JPH0790553A - 摺動部品およびその製造方法 - Google Patents

摺動部品およびその製造方法

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JPH0790553A
JPH0790553A JP23955493A JP23955493A JPH0790553A JP H0790553 A JPH0790553 A JP H0790553A JP 23955493 A JP23955493 A JP 23955493A JP 23955493 A JP23955493 A JP 23955493A JP H0790553 A JPH0790553 A JP H0790553A
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JP
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dlc film
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Shojiro Miyake
正二郎 三宅
Kenji Yamamoto
賢二 山元
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基材とDLC膜との密着性を向上させるとと
もに、摩擦特性を向上させる。基材とDLC膜との熱膨
張率の差を混合層で吸収する。 【構成】 基材1の表面にDLC膜2が形成されている
摺動部品である。基材1とDLC膜2との界面部分に、
炭素原子3と注入原子4との混合層5を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、摺動部品およびその
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体、医療、宇宙機器などの各先端分
野において、真空雰囲気、活性および不活性ガス雰囲
気、クリーンルームなどのクリーン環境で使用される測
定器、製造装置、入出力機器などには、各種の摺動部品
が含まれている。このような摺動部品としては、たとえ
ば転がり軸受の軸受部品が知られている。転がり軸受に
おいても、使用時には軌道輪と転動体との間にすべりが
発生することは避けられない。ところで、上述したよう
なクリーンな環境で使用される摺動部品としては、使用
のさいの摩擦力が小さいことはもちろんのこと、特に発
塵量が微少であることが要求される。
【0003】従来、このような要求を満たした摺動部品
として、基材の表面に非晶質のダイアモンド状カーボン
(DLC)膜と称される硬質カーボン膜が形成されたも
のが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような硬質カーボ
ン膜は、各種PVD法や、各種CVD法により形成され
るが、DLC膜と基材との密着性は悪く、しかも摩擦特
性が劣るために、使用時に負荷が大きくなると摩擦力が
増大して剥離が生じるという問題があった。また、基材
とDLC膜との熱膨張率の差が大きいので、DLC膜形
成後にDLC膜に内部応力が発生し、剥離が生じるとい
う問題があった。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決した摺
動部品およびその製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による摺動部品
は、基材の表面に硬質カーボン膜が形成されている摺動
部品であって、基材と硬質カーボン膜との界面部分に、
炭素原子と注入原子との混合層が形成されているもので
ある。
【0007】この発明による摺動部品の製造方法は、基
材の表面に硬質カーボン膜が形成されている摺動部品を
製造する方法であって、硬質カーボン膜を形成した後、
イオン注入法によりイオンを注入し、これによって基材
と硬質カーボン膜との界面部分に、炭素原子と注入原子
との混合層を形成することを特徴とするものである。
【0008】この方法において、硬質カーボン膜はDL
C膜であり、その形成は、従来と同様に各種PVD法や
各種CVD法により行なわれる。
【0009】この発明による他の摺動部品の製造方法
は、基材の表面に硬質カーボン膜が形成されている摺動
部品を製造する方法であって、硬質カーボン膜を形成す
るのと同時に、イオン注入法によりイオンを注入し、こ
れによって基材と硬質カーボン膜との界面部分に、炭素
原子と注入原子との混合層を形成することを特徴とする
ものである。
【0010】この方法において、硬質カーボン膜はDL
C膜であり、その形成は、イオンプレーティング法また
は真空蒸着法により行なうのがよい。なぜならば、これ
らの方法は高真空中で実施することが可能となり、イオ
ンの注入と同時に行うことが簡単になるからである。
【0011】また、上記2つの方法において、不活性ガ
スのイオン注入のさいの加速電圧は10keV以上であ
るのがよい。なぜならば、10keV未満ではスパッタ
現象が起きて注入深さが大きくならないからであるが、
内部までの十分なイオン注入を考慮すると、この加速電
圧は特に好ましくは50keV以上である。
【0012】
【作用】基材と硬質カーボン膜との界面部分に、炭素原
子と注入原子との混合層が形成されていると、基材と硬
質カーボン膜との密着性が向上するとともに、摩擦特性
が向上する。また、基材と硬質カーボン膜との熱膨張率
の差が混合層で吸収される。
【0013】硬質カーボン膜を形成した後、イオン注入
法によりイオンを注入し、これによって基材と硬質カー
ボン膜との界面部分に、炭素原子と注入原子との混合層
を形成する方法、および硬質カーボン膜を形成するのと
同時に、イオン注入法によりイオンを注入し、これによ
って基材と硬質カーボン膜との界面部分に、炭素原子と
注入原子との混合層を形成する方法によれば、上述した
摺動部品を簡単に製造できる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を、図面を参照して
説明する。
【0015】図1はこの発明による摺動部品の一部分を
拡大して示す。
【0016】図1において、摺動部品は、たとえばステ
ンレス鋼からなる基材(1) の表面にDLC膜(2) が形成
され、基材(1) とDLC膜(2) との界面部分に、DLC
膜(2) を構成する炭素原子(3) と注入原子(4) との混合
層(5) が形成されたものである。なお、(6) は基材(1)
を構成する原子を示す。基材(1) の表面層において、D
LC膜(2) を構成する炭素原子(3) の一部、および注入
原子(4) は、基材(1)内に入り込んでいる。
【0017】図2は摺動部品を製造するのに用いられる
装置を示す。
【0018】図2に示す装置は基本的にはイオンプレー
ティング装置と同一であり、真空チャンバ(10)、電子ビ
ーム蒸発源(11)、イオン化部(12)および基材(1) を45
度傾斜した状態で支持する基材支持部材(13)を備えてい
る。また、真空チャンバ(10)に、基材支持部材(13)に取
付けられた基材(1) にイオンビームを照射するイオン加
速器(14)が設けられている。
【0019】このような装置を使用し、基材支持部材(1
3)を回転させることにより基材(1)を回転させながら、
蒸発源(11)から蒸発させたカーボンを基材(1) に蒸着さ
せるのと同時にイオン加速器(14)によりたとえば窒素イ
オンを注入し、DLC膜(2)を形成することによって摺
動部品が製造される。
【0020】また、図2に示す装置を使用する場合、蒸
発源(11)から蒸発させたカーボンを基材(1) に蒸着させ
た後イオン加速器(14)によりたとえば窒素イオンを注入
し、DLC膜(2) を形成することによっても摺動部品が
製造される。
【0021】図3は摺動部品を製造するのに用いられる
他の装置を示す。
【0022】図3に示す装置は基本的には真空蒸着装置
と同一であり、真空チャンバ(20)、蒸発源(21)および基
材(1) を45度傾斜した状態で支持する基材支持部材(2
2)を備えている。また、真空チャンバ(20)に、基材支持
部材(22)に取付けられた基材(1) にイオンビームを照射
するイオン加速器(23)が設けられている。
【0023】このような装置を使用し、基材支持部材(2
2)を回転させることにより基材(1)を回転させながら、
蒸発源(21)から蒸発させたカーボンを基材(1) に蒸着さ
せるのと同時にイオン加速器(23)によりたとえば窒素イ
オンを注入し、DLC膜(2)を形成することによって摺
動部品が製造される。
【0024】また、図3に示す装置を使用する場合、蒸
発源(21)から蒸発させたカーボンを基材(1) に蒸着させ
た後イオン加速器(23)によりたとえば窒素イオンを注入
し、DLC膜(2) を形成することによっても摺動部品が
製造される。
【0025】次に、この発明の具体的な実施例について
比較例とともに説明する。
【0026】実施例1 図2に示す装置を使用するとともに蒸発物質として黒鉛
を使用した。そして、Siウェハからなる基材(1) を基
材支持部材(13)に取付けておき、基材(1) を回転させな
がら蒸発源(11)から蒸発したカーボンを基材(1) に蒸着
させるのと同時にイオン加速器(14)により窒素イオンを
注入し、DLC幕(2) を形成した。成膜条件は、真空チ
ャンバ(10)内の真空度10-4Torr、時間10min、エ
ミッション電流100mA、バイアス電圧−1.0kV
である。なお、イオンプレーティング条件はフィラメン
ト電流14A、ボンバードメント電圧1kVであり、イ
オン注入条件は加速エネルギー150keV、ドーズ量
2.5E16ionsである。
【0027】実施例2 図2に示す装置を使用するとともに蒸発物質として黒鉛
を使用した。そして、Siウェハからなる基材(1) を基
材支持部材(13)に取付けておき、基材(1) を回転させな
がら蒸発源(11)から蒸発したカーボンを基材(1) 蒸着さ
せた後、イオン加速器(14)により窒素イオンを注入し、
DLC膜(2) を形成した。成膜条件は、真空チャンバ(1
0)内の真空度10-4Torr、時間10min、エミッショ
ン電流100mA、バイアス電圧−1.0kVである。
なお、イオンプレーティング条件はフィラメント電流1
4A、ボンバードメント電圧1kVであり、イオン注入
条件は加速エネルギー150keV、ドーズ量2.5E
16ionsである。
【0028】実施例3 図3に示す装置を使用するとともに蒸発物質として黒鉛
を使用した。そして、Siウェハからなる基材(1) を基
材支持部材(22)に取付けておき、基材(1) を回転させな
がら蒸発源(21)から蒸発したカーボンを基材(1) に蒸着
させるのと同時にイオン加速器(23)により窒素イオンを
注入し、DLC膜(2) を形成した。成膜条件は、真空チ
ャンバ(20)内の真空度10-4Torr、時間10min、エ
ミッション電流100mAである。なお、イオン注入条
件は加速エネルギー150keV、ドーズ量2.5E1
6ionsである。
【0029】実施例4 図3に示す装置を使用するとともに蒸発物質として黒鉛
を使用した。そして、Siウェハからなる基材(1) を基
材支持部材(22)に取付けておき、基材(1) を回転させな
がら蒸発源(21)から蒸発したカーボンを基材(1) に蒸着
させた後にイオン加速器(23)により窒素イオンを注入
し、DLC膜(2) を形成した。成膜条件は、真空チャン
バ(20)内の真空度10-4Torr、時間10min、エミッ
ション電流100mAである。なお、イオン注入条件は
加速エネルギー150keV、ドーズ量2.5E16i
onsである。
【0030】比較例1 図2に示す装置を使用するとともに蒸発物質として黒鉛
を使用した。そして、Siウェハからなる基材(1) を基
材支持部材(13)に取付けておき、基材(1) を回転させな
がら蒸発源(11)から蒸発したカーボンを基材(1) に蒸着
させてDLC幕(2) を形成した。成膜条件は、真空チャ
ンバ(10)内の真空度10-4Torr、時間10min、エミ
ッション電流100mA、バイアス電圧−1.0kVで
ある。なお、イオンプレーティング条件はフィラメント
電流14A、ボンバードメント電圧1kVである。
【0031】比較例2 図3に示す装置を使用するとともに蒸発物質として黒鉛
を使用した。そして、Siウェハからなる基材(1) を基
材支持部材(22)に取付けておき、基材(1) を回転させな
がら蒸発源(21)から蒸発したカーボンを基材(1) に蒸着
させてDLC膜(2) を形成した。成膜条件は、真空チャ
ンバ内の真空度10-4Torr、時間20min、エミッシ
ョン電流100mAである。
【0032】実施例1〜4および比較例1〜2で製造さ
れた摺動部品のDLC膜(2) の性能を評価するために、
ダイアモンド圧子による微振動スクラッチ試験を行な
い、負荷と摩擦力との関係を求めた。その結果を図4に
示す。
【0033】図4において、摩擦力が大きくなるという
ことは、使用時にDLC膜(2) の破壊が起こりやすくな
ることを表す。図4において、実施例1および2のDL
C膜(2) の性能が実施例3および4のDLC膜(2) の性
能よりも優れているのは、イオンプレーティング法によ
れば、蒸発原子をイオン化し、電気的に加速して基材に
衝突付着させることができるからであると考えられる。
【0034】実施例5および比較例3〜4 SUS440Cからそれぞれ図5および図6に示すよう
な第1および第2の2つの円筒状基材(30)(31)をつくっ
た。図5に示す第1基材(30)は、外径30mm、内径1
0mm、長さ10mmで、外周面の両端部に面取りが施
されている。図6に示す第2基材(31)は、外径30m
m、内径10mm、長さ10mmで、外周面の長さの中
央部に幅0.7mmの平坦面(31a) が形成され、その両
側は端部に向かって漸次縮径されている。そして、両基
材(30)(31)の外周面に上述した実施例1の場合と同様に
してDLC膜を形成した2つの摺動部品(実施例5)
と、両基材(30)(31)の外周面に上述した比較例1の場合
と同様にしてDLC膜を形成した2つの摺動部品(比較
例3)と、両基材(30)(31)の外周面にDLC膜を形成し
ていない2つの摺動部品(比較例4)とを用意し、2円
筒転がり−滑り試験機を使用して、図7に示すように、
実施例5および比較例3〜4の2つの摺動部品を相互に
接触させながら回転させた。第1基材(30)を用いた摺動
部品の回転数を600rpm、第2基材(31)を用いた摺
動部品の回転数を580rpmとし、滑り率を3.3%
として転がり−滑り試験を行ない、時間経過に伴う摩擦
トルクの変化と、発塵量とを調べた。実施例5および比
較例3〜4の摩擦トルクの変化を図8に示し、実施例5
の発塵量を図9に、比較例4の発塵量を図10にそれぞ
れ示す。
【0035】上記実施例では、注入イオンとして窒素が
挙げられているが、アルゴンなどの不活性ガスや、チタ
ン、炭素、ホウ素なども同様の効果が得られることはい
うまでもない。
【0036】
【発明の効果】この発明の摺動部品によれば、上述のよ
うに、従来のものに比べて基材と硬質カーボン膜との密
着性が向上するとともに、摩擦特性が向上するので、使
用時に負荷が大きくなっても摩擦力が増大せず、硬質カ
ーボン膜の剥離が防止される。また、基材と硬質カーボ
ン膜との熱膨張率の差が混合層で吸収されるので、硬質
カーボン膜形成後に硬質カーボン膜に内部応力が発生し
た場合にも、その剥離が防止される。
【0037】また、この発明の2つの方法によれば、上
述したような効果を有する摺動部品を簡単に製造するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による摺動部品の一部分を拡大して示
す図である。
【図2】摺動部品を製造する装置の概略構成を示す図で
ある。
【図3】摺動部品を製造する他の装置の概略構成を示す
図である。
【図4】実施例1〜4および比較例1〜2の摺動部品の
性能評価試験の結果を示し、負荷と摩擦力との関係を表
すグラフである。
【図5】実施例5および比較例3〜4の摺動部品に用い
る第1基材を示す部分縦断面図である。
【図6】実施例5および比較例3〜4の摺動部品に用い
る第2基材を示す部分縦断面図である。
【図7】実施例5および比較例3〜4の摺動部品の評価
試験方法を示す側面図である。
【図8】実施例5および比較例3〜4の摺動部品の時間
経過に伴う摩擦トルクの変化を示すグラフである。
【図9】実施例5の摺動部品の時間経過に伴う発塵量を
示すグラフである。
【図10】比較例4の摺動部品の時間経過に伴う発塵量
を示すグラフである。
【符号の説明】
1 基材 2 DLC膜(硬質カーボン膜) 3 炭素原子 4 注入原子 5 混合層 30 基材 31 基材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材の表面に硬質カーボン膜が形成され
    ている摺動部品であって、 基材と硬質カーボン膜との界面部分に、炭素原子と注入
    原子との混合層が形成されている摺動部品。
  2. 【請求項2】 基材の表面に硬質カーボン膜が形成され
    ている摺動部品を製造する方法であって、 硬質カーボン膜を形成した後、イオン注入法によりイオ
    ンを注入し、これによって基材と硬質カーボン膜との界
    面部分に、炭素原子と注入原子との混合層を形成するこ
    とを特徴とする摺動部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 基材の表面に硬質カーボン膜が形成され
    ている摺動部品を製造する方法であって、 硬質カーボン膜を形成するのと同時に、イオン注入法に
    よりイオンを注入し、これによって基材と硬質カーボン
    膜との界面部分に、炭素原子と注入原子との混合層を形
    成することを特徴とする摺動部品の製造方法。
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