JP3287944B2 - アイアンゴルフクラブヘッド - Google Patents

アイアンゴルフクラブヘッド

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JP3287944B2
JP3287944B2 JP04313794A JP4313794A JP3287944B2 JP 3287944 B2 JP3287944 B2 JP 3287944B2 JP 04313794 A JP04313794 A JP 04313794A JP 4313794 A JP4313794 A JP 4313794A JP 3287944 B2 JP3287944 B2 JP 3287944B2
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hosel
head
club head
golf club
iron golf
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平人 嶋崎
裕志 江▲崎▼
正臣 蛭田
伸治 石井
大輔 三瓶
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Bridgestone Sports Co Ltd
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Bridgestone Sports Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ヘッド本体とこのヘ
ッド本体から立ち上がりシャフトと接合するホーゼルと
からなるアイアンゴルフクラブヘッドに関する。
【０００２】
【従来の技術】アイアンゴルフクラブヘッドは、ヘッド
本体とこのヘッド本体から立ち上がりシャフトと接合す
るホーゼルとからなり、ホーゼルの下端部、すなわちヘ
ッド本体のフェース隣接部分が膨らんでいる。そのため
フェースのスコアリングエリアの境界とホーゼルとの間
の面積は狭いものであった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】フェースに隣接するホ
ーゼルの部分でボールをヒットすると、ボールは飛球線
（ターゲットライン）よりも極端に右へ飛び出す、いわ
ゆるシャンクとかソケットとか呼ばれる現象を生ずる。
【０００４】そこで、この発明はシャンクの発生しにく
いアイアンゴルフクラブヘッドを提供することを目的と
する。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、ヘッド本体とこのヘッド本体から立ち
上がりシャフトと接合するホーゼルとからなるアイアン
ゴルフクラブヘッドにおいて、ホーゼルの外径全体がヘ
ッド本体部側に向かってテーパ形状に縮小し、ホーゼル
のテーパ形状がホーゼルの中心軸線に対して対称であ
り、ヘッドの振り抜き方向にホーゼルの断面形状が長軸
を有するように形成されているものである。
【０００６】
【作用】一般的なアイアンゴルフクラブヘッドのように
ヒール寄りでボールをヒットしても、ホーゼルの外径は
フェース隣接部分で縮小されているので、従来であれば
ボールはホーゼルに当たるが、この発明ではホーゼルに
当たらず、ヒール寄りのフェースに当たり、シャンクが
生じにくくなる。
【０００７】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。
【０００８】図１に示す実施例では、ヘッド本体１とこ
のヘッド本体１から立ち上がりシャフト３と接合するホ
ーゼル２とからアイアンゴルフクラブヘッドを構成して
あり、ホーゼル２の外径がヘッド本体部１側に向かって
縮小し、フェースのスコアリングエリア５の境界とホー
ゼル２との間の面積を大きくしてある。
【０００９】図２はヘッド本体１のトウ側から見たアイ
アンゴルフクラブヘッドであり、ホーゼル２の外径全体
がヘッド本体部１側に向かって縮小し、このフェース寄
りのホーゼル２の部分はテーパ形状に形成してある。ホ
ーゼル２の中心軸線に対するこのテーパの勾配率は３／
100 〜20／100 である。ホーゼル２のテーパ形状はホー
ゼル２の中心軸線に対して対称に形成してある。このホ
ーゼル２の外径が縮小している部分を符号２Ａで示す。
この縮小部分２Ａのホーゼル２の中心軸線に対するテー
パの勾配率は好ましくは５／100 程度である。
【００１０】図３はこのようなホーゼル２に使用して好
適なシャフト３を示し、先端側が絞り込まれて細く形成
してある。また、図４に示すシャフト３は縮小部分２Ａ
がテーパ状のものに挿入されて好適なものを示す。一般
的なシャフトも先端にいくにしたがって細くなるテーパ
形状を有しているが、このテーパの勾配率は通常３／10
00程度であり、最大でも５／1000程度であった。
【００１１】図５及び図６は、それぞれホーゼル２の中
間部分の横断面図と縮小部分２Ａの横断面図であり、矢
印方向は振り抜き方向を示し、この振り抜き方向にホー
ゼル２の断面形状が長軸を有するように形成してある。
このように振り抜き方向に長軸を有するように形成され
たホーゼル２は空気抵抗が小さくなり、振り抜きがよく
なる。
【００１２】ホーゼル２はチタニウム或はその合金また
はジュラルミン等の引張強度の大きな材料で形成するの
が好ましい。ホーゼル２全体をこのような材料で形成せ
ずに少なくともヘッド本体部１のフェース隣接部分をこ
のような材料で形成してもよい。このような材料で形成
することによりホーゼル２とシャフト３との接合強度を
高めることができる。
【００１３】なお、ヘッド本体１とホーゼル２とを連結
する連結部４はヘッド本体１のフェースから遠ざかるよ
うに長く伸びてもよいし、この連結部４のフェース側の
肉付きを少なくすることが好ましい。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ヘッド本体とこのヘッド本体から立ち上がりシャフ
トと接合するホーゼルとからなるアイアンゴルフクラブ
ヘッドにおいて、ホーゼルの外径全体がヘッド本体部側
に向かってテーパ形状に縮小し、ホーゼルのテーパ形状
がホーゼルの中心軸線に対して対称であり、ヘッドの振
り抜き方向にホーゼルの断面形状が長軸を有するように
形成されているので、フェースに隣接するホーゼルの部
分がフェースの打球面から遠ざかり、ボールをホーゼル
寄りでヒットしてもシャンクすることがない。また、ホ
ーゼルのテーパ形状がホーゼルの中心軸線に対して対称
であるため、強度的にも全体的に均一性が保てる。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明の好適な実施例を示す正面図。
【図２】側面図。
【図３】シャフトの一例を示す正面図。
【図４】他のシャフトの例を示す正面図。
【図５】ホーゼルの中間部分の横断面図。
【図６】ホーゼルの縮小部分の横断面図。
【符号の説明】
１ ヘッド本体 ２ ホーゼル ２Ａ 縮小部分 ３ シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蛭田 正臣 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂスト ンスポーツ株式会社内 (72)発明者 石井 伸治 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂスト ンスポーツ株式会社内 (72)発明者 三瓶 大輔 埼玉県秩父市大野原20番地 ブリヂスト ンスポーツ株式会社内 (56)参考文献 特開 平５−123424（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−68078（ＪＰ，Ａ) 実開 昭51−45463（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−142461（ＪＰ，Ｕ)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ヘッド本体とこのヘッド本体から立ち上
    がりシャフトと接合するホーゼルとからなるアイアンゴ
    ルフクラブヘッドにおいて、 ホーゼルの外径全体がヘッド本体部側に向かってテーパ
    形状に縮小し、 ホーゼルのテーパ形状がホーゼルの中心軸線に対して対
    称であり、 ヘッドの振り抜き方向にホーゼルの断面形状が長軸を有
    するように形成されている ことを特徴とするアイアンゴ
    ルフクラブヘッド。
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