JP5616576B2 - ゴルフクラブヘッドの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、仕様が異なる複数種類のゴルフクラブヘッドを能率良く製造しうるゴルフクラブヘッドの製造方法に関する。
様々なゴルファーのニーズに応えるために、ゴルフクラブは、通常、複数の仕様で製造されている。ゴルフクラブヘッドの仕様としては、例えば、ヘッド外観形状、ヘッド重量、ヘッド重心位置又は慣性モーメントなどが含まれる。ゴルファーは、これらの中から自分のスイングに合った最適な仕様のゴルフクラブヘッドを選択して購入する。
仕様が異なる複数種類のゴルフクラブヘッドを製造する場合、通常、各仕様毎に製造設備が必要になる。例えば、鋳造により形成される中空構造のゴルフクラブヘッドの場合、仕様毎にそれに見合った金型が必要になる。鍛造又はプレス成形で形成される部品を用いたクラブヘッドについても同様である。従って、ゴルフクラブヘッドの種類数を増やすと、金型費などを含む設備コスト費が増加するという問題があった。
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、第1の開口部を有するヘッド本体を準備する工程と、構成が異なる複数種類のホーゼル部材を準備する工程と、前記複数種類のホーゼル部材から一のホーゼル部材を選択して前記第1の開口部に固着する工程とを含むことを基本として、仕様が異なる複数種類のゴルフクラブヘッドを能率良く製造しうるゴルフクラブヘッドの製造方法を提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、フェース部、クラウン部、ソール部、サイド部、及び前記フェース部とクラウン部とサイド部とのヒール側の交差部近傍に設けられかつシャフト差込孔を有するホーゼル部を具えた中空構造のゴルフクラブヘッドを製造する方法であって、前記ヒール側の交差部近傍に第1の開口部を有するヘッド本体を準備する工程と、前記シャフト差込孔を区画する円筒状部と、該円筒状部から前記第1の開口部に固着される取付縁部までのびるスカート部とを一体に有するホーゼル部材を、構成を異ならせて複数種類準備する工程と、前記複数種類のホーゼル部材から一のホーゼル部材を選択して前記第1の開口部に固着する工程とを含み、前記ホーゼル部材は、前記円筒状部の長さ、前記円筒状部のクラウン部からの突出長さ、前記円筒状部のヘッド内部への突出長さ、前記円筒状部の外径及び前記シャフト差込孔の内径の少なくとも一つが異なる複数種類を含み、前記第1の開口部は、前記フェース部、前記クラウン部及び前記サイド部に跨る滑らかな円形状の開口部であるが、完全な円形ではない開口部として形成されており、前記取付縁部は、前記第1の開口部と実質的に相似形をなし、かつ、それよりも僅かに小さい輪郭で形成されていることにより、前記ホーゼル部材は、第1の開口部に対して一義的に位置決めされることを特徴とする。
また請求項記載の発明は、前記ホーゼル部材は、ヘッド本体よりも弾性率が小さい金属材料からなり、かつホーゼル部材の弾性率E1と、ヘッド本体の弾性率E2との比E1/E2が0.60〜0.95である請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
また請求項記載の発明は、前記スカート部は、クラウン部の一部を形成するとともに、円筒状部の軸中心線からクラウン部を形成するスカート部の取付縁部までの軸中心線と直角方向の長さが10mm以上かつ40mm以下である請求項1又は2に記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
また請求項記載の発明は、前記スカート部は、前記円筒状部の軸中心線を基準とした上下方向において、最も高所に位置するクラウン部外面上の第1の位置Aと、最も低所に位置するサイド部外面上の第2の位置Bとを含み、かつ前記第1の位置Aと第2の位置Bとの前記円筒状部の軸中心線に沿った高さの差が5〜40mmである請求項1ないしのいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの製造方法である。
本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法では、フェース部とクラウン部とサイド部とのヒール側の交差部近傍に第1の開口部を有するヘッド本体が準備される。
また、シャフト差込孔を区画する円筒状部と、該円筒状部から第1の開口部に固着される取付縁部までのびるスカート部とを一体に有するホーゼル部材が、構成を異ならせて複数種類準備される。一例として、ホーゼル部材には、重量、円筒状部の長さ、円筒状部のクラウン部からの突出長さ、円筒状部の外径、シャフト差込孔の内径、シャフト差込孔の深さ又はフェース部に対する円筒状部の角度の少なくとも一つが異なる複数種類を含ませるのが良い。
そして、前記複数種類のホーゼル部材から一のホーゼル部材を選択してヘッド本体の第1の開口部に固着する工程を経てゴルフクラブヘッドが製造される。
従って、ヘッド本体に、ゴルファーのニーズに合致するホーゼル部を選択して固着することにより、当該ゴルファーに適した仕様のクラブヘッドを製造できる。
また、ホーゼル部材は、第1の開口部を有する様々なヘッド本体に共用できる。従って、小部品であるホーゼル部材のみ多品種準備すればよいので、生産性に優れる。また、大部品であるヘッド本体は、例えば1種のみ準備すれば足りるので、金型コスト等の上昇を抑え、生産性が向上する。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は本発明の製造方法により得られたゴルフクラブヘッド1の斜視図、図2は、その基準状態の平面図、図3は、図2の正面図、図4は、図2のA−A端面図、図5は図1の分解斜視図である。
ここで、クラブヘッド1の基準状態とは、図2及び図3に示されるように、シャフト軸中心線CLを任意の垂直面VP内に配しかつ水平面HPに対してそのライ角βで傾けるとともに、フェース2をロフト角(「リアルロフト角」であって、以下同じ。)で傾けて水平面HPに接地させた状態とする。そして、本明細書中、特に断りがない場合、ヘッド1は、この基準状態にあるものとして説明される。
前記ゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」又は「クラブヘッド」ということがある。)1は、ボールを打撃するフェース2を前面に有するフェース部3と、前記フェース2の上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間をフェース2のトウ側縁2cからバックフェースBFを通ってヒール側縁2dまでのびるサイド部6と、図示しないシャフトが装着されるシャフト差込孔7aを有するホーゼル部7とを具える。
前記ホーゼル部7は、慣例に従い、フェース部3とクラウン部4とサイド部6とのヒール側の交差部Jの近傍に設けられる。なお、クラブヘッド1にシャフトが装着されていない場合、前記基準状態は、ホーゼル部7のシャフト差込孔7aの軸中心線を基準に定めることができる。
本実施形態において、ヘッド1は、金属材料からなりかつ内部に中空部iを有する中空構造のウッド型として構成されている。
前記「ウッド型」のゴルフクラブとは、ヘッド材料が木質材からなるものという意味ではなく、従来、木質材で形成することが主流であったヘッド形状を有するものを指す。具体的には、少なくともドライバー(#1)、ブラッシー(#2)、スプーン(#3)、バフィ(#4)及びクリーク(#5)を含む他、これらとは番手ないし名称が異なるが、ほぼ類似した形状を持つヘッドをも含む概念である。
また、本実施形態のウッド型のヘッド1は、好ましくは380cm3 以上、より好ましくは400cm3以上、さらに好ましくは420cm3以上の体積を有するものが良い。このような大きな体積は、ヘッド1の慣性モーメントの増大やヘッド重心Gをより深くするのに役立つ。他方、クラブヘッド1の体積が大きすぎても、ヘッド重量の増加、スイングバランスの悪化及びゴルフ規則違反等の問題があるため、好ましくは500cm3 以下、より好ましくは470cm3以下、さらに好ましくは460cm3以下が望ましい。
なお、ロフト角が13度以上のフェアウェイウッド型又はいわゆるユーティリティ型のクラブヘッドの場合、ヘッド体積は、好ましくは50cm3以上、より好ましくは70cm3以上、さらに好ましくは90cm3以上が望ましく、また、好ましくは300cm3以下、より好ましくは280cm3以下、さらに好ましくは250cm3以下が望ましい。
また、クラブヘッド1の全重量は、好ましくは180g以上、より好ましくは185g以上が望ましく、また、好ましくは250g以下、さらに好ましくは245g以下、特に好ましくは215g以下が望ましい。クラブヘッド1の全重量が小さすぎると、スイング中にヘッドの重みが感じられ難くなるので、タイミングが取りづらく、また反発性能が低下する傾向がある。逆にクラブヘッドの全重量が大きくなりすぎると、クラブが振り切れなくなり、打球の飛距離や方向性が悪化する傾向がある。
また、図5に示されるように、ヘッド1は、クラブヘッド1の主要部をなすヘッド本体1Aと、ホーゼル部材1Bと、フェース部材1Cとを固着することにより製造される。
本実施形態のヘッド本体1Aは、実質的にクラウン部4、ソール部5及びサイド部6を具えるとともに、前記ヒール側の交差部Jの近傍に、ホーゼル部材1Bを固着するための第1の開口部O1と、前側にフェース部材1Cを固着するための第2の開口部O2とが形成された殻状に構成される。また、第2の開口部O2の周りには、フェース周縁部13が形成される。
本実施形態において、前記第1の開口部O1は、フェース部3、クラウン部4及びサイド部6に跨る滑らかな円形状の開口部として形成される。ただし、第1の開口部O1は、完全な円形ではない。このようなヘッド本体1Aは、好適にはロストワックス精密鋳造によって一体形成される。
前記フェース部材1Cは、フェース2の周縁2aないし2e内に収まる板状で構成される。ただし、フェース部材1Cは、例えばフェース2の周縁からはみ出して前記クラウン部4、ソール部5及び/又はサイド部6の前側部分を含むような略カップ状(図示省略)で構成されても良いのは言うまでもない。フェース部材1Cには、例えば圧延材又は鍛造材のように、鋳造品に比して緻密な金属組織を有する高強度材料が好適に用いられる。
ヘッド本体1Aと、フェース部材1Cとは、例えば接着、溶接、ロウ付け、かしめ又はネジ止め等によって一体に固着される。なお、両部材は、例えば1種類の鋳造用の金型と、1種類のプレス又は鍛造型とで製造でき、生産コストを低減できる。なお、ヘッド本体1Aとフェース部材1Cとの固着は、ホーゼル部材1Bとヘッド本体1Aとの固着後に行われても良い。
ヘッド本体1Aは、フェース部材1Cを別体とすることなく一体に含んで(即ち、第2の開口部O2なしで)製造されても良い。このようなヘッド本体1Aは、通常、鋳造でしか製造できないが、鋳造は、湯流れ等のバラツキ等によりピンホール等が発生しやすい。特にヘッド本体1Aのような大きな表面積を有しかつ複雑な形状では、このような傾向が強く、ひいてはヘッド1の耐久性を低下させるおそれがある。


これに対して、本実施形態のように、ヘッド本体1Aに第2の開口部O2を設け、フェース部材1Cを別部品としたときには、例えばフェース部材1Cに鍛造材や圧延材などの緻密な金属組織を有する材料を使用してフェース部3の耐久性を向上できる利点がある。また、ヘッド本体1Aには、例えばフェース部材1Cとは異なる比重の材料などを用いて重量配分設計を能率良く行うこともできる。
ヘッド本体1A及びフェース部材1Cを形成する材料としては、例えばステンレス鋼、マレージング鋼、チタン、チタン合金、アルミ合金、マグネシウム合金又はアモルファス合金等の1種又は2種以上の金属材料が好適である。とりわけ、フェース部材1Cとヘッド本体1Aとを、ともに溶接可能な金属材料、特に比強度の大きいチタン合金で形成することが望ましい。前記チタン合金としては、例えばTi−6Al−4V、Ti−8Al−1V−1Mo、Ti−8Al−2Vなどが効果的である。なお、図示していないが、ヘッド本体1Aの一部には、比重の小さい繊維強化樹脂のような非金属材料や、これとは逆に比重が大きい錘部材などが固着されても良い。
前記ホーゼル部材1Bは、図6に拡大して示されるように、内周面でシャフト差込孔7aを区画する円筒状部10と、該円筒状部10から本実施形態では滑らかなコーン状で末広がりにのびてヘッド本体1Aの第1の開口部O1に固着される取付縁部12を有するスカート部11とを一体に具える。
前記円筒状部10は、この実施形態では、ヘッド外部に突出する外筒部10Aと、ヘッド内部をのびる内筒部10Bとを含んで構成される。このように、ヘッド内外にのびる円筒状部10は、軸方向により大きい長さでクラブシャフト(図示せず)を支持することができる。なお、内筒部10Bの下端には、シャフトのTipp端(クラブヘッド1に差し込まれる側の端部)と当接しその差込深さを規制する突片10Cが設けられている。
円筒状部10の外径Doは、特に限定されるものではないが、小さすぎるとボール打撃時に破損しやすくなり、逆に大きすぎると、アドレス時に違和感を招きやすい他、重量が大きくなってヘッド重心が高くなるおそれがある。このような観点より、円筒状部10の外径Doは、好ましくは10mm以上、より好ましくは11mm以上、さらに好ましくは11.5mm以上が望ましく、また、好ましくは15mm以下、より好ましくは14mm以下、さらに好ましくは13.5mm以下が望ましい。
この実施形態のスカート部11は、フェース部3、クラウン部4及びサイド部6の各一部をそれぞれ形成するよう円筒状部10の周りにほぼ連続して形成されている。スカート部11の周縁である取付縁部12は、ヘッド本体1Aの第1の開口部O1に固着可能な輪郭形状を具える。本実施形態の取付縁部12は、第1の開口部O1と実質的に相似形をなし、かつそれよりも僅かに小さい輪郭で形成される。これにより、ホーゼル部材1Bは、第1の開口部O1に対してほぼ一義的に位置決めされて嵌め込むことが可能に形成される。
なお、ホーゼル部材1Bは、例えば、NC等を利用した機械加工による削り出し、鍛造又は鋳造などで形成される。
本発明のゴルフクラブヘッドの製造方法では、構成が異なる複数種類のホーゼル部材1Bが準備される。そして、複数種類のホーゼル部材の中から一のホーゼル部材1Bを選択し、それをヘッド本体1Aの第1の開口部O1に固着する工程が行われる。
このように、ヘッド本体1Aに、ニーズに合致するホーゼル部材1Bを選択して固着することにより、当該ニーズに応じた仕様のクラブヘッド1を簡単に製造できる。また、本実施形態のホーゼル部材1Bは、取付縁部12の輪郭以外の構成を異ならせており、各ホーゼル部材1Bの取付縁部12の輪郭は、実質的に同一に形成される。このため、ホーゼル部材1Bは、同一輪郭の第1の開口部を具える様々なヘッド本体1Aに共用できる。従って、本発明によれば、1種類のヘッド本体1Aと、複数種類のホーゼル部材1Bとを準備しかつこれらを組み合わせることで簡単に多種類のゴルフクラブヘッド1を製造できる。
また、相対的に大きな部品であるヘッド本体1Aは、共通の金型及び/又はプレス型を利用して製造できるので、製造コストを小さくできる。また、多品種準備する必要があるのは、相対的に小さい部品であるホーゼル部材1Bのみであるので、製造コストの上昇を小さく抑えることができる。
前記スカート部11の取付縁部12は、ヘッド本体1Aの第1の開口部O1に嵌め込まれかつ本実施形態では溶接(溶接ビードは図示してない)により固着される。溶接には、レーザー溶接、プラズマ溶接又はTIG溶接が好適である。また、固着方法としては、溶接以外にも、ロウ付けなどを用いることができる。また、第1の開口部O1の周りには、スカート部11の内面を支持する連続した又は間欠的に設けられたステップ状の受け片などが設けられても良い。
また、図6に拡大して示されるように、第1の開口部O1及びホーゼル部材1Bの取付縁部12は、それぞれ突き合わされる端部の厚さを局部的に増大させた厚肉部15として形成されることが望ましい。これにより、クラブヘッド1の重量増加を防止しつつ溶接継手の強度を高めて耐久性を向上させることができる。
上述の作用をより有効に発揮させるために、前記第1の開口部O1及び取付縁部12の各厚肉部15の厚さtは実質的に同一であるのが望ましく、とりわけ、0.8mm以上、より好ましくは1.0mm以上、さらに好ましくは1.2mm以上が望ましい。他方、該厚さtが大きくなると、クラブヘッド1の重量が増加するので、好ましくは4.0mm以下、より好ましくは3.8mm以下、さらに好ましくは3.5mm以下が望ましい。
同様に、厚肉部15の幅fは、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上、さらに好ましくは2.0mm以上が望ましく、また、好ましくは10.0mm以下、より好ましくは8.0mm以下、さらに好ましくは6.0mm以下が望ましい。
さらに好ましくは、厚肉部15の後端側には、厚さが徐々に薄くなる漸減部15aを有することが望ましい。これにより、剛性段差を減じ、接合部の強度をより一層向上することができる。
図7及び図8には、複数種類のホーゼル部材1Bの一例として、円筒状部10の長さを異ならせた具体例を示す。
図7では、内筒部10Bの長さLiを変えずに外筒部10Aの長さLoのみが異なる複数種類のホーゼル部材1Bが示される。ホーゼル部材1Bの円筒状部11の長さ(Li+Lo)が変えることで、ヘッド重心の高さを変えることができる。そして、低重心又は高重心の仕様でクラブヘッドを製造できる。即ち、低重心化等を実現するためには、図7(c)のような外筒部10Aの長さLoが小さいホーゼル部材1Bを、逆に高重心化等を実現するためには、図7(a)のような外筒部10Aの長さLoが大きいホーゼル部材1Bをそれぞれ選択すれば良い。
図8には、外筒部10Aの長さLoを変えずに内筒部10Aの長さLiが異なる複数種類のホーゼル部材1Bが示される。これらのホーゼル部材1Bもクラブヘッドの重心を調節するのに役立つ。即ち、低重心化を実現するためには、図8(c)のような内筒部10Bの長さLiが大きいホーゼル部材1Bを、逆に高重心化を実現するためには、図8(a)のように内筒部10Bの長さLiが小さいホーゼル部材1Bをそれぞれ選択される。
さらに、図7及び図8の実施形態では、円筒状部10の長さLo+Li(即ち、シャフト差込孔7aの長さ)が異なるクラブヘッド1を作ることができる。シャフト差込孔7aの長さが変わると、ボール打撃時のシャフトの変形挙動が変化する。従って、この点においても、異なる弾道を打ち分けることが可能な複数種類のゴルフクラブを提供できる。
また、上記各実施形態において、ホーゼル部材1Bの重量は、図7(a)及び図8(c)のものが最も大きい。従って、これらのホーゼル部材1Bは、ヘッド重心がヒール側に寄った仕様のクラブヘッド1を製造するのにも役立つ。
なお、図示していないが、円筒状部10の総長さを変えずに、該円筒状部10のクラウン部4からの突出長さを異ならせることもできる。
また、図9(a)ないし(c)に示されるように、円筒状部10の外径Do及びシャフト差込孔7aの内径Diをともに異ならせたホーゼル部材1Bの具体例が示される。このように、円筒状部10の径を異ならせることにより、Tipp径が異なる様々なクラブシャフト(これらは異なる曲げ変形挙動及び/又はトルクを示す。)を装着してゴルフクラブの仕様を異ならせることができる。
さらには、図10に示されるように、フェース部3に対する円筒状部10の相対角度(この例ではライ角β)が異なるように、例えば円筒状部10の角度が異なる複数種類を含むことができる。このような実施形態では、ライ角、フェース各及び又はロフト角が異なるクラブヘッド1を、ホーゼル部材1Bの選択によって容易に製造できる。
ところで、図10に示した実施形態のように、スカート部11に対して円筒状部10の角度を種々異ならせる場合、スカート部11が小さいと円筒状部10の角度を異ならせたときに滑らかにヘッド本体1Aと連続させることができず、外観上、違和感を生じさせる場合がある。また、クラブヘッド1の製造後、ホーゼル部7を塑性変形させてライ角、フェース各及び又はロフト角を微調整する調角工程が行われる場合があるが、スカート部11が小さいと、ホーゼル部材1Bとヘッド本体1Aとの接合部に大きな応力が作用し、割れ等が生じるおそれがある。
従って、クラウン部4の一部を形成しているスカート部11の大きさを一定範囲に規定することが望ましい。具体的には、図11にクラブヘッド1をシャフト軸中心線CL(円筒状部10の軸中心線TL)と平行な視点から見た図を示すが、円筒状部10の軸中心線TLからクラウン部4を形成するスカート部11の取付縁部12までの軸中心線TLと直角方向の長さが10mm以上かつ40mm以下であることが望ましい。
即ち、前記長さが最大となる位置をP1とするとき、軸中心線SLから位置P1までの長さL1は40mm以下、より好ましくは35mm以下、さらに好ましくは30mm以下が望ましく、かつ、円筒状部10の軸中心線TLからクラウン部4を形成するスカート部11の取付縁部12までの長さが最小となる位置をP2とするとき、軸中心線SLから位置P2までの長さL2は、10mm以上、より好ましくは15mm以上、さらに好ましくは20mm以上が望ましい。このように、クラウン部4の一部を形成するスカート部11の大きさを規定することにより、上述の不具合を解消しうる。
同様の観点より、円筒状部10の外周面10aからクラウン部4を形成するスカート部11の取付縁部12までの長さが最大となる位置をP3とするとき、前記外周面10aから位置P3までの最短長さL3は、好ましくは3mm以上、より好ましくは5mm以上、さらに好ましくは10mm以上が望ましく、また、好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下、さらに好ましくは25mm以下が望ましい。
また、クラブヘッド1の上面部分がシャフト軸中心線CLと直角な平面に投影された投影図(これが図11に示されている。)において、ホーゼル部材1Bの取付縁部12で囲まれる面積S1は、好ましくは300mm2以上、より好ましくは400mm2以上、さらに好ましくは500mm2以上が望ましく、また、好ましくは1500mm2以下、より好ましくは1200mm2以下、さらに好ましくは1000mm2以下が望ましい。前記面積S1が小さすぎると、ホーゼル部材1Bとヘッド本体1Aとの接合位置が円筒状部10に近づき、耐久性を悪化させるおそれがあり、逆に大きすぎると、ホーゼル部材1Bが大型化し、接合長さが増すなど生産性を悪化させるおそれがある。
また、前記面積S1は、前記投影図におけるヘッドの全面積の8%以上、より好ましくは10%以上、さらに好ましくは12%以上が望ましく、また、好ましくは50%以下、より好ましくは33%以下、さらに好ましくは25%以下が望ましい。
また、上述の調角工程を容易に行えるように、ホーゼル部材1Bは、ヘッド本体1Aよりも弾性率が小さい金属材料で構成するのが望ましい。
ホーゼル部材1Bの弾性率E1は、特に限定されるわけではないが、好ましくは120GPa以下、より好ましくは110GPa以下、さらに好ましくは105GPa以下が望ましい。ホーゼル部材1Bの弾性率E1が120GPaを超えると、調角工程時にホーゼル部材1Bに割れ等が生じるおそれがある他、打球感が低下するおそれがある。他方、ホーゼル部材1Bの弾性率E1が小さすぎると、強度が低下して打球時に破損するおそれがあるので、好ましくは50GPa以上、より好ましくは60GPa以上、さらに好ましくは65GPa以上が望ましい。
また、ヘッド本体1Aの弾性率E2も特に限定されるものではないが、小さすぎると、強度が不足して耐久性が悪化するおそれがあり、大きすぎても打球感の悪化や反発性の低下を招くおそれがある。このような観点より、ヘッド本体1Aの弾性率E2は、好ましくは80GPa以上、より好ましくは90GPa以上、さらに好ましくは95GPa以上が望ましく、また、好ましくは140GPa以下、より好ましくは130GPa以下、さらに好ましくは125GPa以下が望ましい。
とりわけ、ホーゼル部材1Bの調角作業性とクラブヘッド1の耐久性とを両立させるために、前記弾性率の比E1/E2は、好ましくは0.6以上、より好ましくは0.7以上、さらに好ましくは0.8以上が望ましく、また、好ましくは1.0よりも小、より好ましくは0.95以下が望ましい。
なお、上記弾性率は、JIS Z2201の「金属材料引張試験片」及び同Z2241の「金属材料引張試験方法」に準じて測定された応力−歪曲線の弾性変形領域から計算されるものとする。また、引張試験機のクロスヘッドの速度は1.0mm/min とする。
ホーゼル部材1Bを構成する金属材料としては、調角作業性などを優先すれば、軟鉄などの低炭素鋼やSUS304などのステンレス鋼が望ましい。また、純チタン(JIS1種からJIS4種)や、少量の元素を添加したチタン合金、例えば酸素をα相の主要な固溶強化元素としかつFe及びSiの添加により微小なβ相を効率的に形成した神戸製鋼所社製のKS100又はKS120SIなどが好適である。
さらに、図6に示されるように、スカート部11は、円筒状部10の軸中心線TLを基準とした上下方向において、最も高所に位置するクラウン部4の外面上の第1の位置Aと、最も低所に位置するサイド部6の外面上の第2の位置とを含むことが望ましい。
このようなホーゼル部材1Bは、クラウン部4に位置する第1の位置Aを含むスカート部11によって、ホーゼル部材1Bとヘッド本体1Aとの接合部を円筒状部10から遠ざけ、ひいてはホーゼル部7の調角時の強度不足、打球時の強度不足を防止できる。他方、第2の位置Bは、このような対処が困難であるため、より下方に位置させることにより、第2の位置B側においてヘッド本体1Aとホーゼル部材1Bとの接合長さを大きく確保するのが良い。
なお、第2の位置Bを過度に下方に位置させると、溶接時等の作業性等が悪化するおそれがあるので、第1の位置Aと第2の位置Bとの前記軸中心線TLに沿った高さの差Mは、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上、さらに好ましくは15mm以上が望ましく、また、好ましくは40mm以下、より好ましくは35mm以下、さらに好ましくは30mm以下が望ましい。
以上本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく種々の態様に変更して実施することができるのは言うまでもない。例えば、複数種類のホーゼル部材1Bとしては、同一の形状としつつ比重が異なる金属材料を用いて重量を異ならせることもできる。また、同一の第1の開口部を有していれば、ヘッド本体の形状も変えることができる。
図5に示したように、ヘッド本体、フェース部材及びホーゼル部材からなるウッド型のゴルフクラブヘッドを、表1の仕様にて製造し、ヘッド重心の位置及びヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントがそれぞれ測定された。ホーゼル部材は、図7に示したように、円筒状部の内筒部の長さLiを変えずに外筒部の長さLoのみを異ならせた3種類、及び図8に示したように、外筒部の長さを変えずに内筒部の長さLiのみを異ならせた3種類が準備された。また、他の共通仕様は次の通りである。
ヘッド体積:460cm3(実施例1を基準)
リアルロフト各:10度

ライ角57.5度
ヘッド本体:Ti−6Al−4Vのロストワックス精密鋳造品
フェース部材:神戸製鋼所社のチタン合金(KS Ti−9、Ti約91%、残り約9%が(4.5%Al・2%Mo・1.6%V・0.5%Fe・0.3%Si・0.03%C)の組成)の圧延材
ホーゼル部材:純TiのNC機械加工品
固着方法:ヘッド本体とフェース部材とはプラズマ溶接、第1の開口部とホーゼル部材とはTIG溶接でそれぞれ固着された。
また、ヘッド重心の位置は、基準状態の正面図における実施例1のヘッド重心の位置を基準とし、それからの相対位置で示したヒール側及びクラウン部側にあるものをプラス値、トウ側及びソール側にあるものをマイナス値でそれぞれ示した。
テストの結果などを表1に示す。
Figure 0005616576
テストの結果、実施例の6種類のクラブヘッドでは、ホーゼル部材の変更のみで様々な重心位置のクラブヘッドを製造しうることが確認できた。
本実施形態のヘッドの全体斜視図である。 クラブヘッドの基準状態の平面図である。 クラブヘッドの基準状態の正面図である。 図2のA−A端面図である。 本実施形態のヘッドの分解斜視図である。 図4の要部拡大図である。 (a)〜(c)は、異なる構成のホーゼル部材を説明する断面図である。 (a)〜(c)は、異なる構成のホーゼル部材を説明する断面図である。 (a)〜(c)は、異なる構成のホーゼル部材を説明する断面図である。 (a)〜(c)は、異なる構成のホーゼル部材を説明する断面図である。 クラブヘッドをシャフト軸中心線と平行な視点でみた線図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
1A ヘッド本体
1B ホーゼル部材
1C フェース部材
2 フェース
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ホーゼル部
i 中空部

Claims (4)

  1. フェース部、クラウン部、ソール部、サイド部、及び前記フェース部とクラウン部とサイド部とのヒール側の交差部近傍に設けられかつシャフト差込孔を有するホーゼル部を具えた中空構造のゴルフクラブヘッドを製造する方法であって、
    前記ヒール側の交差部近傍に第1の開口部を有するヘッド本体を準備する工程と、
    前記シャフト差込孔を区画する円筒状部と、該円筒状部から前記第1の開口部に固着される取付縁部までのびるスカート部とを一体に有するホーゼル部材を、構成を異ならせて複数種類準備する工程と、
    前記複数種類のホーゼル部材から一のホーゼル部材を選択して前記第1の開口部に固着する工程とを含み、
    前記ホーゼル部材は、
    前記円筒状部の総長さを変えず前記円筒状部の前記クラウン部からの突出長さが異なるか、
    前記円筒状部の外径が異なるか、又は
    前記シャフト差込孔の内径が異なる複数種類を含み、
    前記第1の開口部は、前記フェース部、前記クラウン部及び前記サイド部に跨る滑らかな円形状の開口部であるが、完全な円形ではない開口部として形成されており、
    前記取付縁部は、前記ホーゼル部材が前記第1の開口部に対して一義的に位置決めされるように、前記第1の開口部と実質的に相似形をなし、かつ、それよりも僅かに小さい輪郭で形成されていることを特徴とするゴルフクラブヘッドの製造方法。
  2. 前記ホーゼル部材は、ヘッド本体よりも弾性率が小さい金属材料からなり、かつ
    ホーゼル部材の弾性率E1と、ヘッド本体の弾性率E2との比E1/E2が0.60〜0.95である請求項1記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  3. 前記スカート部は、クラウン部の一部を形成するとともに、
    円筒状部の軸中心線からクラウン部を形成するスカート部の取付縁部までの軸中心線と直角方向の長さが10mm以上かつ40mm以下である請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
  4. 前記スカート部は、前記円筒状部の軸中心線を基準とした上下方向において、最も高所に位置するクラウン部外面上の第1の位置Aと、最も低所に位置するサイド部外面上の第2の位置Bとを含み、かつ
    前記第1の位置Aと第2の位置Bとの前記円筒状部の軸中心線に沿った高さの差が5〜40mmである請求項1ないし3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドの製造方法。
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