JP6645569B1 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 耐久性を損ねることなく、より反発性を向上させることができるゴルフクラブヘッドを提供する。【解決手段】 内部に中空部を有するゴルフクラブヘッド1であって、ボールを打撃するためのフェース部2と、フェース部2からヘッド後方に延びるソール部4とを有する。ヘッド厚さHが39.0mm以下である。ソール部4の中空部i側を向く内面には、リーディングエッジLeに沿って延びる重量部10が設けられている。リーディングエッジLeと重量部10との間は、最大厚さがt(mm)以下の薄肉領域4aとされている。薄肉領域4aのヘッド前後方向の長さL(mm)が、14.0〜23.0mm、かつ、薄肉領域4aの最大厚さt(mm)とヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lが、0.040〜0.080である。【選択図】 図3

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関し、詳しくは、内部に中空部を有するゴルフクラブヘッドに関する。
内部に中空部を有するゴルフクラブヘッド、中でも、地面に置かれたボールを直接打撃する機会が多いフェアウェイウッドやハイブリッドと呼ばれるゴルフクラブヘッドでは、大きな飛距離を得るために、低いスイートスポットを持つことが望まれている。
下記特許文献1は、フェアウェイウッドタイプのゴルフクラブヘッドが記載されている。このゴルフクラブヘッドは、クラウン、ソール、ホーゼル、キャビティ、開口及び内部重りとしての突出部を有する金属製本体と、打撃面及び返り部を有する金属製フェース要素とを有する。
特許第5982555号公報
発明者は、フェアウェイウッドやハイブリッドといった比較的ヘッド厚さが小さいゴルフクラブヘッドについて、耐久性を損ねずに、より反発性を向上させるための種々の研究を行った。その結果、ゴルフクラブヘッドのソール部の内面にリーディングエッジに沿って延びる重量部を設けることに加え、リーディングエッジと前記重量部との間を薄肉領域とし、この薄肉領域の最大厚さとヘッド前後方向の長さとを関連付けて規定することが重要であることを知見した。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、耐久性を損ねることなく、フェースの下側での反発性を向上させることができるゴルフクラブヘッド、とりわけフェアウェイウッドやハイブリッドに適したゴルフクラブヘッドを提供することを主な課題としている。
本発明は、内部に中空部を有するゴルフクラブヘッドであって、ボールを打撃するためのフェース部と、前記フェース部からヘッド後方に延びるソール部とを有し、ヘッド厚さH(mm)が39.0(mm)以下であり、前記ソール部の前記中空部側を向く内面には、リーディングエッジに沿って延びる重量部が設けられており、前記リーディングエッジと前記重量部との間は、最大厚さがt(mm)以下の薄肉領域とされており、前記薄肉領域のヘッド前後方向の長さL(mm)が、14.0〜23.0(mm)、かつ、前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)と前記ヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lが、0.040〜0.080である、ゴルフクラブヘッドである。
本発明の他の態様では、前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)が0.6〜1.8(mm)とされても良い。
本発明の他の態様では、前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)が0.6〜1.4(mm)とされても良い。
本発明の他の態様では、前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)が0.6〜1.1(mm)とされても良い。
本発明の他の態様では、前記重量部は、前記ソール部の前記内面から上側に延びかつ前記フェース部に接触しない状態で前記フェース部の側へ突出していても良い。
本発明の他の態様では、前記重量部は、前記ソール部の肉厚の大きい部分で形成されていても良い。
本発明の他の態様では、ヘッド重量が190〜240(g)であっても良い。
本発明の他の態様では、ヘッド前後方向の最大長さであるヘッド幅が60〜90(mm)であっても良い。
本発明の他の態様では、スイートスポットの高さが22(mm)以下であっても良い。
本発明は、内部に中空部を有するゴルフクラブヘッドであって、フェアウェイウッドやハイブリッドのように、主として、地面に直接置かれたボールを打撃するためのゴルフクラブヘッドを対象とする。この種のゴルフクラブヘッドは、フェースの下側でボールを打撃する傾向があるため、実際の打点に近いフェースの下側の反発性能を高めることが重要である。
本発明では、先ず、ヘッド厚さHが39.0mm以下と薄く構成される。この構成により、ヘッド重心が低くなり、ひいては、スイートスポット(ヘッド重心をからフェースに引いた法線がフェースと交わる点)の位置も低く維持することができる。これは、フェースの下側の反発性能を高めるのに役立つ。
次に、本発明のゴルフクラブヘッドでは、ソール部の内面に、リーディングエッジに沿って延びる重量部が設けられる。このため、ヘッドの低い位置に大きな重量が配置され、ひいては、低いスイートスポットが提供される。したがって、本発明のヘッドは、地面に直接置かれたボールを打撃する際、打撃位置とスイートスポットとが近くなり、高い反発性及び打球の低スピンを達成し、飛距離を増大させることができる。
本発明のゴルフクラブヘッドでは、前記リーディングエッジと前記重量部との間は、最大厚さがt(mm)以下の薄肉領域とされ、さらに、薄肉領域のヘッド前後方向の長さL(mm)が、14.0〜23.0mm、かつ、前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)と前記ヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lが、0.040〜0.080とされる。
前記薄肉領域のヘッド前後方向の長さLが14.0mm以上と十分に大きいため、フェースの下側でボールを打撃する際に、ソール部を大きく撓ませることができる。また、前記薄肉領域のヘッド前後方向の長さLが23.0mm以下に抑えられることで、前記重量部をフェース部の近くに配置することができる。これにより、本発明のゴルフクラブヘッドは、ヘッド重心を低くかつ浅い位置に維持し、低いスイートスポットを提供することができる。
加えて、本発明では、前記薄肉領域の最大厚さt(mm)と前記ヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lに着目し、この比t/Lが0.040〜0.080の範囲に限定されている。すなわち、反発性を向上させるには、前記薄肉領域の前記最大厚さtを小さくすることが良いが、薄肉領域の最大厚さtをヘッド前後方向の長さと無関係に小さくすると、耐久性を確保することはできない。このように、耐久性を損ねずに反発性を向上させるための薄肉領域の最大厚さtの適値は、前記薄肉領域のヘッド前後方向の長さLによって変わるものである。本発明では、前記比t/Lを0.040〜0.080の範囲に限定することで、耐久性を損ねることなく、フェースの下側での高い反発性を発揮しうるゴルフクラブヘッドを提供することができる。
以上のように、本発明のゴルフクラブヘッドは、耐久性を損ねることなく、フェースの下側での反発性を向上させることができるゴルフクラブヘッド、とりわけフェアウェイウッドやハイブリッドに適したゴルフクラブヘッドを提供することができる。
本発明の一実施形態を示すゴルフクラブヘッドの斜視図である。 図1のゴルフクラブヘッドの平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図4の斜視図である。 (A)〜(C)は、他の実施形態を示すソール部の平面図である。 本発明の他の実施形態を示すゴルフクラブヘッドの断面図であり、図2のIII−III線の位置に対応している。 図7のVIII−VIII線断面図である。
以下、本発明の実施形態が図面に基づき説明される。全ての実施形態を通して、同一の部材ないし部分については、同じ符号が付されており、重複する説明は省略される。
図1は、本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1の斜視図、図2はその平面図、図3は図2のIII−III線断面図をそれぞれ示す。
[基準状態等]
図1〜3において、ヘッド1は基準状態とされている。本明細書において、特に言及されていない場合、ヘッド1は、この基準状態に置かれているものとする。
基準状態とは、ヘッド1が、当該ヘッド1に定められたライ角(図示省略)及びロフト角α(図3に示す)で水平面HPに置かれた状態である。より詳細には、基準状態は、図2に示されるように、ヘッド1のシャフト軸中心線CLが、基準垂直面VP内に配されてライ角に傾けられた状態で、ヘッド1のフェース2aがロフト角α(図3に示す)に保持された状態である。なお、シャフト軸中心線CLは、ヘッド1のホーゼル部6に形成されたシャフト差込孔6aの軸中心線によって画定される。
[ヘッドの座標系]
本明細書では、ヘッド1にx−y−zの座標系が関連付けられている。x軸は、基準垂直面VPに直交し水平面HPに平行な軸とされ、y軸は、基準垂直面VP及び水平面HPにともに平行な軸とされ、z軸は、x軸及びy軸にともに直交する軸とされる。そして、ヘッド1に関して、x軸に沿った方向がヘッド前後方向、y軸に沿った方向がトウ・ヒール方向、及び、z軸に沿った方向がヘッド上下方向として定義される。
[ヘッドの基本形態の例]
本実施形態のヘッド1は、内部に中空部iを有するものとして構成されている。また、本実施形態のヘッド1は、ボールが地面に直接置かれているときの打撃に適したゴルフクラブヘッドとして構成される。このような例としては、フェアウェイウッド又はハイブリッドが挙げられる。これらのヘッドは、典型的には、15度以上のロフト角α、100〜200cc程度のヘッド体積、190〜240g程度のヘッド重量、及び、60〜90mmのヘッド幅Wを有する。ヘッド幅Wは、図3に示されるように、ヘッド前後方向の最大長さである。
また、ボールが地面に直接置かれているときの打撃に適したゴルフクラブヘッドとして、本実施形態のヘッド1は、ヘッド厚さHが39.0mm以下とされる。ヘッド厚さHは、水平面からヘッド1の最高点までの高さである。この構成により、ヘッド重心Gが低くなり、ひいては、スイートスポットSS(ヘッド重心Gをからフェース2aに引いた法線Nがフェース2aと交わる点)の位置も低く維持することができる。これは、フェース2aの下側の反発性能を高めるのに役立つ。なお、ヘッド厚さHが39.0mmを超えると、スイートスポットSSの位置が高くなり、フェース2aの下側で打撃したときの反発性が低下する。
フェアウェイウッドとしては、例えば、スプーン(#3)、バフィ(#4)、クリーク(#5)及び他のウッド(#7、#9)などを含む。
ハイブリットは、例えば、ウッド型とアイアンヘッドとの中間的な形状を有するものとして当業界で知られている。
ヘッド1は、中空部iを画定するように、フェース部2、クラウン部3、ソール部4、サイド部5などを含んでいる。
中空部iは、例えば、そのまま空間とされても良いし、その一部に重量調整用のゲル剤などが配置されても良い。
フェース部2は、ボールを打撃するためにヘッド1の前側に形成されており、ボールと直接接触する面であるフェース2aを有する。図示していないが、このフェース2aには、フェースラインと呼ばれるトウ・ヒール方向に延びる複数本の溝が設けられる。
クラウン部3は、フェース部2の上部側からヘッド後方に延びてヘッド上面を形成している。クラウン部3のヒール側には、上述したホーゼル部6が設けられている。ホーゼル部6には、ゴルフクラブシャフト(図示省略)を固定するためのシャフト差込孔6aが形成されている。
ソール部4は、フェース部2の下部側からヘッド後方に延びてヘッド底面を形成している。
サイド部5は、クラウン部3とソール部4との間を接続している。また、サイド部5のトウ側及びヒール側は、フェース部2のトウ側及びヒール側にそれぞれ接続されている。
本実施形態において、フェース部2、クラウン部3、ソール部4及びサイド部5は、例えば、金属材料で構成されている。金属材料としては、例えば、ステンレス、マレージング鋼、チタン合金、マグネシウム合金又はアルミニウム合金が好適である。他の態様では、ヘッド1の一部(例えば、クラウン部3)が、繊維強化樹脂等の非金属材料で作られても良い。
図4には、図3のIV−IV線断面図、図5には、図4の斜視図が示されている。図3〜5に示されるように、ソール部4の中空部i側を向く内面7には、リーディングエッジLeに沿って延びる重量部(以下、「第1重量部」という。)10が設けられている。
第1重量部10は、ヘッド前後方向において、ソール部4の内面7のフェース部2側に設けられている。図3に示される横断面から明らかなように、本実施形態の第1重量部10は、ソール部4の内面7から上側に延び、かつ、フェース部2に接触しない状態でフェース部2の側へ突出している。より具体的には、本実施形態の第1重量部10は、フェース部2からヘッド後方に距離を隔てた位置でソール部4の内面7から上側に延び、その後、フェース部2に向かって斜めに延び、その先端が(打球時でも)フェース部2と接触しない位置で途切れる隆起物である。
本実施形態において、第1重量部10は、ソール部4の内面7から直接延びている。このため、ヘッド1のフェース部2側かつより低い位置に大きな重量が配置され、ひいては、低いスイートスポットSSが提供される。このようなヘッド1は、地面に直接置かれたボールを打撃する際、打撃位置とスイートスポットSSとが近くなるため、高い反発性及び打球の低スピンを達成し、飛距離を増大させることができる。
本実施形態において、リーディングエッジ(フェース2aの最も前方に突出してトウ・ヒール方向に延びるエッジ)Leと第1重量部10との間は、最大厚さがt(mm)以下の薄肉領域4aとされ、さらに、薄肉領域4aのヘッド前後方向の長さL(mm)が、14.0〜23.0mm、かつ、薄肉領域4aの最大厚さt(mm)とヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lが、0.040〜0.080とされる。
ソール部4の薄肉領域4aは、ボール打撃時に撓みやすいことから、フェース2aの下側の反発性能をさらに高めるのに役立つ。ここで、例えば、ヘッド1が、カップ状のフェースと、ヘッド本体とを溶接接合したいわゆるカップフェース構造である場合など、リーディングエッジLeと第1重量部10との間に、溶接ビードが存在することがある。このような溶接ビードは、やむを得ず部分的に大きな厚さを有する。本発明では、前記最大厚さt(mm)は、このような溶接ビードを除いた部分の最大厚さとして特定される。
第1重量部10は、そのヘッド前方側の縁を規定する前縁15を有する。第1重量部10の前縁15は、第1重量部10とソール部4の内面7とのヘッド前方側の接続部である。リーディングエッジLeと第1重量物10との間に位置するソール部4は、薄肉領域4aで形成されている。
薄肉領域4aのヘッド前後方向の長さL(mm)は14.0〜23.0mmとされる必要がある。フェース部2の厚さは2〜3mm程度と小さいことから、本明細書では、薄肉領域4aのヘッド前後方向の長さLは、便宜上、リーディングエッジLeから第1重量部10の前縁15までのヘッド前後方向の距離として測定されるものとする。
本実施形態のヘッド1では、薄肉領域4aの長さLが14.0mm以上と十分に大きいことから、フェース2aの下側でボールを打撃する際に、この薄肉領域4aを含むソール部4を大きく撓ませることができる。また、薄肉領域4aの長さLが23.0mm以下に抑えられることで、第1重量部10をフェース部2の近くに配置することができる。これにより、ヘッド1は、ヘッド重心Gを低くかつ浅い位置に維持し、低いスイートスポットSSを提供することができる。したがって、ヘッド1は、地面に直接置かれたボールを打撃する際、打撃位置とスイートスポットSSとが近くなるため、高い反発性及び打球の低スピンを達成し、飛距離を増大させることができる。
さらに、本実施形態において、薄肉領域4aの最大厚さt(mm)とヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lは0.040〜0.080とされる。
本発明では、薄肉領域4aのヘッド前後方向の長さL(mm)が14.0〜23.0mmであることを前提として、薄肉領域4aの最大厚さt(mm)とそのヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lに着目した。すなわち、ヘッド1の反発性を向上させるには、薄肉領域4aの最大厚さt(mm)は小さい方が良いが、前記最大厚さtをヘッド前後方向の長さLと無関係に小さくすると、耐久性が確保できない。このように、耐久性を損ねずに反発性を向上させるための薄肉領域4aの最大厚さtの適値は、薄肉領域4aのヘッド前後方向の長さLによって変わる。
本発明では、以上のような知見に基づき、前記比t/Lを0.040〜0.080の範囲に限定する。これにより、薄肉領域4aのヘッド前後方向の長さL(mm)が14.0〜23.0mmとされたヘッド1において、耐久性を損ねることなく、より高い反発性を発揮させることができる。薄肉領域4aの最大厚さtは、上述の比を満足するものであれば、特に限定されるものではないが、好ましくは0.6〜1.8mmの範囲、より好ましくは0.6〜1.4mmの範囲、さらに好ましくは0.6〜1.1mmの範囲とされる。
前記比t/Lの値は、上述の範囲内であれば、薄肉領域4aのトウ・ヒール方向において一定でも良いし、変化するものでも良い。例えば、前記比t/Lの値が、薄肉領域4aのトウ・ヒール方向の中央領域で相対的に大きく、薄肉領域4aの前記中央領域のトウ側及びヒール側で相対的に小さくされても良い。ヘッドの反発性は、フェースセンターFCからトウ・ヒール方向に離れるほど低下する傾向があるが、上記態様では、フェースセンターFCからトウ・ヒール方向に離れた位置で相対的に比t/Lを小さくすることで、反発性の低下を抑制するのに役立つ。
また、上述の薄肉領域4aは、ヘッド1のトウ・ヒール方向のある範囲に亘って形成されるのが好ましい。特に好ましい態様では、前記比を満たす薄肉領域4aは、図2に示されるように、ヘッド平面視において、フェースセンターFCからトウ側及びヒール側のそれぞれに少なくとも10mmの範囲Aに形成されることが望ましい。これにより、上記作用をより確実かつ広い打撃範囲で発現させることができる。フェースセンターFCは、フェース2aのトウ・ヒール方向の中間位置及びフェース2aのヘッド上下方向の中間位置となるフェース2a上の点である。
図4に示されるように、本実施形態の第1重量部10において、トウ側端10aは、ヘッド重心Gよりもトウ側に位置し、ヒール側端10bは、ヘッド重心Gよりもヒール側に位置する。また、第1重量部10のトウ側端10aは、例えば、サイド部5に達しておらずその手前で終端し、第1重量部10のヒール側端10bは、例えば、ホーゼル部6に接続される。
ヘッド重心Gの高さ及びヘッド前後方向の位置は、第1重量部10の体積や断面形状などを変更することで調整することができる。例えば、水平面HPからヘッド重心Gまでの高さである重心高さは、好ましくは、11〜16mmとされる。また、ヘッド1のリーディングエッジLeからヘッド重心Gまでのヘッド前後方向の距離である重心深度は、好ましくは、29〜32mmとされる。さらに、ヘッド1の水平面HPからのスイートスポットSSの高さは、例えば、22mm以下とされ、より好ましくは17〜22mmとされる。これらにより、地面に直接置かれたボールを打撃する際、打撃位置とスイートスポットSSとがさらに近くなり、飛距離を増大させることができる。
図4及び図5に示されるように、第1重量部10は、そのヘッド後方側の縁を規定する後縁11を有する。この後縁11は、第1重量部10とソール部4の内面7とのヘッド後方側の接続部であり、換言すれば、図3及びそれと平行な第1重量部10の横断面において、後縁11は、第1重量部10のヘッド前後方向の後端を規定する。
図4から明らかなように、第1重量部10は、この後縁11よりもヘッド前方側に位置する。好ましい態様では、ソール部4の平面視において、第1重量部10の後縁11には、フェース部2の側に凹んだ凹部縁12が設けられており、この凹部縁12のヘッド後方側にヘッド重心Gが位置する。このような態様では、ヘッド重心Gから離れた位置に第1重量部10の大きな重量が配分されるため、ヘッド1は、さらに、大きな左右の慣性モーメントを有し、打球の方向性も向上させることができる。
好ましい態様では、ソール部4の平面視において、凹部縁12は、凹部縁12のヘッド後方側に中心を有する円弧状とされる。このような態様では、上述の重量配分効果を最適化し、前記作用をさらに高めることができる。「円弧状」とは、単一の円弧の場合のみならず、複数の円弧が接続された複合円弧であっても良い(以下、同様である。)。
好ましい態様では、ソール部4の平面視において、ヘッド重心Gは、凹部縁12と、凹部縁12のトウ・ヒール方向の両端を結ぶ直線Sとで囲まれる凹部領域内に位置しても良い。これにより、ヘッド重心Gを前側(フェース部側)に位置させながら、左右の慣性モーメントをより確実に大きくすることができる。
好ましい態様では、ヘッド重心Gを通る垂直軸周りの慣性モーメントである左右の慣性モーメントが2200〜2800(g・cm2)とされる。これにより、打球の方向性がより確実に改善される。
本実施形態の第1重量部10の後縁11は、例えば、凹部縁12のトウ側及びヒール側に、実質的にトウ・ヒール方向に沿って延びるトウ側縁13及びヒール側縁14が設けられている。ここで、前記「実質的に」とは、トウ側縁13及びヒール側縁14が、トウ・ヒール方向に対して10度以下の角度範囲で傾くことを許容する。このようなトウ側縁13及びヒール側縁14は、ヘッド1のトウ側及びヒール側により多くの重量を配分するのに適し、左右の慣性モーメントをさらに大きくするのに役立つ。
[第1重量部の製造方法]
第1重量部10は、例えば、鋳造又は切削等により、予めソール部4と一体成形されても良い。本実施形態では、第1重量部10は、ソール部4において、肉厚の大きい部分として形成されている。したがって、第1重量部10は、ソール部4と同一の金属材料で構成される。
[第1重量部の変形例]
図6には、第1重量部10の変形例として、ソール部4の内面7の平面図が示されている。図6(A)に示されるように、第1重量部10の後縁11は、トウ側からヒール側まで全てが凹部縁12で形成されても良い。また、図6(B)及び図6(C)に示されるように、凹部縁12は、直線を組み合わせたものでも良い。すなわち、図6(B)では、凹部縁12は、三角形状の凹部を規定するようなV字状の折れ線とされ、図6(C)では、凹部縁12は、四角形状(台形状)の凹部を規定するような折れ線で構成されても良い。
次に、ソール部4の変形例が図7及び図8に基づいて説明される。図7は、本発明の他の実施形態を示すヘッド1の断面図であり、図2のIII−III線の位置に対応している。また、図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。
[第2重量部]
図7及び8に示されるように、ソール部4の内面7には、ヘッド重心Gよりもヘッド後方側に、第2重量部20が設けられても良い。第2重量部20は、ソール部4の後方に大きな重量を集中的に配分し、ヘッド重心Gを低く維持しながら、ヘッド1の重心深度を大きくする。また、第2重量部20は、左右の慣性モーメントについてもさらに大きくするのに役立つ。
本実施形態において、第2重量部20は、ソール部4の薄肉領域4aの最大厚さtよりも局部的に肉厚を大きくした厚肉部で形成されている。第2重量部20の厚さは、特に限定されるものではないが、好ましくは1.4mm以上、より好ましくは1.8mm以上とされる。ソこれにより、より大きな重量が第2重量部20に集中的に配分され、上述の効果を高める。他の態様では、第2重量部20は、ソール部4とは異なる金属材料で構成されても良い。
好ましい態様では、図7に示されるように、第2重量部20は、水平面HPから6mm以下の領域(B)内に配置される。一般に、ソール部4は、ヘッド後方に向かって上方へ湾曲するような形状を有する。このため、第2重量部20をヘッド後方側に寄せて配置すると、ヘッド重心Gを高くなるおそれがあるが、上述のように第2重量部20の高さの上限を規制することにより、このような不具合は防止される。
好ましい態様では、図8に示されるように、ソール部4の平面視において、第2重量部20とソール部4の内面7とがヘッド重心G側で接続される第2重量部20の前縁22は、ヘッド重心G側に中心を有する円弧状に湾曲させるのが良い。このような態様では、ヘッド重心Gから遠い位置に第2重量部20の重量を配置することができ、上述した重量配分効果を最適化し、左右の慣性モーメントをさらに高めることができる。
本実施形態では、ソール部4の平面視において、第2重量部20とソール部4の内面7とがヘッド外輪郭線側で接続される第2重量部20の後縁24も、ヘッド重心G側に中心を有する円弧状に湾曲させている。より具体的には、第2重量部20の後縁24は、ヘッド平面視でのヘッド外輪郭線に沿って延びている。これにより、第2重量部20は、ソール部4のトウ側周辺部に効果的に大きな重量を配分することができる。
[第3重量部]
図8に示されるように、ソール部4の内面7には、ヘッド重心Gよりもトウ側に、第3重量部30が設けられても良い。第3重量部30は、ソール部4のトウ側に大きな重量を集中的に配分し、ヘッド重心Gを低く維持しながら左右の慣性モーメントをさらに高めるのに役立つ。
本実施形態において、第3重量部30は、ソール部4の薄肉領域4aの最大厚さtよりも局部的に肉厚を大きくした厚肉部で形成されている。第3重量部30の厚さは、特に限定されるものではないが、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.3mm以上とされる。これにより、より大きな重量が第3重量部30に集中的に配分され、上述の効果を高める。他の態様では、第3重量部30は、ソール部4とは異なる金属材料で構成されても良い。
第3重量部30は、例えば、第1重量部10及び第2重量部20とは、距離を隔てて設けられている。換言すれば、第3重量部30と第1重量部10との間、及び、第3重量部30と第2重量部20との間には、これらよりも小さい厚さの部分が介在している。これにより、ソール部4の剛性が過度に上昇するのが抑制され、反発性能の悪化等が抑制される。
好ましい態様では、ソール部4の平面視において、第3重量部30とソール部4の内面7とがヘッド重心G側で接続される第3重量部30の内縁32は、ヘッド重心G側に中心を有する円弧状に湾曲させるのが良い。このような態様では、ヘッド重心Gから遠い位置に第3重量部30の重量を配置することができ、上述した重量配分効果を最適化し、左右の慣性モーメントをさらに高めることができる。
本実施形態では、ソール部4の平面視において、第3重量部30とソール部4の内面7とが前記ヘッド外輪郭線側で接続される第3重量部30の外縁34も、ヘッド重心G側に中心を有する円弧状に湾曲させている。より具体的には、第3重量部30の外縁34は、前記ヘッド外輪郭線に沿って延びている。これにより、第3重量部30は、ソール部4のトウ側周辺部に効果的に大きな重量を配分することができる。
[第4重量部]
図8に示されるように、ソール部4の内面7には、ヘッド重心Gよりもヒール側に、第4重量部40が設けられても良い。第4重量部40は、ソール部4のヒール側に大きな重量を集中的に配分し、ヘッド重心Gを低く維持しながら左右の慣性モーメントをさらに高めるのに役立つ。
本実施形態において、第4重量部40は、ソール部4の薄肉領域4aの最大厚さtよりも局部的に肉厚を大きくした厚肉部で形成されている。第4重量部40の厚さは、特に限定されるものではないが、好ましくは1.2mm以上、より好ましくは1.5mm以上とされる。これにより、より大きな重量が第4重量部40に集中的に配分され、上述の効果を高める。他の態様では、第4重量部40は、ソール部4とは異なる金属材料で構成されても良い。
第4重量部40は、例えば、第1重量部10及び第2重量部20とは、距離を隔てて設けられている。換言すれば、第4重量部40と第1重量部10との間、及び、第4重量部40と第2重量部20との間には、これらよりも小さい厚さの部分が介在している。これにより、上述のように、ソール部4の剛性が過度に上昇するのが抑制され、反発性能の悪化等が抑制される。
好ましい態様では、ソール部4の平面視において、第4重量部40とソール部4の内面7とがヘッド重心G側で接続される第4重量部40の内縁42は、ヘッド重心G側に中心を有する円弧状に湾曲させるのが良い。このような態様では、ヘッド重心Gから遠い位置に第4重量部40の重量を配置することができ、上述した重量配分効果を最適化し、左右の慣性モーメントをさらに高めることができる。
本実施形態では、ソール部4の平面視において、第4重量部40とソール部4の内面7とがヘッド外輪郭線側で接続される第4重量部40の外縁44も、ヘッド重心G側に中心を有する円弧状に湾曲させている。より具体的には、第4重量部40の外縁44は、ヘッド外輪郭線に沿って延びている。これにより、第4重量部40は、ソール部4のヒール側周辺部に効果的に大きな重量を配分することができる。
[各重量部の組み合わせ]
図8の実施形態では、ソール部4に、第1重量部10に加え、第2重量部20、第3重量部30及び第4重量部40が設けられている。ただし、第2重量部20、第3重量部30及び第4重量部40は、あくまで任意の要素であり、これらが省略されても良いことは言うまでもない。また、第2重量部20、第3重量部30及び第4重量部40については、いずれか一つのみが適用されても良いし、2以上を様々に組み合わせて適用されても良い。例えば、第3重量部30は、第2重量部20及び第4重量部40よりも大きいことが望ましい。これにより、ホーゼル部6とは反対側の位置により多くの重量を配分し、ヘッドの重量バランスが最適化される。
以上、本発明のいくつかの実施形態が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものでなく、種々の態様に変更して実施される。
図1〜5に示した中空のフェアウェイウッド(#3)が、表1の仕様に基づき試作された(実施例、比較例)。各例とも、ヘッド体積(200cc)が同一となるように、ヘッド幅が調整された。そして、実施例及び比較例について、スイートスポットの高さ、反発性能及び耐久性がテストされた。
ヘッドの反発性能については、地面に置かれたボールを打撃するときの反発性能を評価するために、比(フェースの下側打撃でのCOR/フェースセンターでのCOR)が用いられた。フェースの下側打撃は、基準状態において、フェースのフェースセンターを通る垂直線上かつ水平面から上側へ16mmの位置(この位置は、フェースセンター及びスイートスポットよりも下側である)とされた。反発性能は、フェースセンターから離れるに従って小さくなるので、上記比の値が1に近いほど、フェースの下側打撃での反発性が良いことを示す。なお、各位置でのCORは、U.S.G.A.の Procedure for Measuring the Velocity Ratio of a Club Head for Conformance to Rule 4-1e, Revision 2 (February 8, 1999) に基づいて測定された。
ヘッドの耐久性については、各ヘッドに同一のシャフトを装着してゴルフクラブを作成し、スイングロボットを用いて、それぞれヘッドスッピード47m/sでボールを繰り返し打撃させた。そして、100回の打撃毎にヘッドの状況を観察し、フェース及びその周辺での損傷が生じたときの打撃数を調べた。テストの結果などを表1に示す。
Figure 0006645569
テストの結果、実施例のヘッドは、低いスイートスポット及び大きな反発性能を実現することが確認できた。
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部
2a フェース
4 ソール部
4a 薄肉領域
7 ソール部の内面
10 第1重量部
t 薄肉領域の最大厚さ
L 薄肉領域のヘッド前後方向の長さ
SS スイートスポット
i 中空部

Claims (11)

  1. 内部に中空部を有するゴルフクラブヘッドであって、
    ボールを打撃するためのフェース部と、前記フェース部からヘッド後方に延びるソール部とを有し、
    ヘッド厚さH(mm)が39.0(mm)以下であり、
    前記ソール部の前記中空部側を向く内面には、リーディングエッジに沿って延びる重量部が設けられており、
    前記リーディングエッジと前記重量部との間は、最大厚さがt(mm)以下の薄肉領域とされており、
    前記薄肉領域のヘッド前後方向の長さL(mm)が、14.0〜23.0(mm)、かつ、前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)と前記ヘッド前後方向の長さL(mm)との比t/Lが、0.040〜0.080であり、
    前記比t/Lの値が、前記薄肉領域のトウ・ヒール方向の中央領域で相対的に大きく、かつ、前記薄肉領域の前記中央領域のトウ側及びヒール側で相対的に小さく、
    前記重量部は、そのヘッド後方側の縁を規定する後縁を含み、
    前記後縁には、前記フェース部の側に凹んだ凹部縁が設けられており、
    前記凹部縁のヘッド後方側にヘッド重心が位置する、
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)が0.6〜1.8(mm)である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)が0.6〜1.4(mm)である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記薄肉領域の前記最大厚さt(mm)が0.6〜1.1(mm)である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記重量部は、前記ソール部の前記内面から上側に延びかつ前記フェース部に接触しない状態で前記フェース部の側へ突出している、請求項1ないし4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記重量部は、前記ソール部の肉厚の大きい部分で形成されている、請求項1ないし5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. ヘッド重量が190〜240(g)である、請求項1ないし6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  8. ヘッド前後方向の最大長さであるヘッド幅が60〜90(mm)である、請求項1ないし7のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  9. スイートスポットの高さが22(mm)以下である、請求項1ないし8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  10. 前記ソール部の平面視において、前記凹部縁は、前記凹部縁のヘッド後方側に中心を有する円弧状である、請求項1ないし9のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  11. 前記ソール部の平面視において、ヘッド重心は、前記凹部縁と、前記凹部縁のトウ・ヒール方向の両端を結ぶ直線とで囲まれる凹部領域内に位置する、請求項1ないし10のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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