JP6922184B2 - クリーニングブレード及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、クリーニングブレード及び画像形成装置に関する。
下記特許文献1には、所定の極性に帯電された顕像剤を担持する顕像剤担持部材と、該顕像剤担持部材に対向する位置に設けられた背面電極部材と、前記顕像剤担持部材と背面電極部材との間に位置し、顕像剤を飛翔制御させるための制御電極部材とを備えた画像形成装置において、前記制御電極部材と背面電極部材との間に顕像剤の飛翔エネルギーを吸収し顕像剤を一時的に保持する表面を有する中間転写部材と、該中間転写部材に接し当該中間転写部材の表面に残留した顕像剤を取り除くために該顕像剤の帯電極性と逆極性の電圧が印加されたクリーニング部材とを具備したことを特徴とする画像形成装置が開示されている。
下記非特許文献2には、像担持体と、該像担持体表面に当接して該像担持体を帯電する帯電ローラと、該像担持体を露光して潜像を形成する露光装置と、該像担持体上の潜像を現像してトナー像化する現像装置と、該像担持体上のトナー像を被転写体上に転写する転写装置と、転写後の該像担持体表面にエッジ部を当接させて該像担持体上の付着物を除去するクリーニングブレードとを備え、該帯電ローラは表面に周方向に沿って延びる凹凸を有する画像形成装置において、上記クリーニングブレードは、上記帯電ローラの表面の周方向に沿って延びる凹凸によって上記像担持体表面に形成された凹凸にならって弾性変形して該像担持体上の付着物を除去することを特徴とする画像形成装置が開示されている。
下記非特許文献3には、電子写真感光体上に静電潜像を形成する工程及び現像、転写クリーニングの各工程を有する画像形成方法において、電子写真感光体が有機光導電性感光体であり、現像工程が数平均ドメイン径0.1〜1.1μmの離型剤を含有するトナーを用いて現像を行なう工程であり、クリーニング工程が反発弾性35〜75%のクリーニングブレード部材を電子写真感光体の回転方向に対してカウンター方向10〜45度の角度で、かつ荷重5〜40g/cmで電子写真感光体表面に当接させてクリーニングを行なう工程であると共に、クリーニングブレード部材に対する電子写真感光体表面の静止摩擦係数が1.0以下となるように電子写真感光体表面が加工されていることを特徴とする画像形成方法が開示されている。
下記非特許文献4には、静電式電子写真感光体及びクリーニング手段を備える電子写真装置において、該電子写真感光体が導電性支持体上に感光層及び表面保護層を有し、該表面保護層が、その全質量に対して20.0〜40.0質量%のフッ素原子含有樹脂粒子を有し、表面粗さが10点平均粗さで0.1〜5.0μmであり、表面硬度がテーバー摩耗試験法で0.1〜4.5であり、かつ表面摩擦係数が0.001〜1.2のものであり、該クリーニング手段の弾性ブレードの該電子写真感光体に対する線圧が17.5〜27.5g/cmであり、該弾性ブレードのゴム硬度が75°〜85°(JIS−A)であり、かつ該弾性ブレードが該電子写真感光体との静止時当接角度が10°〜20°の範囲にあることを特徴とする電子写真装置が開示されている。
下記非特許文献5には、トナー像を担持するトナー像担持体と、前記トナー像担持体によって担持されたトナー像を転写材に転写し、当該転写材を搬送する転写搬送ベルトと、前記転写搬送ベルトにカウンタ当接して、当該転写搬送ベルトの表面に付着した付着物を掻き取るクリーニング部材とを備え、前記クリーニング部材は、前記転写搬送ベルトとの当接角が21°以上、かつ26°以下に設定されるとともに、当該転写搬送ベルトへの当接圧が1.5g/mm以上、かつ4.0g/mm以下に設定されたことを特徴とする画像形成装置が開示されている。
下記特許文献6には、少なくとも画像形成装置において被接触部材に接触しながら摺擦されるよう配置される摺擦部材であって、樹脂を全体に含み、前記被接触部材との接触側に更にsp3結合を有する炭素を含む炭素含有領域を有し、且つ前記炭素含有領域以外の領域は同じ材質で構成される基材を備え、(A)前記炭素含有領域が前記被接触部材との接触部を構成する、または、(B)前記炭素含有領域の更に前記被接触部材との接触側表面に、樹脂を含まず且つsp3結合を有する炭素を含む炭素層を備え、該炭素層が前記被接触部材との接触部を構成する、の何れかの要件を満たす画像形成用摺擦部材、が開示されている。
下記特許文献7には、少なくとも像担持体と像担持体上の現像剤をクリーニングする手段としてクリーニングブレードを有する画像形成装置において、クリーニングブレードはポリウレタンゴム基材部からなり、基材部は、像担持体と接するエッジ部分を中心にイソシアネート化合物とポリウレタン樹脂の反応による硬化処理がなされており、基材部の硬化処理がなされた部分上にパルスプラズマイオン注入・成膜法によって成膜した化学蒸着潤滑膜が設けられていることを特徴とする画像形成装置、が開示されている。
下記特許文献8には、像搬送体上に残留する作像粒子を清掃するクリーニング装置において、像搬送体に接触し且つ像搬送体との接触部形状が像搬送体の移動停止に拘わらず非変形状態に保たれるクリーニング部材を有し、このクリーニング部材は、板状のSUS製ベース基材と、このベース基材のうち少なくとも像搬送体との接触部に対応する部分を被覆する被覆層とを備え、前記被覆層は、前記ベース基材上にクロム膜、クロムとタングステンカーボンの混合膜、タングステンカーボンとダイヤモンドライクカーボンの混合膜の三層構成の中間層を形成し、この中間層上にダイヤモンドライクカーボン膜(DLC膜)からなる表面層を形成したビッカース硬度が1500Hv以上のものであることを特徴とするクリーニング装置、が開示されている。
特開平10−260589号公報 特開2014− 85595号公報 特開平 9−292722号公報 特開2002− 82467号公報 特開2006− 91087号公報 特開2015−169846号公報 特開2013− 8007号公報 特開2005−274952号公報
本発明は、樹脂製基材の表面に被覆層を直接設けた場合に比べて、当該被覆層が剥がれにくいクリーニングブレードの提供を目的とする。
[クリーニングブレード]
請求項1に係る本発明は、板状の樹脂基材と、
前記樹脂基材の少なくとも一つの辺部を覆う被覆層であって、前記樹脂基材との界面側に形成され、ダイヤモンドライクカーボンと、窒化チタン、シリコンチタン、タングステンチタン、炭化チタン及び炭窒化チタンから成る群から選ばれる少なくとも一つとを含有する繋ぎ層と、前記繋ぎ層を覆いダイヤモンドライクカーボンからなる表面層と、を有する前記被覆層と、
を具えたクリーニングブレードである。
請求項2に係る本発明は、前記樹脂基材が、ウレタン系ゴム、ポリイミド系ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴムから成る群から選ばれるいずれかである請求項1記載のクリーニングブレードである。
請求項3に係る本発明は、前記樹脂基材と前記被覆層との界面においては、前記樹脂基材及び前記被覆層の構成材料が混在した領域が形成されている、請求項1又は2記載のクリーニングブレードである。
請求項4に係る本発明は、前記表面層の厚みが、0.05μm以上0.3μm以下である、請求項1から3記載のクリーニングブレードである。
請求項5に係る本発明は、前記表面層のビッカース硬度が1500Hv以上である、請求項1から4記載のクリーニングブレードである。
[画像形成装置]
請求項6に係る本発明は、請求項1〜5のいずれか記載のクリーニングブレードと、
像担持体と、
前記像担持体表面に当接して前記像担持体から被転写体にトナー像を転写する転写装置と、を具えた画像形成装置である。
請求項7に係る本発明は、前記転写装置と前記クリーニングブレードとの設置角度が、24度以上30度以下である、請求項6記載の画像形成装置である。
請求項8に係る本発明は、前記クリーニングブレードの前記転写装置への当接圧が、0.8gf/mm以上4.0gf/mm以下である、請求項6又は7記載の画像形成装置である。
請求項1に係る本発明よれば、ダイヤモンドライクカーボンから成る膜を直接基材表面に設けた場合に比べて、ダイヤモンドライクカーボンから成る膜が剥がれにくいクリーニングブレードが得られる。
請求項2に係る本発明よれば、請求項1の効果に加えてウレタン系ゴム、ポリイミド系ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴムから成る群から選ばれるいずれかである場合に適用可能となる。
請求項3に係る本発明よれば、請求項1又は2の効果に加えて、樹脂基材と被覆層の構成材料との混在領域を設けない場合と比べて被覆層が更に剥がれにくいクリーニングブレードが得られる。
請求項4に係る本発明よれば、請求項1から3いずれかの効果に加えて、被覆層の剥がれにくさと耐摩耗性が両立されたクリーニングブレードが得られる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1から4いずれかの効果に加えて、表面層のビッカース硬度が1500Hv未満である場合と比べて、耐摩耗性の高いクリーニングブレードが得られる。
請求項6に係る本発明によれば、ダイヤモンドライクカーボンから成る膜を直接基材表面に設けた場合に比べて、ダイヤモンドライクカーボンから成る膜が剥がれにくいクリーニングブレードを具えた、画像形成装置が得られる。
請求項7に係る本発明によれば、転写装置とクリーニングブレードとの設置角度が、24度未満又は30度より大きい場合よりも、請求項1から5いずれか記載のクリーニングブレードによって齎される効果がより顕著な、画像形成装置が得られる。
請求項8に係る本発明よれば、クリーニングブレードと転写装置の当接圧が0.8gf/mm未満又は4.0gf/mmより大きい場合よりも、請求項1から5いずれか記載のクリーニングブレードによって齎される効果がより顕著な、画像形成装置が得られる。
画像形成装置においては、像保持体や中間転写ベルト等に残留した現像剤を清掃するためにクリーニング装置が設けられている。このクリーニング装置の例として、基材としてポリウレタンゴム等の樹脂を用いた弾性を有するクリーニングブレードがある。
このようなクリーニングブレードは、被接触部材に角部(エッジ)が接触するよう設置され、摺擦によりエッジで現像剤を掻き落とすことで、クリーニング装置として機能する。
以下、本実施形態に係るクリーニングブレードについて説明する。本実施形態に係るクリーニングブレードは、ブレード基材とその表面を覆う被覆層と、を具えている。
ブレード基材は板状の樹脂基材から成り、ダイヤモンドライクカーボンを主成分とする被覆層によって、少なくとも一辺を覆うように被覆されている。この被覆された一辺は、画像形成装置内に設置される際に、クリーニング対象であるベルトと当接することになる部分に相当する。
被覆層で被覆されていないブレード基材単体は、従来型の弾性ブレードに相当し、この被覆層は、その硬さと低摩擦係数から、クリーニング対象との接触部における耐摩耗性及び低摩擦性を向上させるものである。すなわち、ブレード基材が直接ベルトと接する態様と比べて、ベルトとの摺動によって生じる摩耗への耐性が向上し、かつ、ベルトとの摩擦の軽減化が図られる。
耐摩耗性の向上はクリーニングブレードの長寿命化に寄与するものであり、低摩擦性の向上は、クリーニング性能の向上に寄与する。
ブレード基材を構成する樹脂基材としては、非金属製のクリーニングブレードとして一般的に用いられている各種弾性基材を採用可能であり、例えば、ポリウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴム等の、可撓性及び形状復元性を有することが知られている、いわゆるゴム材が挙げられる。
ゴム材の物性としては、JIS−Aの硬度70〜85程度であることが好ましい。
被覆層は、板状である樹脂基材の少なくとも一辺を覆うように形成されており、主としてダイヤモンドライクカーボン(DLC)膜から成るが、基材との界面側には、樹脂基材と被覆層との密着性をより強固にするための繋ぎ層を有している。
繋ぎ層は、被覆層の主成分であるDLCに加えて、アンカー材として窒化チタン、炭化チタン、炭窒化チタン、シリコンチタン、窒化クロム、炭化タングステン、炭化ケイ素、タングステンチタンの少なくともいずれかを含んでいる。
繋ぎ層を覆うことになるDLCから成る表面層は、その厚みを0.05μm以上0.3μm以下とすること好ましい。膜厚が厚くなる程、被覆膜が弾性変形する基材の動きに追従しきれず、膜剥がれが生じやすくなってしまう。また、膜厚が薄すぎると、ブレード材の表面の摩擦係数を低減させるという、DLC膜を設けることの目的である効果が十分に得られない。
被覆膜の形成方法としてはDLCを基材表面に成膜する方法として一般的な手法である、各種蒸着法(PVD:物理気相成長法、CVD:化学気相成長法)を用いることができる。
例えば、マイクロ波プラズマCVD法、直流プラズマCVD法、高周波プラズマCVD法、有磁場プラズマCVD法、イオンビーム・スパッタ法、イオンビーム蒸着法、反応性プラズマ・スパッタ法、アンバランスドマグネトロンスパッタ法等により形成される。
このとき用いることができる原料ガスは、含炭素ガスであり、例えば、メタン、エタン、プロパン、エチレン、ベンゼン、アセチレン等の炭化水素ガス、塩化メチレン、四塩化炭素、クロロホルム、トリクロルエタン等のハロゲン化炭素、メチルアルコール、エチルアルコール等のアルコール類、アセトン、ジフェニルケトン等のケトン類、一酸化炭素、二酸化炭素等のガス、及び、これらのガスにN2、H2、O2、H2O、Ar等を混合したものが挙げられる。
なお、各種蒸着法の中でも、アークプラズマ源を用いたイオンビーム蒸着法である、フィルター型カソーディック真空アーク(FCVA:Filtered Cathodic Vacuum Arc)方式を用いて、形成することが好ましい。
PVD法の一種であるFCVAでは、固体の炭素源から直接的に炭素を取り出すため、炭素源として炭化水素ガスを用いるプラズマCVD法等と比較し、水素含有量の少ないDLC膜が得られる。そのため、FCVA法によって形成されたDLC膜は、より耐摩耗性に優れ、かつ、摩擦係数が低い物性が得られる。
繋ぎ層は、炭素とアンカー材が一定の比率で分散した状態とするよりも、被覆層の成長方向(基材との界面側から表面層に向かう方向)に進むにつれて、アンカー材の割合が徐々に下がっていくように形成されていることが好ましい。なお、アンカー材の比率がゼロになって以降のアンカー材を含まない部分が、被覆層の表面層に相当し、ダイヤモンドライクカーボンから成る表面層のビッカース硬度は1500Hv以上となる。
従って、特に繋ぎ層については、FCVA方式を用いて形成することが好ましい。FCVA方式を用いることで、炭素源のガスと、各イオン源(チタン源・クロム源・タングステン源・ケイ素源)となるガスの混合比率の調整を精密に行いながら成膜することができる。
イオン源ガスを注入することにより、基材成分(窒素やケイ素)、あるいは、炭素と各イオンが結合することで、繋ぎ層の構成成分として上述した、窒化チタン、炭化チタン、炭窒化チタン、シリコンチタン、窒化クロム、炭化ケイ素、タングステンチタン、炭化タングステン、等が形成される。
ブレード基材の樹脂とDLC膜とでは、材質の違いに起因するモジュラス硬度の差がある。モジュラス硬度の差が大きい程、弾性変形を繰り返すことによる被覆層の剥がれやすさつながると考えられることから、ブレード基材と被覆層(繋ぎ層)との界面には、窒化チタンやシリコンチタン、炭窒化チタン、または、タングステンチタン、が形成されてブレード基材の樹脂成分(窒素やケイ素)とチタンやタングステンが混在した状態となっている混在領域が存在していることが好ましい。混在領域が存在することで、樹脂から被覆層にかけてのモジュラス硬度の段差が緩やかなものとなり、被覆層がブレード基材からより剥がれにくくなる。
[基材]
まず、まず、ポリカプロラクトンポリオール(ダイセル化学工業(株)製、プラクセル205、平均分子量529、水酸基価212KOHmg/g)およびポリカプロラクトンポリオール(ダイセル化学工業(株)製、プラクセル240、平均分子量4155、水酸基価27KOHmg/g)と、をポリオール成分のソフトセグメント材料として用いた。また、2つ以上のヒドロキシル基を含むアクリル樹脂(綜研化学社製、アクトフローUMB−2005B)をハードセグメント材料として用い、上記ソフトセグメント材料およびハードセグメント材料を8:2(質量比)の割合で混合した。
次に、このソフトセグメント材料とハードセグメント材料との混合物100部に対して、イソシアネート化合物として4,4'−ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン工業(株)製、ミリオネートMT)を6.26部加えて、窒素雰囲気下で70℃で3時間反応させた。尚、この反応で使用したイソシアネート化合物量は、反応系に含まれる水酸基に対するイソシアネート基の比(イソシアネート基/水酸基)が0.5となるよう選択したものである。
続いて、上記イソシアネート化合物を更に34.3部加え、窒素雰囲気下で70℃で3時間反応させて、プレポリマーを得た。尚、プレポリマーの使用に際して利用したイソシアネート化合物の全量は40.56部であった。
次に、このプレポリマーを100℃に昇温し、減圧下で1時間脱泡した。その後、プレポリマー100部に対して、1,4−ブタンジオールとトリメチロールプロパンとの混合物(質量比=60/40)を7.14部加え、3分間泡を巻きこまないよう混合し、基材形成用組成物を調製した。
次いで、140℃に金型を調整した遠心成形機に上記基材形成用組成物を流し込み、1時間硬化反応させた。次いで、110℃で24時間熟成加熱し、冷却した後切断して、長さ320mm、幅12mm、厚さ2mmのウレタンゴムである基材Aを得た。
[被覆層の形成]
被覆層としてのDLC膜は、FCVA方式により形成した。元素源として炭素のみを用いた場合は炭素のみから成る純粋なDLC膜となるが、本実施例においては、成膜処理の初期に、アンカー材としてのチタン源となるガスを炭素の気化ガスに混合することで、基材と繋ぎ層との界面に混在領域が存在する繋ぎ層を形成した。
繋ぎ層の組成について、X線光電子分光分析器で確認したところ、表面層の厚みは200nm、繋ぎ層の厚みは133nmであった。また、基材と被覆層との界面領域において、基材成分である窒素とチタン及び炭素とが混在しており、チタン及び窒素の原子数濃度のピークはそれぞれ、7%、2.5%であること、が確認された。
以上の様にして実施例1に係るクリーニングブレードを作製した。
基材をシリコーンゴムとし、チタン及びケイ素の原子数濃度のピークをそれぞれ、58%、30%となるようにした点以外は、実施例1と同様にして実施例2に係るクリーニングブレードを作製した。
繋ぎ層に基材成分由来の窒素が混在しないようにした(なお、繋ぎ層におけるチタンの原子数濃度のピークは10%であった)点以外は、実施例1と同様にして実施例3に係るクリーニングブレードを作製した。
比較例1
被覆層形成時にチタン源ガスを加えず、基材Aに直接DLC膜を成膜した点以外は、実施例1と同様にして、比較例1に係るクリーニングブレードを作製した。
比較例2
比較例2は、被覆層を形成していない基材Aをそのままブレードとして用いた。
[低密着性試験]
上記各実施例および比較例
上記の様にして得られた各実施例及び比較例に係るクリーニングブレードを、ポリイミド製ゴムを敷いたターンテーブルに当接させた状態で、ターンテーブルを規定回数回転させた後、ブレードの当接面側の端部からの被覆膜の剥がれ度合いを、電子顕微鏡を用いて確認した。ターンテーブルとクリーニングブレードとの設置角度は32°、当接圧は4.0gf/mmとした。
繋ぎ層を有する実施例1〜3の被覆膜の剥がれ量は、100回転後において、被覆層を有さない比較例1の半分以下であった。また、300回転後の剥がれ量について、実施例1と実施例3とを比較したところ、実施例1は実施例3の40%〜60程度であり、混在領域を形成することで、被覆層の剥がれがより低減されることが確認された。
また、このことから、各実施例に係るクリーニングブレードであれば、当接圧4.0gf/mm、かつ、設置角度32°であっても、良好に摺擦可能であることがわかる。
なお、被覆層を形成せず、基材Aをそのままブレードとして用いた比較例2では、クリーニングブレードとターンテーブルとの摩擦抵抗が強すぎることにより、クリーニングブレードが摺動せず、ターンテーブルを適切に回転させること自体が不可能であった。
[表面粗さRz6.0μmのベルトに対する実用性試験]
清掃対象であるベルトの表面粗さが大きくなるほど、小粒径トナーが凹部に陥没し、クリーニングブレードによる清掃性能が発揮されにくくなる。清掃性能を維持するために、一般的にはベルトに対するクリーニングブレードの設置角度を高くすることが行われているが、この設置角度を大きくするほど、クリーニングブレードがベルトとの摩擦によりベルト進行方向に巻き込まれてブレードが跳ねたり、ブレードメクレが生じてしまう。
このようにクリーニングブレードでは、実用上設置角度の上限が存在するため、実施例1に係るクリーニングブレードと従来型のクリーニングブレードに相当する比較例2とを比較し、実施例1の実用上の設置角度上限について検証した。
清掃対象となるベルトとしては、表面粗さRzが6.0μmのベルトを用いた。この表面粗さRzが6.0μmのベルトは、一般的な設置角度として知られている設置角度20°程度とした場合に、従来型クリーニングブレードである比較例2で十分なクリーニング性能を発揮できないベルトである。結果を表1に示す。
Figure 0006922184
比較例2では、設置角度が20°を超えるとブレードメクレが発生するのに対して、実施例1では、設置角度を34°まで上げてもブレードメクレは生じないことが分かった。
なお、表1には示していないが、比較例2では設置角度20°において、また、実施例1においては、設置角度30°から34°において、ブレード跳ねが生じることがあった。また、設置角度20°〜23°では、実施例1において清掃性能が若干低下した。
従って、実施例1の設置角度としては、24°から30°の範囲がより好ましいことがわかる。
以上で説明をしたように、本発明はクリーニングブレード及び画像形成装置に適用することができる。

Claims (10)

  1. 板状の樹脂基材と、
    前記樹脂基材の少なくともクリーニング対象と当接する部分を覆う被覆層であって、前記樹脂基材との界面側に形成され、ダイヤモンドライクカーボンと、窒化チタン、シリコンチタン、タングステンチタン、炭化チタン及び炭窒化チタンから成る群から選ばれる少なくとも一つとを含有する繋ぎ層と、前記繋ぎ層を覆いダイヤモンドライクカーボンからなる表面層と、を有する前記被覆層と、を備え、
    前記樹脂基材と前記被覆層との界面においては、前記樹脂基材及び前記被覆層の構成材料が混在した領域が形成されている、
    クリーニングブレード。
  2. 板状の樹脂基材と、
    前記樹脂基材の少なくともクリーニング対象と当接する部分を覆う被覆層であって、前記樹脂基材との界面側に形成され、ダイヤモンドライクカーボンと、窒化チタン、シリコンチタン、タングステンチタン、炭化チタン及び炭窒化チタンから成る群から選ばれる少なくとも一つとを含有する繋ぎ層と、前記繋ぎ層を覆いダイヤモンドライクカーボンからなる表面層と、を有する前記被覆層と、を具え、
    前記樹脂基材と前記被覆層との界面においては、前記樹脂基材の基材成分と前記被覆層の構成成分とが結合して前記樹脂基材及び前記被覆層の構成材料が混在した領域が形成されている
    クリーニングブレード。
  3. 前記樹脂基材と前記被覆層との界面においては、前記樹脂基材の基材成分と結合した窒化チタン及び前記樹脂基材の基材成分と結合したシリコンチタンのいずれかが混在した領域が形成されている請求項2記載のクリーニングブレード。
  4. 前記樹脂基材が、ウレタン系ゴム、ポリイミド系ゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、プロロピレンゴム、ブタジエンゴムから成る群から選ばれるいずれかである請求項1から3いずれかに記載のクリーニングブレード。
  5. 前記表面層の厚みが、0.05μm以上0.3μm以下である、請求項1から4いずれかに記載のクリーニングブレード。
  6. 前記表面層のビッカース硬度が、1500Hv以上である、請求項1から5いずれかに記載のクリーニングブレード。
  7. 板状の樹脂基材と、
    前記樹脂基材の少なくともクリーニング対象と当接する部分を覆う被覆層であって、前記樹脂基材との界面側に形成され、ダイヤモンドライクカーボンと、窒化チタン、シリコンチタン、タングステンチタン及び窒化クロムから成る群から選ばれる少なくとも一つとを含有する繋ぎ層と、前記繋ぎ層を覆いダイヤモンドライクカーボンからなる表面層と、を有する前記被覆層と、
    を具えたクリーニングブレード。
  8. 請求項1〜7のいずれか記載のクリーニングブレードと、
    前記クリーニングブレードによりクリーニングされる像担持体と、
    前記像担持体表面に当接して前記像担持体から被転写体にトナー像を転写する転写装置と、を具えた画像形成装置。
  9. 前記転写装置と前記クリーニングブレードとの設置角度が、24度以上30度以下である、請求項8記載の画像形成装置。
  10. 前記クリーニングブレードの前記転写装置への当接圧が、0.8gf/mm以上4.0gf/mm以下である、請求項8又は9記載の画像形成装置。
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