JP5576971B1 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な打球音を提供する。
【解決手段】ボールを打撃するフェースFを有するフェース部2と、フェース部2に連なるクラウン部3とを有し、かつ、内部に中空部iが設けられたゴルフクラブヘッド1である。クラウン部3は、第1厚さt1を有する第1領域15と、第1厚さt1よりも小さい第2厚さt2を有する第2領域16と、第2厚さt2よりも小さい第3厚さt3を有する第3領域16とを含んでいる。第1領域15は、フェース部2側をトウ・ヒール方向にのびている。第3領域17は、第1領域15よりもヘッド後方に設けられている。第2領域16は、第3領域17を囲むように設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、良好な打球音を提供しうるゴルフクラブヘッドに関する。
下記特許文献1は、中空部を有するゴルフクラブヘッドを開示している。このゴルフクラブヘッドは、クラウン部を具えており、クラウン部のフェース側は、後側よりも小さい厚さを有している。このゴルフクラブヘッドは、ボール打撃時、クラウン部のフェース側が効果的に撓み、大きな打球の打ち出し角度が得られる。
しかしながら、上述のゴルフクラブヘッドは、打球音について考慮されておらず、改善の余地があった。
特許第5142486号公報
本発明は、良好な打球音を持つゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明は、ボールを打撃するフェースを有するフェース部と、前記フェース部に連なりかつヘッド上面をなすクラウン部とを有し、かつ、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、前記クラウン部は、第1厚さを有する第1領域と、前記第1厚さよりも小さい第2厚さを有する第2領域と、前記第2厚さよりも小さい第3厚さを有する第3領域とを含んでおり、前記第1領域は、前記フェース部側をトウ・ヒール方向にのびており、前記第3領域は、前記第1領域よりもヘッド後方に設けられており、前記第2領域は、前記第3領域を囲むように設けられていることを特徴としている。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドにおいて、前記クラウン部には、前記第3領域が一つだけ設けられていることが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドにおいて、前記クラウン部には、互いに独立した複数個の前記第3領域が設けられていることが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドが規定のライ角及びロフト角で水平面に置かれた基準状態の平面視において、前記第3領域は、最もトウ側に位置するトウ側第3領域と、最もヒール側に位置するヒール側第3領域と、前記トウ側第3領域と前記ヒール側第3領域との間に位置する少なくとも一つの中間第3領域とを含むことが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドが規定のライ角及びロフト角で水平面に置かれた基準状態の平面視において、前記第1領域の面積は、前記クラウン部の面積の8%〜30%であることが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドが規定のライ角及びロフト角で水平面に置かれた基準状態の平面視において、前記第2領域の面積は、前記クラウン部の面積の40%〜80%であることが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドが規定のライ角及びロフト角で水平面に置かれた基準状態の平面視において、前記第3領域の面積は、前記クラウン部の面積の10%〜25%であることが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドにおいて、前記第1厚さは、0.6〜1.7mmであり、前記第2厚さは、0.5〜0.9mmであり、前記第3厚さは、0.3〜0.6mmであることが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドにおいて、前記第1領域及び前記第2領域は、一定の厚さで形成されており、前記第1領域と前記第2領域との間には、第1厚さ移行部が設けられており、前記第1厚さ移行部は、前記第1領域から前記第2領域に向かって厚さが漸減していることが望ましい。
本発明にかかるゴルフクラブヘッドにおいて、前記第2領域及び前記第3領域は、一定の厚さで形成されており、前記第2領域と前記第3領域との間には、第2厚さ移行部が設けられており、前記第2厚さ移行部は、前記第2領域から前記第3領域に向かって厚さが漸減していることが望ましい。
本発明のゴルフクラブヘッドのクラウン部は、第1厚さを有する第1領域と、第1厚さよりも小さい第2厚さを有する第2領域と、第2厚さよりも小さい第3厚さを有する第3領域とを含んでいる。
第1領域は、フェース部側をトウ・ヒール方向にのびている。ボール打撃時、大きな衝撃力が、フェース部に近い第1領域に作用するが、大きな剛性を有する第1領域は、高く小さな打球音を発生させるように、比較的、小さな振幅かつ大きな周波数で振動する。
一般に、ボール打撃時、フェース部からより離れているクラウン部のヘッド後方は、比較的高い打球音を生じさせる傾向がある。本発明のゴルフクラブヘッドは、第1領域よりもヘッド後方に、厚さが小さい第3領域が設けられている。このため、剛性が小さい第3領域は、ボール打撃時、低く大きな打球音を発生させるように、比較的、大きな振幅かつ小さな周波数で振動することができる。この低く大きな打球音は、残響として人間の耳に聞こえる。
第2領域は、第1領域及び第3領域で生じるそれぞれの打球音の中間的な大きさ及び高さの打球音を発生させるように振動する。
本発明のゴルフクラブヘッドは、第1領域、第2領域及び第3領域の各振動に起因した音が合成され、心地よい打球音を提供する。特に好ましい態様において、この打球音は、約3500〜4500Hzの周波数及び1.12〜1.18dBの音圧を持つ。
さらに、第2領域は、第3領域を囲むように設けられている。これにより、ボール打撃時の振動は、第1領域から第2領域を経て第3領域へと伝えられる。即ち、小さな振幅で振動する領域から大きな振幅で振動する領域へと移行させて、低く大きな打球音を制御して、好ましい長さの残響を提供する。
従って、本発明のゴルフクラブヘッドは、心地よくかつ好ましい長さの残響を有する打球音をゴルファに提供する。
本発明の一実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図である。 図1の正面図である。 本実施形態のゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。 図1のA−A部分断面図である。 ゴルフクラブヘッドの平面図である。 (a)はゴルフクラブヘッドの正面図、(b)は(a)のE1断面図である。 本発明の他の実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明のさらに他の実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明のさらに他の実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図である。 本発明のさらに他の実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図である。
以下、本発明の実施の形態が図面に基づき説明される。全ての実施の形態を通して、同一又は共通する要素については、同一の符号が付されている。
図1は、本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1の基準状態の平面図を示している。図2は、図1のヘッド1の正面図を示している。図3は、図1のヘッドの分解斜視図が示されている。
本明細書において、ヘッド1の基準状態とは、ヘッド1が規定のライ角α(図2に示される。)及びロフト角で水平面HPに置かれた状態である。「規定のライ角」及び「規定のロフト角」とは、当該ヘッド1に定められたライ角及びロフト角を意味している。本明細書や特許請求の範囲において、特に言及されていない場合、ヘッド1は、基準状態にあるものとされる。
図1乃至3において、ヘッド1は、内部に中空部iが設けられている。ヘッド1は、好ましくはウッド型として構成されている。ウッド型のヘッドは、少なくともドライバー(#1)、ブラッシー(#2)、スプーン(#3)、バフィ(#4)及びクリーク(#5)を含む。ウッド型のヘッド1は、さらに、上記例示されたものと番手又は名称が異なっていても、ほぼ類似した形状を持つものを包含する。本発明の他の実施形態において、ヘッド1は、ユーティリティー型として構成され得る。
ヘッド1は、例えば、金属材料で形成されている。金属材料としては、ステンレス合金、マレージング鋼、チタン、チタン合金、マグネシウム合金又はアルミニウム合金が望ましい。ヘッド1は、1種又は2種以上の金属材料を含むことができる。
ヘッド1は、内部の中空部iを画定するように、フェース部2、クラウン部3、ソール部4、サイド部5を含んでいる。
フェース部2は、ボールの打撃面であるフェースFを有している。クラウン部3は、フェース部2に連なりヘッド上面を形成している。ソール部4は、フェース部2に連なりヘッド底面を形成している。サイド部5は、クラウン部3とソール部4との間をつないでいる。サイド部5のトウ側及びヒール側は、それぞれフェース部2に接続されている。
クラウン部3のヒール側には、ホーゼル部6が設けられている。ホーゼル部6は、シャフト(図示省略)が固定可能なように、シャフト差込孔6aを有した筒状である。基準状態のヘッド1を得る場合、シャフト差込孔6aの軸中心線CLは、シャフトの軸中心線として用いられても良い。
図3に示されるように、本実施形態のヘッド1は、構成部材として、ヘッド本体9とフェース部材10とを含んでいる。
フェース部材10は、ヘッド1の前側を構成している。本明細書において、ヘッド1の前側とは、フェースF側である。ヘッド1の後側とは、フェースFの反対側である。ヘッド1の前後方向とは、図1に示される基準状態の平面視において、ヘッド重心GからフェースFに下ろした垂線Nと平行な方向FRである。ヘッド1の前後方向FRと直角な方向THが、ヘッド1のトウ・ヒール方向である。ヘッド重心GからフェースFに下ろした垂線Nの足は、スイートスポットSSである。
本実施形態のフェース部材10は、フェース部2の全部と、折返し部12とを含んでいる。
折返し部12は、フェースFの周縁2Aからヘッド後方にのびている。これにより、フェース部材10は、ヘッド後方に開口縁O1を有する略カップ状に形成されている。折返し部12は、例えば、クラウン側の折返し部12a、ソール側の折返し部12b、トウ側の折返し部12c及びヒール側の折返し部12dを含んでおり、実質的に連続して設けられている。
ヘッド本体9は、クラウン主部13a、ソール主部13b、サイド主部13c及びホーゼル部6を含んでいる。
クラウン主部13a、ソール主部13b及びサイド主部13cは、それぞれクラウン部3、ソール部4及びサイド部5の後側を構成している。これにより、ヘッド本体9は、ヘッド前側に開口縁O2を有した略カップ状に形成されている。
ヘッド本体9とフェース部材10とは、互いの開口縁O1、O2を向き合わせ、例えば、溶接により固着されている。ヘッド本体9とフェース部材10とは、このような態様に限定されるものではない。
図4には、図1のA−A断面図が示される。図4に示されるように、クラウン部3は、第1領域15と、第2領域16と、第3領域17とを含んでいる。図4には、理解しやすいように、各領域の境界が仮想線で示されている。
第1領域15は、第1厚さt1を有している。第2領域16は、第1厚さt1よりも小さい第2厚さt2を有している。第3領域17は、第2厚さt2よりも小さい第3厚さt3を有している。即ち、t1>t2>t3である。クラウン部3は、平滑な外面と、凹凸を有する内面とを具えている。これにより、クラウン部3には、異なる厚さの領域が形成されている。
図1及び図4に示されるように、第1領域15は、クラウン部3の中で、フェース部2側をトウ・ヒール方向にのびている。第3領域17は、第1領域15よりもヘッド後方に設けられている。第2領域16は、第1領域15と第3領域17とが直接接続されないように、第3領域17を囲むように設けられている。
ボール打撃時、大きな衝撃力が、クラウン部3に作用する。フェース部2に近いクラウン部3の第1領域15にも大きな衝撃力が作用する。第1領域15は、クラウン部3の中で大きな剛性を有しているので、ボール打撃時、第1領域15は、小さな振幅かつ大きな周波数で振動する。このような振動により、第1領域15は、高く小さな音を発生させる。
クラウン部3のヘッド後方側の部分は、フェース部2から離れている。従って、ボール打撃時、クラウン部3のヘッド後方側の部分は、比較的高い打球音を生じさせる傾向がある。しかし、本発明のヘッド1は、第1領域15よりもヘッド後方に、厚さが小さい第3領域17が設けられている。このため、剛性が小さい第3領域17は、大きな振幅かつ小さな周波数で振動する。このような振動により、第3領域17は、低く大きな音を発生させる。
第2領域16の第2厚さt2は、第1領域15の厚さt1よりも小さく、第3領域17の厚さt3よりも大きい。また、第2領域16の位置は、第1領域15と第3領域16との間にある。このような第2領域16は、第1領域15及び第3領域17で生じるそれぞれの音の中間的な大きさ及び高さの音を発生させるように振動する。
本発明のヘッド1は、第1領域15、第2領域16及び第3領域17の各振動に起因した音が合成され、心地よい打球音を提供する。特に好ましい態様において、この打球音は、約3500〜4500Hzの周波数を持つ。
さらに、第2領域16は、第3領域17を囲むように設けられている。これにより、ボール打撃時の振動は、第1領域15から第2領域16を経て第3領域17へと伝えられる。即ち、小さな振幅で振動する領域から大きな振幅で振動する領域へと移行する。このため、本発明のゴルフクラブヘッドは、打球音が長く持続する。
この実施形態の第1領域15は、クラウン部3に一つだけ設けられている。第1領域15は、トウ側の端部15aと、ヒール側の端部15bとの間をのびている。即ち、第1領域15は、トウ・ヒール方向に長手方向を有している。トウ側の端部15aは、クラウン部3のトウ側の端部に位置している。ヒール側の端部15bは、ホーゼル部6近傍に位置している。従って、本実施形態の第1領域15は、クラウン部3のフェース側で、トウ・ヒール方向の実質的全範囲に形成されているので、ボール打撃時、より広い範囲で前記振動を発生させることができる。
本実施形態の第1領域15は、フェース部2から後方に距離を隔てて設けられている。好ましい態様では、第1領域15のフェース側に、さらに第2領域16が設けられている。このような位置に第2領域16が設けられることにより、クラウン部3は、優れた耐久性を持つ。また、ボール打撃時、フェース部2に十分な後方への撓みを提供することができる。他の実施形態として、第1領域15は、フェース部2に連続するように設けられても良い(図示省略)。
一方、第1領域15が、フェースFから後方に大きく離れた位置に設けられた場合、期待した振動を得ることができないおそれがある。従って、第1領域15は、基準状態の平面視において、シャフト軸中心線CLを含む垂直面VPを含むように設けられるのが望ましい。
本実施形態の第1領域15は、実質的に一定の幅Waで形成されている。幅Waは、ヘッド1の前後方向に測定される。他の実施形態として、第1領域15の幅Waは、トウ・ヒール方向に変化され得る。好ましい実施形態では、第1領域15は、フェースFの中央部で大きく、かつ、トウ側及びヒール側で小さい幅Waを有する。
打撃時の改善された音を提供しながらクラウン部3の耐久性を維持するために、第1領域15の第1厚さt1は、好ましくは、0.6mm以上、より好ましくは、0.7mm以上、さらに好ましくは0.9mm以上であり、好ましくは、1.7mm以下、より好ましくは、1.5mm以下、さらに好ましくは、1.3mm以下である。本実施形態の第1領域15は、実質的に一定の第1厚さt1を有している。他の実施形態では、第1領域15の第1厚さt1は非一定である。
第1領域15の面積A1についても、打撃時の改善された音を提供しながらクラウン部3の耐久性を維持するために、好ましくは、クラウン部3の面積Acの8%〜30%である。第1領域15の面積A1がクラウン部3の面積Acの8%未満の場合、ボール打撃時、改善された十分に高い音が得られないおそれがある。第1領域15の面積A1がクラウン部3の面積Acの30%を超える場合、第1領域15からの音が小さくなるおそれがある。このため、第1領域15の面積A1は、より好ましくは、クラウン部3の面積Acの10%以上、さらに好ましくは、12%以上であり、より好ましくは、28%以下、さらに好ましくは、22%以下である。
クラウン部3の面積Acは、図5に示されるように、基準状態の平面視において、フェースFの周縁2Aと、ホーゼル部6のシャフト差込孔6aの中心CPを中心として半径r1が15mmの円弧20と、フェース部2を除くヘッド1の輪郭線1Eとで囲まれる領域の面積として定義される。図5には、クラウン部3の面積Acが、ハッチングで示されている。
フェースFの周縁2Aは、外観上、明瞭な稜線で識別される場合、この稜線として定められる。このような稜線がない場合、図6(a)に示されるように、先ず、ヘッド重心GとスイートスポットSSとを結ぶ垂線Nを含む各断面E1、E2、E3…が特定される。次に、図6(b)に示されるように、フェース外面の輪郭線Lfの曲率半径r2がスイートスポット側からフェース外側に向かって初めて200mmとなる位置PeがフェースFの周縁2Aとして定義される。
第3領域17は、基準状態の平面視において、閉じた輪郭形状を有しているのが望ましい。この実施形態では、第3領域17は、例えば、クラウン部3に一つだけ設けられている。第3領域17は、楕円形状の輪郭形状を有している。この楕円形状は、好ましくは、トウ・ヒール方向に長軸を有している。このような第3領域17は、ボールの打撃位置がフェースFのトウ側又はヒール側にずれた場合でも、効果的に振動し、残響が大きくなる。また、第3領域17が楕円形状の輪郭形状を有しているため、剛性が高く確保され、ボール打撃時の衝撃に対して、高い耐久性能を発揮し得る。さらに、第3領域17が、矩形状の輪郭形状である場合、コーナ部では振動の周波数や振幅が変化し易く、耳障りな打球音となるおそれがある。しかしながら、本実施形態の第3領域17は、楕円形状の輪郭形状を有しているため、一定の周波数や振幅で振動し、均質で心地よい打球音を提供できる。
特に好ましい実施形態では、基準状態の平面視において、第3領域17は、ヘッド重心Gを含むように設けられる。基準状態の平面視において、クラウン部3のヘッド重心Gの位置は、振動の腹になる傾向があり、大きく振動しやすい。従って、このような位置に、厚さが小さい第3領域17が提供されることにより、第3領域17は、上述のような低く大きな打球音を効果的に発生させることができる。
第3領域17は、第1領域15のヘッド後方に位置していれば良い。好ましい実施形態では、基準状態の平面視において、第1領域15と第3領域17との最短距離Lが、5.0〜20.0mmの範囲に制限される。最短距離Lが20.0mmを超える場合、ボール打撃時、第3領域17が十分に振動し得ず、高く小さな音が得られないおそれがある。逆に、最短距離Lが小さい場合、クラウン部3の耐久性が悪化するおそれがある。
打撃時の改善された音を提供しながらクラウン部3の耐久性を維持するために、第3領域17の第3厚さt3は、好ましくは、0.30mm以上、より好ましくは、0.35mm以上、さらに好ましくは0.40mm以上であり、好ましくは、0.60mm以下、より好ましくは、0.55mm以下、さらに好ましくは、0.50mm以下である。本実施形態の第3領域17は、実質的に一定の第3厚さt3を有している。他の実施形態では、第3領域17の第3厚さt3は非一定である。
同様の観点より、第3領域17の面積A3は、好ましくは、クラウン部3の面積Acの10%〜25%である。即ち、第3領域17の面積A3がクラウン部3の面積Acの10%未満の場合、ボール打撃時、打球音が過度に高くなる他、残響が過度に小さくなるおそれがある。第3領域17の面積A3がクラウン部3の面積Acの25%を超える場合、打撃時の音が過度に低くなるほか、残響が過度に大きくなるおそれがある。第3領域17の面積A3は、より好ましくはクラウン部3の面積Acの12%以上、さらに好ましくは、15%以上であり、より好ましくは、23%以下、さらに好ましくは、20%以下である。
第2領域16は、第1領域15及び第3領域17が形成する領域以外の部分を実質的に形成している。第2領域16は、第1領域15と第3領域17とが直接接続されるのを防いでいる。これにより、クラウン部3での応力集中が緩和される。本実施形態の第2領域16は、第3領域17の周りを連続して囲んでいる。従って、ボール打撃時の第1領域15の振動は、第2領域16を介して、第3領域17の周囲全域に伝えられる。これにより、第3領域17で上述の改善された音が効果的に得られる。
上述の作用をより効果的に発揮させるために、第2領域16の第2厚さt2は、好ましくは、0.50mm以上、より好ましくは、0.55mm以上、さらに好ましくは0.60mm以上であり、好ましくは、0.90mm以下、より好ましくは、0.80mm以下、さらに好ましくは、0.70mm以下である。本実施形態の第2領域16は、実質的に一定の第2厚さt2を有している。他の実施形態では、第2領域16の第2厚さt2は非一定である。
第2領域16の面積A2は、第1領域15の面積A1及び第3領域17の面積A3によって必然的に決定される。このため、特に限定されるものではないが、上述の作用を効果的に発揮させるために、第2領域16の面積A2は、好ましくは、クラウン部3の面積Acの40%〜80%である。
図1及び図4に示されるように、本実施形態のクラウン部3には、さらに、第1厚さ移行部18と、第2厚さ移行部19とが設けられている。
第1厚さ移行部18は、第1領域15と第2領域16との間に設けられている。第1厚さ移行部18は、第1領域15から第2領域16に向かって厚さが漸減している。即ち、第1厚さ移行部18は、第1領域から第2領域に向かって、第1厚さt1から第2厚さt2へ厚さが漸減している領域である。
第2厚さ移行部19は、第2領域16と第3領域17との間に設けられている。第2厚さ移行部19は、第2領域16から第3領域17に向かって厚さが漸減している。即ち、第2厚さ移行部19は、第2領域16から第3領域17に向かって、第2厚さt2から第3厚さt3へ厚さが漸減している領域である。第1厚さ移行部18の長手方向と直交する向きの幅W1、及び、第2厚さ移行部19の長手方向と直交する向きの幅W2は、好ましくは、0.5〜10.0mmである。
このような第1厚さ移行部18及び第2厚さ移行部19により、打撃時の振動は、第1領域15、第1厚さ移行部18、第2領域16、第2厚さ移行部19及び第3領域17へと移動する。従って、打撃時の振動は、小さな振幅で振動する領域から大きな振幅で振動する領域へと円滑に伝達され、より効果的に長い打球音の残響が提供され得る。
図7乃至図10には、本発明の他の実施形態のヘッド1の基準状態の平面図が示されている。これらの実施形態のヘッド1には、クラウン部3に、互いに独立した複数個の第3領域17が設けられている。
図7に示されるヘッド1の第3領域17は、トウ側第3領域17tと、ヒール側第3領域17hと、中間第3領域17sとを含んでいる。
トウ側第3領域17tは、クラウン部3の最もトウ側に位置している。ヒール側第3領域17hは、クラウン部3の最もヒール側に位置している。中間第3領域17sは、トウ側第3領域17tとヒール側第3領域17hとの間に位置している。従って、第3領域17は、クラウン部3のトウ・ヒール方向の広い範囲に分けて設けられ得る。従って、クラウン部3の耐久性の低下を防ぎながら、より一層広い領域において、低く大きな音を発生させることができる。
中間第3領域17cは、クラウン部3のトウ・ヒール方向で広い範囲に形成されるように、本実施形態では2つ設けられている。
基準状態の平面視において、トウ側第3領域17t、ヒール側第3領域17h及び中間第3領域17sは、それぞれ、ヘッド重心Gからほぼ放射状にのびている。即ち、放射方向に長手方向を有している。特に好ましい実施形態では、各第3領域17t、17h及び17sは、いずれも、ヘッド重心Gから離れるに従って(ヘッド1の輪郭線1Eに近づくに従って)、幅Wbが漸増している。このような第3領域17は、より好ましい長さの残響を提供することができる。
図8には、本発明のさらに他の実施形態のヘッド1の平面図が示される。図8のヘッド1の第3領域17は、トウ側第3領域17tと、ヒール側第3領域17hと、6つの中間第3領域17sとで構成されている。この実施形態では、第3領域17は、クラウン部3のさらにトウ・ヒール方向に大きな領域に配されている。これにより、より長い打球音が提供される。この実施形態でも、各第3領域17t、17h、17sは、ヘッド1の輪郭線1Eに向かって、幅Wcが漸増している。
この実施形態では、第1領域15は、互いに独立しているトウ側第1領域15t、ヒール側第1領域15h及び中間第1領域15sの3つを含んでいる。即ち、クラウン部3の前側には、クラウン部3又は第3領域17の形状によって、打球音への影響が小さい振動し難い領域と、打球音への影響が大きい振動し易い領域とが存在する。この実施形態では、ヘッド重心の前側、フェースFのトウ側の端部、フェースFのヒール側が、振動し易い領域である。このため、これらの領域にのみ、第1領域15を設け、これらの間の領域には、第1領域15を設けないことで、高く小さな打球音の発生を確保し、かつ、低ヘッド重心を提供できる。
図9には、本発明のさらに他の実施形態のヘッド1の平面図が示される。図9のヘッド1の第3領域17は、前側第3領域17aと、後側第3領域17bと、中央第3領域17cとを含んでいる。
前側第3領域17aは、最もヘッド前方に位置している。後側第3領域17bは、最もヘッド後側に位置している。中央第3領域17cは、前側第3領域17aと後側第3領域17bとの間に位置している。本実施形態では、前側第3領域17a、後側第3領域17b及び中央第3領域17cは、それぞれ一つ設けられている。
この実施形態では、基準状態の平面視において、前側第3領域17a、中央第3領域17c、後側第3領域17bの順に面積が増加している。これにより、ヘッドの前側から後側へ向かう振動を低くかつ大きな打球音を発生させるように、効果的に改善できる。また、ボールを打撃するフェースFに近い位置に小さな第3領域17aが配されるため、この部分の剛性が高く確保される。従って、高い耐久性能のヘッド1が提供される。
図9の他の実施形態では、基準状態の平面視において、前側第3領域17a、中央第3領域17c、後側第3領域17bの順に面積が減少しても良い。
図10には、本発明のさらに他の実施形態のヘッド1の平面図が示される。図10に示されるように、第3領域17は、一つの前側第3領域17aと、3つの後側第3領域17bと、2つの中央第3領域17cとを含んでいる。この実施形態では、各第3領域17a乃至17cのそれぞれが、実質的に同じ面積を持っている。このような実施形態では、クラウン部3の局部的な剛性低下を防止しながら、合計で大きな第3領域17が提供され得る。
以上、本発明のいくつかの実施形態が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものでなく、種々の態様に変更して実施される。例えば、第3領域17の輪郭形状については、円形状又は多角形状など種々の形状が採用され得る。
図1乃至図3に示される基本形状を有するヘッドが、表1の仕様に基づき試作され、各ヘッドの打球音の周波数及び残響の長さがテストされた。各ヘッドは、表1に示すパラメータ以外はすべて同一である。主な共通仕様は、以下の通りである。
ライ角:58.0°
ロフト角:12.0°
ヘッド質量:194.0g
ヘッド本体の材料:Ti−8Al−1Mo−1V
フェース部材の材料:TIX−51AF(新日鐵住金株式会社製)
テスト方法は、次の通りである。
<打球音の周波数>
先ず、各供試ヘッドに同一のシャフト(ダンロップスポーツ(株)製のMP700、フレックスR)を装着して45インチのウッド型ゴルフクラブが製造された。次に、ハンディキャップ5〜15の20名のゴルファにより、各クラブでゴルフボール(ダンロップスポーツ(株)製のDDH TOURSPECIAL)が打撃され、各打球音が、騒音計を用いて採取された。採取された打球音から、FFTアナライザ等(株式会社小野測器製のCF−4220、解析ソフト「Graduo」)を用いて、周波数応答関数が求められた。そして、打球音の周波数として、周波数応答関数の4000Hz付近のピーク周波数が求められた。ピーク周波数が大きいほど、打球音が高いことを意味している。
<打球音の残響の長さ>
上記テストに伴って、打球音の残響の長さが、上記ゴルファの官能によって評価された。結果は、打球音の残響の長さを10点で評価している。数値が5に近い程、ゴルファにとって好ましい長さであり良好である。
テストの結果は、表1に示されている。
Figure 0005576971
テストの結果、実施例のヘッドは、比較例のヘッドに比して打球音の周波数及び残響が向上していることが確認できた。
1 ゴルフクラブヘッド
F フェース
2 フェース部
3 クラウン部
15 第1領域
16 第2領域
17 第3領域
i 中空部

Claims (10)

  1. ボールを打撃するフェースを有するフェース部と、前記フェース部に連なりかつヘッド上面をなすクラウン部とを有し、かつ、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、
    前記クラウン部は、第1厚さを有する第1領域と、前記第1厚さよりも小さい第2厚さを有する第2領域と、前記第2厚さよりも小さい第3厚さを有する第3領域とを含んでおり、
    前記第1領域は、前記フェース部側をトウ・ヒール方向にのびており、
    前記第3領域は、前記第1領域よりもヘッド後方に設けられており、
    前記第2領域は、前記第3領域を囲むように設けられており、
    前記クラウン部には、互いに独立した複数個の前記第3領域が設けられており、
    規定のライ角及びロフト角でヘッドが水平面に置かれた基準状態の平面視において、前記各第3領域は、ヘッド重心側からヘッドの輪郭線に向かって略放射状にのびており、
    前記各第3領域は、前記輪郭線に近づくに従って幅が漸増していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. ボールを打撃するフェースを有するフェース部と、前記フェース部に連なりかつヘッド上面をなすクラウン部とを有し、かつ、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、
    前記クラウン部は、第1厚さを有する第1領域と、前記第1厚さよりも小さい第2厚さを有する第2領域と、前記第2厚さよりも小さい第3厚さを有する第3領域とを含んでおり、
    前記第1領域は、前記フェース部側をトウ・ヒール方向にのびており、
    前記第3領域は、前記第1領域よりもヘッド後方に設けられており、
    前記第2領域は、前記第3領域を囲むように設けられており、
    前記クラウン部には、互いに独立した複数個の前記第3領域が設けられており、
    規定のライ角及びロフト角でヘッドが水平面に置かれた基準状態の平面視において、前記各第3領域は、前記フェース部側からバックフェース側のヘッドの輪郭線に向かって略放射状にのびており、
    前記各第3領域は、前記輪郭線に近づくに従って幅が漸増していることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  3. 前記第3領域は、最もトウ側に位置するトウ側第3領域と、最もヒール側に位置するヒール側第3領域と、前記トウ側第3領域と前記ヒール側第3領域との間に位置する少なくとも一つの中間第3領域とを含む請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記基準状態の平面視において、
    前記第1領域の面積は、前記クラウン部の面積の8%〜30%である請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記基準状態の平面視において、
    前記第2領域の面積は、前記クラウン部の面積の40%〜80%である請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記基準状態の平面視において、
    前記第3領域の面積は、前記クラウン部の面積の10%〜25%である請求項1乃至5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記第1厚さは、0.6〜1.7mmであり、前記第2厚さは、0.5〜0.9mmであり、前記第3厚さは、0.3〜0.6mmである請求項1乃至6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記第1領域及び前記第2領域は、一定の厚さで形成されており、
    前記第1領域と前記第2領域との間には、第1厚さ移行部が設けられており、
    前記第1厚さ移行部は、前記第1領域から前記第2領域に向かって厚さが漸減している請求項1乃至7のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記第2領域及び前記第3領域は、一定の厚さで形成されており、
    前記第2領域と前記第3領域との間には、第2厚さ移行部が設けられており、
    前記第2厚さ移行部は、前記第2領域から前記第3領域に向かって厚さが漸減している請求項1乃至8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  10. ボールを打撃するフェースを有するフェース部と、前記フェース部に連なりかつヘッド上面をなすクラウン部とを有し、かつ、内部に中空部が設けられたゴルフクラブヘッドであって、
    前記クラウン部は、第1厚さを有する第1領域と、前記第1厚さよりも小さい第2厚さを有する第2領域と、前記第2厚さよりも小さい第3厚さを有する第3領域とを含んでおり、
    前記第1領域は、前記フェース部側をトウ・ヒール方向にのびており、
    前記第3領域は、前記第1領域よりもヘッド後方に設けられており、
    前記第2領域は、前記第3領域を囲むように設けられており、
    前記クラウン部には、互いに独立した複数個の前記第3領域が設けられており、
    規定のライ角及びロフト角でヘッドが水平面に置かれた基準状態の平面視において、前記第3領域は、ヘッドの前後方向に複数個設けられており、
    前記第3領域は、ヘッド後方に設けられているものほどその面積が大きいことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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