JP4256406B2 - アイアン型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、フェース外周面に効果的に重量が配分された大きな慣性モーメントを具えるアイアン型ゴルフクラブヘッドに関する。
従来、ヘッド重心や慣性モーメントを所望の値に調整するために、本体の後側に、該本体よりも比重の大きい材料からなる錘部材が固着されたアイアン型ゴルフクラブヘッドが例えば下記特許文献1ないし2により提案されている。
特許文献1には、図12(a)に示されるように、平滑な後面bを有する本体aと、この後面bに固着された環状の錘部材cとで構成されたアイアン型ゴルフクラブヘッドA1が開示される。図12(b)には、この種のクラブヘッドA1の断面図が示される。
また、特許文献2には、図13(a)、(b)に示されるように、後面bに、フェース部の外周面fからフェース中心側に控えた位置に環状の凹溝dが形成された本体aと、この凹溝dと同形状をなしかつ該凹溝dに嵌め込まれた錘部材cとで構成されたアイアン型ゴルフクラブヘッドA2が開示される。
登録実用新案第3114961号公報 特開平9−262327号公報
しかしながら、図12に示したクラブヘッドA1では、本体aと錘部材cとを例えば溶接等により固着する場合、両部材a及びcの位置決めが正確に行えず、ひいては位置ずれ等が生じやすい。このため、本体aと錘部材cとの接合精度の悪い不良品が発生しやすく、製造時の歩留まりが悪い。
また、図13に示したクラブヘッドA2では、錘部材cの外周面は、比重が相対的に小さい本体aの外枠部eで覆われる。このため、フェース外周面f側により多くの重量を配分することができず、慣性モーメントを十分に増大させる効果が小さい。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、環状の錘部材をフェース外周面に露出させて本体に配するとともに、本体には、錘部材の内周面が嵌め込まれる外向き面を具えた凹所を設けることを基本として、生産性を損ねることなくフェース外周面側により多くの重量を配分しうるアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェース、該フェースの上縁に連なりかつヘッド上面をなすトップ面、前記フェースの下縁に連なりかつヘッド底面をなすソール面、該ソール面と前記トップ面との間をトウ側で継ぐトウ面及びバックフェースで区画されるフェース部を有するアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、
前記フェース部は、前側に前記フェースが形成された本体と、そのバックフェース側の周縁部に沿って環状にのびフェース外周面に実質的全域に亘って露出されるとともに該本体に固着されしかも比重が前記本体よりも大きい錘部材とを含み、
前記本体には、前記錘部材がバックフェース側から嵌め込まれる環状の凹所が設けられ、しかも該凹所は、前記錘部材の内周面と嵌まり合う外向き面を具え、
かつ前記本体は、前記フェース部の外周面の前側部分を形成するフェース板部と、このフェース板部の後面かつ前記前側部分よりもフェース中心側の位置でバックフェース側に突出して環状にのび前記外向き面で囲まれる凸部とを含むとともに
前記フェース板部は、凸部で囲まれた中央部分と、凸部の外側部分をなす周縁部分とにおいて、フェース板部の前記中央部分の厚さt1を、その周縁部分の厚さよりも小、かつ1.5mm以上、3.8mm以下とするとともに
フェース板部の前記周縁部分において、凸部よりもトップ面側にある上部分の厚さt2を、凸部よりもソール面側にある下部分の厚さt3よりも小とし、かつ前記厚さt3及びt2の比(t3/t2)を1.1以上、2.0以下としたことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記凹所は、前記外向き面と前記フェース板部の後面とが交わるコーナ部により形成されしかも外向き面のフェース外周面側が開放されていることを特徴とする。
また請求項3記載の発明は、前記錘部材は、前記フェース外周面の前側部分に連なって前記フェース外周面の後側部分を形成する外周面を具える請求項2記載のアイアン型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項4記載の発明は、前記フェース部は、バックフェースに、フェース側に向かって窪まされたキャビティが設けられ、かつ、前記凸部は、前記キャビティを囲んで環状にのびるリブからなる請求項2又は3に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッドである。
また請求項5記載の発明は、前記錘部材は、前記ソール面に沿ってトウ・ヒール方向にのびるソール錘部を有し、該ソール錘部は、その垂直方向の高さが、中央部分からトウ側及びヒール側に向かって漸減すること、及び請求項6の発明は、前記錘部材は、外部から視認しうる前記本体との境界部が溶接により固着されることを特徴としている。

本発明のアイアン型ゴルフクラブヘッドでは、錘部材をフェース外周面に露出して配される。このため、フェース外周面側により多くの重量が配分され、大きな慣性モーメントを持ち得る。また、本体には、錘部材の内周面が嵌め込まれる環状の外向き面を具えた凹所が設けられる。従って、錘部材と本体とを接合する際の位置合わせが容易化され、ひいては位置ズレなどが抑制されて接合精度が向上する。
以下、本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1は本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド(以下、単に「クラブヘッド」又は「ヘッド」ということがある。)1の基準状態の正面図、図2はその背面図、図3は図2のA−A拡大端面図、図4は図2の斜視図、図5はその分解斜視図(一部破断図)及び図6は図1の分解斜視図である。
ここで、前記基準状態とは、クラブヘッド1を規定のライ角α及びロフト角(リアルロフト角)βに保持して水平面HPに置いた状態とする。そして、特に言及されていない場合、クラブヘッド1の各部の寸法や方向は、該基準状態でのものとする。例えば、クラブヘッド1に関し上、下(高、低)の方向は、前記基準状態での上、下(高、低)を意味する。また、クラブヘッド1に関し、前、後の方向は、フェース2側が前、その反対側であるバックフェース6側が後を意味する。なお、ライ角αは、シャフトが装着されていないときには、ホーゼル部1Bのシャフト差込孔hの軸中心線CLを基準に定められる。
前記クラブヘッド1は、フェース部1Aと、このフェース部1Aのヒール7を介して設けられたシャフト(図示せず)が装着される略円筒状のホーゼル部1Bとを含む。
前記フェース部1Aは、ボールを打球する面であるフェース2と、このフェース2の上縁に連なりかつヘッド上面をなすトップ面3と、前記フェース2の下縁に連なりかつヘッド底面をなすソール面4と、該ソール面4と前記トップ面3との間をトウ側で継ぐトウ面5と、前記フェース2の反対側の面であるバックフェース6とを有し、これらの各面2ないし6で実質的に区画される。なお、本明細書において、前記トップ面3、前記ソール面4及び前記トウ面5を含めてフェース部の外周面E、乃至フェース外周面Eと呼ぶ場合がある。また、本実施形態のフェース部1Aは、バックフェース6に、フェース2側に向かって窪まされたキャビティCが形成されたいわゆるキャビティバック構造で作られている。
フェース2には、例えばボールとの摩擦を高めるために、インパクトエリアマーキングMが設けられる。インパクトエリアマーキングMは、好ましくは、トウ・ヒール方向に実質的に水平にのびる複数本の溝が望ましい。これらのインパクトエリアマーキングMを除き、フェース2は、実質的に単一の平面で作られる。従って、フェース2の各縁は、この平面の縁により定められる。
また、図1に示されるように、フェース2は、その上縁側で最も高い位置にあるトウ側の高点P1と、該フェース2の上縁側で最も低い位置にあるヒール側の低点P2とを含む。これらの高点P1及び低点P2は、いずれも前記単一の平面上にある。また、前記トウ側の高点P1を通りかつフェース2と直角な垂直面はトウ側の垂直面VP1として、また前記ヒール側の低点P2を通りかつフェース2と直角な垂直面はヒール側の垂直面VP2として夫々定められる。
前記トップ面3は、前記トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間をのびるヘッド上面部分として定義される。該トップ面3は、好ましくは慣例に従い、トウからヒールに向かって下に向かって傾斜してのびる。また、前記ソール面4は、前記トウ側の垂直面VP1とヒール側の垂直面VP2との間をのびるヘッド底面部分であり、その大部分がトウ・ヒール方向をほぼ水平にのびている。さらに、トウ面5は、前記トウ側の垂直面VP1よりもトウ側にある端面部分として定義され、この実施形態では、外部に向かって滑らかに凸となる円弧状に湾曲するものが示される。
また、フェース部1Aは、図5に示されるように、前側に前記フェース2が形成された本体10と、そのバックフェース側の周縁部に沿って環状にのびるとともに比重が前記本体10よりも大きい環状の錘部材11とを含んで構成される。
本実施形態において、前記本体10は、前面12aにフェース2の全域が形成され、かつ、側面12bが前記フェース外周面Eの前側部分S1を形成する板状のフェース板部12と、このフェース板部12の後面12cに、ヘッド後方に突出した凸部13とを有する。また、フェース板部12のヒール側には、前記ホーゼル部1Bとが一体に設けられている。
前記本体10は、種々の方法で形成することができるが、生産性の観点より、好ましくは鋳造又は鍛造が望ましい。また、錘部材11に大きな重量を与えてフェース部1Aの周りの重量を相対的に増加させるために、本体10を形成する材料は、好ましくは比重が8.0以下、より好ましくは7.9以下の金属材料が望ましい。このような金属材料としては、例えば、炭素含有量が0.3wt%未満の低炭素鋼(いわゆる軟鉄であって比重約7.9)又はステンレス鋼(比重約7.9)が好適である。しかし、他の金属材料、例えばマルエージング鋼(比重約7.8)やニッケルクロム鋼(比重約7.8)、さらにはクロム鋼(比重7.8)など他の材料も用い得るのは言うまでもない。
また、十分な慣性モーメントを確保しつつクラブヘッド1の過度の重量増加を抑制するために、本体10の重量は、好ましくは130g以上、より好ましくは140g以上、さらに好ましくは150g以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは240g以下、より好ましくは230g以下、さらに好ましくは220g以下が望ましい。なお本明細書で特に断りがない場合、クラブヘッド1の慣性モーメントは、ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントを意味している。
た、フェース板部12は、凸部13で囲まれた中央部分12Cと、凸部13の外側部分をなす周縁部分12Pとを含む。そして、図3に示されるように、フェース板部12の中央部分12Cの厚さt1を、その周縁部分12Pの厚さt2及びt3よりも小さくしている。これにより、フェース板部12においても、フェース中心側の重量が削減される一方、その周辺部分の重量が増大し、ヘッドの慣性モーメントの増加に寄与しうる。さらに、フェース板部12において、中央部分12Cの厚さt1を相対的に小とすることにより、打球時にこの中央部分12Cを効果的に撓ませ、反発性を向上することができる。
前記中央部分12Cの厚さt1は、小さすぎるとフェース板部12の強度が不足してクラブヘッド1の耐久性が低下しやすく、逆に大きすぎると慣性モーメントや反発性において不利となる、このような観点より、前記厚さt1は、1.5mm以上、より好ましくは1.8mm以上、さらに好ましくは2.0mm以上が望ましく、また上限に関しては、3.8mm以下、より好ましくは3.6mm以下、さらに好ましくは3.0mm以下が望ましい。
また、フェース板部12の前記周縁部分12Pにおいて、凸部13よりもトップ面3側にある上部分の厚さt2を、凸部13よりもソール面4側にある下部分の厚さt3よりも小とする。これにより、ヘッド重心が低く打球の飛距離に有利なクラブヘッド1を提供できる。このような観点より、前記厚さt3及びt2の比(t3/t2)は、1.1以上、さらに好ましくは1.2以上が望ましく、また上限に関しては、2.0以下、より好ましくは1.8以下が望ましい。
前記凸部13は、例えば前記キャビティCを囲んで環状にのびるリブとして形成される。即ち、凸部13は、フェース中心側を向く内向き面13bと、それとは反対側であるヘッド外方側を向く外向き面13aとを有し、全体としてフェース板部12の輪郭にほぼ沿って滑らかな横長の環状に構成されている。さらに、凸部13は、トップ面3に沿ってのびるトップ側のリブ13Aと、前記トウ面5に沿ってのびているトウ側のリブ13Bと、ソール面4に沿ってのびているソール側のリブ13Cと、前記ヒール7をのびかつ前記トップ側のリブ13Aとソール側のリブ13Cとをつなぐヒール側のリブ13Dとを含む。

前記外向き面13aは、フェース板部12の後面12cでかつ前記前側部分S1よりもフェース中心側の位置でバックフェース6側に突出して環状にのびている。ここで、「フェース中心」は、図1に示されるように、フェース2の面積重心FCとし、「フェース中心側」とは、フェース外周面Eよりも前記面積重心FC側を意味する。また、外向き面13aは、バックフェース6側から錘部材11を嵌め込むことができるように、その傾斜が適宜定められる。本実施形態では、フェース2とほぼ垂直な面で形成されるが、例えばバックフェース6側に先細りとなるテーパ面でも良いのは言うまでもない。
また、本体10には、図3に示されるように、前記外向き面13aとフェース板部12の後面12cとが交わる入隅のコーナ部Kにより、錘部材11を配置するための凹所14が形成される。本実施形態の凹所14は、外向き面13aからフェース外周面Eの前記前側部分S1までのびる。即ち、本体10の凹所14は、そのフェース外周面E側がヘッド外部に開放されている。
所14は、フェース外周面Eの実質的全域において、フェース外周面E側が開放されており、図13に示したように、フェース外周面側及びフェース中心側がともに溝壁で閉じられた従来の凹溝とは異なっている。このような凹所14は、フェース外周面Eに錘部材を露出させて配置させ得る。また、このような凹所14は、錘部材11と実質的な接触する面積を従来に比して小さくすることが可能になるため、本体10及び錘部材11の嵌め合い時、加工精度等に伴うこじれやガタツキ等が低減され、ひいては生産性が向上する。
また、図13に示したようなフェース外周面f側が開放されていない凹溝の場合、錘部材及び凹溝をともに精度良く形成しないと、両部材を嵌め合わせる際に種々の不具合が生じる。即ち、凹溝の溝幅が小さ過ぎると、そこに錘部材を嵌め込む際にこじれが生じ、嵌め込み作業に多くの時間を要しやすい。逆に、凹溝の溝幅が大き過ぎると、錘部材と凹溝の溝壁との間に隙間が生じて見映えを損ねたり、またこれを無理に溶接等で固着すると、錘部材の外周面又は内周面の一方に大きな歪が残存して亀裂が生じるなど、生産性を悪化させるおそれがある。これに対して、凹所14は、フェース外周面E側が開放されているため、このような不具合が無く、錘部材11の外周面11oの加工精度を過度に高める必要がない。従って、生産性が向上する。
また、凹所14の一部は、クラブヘッド1のヒール7をのびている。図2のB−B断面である図7に示されるように、凹所14のヒールをのびる部分は、錘部材11がヒール7のバックフェース側で外部に開放されるように、前記同様の入隅のコーナ部Kによって形成されている。ただし、この部分を含め、凹所14は、例えば図8に示されるように、外向き面13aと向き合う溝壁を有する両溝壁部分jを含んでも良い。この場合、錘部材11と凹所14とを嵌め合わせる工程を能率化するために、凹所14の全長さに対する両溝壁部分jの長さの割合は、好ましくは50%以下、より好ましくは30%以下、さらに好ましくは10%以下が望ましい。
前記錘部材11は、連続した横長の環状体として形成される。該錘部材11は、鋳造、鍛造、切削又は焼結等種々の方法で製造できる。また、錘部材11を形成する材料は、本体10よりも大きい比重を有するものであれば特に限定されないが、クラブヘッド1の慣性モーメントを効果的に増大させるために、好ましくは、比重が8.5以上、より好ましくは9.0以上、さらに好ましくは9.5以上の金属材料が望ましい。他方、錘部材11の比重が大きすぎると、材料コストが上昇するほか、ヘッド重量が増大するおそれがあるため、好ましくは13.0以下、より好ましくは12.5以下、さらに好ましくは12.0以下が望ましい。
以上のような錘部材11の材料としては、好ましくはタングステン合金が望ましく、とりわけ本体10と溶接可能な金属材料が特に好ましい。これは、本体10との組み合わせによって決まるが、例えば本体10がステンレス鋼又は軟鉄の場合、錘部材11にはタングステンに鉄及びニッケルを含むW−Fe−Ni合金が好ましい。
また、錘部材11の重量は、特に限定されるものではないが、小さすぎるとクラブヘッド1の慣性モーメントを十分に大きくできず、ひいては打球の方向性が悪化しやすく、逆に錘部材11の重量が大きすぎると、本体10に使用可能な重量が制限され、クラブヘッド1を小型化せざるを得ないおそれがある。このような観点より、錘部材11の重量は、好ましくは40g以上、より好ましくは50g以上、さらに好ましくは55g以上が望ましく、また上限に関しては、好ましくは120g以下、より好ましくは110g以下、さらに好ましくは100g以下が望ましい。
また、錘部材11は、凹所14の外向き面13aに嵌め込まれる内周面11iと、前記本体10が形成するフェース外周面Eの前側部分S1に連なって該フェース外周面Eの後側部分S2を形成する外周面11oと、フェース板部12の後面12cと向き合う前面11fと、バックフェース6に露出する背面11bとを有する。ここで、錘部材11の内周面11iと、前記外向き面13aとは、外部から大きな押圧力を加えることにより、一方又は双方を弾性変形又は塑性変形させて嵌め込むいわゆる締りばめ(圧入)でも良いし、このような押圧力なしに、例えば作業者の手指により軽微な力で容易に嵌め込みしうる態様のいずれでも良い。
また、錘部材11は、前記トップ側のリブ13Aの外側をのびるトップ側錘部11Aと、トウ側のリブ13Bの外側をのびるトウ側錘部11Bと、ソール側のリブ13Cの外側をのびるソール側錘部11Cと、ヒール側のリブ13Dの外側をのびるヒール側錘部11Dとを含んで構成される。本実施形態の錘部材11は、フェース2と直角方向に測定される厚さTw(図3に示される)が、下方に向かって漸増する態様が示される。
また、図2及び図3に示されるように、ヘッド外部から視認可能な範囲において、錘部材11のソール側錘部11Cは、その内周面11iから外周面11oまでの垂直方向の高さWHが、中央部分からトウ側及びヒール側に向かって漸減するものが例示される。このようなソール側錘部11Cは、慣性モーメントを大きくする他、ヘッド重心を低く位置させるとともに、その最大高さ位置の近傍にヘッド重心のトウ・ヒール方向位置を設定するのに役立つ。従って、ヘッド重心位置の設計自由度が向上する。
また、錘部材11は、バックフェース6側から凹所14に配されることにより、その内周面11iが外向き面13aに嵌め込まれる。しかる後、錘部材11は、適宜の固着方法によって最終的に本体10に強固に固着される。この固着手段としては、例えば溶接、接着、かしめ及び/又はネジ止めなど種々の方法が採用でき、本実施形態では、より高い接合強度が得られる溶接が用いられる。また、溶接は、溶融金属が本体10と錘部材11との間の微小な隙間に流れることによって、両部材の隙間を閉塞し、見映えを向上するのにも役立つ。なお溶接は、例えばTIG溶接、プラズマ溶接又はレーザー溶接が好適であり、とりわけ、溶加材を用いるTIG溶接が前記隙間を効果的に埋めることが可能な点で特に望ましい。
なお溶接は、外部から視認される本体10と錘部材11との全ての境界部について行われるのが好ましい。また、フェース外周面Eの前側部分S1をなすフェース板部12の側面12bと、錘部材11の外周面11oとは、溶接後、研磨等によって容易に面一なフェース外周面Eに仕上げられる。
以上のようなクラブヘッド1は、錘部材11の内周面11iが、凹所14の外向き面13aに嵌め込まれることにより、該錘部材11と本体10とを確実に位置決めして仮組みできる。このため、本体10と錘部材11とを溶接する場合、両部材10及び11の位置ずれを抑制し、ひいては接合不良といった不良品の発生を低減しうる。従って、製造時の歩留まりが向上する。
ここで、図3に示されるように、錘部材11の内周面11iと外向き面13aとが実質的に嵌合している嵌め合い厚さTc(これは、フェース2と直角方向に測定される厚さであり、本実施形態では外向き面13aと同じ厚さと言える。)が小さすぎると、両部材の位置決めや位置合わせが不十分となりやすい。このような観点より、前記嵌め合い厚さTcは、好ましくは2.0mm以上、より好ましくは2.5mm以上、さらに好ましくは3.0mm以上が望ましい。他方、嵌め合い厚さTcが大きすぎても、嵌め合い作業を困難とするおそれがあるため、好ましくは15.0mm以下、より好ましくは13.0mm以下、さらに好ましくは11.0mm以下が望ましい。とりわけ、該嵌め合い厚さTcは、下方に向かって漸増するものが望ましい。
た、錘部材11の外周面11oは、トップ面3、ソール面4及びトウ面5を含む前記フェース外周面Eの実質的全域に亘ってその後側部分S2をなすように、露出して配置される。これにより、フェース中心からより遠く離れた位置に多くの重量が配分されるので、クラブヘッド1の慣性モーメントが増大し、ひいては打球の方向性が大幅に向上され得る。但し、錘部材11は必ずしもフェース外周面Eの全域に亘って設けられる必要はなく、その一部を構成していれば良い。
また、本実施形態のクラブヘッド1は、上述の構成を具えることにより、好ましくは2200g・cm2 以上、より好ましくは2250g・cm2 以上、さらに好ましくは2300g・cm2 以上の慣性モーメントを持つことができる。他方、大きすぎる慣性モーメントは、クラブヘッド1を過度に大型化したり又は過度に重量を増加させるおそれがあるので、好ましくは3300g・cm2 以下、より好ましくは3250g・cm2 以下、さらに好ましくは3200g・cm2 以下が望ましい。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明のクラブヘッド1は、種々の実施形態に変更して実施しうる。図9は、本体10に設けられる凸部13をキャビティCを有することなく隆起したブロック状とし、いわゆるマッスルバック構造とした場合を単に例示している。
表1の仕様に基づいて、ロフト角26度及びヘッド重量255gの5番アイアンヘッドが試作され、それらの慣性モーメント、打球の方向性、耐久性及び生産性がテストされた。本体には、ステンレス鋼(SUS304、比重7.9)の精密鋳造品が、また錘部材には、W−Fe−Ni合金(W:Fe:Ni=30:20:50(wt%)で比重10.0)の精密鋳造品が用いられ、実施例2及び比較例3を除いて、これらをTIG溶接により固着することにより、各クラブヘッドを製造した。代表的なクラブヘッドの仕様は次の通りである。
<実施例1〜2>
図1〜7に示される構造であり、実施例2では、錘部材が、圧入により、本体の外向き面に嵌合されることにより固着されている。
<比較例1>
図12に示したように、本体の背面を平坦としたものである。
<比較例2及び3>
図10に示されるように、錘部材11の外周面を、本体の凸部の内周面に嵌め込んだ構造である。比較例3では、錘部材が圧入により本体に固着されている。
<比較例4>
図11に示されるように、本体に一対の溝壁を有する環状の凹溝が設けられ、そこに錘部材11が嵌め込まれた後、溶接された構造である。
テスト方法は次の通りである。
<クラブヘッドの慣性モーメント>
ヘッド重心を通る垂直軸周りの慣性モーメントが測定された。数値が大きいほど良好である。
<打球の方向性>
先ず、各供試ヘッドに同一のFRP製のゴルフクラブシャフト(SRIスポーツ社製のMP−400)を装着してアイアン型ゴルフクラブが試作された。次に、上記各アイアン型ゴルフクラブを使用し、ゴルファ7名により3ピースゴルフボール(SRIスポーツ社製の「XXIO」(登録商標))を5球づつ打撃する実打テストが行われた。そして、落下後のボールの停止位置と目標飛球線とのずれ量(左右を問わずいずれも正とする。)を測定し、各テストクラブについて、ずれ量の平均値を求めた。評価は、実施例1を100とする指数とした。数値が大きいほどずれ量が大きく打球の方向性が悪いことを示す。
<耐久性>
上記ゴルフクラブをミヤマエ社製のスイングロボットに取り付け、ヘッドスピードが41m/sとなるように調節して上記ゴルフボールを各クラブで5000球づつ打撃する耐久テストが行われた。そして、100球打撃毎に、クラブヘッドの損傷具合を目視により観察し、損傷が発生した打球数を調べた。
<生産性>
各クラブヘッドをそれぞれ30個試作し、これらを肉眼で検査し、本体と錘部材との位置ずれ、接合部の隙間又は接合部の変形を有する不良品の個数を調べた。数値が小さいほど良好である。
テストの結果等は表1に示される。
Figure 0004256406
テストの結果、実施例のヘッドは、比較例に比べて、生産性を損ねることなく、大きな慣性モーメントを具え、良好な打球の方向性を発揮していることが確認できた。
本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッドの基準状態での正面図である。 その背面図である。 図1のA−A部拡大端面図である。 図2の斜視図である。 図4の分解図である。 図1の分解図である。 図2のB−B断面図である。 他の実施形態を示す図2のB−B位置の断面図である。 他の例を単に例示する分解斜視図である。 比較例のヘッドであり、(a)は背面図、(b)はその拡大端面図である。 比較例のヘッドであり、(a)は背面図、(b)はその拡大端面図である。 従来の技術を示し、(a)はアイアン型ゴルフクラブヘッドの分解斜視図、(b)はその断面図である。 従来の技術を示し、(a)はアイアン型ゴルフクラブヘッドの背面図、(b)はそのA−A断面図である。
符号の説明
1 アイアン型ゴルフクラブヘッド
1A フェース部
2 フェース
3 トップ面
4 ソール面
5 トウ面
6 バックフェース
10 本体
11 錘部材
11i 錘部材の内周面
11o 錘部材の外周面
11A トップ錘部
11B トウ錘部
11C ソール錘部
11D ヒール錘部
12 フェース板部
12a フェース板部の前面
12b フェース板部の側面
12c フェース板部の後面
13 凸部
13a 外向き面
14 凹所
E フェース外周面
S1 フェース外周面の前側部分
S2 フェース外周面の後側部分
C キャビティ
K コーナ部

Claims (6)

  1. ボールを打球するフェース、該フェースの上縁に連なりかつヘッド上面をなすトップ面、前記フェースの下縁に連なりかつヘッド底面をなすソール面、該ソール面と前記トップ面との間をトウ側で継ぐトウ面及びバックフェースで区画されるフェース部を有するアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェース部は、前側に前記フェースが形成された本体と、そのバックフェース側の周縁部に沿って環状にのびフェース外周面に実質的全域に亘って露出されるとともに該本体に固着されしかも比重が前記本体よりも大きい錘部材とを含み、
    前記本体には、前記錘部材がバックフェース側から嵌め込まれる環状の凹所が設けられ、しかも該凹所は、前記錘部材の内周面と嵌まり合う外向き面を具え、
    かつ前記本体は、フェース部の外周面の前側部分を形成するフェース板部と、このフェース板部の後面かつ前記前側部分よりもフェース中心側の位置でバックフェース側に突出して環状にのび前記外向き面で囲まれる凸部とを含むとともに
    前記フェース板部は、凸部で囲まれた中央部分と、凸部の外側部分をなす周縁部分とにおいて、フェース板部の前記中央部分の厚さt1を、その周縁部分の厚さよりも小、かつ1.5mm以上、3.8mm以下とするとともに
    フェース板部の前記周縁部分において、凸部よりもトップ面側にある上部分の厚さt2を、凸部よりもソール面側にある下部分の厚さt3よりも小とし、かつ前記厚さt3及びt2の比(t3/t2)を1.1以上、2.0以下としたことを特徴とするアイアンゴルフクラブヘッド。
  2. 記凹所は、前記外向き面と前記フェース板部の後面とが交わるコーナ部により形成されしかも外向き面のフェース外周面側が開放されている請求項1記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  3. 前記錘部材は、前記フェース外周面の前側部分に連なって前記フェース外周面の後側部分を形成する外周面を具える請求項2記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  4. 前記フェース部は、バックフェースに、フェース側に向かって窪まされたキャビティが設けられ、かつ、前記凸部は、前記キャビティを囲んで環状にのびるリブからなる請求項2又は3に記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  5. 前記錘部材は、前記ソール面に沿ってトウ・ヒール方向にのびるソール錘部を有し、
    該ソール錘部は、その垂直方向の高さが、中央部分からトウ側及びヒール側に向かって漸減する請求項1乃至4のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  6. 前記錘部材は、外部から視認しうる前記本体との境界部が溶接により固着されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のアイアン型ゴルフクラブヘッド。
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