JP2007289513A - アイアン型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】低重心化を図り、打球のコントロール性能を向上させる。
【解決手段】ヘッドの上面部分をなすトップ面3と、底面部分をなすソール面4と、該ソール面4とトップ面3との間をトウ側で継ぐトウ面5とを有するアイアン型ゴルフクラブヘッド1であって、フェース2の一部を形成するフェースプレート7と、フェースプレート7が取り付けられるヘッド本体8とを含む。フェースプレート7は、鍛造又は圧延により形成された金属材料からなる。ヘッド本体8は、フェースプレート7とそれよりも比重の大きい金属材料からなる。フェースプレート7は、トップ面側の上側端面11と、ソール面側の下側端面12と、上側端面11と下側端面12とを継ぐトウ側端面13とを含む外周端面10を有する。上側端面11の少なくとも一部には、トップ面3の一部を構成する上側の露出部15が設けられ、この露出部15がトップ面3でヘッド本体8に溶接される。
【選択図】図4

Description

本発明は、 フェースプレートとヘッド本体とを溶接することにより形成されたアイアン型ゴルフクラブヘッドに関し、詳しくは低重心化を図り得るアイアン型ゴルフクラブヘッドに関する。
近年、ヘッド重心の高さを低くしかつ深くするために、図12(a)、(b)に示されるように、比重の小さいフェースプレートaと、該フェースプレートaよりも比重の大きいヘッド本体bとを固着したアイアン型ゴルフクラブヘッドcが提案されている(例えば下記特許文献1参照)。
特開平9−154986号公報
しかしながら、この種のアイアン型ゴルフクラブヘッドcでは、フェースプレートaとヘッド本体bとがフェース(打球面)f上で溶接される。従って、フェースプレートaの上側端面a1は、該フェースプレートよりも比重の大きいヘッド本体bのトップ側のブレードb1で覆われる。この結果、ヘッド上部の重量が十分に軽量化されず、ひいてはヘッドの低重心化には限界があった。そのため、アイアン型ゴルフクラブヘッドに強く求められる打球のコントロール性能(例えば打球をより上がりやすくし、かつ、落下後のボールをより止まりやすくする性能等)については、さらなる改善の余地があった。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、フェースプレートの上側端面にトップ面の一部を構成する上側の露出部を設けるとともに、該露出部をトップ面でヘッド本体に溶接することを基本として、さらなる低重心化を図り、ひいては打球のコントロール性能を改善し得るアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ヘッドの上面部分をなすトップ面と、ヘッドの底面部分をなすソール面と、該ソール面と前記トップ面との間をトウ側で継ぐトウ面とを有するアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、前面がボールを打球するフェースの一部を形成するフェースプレートと、前記フェースプレートが取り付けられるヘッド本体とを少なくとも含み、前記フェースプレートは、鍛造又は圧延により形成された金属材料からなり、かつ、前記ヘッド本体は、前記フェースプレートと溶接可能しかも該フェースプレートよりも比重の大きい金属材料からなるとともに、前記フェースプレートは、トップ面側の上側端面と、前記ソール面側の下側端面と、前記上側端面と前記下側端面との間を継ぐトウ側端面とを含む外周端面を有し、しかも前記上側端面の少なくとも一部は、前記トップ面までのびかつ該トップ面の一部を構成する上側の露出部を含むとともに、該上側の露出部は前記トップ面でヘッド本体に溶接されていることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記ヘッド本体は、前記フェースプレートが取り付けられるフェース取付部を具え、該フェース取付部は、前記フェースから凹みかつ前記フェースプレートの後面を支持する受け部と、この受け部の外周縁から立ち上がりかつ前記フェースプレートの外周端面を支持する外壁部とを含み、しかも該外壁部は、前記上側の露出部をトップ面に露出させる上側の途切れ部を有する請求項1記載のアイアン型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項3記載の発明は、前記フェースプレートの下側端面は、前記ソール面に達することなく該ソール面よりも手前で終端し、前記ヘッド本体は、前記下側端面を支持するソール側の外壁部を少なくとも含むとともに、前記下側端面と前記ソール側の外枠部とがフェース上で溶接されている請求項2記載のアイアン型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記トウ側端面は、前記トウ面に達することなく該トウ面よりも手前で終端し、前記ヘッド本体は、前記トウ側端面を支持するトウ側の外壁部を含むとともに、前記トウ側端面と前記トウ側の外壁部とがフェース上で溶接されている請求項2又は3に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記フェースプレートのトウ側端面の少なくとも一部は、前記トウ面までのびかつ該トウ面の一部を構成するトウ側の露出部を含み、かつ前記ヘッド本体の外壁部は、前記トウ側の露出部をトウ面に露出させるトウ側の途切れ部を有し、該トウ側の露出部は、前記トウ面でヘッド本体に溶接される請求項2乃至3のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項6記載の発明は、前記フェースプレートは、比重が6.6〜7.2であり、Feを50wt%以上、かつ、Alを5〜15wt%含む鉄系合金からなるとともに、前記ヘッド本体は、炭素含有量が0.3wt%未満の低炭素鋼からなる請求項1乃至5のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッドである。
本発明のアイアン型ゴルフクラブヘッドは、フェースプレートの上側端面に、ヘッドのトップ面までのびてその一部を構成し、しかもトップ面でヘッド本体に溶接される上側の露出部を含む。このような上側の露出部は、その上側を比重の大きいヘッド本体で覆われることがないので、ヘッド上部の重量が効果的に軽減される。従って、ヘッドの低重心化が図られ、ひいては打球のコントロール性能が向上する。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「クラブヘッド」ということがある。)1の正面図、図2にはその背面図、図3には図1のA−A拡大断面図、図4には図1の斜視図、図5には図1の分解斜視図がそれぞれ示される。前記各図に示されるヘッド1は、いずれも基準状態に置かれているものとする。
前記基準状態とは、クラブヘッド1を規定のライ角α及びロフト角(リアルロフト角)βに保持して水平面HPに置いた状態であり、特に言及されない場合、クラブヘッド1の各部の寸法や方向は、該基準状態でのものとする。例えば、クラブヘッド1に関し上、下(高、低)の方向は、前記基準状態での上、下(高、低)を意味する。また、クラブヘッド1に関し、前、後の方向は、フェース2側が前、バックフェース側が後を意味する。なお、ライ角αは、シャフトが装着されていないときには、ホーゼル部1Bのシャフト差込孔の軸中心線CLを基準に定め得る。
前記クラブヘッド1は、ボールを打球するフェース2を前面に有してヘッドの主要部分をなすフェース基部1Aと、このフェース基部1Aのヒール側に設けられかつシャフト(図示せず)が装着されるホーゼル部1Bとに大別される。
前記フェース基部1Aは、前記フェース2と、このフェース2の上縁に連なりかつヘッドの上面部分をなすトップ面3と、前記フェース2の下縁に連なりかつヘッドの底面部分をなすソール面4と、該ソール面4と前記トップ面3との間をトウ側で継ぐトウ面5と、前記フェース2の反対側の面であるバック面6とを有し、これらの各面3ないし6は、いずれもヘッド外面として外部に露出している。
本実施形態のフェース2には、ボールとの摩擦を高めるために、インパクトエリアマーキングMが設けられる。インパクトエリアマーキングMは、例えば日本ゴルフ協会が定めたゴルフ規則IIの「5.クラブフェース」の項に記載されるように、溝及び/又は小さい点状のくぼみであるパンチマーク等を含む。本実施形態では、インパクトエリアマーキングMとして、トウ・ヒール方向に実質的に水平にのびる溝が複数本設けられている。また、フェース2は、前記インパクトエリアマーキングMを除いて実質的に単一の平面で形成される。
また、フェース2は、その上縁側で最も高い位置にあるトウ側の高点P1と、該フェース2の上縁側で最も低い位置にあるヒール側の高点P2とを含む。これらの各高点P1、P2は、いずれも前記単一の平面上にある。また、前記トウ側の高点P1を通りかつフェース2と直角な垂直面はトウ側の垂直面VP1、前記ヒール側の高点P2を通りかつフェース2と直角な垂直面はヒール側の垂直面VP2として夫々定められる。
前記トップ面3は、前記トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間をのびるヘッド上面部分として定義され、トウからヒールに向かって下方に傾斜してほぼ直線状にのびている。また、前記ソール面4は、前記トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間をのびるヘッド底面部分であり、その大部分がトウ・ヒール方向をほぼ水平にのびている。さらに、トウ面5は、前記トウ側の垂直面VP1よりもトウ側の端面部分として定義され、この実施形態では、外部に向かって滑らかに凸となる円弧状に湾曲してのびている。
また、クラブヘッド1は、図5に示されるように、フェース2の少なくとも一部を形成するフェースプレート7と、このフェースプレート7が取り付けられるヘッド本体8とを含み、本実施形態では、これらの2つの部品にてクラブヘッド1が形成される。また、フェースプレート7は、鍛造又は圧延により形成された金属材料で形成される一方、ヘッド本体8は、フェースプレート7と溶接可能しかも該フェースプレート7よりも比重の大きい金属材料から形成される。
前記「鍛造」とは、塊状の被加工材を、ハンマー及び/又はプレス型などで打ち延ばしながら所望の形状を得る塑性加工法の全てを含む。鍛造の一例として、室温下で行われる冷間鍛造、被加工材をその再結晶温度以下まで加熱して行われる温間鍛造及び再結晶温度以上に加熱して行う熱間鍛造などが挙げられる。
また、前記「圧延」とは、回転する一対のロール間に被加工材を摩擦によって噛み込ませ、厚さないし断面積を減じる加工法の全てを含む。圧延の一例として、室温下で行われる冷間圧延加工及び材料を加熱して圧延を行う熱間圧延加工などが挙げられる。
また、「鍛造又は圧延により形成される」とは、圧延又は鍛造の工程だけで形成される態様のみならず、これらの工程の前後に、プレスや打ち抜き又は機械加工、さらには必要により熱処理工程等が行われる態様をも含むのは言うまでもない。
鍛造や圧延によって金属材料に塑性変形を加えると、該材料の加工硬化により強度及び靱性等が高められる。また、これらの加工法は、鋳造のような引け巣が形成されないため、材料の機械的特性を均一化しかつ強度を向上できる。さらに、鍛造又は圧延された金属材料をフェースプレート7に用いることにより、鋳造材を用いる場合に比べて、柔らかい打球感が提供される。このような観点より、本発明では、鍛造又は圧延により形成されたフェースプレート7が用いられる。
フェースプレート7を構成する金属材料としては、上述の鍛造又は圧延によって形成されたものであれば特に限定されない。しかしながら、鍛造や圧延による打球感の向上をさらに高めるために、フェースプレート7の材料としては、好ましくはFeを50wt%以上、かつ、Alを5〜15wt%含むFe−Al系合金が望ましい。
このようなFe−Al系合金は、外力が加えられると、材料内部の磁壁が動き、その加えられた力(エネルギー)を熱に変換して外部に放出することにより、優れた制振効果を発揮しうる。従って、打球時のフェースプレート7の振動が効果的に減衰されるので、プレーヤの手に伝えられる振動が大幅に軽減される。これにより、柔らかくかつしっかりとした打球感が得られるとして人気が高いいわゆる軟鉄(炭素鋼)と同等ないしそれよりも優れた打球感を提供できる。
また、前記Fe−Al系合金は、概ね6.6〜7.2の比重を持つことができる。該比重は、軟鉄などの低炭素鋼の比重(約7.8)よりも小さいため、例えば軟鉄のヘッド本体8と組み合わせることにより、クラブヘッド1の軽量化、低重心化及び/又はクラブヘッドの質量を維持したままでのフェース2の面積拡大等を図ることが可能になる。
なお、前記Fe−Al系合金において、アルミニウムの含有量が5wt%未満になると、その合金の比重が大きくなる傾向があり、ヘッドの低重心化を妨げやすい。逆にアルミニウムの含有量が15wt%を超えると、合金の加工性が著しく悪化する傾向がある。このような観点より、Alの含有量は、特に好ましくは7wt%以上、より好ましくは8wt%以上が望ましく、かつ14wt%以下、より好ましくは12wt%以下が望ましい。また、前記Fe−Al系合金において、鉄の含有量が50wt%未満になると、ヘッド本体8として利用されやすい他の鉄系合金や炭素鋼との溶接性が悪化し、ひいては生産性の低下を招きやすい。なお、これらのFe−Al系合金は、Fe、Al及び不可避不純物の他、例えばMn、Cr、C及び/又はSiなどを含むことができる。このようなFe−Al系合金の好ましい例を表1に示す。
Figure 2007289513
また、フェースプレート7は、図5に示されるように、前記フェース2の主要部を形成する前面7aと、その反対側の面である後面と7b、前面7aと後面7bとの間を継ぎかつ環状にのびている外周端面10とを含む。この実施形態のフェースプレート7は、実質的に一定の厚さで形成されたものが示される。従って、この実施形態では、前記外周端面10が一定の厚さで環状に連続してのびている。しかし、強度を維持しつつヘッドの反発性を高めるために、フェースプレート7は、その中央部を厚くかつ周辺部を薄く形成することや、その逆とするなど慣例に従って適宜厚さを変化させることができる。
また、特に限定されるわけではないが、該フェースプレート7の厚さtfが小さすぎると、強度が不足して耐久性が低下する傾向があり、逆に大きすぎてもフェースプレート7の重量が増大し、重量配分設計に用いるための重量マージンが少なくなる他、ヘッド重心を十分に低くすることが困難になるおそれがある。このような観点より、フェースプレート7の厚さtfは、好ましくは1.5mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、また、上限に関しては、好ましくは4.0mm以下、より好ましくは3.5mm以下が望ましい。
また、前記前面7aは、前記インパクトエリアマーキングMを除いて、実質的に単一の平面で形成される。
また、前記外周端面10は、トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間をのびるトップ面3側の上側端面11と、前記トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間をのびるソール面4側の下側端面12と、前記上側端面11と下側端面12とをトウ側で継ぐトウ側端面13と、前記上側端面11と下側端面12とをヒール側で継ぐヒール側端面14とを含む。
上側端面11の少なくとも一部は、トップ面3までのび該トップ面3の一部を構成する上側の露出部15を含む。図1から明らかなように、この実施形態では、上側端面11の実質的な全域が前記上側の露出部15として形成されている。
他方、この実施形態において、前記下側端面12は、その全域において、ソール面4に達することなく該ソール面4の手前(ソール面4よりも上側)をトウ・ヒール方向にほぼ水平にのびている。このように、下側端面12の全ては、ソール面4においてヘッド外面に現れない非露出部16として形成されている。
また、この実施形態において、前記トウ側端面13は、その全域において、トウ面5に達することなくその手前(トウ面5よりもヒール側)で終端するとともに、トウ面5に沿ってほぼ円弧状にのびている。従って、トウ側端面13も、トウ面5において、ヘッド外面に現れない非露出部16として形成される。なお、トウ側端面13と上側端面11とは、上下にのびる継ぎ面17を介することにより、段差を有して接続されている。
前記ヒール側端面14は、本実施形態では、ヒール側の垂直面VP2の手前(該垂直面VP2よりもトウ側)を上下にのび前記上側端面11と下側端面12とを継いでいる。このヒール側端面14も、ヘッド外面に現れない非露出部16として形成される。
本実施形態において、前記ヘッド本体8は、例えば炭素含有量が0.8wt%未満、より好ましくは0.5wt%未満、さらに好ましくは0.3wt%未満の低炭素鋼から形成される。このような低炭素鋼は、いわゆる軟鉄を含み、とりわけS25C、S20C、S15C又はS10Cなど機械構造用炭素鋼が好適である。このような低炭素鋼は、Fe−Al系合金からなるフェースプレート7と良好な溶接接合部が得られ、また、優れた衝撃吸収性も発揮しうる。さらに、これらの低炭素鋼は、比重がほぼ7.8〜7.9の範囲にあるため、フェースプレート7のFe−Al鉄系合金よりも大きな比重を持ち得る。従って、ヘッド重心をより低くかつ後方に移動させるのに役立つ。
また、ヘッド本体8は、本実施形態では、前後に貫通する開口部Oと、その周りに設けられかつフェースプレート7が取り付けられるフェース取付部19と、該フェース取付部19の後方に設けられかつ前記フェースプレート7の後面との間にポケット状のキャビティCを形成しうる背壁部20と、前記ホーゼル部1Bとを一体に具えている。このような開口部Oを有するフレーム状のヘッド本体8は、重量をフェースプレート7の周囲かつ後方に配分することで慣性モーメントを大きくし、打球の方向性を向上させるのに役立つ。また、このようなヘッド本体8は、種々の方法で製造することができるが、良好な打球感を得るために、鍛造が望ましい。
本実施形態において、前記フェース取付部19は、前記フェース2から後方に凹みかつフェースプレート7の後面7bの周縁を支持する受け面21aを具えた受け部21と、この受け部21の外周縁から立ち上がりかつフェースプレート7の外周端面10を支持する内周壁面22aを具えた外壁部22とを含んで構成される。
前記受け部21は、前記開口部Oを囲むように連続する環状で形成される。これにより、フェースプレート7の後面7bの周縁部は、受け部21によって環状に連続して支持され、ひいてはその取付強度が向上する。受け部21の幅WU(開口部Oの縁から直角方向に測定される。)は、特に限定されないが、該幅WUが小さすぎるとフェースプレート7との接合強度が低下しやすく、逆に大きすぎると、クラブヘッド1の重量が増大し、重量配分設計に用いるための重量マージンが少なくなる。このような観点より、受け部21の幅WUは、好ましくは2mm以上、より好ましくは3mm以上が望ましく、また、上限に関しては、好ましくは8mm以下、より好ましくは6mm以下が望ましい。
本実施形態の外壁部22は、図1及ぶ図5に示されるように、トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間をのびるソール側の外壁部22Sと、このソール側の外壁部22S連なりかつ前記トウ側の垂直面VP1よりもトウ側をのびるトウ側の外壁部22Tと、前記ソール側の外壁部22Sのヒール側端から上にのびるヒール側の外壁部22Hとを含んで形成される。なお、各外壁部22の受け面21aからの高さは、実質的にフェースプレート7の外周端面10の厚さtfと等しく形成される。これにより、フェース取付部19にフェースプレートを配したときに、各々の前面を整一させることができる。
また、このような外壁部22は、フェースプレート7の外周端面10の全長さの60%以上、より好ましくは65%以上を連続して囲むように支持することが望ましい。これにより、フェース取付部19にフェースプレート7を嵌め込んだ際に、フェースプレート7が適切に位置決めされる。特に、上下にのびるヒール側の外壁部22Hと、これに向き合いかつトウ側に向かって突出する円弧状でのびているトウ側の外壁部22Tとによって、フェースプレート7の上下ないし左右方向の移動を拘束し得る。従って、溶接前ないし溶接時における両部材の位置ずれを効果的に防止でき、ひいては精度の良く両部材を溶接し、生産性を大幅に向上させる。
また、外壁部22には、フェースプレート7の前記上側の露出部15をトップ面3に露出させる上側の途切れ部23が設けられる。該上側の途切れ部23は、トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間のトップ面3側において、上側の露出部15の長さで外壁部22が取り除かれている。この途切れ部23では、受け部21がトップ面3まで連続している。そして、この受け部21の上端面30がトップ面3の後側部分を形成している。
図4に示されるように、ヘッド本体8のフェース取付部19にフェースプレート7を嵌め込んで仮組みした状態において、トップ面3は、その前側が上側の露出部15で、後側がヘッド本体8の前記上端面30でそれぞれ形成される。そして、これらの間の境界線L1に沿って溶接が行われる。即ち、トップ面3において、上側の露出部15とヘッド本体8との隙間に溶融金属が満たされ又は前記境界線L1の近傍にレーザービーム等の熱エネルギーが照射されることにより、該露出部15とヘッド本体8とが一体に固着される。なお、前記継ぎ面17とヘッド本体8とは、フェース2上で溶接できる。
以上のようなクラブヘッド1は、ヘッド本体8に比べて比重が小さいフェースプレート7がトップ面3の一部(前側部)を形成するので、その上部を比重の大きいヘッド本体8で覆われることがない。従って、ヘッド上部の重量が効果的に軽減され、ひいてはヘッド重心がより低い位置に設けられ得る。また、ゴルフクラブの通常使用に際して、トップ面3は、地面等と接触する機会が殆ど無い。従って、このような位置に溶接部を設けることにより、溶接部の地面乃至ボールとの接触を抑制し、ひいては溶接部の疲労破壊等を長期に亘って抑制するなど耐久性を向上しうる。
前記上側の露出部15は、上側端面11の全域を形成する必要はないが、上側端面11に占める割合が小さすぎると、クラブヘッド1の低重心化を十分に実現できないおそれがある。従って、このような観点より、上側の露出部15は、上側端面11の好ましくは60%以上、より好ましくは65%以上、さらに好ましくは70%以上を占めることが望ましい。
一方、フェースプレート7の下側端面12は、ソール側の外壁部22Sの内周壁面22aとで支持される。そして、フェース2上に現れる下側端面12とソール側の外壁部22Sとの境界線L2に沿ってフェース2上から溶接が行われ、これらが一体に固着される。
このようなクラブヘッド1は、比重の大きいヘッド本体8の一部(ソール側の外壁部22S)が、フェースプレート7の下側端面12の下方に配されることにより、ヘッド底部の重量を増大させ、ヘッド重心をより下方に配置するのに役立つ。さらに、ソール面4は、スイング時に地面と頻繁に接触しやすく、かつ接触の度に大きな衝撃力を受ける。このため、下側端面12をソール面4で溶接した場合には、該溶接部がスイングの度に地面と頻繁に接触し、溶接部の疲労破壊等を招くおそれがあるが、本実施形態ではこのような不具合を防止して耐久性を維持することができる。
また、フェースプレート7のトウ側端面13は、トウ側の外壁部22Tの内周壁面22aで支持される。そして、フェース2上に現れるトウ側端面13とトウ側の外壁部22Tとの境界線L3に沿って溶接が行われ、これらが一体に固着される。これにより、トウ側にもバランス良くヘッド本体8の重量を配分することができる。
同様に、フェースプレート7のヒール側端面14は、ヒール側の外壁部22Hの内周壁面22aで支持される。そして、フェース2上に現れるヒール側端面14とヒール側の外壁部22Tの内周壁面22aとの境界線L4に沿って溶接が行われ、これらが一体に固着される。
フェースプレート7とヘッド本体8との溶接には、種々の方法を用いることができ、例えばレーザー溶接、プラズマ溶接又はTIG溶接などが好適である。とりわけ溶接ビードの幅が小さいレーザー溶接が好適である。
また、上記実施形態において、図1及び図5に示されるように、ソール側の外壁部22Sの幅Wsを、トウ側の外壁部22Wの幅Wtよりも大きく形成することが望ましい。これにより、より多くの重量をヘッド底部に配分することができ、さらなる低重心化を図り得る。ここで、前記各幅Ws、Wtは、フェース2上において、フェースプレート7の外周端面10から直角方向に測定されるものとし、幅が変化する場合には、その長さで重み付けされた平均値とする。特に好ましくは、前記幅の比(Ws/Wt)は、1.2以上、より好ましくは1.5以上が望ましい。他方、これらの比が大きすぎると、トウ側の外壁部22Wの強度が低下するおそれがあるので、好ましくは2.0以下が望ましい。
以上のように構成されたアイアン型のクラブヘッド1では、図3に示されるように、ヘッド重心Gをより低い位置に設けることができる。好ましくは、該ヘッド重心Gからフェース2に引いた法線Nとフェース2との交点であるスイートスポットSSの水平面HPからの高さである重心高さGHは、好ましくは21.0mm以下、より好ましくは20.0mm以下、さらに好ましくは19.5mm以下が望ましい。なお、重心高さGHは低いほど良いので、その下限も特に限定されないが、実用上、15.0mm以上が望ましい。
また、特に限定されるものではないが、例えば前記フェース2において、前記トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間の領域をショットブラスト等により表面処理することは、フェース2上において継ぎ面17とヘッド本体8との溶接部を外観上目立たなくする点で特に好ましい。
図6には、本発明の他の実施形態が示される。この実施形態のフェースプレート7には、その上側端面11に沿ってのびかつ後面7bに向かって突出するリブ25が設けられている。また、該リブ25は、上側端面11の厚さ(即ちこの例では上側の露出部15の厚さ)tuを、他の部分(リブ25が無い部分)の厚さtfに比べて増大させるように設けられている。他方、ヘッド本体8の前記上側の途切れ部23には、このリブ25を収めるために、受け面21aに凹み部26が設けられている。
このような実施形態のクラブヘッド1は、トップ面3側におけるフェースプレート7の割合をさらに増加させるとともに、ヘッド本体8が占める割合をさらに減じることができる。従って、より一層、ヘッドの低重心化を図ることが可能になる。また、リブ25と凹み部26とが噛み合うことによって、両部材の位置合わせをさらに精度良く行うことができる。
図7ないし9には、本発明のさらに他の実施形態が示される。この実施形態では、フェースプレート7のトウ側端面13の少なくとも一部に、トウ面5までのびて該トウ面5の一部を構成するトウ側の露出部24が設けられる。本実施形態では、トウ側端面13のうち、その上端から下端近傍までの大部分がトウ側の露出部24として形成される。また、このトウ側の露出部24は、上側の露出部15と連続して設けられている。他方、フェースプレート7の下側端面12及びヒール側端面14は、前記実施形態と同様である。
また、ヘッド本体8の外壁部22には、トウ側の露出部24をトウ面5に露出させるためのトウ側の途切れ部28が設けられる。このトウ側の途切れ部は、前記上側の途切れ部23と連続して設けられる。トウ側の途切れ部28は、トウ側の露出部24の長さで外壁部22が取り除かれている。従って、この途切れ部28では、受け部21がトウ面5まで連続し、この受け部21のトウ側端面31がトウ面5の後側部分を形成している。そして、トウ面5では、トウ側の露出部24とヘッド本体8のトウ側の露出部24との間の境界線L5に沿って溶接が行われる。
このようなクラブヘッド1では、トウ面5側においてもヘッド上部の重量が軽減されるため、より一層の低重心化を図ることができる。また、トウ側において軽減された重量は、フェース2の面積を増大させることに用いることもできる。
図10及び図11には、本発明のさらに他の実施形態が示される。この実施形態では、フェースプレート7の下側端面12の少なくとも一部に、ソール面4までのびて該ソール面4の一部を構成する下側の露出部29が設けられる。これにより、本実施形態では、フェースプレート7は、その上側端面11、下側端面12及びトウ側端面13が、いずれもトップ面3、ソール面4及びトウ面5に露出する露出部15、24及び29として形成される。
また、これに対応して、ヘッド本体8の外壁部22には、上側の露出部15、トウ側の露出部24及び下側の露出部29を夫々ヘッド外面に露出させるための上側の途切れ部23、トウ側の途切れ部28及びソール側の途切れ部33が連続して設けられる。このようなクラブヘッド1では、トップ面3、トウ面5及びソール面4においてヘッド重量が軽減されるため、これによって得られた重量マージンをフェース2の面積増大などに効果的に用いることができる。なお、フェースプレート7は、ヒール側端面14を除き、トップ面3、ソール面5及びトウ面5でヘッド本体8と溶接される。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明のクラブヘッド1は、種々の実施形態に変更して実施しうるのは言うまでもない。
表2の仕様に基づいて、ロフト角26度、ライ角60.5度の5番アイアンヘッドが試作され、その重心高さ、打球感、打球のコントロール性能、打ち出し角及び生産性がテストされた。フェースプレートには、比較例2を除いて表1に示した合金A(Fe:Al:Mn:C=69.5:10:20:0.5(wt%)で比重6.8)が用いられた。また、比較例2のフェースプレートは、S25Cが用いられた(比重7.9)。さらに、全てのヘッド本体は、上記S25Cの鍛造品が用いられた。
テスト方法は次の通りである。
<重心高さ>
基準状態において、スイートスポットの水平面からの垂直高さが測定された。数値が小さいほど低重心であることを示す。
<打球感>
各クラブヘッドに炭素繊維強化樹脂からなるシャフト(SRIスポーツ社製の「MP−400」)を装着してアイアン型ゴルフクラブが試作され、ゴルファ7名により3ピースゴルフボール(SRIスポーツ社製の「XXIO」(同社の登録商標))を5球づつ打撃する実打テストが行われた。そして、「打球感が柔らかく、かつ、しっかりとした手応え」の有無を基準として、ゴルファの官能により以下の5点法で評価が行われた。結果は平均値であり、数値が大きいほど良好であることを示す。
5:非常に良い
4:良い
3:普通
4:悪い
1:非常に悪い
<打球のコントロール性>
上記各アイアン型ゴルフクラブを使用し、ゴルファ7名により上記3ピースゴルフボールを5球づつ打撃する実打テストが行われた。そして、「打球の上がりやすさ(上がりやすいほど良)」及び「落下後のボールの止まり具合(止まりやすいほど良)」を基準として、上記と同様の5点法で評価が行われた。結果は平均値であり、数値が大きいほど良好であることを示す。
<打ち出し角>
上記各ゴルフラブをスイングロボット(ツルーテンパー社製)に取り付け、ヘッドスピードが40m/sとなるように調節して上記ゴルフボールを各クラブで5球づつ打撃し、打ち出しされたボールの打ち出し角(水平面に対する角度)が測定された。そして、その平均値で評価した。数値が大きいほど、打球が上がりやすく良好である。
<生産性>
評価1として、各クラブヘッドについて、フェースプレートをヘッド本体の所定の位置に仮組し、その後、両部材を溶接する工程を行い、20個のヘッドが製造されるまでの時間が測定された。結果は、実施例1の時間を100とする指数であり、数値が小さいほど生産性が良いことを示す。また、評価2として、製造されたクラブヘッドの外観を肉眼で検査し、フェースプレートとヘッド本体とがずれて溶接されている不良品の個数を調べた。数値が小さいほど良好である。
テストの結果等は表2に示される。
Figure 2007289513
テストの結果、実施例のヘッドは、比較例に比べて、低重心化が図られており、これに基づき、打球のコントロール性能が向上していることが確認できた。また、生産性の悪化が生じていないことも確認できた。
本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッドの基準状態での正面図である。 その背面図である。 図1のA−A拡大断面図である。 図1の斜視図である。 図4の分解図である。 本発明の他の実施形態を示すヘッドの正面図である。 本発明のさらに他の実施形態を示すヘッドの正面図である。 それをトウ側から見た側面図である。 その分解斜視図である。 本発明のさらに他の実施形態を示すヘッドの正面図である。 その分解斜視図である。 従来の技術を示し、(a)はアイアン型ゴルフクラブヘッドの正面図、(b)はそのA−A断面図である。
符号の説明
1 アイアン型ゴルフクラブヘッド
2 フェース
3 トップ面
4 ソール面
5 トウ面
7 フェースプレート
8 ヘッド本体
9 フェースプレートの前面
10 フェースプレートの外周端面
11 上側端面
12 下側端面
13 トウ側端面
14 ヒール側端面
15 上側の露出部
16 非露出部
23 上側の途切れ部
24 トウ側の露出部
28 トウ側の途切れ部
29 下側の露出部
33 下側の途切れ部

Claims (6)

  1. ヘッドの上面部分をなすトップ面と、ヘッドの底面部分をなすソール面と、該ソール面と前記トップ面との間をトウ側で継ぐトウ面とを有するアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、
    前面がボールを打球するフェースの一部を形成するフェースプレートと、前記フェースプレートが取り付けられるヘッド本体とを少なくとも含み、
    前記フェースプレートは、鍛造又は圧延により形成された金属材料からなり、かつ、前記ヘッド本体は、前記フェースプレートと溶接可能しかも該フェースプレートよりも比重の大きい金属材料からなるとともに、
    前記フェースプレートは、トップ面側の上側端面と、前記ソール面側の下側端面と、前記上側端面と前記下側端面との間を継ぐトウ側端面とを含む外周端面を有し、しかも
    前記上側端面の少なくとも一部は、前記トップ面までのびかつ該トップ面の一部を構成する上側の露出部を含むとともに、該上側の露出部は前記トップ面でヘッド本体に溶接されていることを特徴とするアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記ヘッド本体は、前記フェースプレートが取り付けられるフェース取付部を具え、
    該フェース取付部は、前記フェースから凹みかつ前記フェースプレートの後面を支持する受け部と、この受け部の外周縁から立ち上がりかつ前記フェースプレートの外周端面を支持する外壁部とを含み、しかも
    該外壁部は、前記上側の露出部をトップ面に露出させる上側の途切れ部を有する請求項1記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記フェースプレートの下側端面は、前記ソール面に達することなく該ソール面よりも手前で終端し、前記ヘッド本体は、前記下側端面を支持するソール側の外壁部を少なくとも含むとともに、
    前記下側端面と前記ソール側の外枠部とがフェース上で溶接されている請求項2記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記トウ側端面は、前記トウ面に達することなく該トウ面よりも手前で終端し、前記ヘッド本体は、前記トウ側端面を支持するトウ側の外壁部を含むとともに、
    前記トウ側端面と前記トウ側の外壁部とがフェース上で溶接されている請求項2又は3に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  5. 前記フェースプレートのトウ側端面の少なくとも一部は、前記トウ面までのびかつ該トウ面の一部を構成するトウ側の露出部を含み、かつ
    前記ヘッド本体の外壁部は、前記トウ側の露出部をトウ面に露出させるトウ側の途切れ部を有し、
    該トウ側の露出部は、前記トウ面でヘッド本体に溶接される請求項2乃至3のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  6. 前記フェースプレートは、比重が6.6〜7.2であり、Feを50wt%以上、かつ、Alを5〜15wt%含む鉄系合金からなるとともに、
    前記ヘッド本体は、炭素含有量が0.3wt%未満の低炭素鋼からなる請求項1乃至5のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
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