JP2007176464A - 移動体用の動力ユニット - Google Patents

移動体用の動力ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2007176464A
JP2007176464A JP2005380448A JP2005380448A JP2007176464A JP 2007176464 A JP2007176464 A JP 2007176464A JP 2005380448 A JP2005380448 A JP 2005380448A JP 2005380448 A JP2005380448 A JP 2005380448A JP 2007176464 A JP2007176464 A JP 2007176464A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insertion hole
base plate
case
rotating body
lead wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005380448A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Kita
真一郎 北
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2005380448A priority Critical patent/JP2007176464A/ja
Priority to US11/646,574 priority patent/US8839560B2/en
Publication of JP2007176464A publication Critical patent/JP2007176464A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/11Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with dynamo-electric clutches
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K5/00Casings; Enclosures; Supports
    • H02K5/04Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
    • H02K5/22Auxiliary parts of casings not covered by groups H02K5/06-H02K5/20, e.g. shaped to form connection boxes or terminal boxes
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • H02K7/1163Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion
    • H02K7/1166Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears where at least two gears have non-parallel axes without having orbital motion comprising worm and worm-wheel

Abstract

【課題】べースプレート20の厚みを有効利用して電磁コイル部37のリード線57を外部に引き出す。
【解決手段】環状コイル部37が固定されるベースプレート20に環状コイル部37に対して放射方向に伸びるスロット状の挿通孔58を設け、環状コイル部37のリード線57は前記ベースプレート20の前記環状コイル部37が設けられている一方側から前記挿通孔58に挿入させた後、前記挿通孔58に沿って前記放射方向に伸ばし、ついで、前記リード線57を前記ベースプレート20の他方側に引き出す。挿通孔58の端部には断面半円状のカバー59を設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、移動体用の動力ユニットに関するものであり、特に、動力ユニットのハウジングの改良に関するものである。
従来、車両のスライド扉や窓ガラス等の移動体を移動させる動力ユニットは多数提案されており、回転すると移動体を移動させる回転体と、前記回転体を駆動させるモータと、前記モータの回転を前記回転体に伝達する連結状態と伝達しない非連結状態とに切り替る電磁式クラッチ機構と、前記電磁式クラッチ機構の環状コイル部に電力を供給するリード線とを有している。
前記リード線は、動力ユニットのハウジングに形成した挿通孔若しくは開口部を介してハウジング内部からハウジング外部に引き出され、動力ユニットの制御回路等に接続されるが、リード線の引出方向は前記環状コイル部の軸心方向(回転体の軸芯方向と同一)に設定したものと(特許文献1)、放射方向に設定したものと(特許文献2)、軸心方向に伸びた後放射方向に屈曲するように設定したものとがある(特許文献3)。
特開昭57−72728号公報 特開2003−82926号公報 特開2005−213762号公報
従来のリード線は、何れの方向に引き出される場合でも、ハウジングの壁面に対して直交する角度でハウジングを貫通している構成に課題があり、この構成では、リード線と回転体との干渉を避けるため、リード線の近傍に回転体を配置できない大きなデッドスペースが生じてしまう。
具体的に指摘すると、特許文献1においては、リード線(13a) はハウジングの上壁に形成した挿通孔を介して外部に引き出されているため、上壁近傍に配置した2つの回転体(10, 23)とリード線(13a) との干渉が問題となり、回転体の大きさ・形状・取付位置等に大きな制約がもたらされる。
また、特許文献2では、放射方向に伸びたリード線(57a) とコイル部の外周に配設された回転体(53)の外側筒部との干渉を避けるため、外側筒部をリード線から軸心方向に離間させねばならず、コイル部の軸心方向における動力ユニットの小型化の妨げになっている。
また、特許文献3では、リード線(38)とモータ(39)との干渉を避けるため、モータをリード線から軸心方向に離間させねばならず、特許文献2と同様の課題を備えることになる。
よって、本発明は、モータ28と、前記モータ28の動力で回転すると移動体11を移動させる回転体17と、前記モータ28の回転を前記回転体17に伝達する連結状態と伝達しない非連結状態とに切り替る電磁式クラッチ機構35と、前記電磁式クラッチ機構35の環状コイル部37に電力を供給するリード線57と、前記環状コイル部37が固定されるベースプレート20とを有し、前記ベースプレート20には前記環状コイル部37に対して放射方向に伸びるスロット状の挿通孔58を設け、前記リード線57は前記ベースプレート20の前記環状コイル部37が設けられている一方側から前記挿通孔58に挿入させた後、前記挿通孔58に沿って前記放射方向に伸ばし、ついで、前記リード線57を前記ベースプレート20の他方側に引き出すように構成した移動体用の動力ユニットとしたものである。
本発明によれば、電磁コイル部37のリード線57は、ベースプレート20に形成したスロット状の挿通孔58に沿って伸びることにより、ハウジングの内部から外部に引き出すことが可能となるため、べースプレート20の厚みを有効利用でき、リード線57による回転体(ケーブルドラム17やロータ55)に対するデッドスペースの形成は従来に比べて格段に少なくなり、持って、動力ユニット16のドラム軸25の軸心方向における小型化を期待できる。
また、挿通孔58内のリード線57のふらつきは、ベースプレート20の取付けられるケース22(及び/又はケース27)により抑えることが可能となり、これにより、リード線57のふらつきによるデッドスペースの大型化を抑制できる。
本発明による動力ユニットの実施例を図により説明する。図1には、車体10と、移動体の一例としてスライド扉11が示されている。移動体の他例としてはバックドア等が挙げられる。スライド扉11は車体10にスライド自在に取付けられ、車体10にはスライド扉11により閉塞されうるドア開口12が設けられる。車体10には、スライド扉11に設けられた複数のガイドローラー13がそれぞれスライド自在に係合する複数のガイドレール14が設けられ、ガイドローラー13とガイドレール14との係合によりスライド扉11は車体10にスライド自在に取付けられる。
前記車体10のクオータパネル15の車内側空間には動力ユニット16が設けられる。動力ユニット16には、図2、3のように、回転体としてのケーブルドラム17が設けられ、ケーブルドラム17には開扉用ケーブル18と閉扉用ケーブル19の基端側がそれぞれ連結される。ケーブル18、19の先端側はそれぞれスライド扉11に連結され、ケーブルドラム17が開扉方向に回転すると、開扉用ケーブル18は巻き取られると共に閉扉用ケーブル19は引き出されてスライド扉11は開扉方向に移動し、ケーブルドラム17が閉扉方向に回転すると、開扉用ケーブル18は引き出されると共に閉扉用ケーブル19は巻き取られてスライド扉11は閉扉方向に移動する。
なお、動力ユニット16の配置位置は、クオータパネル15の車内側空間に限られず、また、特開2004−36193公報に詳細に説明されているように、スライド扉11の内部空間に配置することもでき、この場合には、ケーブル18、19の先端側はそれぞれ車体10に連結される。
図3に示したように、前記動力ユニット16は、前記車体10(又はスライド扉11)にボルト等により固定される縦板状の金属ベースプレート20を備え、ベースプレート20の一方側には第1収納室21を区画する樹脂製のドラム側(回転体側)ケース22が固定され、第1収納室21には前記ケーブルドラム17を収納させる。
前記ケーブルドラム17はその一方側側面にドラムリム体23を備えた円筒状を呈し、ドラム17の他方側は外部に開放させている。ケーブルドラム17の外周面には前記ケーブル18、19が巻回されるケーブル溝24を形成する。ケーブルドラム17は樹脂製であり、その中心には一体的にドラム軸25が形成され、ドラム軸25の一方側端部は、ドラムリム体23より外側に突出させて前記ドラム側ケース22に回転自在に支持させる。前記ドラム軸25の他方側端部は、前記ベースプレート20の連通孔26(図4)を介して他方側に突出させ、前記ベースプレート20の他方側に固定したギア側ケース27に回転自在に支持させる。なお、本発明では、ベースプレート20とケース22、27とを総称してハウジング56と称する
前記ベースプレート20の他方側には、前記動力ユニット16の正逆転モータ28が配置され、モータ28の出力軸には円筒ウオーム29を取付け、円筒ウオーム29には、前記ギア側ケース27により区画された第2収納室30に配設したウオームホイール31を噛合させる。ウオームホイール31は、その軸芯が前記ドラム軸25の軸芯と一致するように、ギア側ケース27の内側面に形成したボス部32に回転自在に支持させる。ウオームホイール31の一方側近傍にはウオームホイール31と一体的に回転する環状伝動体33が配設される。
前記ケーブルドラム17の外周面50で囲まれた内部空間34には、前記動力ユニット16の電磁式クラッチ機構35の主要部が配置される。クラッチ機構35は連結状態に切り替ると、前記ウオームホイール31(環状伝動体33)の回転をケーブルドラム17に伝達するが、非連結状態に復帰すると、ケーブルドラム17はウオームホイール31(モータ28)との連結は解除され、ケーブルドラム17はウオームホイール31に対して自由に回転できる状態となる。
前記電磁式クラッチ機構35は、前記ドラム軸25の中央部外周に配設された比較的長いスリーブ36を備えたロータ55と、スリーブ36の外周部に配置された環状の電磁コイル部37と、前記ドラムリム体23の内面近傍に配置された環状アーマチュア38とを備える。
前記ロータ55はE−リング等の留め具45により前記ドラム軸25に止着されてドラム軸25の軸方向には移動しない構成であるが、ドラム軸25に対して相対回転は自在であり、ロータ55のスリーブ36の他方側端部は前記環状伝動体33に対してキー溝係合させ、これにより、ロータ55は環状伝動体33とウオームホイール31を介してモータ28側に常時連結される。
前記ロータ55の一方側端部には環状フランジ39を一体的に形成し、環状フランジ39は、前記ドラム軸25の軸方向において、前記アーマチュア38と前記電磁コイル部37との間に配設する。
前記環状フランジ39と前記電磁コイル部37との間にはスペーサー53により極狭い隙間を設けると共に、前記スリーブ36に止着したE−リング等の留め具51(図4)により電磁コイル部37をスリーブ36に対して軸方向には移動しないように取付ける。
前記アーマチュア38は、アーマチュア38と環状フランジ39との間に設けた皿バネ54の弾力で環状フランジ39から離間するように一方側に付勢される。環状フランジ39の一方側側面は高い摩擦係数を備えた当接面に形成され、アーマチュア38は電磁コイル部37の磁力により皿バネ54の弾力に抗して他方側に引き寄せられると、アーマチュア38は環状フランジ39に対して高い摩擦係数をもって当接し、これにより、環状フランジ39(モータ28)の回転がアーマチュア38に伝達される。
前記アーマチュア38にはドラム軸25の軸芯方向の係合孔40を複数形成し、係合孔40には前記ドラムリム体23から他方側に突出させた複数のドラムピン41をスライド自在に係合させる。ドラムピン41と係合孔40との係合は、アーマチュア38が電磁コイル部37の磁力によりドラム軸25の軸方向に移動しても解除されず、従って、アーマチュア38はケーブルドラム17に対して常時一体的に回転するように連結され、アーマチュア38が電磁コイル部37の磁力でフランジ39と密着すると、クラッチ機構35は連結状態となって、モータ28の動力がケーブルドラム17に伝達され、電磁コイル部37がオフになると、アーマチュア38とフランジ39との摩擦接触は解除されて、クラッチ機構35は非連結状態となり、モータ28とケーブルドラム17との連結は解除される。
上記構成により、アーマチュア38はケーブルドラム17のドラムリム体23の他方側の側面に近接配置させることができ、ドラムリム体23の側方スペースを有効利用できる。そして、ドラム軸25を介さずにアーマチュア38をケーブルドラム17に連結できるから、アーマチュア38をドラム軸25に連結するための加工処理が不要となると共に、ドラム軸25は、この加工処理による強度低下から開放されるから、ドラム軸25をケーブルドラム17と一体的に樹脂で形成できる。
前記クラッチ機構35は、アーマチュア38とフランジ39と電磁コイル部37とを、ドラムリム体23から他方側に順番に並設しているため、ドラム軸25(ケーブルドラム17)に対して予め組み付けることができ、先ず、ドラム軸25に対してアーマチュア38及び皿バネ54を挿入し、ついで、ロータ55をドラム軸25に差込み留め具45でドラム軸25に取付け、ロータ55のスリーブ36の外周にコイル部37を取付け、留め具51でコイル部37をスリーブ36に取付ける。これにより、クラッチ機構35とケーブルドラム17とをアッセンブリーとして準備することが可能となる。なお、この組付順番は変更可能である。
前記電磁コイル部37のコイル43の外周のフィールド44は、前記ベースプレート20の一方側側面に螺子52等で固定される。前記ベースプレート20の前記連通孔26は、前記スリーブ36が通過できる程度の大きさとし、電磁コイル部37の他方側側面に金属製のベースプレート20を可能の限り広範囲に配置させる。これにより、金属製ベースプレート20は、電磁コイル部37の発生磁力に対する磁気シールドとして作用し、電磁コイル部37の磁界がベースプレート20より他方側に及ぶことを大幅に減少できる。
また、電磁コイル部37を金属製ベースプレート20に直接固定することにより、金属製ベースプレート20を電磁コイル部37のヒートシンクに使用でき、電磁コイル部37の発熱による効率低下を低減できる。更には、留め具51とフランジ39との間に配置された電磁コイル部37に多少のガタ付きがあっても、電磁コイル部37をベースプレート20に固定することで、電磁コイル部37のロータ55に対する軸方向のブレは防止され、振動音等の発生が抑えられる。
前記ドラム軸25の他方側端部は前記ギア側ケース27を越えて他方側外方に突出し、その突出部に、ドラム軸25(ケーブルドラム17)の回転速度や回転方向や回転量を測定するためのセンサーユニット42を取付ける。センサーユニット42は、好適には、磁石とホールICとからなる磁気式センサーであるが、センサーユニット42に悪影響をもたらす電磁コイル部37の磁界は、ベースプレート20より大幅にシールドされているため、センサーユニット42は電磁コイル部37に対して特別に距離を置く必要はなく、このため、ドラム軸25の他方側への突出量を短くできる。
しかして、本発明では、車体10又はスライド扉11にボルト等で固定される金属製ベースプレート20の一方側に電磁コイル部37を他方側にモータ28をそれぞれ配置している。これにより、ベースプレート20の一方側と他方側との重量アンバランスを少なくでき、車両走行時の振動により加わる金属製ベースプレート20への金属疲労を低減できる。そして、ベースプレート20の一方側と他方側とに重量物を分散配置したから、動力ユニット16の重心を、ドラム軸25の軸芯方向において、ベースプレート20の近傍に近づけることができ、これにより、ベースプレート20の一方側と他方側の厚みの差も小さくなり、もって、動力ユニット16は、上下反転配置・左右反転配置・表裏反転配置等を自由に行えるようになり、設置スペースの形状に応じたレイアウト性に優れたものとなる。
図3、5のように、前記電磁コイル部37のリード線57は、前記ベースプレート20に向かって伸びており、ベースプレート20にはリード線57をハウジング56の外部に導くための挿通孔58が形成される。挿通孔58はドラム軸25(コイル部37)の放射方向に伸びる長いスリット状を呈している(図2参照)。ベースプレート20の一方側(コイル部37が設けられている側)からスリット状挿通孔58に挿入させたリード線57は、スリット状挿通孔58内を長さ方向に横たわり、その後、挿通孔58からベースプレート20の他方側に引き出される。ケース22、27の各端部は、好適には、挿通孔58の近傍の両側に配置させ、ケース22、27によりリード線57が挿通孔58から脱落するのを防止させる。
このように、リード線57を挿通孔58内に横たわせることにより、べースプレート20の厚みを利用してリード線57をハウジング56の外部に引き出すことができるから、リード線57による回転体(ケーブルドラム17やロータ55)に対するデッドスペースの形成は従来に比べて格段に少なくなり、動力ユニットのドラム軸25の軸心方向における小型化が図れる。
図6〜8は、挿通孔58の第2実施例を示しており、第2実施例では、ベースプレート20にスリット状挿通孔58を形成する際のプレス加工により、挿通孔58の端部に断面半円状のリード線カバー59を形成している。カバー59は、好適には、挿通孔58の前記環状コイル部37に近接する側の第1端部に形成された入口側カバー59Aと、挿通孔58の環状コイル部37から離間した側の第2端部に形成された出口側カバー59Bと備えるが、これらは必ずしも一対で設ける必要はなく、いずれか一方の端部のみに形成しても良い。
前記入口側カバー59Aは、電磁コイル部37から伸びるリード線57を挿通孔58に受け入れるために、ベースプレート20の他方側に膨出しており、前記出口側カバー59Aは、リード線57をベースプレート20の他方側に引き出せるようにベースプレート20の一方側に膨出している。
前記カバー59は、挿通孔58の近傍にケーブルドラム17や環状伝動体33等の回転体を配置する場合に形成され、リード線57と回転体との間にカバー59を配置することで、リード線57と回転体との誤接触を招くことなく、回転体をベースプレート20に対して軸方向に近接配置させることができ、動力ユニット16のドラム軸25の軸心方向における小型化が図れる。
また、カバー59で覆われていない側のリード線57には、ケース22(又は27)の端部を近接若しくは当接させると、リード線57のバタツキを効果的に防止できる。
車体とスライド扉と動力ユニットの関係を示す側面図。 前記動力ユニットの側面図。 前記動力ユニットの断面図。 前記動力ユニットの拡大断面図。 前記動力ユニットのベースプレートに形成した挿通孔を示す拡大断面図。 第2実施例の挿通孔を備えた前記動力ユニットの断面図。 第2実施例の挿通孔を示す拡大断面図。 第2実施例の挿通孔を示す拡大断面図。
符号の説明
10…車体、11…スライド扉、12…ドア開口、13…ガイドローラー、14…ガイドレール、15…クオータパネル、16…動力ユニット、17…ケーブルドラム、18…開扉用ケーブル、19…閉扉用ケーブル、20…ベースプレート、21…第1収納室、22…ドラム側ケース、23…ドラムリム体、24…ケーブル溝、25…ドラム軸、26…連通孔、27…ギア側ケース、28…モータ、29…円筒ウオーム、30…第2収納室、31…ウオームホイール、32…ボス部、33…環状伝動体、34…内部空間、35…電磁式クラッチ機構、36…スリーブ、37…電磁コイル部、38…環状アーマチュア、39…環状フランジ、40…係合孔、41…ドラムピン、42…センサーユニット、43…コイル、44…フィールド、45…留め具、50…外周面、51…留め具、52…螺子、53…スペーサー、54…皿バネ、55…ロータ、56…ハウジング、57…リード線、58…挿通孔、59…リード線カバー、59A…入口側カバー、59B…出口側カバー。

Claims (9)

  1. モータ28と、前記モータ28の動力で回転すると移動体11を移動させる回転体17と、前記モータ28の回転を前記回転体17に伝達する連結状態と伝達しない非連結状態とに切り替る電磁式クラッチ機構35と、前記電磁式クラッチ機構35の環状コイル部37に電力を供給するリード線57と、前記環状コイル部37が固定されるベースプレート20とを有し、前記ベースプレート20には前記環状コイル部37に対して放射方向に伸びるスロット状の挿通孔58を設け、前記リード線57は前記ベースプレート20の前記環状コイル部37が設けられている一方側から前記挿通孔58に挿入させた後、前記挿通孔58に沿って前記放射方向に伸ばし、ついで、前記リード線57を前記ベースプレート20の他方側に引き出すように構成した移動体用の動力ユニット。
  2. 請求項1において、前記ベースプレート20の前記一方側には内部に前記回転体17を収納する第1収納室21を区画する回転体側ケース22を固定し、前記ケース22の端部は前記挿通孔58に臨ませて、前記ケース22により前記リード線57の前記挿通孔58から前記一方側への脱落を防止させた移動体用の動力ユニット。
  3. 請求項1において、前記ベースプレート20の前記他方側には内部に前記モータ28の減速機構を収納する第2収納室30を区画するギア側ケース27を固定し、前記ケース27の端部は前記挿通孔58に臨ませて、前記ケース27により前記リード線57の前記挿通孔58から前記他方側への脱落を防止させた移動体用の動力ユニット。
  4. 請求項1において、前記ベースプレート20の前記一方側には内部に前記回転体17を収納する第1収納室21を区画する回転体側ケース22を固定し、前記ベースプレート20の前記他方側には内部に前記モータ28の減速機構を収納する第2収納室30を区画するギア側ケース27を固定し、前記回転体側ケース22の端部は前記挿通孔58の一方側に臨ませ、前記ギア側ケース27の端部は前記挿通孔58の前記他方側に臨ませて、前記両ケース22、27の各端部により前記リード線57の前記挿通孔58からの脱落を両側から防止させた移動体用の動力ユニット。
  5. 請求項1において、前記挿通孔58の前記環状コイル部37に近接する側の第1端部には断面半円状で前記他方側に膨出する入口側カバー59Aを設けた移動体用の動力ユニット。
  6. 請求項1において、前記挿通孔58の前記環状コイル部37から離間した側の第2端部には断面半円状で前記一方側に膨出する出口側カバー59Bを設けた移動体用の動力ユニット。
  7. 請求項1において、前記挿通孔58の前記環状コイル部37に近接する側の第1端部には断面半円状で前記他方側に膨出する入口側カバー59Aを設け、前記挿通孔58の前記環状コイル部37から離間した側の第2端部には断面半円状で前記一方側に膨出する出口側カバー59Bを設けた移動体用の動力ユニット。
  8. 請求項5又は請求項7において、前記ベースプレート20の前記他方側には内部に前記モータ28の減速機構を収納する第2収納室30を区画するギア側ケース27を固定し、前記入口側カバー59Aで覆われていない側のリード線57には、前記ギア側ケース27の端部を近接若しくは当接させた移動体用の動力ユニット。
  9. 請求項6又は請求項7において、前記ベースプレート20の前記一方側には内部に前記回転体17を収納する第1収納室21を区画する回転体側ケース22を固定し、前記出口側カバー59Bで覆われていない側のリード線57には、前記回転体側ケース22の端部を近接若しくは当接させた移動体用の動力ユニット。
JP2005380448A 2005-12-28 2005-12-28 移動体用の動力ユニット Pending JP2007176464A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005380448A JP2007176464A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 移動体用の動力ユニット
US11/646,574 US8839560B2 (en) 2005-12-28 2006-12-28 Power unit for movable member

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005380448A JP2007176464A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 移動体用の動力ユニット

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011019292A Division JP5424498B2 (ja) 2011-01-31 2011-01-31 移動体用の動力ユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007176464A true JP2007176464A (ja) 2007-07-12

Family

ID=38302040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005380448A Pending JP2007176464A (ja) 2005-12-28 2005-12-28 移動体用の動力ユニット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8839560B2 (ja)
JP (1) JP2007176464A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5451274B2 (ja) * 2009-09-11 2014-03-26 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス配索装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04359650A (ja) * 1991-06-06 1992-12-11 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd クラッチ付きモータおよびその製造方法
JPH07275965A (ja) * 1994-04-01 1995-10-24 Toyota Motor Corp 有孔パネル材の製造方法
JP2005307604A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Ntn Corp 自動車用電動ドア開閉装置

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3036679A (en) * 1958-01-17 1962-05-29 Novi Equipment Co Magnetic clutch structure
US4126215A (en) * 1976-12-20 1978-11-21 Facet Enterprises, Inc. Sealed electromagnetic torque translating device
US4432446A (en) * 1980-06-28 1984-02-21 Nippondenso Co., Ltd. Electromagnetic coupling apparatus
US4385504A (en) * 1981-05-18 1983-05-31 Carrier Corporation Adjustable wire seal
GB8728829D0 (en) * 1987-12-10 1988-01-27 British Aerospace Ring laser gyroscopes
US5138795A (en) * 1990-04-25 1992-08-18 General Motors Corporation Power sliding door closer
US5138293A (en) * 1990-09-17 1992-08-11 Ogura Clutch, Co., Ltd. Terminal connection structure of electromagnetic coupling device
US5250921A (en) * 1990-10-19 1993-10-05 Dana Corporation Field assembly for an electromagnet
US5381436A (en) * 1993-05-28 1995-01-10 Honeywell, Inc. Ring laser gyro employing radio frequency for pumping of gain medium
US5806246A (en) * 1995-02-28 1998-09-15 Nippon Cable System Inc. Powered sliding-door system and actuating devices for the same
JP3207717B2 (ja) * 1995-07-06 2001-09-10 京セラミタ株式会社 コイルボビン及び励磁コイル
US5602865A (en) * 1995-11-14 1997-02-11 Synrad, Inc. RF-excited gas laser system
JP3069044B2 (ja) * 1996-05-07 2000-07-24 サンデン株式会社 電磁連結装置
JP3396145B2 (ja) * 1996-12-16 2003-04-14 小倉クラッチ株式会社 電磁連結装置
DE19814670B8 (de) * 1997-04-02 2007-02-08 Asmo Co., Ltd., Kosai Versorgungseinrichtung für eine Schiebetür
JP3675202B2 (ja) * 1998-11-30 2005-07-27 アイシン精機株式会社 開閉体制御装置
JP2002274289A (ja) * 2001-03-21 2002-09-25 Sumitomo Wiring Syst Ltd ドアモジュールパネル
CN100427354C (zh) * 2001-12-28 2008-10-22 雅马哈发动机株式会社 摩托车车架
US7287804B2 (en) * 2003-03-31 2007-10-30 Ohi Seisakusho Co., Ltd. Tension controller and opening-and-closing device for vehicle having the same
JP2005076684A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Sanden Corp 電磁クラッチ
JP4479272B2 (ja) * 2004-02-23 2010-06-09 アイシン精機株式会社 開閉体の駆動装置
KR101104274B1 (ko) * 2004-10-08 2012-01-12 한라공조주식회사 압축기용 전자클러치의 필드코일 조립체
ITMI20040584U1 (it) * 2004-10-26 2005-01-26 Baruffaldi Spa Dispositivo di trasmissione del moto di rotazione ad un albero condotto particolarmente per pompe di ricircolo di fluidi
JP4146449B2 (ja) * 2005-04-05 2008-09-10 西川ゴム工業株式会社 自動車のドアホールシール

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04359650A (ja) * 1991-06-06 1992-12-11 Mitsuba Electric Mfg Co Ltd クラッチ付きモータおよびその製造方法
JPH07275965A (ja) * 1994-04-01 1995-10-24 Toyota Motor Corp 有孔パネル材の製造方法
JP2005307604A (ja) * 2004-04-22 2005-11-04 Ntn Corp 自動車用電動ドア開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20080137322A1 (en) 2008-06-12
US8839560B2 (en) 2014-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9885402B2 (en) Driving unit
US10774572B2 (en) Opening-closing body driving device
US8322074B2 (en) Power unit for power slide apparatus
JP2007176464A (ja) 移動体用の動力ユニット
WO2018066500A1 (ja) アクチュエータ、および車両用アクチュエータ
JP5424498B2 (ja) 移動体用の動力ユニット
JP6854309B2 (ja) 車両スライド扉の動力スライド装置
JP6474354B2 (ja) 駆動ユニット
JP4911662B2 (ja) 動力スライド装置用動力ユニット
JP4789546B2 (ja) 動力スライド装置のクラッチ機構
JP5545878B2 (ja) 動力スライド装置用動力ユニット
JP6854310B2 (ja) 車両スライド扉の動力スライド装置
JP5430013B2 (ja) 動力スライド装置用動力ユニット
JP5271370B2 (ja) 動力スライド装置の動力ユニット
WO2021065049A1 (ja) スライド装置
JP7235219B2 (ja) 車両スライド扉の動力スライド装置
JP2010236243A (ja) パワースライド装置の駆動ユニット
JP2010048051A (ja) 車両用自動開閉装置
US20140015360A1 (en) Motor structure
JP5297474B2 (ja) 開閉体の駆動装置
JP2021110424A (ja) クラッチ装置
JP2020197093A (ja) 車両スライド扉の動力スライド装置
JP2010236244A (ja) パワースライド装置
JP2011074580A (ja) 車両用自動開閉装置、および車両用スライドドア自動開閉装置
JP2009296855A (ja) モータユニット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080611

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20100908

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20100921

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20110302

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20110426

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111019

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120425