JP2021158036A - リード線保持部材及び電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】基板へのリード線半田付け作業を容易に且つ短時間で行えるようにするリード線保持部材を提供すること。【解決手段】リード線保持部材は、リード線の少なくとも一部を覆うリード線通路部と、前記リード線の導体が電子部品を搭載する基板の表面上に表出するように、前記リード通路部を固定する固定部と、を備え、前記リード線通路部は、所定の角度で屈曲する屈曲部を含む。【選択図】図26

Description

本発明は、リード線保持部材と、当該リード線保持部材を用いた電動アクチュエータとに関する。
回路基板にリード線を半田付けする構造は、例えば、特許文献1に開示されている。特許文献1では、回路基板に接続端子に取り付け、当該接続端子にリード線を半田付けしている。リード線は、接続端子を介して回路基板に半田付けされる。
特開平4−162377号公報
しかしながら、特許文献1の構造では、接続端子にリード線を半田付けするために、リード線を押える手と、半田を持つ手と、半田ごてを持つ手が必要である。また、リード線を1本ずつ押さえながら半田付けするので、半田付け作業に長時間を要する。
上記課題に鑑みて、本発明は、基板へのリード線半田付け作業を容易に且つ短時間で行えるようにするリード線保持部材を提供することを目的とする。
本発明の1つの態様によるリード線保持部材は、リード線の少なくとも一部を覆うリード線通路部と、前記リード線の導体が電子部品を搭載する基板の表面上に表出するように、前記リード通路部を固定する固定部と、を備え、前記リード線通路部は、所定の角度で屈曲する屈曲部を含む。所定の角度とは、緩やかに(連続的)に角度が変化する場合も含む。つまりリード線通路部の屈曲部の屈曲とは、リード線通路部内で緩やかにリード線の向きが変化する状態も含む。
本発明のリード線保持部材によれば、リード線通路部が基板に対して固定されるので、リード線の半田付け箇所(リード線の導体、芯線)が基板上に表出した状態で、リード線を基板に対して保持・固定することができる。半田付け位置にリード線を固定できるので、半田付け作業の際にリード線を押える手が必要なくなる。つまり、半田付け作業の際に必要な手は、半田を持つ手と、半田ごてを持つ手となる。その結果、リード線を基板へ半田付けする作業を容易に行うことができる。また、リード線通路部が屈曲部を有するので、屈曲部を有さない場合(真っすぐなリード線通路の中をリード線が延びている場合)に比べて、リード線が抜け難い。リード線にテンションがかかっても、リード線通路部の屈曲部で当該テンションを受けることができるので、半田箇所にかかる負荷を小さくすることができる。よって、リード線の抜けや半田箇所の破壊を防止することができる。
前記リード線通路部は、前記基板の一部を覆う張り出し部を有してもよい。前記張り出し部は前記基板の一部に対向する対向面を有してもよい。前記リード線は、前記張り出し部に覆われた前記基板の一部と、前記張り出し部の前記対向面とにより挟まれてもよい。
この構成によれば、リード線通路部の張り出し部により基板の少なくとも一部が覆われるので、リード線通路部と基板が重なる部分が存在することになる。リード線通路部と基板によりリード線を挟むので、リード線をしっかりと保持できる。リード線を保持した状態を維持することができ、リード線の基板への半田付け作業が容易になる。
前記リード線通路部は、前記対向面に向かい、且つ、前記対向面に平行に延びる平行通路を有してもよい。
この構成によれば、対向面においてリード線通路部が基板の表面に平行に延びるので、対向面の近傍においてリード線は基板にほぼ平行に延びる。従って、リード線は基板の面に沿って半田付けされる。その結果、リード線通路部(リード線保持部材)を小型化することができる。特に、半田付け箇所の高さを小さくすることができ、リード線通路部(リード線保持部材)の高さ方向の寸法を小さくすることができる。従って、リード線保持部材を備える製品(例えば、電動オイルポンプ)全体の小型化も可能になる。
前記リード線通路部は、第1リード線保持部材と、前記第1リード線保持部材に重なって固定される第2リード線保持部材とからなってもよい。前記リード線通路部は、前記第1リード線保持部材に形成される第1通路部と、前記第2リード線保持部材が前記第1リード線保持部材に重なることにより形成される第2通路部と、前記第2リード線保持部材に形成される第3通路部とからなってもよい。前記第2通路部と前記第3通路が繋がる箇所に前記屈曲部が形状されてもよい。
この構成によれば、第2リード線保持部材が第1リード線保持部材に重なって固定されると、リード線通路部が形成される。2つの部材が繋がる箇所(第2通路部と第3通路部が繋がる箇所)に、リード線通路部の屈曲部が形成されるので、屈曲部の角度を変える場合、例えば、第2リード線保持部材だけを交換すればよい。従って、リード線の向きを容易に変化させることができる。第1リード線保持部材を第2リード線保持部材に繋げるだけなので、組立も容易である。第2通路部では、第2リード線保持部材が第1リード線保持部材に重なって固定されるので、リード線が第1リード線保持部材と第2リード線保持部材の間で(上下で)保持できる。よって、リード線の保持性がよい。2つの部材で構成することにより、屈曲部があってもリード線をリード線保持部材に通し易い。
前記リード線は、前記導体と、前記導体を被覆する被覆部とからなってもよい。前記第1通路部は、前記第2通路部に繋がる第1区間と、前記第1区間に繋がる第2区間とを有してもよい。前記リード線の直径方向における前記第2区間の寸法は、前記リード線の被覆部の直径より小さく且つ前記リード線の前記導体よりも大きくてもよい。
この構成によれば、リード線が第1通路部を通過する場合、被覆部(皮膜部)は小径通路部を通過できない。リード線の導体(芯線)だけが小径通路部を通過して、基板のランドに到達する。リード線通路部内において、リード線の位置決めをすることが可能。リード線の被膜部は、基板上に露出しないので、リード線の被覆部を間違えて半田付けの際に溶かすことはない。
前記リード線の直径方向における前記第2通路部の面積は、前記導体が前記被覆部により被覆された状態の前記リード線の面積より小さくてもよい。
この構成によれば、第2通路部の断面積はリード線の断面積よりが小さいので、第2通路部がリード線外径を押さえるようになる。第2通路部はリード線の被覆部を押さえ付ける。
前記第1リード線通路部は凹部もしくは凸部を有し、前記第2リード線保持部材は、前記第1リード線保持部材の凹部もしくは凸部に嵌合する凸部もしくは凹部を有してもよい。
この構成によれば、第1リード線保持部材と第2リード線保持部材は、凹部と凸部の嵌合)により互いに固定される。リード線にテンションが掛かった場合、当該テンションによる荷重がリード線から第2リード線保持部材に伝わり、その後、第2リード線保持部材から凹凸部の嵌合箇所に伝わるので、リード線の半田箇所への荷重を低減し、半田箇所での抜け、破壊防止となる。
前記第1リード線保持部材は前記固定部を有してもよい。この構成によれば、第1リード線保持部材に第2リード線保持部材が重ねられて固定され、且つ、第1リード線保持部材が固定部を介して基板に固定され、リード線はリード線通路部の中を通過するので、基板、リード線及びリード線通路部の全体の固定が強固になる。
前記第2リード線保持部材は前記第1リード線保持部材から取り外し可能であってもよい。この構成によれば、半田付け作業終了後、第2リード線保持部材は不要なので、第1リード線保持部材から取り外すことができる。
前記第1リード線保持部材は前記基板から取り外し可能であってもよい。この構成によれば、半田付け作業終了後、第1リード線保持部材は不要なので、基板から取り外すことができる。
前記リード線通路部は、複数のリード線を保持することができてもよい。この構成によれば、複数のリード線を1つのリード線通路部で保持するので、リード線を1本ずつ保持する場合に比べて、半田付け作業の効率が向上する。
本発明の他の態様による電動アクチュエータは、電子部品を搭載した基板と、上記したリード線保持部材と、前記リード線保持部材を用いて前記基板に半田付けされたリード線と、前記基板に接続されて、前記基板から信号および給電の少なくとも一方を受け取るアクチュエータ部と、を備える。
本発明のリード線保持部材によれば、基板へのリード線半田付け作業を容易に且つ短時間で行うことができる。
図1は本発明の第1実施形態に係る電動オイルポンプがトランスミッションに取り付けられた状態を示す概略図である。 図2は電動オイルポンプとリード線の外観を示す斜視図である。 図3は図2の状態からポンプ取り付け部を取外した状態を示した斜視図である。 図4は電動オイルポンプをX軸方向から見た斜視図である。 図5はリード線出口が見える方向から見た電動オイルポンプの斜視図である。 図6は図4の状態から蓋部を取外した状態を示した斜視図であり、第1実施形態のリード線保持部材を示している。 図7は図6の状態から第2ハウジングを取外した状態を示した斜視図である。 図8は基板から延びるリード線と、リード線を基板に対して固定するリード線保持部材とを示した斜視図である。 図9は図7の状態の基板、リード線及びリード線保持部材を下から見た斜視図である。 図10は図6の状態から第2リード線保持部材を取り外して、X軸方向から見た図である。 図11はリード線の構造を示す図である。 図12は、図8の状態からリード線を取外して、基板とリード線保持部材だけを下から見た斜視図である。 図13は第1リード線保持部材の斜視図である。 図14は、図12の状態から第1リード線保持部材を取外して、基板と第2リード線保持部材を下から見た斜視図である。 図15は第2リード線保持部材をX軸方向から見た斜視図である。 図16は第2リード線保持部材をX軸方向から見た図である。 図17は第2リード線保持部材をZ軸方向から見た図である。 図18は図17の第2リード線保持部材が第1リード線保持部材に重ねられた状態を示した図である。 図19は図18のXIX部の拡大図である。 図20は図8の状態の基板とリード線を別の角度から見た斜視図である。 図21はリード線出口をZ軸方向から見た斜視図である。 図22は図21の状態のリード線出口から蓋部材を取外した状態を示した図である。 図23は図22のXXIII−XXIII線で切断した斜視断面図である。 図24はシール部材の斜視図である。 図25は第2実施形態のリード線保持部材を−X軸方向に向かって見た図である。 図26は図8に対応する図であり、第2実施形態のリード線保持部材を−X軸方向に向かって見た斜視図である。 図27は図9に対応する図であり、基板とリード線保持部材を+X軸方向に向かって見た斜視図である。 図28は第2実施形態のリード線保持部材の第1リード線保持部材を+X軸方向に向かって見た斜視図である。 図29は第2実施形態のリード線保持部材の第1リード線保持部材を−X軸方向に向かって見た斜視図である。 図30は第2実施形態のリード線保持部材の第2リード線保持部材を−X軸方向に向かって見た斜視図である。 図31は第2実施形態のリード線保持部材の第2リード線保持部材を+X軸方向に向かって見た斜視図である。 図32は図25のXXXII−XXXII線で切断した断面図である。 図33は、図32の上下を逆にした断面斜視図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係る電動オイルポンプについて説明する。なお、本発明の範囲は、以下の実施形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、各構造における縮尺および数等を、実際の構造における縮尺および数等と異ならせる場合がある。本明細書において「平行」という用語は、完全な平行だけでなく、僅かに斜めになっている場合も含む。電動オイルポンプは、電動アクチュエータの一例である。
図面においては、適宜3次元直交座標系としてXYZ座標系を示す。XYZ座標系において、Z軸方向は、鉛直方向である。図1および図2では電動オイルポンプ100は横置きに設置されている。X軸方向は、Z軸方向と直交する方向であり、電動オイルポンプの高さ方向(縦方向)である。Y軸方向は、X軸方向とZ軸方向との両方と直交する方向である。
以下の説明においては、電動オイルポンプの高さ方向(X軸方向)をポンプ上下方向とする。ある対象に対してX軸方向の正の側(+X側)を「上側」と呼ぶ場合があり、ある対象に対してX軸方向の負の側(−X側)を「下側」と呼ぶ場合がある(例えば、基板の上側と下側)。尚、前後方向、前側、後側、右側、左側等の表現は、単に説明のために用いられている表現であって、実際の位置関係や方向を限定しない。
<第1実施形態>
図1は、本実施形態の電動オイルポンプ100がトランスミッション200の下部に取り付けられた状態を示す概略図である。電動オイルポンプ100はZ軸方向に長いオイルパン300の中に設けられている。オイルパン300にはオイル400が溜められている。符号400aは、オイル400の油面である。複数のリード線1は、電動オイルポンプ100からトランスミッション200に沿ってZ軸方向に延びている。複数のリード線1は、リード線案内管500の中を延びている。リード線1の上端は油面400aの上に位置している。リード線1の上端にはコネクタ600が設けられている。コネクタ600は、トランスミッション200を制御する制御装置(図示せず)に接続される。図1において、Z軸方向はリード線1が延びる方向である。
図2は、本実施形態の電動オイルポンプ100とリード線1の外観を示す斜視図である。電動オイルポンプ100は略円筒形状を有している。電動オイルポンプ100の中心軸(中心軸線)51の方向が、電動オイルポンプ100の長手方向(X軸方向)である。X軸方向で見た場合、電動オイルポンプ100は、中央に第1ハウジング56を有し、第1ハウジング56の左側に第2ハウジング57を有している。また、電動オイルポンプ100は第1ハウジング56の右側に、ポンプハウジング58を有している。第1ハウジング56の中には、モータ(図示せず)が設けられている。第1ハウジング56はモータを収容するハウジングであるので、モータハウジングと称してもよい。第2ハウジング57は基板4(図6)を収容するハウジングであるので、基板ハウジングと称してもよい。
電動オイルポンプ100は、ポンプハウジング58の隣に、ポンプ取り付け部59を有している。電動オイルポンプ100は、ポンプ取り付け部59を介してトランスミッション200に取り付けられる。
図3は、図2の状態からポンプ取り付け部59を取外した状態を示している。図3に示すように、ポンプハウジング58は、ポンプ中心軸51(X軸方向)に垂直な断面が略正方形である。ポンプハウジング58の中には、シャフト52と共に回転するロータ54aと、ロータ54aを囲むステータ54bとが設けられている。ロータ54aがステータ54bに対して偏心回転することにより、オイルを圧送することができる。シャフト52は、第1ハウジング56内のモータにより回転される。本実施形態では、ロータ54aとステータ54bとポンプハウジング58をまとめて、ポンプ部54と称する。また、モータハウジングである第1ハウジング56と、第1ハウジング56内に設けられたモータをまとめて、モータ部53と称する。
図4は、電動オイルポンプ100を−X軸方向に見た斜視図である。第2ハウジング57は、逆P字形の蓋部81と、蓋部81により上部が閉じられる第2ハウジング本体82とを有する。第2ハウジング57はリード線出口70を有する。リード線1は、リード線出口70からZ軸方向へ延出する。第2ハウジング本体75は、略円環状の円環状部分63と、円環状部分63からZ軸方向に延びるリード線引き出し部66とを有する。
図5は、リード線出口70が見える方向から見た電動オイルポンプ100の斜視図である。リード線1は、リード線出口70から電動オイルポンプ100の外部へ延びている。リード線1は、直径が小さいリード線1aと、直径が大きいリード線1bとを含む。
図6は、図4の状態から第2ハウジング57の蓋部81を取外した状態を示している。図6に示すように、第2ハウジング57の中には(つまり第2ハウジング本体82の中には)、基板4が設けられている。基板4は2本のボルト33により、第2ハウジング本体82に固定されている。
第2ハウジング本体82は、X軸に平行な方向に延びる略円環状の側面60と、側面60から接線方向に(Z軸に平行な方向に)直線的に延長される延長側面64とを有している。略円環状の側面60により、第2ハウジング本体82の円環状部分63(図4)が形成される。基板4は、第2ハウジング本体82の円環状部分63の中に配置されている。基板4からはリード線1aがリード線出口70に向かって延びている。第2ハウジング本体82は、リード線1を延長側面64に沿って基板4から第2ハウジング57の外へ延出させるリード線引き出し部66を有している。延長側面64は、リード線引き出し部66の一部である。
第2ハウジング本体82は、第2ハウジング蓋部81とほぼ同じ形状の底部61を有する。第2ハウジング本体82は、底部61と側面60により、X軸方向に所定の高さ(深さ)を有して、基板4を収容している。本実施形態では、底部61と側面60により、基板収容部62が形成される。リード線引き出し部66は、基板収容部62からZ軸方向に延びている。
リード線1aは延長側面64に沿って第2ハウジング57の外へ引き出される。つまり、リード線1は、電動オイルポンプ100のシャフト中心軸51から径方向外側(Z軸に平行な方向)に延びるのではなく、径方向からオフセットされて径方向に平行な方向(図6では右にオフセットされている)に延びる。よって、第2ハウジング57の外側近傍において、シャフト中心軸51から径方向外側(Z軸に平行な方向)に向かう方向に障害物があったとしても、リード線1aは当該障害物を迂回しなくてもよい。従って、電動オイルポンプ100の設置箇所におけるスペースの有効利用が可能になる。
図7は、図6の状態から第2ハウジング57を取外した状態を示している。つまり、図7は、第1ハウジング56(モータハウジング)と、第1ハウジング56の上方に位置する基板4と、リード線保持部材3と、基板4から延びるリード線1aと、基板4の脇を通るリード線1bと、リード線出口70においてリード線1(1a、1b)を保持しているリード線出口保持部74とを示している。リード線出口保持部74は、シール部材76と蓋部部材78とからなる。リード線1は、リード線保持部材3によって基板4に取り付けられている。第1ハウジング56の上面55はX軸方向に垂直な面である。
図8は、基板4と、基板4から延びるリード線1aと、リード線1aを基板4に対して固定するリード線保持部材3とを示している。図9は、図7の状態の基板4とリード線1を下から見た斜視図である。リード線保持部材3は、第1リード線保持部材15と、第1リード線保持部材15に重ねられる第2リード線保持部材16とを有する。図10は、図6の状態からリード線保持部材3の第2リード線保持部材16を取り外して(第1リード線保持部材15は残したまま)、X軸方向から見た図である。図10から分かるように、基板4と第1リード線保持部材15は、ボルト33により第2ハウジング57に固定されている。ボルト33を緩めることにより、第1リード線保持部材15は第2ハウジング57から取り外すことができる。基板4は、延長側面64に近い側に辺4cを有する。基板4と第1リード線保持部材15は、辺4cに近いボルト33により共締めされている。
辺4cは、基板4の部位のうち、リード線引き出し部66に最も近い部位である。リード線1aは、基板4の部位のうち最もリード線引き出し部66に近い辺からリード線引き出し部66に延出するので、基板収容部62にリード線1aを引き回す容積を必要としない。よって、第2ハウジング57全体の小型化が可能になる。
図11は、リード線1aの構造を示す図である。図11に示すように、リード線1aは、芯線2と、芯線2を被覆する被覆部10をからなる。リード線1aは直径D2を有する。リード線1aの芯線2は、リード線1aの導体である。図12は、図8の状態からリード線1aを取外して、基板4とリード線保持部材3だけを下から見た斜視図である。図13は第1リード線保持部材15の斜視図である。図14は、図12の状態から第1リード線保持部材15を取り外して、基板4と第2リード線保持部材16を下から見た斜視図である。
図8において、リード線保持部材3からリード線1aの芯線2が基板4側に延びる方向を−Z軸方向と称し、その逆方向を+Z軸方向と称する。図8に示すように、リード線1aの芯線2は、リード線保持部材3から−Z軸方向に、基板4の上面4bに延びている。つまり、リード線保持部材3は、リード線1aの一部を覆い、リード線1aの芯線(導体)2が表出するようにリード線1aを保持している。リード線保持部材3は、基板4の辺4c(図8では辺4cはリード線保持部材3により覆われている)に沿って設けられている。辺4cに沿った方向を、リード線保持部材3の長手方向と称する。
リード線保持部材3は、本実施形態では、第1リード線保持部材15と第2リード線保持部材16からなる。第1リード線保持部材15の長手方向の端部28は、X軸方向に起立しており、端部28には長方形孔22が形成されている。第2リード線保持部材16は第1リード線保持部材15に上から重ねられて、第1リード線保持部材15に固定される。より詳しくは、第2リード線保持部材16が第1リード線保持部材15に上から重ねられると、第2リード線保持部材16の両端部16aの爪部24が第1リード線保持部材15の長方形孔22に嵌合することにより、第2リード線保持部材16が第1リード線保持部材15に固定される。第2リード線保持部材16は、基板4の辺4cを覆うように設けられている。長方形孔22と爪部24は、それぞれ嵌合部であると言える。長方形孔22と爪部24の嵌合は、本実施形態では、スナップフィットである。長方形孔22と爪部24の嵌合がスナップフィットであるので、第2リード線保持部材16は、第1リード線保持部材15から取外し可能である。
図12に示すように、第1リード線保持部材15は、基板4の辺4cを下から覆うように設けられている。第1リード線保持部材15は基板4の下面4aに沿って−Z軸方向に延びる2つの固定部5を有しており、固定部5により基板4に固定される。基板4の下面4aには、複数の電子部品25(例えば、ホールセンサ25a、抵抗器25bなど)が搭載されている。
図13に示すように、第1リード線保持部材15は、第1リード線保持部材15の長手方向に延びて基板4の下面4aに接触する基部21を有する。また、基部21の両端には、基部21の長手方向に垂直な方向に延びる水平面部26が形成されている。水平面部26は、長方形孔22の近傍に位置している。水平面部26の−Z軸方向端部には、孔5aを有する固定部5が形成されている。水平面部26の外側辺には、そこから起立する端部28が形成されている。端部28は第1リード線保持部材15の垂直面部である。固定部5の孔5aは、第1リード線保持部材15を基板4に固定する締結部材(ボルト33)が通る孔である。第1リード線保持部材15は、基部21から+Z軸方向の斜め上に向かって延びる傾斜部23を有する。傾斜部23には2つの開口部23aが形成されている。第1リード線保持部材15は開口部23aを有するので、開口部23aが無い場合と比べると弾性を備える。傾斜部23の上端には、平面部19が設けられている。
図14に示すように。基板4の下面4aと、第2リード線保持部材16の下面20は、同一平面に位置している。第2リード線保持部材16は、基板4の一部を覆う張り出し部6を有している。基板4の辺4cとその近傍は、張り出し部6により覆われている。第2リード線保持部材16は、下面20から上方(X軸方向)に窪んだ窪み部18を有する。第2リード線保持部材16が第1リード線保持部材15に重ねられると、窪み部18は第1リード線保持部材15の平面部19に接触する。第2リード線保持部材16の張り出し部6により基板4の少なくとも一部が覆われるので、リード線保持部材3と基板4が重なる部分が存在することになる。よって、リード線保持部材3と基板4によりリード線1aを挟むことになり、リード線1aをしっかりと保持できる。リード線1aを保持した状態を維持することにより、リード線1aを基板4へ半田付けする作業が容易になる。
図15は、第2リード線保持部材16を−X軸方向から+X軸方向に見た斜視図である。図16は、図15と同じ方向から見た図であるが、斜視図ではなくX軸方向で見た図である。図16に示した第2リード線保持部材16の面を、第2リード線保持部材16の下面と称する。図17は、第2リード線保持部材16を+Z軸方向から−Z軸方向に見た図である。図15及び図16に示すように、第2リード線保持部材16は、基板4の辺4cに沿って延びる直線状の本体部41と、本体部41の両端に形成された端部42とを有している。本体部41と端部42により、張り出し部6が形成される。端部42の外側面42aには、爪部24が形成されている。爪部24は、外側面42aから外側へ突出している。第2リード線保持部材16には、本体部41の長手方向に垂直な方向に延びるリード線通路部8が形成されている。本実施形態では、5つのリード線通路部8が形成されている。各リード線通路部8は、第1通路部11と第2通路部12を有する。第1通路部11は、基板4の上面4bと平行な部分9を有している。第1通路部11が基板4の上面(表面)4bにほぼ平行に延びるので、リード線保持部材3内において、リード線1aは基板4に平行に伸びる。従って、リード線保持構造(リード線保持部材)3の高さ(X軸方向の寸法)を小さくでき、リード線保持構造3を小型化することができる。
図17に示すように、第1通路部11は直径D1を有している。本実施形態では、直径D1は、リード線1aの直径D2より僅かに小さいとする。つまり、リード線1aは第1通路部11を通ることができるが、第1通路部11内で締まり嵌め状態になっている。第2通路部12の直径は、リード線1aの芯線2の直径にほぼ等しい。リード線1aの被覆部10は、第2通路部12を通ることができない。リード線1aの芯線2は、第2通路部12を通って、図8に示すように基板4の上面4bに表出する。基板4の上面4bにおいて、芯線2が露出している領域を基板ランド4dと称することがある。図16において、第1通路部11の長さはL1で示されており、第2通路部12の長さは符号L2で示されている。
リード線1aがリード線保持部材3を通る場合、リード線1aの被覆部(皮膜部)10は第2通路部12を通ることができない。リード線1aの導体2だけが第2通路部12を通って、基板4に到達する。従って、リード線保持部材3内において、リード線1aの位置決めをすることが可能になる。リード線1aの被膜部10は、基板4上に表出(露出)しないので、リード線1aの被覆部10を間違えて半田付けの際に溶かすことはない。
図15に示すように、第2リード線保持部材16は、下面20より上において、基板4の上面4bと対向(接触)する対向面7を有する。リード線1aは、基板4の上面4bと第2リード線保持部材16の対向面7との間に挟まれる。対向面7の上側において、第2リード線保持部材16は、リード線1aが表出する面としてリード線出口面13を有する。リード線出口面13の下半分は、Z軸方向に窪む凹部14になっている。凹部14は図15では傾斜面として描かれている。半田付けを行う際、半田がリード線出口面13の凹部14に流れ込むことができるので、他の場所へ半田が流れず、好適に半田付けを行うことができる。
図18は、図17の第1リード線保持部材15に、第2リード線保持部材16が結合した状態を示している。図18の状態において、第2リード線保持部材16の面17(図14)に、第1リード線保持部材15の面19が接触する。その結果、第1通路部11の直径はD2の一部が第1リード線保持部材15の面19により縮小され、第1通路部11の開口寸法はD3になる(D3<D2)。つまり、第1通路部11を通るリード線1aは、第1リード線保持部材15と第2リード線保持部材16により挟まれた状態になる。従って、リード線1aを強固に保持することができる。この構成によれば、線径が細いリード線であってもより確実に保持できる。また、リード線保持構造の高さ方向の寸法を小型化することが可能になる。
図19は、図18のXIX部の拡大図である。図19に示すように、第2リード線保持部材16は、第1リード線保持部材15の水平面部26に対応する水平面部30と、第1リード線保持部材15の垂直面部28に対応する垂直面部32とを有している。水平面部30は、爪部24の近傍に位置している。本実施形態では、第1リード線保持部材15の水平面部26が垂直面部28に繋がる第1接続部27と、第2リード線保持部材16の水平面部30が垂直面部32に繋がる第2接続部31との干渉を避けるために、第2接続部31が切り欠き部40を有している。切り欠き部40は、第1接続部27と第2接続部31が互いに干渉しないようにするための非干渉部である。切り欠き部40は例えば、面取り部である。尚、非干渉部は、第1接続部27に設けられてもよい。あるいは、非干渉部は、第1接続部27と第2接続部31の双方に設けられてもよい。第1接続部27と第2接続部31は角隅部と称してもよい。
第1リード線保持部材15の角隅部27と第2リード線保持部材16の角隅部31の一方には、切り欠き部40が形成されているので、2つの角隅部27と31が干渉することはない。2つの角隅部27と31が干渉しないので、第1リード線保持部材15の長手方向において、第1リード線保持部材15と第2リード線保持部材16の嵌合をタイトにすることが可能になる。かかる構成によれば、第1リード線保持部材15の長手方向のガタを少なくできるため、リード線1aの保持性が更に向上し、半田付け時にリード線1aが第1リード線保持部材15の長手方向にずれることはなく作業性(例えば、リード線1aをリード線保持部材3により保持した状態で半田付け作業を行う場合の作業性)が良い。またガタが少ないため、半田付け作業時における耐振動性に優れ、半田付けの品質の信頼性が高い。
図20は、図8の状態を別の角度から見た斜視図である。図20を参照して、リード線1aを基板1の上面4bに半田付けする作業について説明する。
図20に示すように、リード線1aの芯線(導体)2は基板4の上面4bに表出するように、リード線保持部材3により保持されている。この状態において、リード線1aは基板4に対して固定されているので、リード線1aの芯線2を基板4の上面4bに半田付けする際に、半田付け作業者はリード線1aを自分の手で保持する必要はない。つまり、本実施形態のリード線保持部材3を用いれば、リード線1aを基板4に対して所定の位置に予め固定することができる。従って、半田付け作業者は、半田ごてと半田を手に持って、リード線1aの半田付け作業を行うことができる。半田は、図20の符号Sのエリアに付けられる。その際、溶融状態の半田は、第2リード線保持部材16の凹部14に流入する。凹部14は、半田を逃がす部分である。半田付け作業をしている間、半田は凹部14に滞留するので、エリアS以外の所に半田が流れることを抑制することができる。本実施形態の凹部14は、斜面により形成されている。
次に、図7及び図21〜図24を参照して、リード線出口70近傍の構造を詳細に説明する。
図21は、リード線出口70を+Z軸方向から−Z軸方向に見た斜視図である。第2ハウジング57のリード線出口70には、リード線出口保持部材74が設けられている。図7に示したように、リード線出口保持部材74は、シール部材76と蓋部材78を有する。リード線出口保持部材74は、ボルト(ビス)75により第2ハウジング57に固定されている。
図22は、図21の状態から蓋部材78を取り外した状態を示している。第2ハウジング57は、リード線出口70において、蓋部材78を取り付けるための取り付け面(固定面)73を有している。取り付け面73は、Z軸方向に垂直な面である。取り付け面73には、ボルト75が螺合される雌ねじ孔75aが形成されている。また、取り付け面73には、シール部材76を挿入する開口部73aが形成されている。本実施形態では、シール部材76は弾性を備える樹脂部材であり、開口部73aに圧入される。
図23は、第2ハウジング57を図22のXXIII−XXIII線で切断した斜視図である。開口部73aはZ軸方向に所定の深さを有しており、開口部73aの深さを決める凸部がZ軸方向に垂直な方向に延びており、シール部材76は当該凸部に接触することにより、Z軸方向において位置決めされる。Z軸方向に垂直な面で見た場合、開口部73aの断面は、シール部材76の断面より僅かに小さい。従って、シール部材76を開口部73aに挿入すると、シール部材76は開口部73aに圧入された状態になる。
図24は、シール部材76の斜視図である。シール部材76は、直方体形状を有している。シール部材76は、リード線1を通すための孔77を有している。より詳しくは、シール部材76は、リード線1aを通すための孔77aと、リード線1bを通すための孔77bを有している。孔77aの直径は孔77bの直径より小さい。シール部材76は、側面76aに突部79を有する。突部79はZ軸方向に垂直な方向に突出している。突部79はシール部材76の周方向に環状に延びている。シール部材76が開口部73aに圧入されると、突部79が弾性変形し、開口部73aの壁に密着するので、シール部材76はリード線出口70から第2ハウジング57の中に異物等が入ることを防止することができる。
上記したように、リード線引き出し部66のリード線出口70において、リード線出口保持部材74がボルト(固定部材)75により固定される。リード線1aはリード線出口保持部材74により保持されているので、リード線1aの姿勢が引き出し方向で所定の姿勢に維持される。
また、リード線出口70の開口部73aの内壁にシール部材76が嵌合するので、シール部材76を配置するためのスペースを新たに確保する必要はない。よって、第2ハウジング57(リード線引き出し部66)の小型化が可能になる。
<第1実施形態の効果>
本実施形態では、複数のリード線1aを保持して、半田付け位置(基板ランド4d)に対して当該複数のリード線1aを固定することができる。複数のリード線1aを保持して、半田付け位置に固定できるので、半田付け作業の際にリード線1aを押える手が必要なくなる。本実施形態によれば、半田付け作業の際に必要な手は、半田持つ手と、半田ごて持つ手となる。
また、複数のリード線1aを保持して、半田付け位置に固定できるので、複数のリード線1aをまとめて半田付けすることができる。よって、本実施形態によれば、半田付け作業の効率が向上する。
また、本実施形態によれば、リード線保持部材3によりリード線1aを押さえるので、リード線1aが半田付け箇所から剥がれにくくなる。
第2リード線保持部材16は第1リード線保持部材15から取り外し可能であるので、 半田付け作業終了後、第2リード線保持部材16を第1リード線保持部材15から取り外してもよい。第2リード線保持部材16を第1リード線保持部材15から取り外すと、図10のようになる。
第1リード線保持部材15は基板4から取り外し可能であるので、半田付け作業終了後、第1リード線保持部材15を基板4から取り外してもよい。図10の状態から、第1リード線保持部材15を取外すことになる。尚、第1リード線保持部材15を基板4から取り外した後も、基板4はボルト33により第2ハウジング57に固定することができる。つまり、第2ハウジング57に対する第1リード線保持部材15(あるいは、基板保持部材3)の固定と、第2ハウジング57に対する基板4の固定とは、独立しており、第2ハウジング57から第1リード線保持部材15を取り外しても、第2ハウジング57に対する基板4の固定は維持できる。
上記した電動オイルポンプ100においては、リード線1を経由して基板4に信号が供給される。その後、基板4がモータに信号を供給する。当該信号に基づいてモータが駆動(回転)され、モータが回転するとロータが回転する。ロータが回転すると、オイルがトランスミッション200に供給される。電動オイルポンプ100が自動車に搭載された場合、例えば、アイドルストップした直後に、電動オイルポンプ100からオイルがトランスミッション200に供給される。
尚、上記した電動オイルポンプ100は次のような構成を有してもよい。
第1リード線保持部材15と第2リード線保持部材16との嵌合はスナップフィットであるとしたが、第1リード線保持部材15と第2リード線保持部材16との結合は、それ以外の嵌合(あるいは係合)でもよい。第2リード線保持部材16が第1リード線保持部材15から取外し可能となる構造であればよい。
また、第1リード線保持部材15の孔22は長方形以外の形状の孔でもよい。あるいは、孔22が無くても第1リード線保持部材15が十分な弾性を有するならば、孔22は設けなくてもよい。
第2リード線保持部材16が第1リード線保持部材15から取り外し可能であるとしたが、第2リード線保持部材16を第1リード線保持部材15に固定した状態を維持した方がよい場合も有り得る。その場合は、第2リード線保持部材16と第1リード線保持部材15の結合は、分離不能な結合にしてもよい。
上記で説明した各構成は、相互に矛盾しない範囲内において、適宜組み合わせることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態を図25〜図33を参照して説明する。第2実施形態のリード線保持部材は第1実施形態のリード線保持部材とは異なる構成を有する。尚、以下の記載において、第1実施形態と同様な構成には同じ参照符号を付ける。また、第1実施形態と同様な構成については説明を省略する。基板4の辺4cに垂直な方向はZa軸方向と称する。
図25は第2実施形態のリード線保持部材103を−X軸方向に向かって見た図である。図26は図8に対応する図であり、第2実施形態のリード線保持部材103を−X軸方向に向かって見た斜視図である。図27は図9に対応する図であり、基板4とリード線保持部材103を+X軸方向に向かって見た斜視図である。尚、図27では、第2ハウジング57は省略されている。図28は、第2実施形態のリード線保持部材103の第1リード線保持部材115を+X軸方向に向かって見た斜視図である。図29は、第2実施形態のリード線保持部材103の第1リード線保持部材115を−X軸方向に向かって見た斜視図である。図30は、第2実施形態のリード線保持部材103の第2リード線保持部材116を−X軸方向に向かって見た斜視図である。図31は、第2実施形態のリード線保持部材103の第2リード線保持部材116を+X軸方向に向かって見た斜視図である。図32は、図25のXXXII−XXXII線で切断した断面図であり、第2実施形態のリード線保持部材103のリード線通路部100の断面を示している。図33は、図32の上下を逆にした断面斜視図である。
図25に示すように、第2実施形態のリード線保持部材103は、リード線1aの少なくとも一部を覆うリード線通路部101と、リード線1aの芯線(導体)2が基板4の表面4b上に表出するように、リード通路部101を基板4に固定する固定部105とを有する。固定部105は、ボルト33により第2ハウジング(基板ハウジング)57に固定されるので、リード線保持部材103は、ボルト33により第2ハウジング57に固定されていると言うこともできる。リード線1(1a、1b)は、リード線保持部材103に入る前に、リード線バンド50により束ねられている。
図26に示すように、リード線保持部材103は、基板4に固定される固定部105を有する第1リード線保持部材115と、第1リード線保持部材115に係合(結合)する第2リード線保持部材116とを有する。第1リード線保持部材115と、第2リード線保持部材116と、リード線通路部101との関係は後述する。図30は第1リード線保持部材115から取り外された第2リード線保持部材116を示し、図29は基板4から取り外された第1リード線保持部材115を示している。本実施形態では、第1実施形態と異なり、第2リード線保持部材116は基板4の上面4bに平行な方向(+Za軸方向)に引かれることにより第1リード線保持部材115から取り外され、−Za軸方向に押されることにより第1リード線保持部材115に嵌合(結合)する。第2リード線保持部材116の爪部184aが第1リード線保持部材115の凹部182aに係合すると、第2リード線保持部材116が第1リード線保持部材115に嵌合(結合)する。その際、第1リード線保持部材115の側部突起182bが第2リード線保持部材116の側部溝184bに嵌合する。
第1リード線保持部材115の凹部182aと、第2リード線保持部材116の爪部184aは、第1の嵌合部と称することができる。また、第1リード線保持部材115の側部突起182bと、第2リード線保持部材116の側部溝184bは、第2の嵌合部と称することができる。尚、爪部184aは凸部の一例であり、凹部182aに係合できるならば、爪部以外の形状の凸部で置換してもよい。また、側部突起182bは凸部の一例であり、他の形状の凸部に置換してもよい。側部溝184bは凹部の一例であり、溝以外の形状の凹部に置換してもよい。
本実施形態では、側部突起182bと側部溝184bの嵌合は、凹部182aと爪部184aの嵌合より大きな荷重に耐えられる構造になっている。
本実施形態においても、基板4の辺4cに沿った方向を、リード線保持部材103の長手方向と称する。図29に示すように、第1リード線保持部材115は、リード線保持部材103の長手方向に延びる略直方体形状の本体部118と、本体部118の両端から−Za軸方向に延びる固定部105と、固定部105から見て本体部118の反対側に設けられている通路部形成部(延出部)119と、を有する。固定部105にはボルト孔105aが設けられている。ボルト孔105aにはボルト33が通される。通路形成部(延出部)119は、本体部118の+Za方向を向く面118aから延出している。本体部118は、長手方向に上面118bを有している。
通路形成部(延出部)119の両側には、側部突起182bが設けられている。側部突起182bは、本体部118の面118aから+Za方向へ延びている。通路形成部(延出部)119には、5つの截頭円形断面を有する孔120が形成されている。孔120はZa方向に延びている。リード線1aは孔120を通って、基板4側に表出する。孔120は基板4の上面4bに平行な孔である。
第2リード線保持部材116が第1リード線保持部材115に嵌合すると、通路形成部(延出部)119は第2リード線保持部材116によって覆われて見えなくなる。
図28に示すように、第1リード線保持部材115の本体118は、−Za方向に張り出す張り出し部106を有している。張り出し部106は、凹部182aの両側に、本体118の上面118bに平行な面107を有している。面107は基板4の上面4bに対向する対向面である。第1リード線保持部材115が基板4に取り付けられると、基板4の一部は張り出し部106により覆われ、リード線1aは、張り出し部106の面107と基板4とにより挟まれる。この構成によれば、張り出し部106により基板4の少なくとも一部が覆われるので、リード線通路部101と基板4が重なる部分が存在することになる。リード線通路部101と基板4によりリード線1aを挟むので、リード線1aをしっかりと保持できる。リード線1aを保持した状態を維持することができ、リード線1aの基板4への半田付け作業が容易になる。
図30に示すように、第2リード線保持部材116は、リード線保持部材103の長手方向に延びる本体部122と、本体部122の上面122aに設けられた上側嵌合部123とを有する。上側嵌合部123は、矩形状部分123aと、矩形状部分123aに設けられた爪部184aとからなる。爪部184aは、−X軸方向に延びている。矩形状部分123aは開口部124を有する。
図31に示すように、第2リード線保持部材116の本体部122は、−Za方向に張り出す張り出し部121と、張り出し部121の両側に形成されている側部126と、2つの側部126の間に位置する本体下部128とを有している。第2リード線保持部材116の本体部122の下面122b(つまり、本体下部128の下面)から、X軸方向に溝127が形成されている。溝127は、第2リード線保持部材116が第1リード線保持部材115に結合すると、リード線通路の一部となる。溝127は基板4の上面4bに垂直な溝である。溝127は、以下の記載において、縦溝または垂直溝と称する場合がある。本体部122の側部126の内側面126aには側部溝184bが形成されている。側部溝184bはZa方向に延びている。図26及び図27から分かるように、本実施形態では、リード線1aはリード線保持部材103の下側(X軸方向)から入って、リード線保持部材103の中で方向を−Za方向に変えてから基板4の上面4bに表出する。
図32に示すように、第1リード線保持部材115が基板4に取り付けられ、第2リード線保持部材116が第1リード線保持部材115に結合した状態で、リード線通路部100は、基板4側から+Za方向に向かって、第1通路部111と、第2通路部125と、第3通路部(溝127)を有する。第1通路部111は第1リード線保持部材115に形成されている。第2通路部125は、第2リード線保持部材116が第1リード線保持部材115に重なることにより形成されている。第3通路部127は第2リード線通路部材116に形成されている。第2通路部125と第3通路部127が繋がる箇所に、屈曲部180が形成されている。屈曲部180は所定の角度で屈曲する。本実施形態では、屈曲部180は90度で屈曲している。よって、リード線通路部101は、所定の角度で屈曲する屈曲部180を含んでいる。本実施形態では、屈曲部180は第2リード線保持部材116に形成されている。尚、屈曲部180の屈曲角度は90度以外でもよい。また、所定の角度とは、緩やかに(連続的)に角度が変化する場合も含む。つまりリード線通路部の屈曲部の屈曲とは、リード線通路部内で緩やかにリード線の向きが変化する状態も含む。第3通路部127は垂直通路部と称してもよい。
上記したように、第2リード線保持部材116が第1リード線保持部材115に重なって固定されると、第2通路部125と第3通路部127が繋がる箇所に、リード線通路部101の屈曲部180が形成される。よって、屈曲部180の角度を変える場合、第2リード線保持部材116だけを交換すればよい。従って、リード線1aの屈曲角度(向き)を容易に変化させることができる。第1リード線保持部材115を第2リード線保持部材116に繋げるだけでリード線通路部101が形成されているので、組立も容易である。
第2通路部125では、第2リード線保持部材116が第1リード線保持部材115に重なって固定されるので、リード線1aが第1リード線保持部材115と第2リード線保持部材116の間で(上下で)保持できる。よって、リード線1aの保持性がよい。
第1リード線保持部材115に形成されている第1通路部111は、2つの部分からなる。具体的には、第1通路部111は、第2通路部125に繋がる第1区間134と、第1区間134から基板4側へ延びる第2区間134とを有する。リード線1aの直径方向における第2区間134の寸法D4は、リード線1aの被覆部10の直径D2より小さく且つリード線1aの芯線2の直径よりも大きい。つまり、第2区間134は第1区間133に比べて径が小さい小径通路(区間)になる。従って、リード線1aが第1通路部111を通過する場合、リード線1aの被覆部(皮膜部)10は第2区間(小径通路)134を通過できない。リード線1aの芯線2だけが第2区間134を通過して、基板4のランド4dに到達する。第1区間133が第2区間134に繋がる所でリード線1aの被覆部10の位置が決まるので、リード線通路部101内において、リード線1aの位置決めをすることが可能となる。リード線1aの被膜部10は、基板4上に表出しないので、リード線1aの被覆部10を間違えて半田付けの際に溶かすことはない。
本実施形態では、リード線1aの直径方向における第2通路部125の面積(D6)は、リード線1aの芯線2が被覆部10により被覆された状態のリード線1aの面積(D2)より小さい。よって、リード線1aが第2通路部125を通るとき、第2通路部125がリード線1aの外径を押さえるようになる。その結果、第2通路部125はリード線1aの被覆部10をしっかりと押さえ付けることができ、リード線保持部材103のリード線保持性を強化することができる。
図32から分かるように、対向面107においてリード線通路部101が基板4の上面(表面)4bに平行に延びるので、対向面107の近傍においてリード線1aは基板4の上面4bにほぼ平行に延びる。換言すると、第1通路部111と第2通路部125により、基板4の上面4bに平行に伸びる平行通路109が規定される。平行通路109は対向面107に向かう通路である。リード線1aは、リード線保持部材103を通って、基板4の上面4bに表出し、基板4の上面4bに沿って半田付けされる。その結果、リード線保持部材103(保持通路部101)を小型化することができる。特に、半田付け箇所の高さを小さくすることができ、リード線保持部材103(保持通路部101)の高さ方向の寸法を小さくすることができる。従って、リード線保持部材103を備える製品(例えば、電動オイルポンプ100)全体の小型化も可能になる。尚、第3通路部127を垂直通路部と称する場合、平行通路109を水平通路と称してもよい。
リード線1を基板4に対して固定する場合、まず、第1リード線保持部材115を基板4に固定する。そして、リード線1aを第2リード線保持部材116に通す。この状態で、リード線1aの先端側(作業者が基板4に表出させたいと考えている側)は第2リード線保持部材116の本体部122から、かなり突出させるようにする。その後、第2リード線保持部材116から突出しているリード線1aを第1リード線保持部材115の孔120に通しながら、第2リード線保持部材116を第1リード線保持部材115に係合させる。その結果、リード線1aの芯線2だけが、基板4の上面4bに表出することになる。このように、リード線通路部101を2つのリード線保持部材115と116で構成することにより、リード線通路部101に屈曲部180があってもリード線1aをリード線保持部材103に容易に通すことができる。リード線通路部が1つの部材により形成されて内部に屈曲部があった場合、リード線をリード線通路部に通すことは難しい。
リード線1aを基板4のランド4dに表出させたならば、リード線1aを基板4に半田付けする。
<第2実施形態の効果>
本実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、以下の効果を奏することができる。
リード線通路部101が基板4に固定されるので、リード線1aの半田付け箇所(リード線の芯線2)が基板4上に表出した状態で、リード線1aを基板4に対して保持・固定することができる。つまり、半田付け位置にリード線1aを固定できるので、半田付け作業の際にリード線1aを押える手が必要なくなる。従って、半田付け作業の際に必要な手は、半田を持つ手と、半田ごてを持つ手となる。その結果、リード線1aを基板4へ半田付けする作業を容易に行うことができる。また、リード線通路部101が屈曲部180を有するので、屈曲部180を有さない場合(真っすぐなリード線通路の中をリード線が延びている場合)に比べて、リード線1aがリード線保持部材103から抜け難い。リード線1aにテンションがかかっても、リード線通路部101の屈曲部180で当該テンションを受けることができるので、半田箇所にかかる負荷を小さくすることができる。よって、リード線1aの抜けや半田箇所の破壊を防止することができる。
第1リード線保持部材115に第2リード線保持部材116が重ねられて固定され、且つ、第1リード線保持部材115が固定部105を介して基板4に固定され、リード線1aはリード線通路部101の中を通過するので、基板4、リード線1a及びリード線通路部101の全体の固定が強固になる。
第1リード線保持部材115と第2リード線保持部材116は、凹部と凸部の嵌合により互いに固定される。リード線1aにテンションが掛かった場合、当該テンションによる荷重がリード線1aから第2リード線保持部材116に伝わり、その後、第2リード線保持部材116から凹凸部の嵌合箇所に伝わるので、リード線1aの半田箇所への荷重を低減し、半田箇所での抜け、破壊防止となる。
第1リード線保持部材115は凹部182aと側部突起(凸部)182bを有し、第2リード線保持部材116は爪部(凸部)184aと側部溝(凹部)184bを有している。リード線1aにテンションが作用した場合、リード線保持部材3の長手方向にある側部突起182bと側部溝184bは、頂部にある凹部182aと爪部184aよりも、大きな荷重を受ける。本実施形態では、側部突起182bと側部溝184bの嵌合は、凹部182aと爪部184aの嵌合より大きな荷重に耐えられる構造になっているので、リード線保持部材103はリード線1aに作用するテンションに対して強固な構造を有している。
第2リード線保持部材116は第1リード線保持部材15から取り外し可能である。従って、半田付け作業終了後、第2リード線保持部材116を第1リード線保持部材115から取り外してもよい。
また、第1リード線保持部材115は基板4から取り外し可能である。従って、半田付け作業終了後、第1リード線保持部材115を基板4から取り外してもよい。
尚、第1リード線保持部材115を基板4から取り外した後も、基板4はボルト33により第2ハウジング57に固定することができる。つまり、第2ハウジング57に対する第1リード線保持部材115(あるいは、基板保持部材103)の固定と、第2ハウジング57に対する基板4の固定とは、独立しており、第2ハウジング57から第1リード線保持部材115を取り外しても、第2ハウジング57に対する基板4の固定は維持できる。
1、1a、1b…リード線
2…芯線(導体)
3…リード線保持部材
4…基板
4b…上面
4c…辺
5…固定部
6…張り出し部
8…リード線通路部
10…被覆部
11…第1通路部
12…第2通路部
25…電子部品
100…電動オイルポンプ
101…リード線通路部
103…リード線保持部材
105…固定部
180…屈曲部

Claims (12)

  1. リード線の少なくとも一部を覆うリード線通路部と、
    前記リード線の導体が電子部品を搭載する基板の表面上に表出するように、前記リード通路部を固定する固定部と、
    を備え、
    前記リード線通路部は、所定の角度で屈曲する屈曲部を含むことを特徴とするリード線保持部材。
  2. 前記リード線通路部は、前記基板の一部を覆う張り出し部を有し、前記張り出し部は前記基板の一部に対向する対向面を有し、
    前記リード線は、前記張り出し部に覆われた前記基板の一部と、前記張り出し部の前記対向面とにより挟まれることを特徴とする請求項1に記載のリード線保持部材。
  3. 前記リード線通路部は、前記対向面に向かい、且つ、前記対向面に平行に延びる平行通路を有することを特徴とする請求項1または2に記載のリード線保持部材。
  4. 前記リード線通路部は、第1リード線保持部材と、前記第1リード線保持部材に重なって固定される第2リード線保持部材とからなり、
    前記リード線通路部は、前記第1リード線保持部材に形成される第1通路部と、前記第2リード線保持部材が前記第1リード線保持部材に重なることにより形成される第2通路部と、前記第2リード線保持部材に形成される第3通路部とからなり、前記第2通路部と前記第3通路が繋がる箇所に前記屈曲部が形状されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のリード線保持部材。
  5. 前記リード線は、前記導体と、前記導体を被覆する被覆部とからなり、
    前記第1通路部は、前記第2通路部に繋がる第1区間と、前記第1区間に繋がる第2区間とを有し、
    前記リード線の直径方向における前記第2区間の寸法は、前記リード線の被覆部の直径より小さく且つ前記リード線の前記導体よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のリード線保持部材。
  6. 前記リード線の直径方向における前記第2通路部の面積は、前記導体が前記被覆部により被覆された状態の前記リード線の面積より小さいことを特徴とする請求項5に記載のリード線保持部材。
  7. 前記第1リード線通路部は凹部もしくは凸部を有し、前記第2リード線保持部材は、前記第1リード線保持部材の凹部もしくは凸部に嵌合する凸部もしくは凹部を有することを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載のリード線保持部材。
  8. 前記第1リード線保持部材は前記固定部を有することを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載のリード線保持部材。
  9. 前記第2リード線保持部材は前記第1リード線保持部材から取り外し可能であることを特徴とすることを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載のリード線保持部材。
  10. 前記第1リード線保持部材は前記基板から取り外し可能であることを特徴とすることを特徴とする請求項4〜9のいずれか1項に記載のリード線保持部材。
  11. 前記リード線通路部は、複数のリード線を保持することができることを特徴とすることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のリード線保持部材。
  12. 電子部品を搭載した基板と、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のリード線保持部材と、
    前記リード線保持部材を用いて前記基板に半田付けされたリード線と、
    前記基板に接続されて、前記基板から信号および給電の少なくとも一方を受け取るアクチュエータ部と、
    を備えることを特徴とする電動アクチュエータ。
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