JP5989509B2 - ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ - Google Patents

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Description

本発明は、低重心化を図りつつ打球フィーリングを向上させたゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブに関する。
近年、図8に示されるように、クラウン部bに開口部を設け、該開口部に比重の小さい繊維強化樹脂からなる樹脂部材cを配して低重心化を図ったゴルフクラブヘッドaが知られている。
しかしながら、このようなゴルフクラブヘッドは、金属部分に比して剛性の小さい繊維強化樹脂がクラウン部に用いられるため、打球時に振動周波数が小さくなり、ひいては打球音が低くなる他、打球音の残響も短くなり、打球フィーリングが悪いという問題があった。関連する技術として、下記特許文献がある。
特開2003−205055号公報 特開2004−283543号公報 特開2003−245381号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、ゴルフクラブヘッドのソール部に開口部を設けて繊維強化樹脂からなる樹脂部材を配置するとともに、前記開口部の端縁間を継ぐ樹脂部材よりも比重の大きい高比重部材を設けることを基本として、低重心化を図りつつ打球フィーリングを向上させたゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち、請求項1記載の発明は、ヘッド底面をなすソール部に少なくとも一つの開口部が設けられたヘッド本体と、このヘッド本体に固着されかつ前記開口部を閉じる繊維強化樹脂からなる樹脂部材とを含み、しかも内部に中空部が設けられたゴルフクラブへッドであって、前記ヘッド本体の開口部の端縁間を継ぐことにより該開口部を分割し、かつ前記樹脂部材よりも比重の大きい高比重部材が設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記樹脂部材は、前記高比重部材とヘッド内外で重ねられている請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記高比重部材は、ヘッド本体と異なる材料からなる請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記高比重部材の重心は、該高比重部材が取り除かれた仮想ヘッドの重心よりもヒール側に配される請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記高比重部材は、フェース・バックフェース方向に帯状でのびる第1部分を含む請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項6記載の発明は、前記高比重部材は、前記第1部分からヒール側に帯状でのびる第2部分を含む請求項5記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項7記載の発明は、前記第1部分は、最もフェース側に形成されかつ小厚さでのびる前側部、前記前側部よりもバックフェース側に配される後側部、及び、前記前側部と前記後側部との間に配される中間部を含み、前記中間部は、前記前側部及び前記後側部よりも厚さが大きい請求項5又は6記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項8記載の発明は、前記第2部分は、前記第1部材の前記中間部に接続される請求項7記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項9記載の発明は、前記高比重部材は、金属材料からなる請求項1乃至8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
また請求項10記載の発明は、ゴルフクラブシャフトと、請求項1乃至9のいずれかに記載されたゴルフクラブヘッドとを含むことを特徴とするゴルフクラブである。
本発明のゴルフクラブヘッドは、ヘッド底面をなすソール部に少なくとも一つの開口部が設けられたヘッド本体と、このヘッド本体に固着されかつ前記開口部を閉じる繊維強化樹脂からなる樹脂部材とを含む中空構造である。即ち、打球音の反響が小さいソール部に、繊維強化樹脂からなる樹脂部材が用いられる。これにより、打球音の低下を防ぐとともに、打球フィーリングが向上する。
また、前記ヘッド本体の開口部の端縁間を継ぐことにより該開口部を分割し、かつ前記樹脂部材よりも比重の大きい高比重部材が設けられる。このようなクラブヘッドは、樹脂部材の配置によって得られた重量マージンを利用して、ソール部に大きな高比重部材を配置することが可能となり、ひいては重心位置が低くなる。従って、本発明のゴルフクラブヘッドは、低重心化が図られる。また、開口部が、高比重部材で補強されるため、耐久性が向上する。
本発明の一実施形態のゴルフクラブヘッドの基準状態の平面図である。 図1の正面図である。 図1の底面図である。 図3のA−A断面図である。 図1の分解斜視図である。 (a)は、他の実施形態のゴルフクラブヘッドの平面図、(b)は、(a)のB−B断面図である。 (a)、(b)は、さらに他の実施形態のゴルフクラブヘッドの底面図である。 従来のゴルフクラブヘッドの斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1乃至5には、本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1の基準状態が示される。ここで、ヘッド1の基準状態とは、シャフト軸中心線CLを任意の垂直面VP内に配しかつ規定のライ角αで傾けるとともにフェース2AのスイートスポットSSをロフト角βに保持(フェース角は零にセットされる)して水平面HPに接地させた状態とする。特に言及されていない場合、クラブヘッド1は、この基準状態にあるものとする。なお、ロフト角は0度よりも大きい角度として与えられる。また、本明細書において、フェース・バックフェース方向とは、図1に示されるように、基準状態における平面視において、ヘッド重心Gからフェース2Aに下ろした法線Nと平行な方向THとする。また、トウ・ヒール方向とは、前記平面視における法線Nと直角な方向TKとする。なお、前記法線Nとフェース2Aの交点が前記スイートスポットSSになる。
前記ヘッド1は、ボールを打撃する打撃面をなすフェース2Aを有するフェース部3と、このフェース2Aの上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2Aの下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間を継ぎ前記フェース2Aのトウ側縁2cからバックフェース2Bを通り前記フェース2Aのヒール側縁2dにのびるサイド部6と、前記クラウン部4のヒール側に設けられかつゴルフクラブシャフト(図示省略)の先端が挿入される円筒状のシャフト差込孔7aを有するホーゼル部7とが設けられる。なお、このホーゼル部7のシャフト差込孔7aに、ゴルフクラブシャフトが取り付けられて、ゴルフクラブ(図示省略)が構成される。
前記ヘッド1は、内部に中空部iが設けられた中空構造を具え、好ましくはウッド型として構成される。なお、ウッド型のゴルフクラブヘッドとは、少なくともドライバー(#1)、ブラッシー(#2)、スプーン(#3)、バフィ(#4)及びクリーク(#5)を含み、かつこれらとは番手ないし名称が異なるが、ほぼ類似した形状を持つヘッドをも含む概念である。
特に限定されるものではないが、ヘッド1の体積Vは、好ましくは200cm以上、より好ましくは220cm以上が望ましい。このような大きい体積は、ヘッド1の慣性モーメントや重心をより深くするのに役立つ。他方、クラブヘッド1の体積が大きすぎても、ヘッド重量の増加、スイングバランスの悪化及びゴルフ規則違反等の問題があるため、好ましくは460cm以下が望ましい。
また、ヘッド1の質量は、小さすぎるとヘッドの運動エネルギーが小さくなり、飛距離の向上が期待できない傾向がある。逆に、質量が大きすぎると、振り切るのが困難となり、打球の方向安定性や飛距離が悪化する傾向がある。このような観点より、ヘッド1の質量は、好ましくは180g以上、より好ましくは190g以上が望ましく、また好ましくは210g以下、より好ましくは200g以下が望ましい。
また、図5に示されるように、ヘッド1は、フェース部3で開口するフェース開口部Ofとソール部5側で開口するソール開口部Osとが設けられたヘッド本体1A、フェース開口部Ofに固着され、該フェース開口部Ofを塞ぐフェース部材1B、及びソール開口部Osに固着され、該ソール開口部Osを塞ぐソール部材1Cを含んで構成される。
前記ヘッド本体1Aは、前記フェース開口部Of、前記ソール開口部Os、フェース開口部Ofの周りに設けられたフェース縁部8、ソール開口部Osの周りに設けられたソール・サイド縁部9と、クラウン部4と、ホーゼル部7とを含む。なお、本実施形態のソール・サイド縁部9は、サイド部6の一部及びソール部5の一部によって形成されている
前記フェース開口部Ofは、本実施形態ではフェース2Aの周縁2a乃至2dからスイートスポットSS(図1に示す)側に距離を隔ててフェース部3の中に収められている。これにより、フェース縁部8は、フェース開口部Ofの周りに環状に連続して形成される。なお、フェース開口部Ofの形状は特に限定されないが、本実施形態のように、フェース部3の輪郭にほぼ沿った滑らかな輪郭形状を有するものが望ましい。
また、前記フェース縁部8は、実質的にフェース2Aの周縁2a乃至2dからスイートスポットSS(図1に示す)側に一定の幅でのび、かつフェース開口部Ofの周りに環状で連続して形成される。
前記ソール開口部Osは、本実施形態では、フェース2Aの下縁2bから後方に距離を隔てるとともに、ソール部5とサイド部6とに跨って設けられている。これにより、ソール・サイド縁部9は、ソール開口部Osの周りに環状に連続して形成される。なお、ソール開口部Osはこのような態様に限定されるものではなく、ソール部5の中に収められる形状でも良い。
前記ソール・サイド縁部9は、本実施形態では、ソール開口部Osの周りをのびかつ外面がソール部5の仕上がり面をなすソール面部5aと、このソール面部5aに沿いかつ外面がソール面部5aから段差を有して中空部i側に凹んだソール受け部5bと、外面がサイド部6の仕上がり面を形成しかつソール開口部Osの周りをのびているサイド面部6aと、このサイド面部6aに沿いかつ外面がサイド面部6aから段差を有して中空部i側に凹んだサイド受け部6bとを含む。
そして、ソール受け部5bとサイド受け部6bとが互いに連なることにより、ソール開口部Osの周りに環状の受け部Uが形成される。前記各受け部5b及び6bは、ソール部材1Cの内面1Ci側かつその周縁部を保持することができる。
本実施形態の受け部Uは、ソール部材1Cの内側面と接する外向き面10と、該外向き面10に接続されかつソール開口部Osの端縁をなす開口面11とを含んで構成される。
このようなヘッド本体1Aは、例えば、ステンレス鋼、マレージング鋼、チタン、チタン合金又はアモルファス合金などを用いた金属材料で構成されるのが望ましい。とりわけ、本実施形態では、打球音が反響し易いクラウン部4が、剛性の大きい金属材料で構成されるため、打球時の振動周波数が大きく確保され、ひいては打球音が高くなる他、打球音の残響も長くなり、打球フィーリングが向上する。
また、ヘッド本体1Aは、例えば2種以上の金属材料を用いて作ることもできし、鋳造等で前記各部を当初から一体に形成されても良い。さらに、ヘッド本体1Aは、鍛造、鋳造、プレス又は圧延等の加工法により2以上のパーツを成形した後、これらを溶接等により一体に接合したものでも良い。
前記フェース部材1Bは、本実施形態ではプレート状で形成され、例えば、比強度の大きいTi−15V−6Cr−4Al、Ti−6Al−4Vなどのチタン合金からなる。フェース部材1Bは、少なくとも前記スイートスポットSSを含むことが望ましく、さらに好ましくはフェース2Aの面積の60%以上を占めるものが望ましい。
本実施形態のフェース部材1Bは、フェース縁部8に例えば、ロウ付け又は溶接により固着されるが、フェース部材1Bの強度を確保するため、溶接部の周囲への熱影響が非常に少ないレーザー溶接が好適である。
また、前記ソール部材1Cは、繊維強化樹脂からなる樹脂部材13で形成される。即ち、樹脂部材13が、ヘッド1(ソール部5の一部及びサイド部6の一部)の外面を形成する。従って、打球音の反響が比較的小さいソール部5に、樹脂部材13が配されるため、打球時に振動周波数の低下が抑制され、ひいては打球音の高さや、打球音の残響が維持され、打球フィーリングが高く確保される。
このような樹脂部材13がソール部5に占める面積が大きくなると、ヘッド1の剛性が悪化するおそれがある。逆に、ソール部5の樹脂部材13が小さくなると、ヘッドの重心設計のための質量マージンを得ることが困難になる。このため、ソール部5の面積Saと、ソール部5に含まれる樹脂部材13をヘッド表面に投影した面積Sbとの比Sb/Saは、好ましくは65%以上、より好ましくは70%以上が望ましく、また、好ましくは85%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。
本実施形態のソール部材1Cは、カップを斜めに切り落とした半カップ状をなし、その内面1Ciの周縁部が、例えば接着剤により、前記外向き面10に固着される。
図3及び図5に示されるように、ヘッド本体1Aには、ソール開口部Osの端縁間(即ち、前記開口面11)を継ぐことにより該開口部Osを2以上に分割し、かつ前記樹脂部材13よりも比重の大きい高比重部材14が設けられる。これにより、樹脂部材13の配置によって得られた重量マージンを利用して、ソール部5に大きな高比重部材14を配置することが可能となり、ひいてはヘッド1の重心位置を低くすることができる。
本実施形態の高比重部材14は、フェース・バックフェース方向に帯状でのびる第1部分15と、該第1部分15のほぼ中央部からヒール側に帯状でのびる第2部分16とを含んで構成され、ヘッド底面視において略T字状をなす。これにより、前記ソール開口部Osは、トウ側に配されるトウ側部Os1と、ヒール側かつフェース側に配されるヒール前部Os2と、ヒール側かつバックフェース側に配されるヒール後部Os3との3つに分割される。
前記第1部分は、フェース・バックフェース方向と平行にフェース側の前記開口面11aからバックフェース側の開口面11bまで等幅でのびる。このような第1部分15は、ヘッド本体1Aのフェース・バックフェース方向の剛性を高めるため、ソール部5が地面と接触してもその振動を小さくするのに役立つ。
また、本実施形態の第1部分15は、最もフェース側に形成されかつ小厚さでのびる前側部17と、該前側部17に接続されかつ前側部17よりも厚さが大きい中間部18と、該中間部18に接続されかつ前記中間部18よりも厚さが小さい後側部19とを含む。
前記前側部17は、本実施形態では前記ソール受け部5bと同じ厚さtaで連続してのびる。このような前側部17は、ヘッド本体1Aの質量の過度の増加を抑制しつつ、強度を確保し得る。前記厚さtaは、好ましくは0.5〜1.0mmが望ましい。
また、前記中間部18は、本実施形態では、前側部17よりも厚さtbが大きく、かつ第1部分15の長さ方向に対してバックフェース2B側に寄せて形成される。これにより、中間部18は、ヘッド1のヘッド重心Gとリーディングエッジ(基準状態で最もフェース2A側の位置)Leとの間の水平距離である重心深度GHを大きくし、スイートスポットSSを外した位置で打球したときでも、ヘッドのブレを最小限に減じ、打球の方向性を安定させ得る。しかしながら、中間部18がバックフェース2B側に寄りすぎると、重心深度GHが過度に大きくなり、スイングバランスが悪化し易くなる。このため、中間部18は、リーディングエッジLeとヘッド最後部との最大長さであるヘッド長さLの好ましくは45%以上、より好ましくは50%以上の位置から、好ましくは95%以下、より好ましくは90%以下までの領域に配されるのが望ましい。また、上述の作用をより効果的に発揮させるために、前記中間部18の厚さtbは、好ましくは4.0〜8.0mmが望ましい。
また、後側部19は、前記サイド受け部6bと同じ厚さtcでのびる。このような後側部19は、重心深度の過度の増加を抑制しつつ、ヘッド本体1Aの強度を確保し得る。前記厚さtcは、好ましくは0.5〜1.0mmが望ましい。
前記第2部分16は、本実施形態では、等幅かつトウ・ヒール方向と平行で形成され、その一端がソール開口部Osに、その他端が前記中間部18に接続されている。これにより、第2部分16は、ヘッド本体1Aをさらに補強し、ヘッド1の強度を向上させる。なお、第2部分16は、このような態様に限定されるものではなく、種々の形状を採用し得る。
図3に示されるように、本実施形態の高比重部材14の重心Gaは、該高比重部材14が取り除かれた仮想ヘッドの重心Gbよりもヒール側に配される。これにより、重心距離が小さくなりスイング中のヘッドのブレを小さくして、打球の方向安定性を向上させ得る。なお、前記「重心距離」とは、図2に示されるように、前記基準状態において、前記法線Nと前記垂直面VPとの交点である投影ヘッド重心点VG(図1に示す)、及び前記シャフトの軸中心線CLの最短距離GLとする。
また、図4に示されるように、高比重部材14は、前記樹脂部材13とヘッド1の内外で接して重ねられている。即ち、高比重部材14は、ヘッド1の外側を向く面14eが、前記ソール部材1Cの内面1Ciと面一に形成される。これにより、樹脂部材13が高比重部材14によって補強されるため、耐久性が増す他、樹脂部材13の厚さを小さくして、その面積を大きくできるため、より大きな重量マージンを確保し、設計自由度を高めることができる。
以上のような高比重部材14は、ヘッド本体1Aと異なる材料からなるのが望ましい。これにより、ヘッド1の慣性モーメントの大きさや重心位置を好みに合わせて自在に設定することができる。とりわけ、ヘッド1を低重心化させる観点より高比重部材14の比重を、ヘッド本体1Aの比重よりも大きくするのが望ましい。なお、高比重部材14は、ヘッド本体1Aと同じ材料で形成すると、高比重部材14とヘッド本体1Aとを一体に成形できるため、製造時間を短くすることができる。
また、高比重部材14は、樹脂部材13よりも比重が大きければ種々の材料を使用できるが、とりわけ、金属材料からなるのが望ましい。これにより、高比重部材14とヘッド本体1Aとを、溶接で強固に固着でき、ヘッド1の耐久性が向上される。なお、このような高比重部材14の金属材料としては、タングステンやタングステン合金等が望ましい。また、高比重部材14とヘッド本体1Aとは、ロウ付け、接着剤及びかしめ等で固着されても良い。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定させることなく、必要に応じて種々の態様に変更しうる。例えば、図6(a)及び(b)に示されるように、ヘッド本体1Aは、ソール開口部Osがソール部5からサイド部6を通りクラウン部4まで連続する態様でも構わない。このようなヘッド1は、繊維強化樹脂からなる樹脂部材13がソール部5からサイド部6を通って、クラウン部4まで配されることになり、さらに低重心化を図ることができる。なお、クラウン部4に繊維強化樹脂が大きく配されると、打球フィーリングが悪化するおそれがある。このため、クラウン部4の面積Sdと、クラウン部4に含まれる樹脂部材13の面積Scとの比Sc/Sdは、好ましくは70%以下、より好ましくは60%以下が望ましい。
また、図7(a)に示されるように、第1部分15が複数(本例では、2本)で構成されても構わない。また、図7(b)に示されるように、第2部分16が複数(本例では、2本)で構成されても構わない。また、第1部分15及び第2部分16が複数で形成されても構わない(図示省略)。これにより、さらに耐久性が増し、ソール部5が地面と接触したときの振動が小さくなる。
本発明の効果を確認するために、図1〜5に基づいたウッド型ゴルフクラブヘッド(ドライバー)が試作され、重心高さ、打球フィーリング及び振動の大きさについてテストされた。表1に示すパラメータ以外はすべて同一であり、主な共通仕様は次の通りである
ヘッド体積:460cm3
ヘッド本体:Ti−811(比重4.37)
フェース部材:Ti−X51AF(比重4.38)
高比重部材:Ti−811(比重4.37)
前側部の厚さta:0.7mm
中間部の厚さtb:6.0mm
後側部の厚さtc:0.7mm
テスト方法は、次の通りである。
<重心高さ>
基準状態において、水平面からスイートスポットSSまでの垂直高さH(図4に示される)である重心高さが測定された。数値が小さいほど良好である。
<打球フィーリング>
各供試ヘッドにFRP製の同一のシャフト(ダンロップスポーツ株式会社製のMP700、フレックスR)を装着し45インチのウッド型ゴルフクラブが試作された。そして、ハンディキャップ3〜26の50名のゴルファによる実打試験が行われ、打球音の高さ及び打球の残響の長さによる打球フィーリングに関して評価がなされた。打撃に用いたゴルフボールは、ダンロップスポーツ社製の「XXIO LX(同社の登録商標)」である。結果は、10点満点で採点され、ゴルファ50名の平均値が示された。数値が大きいほど打球フィーリングが良いことを示す。
<振動の大きさ>
上記実打試験において、地面を打撃するミスショット時の振動の大きさによる不快度に関して評価された。結果は、10点満点で採点され、ゴルファ50名の平均値が示された。数値が大きいほど不快度が大きいことを示す。
テストの結果などを表1に示す。
Figure 0005989509
Figure 0005989509
テストの結果、実施例のヘッドは、比較例のヘッドに比して低重心化されつつ打球フィーリングが向上されていることが確認できた。
1 ゴルフクラブヘッド
1A ヘッド本体
5 ソール部
13 樹脂部材
14 高比重材料
i 中空部
Os 開口部

Claims (10)

  1. ヘッド底面をなすソール部に少なくとも一つの開口部が設けられたヘッド本体と、
    このヘッド本体に固着されかつ前記開口部を閉じる繊維強化樹脂からなる樹脂部材とを含み、
    しかも内部に中空部が設けられたゴルフクラブへッドであって、
    前記ヘッド本体の開口部の端縁間を継ぐことにより該開口部を分割し、かつ前記樹脂部材よりも比重の大きい高比重部材が設けられることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記樹脂部材は、前記高比重部材とヘッド内外で重ねられている請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記高比重部材は、ヘッド本体と異なる材料からなる請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記高比重部材の重心は、該高比重部材が取り除かれた仮想ヘッドの重心よりもヒール側に配される請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記高比重部材は、フェース・バックフェース方向に帯状でのびる第1部分を含む請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記高比重部材は、前記第1部分からヒール側に帯状でのびる第2部分を含む請求項5記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記第1部分は、最もフェース側に形成されかつ小厚さでのびる前側部、前記前側部よりもバックフェース側に配される後側部、及び、前記前側部と前記後側部との間に配される中間部を含み、
    前記中間部は、前記前側部及び前記後側部よりも厚さが大きい請求項5又は6記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記第2部分は、前記第1部材の前記中間部に接続される請求項7記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記高比重部材は、金属材料からなる請求項1乃至8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  10. ゴルフクラブシャフトと、請求項1乃至9のいずれかに記載されたゴルフクラブヘッドとを含むことを特徴とするゴルフクラブ。
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