JP2017026521A - 温度検出装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明は、感熱体31が電気機器を構成するコイル要素10の表面に接触して、コイル要素10の温度を検出する温度検出装置1に関する。温度検出装置1は、感熱体31を有する温度検出素子3と、コイル要素10に固定され、温度検出素子3の感熱体31を収容する、軸線方向に貫通する収容室48を有する第一ホルダ40と、第一ホルダ40との相対的な位置ずれが起きないようにコイル要素10に固定され、温度検出素子3のリード線38A,38Bを保持する第二ホルダ50と、を備える。感熱体31は、収容室48から露出する部位がコイル要素10の表面に接触する。
【選択図】図4
Description
特許文献1の温度検出装置は、熱膨張部材が体積膨張することにより、温度検出素子と線状導体とが互いに押し付けられ、温度センサと線状導体との密着性が高まり、温度の検出精度がよくなる、とされている。
このことを特許文献1に照らしてみると、温度検出素子の位置ずれを避けるためには、熱膨張部材の体積膨張を大きくすればよいが、それでは温度検出素子に生じる応力が大きくなり、検出装置の製造過程で温度検出素子が破損するおそれがある。
一方で、収容室から感熱体が露出する部位が他の部材を介することなく直接的にコイルの表面に接触するので、温度の検知精度が高い。
これにより、第一ホルダ及び第二ホルダの位置ずれをより確実に防止することができる。
この樹脂モールドを設けることにより、感熱体がコイルの表面以外の温度的な影響を受けるのをより確実に防止することができる。
この柱脚及び屋根を設けることにより、感熱体及び電線の取り回しの利便性を向上することができる。
例えば、柱脚及び屋根には、収容室に対向する壁面に、一対の電線が収容される収容溝を形成し、一対の電線を収容溝に収容すれば、樹脂モールドを射出成形により成形する際に、電線が溶融樹脂により位置ずれを起こすのを防ぐことができる。
また、コイルの表面に接触する感熱体と屋根との間に圧縮の弾性力が生じるように、電線を引き回すことで、感熱体をコイルに押し付ければ、感熱体とコイルの接圧を確保できるので、温度検出精度を向上できる。
これにより、簡易な構成でありながら、第一ホルダと第二ホルダをコイルに固定しつつ、第一ホルダと第二ホルダの相互の位置ずれを防ぐことができる。
本実施形態の温度検出装置1は、コイル要素10と、コイル要素10に固定されるセンサ組立体20と、を備え、センサ組立体20が備える感熱体31がコイル要素10の表面に接触して、コイル要素10の温度を検出することができる。ここでいう接触とは、他の部材を介することなく、感熱体31が直接的にコイル要素10に接触することを意味する。温度検出装置1は、コイル要素10が、図示を省略する回転電機のステータ(固定子)を構成するコイルに電気的に接続されることで当該コイルの一部を構成し、センサ組立体20はコイル要素10の温度を検出することで、回転電機のコイルの温度を検出する。
以下、温度検出装置1の構成を順に説明し、次いで、温度検出装置1の効果を説明する。
コイル要素10は、センサ組立体20とともに温度検出装置1を構成する。
コイル要素10は、図1及び図2に示すように、導体11と、導体11の表面を被覆する電気絶縁性の被覆13と、を備える平角線からなり、二か所の屈曲部15,16を有することで平面視してコ字状又はU字状に形成されている。
コイル要素10は、二つの先端部の導体11が剥き出しにされており、回転電機のステータを構成するコイルに電気的に接続されることで、ステータのコイルの一部を担う。
センサ組立体20は、図1及び図2に示すように、温度検出素子3と、温度検出素子3を保持するホルダ5と、を備えており、ホルダ5がコイル要素10の所定位置に固定されることにより、温度検出素子3がコイル要素10に対して所定位置に位置決めされる。
温度検出素子3は、感熱体31と、感熱体31に電気的に接続される引出線36A,36Bと、引出線36A,36Bのそれぞれに接続されるリード線38A,38Bと、を備えている。電気的に接続される引出線36Aとリード線38Aにより、また、電気的に接続される引出線36Bとリード線38Bにより、本発明における一対の電線が構成される。なお、引出線36A,36Bについて、両者を区別する必要がない場合には、引出線36と総称する。リード線38A,38Bについても同様とする。
感熱体31は、サーミスタ32と、先端側に配置されるサーミスタ32の周囲を覆うガラス製の保護層33と、引出線36A,36Bが引き出される保護層33の後端側を覆い、保護層33を機械的に補強するセラミックス製の保護管34と、を備えている。なお、サーミスタ32は、保護層33の内部にあるために、ここでは記載が省略されている。本実施形態の温度検出装置1は、図4に示すように、感熱体31の保護層33がコイル要素10の表面に直接的に接触して、コイル要素10の温度を検出する。サーミスタ32、保護層33などの感熱体31の要素は、検出する温度、その他の環境に応じて適宜設定すればよい。
引出線36とリード線38は、リード線38の一端に設けられた端子金具39により電気的に接続される。
ホルダ5は、温度検出素子3を保持しつつ、コイル要素10の所定位置に固定されることにより、他の部材を介することなく温度検出素子3の感熱体31をコイル要素10に接触させる。
ホルダ5は、図1及び図2に示すように、温度検出素子3の感熱体31を保持し、コイル要素10の所定位置に固定される第一ホルダ40と、温度検出素子3の引出線36とリード線38を保持し、コイル要素10の所定位置に固定される第二ホルダ50と、を備える。また、ホルダ5は、第一ホルダ40と第二ホルダ50の双方に係止されるとともに、コイル要素10に第一ホルダ40と第二ホルダ50を固定するアタッチメント60を備えている。なお、本実施形態においては、ホルダ5は、一方の屈曲部15を跨いでコイル要素10に固定されている。第一ホルダ40と第二ホルダ50は、コイル要素10の一方の面側であるおもて面10Fの側に配置され、アタッチメント60は、コイル要素10の他方の面側であるうら面10Bの側に第一ホルダ40と第二ホルダ50に対応して配置される。
なお、第一ホルダ40,第二ホルダ50及びアタッチメント60は、電気絶縁性の樹脂を射出成形することにより、それぞれが一体的に形成される。
第一ホルダ40は、図2及び図3に示すように、コイル要素10への固定を担う固定部41と、固定部41から固定部41に対して垂直に立ち上がり、感熱体31を収容して保持する保持筒47と、を備える。
固定部41は、コイル要素10の屈曲部15に対応する屈曲部42を備えており、平面視してL字状に形成されている。
固定部41は、保持筒47が立設するおもて面41Fと、おもて面41Fとは反対側の面であるうら面41B(図3(b)参照)と、を備え、第一ホルダ40がコイル要素10に固定されると、うら面41Bがコイル要素10のおもて面10Fに対向する。
固定部41は、うら面41Bの側にアタッチメント60と相互に係止される係止爪44A,44B(図3(b)参照)を備えている。係止爪44A,44Bは、コイル収容溝43の幅方向の両側に形成されている。
以上のように、固定部41は、第一ホルダ40をコイル要素10に固定し、かつ位置決めする要素をうら面41Bに備えている。
収容室48は、感熱体31を除いて例えばエポキシ樹脂が充填、硬化されており、宙づり状態の感熱体31は充填材49により収容室48の内部に保持されている。なお、コイル要素10と接触する感熱体31の先端部位は、充填材に覆われていないために、収容室48から露出してコイル要素10に接触する。
次に、第二ホルダ50について説明する。
第二ホルダ50は、図2及び図3に示すように、コイル要素10への固定を担う固定部51と、固定部51の一端51E1から固定部51のおもて面51Fに対して垂直に立ち上がる柱脚57と、柱脚57の先端から固定部51に平行に延びる屋根59と、を備えている。
第二ホルダ50は、コイル要素10の屈曲部15と屈曲部16の間に設けられるものであり、固定部51は平面視して真直ぐに形成されている。
固定部51は、柱脚57及び屋根59が設けられるおもて面51Fと、おもて面51Fとは反対側の面であるうら面51B(図4(a)参照)と、を備え、第二ホルダ50がコイル要素10へ固定されると、うら面51Bがコイル要素10のおもて面10Fに対向する。
固定部51は、うら面51Bの側にアタッチメント60と相互に係止される係止爪54A,54B(図3(c)参照)を備えている。係止爪54A,54Bは、コイル収容溝53の幅方向の両側に形成されている。
以上のように、固定部51は、第二ホルダ50をコイル要素10に固定し、かつ位置決めする要素をうら面51Bに備えている。
屋根59は柱脚57に連なり、収容室48の先端側から所定間隔を空けて設けられ、収容室48の第一開口48Fを覆う。屋根59は、電線保持溝57A,57Bのそれぞれに連なる電線保持溝59A,59Bを備え、コイル要素10が所定の位置に位置決めされると、引出線36A,36Bはそれぞれ電線保持溝59A,59Bの内部に収容、保持される。なお、電線保持溝57A,57B及び電線保持溝59A,59Bが設けられる側を、柱脚57,屋根59の内側と称し、それぞれの反対側を外側と称する。
次に、アタッチメント60について説明する。
アタッチメント60は、図1及び図3に示すように、コイル要素10を間に介在させた状態で、第一ホルダ40及び第二ホルダ50のそれぞれと互いに係止されることで、第一ホルダ40と第二ホルダ50をコイル要素10に固定する。
アタッチメント60は、コイル要素10の屈曲部15及び第一ホルダ40の屈曲部42に対応する屈曲部62を備えており、平面視してL字状に形成されている。
アタッチメント60は、うら面60Bに、コイル要素10が隙間なく収容されるコイル収容溝63が形成されており、コイル収容溝63はアタッチメント60の一端60E1から他端60E2に亘って設けられている。コイル収容溝63は、コイル収容溝43,53と同様の深さを有しており、コイル収容溝43,53とともにコイル要素10を収容する。
アタッチメント60は、図3(b),(c)に示すように、おもて面60Fの側に、第一ホルダ40の係止爪44A,44Bと互いに係止される係止溝65A,65Bを備え、また、第二ホルダ50の係止爪54A,54Bと互いに係止される係止溝65C,65Dを備えている。係止爪54A,54Bは、コイル収容溝53の幅方向の両側に形成されている。
温度検出素子3及びホルダ5からなるセンサ組立体20は、コイル要素10に対して以下のように組み付けることができる。
図2に示すように、アタッチメント60の屈曲部62とコイル要素10の屈曲部15との位置が合うようにして、コイル収容溝63にコイル要素10を収容するようにして、アタッチメント60をコイル要素10に組み付ける。
これで、互いに係止された第一ホルダ40とアタッチメント60がコイル要素10に固定される。
この組み付けは、温度検出素子3のリード線38A,38Bを第二ホルダ50の電線保持孔55A,55Bに挿入することで、第二ホルダ50に温度検出素子3を保持させておく必要がある。一方、引出線36A,36Bは、U字状に曲げ加工がなされており、図4(b)に示すように、温度検出素子3が第二ホルダ50に保持されている状態で、柱脚57に沿って立ち上がる第一部αと、第一部αの先端に連なり屋根59に沿って延びる第二部βと、第二部βの先端に連なり、第一部αと平行な第三部γと、を備えている。第三部γの先端には、感熱体31が接続されている。
第一部αは柱脚57の電線保持溝57A,57Bに収容され、第二部βは、電線保持溝59A,59Bに収容される。そして、第二部βは、電線保持溝59A,59Bに収容されつつ、屋根59の内壁面59Cに接触するように這わされている。温度検出素子3に何も負荷が掛けられていない自由状態において、第二部βの屋根59に接触する位置から感熱体31の先端までの距離をL1とし、第二ホルダ50をコイル要素10に組み付けたときの第二部βの屋根59のうら面からコイル要素10のおもて面までの距離をL2とすると、L1≧L2が成り立つように、引出線36A,36Bを構成する。こうすることにより、第二ホルダ50が組み付けられると、引出線36A,36Bが持つ圧縮方向の弾性力により、感熱体31がコイル要素10の表面に押し付けられる。
この感熱体31の押し付け構造を実現するためには、第一ホルダ40と第二ホルダ50を別体として作製しておき、コイル要素10に組み付ける手順を経る必要がある。
これで、第一ホルダ40に続いて、互いに係止された第二ホルダ50とアタッチメント60がコイル要素10に固定され、センサ組立体20が構築される。収容室48に充填されていたエポキシ樹脂は、その後に硬化して充填材となり、収容室48の内部でコイル要素10に接触する所定位置に感熱体31が保持される。
次に、以上の構成を備え、感熱体31がコイル要素10に接触する温度検出装置1の効果を説明する。
温度検出装置1は、引出線36A,36Bに垂れ下がる感熱体31が、保持筒47の収容室48の内部においてコイル要素10に接触する。そして、収容室48の内部では、感熱体31は充填材により位置が固定されている。ここで、第一ホルダ40と第二ホルダ50がコイル要素10を挟んでアタッチメント60と互いに係止されることで、センサ組立体20がコイル要素10に固定されるが、この固定する力は、収容室48に収容、保持されている感熱体31とコイル要素10の間に直接には加わらない。したがって、コイル要素10にセンサ組立体20を固定する力を大きくしたとしても、感熱体31に加わる力を低く抑えることができる。これはつまり、コイル要素10にセンサ組立体20を固定する力が加わる部位と、感熱体31がコイル要素10に押し付けられる部位、つまり保持筒47の内部と、を分離しているためである。よって、温度検出装置1は、引出線36A,36Bの圧縮方向の弾性力を利用して感熱体31をコイル要素10に押し付けているが、これ以上の力が感熱体31には加わらない。
特に、センサ組立体20は、コイル要素10の屈曲部15に対応する屈曲部42及び屈曲部62を設け、屈曲部15を跨いでコイル要素10に組み付けられている。したがって、コイル要素10が振動を受けたとしても、センサ組立体20はコイル要素10に対して位置ずれを起こし難い。
ところが、温度検出装置1は、保持筒47の内部の収容室48に感熱体31が収容されており、この保持筒47の上方に屋根59を設けているので、上方から感熱体31に加わる樹脂圧力は比較的小さい。また、保持筒47の側方から樹脂圧力を受けるが、保持筒47がこの樹脂圧力を遮るので、側方から感熱体31に樹脂圧力は加わらない。
以上のように、温度検出装置1は樹脂モールド70を設けるが、その射出成形時に感熱体31が受ける樹脂圧力は小さい。
樹脂モールド70の射出成形時には、溶融した樹脂が柱脚57と屋根59の内側に、幅方向の左右両側から流入してくる。この流入が左右均等であればよいが、左右いずれか一方の側からの流入が他方に比べて早いことがある。そうすると、引出線36A,36Bが溶融樹脂の流れを直接的に受けて、早い方の流れを受けた引出線36A,36Bは流れに押されて位置ずれを起こす。
ところが、温度検出装置1の引出線36A,36Bは、電線保持溝57A,57B,59A,59Bに収容されており、左右から流入してくる溶融樹脂が直接的に押すことはなく、位置ずれしたとしても、電線保持溝57A,57B,59A,59Bの幅方向の狭い範囲に限られる。
本実施形態は、円筒状の保持筒47及び収容室48を備えているが、感熱体31を収容できる限り、その形態は任意であり、横断面が多角形の保持筒47及び収容室48とすることもできる。
また、本実施形態の収容室48は、コイル要素10の表面に接触する感熱体31を収容して余りのある深さを有しているが、収容室48に充填される充填材により感熱体31が位置ずれを起こさない程度に固定することができるのであれば、この深さに限定されない。例えば、感熱体31の半分程度を収容できる深さにすることもできる。
また、本実施形態は、コイル要素10が二つの屈曲部15,16を備えているが、屈曲部15を一つだけ備え、その屈曲部15に跨ってセンサ組立体20を固定することもできる。この屈曲部15の折れ曲がりの角度は、本実施形態のように直角に限るものでなく、鋭角又は鈍角であってもよい。
3 温度検出素子
5 ホルダ
10 コイル要素
10F おもて面
10B うら面
11 導体
13 被覆
15,16 屈曲部
20 センサ組立体
31 感熱体
32 サーミスタ
33 保護層
34 保護管
36A,36B 引出線
38A,38B リード線
39 端子金具
40 第一ホルダ
41 固定部
41F おもて面
41B うら面
41E1 一端
41E2 他端
42 屈曲部
43 コイル収容溝
44A,44B 係止爪
47 保持筒
48 収容室
48B 第二開口
48F 第一開口
49 充填材
50 第二ホルダ
51 固定部
51F おもて面
51B うら面
51E1 一端
51E2 他端
53 コイル収容溝
54A,54B 係止爪
55A,55B 電線保持孔
56 周縁
57 柱脚
57A,57B 電線保持溝
59 屋根
59A,59B 電線保持溝
59C 内壁面
60 アタッチメント
60F おもて面
60B うら面
60E1 一端
60E2 他端
62 屈曲部
63 コイル収容溝
65A,65B 係止溝
65C,65D 係止溝
70 樹脂モールド
α 第一部
β 第二部
γ 第三部
Claims (8)
- 電気機器を構成するコイルの表面に感熱体が接触して、前記コイルの温度を検出する温度検出装置であって、
前記感熱体と、前記感熱体に電気的に接続される一対の電線と、を有する温度検出素子と、
前記コイルに固定され、前記温度検出素子の前記感熱体を収容しかつ保持する収容室を有する第一ホルダと、
前記第一ホルダとの相対的な位置ずれが起きないように前記コイルに固定され、前記温度検出素子の一対の前記電線を保持する第二ホルダと、を備え、
前記感熱体は、
前記収容室から露出する部位が前記コイルの表面に接触する、
ことを特徴とする温度検出装置。 - 前記感熱体は、
前記収容室の内部に充填される充填材により保持される、
請求項1に記載の温度検出装置。 - 前記第一ホルダと前記第二ホルダは、
前記コイルに電気的に接続されることで前記コイルの一部をなすコイル要素に固定され、
前記コイル要素は、少なくとも一つの屈曲部を有し、
前記第一ホルダ及び前記第二ホルダの一方又は双方は、前記屈曲部を跨いで前記コイル要素に固定される、
請求項1又は請求項2に記載の温度検出装置。 - 少なくとも前記収容室を覆い隠し、前記第一ホルダと前記第二ホルダに亘って形成される樹脂モールドを備える、
請求項1〜3のいずれか一項に記載の温度検出装置。 - 前記第二ホルダは、
前記収容室の軸線方向に沿って、かつ前記第一ホルダの前記収容室から所定の間隔を空けて設けられる柱脚と、
前記柱脚に連なり、前記第一ホルダの前記収容室の先端側から所定間隔を空けて設けられ、前記先端側を覆う屋根と、を備える、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の温度検出装置。 - 前記柱脚及び前記屋根には、前記収容室に対向する壁面に、一対の前記電線が収容される収容溝が形成され、
一対の前記電線が収容溝に収容される、
請求項5に記載の温度検出装置。 - 前記感熱体は、
前記コイルの表面に接触する前記感熱体と前記屋根との間に圧縮の弾性力が生じるように、前記電線が引き回されることで、前記コイルに押し付けられる、
請求項5又は請求項6に記載の温度検出装置。 - 前記第一ホルダと前記第二ホルダのそれぞれに互いに係止されることで、前記第一ホルダと前記第二ホルダを前記コイルに固定するアタッチメントを備える、
請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の温度検出装置。
Priority Applications (1)
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