JP2003190340A - ゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中空構造のヘッドの特長である慣性モーメ
ントが大きく、重心深度が深いといった特長を有しつ
つ、かつ重心が低いゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 フェース3を形成するフェース部10と、
このフェース部10の後面周縁部に接合されるフレーム部
15とシャフト取り付け部8とを備えたヘッド本体11と、
このヘッド本体11のフレーム部15の後面周縁部に接合さ
れフェース部10とヘッド本体11とともに中空部17を形成
する後殻部12と、この後殻部12の中空部17側に接合され
るウエイト部13とからヘッド1を構成した。スウィート
スポットを外れたオフセンターヒットによるミスヒット
に強く、初心者にも使いやすいゴルフクラブを提供する
ことができる。
ントが大きく、重心深度が深いといった特長を有しつ
つ、かつ重心が低いゴルフクラブを提供する。 【解決手段】 フェース3を形成するフェース部10と、
このフェース部10の後面周縁部に接合されるフレーム部
15とシャフト取り付け部8とを備えたヘッド本体11と、
このヘッド本体11のフレーム部15の後面周縁部に接合さ
れフェース部10とヘッド本体11とともに中空部17を形成
する後殻部12と、この後殻部12の中空部17側に接合され
るウエイト部13とからヘッド1を構成した。スウィート
スポットを外れたオフセンターヒットによるミスヒット
に強く、初心者にも使いやすいゴルフクラブを提供する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブに関
する。
する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】中空構造のアイアンゴ
ルフクラブは従来から存在しているが、この中空構造の
クラブのヘッドは慣性モーメントが大きく、重心深度が
深いことが特長となっている。特に、フェース面おける
上下方向に打球点がずれたボール打撃、いわゆるミスヒ
ットであっても、中空構造でないクラブに比較して打球
が上がりやすい、ミスヒットに強いクラブである。これ
は、ヘッドの縦方向の慣性モーメントが大きいために、
打球時に少々打球点がずれてもヘッドがブレにくいこ
と、重心深度が深いために縦方向のギア効果が大きいこ
とに起因する。
ルフクラブは従来から存在しているが、この中空構造の
クラブのヘッドは慣性モーメントが大きく、重心深度が
深いことが特長となっている。特に、フェース面おける
上下方向に打球点がずれたボール打撃、いわゆるミスヒ
ットであっても、中空構造でないクラブに比較して打球
が上がりやすい、ミスヒットに強いクラブである。これ
は、ヘッドの縦方向の慣性モーメントが大きいために、
打球時に少々打球点がずれてもヘッドがブレにくいこ
と、重心深度が深いために縦方向のギア効果が大きいこ
とに起因する。
【0003】しかしながら、この中空構造のヘッドは、
後面に開口した凹部たるキャビティを有するヘッドと比
較して、重心が高くなりやすいという問題を有してい
た。このため、慣性モーメントが大きく、重心深度が深
いといった特長を十分に生かすことができなかった。
後面に開口した凹部たるキャビティを有するヘッドと比
較して、重心が高くなりやすいという問題を有してい
た。このため、慣性モーメントが大きく、重心深度が深
いといった特長を十分に生かすことができなかった。
【0004】また、従来より、ヘッド本体にフェースプ
レートを接合したアイアンゴルフクラブが知られてい
る。例えば図4に示すように、ヘッド51は、前面のフェ
ース52を形成するフェースプレートとしてのフェース部
53と、一側にシャフト取付け部54を備えたヘッド本体55
とから構成されている。そして、ヘッド本体55のフェー
ス52面には、フェース部53が収まる凹部56を機械加工に
より形成し、この凹部56にフェース部53を嵌め込んでか
ら、フェース52面上の接合部57を溶接することにより、
フェース部53とヘッド本体55とを接合していた。
レートを接合したアイアンゴルフクラブが知られてい
る。例えば図4に示すように、ヘッド51は、前面のフェ
ース52を形成するフェースプレートとしてのフェース部
53と、一側にシャフト取付け部54を備えたヘッド本体55
とから構成されている。そして、ヘッド本体55のフェー
ス52面には、フェース部53が収まる凹部56を機械加工に
より形成し、この凹部56にフェース部53を嵌め込んでか
ら、フェース52面上の接合部57を溶接することにより、
フェース部53とヘッド本体55とを接合していた。
【0005】この場合、フェース部53が隙間なく収まる
ように、ヘッド本体55に凹部56を正確に形成する必要が
あり、高い加工精度が要求されていた。また、フェース
52面上に接合部57があるために、スコアライン58はこの
接合部57の内側にしか設けることができないという制約
があった。また、フェース52面上に接合部57があるため
にフェース52面の美観を損ねていた。さらに、凹部56を
形成する場合、フェース部53の後面とヘッド本体55の前
面とが当接する部位に、隙間が生じやすいという問題が
あった。
ように、ヘッド本体55に凹部56を正確に形成する必要が
あり、高い加工精度が要求されていた。また、フェース
52面上に接合部57があるために、スコアライン58はこの
接合部57の内側にしか設けることができないという制約
があった。また、フェース52面上に接合部57があるため
にフェース52面の美観を損ねていた。さらに、凹部56を
形成する場合、フェース部53の後面とヘッド本体55の前
面とが当接する部位に、隙間が生じやすいという問題が
あった。
【0006】そこで、本発明は、前記問題を解決して、
中空構造のヘッドの特長である慣性モーメントが大き
く、重心深度が深いといった特長を有しつつ、かつ重心
が低いゴルフクラブを提供することを目的とする。ま
た、ヘッド本体にフェース部を接合したゴルフクラブで
あって、加工が簡単でフェース部とヘッド本体とが当接
する部位に隙間等が生じることなく、スコアラインを設
ける位置に制約がなく、かつフェース面の美観に優れた
ゴルフクラブを提供することを目的とする。
中空構造のヘッドの特長である慣性モーメントが大き
く、重心深度が深いといった特長を有しつつ、かつ重心
が低いゴルフクラブを提供することを目的とする。ま
た、ヘッド本体にフェース部を接合したゴルフクラブで
あって、加工が簡単でフェース部とヘッド本体とが当接
する部位に隙間等が生じることなく、スコアラインを設
ける位置に制約がなく、かつフェース面の美観に優れた
ゴルフクラブを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前面
にフェース、一側にシャフト取付け部、上面にトップ、
下面にソールを備えたヘッドにシャフトを連結したゴル
フクラブにおいて、前記ヘッドは、前記フェースを形成
するフェース部と、このフェース部の後面周縁部に接合
されるフレーム部と前記シャフト取り付け部とを備えた
ヘッド本体と、このヘッド本体の前記フレーム部の後面
周縁部に接合され前記フェース部と前記ヘッド本体とと
もに中空部を形成する後殻部と、この後殻部の前記中空
部側に接合されるウエイト部とから構成されたことを特
徴とするゴルフクラブである。
にフェース、一側にシャフト取付け部、上面にトップ、
下面にソールを備えたヘッドにシャフトを連結したゴル
フクラブにおいて、前記ヘッドは、前記フェースを形成
するフェース部と、このフェース部の後面周縁部に接合
されるフレーム部と前記シャフト取り付け部とを備えた
ヘッド本体と、このヘッド本体の前記フレーム部の後面
周縁部に接合され前記フェース部と前記ヘッド本体とと
もに中空部を形成する後殻部と、この後殻部の前記中空
部側に接合されるウエイト部とから構成されたことを特
徴とするゴルフクラブである。
【0008】この請求項1の構成によれば、中空構造の
ヘッドの特長である慣性モーメントが大きく、重心深度
が深いといった特長を有しつつ、かつ重心が低いゴルフ
クラブを提供することができる。すなわち、スウィート
エリアが広く、打球が上がりやすいことによって、スウ
ィートスポットを外れたオフセンターヒットによるミス
ヒットに強く、初心者にも使いやすいゴルフクラブを提
供することができる。
ヘッドの特長である慣性モーメントが大きく、重心深度
が深いといった特長を有しつつ、かつ重心が低いゴルフ
クラブを提供することができる。すなわち、スウィート
エリアが広く、打球が上がりやすいことによって、スウ
ィートスポットを外れたオフセンターヒットによるミス
ヒットに強く、初心者にも使いやすいゴルフクラブを提
供することができる。
【0009】請求項2の発明は、前記フェース部及び前
記後殻部は、前記ヘッド本体よりも高強度材料で形成さ
れたことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブであ
る。
記後殻部は、前記ヘッド本体よりも高強度材料で形成さ
れたことを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブであ
る。
【0010】この請求項2の構成によれば、フェース部
と後殻部を薄く形成できるので、フェース部と後殻部を
薄くすることによって不要になった重量をヘッドの他の
部分に配分することができ、ヘッドの設計の自由度が増
し、高性能のゴルフクラブを提供することができる。
と後殻部を薄く形成できるので、フェース部と後殻部を
薄くすることによって不要になった重量をヘッドの他の
部分に配分することができ、ヘッドの設計の自由度が増
し、高性能のゴルフクラブを提供することができる。
【0011】請求項3の発明は、前記後殻部の厚みは略
均一であって前記フェース部よりも薄く、前記後殻部は
前記ヘッドの後面の前記トップから前記ソールに亘って
形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のゴル
フクラブである。
均一であって前記フェース部よりも薄く、前記後殻部は
前記ヘッドの後面の前記トップから前記ソールに亘って
形成されたことを特徴とする請求項1又は2記載のゴル
フクラブである。
【0012】この請求項3の構成によれば、後殻部を薄
くすることによってヘッドの重量配分の自由度を増すこ
とができるとともに、後殻部をヘッドの後面のトップか
らソールに亘って形成することによってヘッドの後面の
美観を向上させることができる。
くすることによってヘッドの重量配分の自由度を増すこ
とができるとともに、後殻部をヘッドの後面のトップか
らソールに亘って形成することによってヘッドの後面の
美観を向上させることができる。
【0013】請求項4の発明は、前面にフェース、一側
にシャフト取付け部を備えたヘッドにシャフトを連結し
たゴルフクラブにおいて、前記ヘッドは、前記フェース
を形成するフェース部と、このフェース部の後面に接合
されるヘッド本体とから構成されるとともに、前記フェ
ース部と前記ヘッド本体とは前記ヘッド本体の周縁部を
溶接することによって接合されたことを特徴とするゴル
フクラブである。
にシャフト取付け部を備えたヘッドにシャフトを連結し
たゴルフクラブにおいて、前記ヘッドは、前記フェース
を形成するフェース部と、このフェース部の後面に接合
されるヘッド本体とから構成されるとともに、前記フェ
ース部と前記ヘッド本体とは前記ヘッド本体の周縁部を
溶接することによって接合されたことを特徴とするゴル
フクラブである。
【0014】この請求項4の構成によれば、加工が簡単
でフェース部とヘッド本体とが当接する部位に隙間等が
生じることなく、スコアラインを設ける位置に制約がな
く、かつフェース面の美観に優れたゴルフクラブを提供
することができる。
でフェース部とヘッド本体とが当接する部位に隙間等が
生じることなく、スコアラインを設ける位置に制約がな
く、かつフェース面の美観に優れたゴルフクラブを提供
することができる。
【0015】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施形態について添
付図面を参照して説明する。図1乃至図3はアイアン形
のゴルフクラブを示しており、ヘッド1とシャフト2を
備えている。ヘッド1は前面にゴルフボール(図示せ
ず)を打撃するためのフェース3が形成され、このフェ
ース3の上部にトップ4、下部にソール5、一側にトウ
6、他側にヒール7が形成されている。そして、ヒール
7の上部にホーゼルなどと称するシャフト取付け部8が
斜め上方へ突設されるとともに、このシャフト取付け部
8にシャフト2の下端が連結されている。なお、9はフ
ェース3に形成したスコアライン等と称する横溝であ
る。
付図面を参照して説明する。図1乃至図3はアイアン形
のゴルフクラブを示しており、ヘッド1とシャフト2を
備えている。ヘッド1は前面にゴルフボール(図示せ
ず)を打撃するためのフェース3が形成され、このフェ
ース3の上部にトップ4、下部にソール5、一側にトウ
6、他側にヒール7が形成されている。そして、ヒール
7の上部にホーゼルなどと称するシャフト取付け部8が
斜め上方へ突設されるとともに、このシャフト取付け部
8にシャフト2の下端が連結されている。なお、9はフ
ェース3に形成したスコアライン等と称する横溝であ
る。
【0016】また、ヘッド1は、フェース部10と、ヘッ
ド本体11と、後部殻12と、ウエイト部13を溶接により接
合することによって構成されている。フェース部10はフ
ェース3を形成し、略均一の厚みを有するばね鋼(SU
P−10)の板素材から形成され、厚みが約2.5mm
の平坦な形状となっている。ヘッド本体11は、低炭素鋼
(S20C)から形成され、他側にシャフト取付け部8
を設けるとともに、前面にフェース部10に対応して段部
14を設け、フェース部10の後面周縁部に対応してフレー
ム部15を備えている。なお、フレーム部15には、前後に
貫通する貫通孔16が設けられ、フェース部10の後面周縁
部のみにフレーム部15の前面が当接して接合されてい
る。なお、段部14はフェース部10の一端面と隙間なく当
接し、フェース部10はヘッド本体11の周縁部を溶接する
ことによって接合されている。
ド本体11と、後部殻12と、ウエイト部13を溶接により接
合することによって構成されている。フェース部10はフ
ェース3を形成し、略均一の厚みを有するばね鋼(SU
P−10)の板素材から形成され、厚みが約2.5mm
の平坦な形状となっている。ヘッド本体11は、低炭素鋼
(S20C)から形成され、他側にシャフト取付け部8
を設けるとともに、前面にフェース部10に対応して段部
14を設け、フェース部10の後面周縁部に対応してフレー
ム部15を備えている。なお、フレーム部15には、前後に
貫通する貫通孔16が設けられ、フェース部10の後面周縁
部のみにフレーム部15の前面が当接して接合されてい
る。なお、段部14はフェース部10の一端面と隙間なく当
接し、フェース部10はヘッド本体11の周縁部を溶接する
ことによって接合されている。
【0017】後殻部12は、2.0mmの略均一の厚みを
有する低炭素鋼(S50C)の板素材から加工され、ヘ
ッド1の後面を形成している。後部殻12は、フレーム部
15の後面周縁部に当接して接合され、フェース部10、ヘ
ッド本体11とともに、ヘッド1の内部に中空部17を形成
している。そして、後部殻12はヘッド1の後面のトップ
4からソール5に亘って、ヘッド1の後面のほぼ全面を
形成している。また、後部殻12は、ヘッド1の形状が上
部のトップ4側よりも下部のソール5側が幅広になるよ
うに形成されている。ウエイト部13は、一般構造用鋼
(SS400)から加工され、後部殻12の中空部17側に
接合されている。
有する低炭素鋼(S50C)の板素材から加工され、ヘ
ッド1の後面を形成している。後部殻12は、フレーム部
15の後面周縁部に当接して接合され、フェース部10、ヘ
ッド本体11とともに、ヘッド1の内部に中空部17を形成
している。そして、後部殻12はヘッド1の後面のトップ
4からソール5に亘って、ヘッド1の後面のほぼ全面を
形成している。また、後部殻12は、ヘッド1の形状が上
部のトップ4側よりも下部のソール5側が幅広になるよ
うに形成されている。ウエイト部13は、一般構造用鋼
(SS400)から加工され、後部殻12の中空部17側に
接合されている。
【0018】ここで、フェース部10を形成するばね鋼
(SUP−10)が最も高強度であり、焼き入れ焼戻し
後の引張り強度は1,226MPa以上である。後殻部
12を形成する低炭素鋼(S50C)がつぎに高強度であ
り、引張り強度は735MPa以上である。なお、ヘッ
ド本体11を形成する低炭素鋼(S20C)は比較的軟ら
かく、引張り強度は400MPa以上である。
(SUP−10)が最も高強度であり、焼き入れ焼戻し
後の引張り強度は1,226MPa以上である。後殻部
12を形成する低炭素鋼(S50C)がつぎに高強度であ
り、引張り強度は735MPa以上である。なお、ヘッ
ド本体11を形成する低炭素鋼(S20C)は比較的軟ら
かく、引張り強度は400MPa以上である。
【0019】次に製造方法について説明する。まず、ば
ね鋼(SUP−10)の厚さ2.5mmの板素材から金
型を用いてフェース3の形状に打ち抜くことにより、フ
ェース部10を形成する。これとは別に、低炭素鋼(S2
0C)の金属原材料(図示せず)から、金型を用いた熱
間鍛造によってヘッド本体11の原型(図示せず)を形成
する。このとき、フレーム部15に該当する部分は平板状
に形成されている。その後、切削加工により段部14を形
成するとともに、金型を用いた打ち抜き加工により貫通
孔16を形成することによって、フレーム部15を形成す
る。そして、フレーム部15の前面にフェース部10を溶接
により接合する。なお、接合の際、段部14をフェース部
10の一端面と隙間なく当接させ、ヘッド本体11の周縁部
の接合部を溶接してフェース部10をヘッド本体11に接合
する。
ね鋼(SUP−10)の厚さ2.5mmの板素材から金
型を用いてフェース3の形状に打ち抜くことにより、フ
ェース部10を形成する。これとは別に、低炭素鋼(S2
0C)の金属原材料(図示せず)から、金型を用いた熱
間鍛造によってヘッド本体11の原型(図示せず)を形成
する。このとき、フレーム部15に該当する部分は平板状
に形成されている。その後、切削加工により段部14を形
成するとともに、金型を用いた打ち抜き加工により貫通
孔16を形成することによって、フレーム部15を形成す
る。そして、フレーム部15の前面にフェース部10を溶接
により接合する。なお、接合の際、段部14をフェース部
10の一端面と隙間なく当接させ、ヘッド本体11の周縁部
の接合部を溶接してフェース部10をヘッド本体11に接合
する。
【0020】つぎに、低炭素鋼(S50C)の厚さ2.
0mmの板素材を加熱し、金型を用いた絞り加工を行う
ことにより、後殻部12を形成する。また別に、一般構造
用鋼(SS400)から、金型を用いた冷間加工によっ
てウエイト部13を形成する。このウェイト部13を後部殻
12の中空部17側に溶接により接合する。そして、後部殻
12をフレーム部15の後面周縁部に溶接により接合する。
0mmの板素材を加熱し、金型を用いた絞り加工を行う
ことにより、後殻部12を形成する。また別に、一般構造
用鋼(SS400)から、金型を用いた冷間加工によっ
てウエイト部13を形成する。このウェイト部13を後部殻
12の中空部17側に溶接により接合する。そして、後部殻
12をフレーム部15の後面周縁部に溶接により接合する。
【0021】なお、フェース部10、ヘッド本体11、後部
殻12、ウエイト13をそれぞれ接合する際は、特にフェー
ス部10、後部殻12が薄く熱によって変形しやすいため、
好ましくはレーザー加工機を用いたレーザー溶接を行
う。レーザー溶接は、溶接の対象物への熱影響が少な
く、対象物の熱による歪みが最小限に抑えられるととも
に、異種金属との溶接が可能であり、溶可棒が不要で、
自動プログラミングで自動化可能であるといった長所を
有している。
殻12、ウエイト13をそれぞれ接合する際は、特にフェー
ス部10、後部殻12が薄く熱によって変形しやすいため、
好ましくはレーザー加工機を用いたレーザー溶接を行
う。レーザー溶接は、溶接の対象物への熱影響が少な
く、対象物の熱による歪みが最小限に抑えられるととも
に、異種金属との溶接が可能であり、溶可棒が不要で、
自動プログラミングで自動化可能であるといった長所を
有している。
【0022】この後、へッド1を焼入れ、焼戻しする熱
処理を行ない、ヘッド1の強度と靭性を調質し、さらに
研磨、メッキ等を施してヘッド1を仕上げる。
処理を行ない、ヘッド1の強度と靭性を調質し、さらに
研磨、メッキ等を施してヘッド1を仕上げる。
【0023】なお、フェース部10に用いたばね鋼はさら
に疲労強度を高めるためにショットピーニングを施すこ
とが知られているが、このような処理を適宜行なっても
よい。ただし、本実施例はフェース部10が薄いので、シ
ョットピーニング時に応力により反りが生じる虞がある
ため、注意が必要である。
に疲労強度を高めるためにショットピーニングを施すこ
とが知られているが、このような処理を適宜行なっても
よい。ただし、本実施例はフェース部10が薄いので、シ
ョットピーニング時に応力により反りが生じる虞がある
ため、注意が必要である。
【0024】以上のように、前記実施例では請求項1に
対応して、前面にフェース3、一側にシャフト取付け部
8、上面にトップ4、下面にソール5を備えたヘッド1
にシャフト2を連結したゴルフクラブにおいて、前記ヘ
ッド1は、前記フェース3を形成するフェース部10と、
このフェース部10の後面周縁部に接合されるフレーム部
15と前記シャフト取り付け部8とを備えたヘッド本体11
と、このヘッド本体11の前記フレーム部15の後面周縁部
に接合され前記フェース部10と前記ヘッド本体11ととも
に中空部17を形成する後殻部12と、この後殻部12の前記
中空部17側に接合されるウエイト部13とから構成された
ので、中空構造のヘッドの特長である慣性モーメントが
大きく、重心深度が深いといった特長を有しつつ、かつ
重心が低いゴルフクラブを提供することができる。すな
わち、スウィートエリアが広く、打球が上がりやすいこ
とによって、スウィートスポットを外れたオフセンター
ヒットによるミスヒットに強く、初心者にも使いやすい
ゴルフクラブを提供することができる。また、フレーム
部15とシャフト取り付け部8とがヘッド本体11として一
体に形成されているため、ロフト角、ライ角等の値を、
ヘッド本体11形成時に予めある程度規定することができ
る。
対応して、前面にフェース3、一側にシャフト取付け部
8、上面にトップ4、下面にソール5を備えたヘッド1
にシャフト2を連結したゴルフクラブにおいて、前記ヘ
ッド1は、前記フェース3を形成するフェース部10と、
このフェース部10の後面周縁部に接合されるフレーム部
15と前記シャフト取り付け部8とを備えたヘッド本体11
と、このヘッド本体11の前記フレーム部15の後面周縁部
に接合され前記フェース部10と前記ヘッド本体11ととも
に中空部17を形成する後殻部12と、この後殻部12の前記
中空部17側に接合されるウエイト部13とから構成された
ので、中空構造のヘッドの特長である慣性モーメントが
大きく、重心深度が深いといった特長を有しつつ、かつ
重心が低いゴルフクラブを提供することができる。すな
わち、スウィートエリアが広く、打球が上がりやすいこ
とによって、スウィートスポットを外れたオフセンター
ヒットによるミスヒットに強く、初心者にも使いやすい
ゴルフクラブを提供することができる。また、フレーム
部15とシャフト取り付け部8とがヘッド本体11として一
体に形成されているため、ロフト角、ライ角等の値を、
ヘッド本体11形成時に予めある程度規定することができ
る。
【0025】また、請求項2に対応して、前記フェース
部10及び前記後殻部12は、前記ヘッド本体11よりも高強
度材料で形成されたので、フェース部10と後殻部12を薄
く形成できるので、フェース部10と後殻部12を薄くする
ことによって不要になった重量をヘッド1の他の部分に
配分することができ、ヘッド1の設計の自由度が増し、
高性能のゴルフクラブを提供することができる。また、
フェース部10を薄くすることによって、打球時のフェー
ス部10のスプリング効果が増し、反発特性を向上させる
ことができる。さらに、ヘッド本体11は他の部分よりも
強度が低いので容易に曲げることができ、ロフト角、ラ
イ角を調整しやすい。
部10及び前記後殻部12は、前記ヘッド本体11よりも高強
度材料で形成されたので、フェース部10と後殻部12を薄
く形成できるので、フェース部10と後殻部12を薄くする
ことによって不要になった重量をヘッド1の他の部分に
配分することができ、ヘッド1の設計の自由度が増し、
高性能のゴルフクラブを提供することができる。また、
フェース部10を薄くすることによって、打球時のフェー
ス部10のスプリング効果が増し、反発特性を向上させる
ことができる。さらに、ヘッド本体11は他の部分よりも
強度が低いので容易に曲げることができ、ロフト角、ラ
イ角を調整しやすい。
【0026】また、請求項3に対応して、前記後殻部12
の厚みは略均一であって前記フェース部10よりも薄く、
前記後殻部12は前記ヘッド1の後面の前記トップ4から
前記ソール5に亘って形成されたので、後殻部12を薄く
することによってヘッド1の重量配分の自由度を増すこ
とができるとともに、後殻部12をヘッドの後面のトップ
4からソール5に亘って形成することによってヘッド1
の後面の美観を向上させることができる。
の厚みは略均一であって前記フェース部10よりも薄く、
前記後殻部12は前記ヘッド1の後面の前記トップ4から
前記ソール5に亘って形成されたので、後殻部12を薄く
することによってヘッド1の重量配分の自由度を増すこ
とができるとともに、後殻部12をヘッドの後面のトップ
4からソール5に亘って形成することによってヘッド1
の後面の美観を向上させることができる。
【0027】また、請求項4に対応して、前面にフェー
ス3、一側にシャフト取付け部8を備えたヘッド1にシ
ャフト2を連結したゴルフクラブにおいて、前記ヘッド
1は、前記フェース3を形成するフェース部10と、この
フェース部10の後面に接合されるヘッド本体11とから構
成されるとともに、前記フェース部10と前記ヘッド本体
11とは前記ヘッド本体11の周縁部を溶接することによっ
て接合されたので、ヘッド本体11のフェース部10が接合
する部位を平面フライス加工のみで加工することがで
き、加工が簡単となる。また、加工が簡単になったこと
で、加工精度を容易に高めることができるので、フェー
ス部10とヘッド本体11とが当接する部位に隙間等が生じ
ることがない。さらに、フェース部10とヘッド本体11と
の溶接による接合部位はヘッド本体11の周縁部であって
フェース3面上にはないので、スコアライン9を設ける
位置に制約がなく、かつフェース3面の美観に優れたゴ
ルフクラブを提供することができる。
ス3、一側にシャフト取付け部8を備えたヘッド1にシ
ャフト2を連結したゴルフクラブにおいて、前記ヘッド
1は、前記フェース3を形成するフェース部10と、この
フェース部10の後面に接合されるヘッド本体11とから構
成されるとともに、前記フェース部10と前記ヘッド本体
11とは前記ヘッド本体11の周縁部を溶接することによっ
て接合されたので、ヘッド本体11のフェース部10が接合
する部位を平面フライス加工のみで加工することがで
き、加工が簡単となる。また、加工が簡単になったこと
で、加工精度を容易に高めることができるので、フェー
ス部10とヘッド本体11とが当接する部位に隙間等が生じ
ることがない。さらに、フェース部10とヘッド本体11と
の溶接による接合部位はヘッド本体11の周縁部であって
フェース3面上にはないので、スコアライン9を設ける
位置に制約がなく、かつフェース3面の美観に優れたゴ
ルフクラブを提供することができる。
【0028】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。
のではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形
実施が可能である。
【0029】例えば、上記実施例はアイアン形のゴルフ
クラブを例にとって説明したがこれに限らず、ウッド型
であってもよい。
クラブを例にとって説明したがこれに限らず、ウッド型
であってもよい。
【0030】また、フェース部10を形成するばね鋼の種
類はSUP10に限らず他のばね鋼であってもよい。ま
た、ヘッド本体11の材質はS20Cに限らず、他の鉄系
材料、ステンレス鋼、チタン系合金等であってもよい。
類はSUP10に限らず他のばね鋼であってもよい。ま
た、ヘッド本体11の材質はS20Cに限らず、他の鉄系
材料、ステンレス鋼、チタン系合金等であってもよい。
【0031】さらに、上記実施例ではヘッドを全て鉄系
の素材で形成したが、これ以外の例えば比重の小さいチ
タン又はチタン合金等でヘッド本体、フェース部、後殻
部を形成し、比重の大きいタングステン等でウエイト部
を形成すれば、より効果的にヘッドの重心調整が可能と
なり、種々の変形実施が可能である。
の素材で形成したが、これ以外の例えば比重の小さいチ
タン又はチタン合金等でヘッド本体、フェース部、後殻
部を形成し、比重の大きいタングステン等でウエイト部
を形成すれば、より効果的にヘッドの重心調整が可能と
なり、種々の変形実施が可能である。
【0032】
【発明の効果】請求項1の発明は、前面にフェース、一
側にシャフト取付け部、上面にトップ、下面にソールを
備えたヘッドにシャフトを連結したゴルフクラブにおい
て、前記ヘッドは、前記フェースを形成するフェース部
と、このフェース部の後面周縁部に接合されるフレーム
部と前記シャフト取り付け部とを備えたヘッド本体と、
このヘッド本体の前記フレーム部の後面周縁部に接合さ
れ前記フェース部と前記ヘッド本体とともに中空部を形
成する後殻部と、この後殻部の前記中空部側に接合され
るウエイト部とから構成されたので、中空構造のヘッド
の特長である慣性モーメントが大きく、重心深度が深い
といった特長を有しつつ、かつ重心が低いゴルフクラブ
を提供することができる。すなわち、スウィートエリア
が広く、打球が上がりやすいことによって、スウィート
スポットを外れたオフセンターヒットによるミスヒット
に強く、初心者にも使いやすいゴルフクラブを提供する
ことができる。
側にシャフト取付け部、上面にトップ、下面にソールを
備えたヘッドにシャフトを連結したゴルフクラブにおい
て、前記ヘッドは、前記フェースを形成するフェース部
と、このフェース部の後面周縁部に接合されるフレーム
部と前記シャフト取り付け部とを備えたヘッド本体と、
このヘッド本体の前記フレーム部の後面周縁部に接合さ
れ前記フェース部と前記ヘッド本体とともに中空部を形
成する後殻部と、この後殻部の前記中空部側に接合され
るウエイト部とから構成されたので、中空構造のヘッド
の特長である慣性モーメントが大きく、重心深度が深い
といった特長を有しつつ、かつ重心が低いゴルフクラブ
を提供することができる。すなわち、スウィートエリア
が広く、打球が上がりやすいことによって、スウィート
スポットを外れたオフセンターヒットによるミスヒット
に強く、初心者にも使いやすいゴルフクラブを提供する
ことができる。
【0033】請求項2の発明は、前記フェース部及び前
記後殻部は、前記ヘッド本体よりも高強度材料で形成さ
れたので、フェース部と後殻部を薄く形成できるので、
フェース部と後殻部を薄くすることによって不要になっ
た重量をヘッドの他の部分に配分することができ、ヘッ
ドの設計の自由度が増し、高性能のゴルフクラブを提供
することができる。
記後殻部は、前記ヘッド本体よりも高強度材料で形成さ
れたので、フェース部と後殻部を薄く形成できるので、
フェース部と後殻部を薄くすることによって不要になっ
た重量をヘッドの他の部分に配分することができ、ヘッ
ドの設計の自由度が増し、高性能のゴルフクラブを提供
することができる。
【0034】請求項3の発明は、前記後殻部の厚みは略
均一であって前記フェース部よりも薄く、前記後殻部は
前記ヘッドの後面の前記トップから前記ソールに亘って
形成されたので、後殻部を薄くすることによってヘッド
の重量配分の自由度を増すことができるとともに、後殻
部をヘッドの後面のトップからソールに亘って形成する
ことによってヘッドの後面の美観を向上させることがで
きる。
均一であって前記フェース部よりも薄く、前記後殻部は
前記ヘッドの後面の前記トップから前記ソールに亘って
形成されたので、後殻部を薄くすることによってヘッド
の重量配分の自由度を増すことができるとともに、後殻
部をヘッドの後面のトップからソールに亘って形成する
ことによってヘッドの後面の美観を向上させることがで
きる。
【0035】請求項4の発明は、前面にフェース、一側
にシャフト取付け部を備えたヘッドにシャフトを連結し
たゴルフクラブにおいて、前記ヘッドは、前記フェース
を形成するフェース部と、このフェース部の後面に接合
されるヘッド本体とから構成されるとともに、前記フェ
ース部と前記ヘッド本体とは前記ヘッド本体の周縁部を
溶接することによって接合されたので、加工が簡単でフ
ェース部とヘッド本体とが当接する部位に隙間等が生じ
ることなく、スコアラインを設ける位置に制約がなく、
かつフェース面の美観に優れたゴルフクラブを提供する
ことができる。
にシャフト取付け部を備えたヘッドにシャフトを連結し
たゴルフクラブにおいて、前記ヘッドは、前記フェース
を形成するフェース部と、このフェース部の後面に接合
されるヘッド本体とから構成されるとともに、前記フェ
ース部と前記ヘッド本体とは前記ヘッド本体の周縁部を
溶接することによって接合されたので、加工が簡単でフ
ェース部とヘッド本体とが当接する部位に隙間等が生じ
ることなく、スコアラインを設ける位置に制約がなく、
かつフェース面の美観に優れたゴルフクラブを提供する
ことができる。
【図1】本発明の実施形態を示す背面図である。
【図2】本発明の実施形態を示す正面図である。
【図3】本発明の実施形態を示すA−A’線における断
面図である。
面図である。
【図4】従来例を示す正面図である。
1 ヘッド
2 シャフト
3 フェース
4 トップ
5 ソール
8 シャフト取付け部
10 フェース部
11 ヘッド本体
12 後殻部
13 ウエイト部
15 フレーム部
17 中空部
Claims (4)
- 【請求項1】 前面にフェース、一側にシャフト取付け
部、上面にトップ、下面にソールを備えたヘッドにシャ
フトを連結したゴルフクラブにおいて、前記ヘッドは、
前記フェースを形成するフェース部と、このフェース部
の後面周縁部に接合されるフレーム部と前記シャフト取
り付け部とを備えたヘッド本体と、このヘッド本体の前
記フレーム部の後面周縁部に接合され前記フェース部と
前記ヘッド本体とともに中空部を形成する後殻部と、こ
の後殻部の前記中空部側に接合されるウエイト部とから
構成されたことを特徴とするゴルフクラブ。 - 【請求項2】 前記フェース部及び前記後殻部は、前記
ヘッド本体よりも高強度材料で形成されたことを特徴と
する請求項1記載のゴルフクラブ。 - 【請求項3】 前記後殻部の厚みは略均一であって前記
フェース部よりも薄く、前記後殻部は前記ヘッドの後面
の前記トップから前記ソールに亘って形成されたことを
特徴とする請求項1又は2記載のゴルフクラブ。 - 【請求項4】 前面にフェース、一側にシャフト取付け
部を備えたヘッドにシャフトを連結したゴルフクラブに
おいて、前記ヘッドは、前記フェースを形成するフェー
ス部と、このフェース部の後面に接合されるヘッド本体
とから構成されるとともに、前記フェース部と前記ヘッ
ド本体とは前記ヘッド本体の周縁部を溶接することによ
って接合されたことを特徴とするゴルフクラブ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399488A JP2003190340A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ゴルフクラブ |
US10/255,866 US6916253B2 (en) | 2001-12-28 | 2002-09-26 | Golf club |
US10/266,051 US6660960B2 (en) | 1999-12-28 | 2002-10-07 | Method for manufacturing golf club |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001399488A JP2003190340A (ja) | 2001-12-28 | 2001-12-28 | ゴルフクラブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003190340A true JP2003190340A (ja) | 2003-07-08 |
Family
ID=19189477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001399488A Pending JP2003190340A (ja) | 1999-12-28 | 2001-12-28 | ゴルフクラブ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6916253B2 (ja) |
JP (1) | JP2003190340A (ja) |
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US9211450B2 (en) | 2009-05-29 | 2015-12-15 | Acushnet Company | Wedge type golf club head |
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US9498688B2 (en) | 2006-10-25 | 2016-11-22 | Acushnet Company | Golf club head with stiffening member |
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US9713751B2 (en) | 2009-05-29 | 2017-07-25 | Acushnet Company | Wedge type golf club head |
USD829837S1 (en) | 2017-03-01 | 2018-10-02 | Acushnet Company | Wedge golf club |
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TW200815067A (en) | 2006-09-22 | 2008-04-01 | Advanced Int Multitech Co Ltd | Manufacturing method of golf club toe capable of simultaneously exhibiting different brilliance |
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2002
- 2002-09-26 US US10/255,866 patent/US6916253B2/en not_active Expired - Fee Related
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