JP2010252508A - 温度検出素子の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】高温となるコイルの表面部分を検温することができ、コイルの温度を精度よく測定することができるモータを提供すること。
【解決手段】複数のティース部1bを有するステータ7と、各ティース部1bに巻線されたコイル3とを備えたモータにおいて、隣り合う2つの前記コイル3とコイル3とで形成されるスロットSに温度検出素子11を設け、前記2つのコイル3,3のうち少なくとも一方のコイル3の表面に前記温度検出素子11の検温部16を当接させて検温する。
【選択図】図2
【解決手段】複数のティース部1bを有するステータ7と、各ティース部1bに巻線されたコイル3とを備えたモータにおいて、隣り合う2つの前記コイル3とコイル3とで形成されるスロットSに温度検出素子11を設け、前記2つのコイル3,3のうち少なくとも一方のコイル3の表面に前記温度検出素子11の検温部16を当接させて検温する。
【選択図】図2
Description
本発明は、例えば電気自動車のモータへの温度検出素子の取付構造に関する。
従来、モータのコイル温度を検温する温度検出素子の取付構造が知られている(特許文献1)。
特許文献1のモータは、円筒ケースを有しており、この円筒ケース内に4つのヨークセグメントからなるリング状のヨークがこの円筒ケースと同軸となるように設けられている。
また、このヨークから内側へ突出するように複数のティースが放射線状に設けられており、各ティースには円筒状のインシュレータ(絶縁材)がそれぞれ取り付けられている。
このインシュレータは、この円筒部の両端に形成されたフランジである内端壁と外端壁を有している。この外端壁の裏面(内面)には円筒部の軸線方向と直交する方向に溝が形成され、この溝に長尺状の温度検出素子が嵌め込まれている。
この温度検出素子の取り付け後にインシュレータの円筒部にコイルが巻回され、これにより温度検出素子の検温部がコイルの表面に当接する。
上記従来のモータでは、インシュレータに巻かれたコイルの内側を検温している。しかし、コイルはインシュレータに直に巻回されており、コイルで発生した熱は、インシュレータ、ティースおよびケースを介して、空気又は冷却水へ放熱されるため、コイルの内側では比較的低温となる。
そのため、高温となるコイルの外側部分の温度が測定できず、コイルの温度を精度よく測定できていなかった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、コイルの温度を精度よく測定することができる温度検出素子の取付構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のティース部を有するステータコアと、各ティース部に巻線されたコイルとを備えたモータの温度検出素子の取付構造において、隣り合う2つの前記コイルで形成される隙間に前記温度検出素子と弾性を有する保持部材とを設け、この保持部材に前記温度検出素子を保持させるとともに、該保持部材の弾性力により該温度検出素子の検温部を、前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルの表面に押しつけたことを特徴とする。
本発明によれば、最高温となるコイルの表面の温度を検温することができ、コイルの温度を精度よく測定することができる。
以下、本発明に係る温度検出素子の取付構造の実施例1が適用されたモータを図面を参照しながら説明する。
図2に車両の走行用の集中巻きのモータを示す。このモータは、円筒状のステータ7とこのステータ7内に回転自在に配置された図示しないロータを備えている。
ステータ7は、複数のコイルアッシイ5から構成されている(図1(A)参照)。
各コイルアッシイ5は、磁性体からなる分割ステータコア1と、ボビン状に形成されたインシュレータ2と、コイル3等を有している(図1(B),(C)参照)。
分割ステータコア1は、図1(C)に示すように、円弧状のバックヨーク部1aとバックヨーク部1aから内側に突出したティース部1bを有している。
インシュレータ2は、図1(B)に示すように、ティース部1bに装着された筒部2B(図1参照)と、筒部2Bの両端に形成されたフランジ2a,2bを有している。
インシュレータ2は、図1(B)に示すように、ティース部1bに装着された筒部2B(図1参照)と、筒部2Bの両端に形成されたフランジ2a,2bを有している。
コイル3は、図1(A)に示すように、インシュレータ2の筒部2Bに積層巻回されており、コイル3の巻回終了端部3Aはバックヨーク部1aの後ろ側から引き出されている。
インシュレータ2は、接地電位であるティース部1bと高電圧部であるコイル3とを絶縁するものである。
以下、便宜的にU相のコイルを3Uとし、V相のコイルを3Vとする。また、U相のインシュレータを2Uとし、V相のインシュレータを2Vとする。
ステータ7において、図4に示すように、隣り合う2つのコイル3U,3Vとでスロット(隙間)Sが形成される。
インシュレータ2U,2Vに積層巻回されたコイル3U,3Vの巻回層はステータ7の内側(図4において下側)にいくほどより薄い層となっている。
また、ステータ7において、分割ステータコア1のティース部1b,・・・は分割ステータコア1のヨ−クの周方向に等間隔に設けられ放射線状を呈している(図2参照)。そして、各スロットSが角度β以下のV字状(実施例では15°以下)となっている(図4参照)。
複数のスロットSのうちの1つのスロットSには、温度検出素子体28が設けられている。
温度検出素子体28は、図3〜6に示すように、コイル3U,3V間のスロットSに挿入され弾性を有するホルダ(保持部材)17と、このホルダ17に保持されコイル3Uの表面を検温するための温度検出素子11とを有している。
図5に示すように、温度検出素子11は、コイル3Uの表面に当接される当接部19と、2本の信号線12A,12Bとを有している。
この当接部19は、コイルの表面の温度を検温するための検温部16と、この検温部16を取り巻いて絶縁被膜する絶縁外皮15とを有している。検温部16からは、信号線12A,12Bが引き出されている。
この検温部16は半導体であり、温度により抵抗値が変化する特性を利用するものである。また、当接部19は検温部16の部分で径が大きくなっている、
絶縁外皮15は、絶縁性の樹脂をモールド成型したり、絶縁性の樹脂チューブを温度検出素子11に取り付けた状態で高温で収縮させたりして形成したものである。
絶縁外皮15は、絶縁性の樹脂をモールド成型したり、絶縁性の樹脂チューブを温度検出素子11に取り付けた状態で高温で収縮させたりして形成したものである。
ホルダ17は、例えばゴム製で弾性を有しており、長尺状に形成されている。また、コイル3U,3Vの温度は150度〜200度となることもあり、また、ホルダ17はこの高温のコイル3U,3Vに接する(後述)ため、ホルダ17の素材としてはフッ素ゴムやシリコーンゴムなどの高耐熱ゴムが好ましい。
ホルダ17は、長尺状のホルダ部17Aとこのホルダ部17Aの後端部17eの片側に連続形成された柱状の基部27と、この基部27からホルダ部17Aの後端部17eに対向する側へ突出形成された信号線保持部13と、この基部27の後端から信号線保持部13と反対側へ突出形成された掛止部14を有している。
ホルダ部17Aには、ホルダ部17Aの先端側から後端側に渡って溝17aが形成されている。この溝17aが形成されているホルダ部17Aの部分は溝17aの延びる方向に一様な肉厚となっている。
この溝17aには温度検出素子11の当接部19が嵌め込まれており、この状態で、温度検出素子11の当接部19の一部が溝17aから露出している。ホルダ17は弾性を有しているので、温度検出素子11の当接部19を溝17aに押し込む要領で組み付けすることができるようになっている。
また、図7Aに示すようにホルダ部17Aの溝17aの両側の側壁部17b,17cのうち、ステータ7の外周側となる側壁部17bの端面17fはコイル3Uの表面に当接する。
ホルダ部17Aの裏面17d(図5において下側)と側壁部17bの端面17fとは角度α(>β)を成している。
図7Aに示すように、ホルダ部17Aの側壁部17bの高さ(厚さ)H1は、スロットSでコイル3U,3V間の一端側(ステータ7の外周側)の離間距離L1(図7B参照)より大きく設定されている。また、ホルダ部17Aの側壁部17cの高さ(厚さ)H2は、スロットS内でコイル3U,3V間の他端側の離間距離L2よりも小さく設定されている。
また、この裏面17dの検温部16に相当する位置には突起部18が設けられている。
信号線保持部13はC状であり、温度検出素子11の信号線12A,12Bを保持している。
以下、温度検出素子体28のステータへの組み付けを説明する。
図3,4,6,7を参照して、温度検出素子体28をコイル3U,3V間のスロットSに挿入する。このとき、一方のコイル3Uの表面に温度検出素子11の露出部分を向けるとともにホルダ部17Aの裏面17dが他方のV相コイル3Vの表面に向くようにして挿入する。
図3,4,6,7を参照して、温度検出素子体28をコイル3U,3V間のスロットSに挿入する。このとき、一方のコイル3Uの表面に温度検出素子11の露出部分を向けるとともにホルダ部17Aの裏面17dが他方のV相コイル3Vの表面に向くようにして挿入する。
また、ホルダ部17Aの側壁部17bの端面17fとホルダ部17Aの裏面17dとの角度がαであり、スロットSに臨むコイル3U,3Vのなす角度βより大きいため、ホルダ部17Aが弾性変形することで温度検出素子体28がコイル3Uとコイル3Vとの間に挟み込まれる(図7B,図7C)参照)。
ホルダ部17Aの裏面17dの突起部18は、弾性変形して押し潰された状態でスロットS内に押し込まれる。
これらの弾性変形の応力(弾性力)により、ホルダ部17Aの裏面17dがコイル3Vの表面に密着するとともにホルダ部17Aの側壁部17bの端面17fが検温対象のコイル3Uの表面に密着する。
また、温度検出素子11の当接部19がコイル3Uの表面に押しつけられ、検温部16に対応するホルダ部17Aの裏面17dの位置に突起部18が設けられていることにより、温度検出素子11の検温部16は、図7Bの矢印Kの方向に押されてコイル3Uの表面に確実に密着(圧接)される。
一方、ホルダ部17Aの側壁部17cの端面17gは、このコイル3Uの表面から離間した状態となり、コイル3Uの表面と側壁部17cとの隙間S3が後述するワニス20を取り込むためのワニス導入部(樹脂導入部)となる。
そして、図3に示すように、インシュレータ2のフランジ2bの周縁部(図3において手前側)にホルダ17の掛止部14を当接させることで、スロットS内における温度検出素子11の当接部19のモータの軸線方向に対する位置決めがなされる。
これにより、温度検出素子11の検温部16がコイル3Uの最も巻回数の多い表面部分の所定部位にセットされることとなる。すなわち、検温部16が最も高温となるコイル3Uの表面部位にセットすることができる。
図7Bに示すように、コイル3Uの表面とホルダ部17Aの端面17fと温度検出素子11の当接部19の絶縁外皮15とで隙間S1が形成される。
そして、図7Bおよび図7Cに示すように、この隙間S1にワニス(樹脂)20を充填する。具体的には、ステータ7を回転させた状態で、コイル3U,3Vの内周側(図7B参照)にワニス20を滴下する(不図示)。
毛細管現象でワニス20がコイルの線と線の間の隙間に広がり、コイル3U,3Vの表面全体にも素早く広がる。ワニス20がステータ7の回転による遠心力によりコイル3U,3Vの外周側に移動していく。
スロットS内のコイル3U,3Vの表面に流れ出たワニス20は、ワニス導入部S3を介してホルダ部17Aの溝17a内に移動する(図7B参照)。検温部16の部分で当接部19の径が大きくなっているため、図8に示すように、コイル3Uの表面と検温部16との間には僅かな隙間S2が生じており、この隙間S2を通って、側壁部17bと検温部16との間に形成される隙間S1(図7B参照)にワニス20が滞留する。
また、このとき、温度検出素子11の当接部19がコイル3Uの表面に略線接触しているので毛細管現象によってもワニス20が隙間S1内に素早く広がる。
そして、ステータ7を高温に維持してワニス20を固化させることにより、温度検出素子11およびホルダ17がコイル3Uの表面に密着固定されるとともに、コイルの線と線とが互いに密着する。
実施例1の作用・効果を以下に説明する。
モータを駆動させると、コイル3U,3Vに熱が発生し、このコイル3U,3Vの下層に巻回されたコイルの熱はインシュレータ2V,2Uおよびティース部1bを介してバックヨーク部1aから放熱されるが、上層のコイルの熱ほどバックヨーク部1aから放熱されなくなる。このため、コイル3U,3Vの内側より外側の表面が高温となり、コイル3の積層数が多いステータ7側のコイル3U,3Vの表面ほど高温となる。
温度検出素子11の検温部16は、コイル3Uの最も巻回数の多い表面部分の温度を検温することとなる。このため、温度検出素子11が検出する温度の温度検出精度を高めることができる。
また、ホルダ17を弾性変形させてコイル3U,3V間に挟持させるため、ホルダ17の弾性力により温度検出素子11の当接部19の検温部16がコイル3Uの表面に確実に密着(圧接)される。このため、温度検出素子11とコイル3U間の熱伝達率が向上し、これによっても温度検出精度が向上する。
温度検出素子11の検温部16に対応するホルダ部17Aの裏面17dに突起部18が設けたことにより、検温部16がコイル3Uの表面の側に押し付けられる。このため、検温部16とコイル3Uとの間の熱伝達率が向上し、さらに温度検出精度が向上する。
また、温度検出素子11の軸線方向で、この突起部18の左右両側(ホルダ17の先端側と後端側)においてホルダ部17Aの裏面17dとコイル3Vの表面間にわずかな隙間が生じる(不図示)。
溝17aが形成されたホルダ部17Aの部分は溝17aの延びる方向に一様な肉厚となっているため、ホルダ部17Aが上記のごとく挟持された際にホルダ部17Aの変形による歪みは、基本的にホルダ部17Aの径方向にしか逃がすことができないが、前記隙間により、変形による歪みを前記軸線方向へ逃がして解消することができる。
インシュレータ2U,2Vの製造誤差、コイル3U,3Vを巻回する際の組み付け誤差によってスロットS,S・・・間でその形状や大きさにバラツキが生じるが、ホルダ部17Aが弾性変形するため、その製造誤差や組付誤差を吸収してバラツキに拘わらず温度検出素子11をスロットS内に取り付けることができる。
ホルダ部17Aの側壁部17b側が弾性変形してコイル3Uの表面に圧接させたので、ワニス溜りを確実に形成することができ、側壁部17cとコイル3Uとの間に隙間S3を設けたので、この隙間S3からホルダ17の溝17aにワニス20を流しやすくなり、このため検温部16とコイル3Uの表面との間にワニス20を充填することができ、コイル3Uと温度検出素子11との間の熱伝達率を増大することができる。
ホルダ部17Aの端面17fと温度検出素子11の絶縁外皮15とコイル3Uの表面とで隙間S1が形成される。この隙間S1がワニス20の充填の際のワニス溜りとして機能するので、ワニス20の充填が容易となる。
さらに、ワニス20がコイルの線と線との間に染み込んで固化するため、線と線との間の隙間を埋めて線同士の密着性が高まり熱伝達率が向上する。
温度検出素子11の当接部19とコイル3Uの表面との間の隙間にワニス20を充填・固化させるため、温度検出素子11をコイル3Uに固定できるとともにコイル3Uから検温部16への伝熱面積が拡大し、コイル3Uと温度検出素子11との熱伝達率が向上する。
このため、温度検出素子11の温度検出応答性が増してその温度検出精度をさらに高めることができる。また、ワニス20で温度検出素子11が固定されるので、ホルダ部17Aを構成する樹脂が劣化して弾性を失っても、温度検出素子11のコイル3Uへの固定は維持される。
ホルダ部17Aがコイル3U、3Vの両表面と温度検出素子11とに接しており各部材間で熱を伝達する役割を果たすため、コイル3U,3V、ホルダ部17Aおよび温度検出素子11の各部材間において温度差が小さくなる(図9参照)。このため、温度検出素子11から他の部材へと熱が移動しにくい。すなわち、安定した検温が担保されることとなる。
また、スロットS内のエアーの温度はコイル3U,3Vからの熱に拠り上昇しており、また温度検出素子11がホルダ17に包み込まれていることからも、温度検出素子11から外部に熱が逃げにくいものとなる。このため、安定した検温が担保され、高い温度検出精度を維持できる。
上述のように、温度検出精度が向上することによって温度検出素子11の経時的な測定温度のバラツキ範囲が小さくなる。このため、従来の温度検出素子の取付構造よりバラツキ範囲が小さくなった分、モータを制御する閾値を高く設定することができる。
具体的に説明すると、温度の最も高いコイル部分から離れたコイル部分を測定するほど、距離が離れる分、他の要因により測定温度のバラツキ範囲が広くなる。
また、電気自動車やハイブリッド車の駆動用のモータのように、運転状態が頻繁に変動するモータでは、コイルの実最高温度と検出温度の差は一定ではなく運転状態によって大きく変動する。
上述したバラツキ範囲や温度差の変動(バラツキ範囲の変動)あっても、モータがその機能を損なうような高い温度とならぬように、バラツキ範囲やその変動を見越してモータを止める閾値温度をある程度低く設定している。
しかし、本発明に拠り、検出精度が向上しコイルの実最高温度と検出温度がほぼ等しくなることで、上記のようにモータを止める閾値を低く設定する必要がなくなり、従来より高い温度に設定できるようになる。
このため、閾値温度を高く設定した分、モータ運転領域を拡大でき、モータ連続出力も増大させることができる。モータ運転領域を拡大できるので、車両の動力性能が向上し、特にハイブリッド車の場合にはモータの回生(発電)量が増え、燃費の向上に繋がる。
また、モータサイズを変更することなくモータ連続出力を増大させることができるので製造コストが低減が図れる。
温度検出素子11の取り付け自体は、温度検出素子体28をコイル3U,3V間のスロットSに挿し込むだけなので、従来のようにガラステープでコイルに巻きつける等の面倒な作業が不要となり、これによって作業コストの低減化が図れる。
[実施例1の他の例]
図10,図11に実施例1の他の例を示す。
[実施例1の他の例]
図10,図11に実施例1の他の例を示す。
この他の例では、ホルダ部17Bの側壁部17bの端面17fと側壁部170cの端面170gをそれぞれ面一に形成し、ホルダ部17Bの両側壁部17b,170cは、断面で略左右対称となっている。また、側壁部170cの端面170gには切欠21が設けられている。
この切欠21の位置は、温度検出素子11の検温部16と略同じ位置となっている。
この他の例の組付けでは、側壁部17b,170cの各端面17f,170gをコイル3Uの表面に面接触させる(図12参照)。他の部分は実施例1と同様であるのでその説明を省略する。
この他の例によれば、実施例1と同様な作用および効果に加え、ワニス20の充填の際にホルダ部17Bの切欠21がワニス導入部として機能し、また、温度検出素子11の軸方向でこの切欠21と検温部16とが略同じ位置となっているので、温度検出素子11の検温部16の周辺にワニス20が充填され、検温部16にワニス20を確実に付着させることができる。
また、ホルダ部17Bの両側壁部17b,170cの各端面17f,170gがコイル3Uの表面にそれぞれ面接触するので温度検出素子11をより強固に保持することができる。ここで、当接部19において検温部16の部分は径が大きくなっているためホルダ部17Bに保持されにくいが、ホルダ部17Bの両側壁部17b,170cは断面略左右対称に形成されており検温部16を把持するため、より確実に温度検出素子11を保持することができる。
[実施例1の別の他の例]
図13,14に実施例1の別の他の例を示す。
図13,14に実施例1の別の他の例を示す。
この実施例1の別の他の例では、温度検出素子11の軸方向に対して検温部16を挟み込むようにホルダ部17Bの側壁部171eの端面171gにそれぞれ切欠22,23を形成したものである。他の構成は実施例1の他の例と同様であるのでその説明を省略する。
実施例1の別の他の例によれば、実施例1の他の例の効果に加え、検温部16に対し温度検出素子11の軸方向で先端側と後端側の双方の切欠22,23からワニス20が充填されるため、検温部16の全体にワニス20が付着しやすくなる。また、径が大きくなった検温部16から少しずれた位置に切欠22,23が形成されているので、スムーズにワニス20が充填される。
実施例2のモータに適用される温度検出素子体181とその取付構造を図15〜17に示す。
図15に示す温度検出素子体181のホルダ270は、上下方向(図15において)に延びた支持部30と、この支持部の下部に形成され温度検出素子11の当接部19の先端部を保持する保持部29等を有している。
支持部30は、図17に示すように断面形状が円弧状に形成され、支持部30の前面(図15において右側面)は円弧状の当接面30Aとなっている。この当接面30Aに温度検出素子11の当接部19が当接している。
支持部30の表面には、温度検出素子11の検温部16(図8参照)に対応した位置に突起部32が形成されている。また、支持部30の両側面には上下方向(図15において)に延びた凸条部33が形成されている。
保持部29の先端部には、上方に突出した突出部31が形成され、この突出部31により保持部29から温度検出素子11の当接部19の先端部が外れないようになっている。
ホルダ270に保持された温度検出素子11の当接部19は、支持部30の当接面30Aに当接した部分以外、すなわち、図17に示すように当接部19の下半分以上が露出している。
他の部材は実施例1と同様であるので、同一の符号を付してその説明を省略する。
以下、温度検出素子体181のステータへの組み付けについて説明する。
温度検出素子11を取り付けたホルダ270(図15参照)を図17に示すようにコイル3U,3V間のスロットS内に取り付ける。
温度検出素子11を取り付けたホルダ270(図15参照)を図17に示すようにコイル3U,3V間のスロットS内に取り付ける。
この取り付けの際に、ホルダ270の支持部30の突起部32を圧縮するようにインシュレータ2U,2Vのフランジ2b,2bに圧接させる。圧縮した突起部32は弾性力に拠り支持部30を下方(図17において)へ付勢する。
この付勢に拠り、ホルダ270の温度検出素子11の当接部19がコイル3U,3Vの外表面に密着される。この当接部19とコイル3U,3Vの外表面との間には、図17に示すように僅かな隙間S5,S5が形成される。
その後、実施例1で説明したワニス20の充填をすると、図17に示す隙間S5,S5にワニス20が溜まり、検温部16とコイル3U,3Vとの間にワニス20が充填される。この状態で熱処理しワニス20を固化させることにより温度検出素子11がコイル3U,3Vの両表面に固定される。
他の組み付けについては実施例1と同様であるのでその説明は省略する。
実施例2の作用・効果を以下に説明する。
実施例2の作用・効果を以下に説明する。
ホルダ270の突起部32の弾性力で温度検出素子11の検温部16がコイル3U,3Vの表面に密着(圧接)されるので異相であるコイル3U,3Vの双方を検温できる。
凸条部33,33(一部不図示)は左右対称に設けられているのでコイル3U,3Vの双方に圧縮された状態で挟み込まれると、温度検出素子11をステータ外周側から内周側へ押し出す。このため、温度検出素子がコイル3U,3Vの表面にさらに圧接される。
また、この圧接により温度検出素子11とコイル3U,3Vとの接触面積が拡大し、コイル3U,3Vの表面と温度検出素子11間の熱伝達率が高まる。
モータの通常の運転状態では、隣接する異相のコイル3U,3V間の温度は略同じであるが、以下に述べるような特殊な運転状態では、それらの温度差が広がる場合があるため、2相の平均温度を測定して過熱時にモータの出力制限をかけることで、コイルの温度上昇をある程度防止することができる。
モータを静止させたままトルクを発生し続ける運転(ロック運転)を行った場合、ステータ7が作る磁界も回転せずに定常状態となるため、ある特定の相のコイルに電流が集中する。
例えば、コイル3Uは電流が少ないが、コイル3Vには大電流が流れる状態が継続する。この場合、コイル3Vの温度のみが上昇するため、コイル3Uのみの温度を測定するとコイル3Vの過熱は検出できない。
しかし、実施例2の温度検出素子の取付構造によれば、このような運転条件でもその過熱を検出できるとともにモータ回転数を制御することによりコイルを確実に保護することができる。
コイル3U,3Vを測定するために2個の温度検出素子11を使用する必要がなく、モータ制御装置の温度検出回路もそれぞれの温度検出素子ごとに設ける必要がないため、このような運転条件を想定して保護措置を講ずる場合、コストの低減を図ることができる。
また、温度検出素子11の当接部19とコイル3U,3Vの表面とで隙間S5,S5が形成され、この隙間S5,S5がワニス20を充填する際のワニス溜りとして機能するのでワニス20の充填が容易となる。
さらに、ワニス20の充填により温度検出素子11の当接部19とコイル3U,3Vの両表面の僅かな隙間も埋めることができる。このため、温度検出素子11の検温部16と両コイル3U,3Vとの各間の熱伝達率を高めることができる。
[実施例2の他の例]
図18に実施例2の他の例を示す。
図18に実施例2の他の例を示す。
この実施例2の他の例の温度検出素子体182のホルダ271は、突起部32の替わりに支持部30の先端部(図18において下部)から下方に突出した弾性を有する延設部26を設けたものである。この延設部26は、左側(図18において)に屈曲形成されている。
温度検出素子11を取り付けたホルダ271を図17に示すように、コイル3U,3V間のスロットS内に取り付け、支持部30の延設部26の先端部(図18において下端部)をインシュレータ2U,2Vのフランジ2b,2bに圧接させて、延設部26を一点鎖線Hで示すように延ばす。
このようにすることにより、延設部26の弾性力によってホルダ271の支持部30を実施例2と同様の方向へ付勢するものである。
この実施例2の他の例によれば、製造誤差や組み付け誤差によりスロットSが非常に小さくホルダ271の突起部32がスロットS内に入り込まないような場合でも、延設部26をスロットSに挿入することができる。
これにより、延設部26が温度検出素子11の検温部16がコイル3U,3Vの表面に圧接する方向へホルダ271とともに温度検出素子11を付勢するため、温度検出素子11の検温部16をコイル3U,3Vの表面に密着(圧接)させることができ、温度検出素子11の検温部16と両コイル3U,3Vとの各間の熱伝達率を高めることができる。
以上、本発明に係るモータを上記実施例に基づき説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
1b ティース部
7 ステータ
3 コイル
S 隙間
11 温度検出素子
16 検温部
7 ステータ
3 コイル
S 隙間
11 温度検出素子
16 検温部
Claims (8)
- 複数のティース部を有するステータコアと、各ティース部に巻線されたコイルとを備えたモータの温度検出素子の取付構造において、
隣り合う2つの前記コイルとコイルとで形成される隙間に前記温度検出素子と弾性を有する保持部材とを設け、
この保持部材に前記温度検出素子を保持させるとともに、該保持部材の弾性力により該温度検出素子の検温部を、前記2つのコイルのうち少なくとも一方のコイルの表面に押しつけたことを特徴とする温度検出素子の取付構造。 - 前記温度検出素子の検温部と前記コイルの表面との間に樹脂を充填して該温度検出素子を少なくとも一方の前記コイルの表面に密着固定させたことを特徴とする請求項1に記載の温度検出素子の取付構造。
- 前記保持部材は、前記モータの軸に沿って延び且つその軸方向に沿って形成された溝を有し、
前記温度検出素子がその溝にはめ込まれて保持されるとともに、該温度検出素子の検温部が前記溝から露出して前記一方のコイル表面に圧接され、
前記溝を前記樹脂の充填の際の樹脂溜りとすることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の温度検出素子の取付構造。 - 前記モータの軸に対して外周側となる前記保持部材の一端側の厚さを、前記外周側となる前記2つのコイル間の一端側の距離より大きく設定し、
前記保持部材の他端側の厚さを前記2つのコイル間の他端側の距離よりも小さく設定したことを特徴とする請求項3に記載の温度検出素子の取付構造。 - 他方の前記コイルの表面に当接する保持部材の壁面に、前記温度検出素子の検温部に対応した位置に突出部を形成したことを特徴とする請求項3または4に記載の温度検出素子の取付構造。
- 前記温度検出素子の先端部より前記軸線方向に沿って延びるとともに弾性を有する延設部を前記保持部材の先端部に設け、
前記延設部は、前記温度検出素子の検温部がコイルの表面に圧接する方向へ前記保持部材を付勢することを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれか1つに記載の温度検出素子の取付構造。 - 前記保持部材の溝の両側の側壁部の端面が前記一方のコイルの表面に当接され、この両側の側壁部のうち一方の側壁部の前記端面に切欠を形成し、この切欠を介して前記溝内に樹脂が充填されることを特徴とする請求項3乃至請求項6いずれか1つに記載の温度検出素子の取付構造。
- 前記隣り合う2つのコイルとコイルとで形成される隙間が外周側に向かって漸増し、
前記保持部材は、前記温度検出素子の検温部を内側へ付勢して前記2つのコイルとコイルの表面に圧接させることを特徴とする請求項1に記載の温度検出素子の取付構造。
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