタ素子の両側に接続された一対のリードの先端に電線を接続する電線接続工程と、
    一方の前記リードを前記サーミスタ素子の近傍でU字状に曲げて折曲部が形成された内機サブアッシーとするリード折り曲げ工程と、
    基部の電線保持面に電線収容溝が形成されるとともに、前記基部の前記電線収容溝の一端側から前記電線保持面に対して略直角にサーミスタ保持板が延設され、前記サーミスタ保持板の延出端に前記折曲部を掛止する掛止溝が形成されたセンサ本体の前記掛止溝に、前記折曲部を引っ掛けるリード掛止工程と、
    前記折曲部を基点として引っ張りながら一対の前記電線を略直角に折り曲げ、前記電線収容溝に配置する電線セット工程と、
    前記電線保持面に基部カバーを固定して前記電線収容溝に配置されている一対の前記電線を覆う内機サブアッシー保持工程と、
    を含むことを特徴とする温度センサ組付け方法。
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