JP6658861B2 - 回転機械 - Google Patents

回転機械 Download PDF

Info

Publication number
JP6658861B2
JP6658861B2 JP2018503046A JP2018503046A JP6658861B2 JP 6658861 B2 JP6658861 B2 JP 6658861B2 JP 2018503046 A JP2018503046 A JP 2018503046A JP 2018503046 A JP2018503046 A JP 2018503046A JP 6658861 B2 JP6658861 B2 JP 6658861B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
impeller
shaft
fastening
rotating shaft
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018503046A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2017150254A1 (ja
Inventor
拓也 小篠
拓也 小篠
良介 湯本
良介 湯本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Publication of JPWO2017150254A1 publication Critical patent/JPWO2017150254A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6658861B2 publication Critical patent/JP6658861B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/05Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/053Shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/05Shafts or bearings, or assemblies thereof, specially adapted for elastic fluid pumps
    • F04D29/056Bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/18Rotors
    • F04D29/20Mounting rotors on shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/263Rotors specially for elastic fluids mounting fan or blower rotors on shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/266Rotors specially for elastic fluids mounting compressor rotors on shafts
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/28Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/26Rotors specially for elastic fluids
    • F04D29/28Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/284Rotors specially for elastic fluids for centrifugal or helico-centrifugal pumps for radial-flow or helico-centrifugal pumps for compressors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04DNON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04D29/00Details, component parts, or accessories
    • F04D29/60Mounting; Assembling; Disassembling
    • F04D29/62Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps
    • F04D29/624Mounting; Assembling; Disassembling of radial or helico-centrifugal pumps especially adapted for elastic fluid pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/16Arrangement of bearings; Supporting or mounting bearings in casings
    • F01D25/162Bearing supports

Description

本開示は、回転するインペラを備えた回転機械に関するものである。
樹脂製のインペラを備えた回転機械が知られている。例えば、特許文献1に記載の回転機械では、インペラのハブ部にタービン軸を貫通し、このタービン軸の突出端にナットを螺合して締め付けることにより、インペラをタービン軸に取り付けている。
実開平1−158525号公報
しかしながら、従来の回転機械では、ナットで締結されるインペラが樹脂製である場合、時間の経過に伴ってインペラにクリープ変形が生じやすい。このため、仮に運転状況やナット締結力の大きさなどによって、インペラのクリープ変形が大きくなると、インペラを保持する締結力が低下して、インペラの回転が不安定となる可能性があった。
本開示は、樹脂製のインペラの回転を安定的に維持するのに好適な回転機械を説明する。
本開示の一態様は、回転する樹脂製のインペラと、インペラを貫通する回転軸と、回転軸に螺合する締結部と、を備え、回転軸は、インペラの内周面に対向する貫通軸部と、締結部に螺合される先端軸部と、締結部との間でインペラを挟持する締結受け部と、を備え、貫通軸部は、回転軸線に直交する断面の外形が、回転軸線を中心とした真円から外れた非円形部を備え、インペラは、非円形部に係合する連結部を備えている回転機械である。
本開示のいくつかの態様によれば、樹脂製のインペラの回転を安定的に維持するのに好適である。
図1は、本開示の実施形態に係る電動過給機の断面図である。 図2は、図1中の回転軸の先端側である一部分を拡大して示す断面図である。 図3は、図2のIII−III線に沿った断面図であり、回転軸に取り付けられたインペラを、回転軸線に直交する面で切断した断面図である。 図4は、回転軸に取り付けられるインペラを一部破断して示し、(a)図は分解斜視図、(b)図は組立図である。 図5は、本実施形態の変形例に係る回転軸、及び回転軸に取り付けられるインペラを一部破断して示し、(a)図は組み立てた状態を示す斜視図、(b)図は回転軸の一部分を示す斜視図、(c)図は、回転軸の非円形部とハブ部の非円周面部とを回転軸線に直交する断面で切断した端面図である。 図6は、第1の参考形態に係る回転軸の先端側の一部分を示す断面図である。 図7は、図6のVII−VII線に沿った断面の端面図である。 図8は、スリーブを示し、(a)図は側面図、(b)図は(a)図のb−b線に沿った断面図である。 図9は、第2の参考形態に係る回転軸の先端側の一部分を拡大して示す断面図である。 図10は、図9のX−X線に沿った断面の端面図である。
本開示の一態様は、回転する樹脂製のインペラと、インペラを貫通する回転軸と、回転軸に螺合する締結部と、を備え、回転軸は、インペラの内周面に対向する貫通軸部と、締結部に螺合される先端軸部と、締結部との間でインペラを挟持する締結受け部と、を備え、貫通軸部は、回転軸線に直交する断面の外形が、回転軸線を中心とした真円から外れた非円形部を備え、インペラは、非円形部に係合する連結部を備えている回転機械である。
本態様では、回転軸が回転すると、貫通軸部の非円形部とインペラの連結部とが係合し、回転力が伝達される。つまり、インペラは、締結部のみならず、互いに係合する非円形部及び連結部からも回転力を受けることができる。この非円形部と連結部との係合は、回転軸の回転方向で互いに係り合う関係であり、締結部の締結によって生じるクリープ変形の影響を受けづらい。その結果、樹脂製のインペラにクリープ変形が生じても、回転軸からの回転力は、非円形部と連結部とを介してインペラに伝達されるので、樹脂製のインペラが空転することを防止し、回転を安定的に維持するのに好適であり、長寿命化に有利である。
いくつかの態様において、非円形部には、真円から外れた複数の係止部が設けられており、複数の係止部は、回転軸の周方向に等間隔で配置されており、連結部には、複数の係止部のそれぞれに係合する複数の係止受け部が設けられており、複数の係止受け部は、回転軸の周方向に等間隔で配置されている回転機械とすることができる。複数の係止部、及び複数の係止受け部を回転軸の周方向に等間隔で配置することにより、回転体としてのアンバランス量の増加を低減し、回転の偏心による振れ回り量の増大を防止する。その結果、インペラの回転を安定的に維持するのに好適である。
いくつかの態様において、インペラは、貫通軸部を囲むハブ部と、ハブ部の外周に設けられ、回転軸の周方向に沿って交互に配置された複数の長羽根部、及び複数の短羽根部とを備え、貫通軸部は、非円形部よりも締結受け部側に設けられ、外周がハブ部に接する円柱状の主円形部を備え、主円形部は、少なくともハブ部の締結受け部側の端部から短羽根部を超える位置まで延在している回転機械とすることができる。ハブ部の短羽根部が設けられた部分には、回転軸の周方向で交互となるように長羽根部も設けられており、短羽根部と長羽根部とが交互に設けられた部分は、ハブ部の基幹部分とも言える。そして、本態様に係る主円形部によれば、より確実にハブ部の基幹部分を支持でき、インペラの安定した回転を維持する上で有利である。
いくつかの態様において、貫通軸部は、非円形部よりも締結受け部側に設けられ、外周がインペラの内周面に対向する円柱状の主円形部を備え、連結部は主円形部から離間している回転機械とすることができる。締結部でインペラを回転軸に取り付けた際、インペラは、締結部と締結受け部との間で挟持された状態になる。本態様では、連結部が主円形部から離間しているので、実質的に連結部が主円形部に係合することはなく、インペラの挟持状態が安定して維持される。
いくつかの態様において、インペラは、締結部に当接する端面を有し、端面は、先端軸部の貫通軸部側の根本部分から離間している回転機械とすることができる。締結部は、先端軸部に螺合してインペラの端面に当接することでインペラを挟持している。本態様では、インペラの端面が先端軸部の貫通軸部側の根本部分から離間しているので、インペラの端面に当接する締結部が実質的に貫通軸部の係合を受け難く、インペラの安定した回転を維持する上で有利である。
本開示の一態様は、樹脂製のインペラと、樹脂製のインペラを貫通する回転軸と、回転軸に螺合してインペラを締結する締結部と、を備え、回転軸は、インペラとの回転方向における係合によって回転力をインペラに伝達する、回転機械である。本態様では、回転軸が回転するとインペラに係合し、回転力が伝達される。つまり、インペラは、締結部による締結力のみならず、回転軸との係合によっても回転力を受けることができ、樹脂製のインペラの回転を安定的に維持するのに好適である。
以下、本開示の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図1を参照して、第1実施形態の電動過給機(回転機械)1について説明する。図1に示されるように、電動過給機1は、たとえば車両や船舶の内燃機関に適用されるものである。電動過給機1は、コンプレッサ7を備えている。電動過給機1は、ロータ部13およびステータ部14の相互作用によってコンプレッサインペラ8を回転させ、空気等の流体を圧縮し、圧縮空気を発生させる。
電動過給機1は、ハウジング2内で回転可能に支持された回転軸12と、回転軸12の先端側に取り付けられたコンプレッサインペラ8とを備える。ハウジング2は、ロータ部13およびステータ部14を収納するモータハウジング3、モータハウジング3の背面側(図1における右側)の開口を閉鎖する端壁4、及びモータハウジング3の前面側(図1における左側)に取り付けられ、且つコンプレッサインペラ8を収納するコンプレッサハウジング6を備えている。コンプレッサハウジング6は、吸入口9と、スクロール部10と、吐出口(図示省略)とを含んでいる。
コンプレッサインペラ8は、たとえば樹脂製または炭素繊維強化樹脂(以下、「CFRP」という。CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)製であり、これによって軽量化が図られている。
ロータ部13は、回転軸12に固定されており、回転軸12に取り付けられた1または複数の永久磁石(図示せず)を含む。ステータ部14は、ロータ部13を包囲するようにしてモータハウジング3の内面に固定されており、導線が巻回されてなるコイル部(図示せず)を含む。導線を通じてステータ部14のコイル部に交流電流が流されると、ロータ部13およびステータ部14の相互作用によって、回転軸12とコンプレッサインペラ8とが一体になって回転する。コンプレッサインペラ8が回転すると、コンプレッサインペラ8は、吸入口9を通じて外部の空気を吸入し、スクロール部10を通じて空気を圧縮し、吐出口から吐出する。吐出口から吐出された圧縮空気は、前述の内燃機関に供給される。
電動過給機1は、回転軸12を回転可能に支持する前後一対の玉軸受20A,20Bを備える。前側の玉軸受20Aは回転軸12の先端側から挿入(例えば、圧入)され、後側の玉軸受20Bは回転軸12の基端側から挿入(例えば、圧入)され、それぞれ、所定位置に取り付けられている。回転軸12は、一対の玉軸受20A,20Bにより、両持ちで支持されている。玉軸受20A,20Bは、例えば、グリース潤滑式のラジアル玉軸受である。より詳細には、玉軸受20A,20Bは、深溝玉軸受であってもよく、アンギュラ玉軸受であってもよい。なお、玉軸受20A,20Bは、回転軸12に圧入された内輪20aと、複数の玉20cを介して内輪20aに対して相対回転可能な外輪20bとを含んでいる。
回転軸12は、ロータ部13が設けられた主軸部21と、コンプレッサインペラ8が取り付けられたインペラ軸部22と、主軸部21とインペラ軸部22との間に設けられ、前側の玉軸受20Aの位置決め機能を果たす締結受け部25とを備えている。インペラ軸部22には、コンプレッサインペラ8を貫通する貫通軸部26と、コンプレッサインペラ8から突き出した雄ネジ部(先端軸部)27とを備えている。雄ネジ部27には、コンプレッサインペラ8を回転軸12に取り付けるための締結ナット(締結部)31が螺合する。コンプレッサインペラ8は、すきま嵌め、中間嵌め、または締り嵌め等により回転軸12に装着されており、更に、雄ネジ部27に螺合する締結ナット31の締め付けにより、玉軸受20Aを介して締結受け部25と締結ナット31との間で挟持され、回転軸12に取り付けられる。
貫通軸部26(図2参照)は、コンプレッサインペラ8のハブ部40の内周面44に対向する円柱状の主円形部26aと、主円形部26aよりも雄ネジ部27側に設けられた非円形部26bとを備えている。主円形部26aにおける回転軸線Sに直交する断面の外形(図3参照)は、回転軸線Sを中心とした仮想の真円Cに沿った円形になっている。一方で、非円形部26bにおける回転軸線Sに直交する断面の外形は、上述の仮想の真円Cから外れた非円形になっている。より詳細に説明すると、非円形部26b(図3参照)には、二面加工が施され、回転軸線Sを挟んで線対象となる位置に、互いに略平行となる一対の平面部26cが設けられている。平面部26cは、仮想の真円Cの一部を切り欠いたような外形となっている。一対の平面部26cは回転軸12の周方向Rに等間隔で配置された複数の係止部の一例である。
図2及び図4に示されるように、コンプレッサインペラ8は、貫通軸部26を囲むハブ部40と、ハブ部40に設けられた複数の長羽根部41、及び複数の短羽根部42とを備えている。複数の長羽根部41、及び複数の短羽根部42は、回転軸12の周方向Rに沿って交互に配置されている。ハブ部40から立ち上がる長羽根部41の根本と短羽根部42の根本とを比較した場合、長羽根部41の締結ナット31側の端部41aは、短羽根部42の締結ナット31側の端部42aよりも締結ナット31に近い位置となる。
なお、貫通軸部26の主円形部26aは、少なくともハブ部40の締結受け部25側の後端面(端部)45から短羽根部42を超える位置まで延在している(図1参照)。この短羽根部42を超える位置とは、主円形部26aの締結ナット31側の端部が、回転軸線Sに沿った方向Xにおいて、短羽根部42の締結ナット31側の端部42aよりも、雄ネジ部27に近い位置に配置されていることを意味する。これは、主円形部26aの締結ナット31側の端部が、回転軸線Sに沿った方向Xにおいて、端部42aと雄ネジ部27の間に位置することを含む。なお、本実施形態の主円形部26aは、ハブ部40の後端面45を超えて、締結受け部25まで延びており、図1では、主円形部26aの回転軸線Sに沿った方向Xの寸法範囲をDxで示している。
ハブ部40は、貫通軸部26が貫通する円筒部40aに対して一体的に設けられて回転軸12の径方向に広がる羽根基部40bを備え、円筒部40aから羽根基部40bにかけての連続する外周面43に、長羽根部41、及び短羽根部42が設けられている。また、ハブ部40は、回転軸12が挿通する内周面44、玉軸受20Aに接する後端面45、及び締結ナット31に当接する前端面46を備えている。ハブ部40の内周面44は、本実施形態におけるインペラの内周面の一例である。
内周面44には、貫通軸部26(回転軸12)の主円形部26aに対向する円周面部44aと、回転軸12の非円形部26bに対向する非円周面部(連結部)44bとが設けられている。非円周面部44bは、円周面部44aよりも前端面46側に形成されている。なお、非円周面部44bは、回転軸12の非円形部26bに係合しており、この係合とは、仮に両者の接触面に摩擦が発生しないとしても、非円周面部44bが非円形部26bに引っ掛かることで、非円形部26bの回転が非円周面部44bに伝達される構造を意味する。
非円周面部44b(図3参照)には、非円形部26bの平面部26cに接する平面受け部44cが設けられている。より詳細に説明すると、非円周面部44bには、回転軸線Sを挟んで線対象となる位置に、一対の平面部26cのそれぞれに対向する一対の平面受け部44cが設けられている。非円周面部44bにおける回転軸線Sに直交する断面の外形は、回転軸線Sを中心とした仮想の真円C(図3中の二点鎖線)に対し、内側に膨らんだ一対の直線部分を有する略小判状であり、この一対の直線部分が一対の平面受け部44cに相当する。一対の平面受け部44cは、一対の平面部26cに対応し、回転軸12の周方向Rに等間隔で配置された複数の係止受け部の一例である。
ハブ部40の後端面45が玉軸受20Aに接した状態において、ハブ部40の非円周面部44bは回転軸12の主円形部26aに対し、僅かな寸法daだけ離間している(図2参照)。つまり、玉軸受20Aに当接する位置までハブ部40を押し込む際、ハブ部40の非円周面部44bは回転軸12の主円形部26aとは干渉せず、ハブ部40の後端面45が玉軸受20Aまで達するのを邪魔しない。その結果、コンプレッサインペラ8を回転軸12に組み付ける際、コンプレッサインペラ8を奥まで(玉軸受20Aに当接する位置まで)押し込んで確実に設置できる。また、コンプレッサインペラ8を実際に回転させている状態においても、実質的にハブ部40の非円周面部44bが回転軸12の主円形部26aに干渉することなく、コンプレッサインペラ8の挟持状態が安定して維持される。
また、ハブ部40の前端面46は、雄ネジ部27の根本部分27aに対し、僅かな寸法dbだけ離間するように設計されている。雄ネジ部27の根本部分27aとは、貫通軸部26と雄ネジ部27との境界部分である。従って、締結ナット31を雄ネジ部27に螺合してコンプレッサインペラ8を締め付ける際、及び締め付けてコンプレッサインペラ8を取り付けた状態において、ハブ部40の前端面46は貫通軸部26から離間した状態を維持される。
締結ナット31は、雄ネジ部27に螺合してハブ部40の前端面46に当接し、コンプレッサインペラ8を押し込んでいる。その結果、締結ナット31は、玉軸受20Aを介し、締結受け部25との間でコンプレッサインペラ8を挟持している。なお、本実施形態では、締結ナット31と締結受け部25との間で、玉軸受20Aを介して間接的にコンプレッサインペラ8を挟持しているが、回転軸12を支持する軸受を別の場所に配置することにより、締結ナット31と締結受け部25との間で、直接的にコンプレッサインペラ8を挟持してもよい。また、締結ナット31と雄ネジ部27との螺合の向きは任意にすることができる。例えば、コンプレッサインペラ8の回転方向とは逆向きに螺子を形成し、螺合してもよい。コンプレッサインペラ8は、空気を送り出す運転時に、コンプレッサインペラ8の回転方向とは逆向きに流体力を受ける。したがって、例えば、回転方向に対して締結方向が逆向きになる螺子を形成すると、螺子が締まる方向にコンプレッサインペラ8への流体力が生じるため、インペラ締結力(保持力)の低下を防止することができる。
以上は基本例であるが、次に、回転軸12の非円形部26b及びハブ部40の非円周面部44bの変形例について、図5を参照して説明する。図5は、回転軸、及び回転軸に取り付けられるコンプレッサインペラを一部破断して示し、(a)図は組み立てた状態を示す斜視図、(b)図は回転軸の一部分を示す斜視図、(c)図は、回転軸の非円形部とハブ部の非円周面部との連結箇所を、回転軸線に直交する断面で切断した端面図である。
本変形例では、真円Cから外れた一対の平面部(係止部)26cが二組設けられており、各組の一対の平面部26cは回転軸線Sを挟んで線対象となるように配置されている。すなわち、本変形例では、計四箇所に平面部26cが設けられており、コンプレッサインペラ8のハブ部40には、四箇所の平面部26cに対応し、四箇所の平面受け部44cが設けられている。四箇所の平面部26c及び四箇所の平面受け部44cは、回転軸12の周方向Rに等間隔で配置されている。
次に、上述の基本例及び変形例を含む実施形態に係る電動過給機1の作用、効果について説明する。例えば、樹脂製のインペラをナットの締結によって回転軸に取り付けられた従来の態様では、運転状況によってはインペラに対して持続的に高圧の締結力(軸力)が作用し、金属製のインペラと比べて、クリープ変形(クリープ歪ともいう)が生じやすい。また、樹脂の種類にもよるが、例えば樹脂製の部材を締結した場合のクリープ変形は、時間の経過に伴って徐々に大きくなり、所定の時間を超えると急激に増加する。このようなクリープ変形が大きくなると、ナットに緩みが生じて締結力が弱まり、その結果、インペラが空転する可能性がある。つまり、インペラは、運転時に回転方向に対して逆方向に流体力を受け、回転軸との相対位置が回転方向または径方向にずれる可能性がある。その結果、場合によって回転が不安定になる可能性、つまり、回転体としてのアンバランス量が増加し、回転の偏心によって振れ回り量が大きくなる可能性もある。
ここで、本実施形態では、回転軸12が回転すると、貫通軸部26の非円形部26bとコンプレッサインペラ8は非円周面部44bとが係合し、回転力が伝達される。つまり、コンプレッサインペラ8は、締結ナット31のみならず、互いに係合する非円形部26b及び非円周面部からも回転力を受けることができる。この非円形部26bと非円周面部44bとの係合は、回転軸12の回転方向で互いに係り合う関係であり、例えば、コンプレッサインペラ8に対し、回転軸線Sに沿った方向Xに生じるクリープ変形の影響を受けづらい。その結果、樹脂製のコンプレッサインペラ8にクリープ変形が生じても、回転軸12からの回転力は、非円形部26b、及び非円周面部44bを介してコンプレッサインペラ8に伝達されるので、樹脂製のコンプレッサインペラ8が空転することを防止し、回転を安定的に維持するのに好適であり、長寿命化に有利である。
また、非円形部26bには、真円Cから外れた複数の平面部26cが設けられており、複数の平面部26cは、回転軸12の周方向Rに等間隔で配置されている。例えば、本実施形態では、図3に示されるように、回転角が180°となる等間隔の二箇所に平面部26cが形成されている。また、ハブ部40の非円周面部44bには、複数の平面部26cそれぞれに接する複数の平面受け部44cが設けられており、複数の平面受け部44cは、回転軸12の周方向Rに等間隔で配置されている。本実施形態では、図3に示されるように、例えば、回転角が180°となる等間隔の二箇所に平面受け部44cが形成されている。複数の平面部26c、及び複数の平面受け部44cを回転軸12の周方向Rに等間隔で配置することにより、回転体としてのアンバランス量の増加を低減し、回転の偏心による振れ回り量の増大を防止する。その結果、コンプレッサインペラ8の回転を安定的に維持するのに好適である。
また、回転軸12の貫通軸部26における主円形部26aは、少なくともハブ部40の後端面45から短羽根部42を超える位置まで延在している。ハブ部40の短羽根部42が設けられた部分には、回転軸12の周方向Rで交互となるように長羽根部41も設けられており、短羽根部42と長羽根部41との両方が交互に設けられた部分は、ハブ部40の基幹部分とも言える。本実施形態によれば、ハブ部40の基幹部分全体を円柱状の主円形部26aが支えることになる。その結果、主円形部26aによってハブ部40の基幹部分をより確実に支持でき、コンプレッサインペラ8の安定した回転を維持する上で有利である。
また、ハブ部40の非円周面部44bは、回転軸12の主円形部26aに対し、回転軸線Sに沿った方向Xにおいて離間するように設計されている。締結ナット31でコンプレッサインペラ8を回転軸12に取り付けた際、コンプレッサインペラ8は、締結ナット31と締結受け部25との間で挟持された状態になる。本実施形態では、非円周面部44bが主円形部26aから離間しているので、実質的に非円周面部44bが主円形部26aに干渉することはなく、コンプレッサインペラ8の挟持状態が安定して維持される。
また、ハブ部40は、締結ナット31に当接する前端面46を有し、前端面46は、雄ネジ部27の貫通軸部26側の根本部分27aから離間している。従って、締結ナット31を締め付ける際、及び締め付けてコンプレッサインペラ8を取り付けた状態において、前端面46に当接する締結ナット31が貫通軸部26から離間した状態を維持される。その結果、実質的に締結ナット31が貫通軸部26の干渉を受け難く、コンプレッサインペラ8の安定した回転を維持する上で有利である。またここで、ハブ部40の非円周面部44bと回転軸12の主円形部26aとの離間量は、コンプレッサインペラ8が運転時にクリープ変形を生じても、当接しない距離にすることができる。例えば、数mm程度、離間するようにしてもよい。
本発明は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。また、上述した実施形態に記載されている技術的事項を利用して、適宜に変形例を構成することも可能であり、後述の参考形態を適宜に組み合わせることも可能である。
例えば、回転軸の非円形部は、回転軸線を中心とした仮想の真円から外れ、少なくとも、インペラの連結部に接して回転力の伝達を受けることが可能であれば足りる。そのため、上述の実施形態及びその変形例に限定されず、回転軸線に直交する断面の形状が楕円形や多角形状、その他の不規則な形状でもよく、また、仮想の真円から外方に張り出したピン状の突起等を有する形状であってもよい。
また、本発明の構造は、樹脂製のインペラが締結部の締結により回転軸に取り付けられた、あらゆる回転機械に適用可能である。例えば、タービンを備えモータによって回転を補助するタイプの電動過給機に本発明を適用することもできるし、電動過給機以外の一般の過給機に適用することもできる。また、コンプレッサを備える回転機械に限られず、タービンによって発電を行う発電機に本発明を適用することもできる。
次に、図6、図7、及び図8を参照し、第1の参考形態に係る電動過給機(回転機械)1Aについて説明する。図6は、第1の参考形態に係る回転軸の先端側の一部分を示す断面図、図7は、図6のVII−VII線に沿った断面の端面図、図7はスリーブを示し、(a)図は側面図、(b)図は(a)図のb−b線に沿った断面図である。
上述したように、従来の回転機械では、ナットで回転軸に取り付けられるインペラが樹脂製であるため、金属製のインペラと比べて、時間の経過に伴ってインペラにクリープ変形が生じやすい。その結果、運転状況によっては、インペラが空転して、場合により、回転が不安定となる可能性があった。本参考形態に係る発明は、樹脂製のインペラの回転を安定的に維持するのに好適な回転機械を提供することを目的とする。
つまり、第1の参考形態は、流体を移送する電動過給機(回転機械)1Aであって、回転によって流体を移送する樹脂製のコンプレッサインペラ(インペラ)8と、コンプレッサインペラ8を貫通する回転軸12と、コンプレッサインペラ8と回転軸12との間に配置されたスリーブ50と、回転軸12に螺合し、且つスリーブ50の端部51に圧着、つまり圧力がかかった状態で当接する締結ナット(締結部)31と、を備えている。回転軸12は締結受け部25を備え、締結ナット(締結部)31は締結受け部25との間でスリーブ50を挟持する。
スリーブ50は、回転軸線Sに直交する断面の外形が、回転軸線Sを中心とした真円Cから外れた非円管部53を備え、非円管部53には、複数の孔部(係止受け部)53aが設けられている。また、コンプレッサインペラ8は、非円管部53に係合する非円周面部44dを備え、非円周面部44dには、複数の孔部53aに嵌合する複数の係止突部(係止部)44gが設けられている。本参考形態では、複数の孔部53a、及び複数の係止突部44gは、それぞれ回転軸12の周方向Rに沿って等間隔で形成されている。
以下、第1の参考形態について、より詳しく説明するが、第1の参考形態に係る電動過給機1Aは、上述の実施形態に係る電動過給機1と同様の要素や構造を備えている。従って、以下の説明では、相違点を中心に説明し、同様の要素や構造については、同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
電動過給機1A(図1、及び図6参照)は、上述の実施形態同様、ロータ部13およびステータ部14の相互作用によってコンプレッサインペラ8を回転させ、空気等の流体を圧縮し、圧縮空気を発生させる。電動過給機1Aは、ハウジング2内で回転可能に支持された回転軸12と、樹脂製のコンプレッサインペラ8に一体成形され、回転軸12に装着されたスリーブ50とを備える。
回転軸12は、主軸部21(図1参照)、インペラ軸部22、及び締結受け部25を備えている。インペラ軸部22は、スリーブ50に挿通された貫通軸部26と、スリーブ50から突き出した雄ネジ部(先端軸部)27とを備えている。雄ネジ部27には、締結ナット31が螺合する。雄ネジ部27に螺合した締結ナット31はスリーブ50に圧着、つまり圧力がかかった状態で当接する。その結果、スリーブ50は、玉軸受20Aを介して締結受け部25と締結ナット31との間で挟持され、回転軸12に取り付けられる。スリーブ50はコンプレッサインペラ8に一体成形されているので、スリーブ50を回転軸12に取り付けることにより、結果的にコンプレッサインペラ8も回転軸12に取り付けられる。
スリーブ50は、クリープ変形の影響を受け難い炭素鋼などの金属製であり、射出成型時に樹脂製のコンプレッサインペラ8に一体成形される。スリーブ50の両方の端部51,52は、フランジ状に張り出した肉厚部分であり、一方の端部51は締結ナット31に当接し、他方の端部52は、締結受け部25側である玉軸受20Aに当接する。また、スリーブ50は、コンプレッサインペラ8のハブ部40に内接する円筒状の円管部54と、非円管部53とを備えている。
円管部54における回転軸線Sに直交する断面の外形(図7参照)は、回転軸線Sを中心とした仮想の真円C(図7の破線参照)に沿った円形になっている。一方で、非円管部53における回転軸線Sに直交する断面の外形は、回転軸線Sを中心とした真円Cから外れている。より詳細には、非円管部53には、一対(複数)の孔部53aが設けられており、一対の孔部53aは回転軸線Sを挟んで線対象となる位置に設けられている。本実施形態に係る孔部53aは、円形を想定しているが、孔部53aは、円形に限定されず、他の形状、例えば回転軸線Sに沿った長孔や複数のスリットであってもよく、また、貫通孔に限定されず、有底孔であってもよい。また、孔部53aは複数に限定されず、単数でも良いが、複数の場合、回転軸12の周方向Rで等間隔に配置するのが望ましい。なお、本参考形態はスリーブ50に孔部53aを設ける形態であり、これに対し、例えば、スリーブに突起などを設けたり、スリーブの筒状の本体部分を複雑な形状にしたりするなどの特殊な形態も想定できる。しかしながら、本参考形態のようにスリーブ50に孔部53aを設ける場合、上記の特殊な形態に比べ、製造方法にもよるが、通常は加工性の向上に有利である。
コンプレッサインペラ8とスリーブ50とを一体成形する結果、コンプレッサインペラ8のハブ部40には、スリーブ50の孔部53aに嵌合する複数の係止突部44gが形成される。孔部53aに係止突部44gが嵌合するように接することにより、スリーブ50の回転に連動し、コンプレッサインペラ8が確実に回転することになる。
次に、本参考形態に係る電動過給機1Aの作用、効果について説明する。例えば、樹脂製のインペラを直接、ナットの締結によって回転軸に取り付けた従来の態様では、運転条件によっては、インペラに対して持続的に高圧の締結力が作用し、クリープ変形(クリープ歪ともいう)が生じる可能性がある。また、樹脂の種類にもよるが、例えば樹脂製の部材を締結した場合のクリープ変形は、時間の経過に伴って徐々に大きくなり、所定の時間を超えると急激に増加する。このようなクリープ変形が大きくなると、ナットに緩みが生じて締結力が弱まり、その結果、インペラが空転する可能性がある。つまり、インペラは、運転時に回転方向に対して逆方向に流体力を受け、回転軸との相対位置が回転方向または径方向にずれる可能性がある。その結果、場合によって回転が不安定になる可能性、つまり、回転体としてのアンバランス量が増加し、回転の偏心によって振れ回り量が大きくなる可能性もある。
ここで、本参考形態では、締結ナット31が樹脂製のコンプレッサインペラ8では無く、主としてスリーブ50の端部51に当接している。つまり、締結ナット31の締結により、スリーブ50が締結ナット31と締結受け部25との間で強固に挟持される。スリーブ50は金属製であるため、締結ナット31で強固に締め付けてもクリープ変形等への影響は、樹脂と比較して小さく、従って、回転軸12の回転力は安定してスリーブ50に伝達される。更に、スリーブ50の回転力は、スリーブ50の孔部53aとハブ部40の係止突部44gとが係り合うことにより、コンプレッサインペラ8に伝達される。また、孔部53aと係止突部44gとの係り合いもクリープ変形等の影響を受けづらい。つまり、本参考形態に係る電動過給機1Aによれば、樹脂製のコンプレッサインペラ8の回転を安定的に維持するのに好適であり、長寿命化に有利である。
なお、スリーブ50の孔部53aは、係止受け部の一例であるが、係止受け部は、回転軸線Sを中心とした真円Cから外れた外形を備えた部分であれば足り、ピン状の突起などであってもよい。また、ハブ部40の係止突部44gは、係止受け部に対応する係止部の一例であるが、スリーブ50の係止受け部がピン状の突起等である場合には、ピン状の突起等が嵌合する孔等であってもよい。
次に、図9、及び図10を参照し、第2の参考形態に係る電動過給機1Bについて説明する。図9は、第2の参考形態に係る回転軸の先端側の一部分を拡大して示す断面図、図10は、図9のX−X線に沿った断面の端面図である。
上述したように、従来の回転機械では、ナットで回転軸に取り付けられるインペラが樹脂製であるため、金属製のインペラと比べて、時間の経過に伴ってインペラにクリープ変形が生じやすい。その結果、運転状況によっては、インペラが空転して、場合により、回転が不安定となる可能性があった。本参考形態に係る発明は、樹脂製のインペラの回転を安定的に維持するのに好適な回転機械を提供することを目的とする。
つまり、第2の参考形態は、流体を移送する電動過給機(回転機械)1Bであって、回転によって流体を移送する樹脂製のコンプレッサインペラ(インペラ)8と、コンプレッサインペラ8を貫通する回転軸12と、回転軸12に螺合する締結ナット(締結部)31と、を備えている。回転軸12は、コンプレッサインペラ8の内周面44に対向する貫通軸部26と、締結ナット31に螺合される雄ネジ部(先端軸部)27と、締結ナット31との間でコンプレッサインペラ8を挟持する締結受け部25(図1参照)と、を備えている。
コンプレッサインペラ8は、貫通軸部26が貫通する円周面部44aと、雄ネジ部27が貫通し、且つ締結ナット31に当接している前端部48と、を備えている。雄ネジ部27の外径Lbは、貫通軸部26の外径Laよりも小さく、前端部48は、雄ネジ部27の縮径に対応し、円周面部44aに比べて回転軸線S側である内方に張り出している。
以下、第2の参考形態について、より詳しく説明するが、第2の参考形態に係る電動過給機1Bは、上述の実施形態に係る電動過給機1と同様の要素や構造を備えている。従って、以下の説明では、相違点を中心に説明し、同様の要素や構造については、同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
電動過給機1B(図1、及び図9参照)は、上述の実施形態同様、ロータ部13およびステータ部14の相互作用によってコンプレッサインペラ8を回転させ、空気等の流体を圧縮し、圧縮空気を発生させる。電動過給機1Bは、ハウジング2内で回転可能に支持された回転軸12と、樹脂製のコンプレッサインペラ8とを備える。
回転軸12は、主軸部21、インペラ軸部22、及び締結受け部25を備えている。インペラ軸部22は、貫通軸部26と、雄ネジ部(先端軸部)27とを備えている。雄ネジ部27の外径Lbは、貫通軸部26の外径Laよりも小さく、後述の締結力のばらつきを低減できる程度であればよい。例えば、貫通軸部26の外径Laに対する雄ネジ部27の外径Lbの比率は、3対2程度以下である。また、インペラ軸部22は、貫通軸部26と雄ネジ部27とを連絡するテーパ状の連結軸部28を備える。連結軸部28は、貫通軸部26と雄ネジ部27との間に設けられ、貫通軸部26から雄ネジ部27にかけて漸次縮径している。
コンプレッサインペラ8のハブ部40は、貫通軸部26が貫通する円周面部44aと、雄ネジ部27が貫通する前端部48と、を備えている。前端部48には、雄ネジ部27に螺合する締結ナット31が圧着、つまり圧力がかかった状態で当接する。また、前端部48は、円周面部44aに比べて、回転軸線S側である内方に張り出しており、更に、インペラ軸部22の連結軸部28に対応して、テーパ状の拡径孔部44hが設けられている。締結ナット31を締め付けてコンプレッサインペラ8を回転軸12に取り付けた状態において、拡径孔部44hは連結軸部28から離間している。
雄ネジ部27には、締結ナット31が螺合する。雄ネジ部27の外径Lbは、貫通軸部26の外径Laよりも小さい。つまり、本参考形態に係る締結ナット31は、貫通軸部26と同径の雄ねじ部に螺合する締結ナットに比べて小さいサイズを用いている。
次に、本参考形態に係る電動過給機1Bの作用、効果について説明する。例えば、樹脂製のインペラを直接、ナットの締結によって回転軸に取り付けた従来の態様では、運転条件によっては、インペラに対して持続的に高圧の締結力が作用し、クリープ変形(クリープ歪ともいう)が生じる可能性がある。また、樹脂の種類にもよるが、例えば樹脂製の部材を締結した場合のクリープ変形は、時間の経過に伴って徐々に大きくなり、所定の時間を超えると急激に増加する。このようなクリープ変形が大きくなると、ナットに緩みが生じて締結力が弱まり、その結果、インペラが空転する可能性がある。つまり、インペラは、運転時に回転方向に対して逆方向に流体力を受け、回転軸との相対位置が回転方向または径方向にずれる可能性がある。その結果、場合によって回転が不安定になる可能性、つまり、回転体としてのアンバランス量が増加し、回転の偏心によって振れ回り量が大きくなる可能性もある。
ここで、本参考形態に係る雄ネジ部27の外径Lbは、貫通軸部26の外径Laよりも小さくなっている。雄ネジ部27の小径化は、締結ナット31の小径化に有利となり、締結ナット31が小径化すれば発生軸力のばらつきが小さくなり、実質的にクリープ変形を抑えるのに有利に働く。具体的には、例えば、締結ナット31をトルクレンチなどの所定の工具を用いてトルク法で締結する場合、締結トルク値のばらつきは、所定の締結トルク値が小さくなると、相対的に大きくなる。このため、雄ネジ部27を小径化することで、所定の発生軸力に対して、相対的に締付トルク値を大きく設定することができ、締付トルク値のばらつきを低減して発生軸力のばらつきを小さくすることができる。一方で、回転軸全体を細く(小径化)して締結ナットを小型にしてしまうと、軸剛性が落ち、軸振動が大きくなってコンプレッサインペラ8の回転を安定的に維持するのに不向きとなる。つまり、本参考形態によれば、回転軸12の全体では無く、先端側の一部分である雄ネジ部27のみを縮径して、締結ナット31を小型にするので、軸剛性を維持しつつ、樹脂製のコンプレッサインペラ8の回転を安定的に維持するのに好適となる。
更に、雄ネジ部27が貫通する前端部48は、円周面部44aに比べて回転軸線S側である内方に張り出している。つまり、内方への張り出しが無い態様に比べ、小径化した締結ナット31がより大きな接触面積を確保して、前端部48(ハブ部40)に圧着、つまり圧力がかかった状態で当接することになる。その結果、締結ナット31と締結受け部25との間でコンプレッサインペラ8を強固に、且つ安定して挟持するのに有利である。
更に、本参考形態に係る回転軸12は、貫通軸部26と雄ネジ部27との間に連結軸部28を備え、コンプレッサインペラ8の前端部48には、連結軸部28に対応する拡径孔部44hが設けられ、拡径孔部44hは連結軸部28から離間している。この離間により、コンプレッサインペラ8を回転軸12に組み付ける際、前端部48が貫通軸部26に干渉することなく、コンプレッサインペラ8を奥まで(玉軸受20Aに当接する位置まで)押し込んで確実に設置できる。また、コンプレッサインペラ8を実際に回転させている状態においても、実質的にハブ部40の前端部48が回転軸12の貫通軸部26に干渉することなく、コンプレッサインペラ8の挟持状態が安定して維持される。またここで、ハブ部40の拡径孔部44hと回転軸12の連結軸部28との離間量は、コンプレッサインペラ8が運転時にクリープ変形を生じても、当接しない距離にすることができる。例えば、数mm程度、離間するようにしてもよい。
以上、第1の参考形態、及び第2の参考形態に付いて説明したが、これらの参考形態において説明を省略した技術内容は、矛盾の無い範囲において上述の実施形態と共通し、更に、上述の実施形態に記載されている技術的事項を利用して、適宜に変形例を構成することも可能である。
また、第1の参考形態、及び第2の参考形態に係る発明は、樹脂製のインペラが締結部の締結により回転軸に取り付けられた、あらゆる回転機械に適用可能である。例えば、タービンを備えモータによって回転を補助するタイプの電動過給機に本参考形態を適用することもできるし、電動過給機以外の一般の過給機に適用することもできる。また、コンプレッサを備える回転機械に限られず、タービンによって発電を行う発電機に本参考形態を適用することもできる。
1 電動過給機(回転機械)
8 コンプレッサインペラ
12 回転軸
25 締結受け部
26 貫通軸部
26a 主円形部
26b 非円形部
26c 平面部(係止部)
27 雄ネジ部(先端軸部)
27a 根本部分
31 締結ナット(締結部)
40 ハブ部
41 長羽根部
42 短羽根部
43 外周面(外周)
44 内周面(インペラの内周面)
44b 非円周面部(連結部)
44c 平面受け部(係止受け部)
46 前端面(端面)
S 回転軸線
C 真円
R 回転軸の周方向

Claims (4)

  1. 回転する樹脂製のインペラと、
    前記インペラを貫通する回転軸と、
    前記回転軸に螺合する締結部と、を備え、
    前記回転軸は、前記インペラの内周面に対向する貫通軸部と、前記貫通軸部から突出して前記締結部に螺合される先端軸部と、前記締結部との間で前記インペラを挟持する締結受け部と、を備え、
    前記貫通軸部は、回転軸線に直交する断面の外形が、前記回転軸線を中心とした真円から外れた非円形部を備え、
    前記インペラは、前記非円形部に係合する連結部を備えており、
    前記貫通軸部は、前記非円形部よりも前記締結受け部側に設けられ、外周が前記インペラの内周面に対向する円柱状の主円形部を備え、
    前記連結部は前記主円形部から離間しており、
    前記インペラは、前記貫通軸部を囲むハブ部と、前記ハブ部の外周に設けられ、前記回転軸の周方向に沿って交互に配置された複数の長羽根部、及び複数の短羽根部とを備え、
    前記貫通軸部は、前記非円形部よりも前記締結受け部側に設けられ、外周が前記ハブ部に接する円柱状の主円形部を備え、
    前記主円形部は、少なくとも前記ハブ部の前記締結受け部側の端部から前記短羽根部を超えると共に、前記長羽根部を超えない位置まで延在している、回転機械。
  2. 前記非円形部には、前記真円から外れた複数の係止部が設けられており、
    前記複数の係止部は、前記回転軸の周方向に等間隔で配置されており、
    前記連結部には、前記複数の係止部のそれぞれに係合する複数の係止受け部が設けられており、
    前記複数の係止受け部は、前記回転軸の周方向に等間隔で配置されている、請求項1記載の回転機械。
  3. 前記インペラは、前記貫通軸部を囲むハブ部と、前記ハブ部の外周に設けられ、前記回転軸の周方向に沿って交互に配置された複数の長羽根部、及び複数の短羽根部とを備え、
    前記貫通軸部は、前記非円形部よりも前記締結受け部側に設けられ、外周が前記ハブ部に接する円柱状の主円形部を備え、
    前記主円形部は、少なくとも前記ハブ部の前記締結受け部側の端部から前記短羽根部を超える位置まで延在している、請求項2記載の回転機械。
  4. 前記インペラは、前記締結部に当接する端面を有し、
    前記端面は、前記先端軸部の前記貫通軸部側の根本部分から離間している、請求項1〜3のいずれか一項記載の回転機械。
JP2018503046A 2016-03-03 2017-02-20 回転機械 Active JP6658861B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016041068 2016-03-03
JP2016041068 2016-03-03
PCT/JP2017/006184 WO2017150254A1 (ja) 2016-03-03 2017-02-20 回転機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2017150254A1 JPWO2017150254A1 (ja) 2018-12-20
JP6658861B2 true JP6658861B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=59743864

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018503046A Active JP6658861B2 (ja) 2016-03-03 2017-02-20 回転機械

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10975878B2 (ja)
JP (1) JP6658861B2 (ja)
CN (1) CN108700083B (ja)
DE (1) DE112017001096B4 (ja)
WO (1) WO2017150254A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019082170A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 ボーグワーナー インコーポレーテッド ポリマ圧縮機ホイール組立体
JP7241531B2 (ja) * 2018-12-25 2023-03-17 リンナイ株式会社 送風ファン
CN111329594B (zh) * 2020-02-20 2022-04-19 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 一种机械臂和医疗设备

Family Cites Families (33)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3061342A (en) 1961-01-24 1962-10-30 Allis Chalmers Mfg Co Locking and removal device for impellers
US3604819A (en) * 1969-10-14 1971-09-14 United States Steel Corp Impeller shaft assembly
US3670382A (en) * 1970-01-05 1972-06-20 Donald J Keehan Method for producing a reinforced resinous impeller and product
JPS49113205U (ja) 1973-01-24 1974-09-27
JPS52116707U (ja) 1976-03-02 1977-09-05
JPS62121900A (ja) 1985-11-20 1987-06-03 Toyota Motor Corp セラミツクタ−ボホイ−ルの製造方法
JPS63130696A (ja) 1986-11-20 1988-06-02 Nippon Steel Chem Co Ltd ピツチの水素化処理方法
JP2598636B2 (ja) 1987-01-26 1997-04-09 富士写真フイルム 株式会社 画像処理条件決定方法
JPH01158525A (ja) 1987-12-16 1989-06-21 Mitsubishi Electric Corp プリンタ制御装置
JPH01158525U (ja) 1988-04-15 1989-11-01
JPH02139334A (ja) 1988-11-18 1990-05-29 Nippon Tetra Pack Kk 風味保持用包装積層材とそれを用いた風味保持型包装容器
JPH0521200U (ja) 1991-09-02 1993-03-19 株式会社神戸製鋼所 遠心圧縮機用ロータ
JPH0579346A (ja) 1991-09-17 1993-03-30 Nissan Motor Co Ltd 樹脂製インペラの締結方法
DE4139293A1 (de) 1991-11-29 1993-06-03 Inst Verbundwerkstoffe Gmbh Faserkunststoffverbund-laufrad fuer eine radialstroemungsmaschine
JPH10311222A (ja) 1997-05-13 1998-11-24 Honda Motor Co Ltd ターボチャージャの製造方法
JPH1158525A (ja) 1997-08-22 1999-03-02 Jisaku Mayuzumi プラスチック接合具
JP2000291441A (ja) 1999-04-01 2000-10-17 Toyota Motor Corp ターボチャージャのインペラ
JP2002276594A (ja) 2001-03-15 2002-09-25 Sanko Gosei Ltd プロペラファン
GB0224721D0 (en) * 2002-10-24 2002-12-04 Holset Engineering Co Compressor wheel assembly
US20050191178A1 (en) * 2004-02-26 2005-09-01 A.O. Smith Corporation Assembly including an electric motor and a load
JP2005291152A (ja) 2004-04-02 2005-10-20 Komatsu Ltd コンプレッサインペラと駆動軸との結合構造、およびこの結合構造を備えた装置
JP2005330816A (ja) 2004-05-18 2005-12-02 Komatsu Ltd ターボ機械およびターボ機械のコンプレッサインペラ
EP2171283A4 (en) * 2007-02-14 2013-01-30 Borgwarner Inc COMPRESSOR HOUSING
JP2009209731A (ja) 2008-03-03 2009-09-17 Ihi Corp タービン軸の軸力測定方法及び過給機
JP2009228446A (ja) 2008-03-19 2009-10-08 Ihi Corp 過給機及びタービン軸のセンサ出力線収容方法
KR20100119565A (ko) * 2008-06-17 2010-11-09 가부시키가이샤 아이에이치아이 터보차저용 컴프레서 하우징
JP5892375B2 (ja) 2011-06-30 2016-03-23 日本電産株式会社 動圧軸受装置およびファン
IN2015DN00342A (ja) * 2012-06-25 2015-06-12 Borgwarner Inc
DE102013213023A1 (de) * 2013-07-03 2015-01-08 Continental Automotive Gmbh Läufer für eine Turboladereinrichtung, Turboladereinrichtung mit einem Läufer und Welle für einen solchen Läufer
JP6159418B2 (ja) * 2013-12-11 2017-07-05 三菱重工業株式会社 回転体及び該回転体の製造方法
WO2016006357A1 (ja) * 2014-07-09 2016-01-14 日立オートモティブシステムズ株式会社 ウォータポンプ及び該ウォータポンプの組立方法
JP6208704B2 (ja) * 2015-03-17 2017-10-04 三菱重工業株式会社 羽根車の製造方法
WO2016162912A1 (ja) 2015-04-06 2016-10-13 三菱電機株式会社 スクロール圧縮機

Also Published As

Publication number Publication date
CN108700083B (zh) 2020-06-02
JPWO2017150254A1 (ja) 2018-12-20
US20190055953A1 (en) 2019-02-21
WO2017150254A1 (ja) 2017-09-08
US10975878B2 (en) 2021-04-13
DE112017001096T5 (de) 2018-12-06
DE112017001096B4 (de) 2024-03-14
CN108700083A (zh) 2018-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6189021B2 (ja) インペラ回転体および回転体
JP6658861B2 (ja) 回転機械
JP6639264B2 (ja) コンプレッサインペラ固定用ナット、インペラ組立体及び過給機
US7455508B2 (en) Scroll type fluid machine having counter weight provided on driving bush and sub weight radially protruding from rotary shaft
KR101941283B1 (ko) 연료펌프
JP2005106029A (ja) 回転軸
KR101277380B1 (ko) 진공 펌프
WO2016129039A1 (ja) 過給機
JP7010309B2 (ja) 回転電機のロータ及び回転電機
TWI565879B (zh) Friction hub with fan
JP2005076684A (ja) 電磁クラッチ
US10539146B2 (en) Centrifugal pump
WO2018043338A1 (ja) 回転機械
JP7222289B2 (ja) 軸部材の結合構造及び流体機械
JP6334302B2 (ja) 締結用治具及び回転体の製造方法
JPH1162875A (ja) キャンドモータポンプ
JPH11294382A (ja) 送風機
EP1921318A1 (en) Uniaxial eccentric screw pump
US20240026897A1 (en) Turbo fan
JP5810686B2 (ja) ターボチャージャ
JP2008017618A (ja) モータおよび当該モータを用いた電動式燃料ポンプ
KR940006866B1 (ko) 유체 압축기 및 그 조립방법
JP2004060872A (ja) 回転体のボスおよび回転体のボスに挿入されるシャフト
JP2003065290A (ja) 羽根車の取り付け構造およびこの構造を用いた過給機
JP5973539B2 (ja) ファン用プレスハブ

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A527

Effective date: 20180822

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6658861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151