JP5852717B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッド本体と錘部材とを具えたゴルフクラブヘッドに関し、詳しくは、反発性能を低下させることなく重量配分設計が可能なゴルフクラブヘッドに関する。
下記特許文献1は、カップ状のフェース部材と、これに接合されるヘッド本体とを含む中空のゴルフクラブヘッドを開示している。ヘッド本体のソール部には、トウ・ヒール方向にのびる舌状の錘部材が固着されている。この錘部材は、フェース部材の内側のキャビティに位置するように前側にのびている。このヘッドは、フェース側かつソール側にヘッド重心を提供することができる。
米国特許第8328661号明細書
しかしながら、上述のヘッドは、トウ・ヒール方向にのびている錘部材が、ソール部の内面に固着されているため、ソール部が高い曲げ剛性を有する。このため、上述のヘッドは、ボール打撃時、ヘッド本体が十分に撓み難く、反発性能を損ねるという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑み、案出なされたもので、反発性能を低下させることなく重量配分設計が可能なゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明は、内部に中空部を具えたゴルフクラブヘッドであって、ヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記中空部に配された錘部材とを具え、前記ヘッド本体は、ボールを打撃するフェース部、及び、前記フェース部に連なりヘッド底面を形成するソール部を有し、
前記錘部材は、トウ・ヒール方向にのびており、スイートスポットを含むヘッド縦断面において、前記錘部材は、前記フェース部及び前記ソール部と接触することなく設けられていることを特徴としている。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドの前記ヘッド縦断面において、前記錘部材は、前記フェース部と前記ソール部とのコーナ部側に設けられているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドの前記ヘッド縦断面において、前記錘部材の横断面の図心は、ヘッド重心よりも前記フェース部側に位置しているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドの前記ヘッド縦断面において、前記錘部材の横断面の図心は、ヘッド重心よりも前記ソール部側に位置しているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドの前記ヘッド縦断面において、前記錘部材の横断面の全体が、ヘッド重心よりも前記ソール部側かつ前記フェース部側に位置しているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記錘部材は、トウ・ヒール方向に連続して前記ソール部から離されているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記錘部材は、そのトウ側及びヒール側が、前記ヘッド本体に固定されているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記ヘッド本体は、前記フェース部に連なりヘッド上面を形成するクラウン部と、前記クラウン部と前記ソール部との間をつなぐサイド部とをさらに含み、前記錘部材は、トウ側の端面とヒール側の端面とを含み、前記トウ側の端面は、前記サイド部のトウ側に固着されており、前記ヒール側の端面は、前記サイド部のヒール側に固着されているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記錘部材は、トウ側の端部とヒール側の端部とを含み、前記トウ側の端部は、前記ソール部のトウ側に固着されており、前記ヒール側の端部は、前記ソール部のヒール側に固着されているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記錘部材は、前記ヘッド本体にネジで固着されても良い。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記錘部材と前記ヘッド本体とは、鋳造で一体に成形されても良い。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記錘部材の横断面は、トウ側及びヒール側から中央部側に向かって大きくなっているのが望ましい。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドは、ヘッド前後方向、ヘッド上下方向及びトウ・ヒール方向のいずれか1方向で、前記錘部材の位置を変える調節手段を含むことができる。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドは、ヘッド前後方向、ヘッド上下方向及びトウ・ヒール方向のいずれか2方向で、前記錘部材の位置を変える調節手段を含むことができる。
本発明に係る前記ゴルフクラブヘッドにおいて、前記錘部材は、前記ヘッド本体に溶接で固着されても良い。
本発明のゴルフクラブヘッドは、内部に中空部を具えたヘッド本体と、ヘッド本体よりも大きい比重を有する錘部材とを含んでいる。錘部材は、ヘッド本体の中空部に配されて、トウ・ヒール方向にのびている。スイートスポットを含むヘッド縦断面においては、錘部材は、フェース部及びソール部と接触することなく設けられている。従って、例えば、スイートスポットでボールを打撃した場合、フェース部及びソール部は、柔軟に撓むことができ、ひいては、優れた反発性能が期待できる。
本発明のゴルフクラブヘッドの全体斜視図である。 図1のヘッドの縦断面図である。 ヘッド本体を構成する後側部材の斜視図である。 図3の後側部材の正面図である 本発明の他の実施形態を示すヘッド本体の後側部分の分解斜視図である。 図5の断面図である。 本発明のさらに他の実施形態を示すヘッド本体の後側部分の断面図である。 比較例のヘッドの断面図である。 本発明のさらに他の実施形態を示すヘッド本体の部分斜視図である。 図9のA−A断面図である。 本発明のさらに他の実施形態を示すヘッド本体の部分斜視図である。 図11のA−A断面図である。
以下、本発明のいくつかの実施形態が図面に基づき説明される。全ての実施形態を通して、同一乃至共通する部材については、同じ符号が付されている。
図1には、本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1の斜視図が示されている。ヘッド1は、内部の中空部iを画定するように、フェース部2、クラウン部3、ソール部4、サイド部5を含んでいる。
フェース部2は、ボールの打撃面であるフェース2aを有している。クラウン部3は、フェース部2に連なりヘッド上面を形成している。ソール部4は、フェース部2に連なりヘッド底面を形成している。サイド部5は、クラウン部3とソール部4との間をつないでいる。このサイド部5のトウ側及びヒール側は、それぞれフェース部2に接続されている。クラウン部3のヒール側には、ホーゼル部6が設けられている。ホーゼル部6は、シャフト(図示省略)が固定可能なように、シャフト差込孔6aを有した筒状である。
本実施形態のヘッド1は、ウッド型のものが示されている。ウッド型のヘッドは、少なくともドライバー(#1)、ブラッシー(#2)、スプーン(#3)、バフィ(#4)及びクリーク(#5)を含んでいる。加えて、ウッド型のヘッドは、先に列挙されたものと番手又は名称が異なっていても、略類似した形状を持つヘッドを含む。他の実施形態では、ヘッド1はユーティリティー型に構成され得る。
図2には、図1のA−A断面図が示されている。この断面図は、スイートスポットSSを含むヘッド縦断面である。スイートスポットSSとは、ヘッド重心Gからフェース2aに下ろした垂線Nの足である。縦断面とは、ヘッド1が規定のライ角及びロフト角及びフック角で水平面HPに置かれた基準状態において、前記垂線Nを含み水平面HPと直角な断面のことである。「規定のライ角」及び「規定のロフト角」は、当該ヘッド1に定められたライ角及びロフト角である。
ヘッド1は、ヘッド本体10と、錘部材11とを含んで作られている。
ヘッド本体10は、前記したフェース部2、クラウン部3、ソール部4、サイド部5及びホーゼル部6を全て含んでおり、中空部iを囲んでいる外殻の部分である。本実施形態のヘッド本体10は、例えば、金属材料で形成されている。この金属材料として、例えば、ステンレス、マレージング鋼、チタン合金、マグネシウム合金又はアルミニウム合金が採用され得る。ヘッド本体10は、繊維強化樹脂で作られても良い。
ヘッド本体10は、例えば、前側部分10aと、後側部分10bとから構成されている。ヘッド1において、前側は、フェース2a側の意であり、後側は、フェース2aとは反対側の意である。
前側部分10aは、フェース部2を含んだ部分である。本実施形態の前側部分10aは、フェース部2の全部と、フェース部2の周縁からヘッド後方に折り曲げられているフランジ部13とを含んでいる。これにより、前側部分10aは、ヘッド後方に開口縁O1を有する略カップ状に形成されている。フランジ部13は、クラウン部3、ソール部4、サイド部5のトウ側及びサイド部5のヒール側の各前側部分を形成している。
図3には、ヘッド本体10の後側部分10bの斜視図が示されている。後側部分10bは、前側部分10aよりもヘッド後側を構成している。後側部分10bは、クラウン部3、ソール部4、サイド部5の各後側部分を形成している。これにより、後側部分10bは、ヘッド前側に開口縁O2を有した略カップ状に形成されている。本実施形態では、ホーゼル部6は、後側部分10bに含まれているが、特にこの態様に限定されるものではない。
図2に示されるように、前側部分10aと後側部分10bとは、互いの開口縁O1、O2とを向きあわせて、例えば、溶接により固着されている。前側部分10a、後側部分10bの形態は、一例であり、上記の態様に限定されるものではない。
錘部材11は、ヘッド本体10の中空部iに配されている。錘部材11は、例えば、ヘッド本体10よりも大きい比重を有した材料で構成されている。錘部材11の材料は、ヘッド本体10を構成する材料に応じて適宜選択され得る。錘部材11の材料としては、特に制限はないが、例えば、ステンレス、チタン合金、銅合金又はタングステン合金、マレージング鋼等の金属材料が好適である。本発明の他の実施形態では、錘部材11は、ヘッド本体10と同一の材料で形成される。例えば、錘部材11とヘッド本体10とは、鋳造で一体に成形されても良い。この場合、錘部材11は、ヘッド本体10と同じ比重を有する。
図3に示したように、錘部材11は、トウ・ヒール方向にのびている。トウ・ヒール方向にのびているとは、単に、トウ・ヒール方向に長さを有していることを意味している。従って、錘部材11は、中空部iの中で最もトウ側から最もヒール側まで連続して全範囲をのびている必要はない。本実施形態の錘部材11は、好ましい一形態として、トウ・ヒール方向に長い棒状のものが描かれている。
図2に示したように、スイートスポットSSを含むヘッド縦断面において、錘部材11は、フェース部2及びソール部4と接触することなく設けられている。図2から明らかなように、錘部材11とフェース部2との間、及び、錘部材11とソール部4との間には、それぞれ前後方向及び上下方向の隙間が設けられている。これらの隙間は、ボール打撃時、ヘッド本体10が変形したときでも両者の非接触の状態が確保されるように設定される。隙間は、好ましくは、3mm以上とされる。
本実施形態の錘部材11は、クラウン部3及びサイド部5にも接触することなく設けられている。従って、上記ヘッド縦断面において、錘部材11は、中空部iの中で、ヘッド本体10と接触することなく独立して配置されている。
フェース2aのスイートスポットSSでボールを打撃した場合、上記ヘッド縦断面において、フェース部2及びソール部4は、錘部材11の制約を受けることなく撓むことができる。さらに、本実施形態では、クラウン部3及びサイド部5も、錘部材11の制約を受けることなく柔軟に撓むことができる。従って、ボール打撃時、ヘッド1は、ヘッド本体10を全体的にかつ効果的に撓ませ、優れた反発性能を発揮できる。よって、ヘッド1は、大きな飛距離を提供し得る。
図2のヘッド縦断面において、錘部材11は、例えば、フェース部2とソール部4とがなすコーナ部側に寄せて設けられている。この実施形態では、錘部材11は、ヘッド本体10の前側部分10aの開口縁O1をフェース側に越えている部分を含んでいる。好ましい実施形態では、錘部材11の横断面の図心gは、ヘッド重心Gよりもフェース部2側でかつソール部4側に位置している。さらに好ましい一態様では、錘部材11の横断面の全部が、ヘッド重心Gよりもソール部4側に位置している。さらに好ましい一態様では、錘部材11の横断面の全部が、ヘッド重心Gよりもフェース部2側に位置している。このようなヘッド1は、より低くかつフェース2aに近い浅いヘッド重心Gを持つことができるので、例えば、上級者が好む弾道(低スピン量)を達成しうる。
図4には、後側部分10bの正面図が示されている。錘部材11は、実質的に、トウ・ヒール方向に連続してソール部4の内面4iから離れるように、ヘッド本体10に固着されている。この実施形態では、錘部材11のトウ側及びヒール側が、ヘッド本体10に固定されている。この実施形態では、図2のヘッド縦断面だけではなく、トウ・ヒール方向により広い範囲で、錘部材11がヘッド本体10と離されているため、より一層、高い反発性能は発揮され得る。
錘部材11は、ソール部4側を向く底面15と、クラウン部3側を向く上面16とを含んでいる。基準状態の正面視において、上面16は、例えば、実質的にトウ・ヒール方向に沿って真っ直ぐにのびている。上面16は、もちろん、傾いていても良いし、凹部や凸部が設けられても良い。錘部材11の背面等の形状も、種々の形態が採用され得る。底面15は、例えば、ソール部4側に向かって突出する湾曲面17を含んでいる。これにより、本実施形態の錘部材11の横断面(即ち、図2に示されているヘッド縦断面と平行な横断面)が、ヘッド本体10とのトウ側接合位置及びヒール側接合位置から中央部(スイートスポットSS)側に向かって大きくなっている。このような錘部材11は、より低いヘッド重心Gを提供することができる。
この実施形態の錘部材11は、トウ側の端部11aと、ヒール側の端部11bとを有して、トウ・ヒール方向にのびている。錘部材11のトウ側の端部11aは、サイド部5のトウ側の内面5tに固着されている。錘部材11のヒール側の端部11bは、サイド部5のヒール側の内面5hに固着されている。錘部材11は、その各端部11a、11b以外は、ヘッド本体10と接触していない。
ソール部4とサイド部5との境界については、外観上、明瞭なエッジ又は曲率の著しい変化で区別しうる場合には、それらのエッジ又は曲率が変化している位置として区別され得る。これらの方法でもソール部4とサイド部5との境界が特定し得ない場合、ソール部4は、図2及び図4に示されるように、基準状態において、水平面HPからの高さhが4mm以内の範囲内の領域として、便宜的に定められる。
図4の実施形態では、錘部材11の各端部11a、11bは、それぞれ溶接により固着されている。従って、錘部材11とヘッド本体10とのより強固な接合が提供され、耐久性に優れたヘッド1が得られる。
図5及び図6には、本発明の他の実施形態が示されている。
この実施形態では、錘部材11の固着方法が、図1〜図4の実施形態と異なっている。錘部材11は、ヘッド本体10の後側部分10bにネジ22で固着されている。後側部分10bのサイド部の5のトウ側及びヒール側には、それそれ、錘部材11を取り付けるためのトウ側の取付部20及びヒール側の取付部21が設けられている。
トウ側の取付部20は、錘部材11のトウ側の端部11aを前側から挿入しうる溝24と、錘部材11にネジ22を挿入するための孔23とが設けられている。この孔23は、トウ側の取付部20を、例えば、トウ・ヒール方向にのびて貫通している。
ヒール側の取付部21は、錘部材11のヒール側の端部11bを前側から挿入しうる溝25と、錘部材11にネジ22を挿入するための孔26とが設けられている。この孔26は、ヒール側の取付部21を、例えば、トウ・ヒール方向にのびて貫通している。
錘部材11には、そのトウ側の端部11a及びヒール側の端部11bに、それぞれ、ネジ孔27及び28が設けられている。錘部材11は、各取付部20、21の溝24、25に、前側から挿入される。これにより、錘部材11が、ヘッド本体10の後側部分10bで仮保持される。次に、各孔23、26からそれぞれネジ22が挿入され、錘部材11のネジ孔27、28に固定される。図6には、錘部材11が固定された状態の断面図が示されている。このように、本実施形態では、簡単な構成でヘッド1が製造され得る。
上記実施形態において、例えば、ネジには、ヘッド本体10よりも大きな比重を有する材料が用いられても良い。これにより、ヘッド1のトウ及びヒール側に多くの質量が配分され、より大きな慣性モーメントを有するヘッド1を提供できる。
図7には、本発明のさらに他の実施形態が示されている。
この実施形態では、錘部材11の固着方法が、図1〜図6の実施形態と異なっている。錘部材11は、ヘッド本体10のソール部4にネジで固着されている。後側部分10bのソール部4には、錘部材11を取り付けるためのトウ側の取付部31及びヒール側の取付部32が設けられている。
トウ側の取付部31は、ヘッド外面40を局部的に凹ませることにより、中空部i内に突出する凸部として形成されている。この凸部は、錘部材11のトウ側の端部11aを下側から支えている。同様に、ヒール側の取付部32は、ヘッド外面40を局部的に凹ませることにより、中空部i内に突出する凸部として形成されている。この凸部は、錘部材11のヒール側の端部11bを下側から支えている。これにより、錘部材11は、トウ側の取付部31とヒール側の取付部32とで支持され、これらの間では、ソール部4の内面と接触することがない。
トウ側の取付部31及びヒール側の取付部32には、それぞれ、貫通する孔33及び36が形成されている。錘部材11には、各孔33、36に連続するように、ネジ穴34、37が形成されている。ネジ35、38は、例えば、ソール部4の外面側からそれぞれ孔33、36を通って、ネジ穴34、37に固着される。
この実施形態では、錘部材11はソール部4に固着されるが、上記したヘッド縦断面Aを含む広い範囲で、錘部材11をヘッド本体10から離間させることができるので、前記実施形態と同様の作用が期待され得る。特に好ましい実施形態では、ヘッド正面視において、錘部材11がヘッド本体10と離間している領域の水平面HPに沿った長さWは、例えば、ヘッド幅の35%以上、好ましくは40%以上、さらに好ましくは50%以上である。ヘッド幅は、基準状態のヘッドの正面視において、最もトウ側に突出したトウ側端位置と、水平面から22.23mmの高さの位置のヒール点との間の水平方向距離である。
図9には、本発明の他の実施形態のヘッドを構成するヘッド本体10の一部が示されている。以後の実施形態の説明で述べられていないヘッドの構成要素については、上で説明された実施形態の全ての構成要素が転用可能である。
この実施形態のヘッドは、錘部材11のヘッド前後方向の位置を変えるための調節手段として、第1調節手段50を含んでいる。
第1調節手段50は、例えば、ヘッド本体10に設けられたヘッド前後方向にのびる第1スロット51と、第1スロット51を通して錘部材11を所定の位置でヘッド本体10に固定するためのネジ52とを含んでいる。
この実施形態において、第1スロット51は、サイド部5に設けられている。好ましくは、第1スロット51は、サイド部5のトウ側に設けられたトウ側の第1スロット51aと、サイド部5のヒール側に設けられたヒール側の第1スロット51bとを含んでいる。各スロット51a及び51bは、実質的に水平にのびている。
ネジ52は、第1スロット51の幅よりも小さい径を有するネジ軸部52aと、第1スロット51の幅よりも大きい径を有する頭部52bとを有する。従って、ネジ52は、例えば、ヘッド本体10の外方から、第1スロット51を通り、錘部材11のネジ孔27、28に挿入され得る。この実施形態では、トウ側の第1スロット51aから、ネジ52が、錘部材11のトウ側のネジ孔27にねじ込まれ、ヒール側の第1スロット51bから、ネジ52が、錘部材11のヒール側のネジ孔28にねじ込まれる。これにより、例えば、ネジ52の頭部52bとヘッド本体10との摩擦により、錘部材11がヘッド本体10の任意の位置で固定される。この際、錘部材11は、ヘッド本体10のソール部4の内面とは、接触することなく固定され得る。
錘部材11のヘッド前後方向の位置を変える場合、ネジ52の一方が、例えば、錘部材11から完全に離脱させることなく緩められる。その後、調節者は、両側のネジ52を、第1スロット51に沿って前後に移動させることができる。これにより、ヘッド本体10の内部にある錘部材11は、ネジ52とともに、第1スロット51に沿って前後に移動することができる。錘部材11が好ましい位置へ移動させられた後、ネジ52は、再び、錘部材11にきつく締め付けられ、錘部材11がヘッド本体10に固定される。これにより、ヘッド重心が、前後方向に調節される。
第1調節手段50は、錘部材11のヘッド前後方向の位置を調節することができるものであれば、それらのあらゆる態様を含み、上記具体的な例示に限定されるものではない。さらに、好ましい態様として、錘部材11の位置が調整された後、第1スロット51は、着脱可能なカバー等で塞がれても良い。
この実施形態に代えて、又は、この実施形態とともに、ヘッド1は、調節手段として、錘部材11のヘッド上下方向の位置を変えるための第2調節手段60を含んでも良い。
第2調節手段60は、例えば、ヘッド本体10に設けられたヘッド上下方向にのびる第2スロット61と、第2スロット61を通して錘部材11を所定の位置でヘッド本体10に固定するためのネジ62とを含んでいる。このネジ62は、第1調節手段50のネジ52と兼用されている。
この実施形態において、第2スロット61は、サイド部5に設けられている。好ましくは、第2スロット61は、サイド部5のトウ側に設けられた少なくとも1本のトウ側の第2スロット61aと、サイド部5のヒール側に設けられた少なくとも1本のヒール側の第2スロット61bとを含んでいる。この実施形態では、トウ側の第2スロット61a及びヒール側の第2スロット61bは、それぞれ複数本設けられている。
このような実施形態では、錘部材11のヘッド上下方向の位置を変える場合、ネジ62の一方が、例えば、錘部材11から完全に離脱させることなく緩められる。その後、調節者は、両側のネジ62を、第2スロット61に沿って上下に移動させることができる(図9のA−A断面図である図10を参照)。これにより、ヘッド本体10の内部にある錘部材11は、ネジ62とともに、第2スロット61に沿って上下に移動することができる。錘部材11が好ましい位置へ移動させられた後、ネジ62は、再び、錘部材11にしっかりと締め付けられ、錘部材11は、ヘッド本体10に固定される。これにより、ヘッド重心が、ヘッド上下方向に調節される。
好ましい態様では、第2スロット61は、第1スロット51と交差してのびている。このような実施形態では、錘部材11は、ヘッド前後方向及びヘッド上下方向の2方向に関して位置を変えることが可能である。これにより、ヘッド重心もヘッド前後方向及びヘッド上下方向に調節され得る。
第2調節手段60は、錘部材11のヘッド上下方向の位置を調節することができるものであれば、あらゆる態様を含み、上記具体的な例示に限定されるものではない。また、上記実施形態では、第2調節手段60は、第1調節手段50と一緒に設けられているが、第2調節手段60のみが設けられても良い。さらに、好ましい態様として、錘部材11の位置が調整された後、第2スロット61は、着脱可能なカバー等で塞がれても良い。
図11には、本発明の他の実施形態のヘッド本体10の一部分が示されている。この実施形態では、ヘッドは、錘部材11の調節手段として、トウ・ヒール方向の位置を変えるための第3調節手段70を含んでいる。
第3調節手段70は、例えば、ヘッド本体10に設けられたトウ・ヒール方向にのびる第3スロット71と、第3スロット71を通して錘部材11を所定の位置でヘッド本体10に固定するためのネジ72とを含んでいる。
この実施形態において、第3スロット71は、ソール部4に設けられている。好ましくは、第3スロット71は、ソール部4のトウ側に設けられた少なくとも一つのトウ側の第3スロット71aと、ソール部4のヒール側に設けられた少なくとも一つのヒール側の第3スロット71bとを含んでいる。本実施形態では、各スロット71a、71bは、ソール部4を局部的に隆起させた凸部73、73の上に設けられている。凸部73、73の間には、凸部73の上面よりも低く位置するソール中央部がある。
ネジ72は、第3スロット71の幅よりも小さい径を有するネジ軸部72aと、第3スロット71の幅よりも大きい径を有する頭部72bとを有する。従って、ネジ72は、例えば、ヘッド本体10の外方から、第3スロット71を通り、錘部材11のネジ孔75に挿入され得る。この実施形態では、トウ側の第3スロット71aから、ネジ72が、錘部材11のトウ側のネジ孔75にねじ込まれ、ヒール側の第3スロット71bから、ネジ72が、錘部材11のヒール側のネジ孔75にねじ込まれる。これにより、ネジ72と錘部材11との間でヘッド本体10を保持し、錘部材11がヘッド本体10の任意の位置で固定される。この際、錘部材11は、少なくとも、スイートスポットを含むヘッド縦断面では、ヘッド本体10と接触しない。
このような実施形態では、錘部材11のトウ・ヒール方向の位置を変える場合、ネジ72の両方が、例えば、錘部材11から完全に離脱させることなく緩められる。その後、調節者は、両側のネジ72を、第3スロット71に沿ってトウ・ヒール方向に移動させることができる(図11のA−A断面図である図12を参照)。これにより、ヘッド本体10の内部にある錘部材11は、ネジ72とともに、第3スロット71に沿って上下に移動することができる。錘部材11が好ましい位置へ移動させられた後、ネジ72は、再び、錘部材11にしっかりと締め付けられ、錘部材11は、ヘッド本体10に固定される。これにより、ヘッド重心が、トウ・ヒール方向に調節される。
図11に示されるように、この実施形態では、第3調節手段70に加えて、第1調節手段50が設けられている。ここで示されている第1調節手段50は、ソール部4に設けられたヘッド前後方向にのびる第1スロット51と、第1スロット51を通して錘部材11を所定の位置でヘッド本体10に固定するためのネジとを含んでいる。このネジは、第3調節手段70のネジ72と兼用され得る。
第1スロット51は、第3スロット71と交差している。このような実施形態では、錘部材11の位置は、ヘッド前後方向及びトウ・ヒール方向の2方向で、変えることができる。これにより、ヘッド重心もヘッド前後方向及びトウ・ヒール方向に調節され得る。
第3調節手段70は、錘部材11のトウ・ヒール方向の位置を調節することができるものであれば、あらゆる態様を含み、上記具体的な例示に限定されるものではない。また、上記実施形態では、第3調節手段70は、第1調節手段50と一緒に設けられているが、第3調節手段70のみが設けられても良い。さらに、好ましい態様として、錘部材11の位置が調整された後、第3スロット71は、着脱可能なカバー等で塞がれても良い。
以上、本発明のいくつかの実施形態が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な実施形態に限定されるものでなく、種々の態様に変更して実施される。例えば、ソール部4に、上下方向の軸を中心とする円弧状のスロットが設けられても良い。この場合、錘部材は、前記上下方向の軸周りに回転移動させることもできる。
ウッド型のヘッドが、表1の仕様に基づき試作され、各ヘッドの反発性能とヘッド重心の位置とがテストされた。比較例は、図8に示されるように、錘部材11がソール部4の内面から立ち上がっているものとした。実施例及び比較例を通して、各ヘッドは、錘部材以外については、同一の構造が採用されている。各ヘッドの主要な共通仕様は、以下の通りである。
ヘッド本体の前側部分の材料:CUSTOM455
ヘッド本体の前側部分の比重:7.80
ヘッド本体の後側部分の材料:CUSTOM450
ヘッド本体の後側部分の比重:7.83
錘部材の材料:CUSTOM450
錘部材の比重:7.83
錘部材の質量:53g
テスト方法は、次の通りである。
<反発性能>
U.S.G.A.の Procedure for Measuring the Velocity Ratio of a Club Head for Conformance to Rule 4-1e, Revision 2 (February 8, 1999) に準拠し、フェースのセンターでの反発係数が求められた。結果は、比較例を100とする指数で示されている。数値が大きい程、良好である。なお、フェースのセンターは、フェース領域内の点であり、その点からフェースの最もトウ側の位置までの水平長さと、その点からフェースの最もヒール側の位置までの水平長さとが等しく、かつ、その点から、フェースの最も上側の位置までの上下方向長さと、その点から最もフェースの下側の位置までの上下方向長さとが等しくなるという条件を満たすものとして定義される。
<ヘッド重心位置等>
基準状態において、フェースのスイートスポットとヘッド重心とをつなぐ直線の距離である重心深さと、水平面からスイートスポットまでの垂直距離であるスイートスポット高さとが測定された。さらに、ヘッド重心を通りトウ・ヒール方向にのびる水平軸回りの慣性モーメントが測定された。
<スピン量>
上記反発性能テストにおいて、打ち出された直後の打球のスピン量が測定された。数値が小さいほど好ましい。
テストの結果は、表1に示されている。
Figure 0005852717
テストの結果、実施例のヘッドは、比較例のヘッドに比べて、ヘッド重心を低くかつ浅く維持しながら、優れた反発性能を発揮していることが確認できた。これにより、打球のスピン量も低減していることが確認できた。
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部
3 クラウン部
4 ソール部
10 ヘッド本体
11 錘部材
11a トウ側の端部
11b ヒール側の端部
i 中空部
SS スイートスポット

Claims (10)

  1. ゴルフクラブヘッドであって、
    内部に中空部を具えたヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記中空部に配された錘部材とを具え、
    前記ヘッド本体は、ボールを打撃するフェース部、及び、前記フェース部に連なりヘッド底面を形成するソール部を有し、
    前記錘部材は、トウ・ヒール方向にのびており、
    スイートスポットを含むヘッド縦断面において、前記錘部材は、前記ヘッド本体と接触することなく設けられており、
    前記ヘッド縦断面において、前記錘部材は、前記フェース部と前記ソール部とのコーナ部側に寄せて設けられているとともに、
    前記錘部材は、前記ヘッド本体との間に、ボール打撃時に前記ヘッド本体が変形したときでも、前記フェース部及び前記ソール部とは非接触の状態が確保される隙間が設けられており、
    前記錘部材と前記ヘッド本体とは、一体に成形された鋳造品であることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記ヘッド縦断面において、前記錘部材の横断面の図心は、ヘッド重心よりも前記フェース部側に位置している請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記ヘッド縦断面において、前記錘部材の横断面の図心は、ヘッド重心よりも前記ソール部側に位置している請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記ヘッド縦断面において、前記錘部材の横断面の全体が、ヘッド重心よりも前記ソール部側かつ前記フェース部側に位置している請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記錘部材は、前記ヘッド縦断面を含んでトウ・ヒール方向に前記ソール部から離されている請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記錘部材は、そのトウ側及びヒール側が、前記ヘッド本体に固定されている請求項1乃至5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記ヘッド本体は、前記フェース部に連なりヘッド上面を形成するクラウン部と、前記クラウン部と前記ソール部との間をつなぐサイド部とをさらに含み、
    前記錘部材は、トウ側の端部とヒール側の端部とを含み、
    前記トウ側の端部は、前記サイド部のトウ側に固着されており、
    前記ヒール側の端部は、前記サイド部のヒール側に固着されている請求項6に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記錘部材は、トウ側の端部とヒール側の端部とを含み、
    前記トウ側の端部は、前記ソール部のトウ側に固着されており、
    前記ヒール側の端部は、前記ソール部のヒール側に固着されている請求項6に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記錘部材の横断面は、トウ側及びヒール側から中央部側に向かって大きくなっている請求項1乃至8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  10. ゴルフクラブヘッドであって、
    内部に中空部を具えたヘッド本体と、前記ヘッド本体の前記中空部に配された錘部材とを具え、
    前記ヘッド本体は、ボールを打撃するフェース部、及び、前記フェース部に連なりヘッド底面を形成するソール部を有し、
    前記錘部材は、トウ・ヒール方向にのびており、
    スイートスポットを含むヘッド縦断面において、前記錘部材は、前記フェース部及び前記ソール部と接触することなく設けられており、
    前記錘部材は、前記ソール部側を向く底面を含み、
    前記底面は、ヘッドの正面視において、前記ソール部側に向かって突出する湾曲面を含むことにより、前記錘部材の横断面は、トウ側及びヒール側から中央部側に向かって大きくなっていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
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