JP7010309B2 - 回転電機のロータ及び回転電機 - Google Patents

回転電機のロータ及び回転電機 Download PDF

Info

Publication number
JP7010309B2
JP7010309B2 JP2019568500A JP2019568500A JP7010309B2 JP 7010309 B2 JP7010309 B2 JP 7010309B2 JP 2019568500 A JP2019568500 A JP 2019568500A JP 2019568500 A JP2019568500 A JP 2019568500A JP 7010309 B2 JP7010309 B2 JP 7010309B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
key
electric machine
rotary electric
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019568500A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019150527A1 (ja
Inventor
泰久 小池
良一 溝上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Publication of JPWO2019150527A1 publication Critical patent/JPWO2019150527A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7010309B2 publication Critical patent/JP7010309B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • H02K1/30Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures using intermediate parts, e.g. spiders
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/28Means for mounting or fastening rotating magnetic parts on to, or to, the rotor structures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K1/00Details of the magnetic circuit
    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
    • H02K1/22Rotating parts of the magnetic circuit
    • H02K1/27Rotor cores with permanent magnets
    • H02K1/2706Inner rotors
    • H02K1/272Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
    • H02K1/276Magnets embedded in the magnetic core, e.g. interior permanent magnets [IPM]
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/14Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/003Couplings; Details of shafts

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

本発明は、回転電機のロータ及び回転電機に関する。
従来、シャフトと、複数の電磁鋼板が積層されて形成されたロータコアとを備える回転電機のロータが知られている。ロータコアとシャフトの締結構造について、JP2007-181270Aには、シャフトの外周面に形成されたキー溝に、ロータコアを形成する各電磁鋼板の内周側に設けられたキーが収容されることで、シャフトとロータコアとが締結される回転電機のロータが開示されている。
この回転電機のロータでは、各電磁鋼板のキー近くにピンを挿入するためのピン孔が設けられ、ピン孔からキーに向かって伸びる切断部が設けられている。これにより、ピン孔にピンを圧入すると、電磁鋼板のキーの先が開き、キーがシャフトに設けられたキー溝に押し付けられることで、シャフトとロータコアが締結される。
上記した回転電機のロータでは、各電磁鋼板にピン孔を設けているため、ロータ回転時に発生する遠心力に対するロータの耐久強度が低下する恐れがある。また、ピンを圧入して電磁鋼板のキーの先を開く構成であるため、ロータコアとシャフトを締結する際に発生するひずみが伝播し、ロータコアに余計な応力が加わり、ロータ強度に悪影響を及ぼす懸念がある。
本発明の目的は、ロータ強度への悪影響を低減しつつ、シャフトとロータコアとを締結可能な回転電機のロータを提供することである。
本発明の一態様によればシャフトと、複数の電磁鋼板を積層して構成され、内周にシャフトが取り付けられるロータコアと、を備える回転電機のロータが提供される。ロータコアを構成する電磁鋼板は、シャフトが挿入される挿入孔と、挿入孔から径方向内側に突出するキーを備え、シャフトは、軸方向に沿って形成されるキー溝を備える。電磁鋼板の挿入孔には、隙間ばめによりシャフトが取り付けられ、キーは、側面がキー溝の側面に当接することによりキー溝に圧入される。キは、挿入孔から径方向内側に突出する延設部と、延設部の幅方向の少なくとも一方の側面から、延設部の幅方向外側に延設される凸部と、を備える。凸部は延設部の先端の側面から延設部の幅方向外側に延設され、延設部の先端には、径方向内側に突出する突出部が設けられる。
図1は、第1実施形態によるロータを用いたモータを示す概略構成図である。 図2は、第1実施形態によるロータの概略構成図である。 図3は、図2の領域Aを拡大した電磁鋼板の一部拡大図である。 図4は、ロータコアとシャフトとの締結部分を拡大した図である。 図5は、電磁鋼板の一部拡大図である。 図6Aは、電磁鋼板の一部拡大図である。 図6Bは、引っ張り応力の最大値と電磁鋼板のキーを構成する凸部の寸法の関係を示した図である。 図7は、第2実施形態による電磁鋼板の一部拡大図である。 図8は、第3実施形態による電磁鋼板の一部拡大図である。 図9は、第4実施形態による電磁鋼板の一部拡大図である。 図10は、第4実施形態による電磁鋼板の一部拡大図である。 図11は、第4実施形態の変形例による電磁鋼板の一部拡大図である。
以下、図面等を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態によるロータ10を用いたモータ1を示す概略構成図である。図1に示すモータ1は、バッテリ等の電源から電力の供給を受けて回転し、車両の車輪を駆動する電動機として機能する。また、モータ1は、外力により駆動されて発電する発電機としても機能する。従って、モータ1は、電動機及び発電機として機能する、いわゆる回転電機(モータジェネレータ)として構成されている。
図1に示すように、モータ1は、ロータ10と、ロータ10の外周側に配置されるステータ20と、ロータ10及びステータ20を収容するケース30と、を備えている。
ロータ10は、ステータ20の内部に、当該ステータ20に対して回転可能に配置されている。ロータ10は、回転軸としてのシャフト11を有している。シャフト11は、ケース30に設けられた軸受31,32により回転自在に支持されている。
ステータ20は、複数枚の電磁鋼板21を積層して形成された円筒状部材である。ステータ20のティースには、U相、V相及びW相のコイルが巻き回されている。
ケース30は、ロータ10及びステータ20を収容可能な円筒状部材として構成されたハウジングである。ケース30の内周面は、ステータ20が設置される平坦な設置面として形成されている。
図2は、シャフト11の軸方向から見たロータ10の概略構成図である。ロータ10は、シャフト11、ロータコア12、磁石13、を含む。ロータコア12は、電磁鋼板14をシャフト11の軸方向に複数積層して形成される。ロータコア12は、ロータコア12の中心に形成された円筒形状の孔であるシャフト挿入孔121及びロータコア12の外周寄りの位置に周方向に沿って、等間隔に設けられた複数(例えば8個)の磁石収納孔131を備える。磁石収納孔131には磁石13が挿入される。
シャフト11は、ロータコア12のシャフト挿入孔121に挿入され、ロータ10の回転運動による動力を伝達する。シャフト11の外周面には、軸方向に沿って形成される凹状の溝であるキー溝111が形成されている。キー溝111は、シャフト11の周方向に等間隔で2つ形成される。キー溝111には、後述する電磁鋼板14のキー15が圧入される。
ロータコア12を構成する電磁鋼板14は、円環状の形状をなし、挿入孔16、磁石収納用の孔17及びキー15を備える。挿入孔16は電磁鋼板14の中心に形成される円形状の孔で、電磁鋼板14が積層されて挿入孔16が重なることで、ロータコア12のシャフト挿入孔121を形成する。磁石収納用の孔17はロータコア12の外周寄りの位置に周方向に沿って、等間隔に設けられている。孔17は、電磁鋼板14が積層されて孔17が重なることで、ロータコアの磁石収納孔131を形成する。
キー15は挿入孔16から径方向内側に突出した部分であり、電磁鋼板14の周方向に等間隔で2つ形成され、電磁鋼板14が積層された状態でシャフト11のキー溝111に圧入される。シャフト挿入孔121にシャフト11が挿入され、キー溝111にキー15が圧入されることで、ロータコア12とシャフト11とが締結される。ロータコア12とシャフト11の締結構造の詳細については後述する。なお、本実施形態では、電磁鋼板14のキー15は2箇所に形成されているが、キー15の数はこれに限られるものではなく、1箇所或いは3箇所以上に形成されていてもよい。シャフト11のキー溝111の数、配置は、電磁鋼板14のキー15の数、配置に対応させて設けられる。
図3は、図2の領域Aを拡大した電磁鋼板の一部拡大図であり、図4はロータコア12とシャフト11との締結部分を拡大した図である。本実施形態における電磁鋼板14は、厚さ0.2~0.5mm程度の薄板の部材であるが、電磁鋼板14の厚さはこれに限らない。図3に示すように、電磁鋼板14の挿入孔16から径方向内側に突出するキー15は、挿入孔16から径方向内側に突出する延設部151と、延設部151の幅方向(周方向)の両側面から、延設部151の幅方向外側(側面)に突出する凸部154とを備える。
電磁鋼板14の挿入孔16が重なって形成されたロータコア12のシャフト挿入孔121には、シャフト11の外周面とロータコア12の内周面にわずかな隙間を有する隙間ばめによりシャフト11が挿入される。また、キー15の2つの凸部154がシャフト11のキー溝111の両側面にそれぞれ当接することにより、キー15がキー溝111に圧入され、シャフト11とロータコア12が締結される。各電磁鋼板14は薄板からなるため塑性変形しやすく、キー15の凸部154の先端156は、圧入の際、図4に示すように、軸方向に変形した状態でキー溝111の側面に当接する。
シャフト11の外周全体にロータコア12の内周全体を圧入する場合、圧入の際に発生するひずみが伝播し、磁石13が収納されているロータコア12の外周面に応力が加わるため、ロータ10の強度に悪影響を与える。一方、本実施形態では、電磁鋼板14のキー15部分のみをシャフト11のキー溝111に圧入することでロータコア12とシャフト11とを締結し、電磁鋼板14の挿入孔16の他の部分には隙間ばめによりシャフト11が挿入されている。これにより、ロータコア12の外周端面に余計な応力が加わらず、ロータ10の強度への悪影響を低減できる。
また、上記の通り、各電磁鋼板14を圧入すると、キー溝111に当接する凸部154の先端156は軸方向に変形する。この変形によって、圧入応力が高くなりすぎるのを緩和することができる。また、圧入の際にキー15に加わる圧縮応力は凸部154に集中し、圧縮応力によるひずみはキー15の延設部151の根元152にはほとんど伝播しない。
図3に示すように、キー15がキー溝111に圧入された状態では、凸部154の外周側には、キー溝111の側面とロータコア12で囲まれた凹部18が形成される。この凹部18は、ロータコア12の内径線Bよりも内側(シャフト11の中心側)に位置する。凹部18がロータコア12の内径線よりも外側(外径側)にはみ出す構成の場合、遠心力に対するロータコア12の強度への悪影響が懸念される。一方、本実施形態では、凹部18がロータコア12の内径線よりも内側に位置するため、ロータコア12の強度への悪影響を抑制できる。
また、図3に示すように、延設部151の径方向先端153は、キー溝111との間にわずかな隙間を有し、キー溝111には当接しない。これにより、延設部151の径方向先端153がキー溝111に当接する場合に比べ、ロータコア12に余計な応力が加わらない。
次に図5、図6A及び図6Bを参照して、キー15に加わる引っ張り応力について説明する。
図5は、電磁鋼板14のキー15をシャフト11のキー溝111に圧入する際にキー15に加わる圧縮応力及び引っ張り応力を示した図である。キー15をキー溝111に圧入すると、キー溝111の側面から凸部154に作用する圧縮応力は、ロータ10の内径方向に斜め(図5の矢印Cで示される方向)に加わる。この圧縮応力の作用によって、キー15の延設部151の根元152付近には、ロータコア12の内径方向(図5の矢印Dで示される方向)に引っ張り応力が加わる。
図6Aに示すように、キー15の凸部154の根元155から先端156までの長さをLとし、凸部154の幅寸法をWとした場合、L/Wを任意に設定することにより、キー15に作用する引っ張り応力を調整することができる。図6BはL/Wを変化させて、キー15の根元152に加わる引っ張り応力の最大値(MPa)を解析した結果を示す図である。図6Bに示すように、L/Wの値が1.0程度までは、引っ張り応力とL/Wはほぼ反比例の関係にある。
本実施形態では、厚さ0.2~0.5mm程度、降伏応力300MPaの電磁鋼板14を用いている。図6Bに示すように、キー15の根元152に加わる引っ張り応力を、本実施形態の電磁鋼板14の降伏応力である300MPa以下とするためには、L/Wを0.5以上にすればよい。これにより、キー15の根元152に加わる引っ張り応力が電磁鋼板14の降伏応力を超えるのを防ぐことができる。このように、L/Wの値が0.5以上になるように設計することが好ましい。
なお、図6Aに示すように、延設部151と挿入孔16が接続する位置における隅部157、及び延設部151と凸部154とが接続する位置における隅部158は、湾曲形状として形成される。これにより、キー15をキー溝111に圧入する際に、キー15に加わる引っ張り応力が湾曲形状の曲線部により分散される。従って、キー15の根元152に加わるロータコア12の内径方向への引っ張り応力を、より効果的に低減することが可能となる。
上記した第1実施形態のモータ1のロータ10によれば、以下の効果を得ることができる。
モータ1のロータ10においては、電磁鋼板14のキー15の側面をシャフト11のキー溝111の側面に当接するように圧入することでロータコア12とシャフト11とを締結し、電磁鋼板14の挿入孔16の他の部分には隙間ばめによりシャフト11が挿入されている。このため、シャフト11の外周全体にロータコア12の内周全体を圧入する場合に比べ、ロータコア12に余計な応力が加わらず、ロータ10の強度への悪影響を低減できる。
また、モータ1のロータ10においては、電磁鋼板14のキー15部分をシャフト11のキー溝111に圧入することでロータコア12とシャフト11とを締結しているため、JP2007-181270Aのように、ロータコア12へのピン孔の設置及びピンの挿入を必要としない。このため、ピンの挿入により電磁鋼板のキーの先を開くことで発生するひずみが伝播し、ロータコアに余計な応力が加わること、及びピン孔によって、ロータ回転時に発生する遠心力に対するロータ10の耐久強度が低下することを防止できる。さらに、モータ1のロータ10は、ロータコア12へのピン孔の設置及びロータコア12へのピンの挿入を必要としないため、ロータ10の組み立てを簡略化でき、コストダウンを図ることができる。
ロータ10においては、ロータコア12を構成する電磁鋼板14に備えられたキー15の延設部151の幅方向外側(側面)に突出する2つの凸部154が、キー溝111の両側面にそれぞれ当接し、キー15がキー溝111に圧入される。このように、凸部154を有する電磁鋼板14を積層した状態で圧入した場合には、キー溝111に当接する凸部154の先端156が軸方向に変形する。この変形によって、圧入応力が緩和され、シャフト11と電磁鋼板14がこすれてシャフト11が削れることによるコンタミの発生を抑制できる。
また、凸部154の先端156を軸方向に変形させることが可能な構成となっているため、シャフト11のキー溝111の幅を小さめに設定する、または凸部154の根元155から先端156までの長さLを長めに設定することができる。これにより、シャフト11及びロータコア12の加工精度を下げても、シャフト11とロータ10を確実に締結することができる。
また、キー15の延設部151の側面から突出する凸部154を圧入するため、圧入の際にキー15にかかる圧縮応力は、凸部154に集中する。従って、圧縮応力によるひずみはキー15の根元152にはほとんど伝播しない。このため、キー15の根元152は、ロータコア12内で発生するトルクのみに耐えればよく、凸部154を設けない場合に比べ、キー15の要求強度を大幅に低減できる。また、圧縮応力によるひずみが電磁鋼板14の内周面より外径側まで伝播しないため、ロータ10の強度への悪影響も防止できる。
さらに、凸部154の圧入時或いは車両走行中等に凸部154が座屈した場合でも、キー15の延設部151がシャフト11に接触することでロータ10の回転動力をシャフト11に伝達できるため、車両の走行を維持できる。
電磁鋼板14は、凸部154の外周側にキー溝111の側面とロータコア12で囲まれて形成される凹部18が、ロータコア12の内径線よりも内側に位置する。これにより、凹部18がロータコア12の内径線よりも外側にはみ出す構成に比べ、ロータ10の回転による遠心力に対するロータコア12の強度への悪影響を抑制できる。
また、電磁鋼板14は、キー15の凸部154の根元155から先端156までの長さをL、凸部の幅寸法をWとした場合のL/Wの値が0.5以上になるように設計される。これにより、キー15の根元155に加わる引っ張り応力が電磁鋼板14の降伏応力を超えるのを防ぐことができる。
また、電磁鋼板14は、キー15の延設部151と凸部154とが接続する位置における隅部157、及びキー15の延設部151と挿入孔16が接続する位置における隅部158が湾曲形状として形成される。これにより、キー15をキー溝111に圧入する際に、キー15に加わる引っ張り応力が湾曲形状の曲線部により分散される。従って、キー15の根元152に加わるロータコア12の内径方向への引っ張り応力を低減することが可能となる。これにより、キー15の根元152に加わる引っ張り応力が、電磁鋼板14の降伏応力を超えるのを防ぐこともできる。
さらに、電磁鋼板14のキー15は、電磁鋼板14の周方向に等間隔に形成され、キー15に対応するシャフト11のキー溝111は、シャフト11の周方向に等間隔に形成される。これにより、等間隔に配置しない場合に比べて、遠心力によるロータコア12の変形及び引っ張り応力の発生を抑制でき、ロータコア12の強度への悪影響を抑制できる。
(第2実施形態)
図7を参照して、第2実施形態のモータ1のロータ10を説明する。
図7は第2実施形態による電磁鋼板14の一部拡大図であり、図2のA部分に相当する部分を拡大して示した図である。第2実施形態では、電磁鋼板14のキー15が凸部154を有していない点が第1実施形態のモータ1のロータ10と相違する。なお、以下の実施形態では第1実施形態と同じ機能を果たす構成には同一の符号を用い、重複する記載を適宜省略して説明する。
図7に示すように、電磁鋼板14のキー15は凸部154を有しておらず、延設部151Aのみを備える。電磁鋼板14の挿入孔16が重なって形成されたロータコア12のシャフト挿入孔121には、隙間ばめによりシャフト11が挿入される。また、キー15の延設部151Aの両側面がシャフト11のキー溝111の両側面にそれぞれ当接することにより、キー15がキー溝111に圧入され、シャフト11とロータコア12が締結される。各電磁鋼板14は塑性変形しやすいため、キー15の延設部151Aの先端153Aと延設部151Aの側面とが接続する角160は、軸方向に変形した状態でキー溝111の側面に当接する。
上記した第2実施形態のモータ1のロータ10によれば、以下の効果を得ることができる。
モータ1のロータ10においては、電磁鋼板14のキー15の側面をシャフト11のキー溝111側面に当接するように圧入することでロータコア12とシャフト11とを締結し、電磁鋼板14の挿入孔16の他の部分には隙間ばめによりシャフト11が挿入されている。このため、シャフト11の外周全体にロータコア12の内周全体を圧入する場合に比べ、ロータコア12に余計な応力が加わらず、ロータ10の強度への悪影響を低減できる。
モータ1のロータ10においては、電磁鋼板14のキー15をシャフト11のキー溝111に圧入することでロータコア12とシャフト11とを締結しているため、JP2007-181270Aのように、ロータコア12へのピン孔の設置及びピンの挿入を必要としない。このため、ピンの挿入により電磁鋼板のキーの先を開くことにより発生するひずみが伝播し、ロータコアに余計な応力が加わること、及びピン孔によって、ロータ回転時に発生する遠心力に対するロータ10の耐久強度が低下することを防止できる。さらに、モータ1のロータ10は、ロータコア12へのピン孔の設置及びロータコア12へのピンの挿入を必要としないため、ロータ10の組み立てを簡略化でき、コストダウンを図ることができる。
ロータコア12は、電磁鋼板14を積層した状態で、電磁鋼板14に備えられたキー15の両側面を、キー溝111の両側面にそれぞれ当接させてキー15をキー溝111に圧入する。このように、電磁鋼板14を積層した状態で圧入した場合には、キー15の延設部151Aの先端153Aと延設部151Aの側面とが接続する角160が軸方向に変形する。この変形によって、圧入応力が緩和され、シャフト11と電磁鋼板14がこすれてシャフト11が削れることによるコンタミの発生を抑制できる。
また、延設部151Aの先端153Aと延設部151Aの側面とが接続する角160を軸方向に変形させることが可能な構成となっているため、シャフト11のキー溝111の幅を小さめに設定する、または延設部151Aの幅を大きめに設定することができる。これにより、シャフト11及びロータコア12の加工精度を下げても、シャフト11とロータ10を確実に締結することができる。
(第3実施形態)
図8を参照して、第3実施形態のモータ1のロータ10を説明する。
図8は第3実施形態による電磁鋼板14の一部拡大図であり、図2のA部分に相当する部分を拡大して示した図である。第3実施形態では、電磁鋼板14のキー15が、凸部154を延設部151Bの一方の側面のみに備える点が、第1及び第2実施形態のモータ1のロータ10と相違する。
図8に示すように、電磁鋼板14のキー15は、延設部151Bの幅方向(周方向)の一方の側面から、延設部151Bの幅方向外側(側面)に突出する凸部154を備える。
電磁鋼板14の挿入孔16が重なって形成されたロータコア12のシャフト挿入孔121には、隙間ばめによりシャフト11が挿入される。また、キー15の凸部154がシャフト11のキー溝111の一方側側面に当接し、キー15の延設部151Bの凸部154が延設されない側の側面がキー溝111の他方側側面に当接することにより、キー15がキー溝111に圧入され、シャフト11とロータコア12が締結される。各電磁鋼板14は塑性変形しやすいため、キー溝111に当接する凸部154の先端156、及びキー15の延設部151Bの先端153Bと延設部151の側面とが接続する角160は、軸方向に変形した状態でキー溝111の側面に当接する。
上記した第3実施形態のモータ1のロータ10においても、キー15の側面をキー溝111の側面に当接するように圧入し、電磁鋼板14の挿入孔16の他の部分には隙間ばめによりシャフト11が挿入されている。このため、ロータコア12に余計な応力が加わらず、ロータ10への悪影響を低減できる。また、圧入の際、キー15の凸部154の先端156、及びキー15の延設部151Bの先端153Bと延設部151Bの側面とが接続する角160は、軸方向に変形した状態でキー溝111の側面に当接するため、圧入応力が緩和される。さらに、キー15の延設部151Bの側面から突出する凸部154を圧入するため、圧入の際にキー15にかかる圧縮応力は、凸部154に集中する。従って、第3実施形態のロータ10によっても、第1実施形態及び第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
(第4実施形態)
図9及び図10を参照して、第4実施形態のモータ1のロータ10を説明する。
図9は第4実施形態による電磁鋼板14の一部拡大図であり、図2のA部分に相当する部分を拡大して示した図である。第4実施形態では、電磁鋼板14のキー15が、延設部151の先端に径方向内側に突出する突出部161を備える点が、第1実施形態のモータ1のロータ10と相違する。
図9に示すように、電磁鋼板14のキー15は、延設部151の幅方向(周方向)の両側面から、延設部151の幅方向外側(側面)に延設される凸部154に加えて、延設部151の先端に、径方向内側に突出する突出部161を備える。
第1実施形態と同様に、シャフト挿入孔121には、隙間ばめによりシャフト11が挿入され、キー15の2つの凸部154がシャフト11のキー溝111の両側面にそれぞれ当接することにより、キー15がキー溝111に圧入される。キー15の凸部154の先端156は、圧入の際、軸方向に変形した状態でキー溝111の側面に当接する。
図9に示すように、突出部161の幅寸法の大きさは、延設部151の幅寸法の大きさに等しい。突出部161の径方向先端163は、キー溝111との間にわずかな隙間を有し、キー溝111には当接しない。延設部151と挿入孔16が接続する位置における隅部157、延設部151と凸部154とが接続する位置における隅部158、及び突出部161と凸部154とが接続する位置における隅部159は、湾曲形状として形成される。凸部154の外周側にキー溝111の側面とロータコア12で囲まれて形成される凹部18が、ロータコア12の内径線よりも内側に位置する点は、第1の実施形態と同様である。
次に図10を参照して、キー15に加わる引っ張り応力について説明する。
図10は、電磁鋼板14のキー15をキー溝111に圧入する際にキー15に加わる圧縮応力及び引っ張り応力を示した図である。キー15をキー溝111に圧入する際、キー溝111の側面から凸部154に作用する圧縮応力は、ロータ10の内径方向に斜め(図10の矢印Cで示される方向)に加わる。この圧縮応力の作用によって、凸部154がロータの内径方向に変形し、キー15の延設部151の根元152付近には、ロータコア12の内径方向(図5の矢印Dで示される方向)に引っ張り応力が加わる。
凸部154に作用する圧縮応力による凸部154のロータの内径方向への変形は、キー15の突出部161により抑制される。これにより、キー15の延設部151の根元152付近に加わる引っ張り応力は低減される。
また、本願発明者は、研究・分析の結果から、突出部161の根元162から先端163までの長さTを大きくしていくと、キー15の根元152付近に加わる引っ張り応力の最大値は、Tが0.5mmまでは急減少し、0.5mmを超えると緩やかに減少していくことを見出した。従って、Tの寸法は0.5mm以上に設計することが好ましいが、必ずしもこれに限らない。
なお、本実施形態では、突出部161の幅寸法の大きさと、延設部151の幅寸法の大きさを等しくしたが、突出部161の幅寸法の大きさはキー溝111の幅寸法より小さければよく、これに限らない。但し、突出部161の幅寸法が延設部151の幅寸法より小さい場合、キー15の圧入時、凸部154の内径方向への変形を抑制する効果が少ないため、突出部161の幅寸法の大きさは延設部151の幅寸法以上であることが好ましい。
上記した第4実施形態の回転電機のロータによれば、第1実施形態の回転電機のロータにより得られる効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
電磁鋼板のキー15は、延設部151の幅方向の両側面から、延設部151の幅方向外側に突出する凸部154に加えて、延設部151の先端に、径方向内側に突出する突出部161を備える。これにより、凸部154に作用する圧縮応力による凸部154のロータの内径方向への変形を抑制でき、キー15の根元152付近に加わる引っ張り応力を低減することができる。従って、キー15の根元152に加わる引っ張り応力が電磁鋼板14の降伏応力を超えるのを防ぐこともできる。
また、突出部161の根元162から先端163までの長さTを0.5mm以上に設計している。これにより、キー15の根元152付近に加わる引っ張り応力を低減することができ、キー15の根元152に加わる引っ張り応力が電磁鋼板14の降伏応力を超えるのを防ぐこともできる。
(第4実施形態の変形例)
図11を参照して、第4実施形態の変形例によるモータ1のロータ10を説明する。なお、本変形例は、第4実施形態の変形例として説明するが、いずれの実施形態とも適宜組み合わせることができる。
図11は第4実施形態の変形例による電磁鋼板14の一部拡大図であり、図2のA部分に相当する部分を拡大して示した図である。図11に示すように、本変形例では、シャフト11のキー溝111の側面が、シャフト11の外周方向に向かって幅が狭くなるテーパ状に形成される。
ロータコア12を形成する電磁鋼板14は、ロータ10の回転による遠心力や車両の衝突等による衝撃荷重により、キー15がシャフト11の外周方向に向かって、シャフト11からずれるおそれがある。本変形例では、シャフト11のキー溝111の側面が、シャフト11の外周方向に向かって幅が狭くなるテーパ状に形成されている。これにより、遠心力や衝撃荷重により、キー15がシャフト11の外周方向に向かってシャフト11からずれることを防止できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
いずれの実施形態においても、電磁鋼板14のキー15は電磁鋼板14の周方向に等間隔に複数設けることが好ましいが、キー15の配置はこれに限らず、等間隔に配置していなくてもよい。
また、いずれの実施形態においても、ロータコア12の外周側端面に等間隔に磁石6が配置されているが、磁石6の配置はこれに限られるものではない。
また、いずれの実施形態においても、延設部151の径方向先端153または突出部161の径方向先端163は、キー溝111に当接していないことが好ましいが、必ずしもこれに限られず、当接していてもよい。
また、第2実施形態を除くいずれの実施形態においても、凸部154の外周側にキー溝111の側面とロータコア12で囲まれて形成される凹部18は、ロータコア12の内径線よりも内側に位置することが好ましいが、必ずしもこれに限らず、ロータコア12の内径線よりも外側にはみ出す構成であってもよい。
また、いずれの実施形態においても、キー15の凸部154の根元155から先端156までの長さをL、凸部154の幅寸法をWとした場合のL/Wの値は、0.5以上であることが好ましいが、これに限らない。
さらに、各実施形態における、延設部151と挿入孔16が接続する位置における隅部157、延設部151と凸部154とが接続する位置における隅部158、及び突出部161と凸部154とが接続する位置における隅部159は、それぞれ湾曲形状として形成されるのが好ましいが、これに限らず、例えば角形状であってもよい。
上述した各実施形態は、それぞれ単独の実施形態として説明したが、適宜組み合わせてもよい。

Claims (12)

  1. シャフトと、
    複数の電磁鋼板を積層して構成され、内周に前記シャフトが取り付けられるロータコアと、
    を備える回転電機のロータであって、
    前記ロータコアを構成する前記電磁鋼板は、前記シャフトが挿入される挿入孔と、前記挿入孔から径方向内側に突出するキーを備え、
    前記シャフトは、軸方向に沿って形成されるキー溝を備え、
    前記電磁鋼板の前記挿入孔には、隙間ばめにより前記シャフトが取り付けられ、
    前記キーは、側面が前記キー溝の側面に当接することにより前記キー溝に圧入されるとともに
    前記キーは、前記挿入孔から径方向内側に突出する延設部と、前記延設部の幅方向の少なくとも一方の側面から、前記延設部の幅方向外側に延設される凸部と、を備え、
    前記凸部は前記延設部の先端の側面から前記延設部の幅方向外側に延設され、
    前記延設部の先端には、径方向内側に突出する突出部が設けられた、
    ことを特徴とする回転電機のロータ。
  2. 前記キーは、前記凸部が前記キー溝の一方側側面に当接し、前記延設部の前記凸部が延設されない側の側面が前記キー溝の他方側側面に当接することにより、前記キー溝に圧入される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ。
  3. 前記キーは、2つの前記凸部が前記キー溝の両側面にそれぞれ当接することにより、前記キー溝に圧入される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のロータ。
  4. 前記凸部の外周側に前記キー溝の側面と前記ロータコアで囲まれて形成される凹部は、前記ロータコアの内径線よりも内側に位置する、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  5. 前記凸部の根元から先端までの長さをL、前記凸部の幅寸法をWとした場合に、L/Wが0.5以上である、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  6. 前記突出部の幅寸法の大きさは、前記延設部の幅寸法以上かつ前記キー溝の幅より小さい、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  7. 前記突出部の根元から先端までの長さが0.5mm以上である、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  8. 前記延設部と前記凸部とが接続する位置における隅部、及び前記延設部と前記挿入孔が接続する位置における隅部は、湾曲形状として形成される、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  9. 前記延設部と前記凸部とが接続する位置における隅部、前記延設部と前記挿入孔が接続する位置における隅部及び前記突出部と前記凸部とが接続する位置における隅部は、湾曲形状として形成される、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  10. 前記キー溝及び前記キーが、前記シャフト及び前記電磁鋼板の周方向に等間隔にそれぞれ複数形成される、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  11. 前記キー溝は、当該キー溝の側面が前記シャフトの外周方向に向かって幅が狭くなるテーパ状となるように形成されている、
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一つに記載の回転電機のロータ。
  12. 請求項1から11のいずれか一つに記載のロータと、
    前記ロータの周囲に設けられるステータと、を備える、
    ことを特徴とする回転電機。
JP2019568500A 2018-02-01 2018-02-01 回転電機のロータ及び回転電機 Active JP7010309B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/003428 WO2019150527A1 (ja) 2018-02-01 2018-02-01 回転電機のロータ及び回転電機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2019150527A1 JPWO2019150527A1 (ja) 2021-01-14
JP7010309B2 true JP7010309B2 (ja) 2022-01-26

Family

ID=67478096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019568500A Active JP7010309B2 (ja) 2018-02-01 2018-02-01 回転電機のロータ及び回転電機

Country Status (5)

Country Link
US (1) US11462962B2 (ja)
EP (1) EP3748820A4 (ja)
JP (1) JP7010309B2 (ja)
CN (1) CN111684688B (ja)
WO (1) WO2019150527A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7067330B2 (ja) 2018-07-13 2022-05-16 昭和電工マテリアルズ株式会社 エッチング装置、エッチング方法及びプリント配線板の製造方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102611335B1 (ko) * 2019-01-02 2023-12-08 엘지마그나 이파워트레인 주식회사 모터의 회전축 구조
FR3104849B1 (fr) * 2019-12-17 2023-03-17 Nidec Psa Emotors Rotor de machine électrique tournante

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168128A (ja) 2003-12-01 2005-06-23 Honda Motor Co Ltd 回転電機用ロータ
JP2009060733A (ja) 2007-08-31 2009-03-19 Aisin Seiki Co Ltd ロータ
JP2012100364A (ja) 2010-10-29 2012-05-24 Meidensha Corp 電動機のロータ構造
JP2013074791A (ja) 2011-09-27 2013-04-22 Lg Innotek Co Ltd 回転軸のスリップ防止構造を有するロータ及びこれを備えるモータ
WO2016088213A1 (ja) 2014-12-03 2016-06-09 日産自動車株式会社 回転電機のロータ構造

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2586070B1 (fr) * 1985-08-12 1987-12-18 Europ Propulsion Palier magnetique radial de grand diametre
US4987330A (en) 1990-01-16 1991-01-22 General Motors Corporation Rotor lamination assembly for a dynamoelectric machine
JP2004032943A (ja) 2002-06-27 2004-01-29 Toyota Motor Corp 嵌合構造
JP2007181270A (ja) 2005-12-27 2007-07-12 Toyota Motor Corp 回転電機のロータ
WO2013019555A2 (en) 2011-07-29 2013-02-07 Ideon Llc A process for curing a composition by electron beam radiation, and by gas-generated plasma and ultraviolet radiation
JP2016123240A (ja) 2014-12-25 2016-07-07 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 電動機用ロータ及びその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005168128A (ja) 2003-12-01 2005-06-23 Honda Motor Co Ltd 回転電機用ロータ
JP2009060733A (ja) 2007-08-31 2009-03-19 Aisin Seiki Co Ltd ロータ
JP2012100364A (ja) 2010-10-29 2012-05-24 Meidensha Corp 電動機のロータ構造
JP2013074791A (ja) 2011-09-27 2013-04-22 Lg Innotek Co Ltd 回転軸のスリップ防止構造を有するロータ及びこれを備えるモータ
WO2016088213A1 (ja) 2014-12-03 2016-06-09 日産自動車株式会社 回転電機のロータ構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7067330B2 (ja) 2018-07-13 2022-05-16 昭和電工マテリアルズ株式会社 エッチング装置、エッチング方法及びプリント配線板の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
US11462962B2 (en) 2022-10-04
EP3748820A1 (en) 2020-12-09
US20210036564A1 (en) 2021-02-04
EP3748820A4 (en) 2021-01-20
JPWO2019150527A1 (ja) 2021-01-14
CN111684688B (zh) 2022-07-08
CN111684688A (zh) 2020-09-18
WO2019150527A1 (ja) 2019-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7411330B2 (en) Rotating electric machine
JP7010309B2 (ja) 回転電機のロータ及び回転電機
JP5324673B2 (ja) 分割式コアを有する電動機の回転子及びその製造方法
WO2014046101A1 (ja) ステータの固定構造
JP5685506B2 (ja) 回転電機の回転子、回転電機および回転子の端面部材
JP5002859B2 (ja) バリアブルリラクタンス型レゾルバロータ及びブラシレスモータ
JP5631133B2 (ja) 回転電機用ロータにおける金属管のロータコアへの固定方法
JP4714077B2 (ja) ロータシャフト
JP4929714B2 (ja) 回転子鉄芯と軸との固定構造および固定方法
JP2017093059A (ja) 回転電機
JP5495045B2 (ja) 回転電機の回転子
JP2008109804A (ja) 回転電機
JP5333502B2 (ja) 回転電機のロータ
JP5541080B2 (ja) レゾルバロータ固定構造
JP5983326B2 (ja) 磁石埋込型モータの回転子
WO2020148939A1 (ja) 回転電機のロータ
JP4244325B2 (ja) 回転電機のロータ
KR20160135393A (ko) 감속기 일체형 엑셜 모터
JP2010259250A (ja) 回転子
JP2018007380A (ja) 回転電機
JP2019047658A (ja) 電動モータ
US11063483B2 (en) Electric motor
JP2008312366A (ja) 回転電機及びそのコア
JP6737200B2 (ja) 回転電機のロータ
JP2007312568A (ja) 磁石発電機

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211

Effective date: 20200729

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210817

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211227