JP2005076684A - 電磁クラッチ - Google Patents

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啓一 一ノ瀬
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勇 白井
Shigeru Ito
茂 伊藤
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Abstract

【課題】連結部とバネ部とを一体に形成して部品点数を少なくし、また、アーマチュア板をロータに対して均一に対向配置することができる電磁クラッチを提供する。
【解決手段】電磁コイル14を備えたロータ10と、ロータ10に脱着自在のアーマチュア板20と、回転シャフト3に連結された回転自在の連結部31と、アーマチュア板20の回転力を連結部31に伝達するバネ部33とを備え、電磁コイル14への通電及び非通電によりアーマチュア板20を脱着させる電磁クラッチ1において、連結部32とバネ部33は弾性材で一体に形成されている。これにより、回転シャフト3とアーマチュア板20を連結する部品点数が少なくなるし、また、アーマチュア板20の配置精度を確保する部品も少なくて済む。
【選択図】 図2

Description

本発明は、エンジン等の外部駆動源の回転力を圧縮機等の駆動機器に断続的に伝達する電磁クラッチに関するものである。
従来、この種の電磁クラッチとして、例えば特開平11−63021号公報に記載されたものが知られている。
この公報に記載された電磁クラッチは、外部駆動源により回転され電磁コイルを備えたロータと、ロータに脱着自在のアーマチュア板と、主軸に連結された連結部材と、アーマチュア板と連結部材を連結する板バネとを有する構造となっている。
また、この電磁クラッチにおいて、電磁コイルに通電されていないときは板バネの弾発力によりアーマチュア板がロータから離隔するよう付勢され、ロータの回転力がアーマチュアに伝達されることがない。一方、電磁コイルに通電されたときはアーマチュア板が板バネの弾発力に抗してロータに吸着され、ロータとアーマチュア板が結合される。この両者の結合に伴う摩擦力により、ロータの回転力がアーマチュア板に伝達され、次いで、アーマチュア板の回転力が板バネを介して連結部材に伝達され、そして、連結部材の回転力が主軸に伝達される。
ここで、外部駆動源が自動車のエンジンであり、また、主軸が圧縮機の回転シャフトとなっているときは、電磁クラッチの断続的な接続により、圧縮機が断続的に運転される。
特開平11−63021号公報
ところで、アーマチュア板に伝達した回転力は連結部材及び板バネを介して主軸に伝達されるが、これらが2部品で構成されているため、部品点数が増大するという問題点を有していた。
また、アーマチュア板とロータが確実に結合するよう両者を均一に対向させる必要がある。このため、アーマチュア板を支持する連結部材及び板バネは、両者とも製造精度はもとより、その組み付け精度も高いものが要求されていた。
本発明の目的は前記従来の問題点に鑑み、連結部とバネ部とを一体に形成して部品点数を少なくし、また、アーマチュア板をロータに対して均一に対向配置することが容易な電磁クラッチを提供することにある。
本発明は前記課題を解決するため、請求項1の発明は、電磁コイルを備えたロータと、ロータに脱着自在のアーマチュア板と、主軸に連結された回転自在の連結部と、アーマチュア板の回転力を連結部に伝達するバネ部とを備え、電磁コイルへの通電及び非通電によりアーマチュア板を脱着させる電磁クラッチにおいて、連結部とバネ部は弾性材で一体に形成されている。
請求項1の発明によれば、連結部とバネ部が弾性材で一体形成されているから、主軸とアーマチュア板を連結する部品点数が少なくなるし、また、アーマチュア板の配置精度を確保する部品が少なくなる。
なお、連結部及びバネ部を樹脂成形するときは、連結部及びバネ部の製造が簡単になるし、また、精度も容易に得ることができる(請求項2)。また、樹脂として熱硬化性樹脂を用いるときは、耐熱性に優れたものとなる(請求項3)。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3の電磁クラッチにおいて、バネ部の厚さ寸法は連結部の厚さ寸法より小さくなっており、弾性変形がバネ部で発生するよう構成されている。
請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4の電磁クラッチにおいて、連結部は金属等の硬性材料で形成された介装部材を介して主軸に連結された構造となっている。これにより、主軸と連結部が強度に連結され、かつ、耐摩耗性が向上している。
請求項7の発明は、請求項5の電磁クラッチにおいて、連結部と介装部材は互いに嵌め合い可能な一又は2以上の凹凸係合部で係合しており、連結部と介装部材との間で相対的なズレが発生せず、連結部から介装部材を介して主軸に確実に動力を伝達することができる。
なお、バネ部の延在方向はアーマチュア板の回転方向と鈍角、鋭角又は直交の何れであってもよい(請求項8、請求項10)。また、バネ部とアーマチュア板をリベットによりかしめて固定するようにしてもよい(請求項9)。更に、バネ部に金属等の硬性材料で形成された他の介装部材を介装し、他の介装部材を介してバネ部をアーマチュア板に連結するようにしてもよい(請求項12)。
本発明によれば、連結部とバネ部が弾性材で一体形成されているから、主軸とアーマチュア板が一つの部品で連結されるし、また、アーマチュア板の配置精度が向上し、更には製造コストが割安となる。なお、連結部及びバネ部を樹脂成形するときは、連結部及びバネ部の製造が簡単になるし、また、精度も容易に得ることができる。また、樹脂として熱硬化性樹脂を用いるときは、耐熱性に優れたものとなる。
図1乃至図3は本発明に係る電磁クラッチの第1実施形態を示すもので、図1は電磁クラッチの正面図、図2は図1のA−A線矢印方向の電磁クラッチの断面図、図3はバネ部とアーマチュア板の連結状態を示す電磁クラッチの要部拡大断面図である。
本実施形態に係る電磁クラッチ1は圧縮機2に使用されるもので、圧縮機2の回転シャフト3(主軸)への回転力を断続的に伝達する機能を有している。また、回転シャフト3の先端は後述する動力伝達部材30に螺着され、かつ、回転シャフト3の先端が図示しないナットにより締結されている。このように構成することにより、ロータ10の回転力が後述するように動力伝達部材30を通じて回転シャフト3に伝達される。
電磁クラッチ1は環状のロータ10、アーマチュア板20と、動力伝達部材30とを有している。
ロータ10は、内輪11と、外輪12と、内輪11及び外輪12の前端を連結する前面プレート13とからなり、内輪11と外輪12との間に電磁コイル14が介在されている。電磁コイル14に通電するときはロータ10全体が電磁石となりアーマチュア板20を吸着するようになっている。
ロータ10の外輪12に形成されたベルト掛け溝12aには外部駆動源、例えば図示しない自動車エンジンの回転力が伝達されたベルトが巻き付けられている。また、内輪11の内側には圧縮機2のフロントハウジング4が貫通している。フロントハウジング4と内輪11との間に玉軸受け5が介装されている。このように構成することにより、エンジンの回転力がロータ10に伝達され、ロータ10がフロントハウジング4を中心に回転することとなる。
アーマチュア板20は磁性体材料、例えば鉄系の材料で形成されている。また、アーマチュア板20は環状に形成され、ロータ10の前面プレート13と間隔をおいて対向配置されている。
動力伝達部材30は、回転シャフト3に螺着された介装部材31と、介装部材31に係止された連結部32と、連結部32から延在されたバネ部33と、バネ部33をアーマチュア板20に連結するリベット34と、連結部32の振動を抑制する防振ゴム35とを有している。
介装部材31は金属等の硬性材料で形成されている。また、介装部材31は、図1及び図2に示すように、軸方向にボス部311が延在されており、ボス部311に回転シャフト3の先端が連結している。また、ボス部311の先端にはフランジ部312が延在されている。フランジ部312の外面の一部には図1に示すように軸方向に延びる係止溝313が形成されている。
連結部32はバネ部33と弾性を有する熱硬化性樹脂で一体成形されたものである。連結部32は板状に形成されており、周方向に等間隔で外方向に延びる腕部321を有している。腕部321には防振ゴム35が嵌め込まれている。連結部32の中央の貫通穴322には介装部材31がインサート成形で一体に嵌め込まれている。貫通穴322の内面には係止溝313に係止された係止突起323が形成されている。係止溝313及び係止突起323により、連結部32と介装部材31との間でズレが生じないようにしている。
バネ部33は連結部32の各腕部321から延在された板バネである。バネ部33の厚さ寸法は、図3に示すように、連結部32の厚さ寸法よりも小さく形成されており、バネ部33が容易に弾性変形できるようになっている。バネ部33の先端側にはリベット34がインサート成形で嵌め込まれている。このリベット34はアーマチュア板20に貫通し、アーマチュア板20の裏面にかしめて固定されている。
また、バネ部33の延在方向(B−B線)がアーマチュア板20の回転方向(図1の2点鎖線矢印a1)に対して斜めに交叉するよう設計されている。即ち、図1に示すように、バネ部33の延在方向(B−B線)とアーマチュア板20の外周と交わる点における接線(1点鎖線L1)とが鈍角θ1となっている。なお、アーマチュア板20が逆方向(図1の2点鎖線矢印a2)のときは、接線(1点鎖線L1)に対して鋭角θ2となる。
本実施形態によれば、電磁コイル14に通電されていないときは、バネ部33の付勢力によりロータ10とアーマチュア板20は離隔しており、ロータ10の回転力がアーマチュア板20に伝達されることがない。
電磁コイル14に通電されたときはロータ10が電磁石となる。これにより、ロータ10に起磁力が発生するため、バネ部33の付勢力に抗してアーマチュア板20がロータ10の前面プレート13に吸着され、ロータ10とアーマチュア板20が結合する。両者の結合により、ロータ10の回転力がアーマチュア板20に伝達され、この回転力がバネ部33、連結部32、介装部材31、回転シャフト3と順次伝達され、回転シャフト3が回転する。この回転シャフト3の回転力により圧縮機2が冷媒の吸入・圧縮作用を発揮する。
本実施形態に係る電磁クラッチ1は、連結部32とバネ部33が弾性材で一体形成されているから、従来2部品であったものが一部品となり、部品点数が少なくなっているし、また、アーマチュア板20の配置精度も高くなり、アーマチュア板20をロータ10に対して均一にかつ適正間隔で対向配置することができる。
また、連結部32及びバネ部33が樹脂成形されているため、電磁クラッチ1が軽量となるし、また、熱硬化性樹脂となっているため、耐熱性に優れたものとなっている。
更に、バネ部33の厚さ寸法が連結部32の厚さ寸法より小さくなっており、弾性変形がバネ部33で発生する。従って、連結部32の弾性変形が抑制され、介装部材31との連結強度が低下することがない。
更にまた、介装部材31が金属等の硬性材料で形成されているため、回転シャフト3と連結部32との連結強度が低下することがないし、また、回転シャフト3に対する耐摩耗性が向上している。
更にまた、連結部32と介装部材31は係止溝311と係止突起323によって係合しているため、連結部32と介装部材31との間で相対的なズレが発生せず、ロータ10の回転力を回転シャフト3に確実に伝達することができる。
図4乃至図6は本発明に係る電磁クラッチの第2実施形態を示すものである。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で表し、その説明を省略する。本実施形態は連結部材40を改良している。
即ち、連結部材40の介装部材41の外周面には前記第1実施形態と同様に形成された係止溝411が形成されている。係止溝411は介装部材41の周方向に等間隔で6個形成されている。また、前記第1実施形態と同様に連結部42の貫通穴422の内周面には、各係止溝411に対応するよう同じく係止突起423が6個形成されている。これにより、介装部材41と回転シャフト3との連結強度が更に向上する。
バネ部43は連結部42の腕部421から前記第1実施形態と同様にアーマチュア板20の周縁に向かって延在されている。即ち、図4に示すように、バネ部43の延在方向(D−D線)とアーマチュア板20の外周と交わる点における接線(1点鎖線L2)とが斜めに交叉するよう設計されている。また、図6に示すように、バネ部43の厚さ寸法は連結部42の厚さ寸法より小さく、また、バネ部43の腕部421側から先端に向かうに従って徐々に小さくなるよう形成されている。また、バネ部43の先端には前記第1実施形態と同様にリベット44がインサート成形で嵌め込まれている。リベット44の軸部分がアーマチュア板20を貫通し、アーマチュア板20の裏面にかしめられている。なお、連結部42及びバネ部43は前記第1実施形態と同様に熱硬化樹脂で一体に形成されている。
本実施形態によれば、係止溝411と連結部423を複数有しているため、連結部42と介装部材41の間で発生するズレが完全に防止される。また、バネ部43が連結部42側からアーマチュア板20に向かって徐々に薄くなるよう形成されているため、バネ部43が撓む際に発生する応力が厚さ寸法の大きい連結部42寄りとなり、バネ部43の寿命が長くなる。なお、その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様である。
図7及び図8は本発明に係る電磁クラッチの第3実施形態を示すものである。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で表し、その説明を省略する。本実施形態は連結部材50を改良している。
連結部材50の介装部材51は平面三角形状に形成されたブロックであり、連結部52にインサート成形で嵌め込まれている。介装部材51には図示しない回転シャフトが螺合するボス部511が形成されている。
連結部52は平面略正6角形状を呈した厚肉のプレートであり、介装部材51に連結されている。
バネ部53は、径方向に延在された放射状弾性片531と、環状に形成された環状弾性片532とから構成されている。各放射状弾性片531は連結部52の6箇所のコーナ部分から径方向に延在され、先端が環状弾性片532に連結されている。環状弾性片532はアーマチュア板20の外周縁に沿って延在されている。
各放射状弾性片531の延在方向(E−E線)とアーマチュア板20の外周と交わる点における接線(1点鎖線L3)とが直交するよう設計されている。また、図8に示すように、放射状弾性片531の厚さ寸法は連結部52の厚さ寸法より小さく、また、放射状弾性片531の連結部52側から先端に向かうに従って徐々に小さくなるよう形成されている。
環状弾性片532と各放射状弾性片531との連結部位にはリベット54と防振ゴム55とが交互に配置されている。リベット54が貫通する環状弾性片532には硬性を有する金属製の補強リング56がインサート成型されている。リベット54は補強リング56を介してアーマチュア板20にかしめて固定され、これにより、環状弾性片532がアーマチュア板20に連結されている。
なお、連結部52とバネ部53は前記第1実施形態と同様に熱硬化性樹脂にて一体に形成されている。
本実施形態によれば、各放射状弾性片531の先端側は環状弾性片532で互いに一体となり、また、各放射状弾性片531の基部側は連結部42で互いに一体となっている。従って、各放射状弾性片531の形状、大きさ等の誤差により、各放射状弾性片531の弾性力に多少差異があったとしても、バネ部53全体の弾発力が均一化され、アーマチュア板20全体を均一に付勢することができる。
また、リベット54とアーマチュア板20を金属製の補強リング56を介して連結しているため、バネ部53に応力が集中することがなく、バネ部53の破損を防止できる。なお、その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様である。
図9及び図10は本発明に係る電磁クラッチの第4実施形態を示すものである。なお、前記第1実施形態と同一構成部分は同一符号で表し、その説明を省略する。本実施形態は連結部材60を改良している。
連結部材60の介装部材61は平面三角形状に形成されたブロックであり、連結部62にインサート成形で嵌め込まれている。介装部材61には図示しない回転シャフトが螺合するボス部611が形成されている。
連結部62は平面略円形状を呈した厚肉のプレートであり、介装部材61に連結されている。
バネ部63は、径方向に延在された放射状弾性片631と、環状に形成された環状弾性片632とから構成されている。各放射状弾性片631は連結部52の3箇所から径方向に延在され、先端が環状弾性片632に連結されている。環状弾性片632はアーマチュア板20の外周縁に沿って延在されている。
各放射状弾性片631の延在方向(1点鎖線G)とアーマチュア板20の外周と交わる点における接線(1点鎖線L4)とが直交するよう設計されている。また、図10に示すように、放射状弾性片631の厚さ寸法は連結部62の厚さ寸法より小さくなっている。また、前記第3実施形態と同様に、放射状弾性片631の厚さ寸法は連結部62側から先端に向かうに従って徐々に小さくなるよう形成されている。
環状弾性片632と各放射状弾性片631との連結部位には防振ゴム65が配置されている。環状弾性片632とアーマチュア板20とを連結するリベット64を有している。リベット64は環状弾性片632に等間隔で3箇所に配置されている。また、各リベット64は前記第3実施形態と同様に、金属製の補強リング66を介してアーマチュア板20にかしめて固定されている。
なお、連結部62とバネ部63は前記第1実施形態と同様に熱硬化性樹脂にて一体に形成されている。
本実施形態によれば、バネ部63において連結部62側からアーマチュア板20との結合部(リベット64)までの道のりが長くなっているため、弾発力が増大し、アーマチュア板20とロータ10との脱着を確実に行なうことができる。なお、その他の構成及び作用は前記第1実施形態と同様である。
第1実施形態に係る電磁クラッチの正面図 図1のA−A線矢印方向の電磁クラッチの断面図 図1のB−B線矢印方向の電磁クラッチの要部拡大断面図 第2実施形態に係る電磁クラッチの正面図 図4のC−C線矢印方向の電磁クラッチの要部断面図 図4のD−D線矢印方向の電磁クラッチの要部拡大断面図 第3実施形態に係る電磁クラッチの正面図 図7のE−E線矢印方向の電磁クラッチの断面図 第4実施形態に係る電磁クラッチの正面図 図9のF−F線矢印方向の電磁クラッチの断面図
符号の説明
1…電磁クラッチ、3…回転シャフト、10…ロータ、13…電磁コイル、20…アーマチュア板、30,40,50,60…動力伝達部材、31,41,51,61…介装部材、32,42,52,62…連結部、33,43,53,63…バネ部、34,44,54,64…リベット、313…係止溝、323…係止突起。

Claims (13)

  1. 電磁コイルを備えたロータと、該ロータに脱着自在のアーマチュア板と、主軸に連結された回転自在の連結部と、該アーマチュア板の回転力を該連結部に伝達するバネ部とを備え、該電磁コイルへの通電及び非通電により該アーマチュア板を脱着させる電磁クラッチにおいて、
    前記連結部と前記バネ部は弾性材で一体に形成された
    ことを特徴とする電磁クラッチ。
  2. 前記連結部及び前記バネ部は樹脂材料で形成された
    ことを特徴とする請求項1記載の電磁クラッチ。
  3. 前記連結部及び前記バネ部の樹脂材料として熱硬化性樹脂を用いた
    ことを特徴とする請求項2記載の電磁クラッチ。
  4. 前記バネ部の厚さ寸法は前記連結部の厚さ寸法より小さくなっている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項記載の電磁クラッチ。
  5. 前記連結部は金属等の硬性材料で形成された介装部材を介して前記主軸に連結された
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか一項記載の電磁クラッチ。
  6. 前記介装部材はインサート成形などで前記連結部に一体に嵌め込まれている
    ことを特徴とする請求項5記載の電磁クラッチ。
  7. 前記連結部と介装部材は互いに嵌め合い可能な一又は2以上の凹凸係合部で係合してなる
    ことを特徴とする請求項6記載の電磁クラッチ。
  8. 前記バネ部は前記連結部から前記アーマチュア板に延在して形成され、該バネ部の延在方向は前記アーマチュア板の回転方向と鈍角又は鋭角に交叉するよう設定された
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか一項記載の電磁クラッチ。
  9. 前記バネ部にはリベットが一体に嵌め込まれており、該リベットを前記アーマチュア板にかしめて固定し、該バネ部と前記アーマチュア板とを連結した
    ことを特徴とする請求項8項記載の電磁クラッチ。
  10. 前記バネ部は前記連結部から前記アーマチュア板に延在して形成され、該バネ部の延在方向は前記アーマチュア板の回転方向と直交するよう設定された
    ことを特徴とする請求項2乃至請求項7の何れか一項記載の電磁クラッチ。
  11. 前記バネ部は前記連結部から外方向に延在された複数の放射状弾性片と、前記アーマチュア板の周方向に沿って延在された環状連結片とにより構成された
    ことを特徴とする請求項10記載の電磁クラッチ。
  12. 前記バネ部には金属等の硬性材料で形成された他の介装部材が介装され、前記バネ部を該他の介装部材を介して前記アーマチュア板に連結した
    ことを特徴とする請求項10又は請求項11項記載の電磁クラッチ。
  13. 前記他の介装部材はインサート成形などで前記バネ部に一体に嵌め込まれている
    ことを特徴とする請求項12記載の電磁クラッチ。
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