JP3487103B2 - ゴルフ用クラブヘッド - Google Patents
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- B22F—WORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
- B22F7/00—Manufacture of composite layers, workpieces, or articles, comprising metallic powder, by sintering the powder, with or without compacting wherein at least one part is obtained by sintering or compression
- B22F7/002—Manufacture of composite layers, workpieces, or articles, comprising metallic powder, by sintering the powder, with or without compacting wherein at least one part is obtained by sintering or compression of porous nature
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば金属材料
からなるゴルフ用ウッドクラブあるいはアイアンクラブ
などのヘッドに関し、特に、打球部材とシャフト差込み
部材とが別体に形成されて接合され互いの金属材料の材
料密度に変化を持たせ、耐衝撃性などの打球特性の調整
が容易に行なえるようにするとともに、シャフトとの接
着強度の向上を図るようにしたものである。
からなるゴルフ用ウッドクラブあるいはアイアンクラブ
などのヘッドに関し、特に、打球部材とシャフト差込み
部材とが別体に形成されて接合され互いの金属材料の材
料密度に変化を持たせ、耐衝撃性などの打球特性の調整
が容易に行なえるようにするとともに、シャフトとの接
着強度の向上を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゴルフ用クラブヘッドに
おいては、ヘッド打球面とヘッド上面とヘッド底面とヘ
ッド背面を一体に接合してなる打球部材と、シャフト差
込み穴を形成した露出端部と前記打球部材内面に突き当
たるように延出した下側端部からなるシャフト差込み部
材とが鋳造または鍛造により同一組成の金属材料により
連続して一体形成してなる形態を有するものや、打球部
材とシャフト差込み部材とを同一組成または比重の異な
る異種の金属材料にて別体の部材で形成し、これら打球
部材とシャフト差込み部材とを互いに接合して一体化し
てなる形態を有するものがある。
おいては、ヘッド打球面とヘッド上面とヘッド底面とヘ
ッド背面を一体に接合してなる打球部材と、シャフト差
込み穴を形成した露出端部と前記打球部材内面に突き当
たるように延出した下側端部からなるシャフト差込み部
材とが鋳造または鍛造により同一組成の金属材料により
連続して一体形成してなる形態を有するものや、打球部
材とシャフト差込み部材とを同一組成または比重の異な
る異種の金属材料にて別体の部材で形成し、これら打球
部材とシャフト差込み部材とを互いに接合して一体化し
てなる形態を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造のゴルフ用クラブヘッドにあっては、打球
部材とシャフト差込み部材の材料密度が同一であること
から、耐衝撃性などのヘッド打球特性の向上を図る場
合、打球部の断面形態や打球部材及びシャフト差込み部
材の組成を変えるしかない。
うな従来構造のゴルフ用クラブヘッドにあっては、打球
部材とシャフト差込み部材の材料密度が同一であること
から、耐衝撃性などのヘッド打球特性の向上を図る場
合、打球部の断面形態や打球部材及びシャフト差込み部
材の組成を変えるしかない。
【0004】また従来、シャフト差込み部材に形成され
るシャフト差込み穴に、例えば炭素繊維強化プラスチッ
クス(CFRP)等の異質材料からなるシャフトを差込
み接着する場合、シャフト差込み部材が金属材料からな
ることから、両者にとって充分な親和性を有する良好な
接着剤がないために、接着剤による接着強度が低い。
るシャフト差込み穴に、例えば炭素繊維強化プラスチッ
クス(CFRP)等の異質材料からなるシャフトを差込
み接着する場合、シャフト差込み部材が金属材料からな
ることから、両者にとって充分な親和性を有する良好な
接着剤がないために、接着剤による接着強度が低い。
【0005】しかも、シャフト差込み部材のシャフト差
込み穴に差し込まれるシャフトは、先端側からグリップ
端側に掛けて漸次太くなるようなテーパ状の外径を有す
ることから、シャフト差込み部材に形成されるシャフト
差込み穴の内径もシャフト先端側のテーパ状の外径に完
全に一致させて、シャフト差込み穴の内周面とシャフト
の外径面とを面接触にして接着力の強度を高める必要が
ある。
込み穴に差し込まれるシャフトは、先端側からグリップ
端側に掛けて漸次太くなるようなテーパ状の外径を有す
ることから、シャフト差込み部材に形成されるシャフト
差込み穴の内径もシャフト先端側のテーパ状の外径に完
全に一致させて、シャフト差込み穴の内周面とシャフト
の外径面とを面接触にして接着力の強度を高める必要が
ある。
【0006】ところが、このようなシャフト差込み穴の
穴明け加工には、熟練による高精度化が要求され、それ
が不完全であると、シャフト差込み穴の内周面とシャフ
トの外周面とが点接触となり易い結果、接着面積が著し
く減少するため、接着力の強度が低く、これによって、
長期繰返し使用における打球時の衝撃で互いの接着部が
破壊し、シャフト抜けが生じ易い。
穴明け加工には、熟練による高精度化が要求され、それ
が不完全であると、シャフト差込み穴の内周面とシャフ
トの外周面とが点接触となり易い結果、接着面積が著し
く減少するため、接着力の強度が低く、これによって、
長期繰返し使用における打球時の衝撃で互いの接着部が
破壊し、シャフト抜けが生じ易い。
【0007】さらに、シャフトの接着強度を高める他の
手法としては、シャフトの外周表面とシャフト差込み部
材のシャフト差込み穴の内周面とに粗面加工を施す作業
は、接着剤の投錨効果を利用することが考えられるが、
シャフトの外周表面に粗面加工を施すことは容易である
が、シャフト差込み穴の内周面に粗面加工を施すことは
非常に困難である。
手法としては、シャフトの外周表面とシャフト差込み部
材のシャフト差込み穴の内周面とに粗面加工を施す作業
は、接着剤の投錨効果を利用することが考えられるが、
シャフトの外周表面に粗面加工を施すことは容易である
が、シャフト差込み穴の内周面に粗面加工を施すことは
非常に困難である。
【0008】この発明の目的は、耐衝撃性などの打球特
性の調整が容易に行なえるようにするとともに、シャフ
トとの接着強度の向上を図ることができるようにしたゴ
ルフ用クラブヘッドを提供することにある。
性の調整が容易に行なえるようにするとともに、シャフ
トとの接着強度の向上を図ることができるようにしたゴ
ルフ用クラブヘッドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、ヘッド打球面とヘッド上面とヘッ
ド底面とヘッド背面を一体に接合してなる打球部材と、
シャフト差込み穴を形成した露出端部と前記打球部材内
面に突き当たるように延出した下側端部からなるシャフ
ト差込み部材とを金属材料にて別体に形成し、これら打
球部材とシャフト差込み部材とを接合してなるゴルフ用
クラブヘッドにおいて、前記シャフト差込み部材に極微
小空孔を含有させて前記打球部材の材料密度よりも低く
したことを特徴とする
ために、この発明は、ヘッド打球面とヘッド上面とヘッ
ド底面とヘッド背面を一体に接合してなる打球部材と、
シャフト差込み穴を形成した露出端部と前記打球部材内
面に突き当たるように延出した下側端部からなるシャフ
ト差込み部材とを金属材料にて別体に形成し、これら打
球部材とシャフト差込み部材とを接合してなるゴルフ用
クラブヘッドにおいて、前記シャフト差込み部材に極微
小空孔を含有させて前記打球部材の材料密度よりも低く
したことを特徴とする
【0010】この場合、前記シャフト差込み部材は、粉
末金属射出成形にて所望の形状に形成してなる一方、前
記打球部材とシャフト差込み部材とが同一組成の金属材
料、または異種組成の金属材料からなるとともに、前記
シャフト差込み部材が前記打球部材の一部を兼ねるよう
に接合することが好ましい。
末金属射出成形にて所望の形状に形成してなる一方、前
記打球部材とシャフト差込み部材とが同一組成の金属材
料、または異種組成の金属材料からなるとともに、前記
シャフト差込み部材が前記打球部材の一部を兼ねるよう
に接合することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明すると、図1はこの発明に係る
ゴルフ用クラブからなるウッドクラブを例にして示すも
ので、符号1は金属材料からなる中空な外殻構造を有す
るヘッドである。
面に基づいて詳細に説明すると、図1はこの発明に係る
ゴルフ用クラブからなるウッドクラブを例にして示すも
ので、符号1は金属材料からなる中空な外殻構造を有す
るヘッドである。
【0012】このヘッド1は、略半楕円球状をなす打球
部2と、例えばCFRPなどの異種材質のシャフトSが
装着されるホーゼル部3とに別体の部材で形成され、こ
れら打球部2の打球部材20とホーゼル部3のシャフト
差込み部材30とを互いに溶接wにて接合し一体化して
なる構成を有する。
部2と、例えばCFRPなどの異種材質のシャフトSが
装着されるホーゼル部3とに別体の部材で形成され、こ
れら打球部2の打球部材20とホーゼル部3のシャフト
差込み部材30とを互いに溶接wにて接合し一体化して
なる構成を有する。
【0013】 前記打球部2の打球部材20は、図2及
び図3に示すように、ヘッド打球面(フェース面)1a
を形成する打球面殻部21と、ヘッド上面(クラウン
面)1bを形成する上面殻部22と、ヘッド底面(ソー
ル面)1c及びヘッド背面(バック面)1dを含む周面
殻部23とに3乃至4個に分割され、これら各々の殻部
21,22,23を組み合わせて互いに溶接wすること
により一体に接合してなる外殻構造からなっている。
び図3に示すように、ヘッド打球面(フェース面)1a
を形成する打球面殻部21と、ヘッド上面(クラウン
面)1bを形成する上面殻部22と、ヘッド底面(ソー
ル面)1c及びヘッド背面(バック面)1dを含む周面
殻部23とに3乃至4個に分割され、これら各々の殻部
21,22,23を組み合わせて互いに溶接wすること
により一体に接合してなる外殻構造からなっている。
【0014】一方、前記シャフト差込み部材30は、後
述する製造法により極微小空孔を含有した棒状の金属材
料からなり、前記打球部材20の材料密度よりも低密度
に形成されているとともに、その上側の露出端部31A
側には、シャフト差込み穴32が形成されている。
述する製造法により極微小空孔を含有した棒状の金属材
料からなり、前記打球部材20の材料密度よりも低密度
に形成されているとともに、その上側の露出端部31A
側には、シャフト差込み穴32が形成されている。
【0015】そして、このシャフト差込み部材30のシ
ャフト差込み穴32には、前記シャフトSの先端部が差
し込まれて接着剤にて接着されるようになっているとと
もに、その下側端部31B側は、前記打球部材20のソ
ール面1c側内面に突き当たるまで延出し、この延出端
部を前記ソール面1c側の周面殻部23の内面に溶接w
にて接合されるようになっている。
ャフト差込み穴32には、前記シャフトSの先端部が差
し込まれて接着剤にて接着されるようになっているとと
もに、その下側端部31B側は、前記打球部材20のソ
ール面1c側内面に突き当たるまで延出し、この延出端
部を前記ソール面1c側の周面殻部23の内面に溶接w
にて接合されるようになっている。
【0016】また、前記シャフト差込み部材30には、
突起33が一体に形成されていて、この突起33は、前
記シャフト差込み部材30の中心軸o−oから打球部2
の打球部材20である上面殻部22側の境界まで距離L
が約7〜50mmの範囲内に張出させて前記上面殻部2
2の一部を形成するように組付けることにより、前記ク
ラウン面1bの一部を兼ねるように接合されている。
突起33が一体に形成されていて、この突起33は、前
記シャフト差込み部材30の中心軸o−oから打球部2
の打球部材20である上面殻部22側の境界まで距離L
が約7〜50mmの範囲内に張出させて前記上面殻部2
2の一部を形成するように組付けることにより、前記ク
ラウン面1bの一部を兼ねるように接合されている。
【0017】ところで、上記ヘッド1を製造するには、
予め打球部材20を形成する打球面殻部21、上面殻部
22及び周面殻部23を、チタン単体(Ti)あるいは
チタン合金(Ti合金)などによる圧延材のプレスまた
は超塑性加工、あるいは鋳造などによりそれぞれ成形す
る。
予め打球部材20を形成する打球面殻部21、上面殻部
22及び周面殻部23を、チタン単体(Ti)あるいは
チタン合金(Ti合金)などによる圧延材のプレスまた
は超塑性加工、あるいは鋳造などによりそれぞれ成形す
る。
【0018】一方、シャフト差込み部材30をチタン単
体(Ti)あるいはチタン合金(Ti合金)などの打球
部材20の材質と同一組成、またはアルミニウム(A
l)などの打球部材20の材質とは異種の組成からなる
金属粉末を使用して粉末金属射出成形にて所望の形状に
成形する。
体(Ti)あるいはチタン合金(Ti合金)などの打球
部材20の材質と同一組成、またはアルミニウム(A
l)などの打球部材20の材質とは異種の組成からなる
金属粉末を使用して粉末金属射出成形にて所望の形状に
成形する。
【0019】この粉末金属射出成形とは、例えば1〜6
00μm、好ましくは10〜100μm程度の微細な金
属粉末にワックス、樹脂などのバインダを加えて流動化
した原料粉をモールド内に射出して成形し、このように
成形されたシャフト差込み部材用の成形体のバインダを
除去し焼結することにより成形するものであり、シャフ
ト差込み部材30に極微小空孔を含有し、これによっ
て、シャフト差込み部材30の材料密度が打球部材20
の材料密度よりも低くなるように成形されるものであ
る。
00μm、好ましくは10〜100μm程度の微細な金
属粉末にワックス、樹脂などのバインダを加えて流動化
した原料粉をモールド内に射出して成形し、このように
成形されたシャフト差込み部材用の成形体のバインダを
除去し焼結することにより成形するものであり、シャフ
ト差込み部材30に極微小空孔を含有し、これによっ
て、シャフト差込み部材30の材料密度が打球部材20
の材料密度よりも低くなるように成形されるものであ
る。
【0020】この場合、打球部材20とシャフト差込み
部材30との材料密度の比は、例えば打球部材20の材
料密度を100とすると、100:99〜100:8
5、好ましくは100:99〜100:94である。
部材30との材料密度の比は、例えば打球部材20の材
料密度を100とすると、100:99〜100:8
5、好ましくは100:99〜100:94である。
【0021】すなわち、この発明は、上記の構成を採用
することによって、ヘッド1の打球部2とホーゼル部3
を別体の部材にて形成し、これら打球部2の打球部材2
0とホーゼル部3のシャフト差込み部材30とを互いに
溶接wにて接合し一体化してなるとともに、シャフト差
込み部材30に極微小空孔を含有させて、シャフト差込
み部材30の材料密度を打球部材20の材料密度よりも
低くしてなるために、打球部材20とシャフト差込み部
材30との材料密度比を変えることにより、耐衝撃性な
どのヘッド打球特性を調整することが可能になる。
することによって、ヘッド1の打球部2とホーゼル部3
を別体の部材にて形成し、これら打球部2の打球部材2
0とホーゼル部3のシャフト差込み部材30とを互いに
溶接wにて接合し一体化してなるとともに、シャフト差
込み部材30に極微小空孔を含有させて、シャフト差込
み部材30の材料密度を打球部材20の材料密度よりも
低くしてなるために、打球部材20とシャフト差込み部
材30との材料密度比を変えることにより、耐衝撃性な
どのヘッド打球特性を調整することが可能になる。
【0022】これによって、打球時に打球部2から生じ
る弾性波が伝播する際、ホーゼル部3の極微小空孔によ
り散乱し干渉することにより減衰され、打球感がソフト
になるとともに、打球時の衝撃音の音色が改良される。
る弾性波が伝播する際、ホーゼル部3の極微小空孔によ
り散乱し干渉することにより減衰され、打球感がソフト
になるとともに、打球時の衝撃音の音色が改良される。
【0023】また、ホーゼル部3の空孔の径が大きい場
合には、シャフト差込み部材30のシャフト差込み穴3
2に差込み接着されるシャフトSの接着破壊が生じ憎く
なり、従前のようなシャフト抜けが防止される。
合には、シャフト差込み部材30のシャフト差込み穴3
2に差込み接着されるシャフトSの接着破壊が生じ憎く
なり、従前のようなシャフト抜けが防止される。
【0024】しかも、シャフト差込み部材30が極微小
空孔を含有する金属材料からなるために、シャフト差込
み穴32の内周面が極微小空孔による粗面に形成され、
シャフトSがCFRPなどの異質材料であっても、接着
剤の投錨効果による接着強度が高められる。
空孔を含有する金属材料からなるために、シャフト差込
み穴32の内周面が極微小空孔による粗面に形成され、
シャフトSがCFRPなどの異質材料であっても、接着
剤の投錨効果による接着強度が高められる。
【0025】さらに、シャフト差込み部材30に形成し
た突起33が打球部材20の一部を兼ねるように組み付
けることにより、打球部20の一部の材料密度を低くし
てなるために、耐衝撃性などのヘッド打球特性の調整の
自由度が大きくなる。
た突起33が打球部材20の一部を兼ねるように組み付
けることにより、打球部20の一部の材料密度を低くし
てなるために、耐衝撃性などのヘッド打球特性の調整の
自由度が大きくなる。
【0026】さらにまた、打球部2とホーゼル部3とが
別体の部材で接合されているために、ホーゼル部3に互
換性を持ち、これによって、ホーゼル部3を性能、外観
に応じたバリエーション化が可能になる。
別体の部材で接合されているために、ホーゼル部3に互
換性を持ち、これによって、ホーゼル部3を性能、外観
に応じたバリエーション化が可能になる。
【0027】また、シャフト差込み部材30の低密度化
により、ヘッド全体の重心位置のヒール側への偏り防止
の調整が容易に行なえる。
により、ヘッド全体の重心位置のヒール側への偏り防止
の調整が容易に行なえる。
【0028】なお、上記した発明の実施の形態において
は、ゴルフ用クラブヘッドとしてウッドクラブヘッドを
例にして説明したが、アイアンクラブヘッドにおいても
この発明を適用することが可能である。
は、ゴルフ用クラブヘッドとしてウッドクラブヘッドを
例にして説明したが、アイアンクラブヘッドにおいても
この発明を適用することが可能である。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、ヘッド打球面とヘッド上面とヘッド底面とヘッド
背面を一体に接合してなる打球部材と、シャフト差込み
穴を形成した露出端部と前記打球部材内面に突き当たる
ように延出した下側端部からなるシャフト差込み部材と
を別体の部材にて形成し、これら打球部材とシャフト差
込み部材とを互いに溶接にて接合し一体化してなるとと
もに、シャフト差込み部材に極微小空孔を含有させて、
シャフト差込み部材の材料密度を打球部材の材料密度よ
りも低くしてなることから、打球部材とシャフト差込み
部材との材料密度比を変えることにより、衝撃伝播性な
どのヘッド打球特性により打球感を調整することができ
る。
明は、ヘッド打球面とヘッド上面とヘッド底面とヘッド
背面を一体に接合してなる打球部材と、シャフト差込み
穴を形成した露出端部と前記打球部材内面に突き当たる
ように延出した下側端部からなるシャフト差込み部材と
を別体の部材にて形成し、これら打球部材とシャフト差
込み部材とを互いに溶接にて接合し一体化してなるとと
もに、シャフト差込み部材に極微小空孔を含有させて、
シャフト差込み部材の材料密度を打球部材の材料密度よ
りも低くしてなることから、打球部材とシャフト差込み
部材との材料密度比を変えることにより、衝撃伝播性な
どのヘッド打球特性により打球感を調整することができ
る。
【0030】しかも、打球時に、打球部材からの弾性波
として伝播する振動がシャフト差込み部材にて減衰され
るために、打球感乃至打球音を改良することができると
ともに、シャフト差込み部材の空孔の径が大きい場合
は、シャフト差込み部材のシャフト差込み穴に差込み接
着されるシャフトの接着破壊が生じ憎く、従前のような
シャフト抜けを防止することができる。
として伝播する振動がシャフト差込み部材にて減衰され
るために、打球感乃至打球音を改良することができると
ともに、シャフト差込み部材の空孔の径が大きい場合
は、シャフト差込み部材のシャフト差込み穴に差込み接
着されるシャフトの接着破壊が生じ憎く、従前のような
シャフト抜けを防止することができる。
【0031】また、シャフト差込み部材が極微小空孔を
含有する金属材料からなるために、シャフト差込み穴の
内周面を極微小空孔による粗面に形成することができ、
これによって、シャフトがCFRPなどの異質材料であ
っても、接着剤の投錨効果による接着強度を高めること
ができる。
含有する金属材料からなるために、シャフト差込み穴の
内周面を極微小空孔による粗面に形成することができ、
これによって、シャフトがCFRPなどの異質材料であ
っても、接着剤の投錨効果による接着強度を高めること
ができる。
【0032】さらに、シャフト差込み部材が打球部材の
一部を兼ねるように組み付け、打球部材の一部の材料密
度を低くしてなるために、耐衝撃性などのヘッド打球特
性の調整の自由度を大きくすることができる。
一部を兼ねるように組み付け、打球部材の一部の材料密
度を低くしてなるために、耐衝撃性などのヘッド打球特
性の調整の自由度を大きくすることができる。
【図1】 この発明に係るゴルフ用クラブヘッドの説明
図。
図。
【図2】 図1のX−X線矢視方向から見た断面図。
【図3】 図2のY−Y線矢視方向から見た断面図。
1・・・ヘッド、
2・・・打球部、
20・・・打球部材、
3・・・ホーゼル部、
30・・・シャフト差込み部材、
32・・・シャフト差込み穴、
33・・・突起、
S・・・シャフト、
w・・・溶接。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 飯竹 宜巳
静岡県浜松市中沢町10番1号 ヤマハ株
式会社内
(56)参考文献 特開 平8−308963(JP,A)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
A63B 53/02
Claims (4)
- 【請求項1】ヘッド打球面とヘッド上面とヘッド底面と
ヘッド背面を一体に接合してなる打球部材と、シャフト
差込み穴を形成した露出端部と前記打球部材内面に突き
当たるように延出した下側端部からなるシャフト差込み
部材とを金属材料にて別体に形成し、これら打球部材と
シャフト差込み部材とを接合してなるゴルフ用クラブヘ
ッドにおいて、 前記シャフト差込み部材に極微小空孔を含有させて前記
打球部材の材料密度よりも低くしたことを特徴とするゴ
ルフ用クラブヘッド。 - 【請求項2】上記シャフト差込み部材は、粉末金属射出
成形にて所望の形状に形成してなることを特徴とする請
求項1に記載のゴルフ用クラブヘッド。 - 【請求項3】上記打球部材と上記シャフト差込み部材と
の材質が同一組成からなることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のゴルフ用クラブヘッド。 - 【請求項4】上記打球部材と上記シャフト差込み部材と
の材質が異種組成からなることを特徴とする請求項1ま
たは2に記載のゴルフ用クラブヘッド。
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- 1997-12-05 US US08/985,474 patent/US6106412A/en not_active Expired - Fee Related
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