JP2001161870A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

ゴルフクラブヘッド

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JP2001161870A
JP2001161870A JP35165199A JP35165199A JP2001161870A JP 2001161870 A JP2001161870 A JP 2001161870A JP 35165199 A JP35165199 A JP 35165199A JP 35165199 A JP35165199 A JP 35165199A JP 2001161870 A JP2001161870 A JP 2001161870A
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JP
Japan
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golf club
head
club head
specific gravity
back face
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JP35165199A
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English (en)
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Kiyotaka Chazono
清隆 茶園
Isamu Toshinari
勇 俊成
Toshiyuki Nagasaki
俊幸 長崎
Takayuki Mine
隆行 峰
Kenji Kanekawa
憲二 金川
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Mizuno Corp
Chuo Industries Ltd
Original Assignee
Mizuno Corp
Chuo Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ゴルフクラブヘッドに
関するものであり、軟鉄鍛造のゴルフクラブヘッドにチ
タンとタングステンを複合することにより、従来の軟鉄
鍛造のゴルフクラブヘッド単材では出来なかったしっか
りした打球感を保ちながら低重心化や、スイートエリア
の拡大や重心まわりの慣性楕円体の慣性主軸の方向を望
ましい方向に設計する等の性能面を重視した設計自由度
の大きなゴルフクラブヘッドに関するものである。 【解決手段】 本発明の実施例について説明す
れば、ヘッド本体1Aのバックフェース部2に凹部2A
を形成し、該凹部2Aの周縁に周縁重量部3を形成した
キャビティバックタイプのゴルフクラブヘッド1であっ
て、前記バックフェース部2の凹部2Aの一部にヘッド
本体1Aを構成する金属よりも比重の小さいバックフェ
ース部材4を嵌合装着すると共に、前記周縁重量部3の
トウ部5乃至はソール部6のいずれか一方乃至は両方の
部位にヘッド本体を構成する金属よりも比重の大きい錘
部材7を装着したことを特徴とするゴルフクラブヘッド
1であります。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴルフクラブヘッ
ドに関するものであり、軟鉄鍛造のゴルフクラブヘッド
にチタンとタングステンを複合することにより、従来の
軟鉄鍛造のゴルフクラブヘッド単材では出来なかったし
っかりした打球感を保ちながら低重心化や、スイートエ
リアの拡大や重心まわりの慣性楕円体の慣性主軸の方向
を望ましい方向に設計する等の性能面を重視した設計自
由度の大きなゴルフクラブヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ゴルフクラブにおいては、例
えば、軟鉄製のキャビティタイプの鍛造ゴルフクラブヘ
ッドにおいて、バックフェース部に形成したキャビティ
の凹部内にチタン素材からなるバックフェース部材を複
合し、キャビティの凹部全体を埋設してしまったもの
や、チタン製ゴルフクラブヘッドのソール部にタングス
テンを複合したものが既に公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】軟鉄製のキャビティタ
イプの鍛造ヘッドのキャビティの凹部内にチタン素材か
らなるバックフェース部材を埋設複合しただけのもの
は、打球感は改善されるが、キャビティ内にチタンを埋
設複合しただけでは、慣性主軸等の重心周りの性能は単
体の軟鉄製鍛造ヘッドと同程度の効果しか発揮すること
が出来なかった。
【0004】チタン製ゴルフクラブヘッドのソール部に
タングステンを複合したものは、重心周りの性能は自由
度が大きくなり性能的に優れたものは作りやすいが、そ
の分軟鉄で作ったような打球感は得られにくいと言った
改善点を有していた。一般的には、ゴルファーの上級者
を満足させる打球感のものを得るには、軟鉄の鍛造製法
のゴルフクラブヘッドが一番良いと言うことは、ゴルフ
業界では周知のこである。通常は打球感だけを考えれば
一般的にプレーンバックと呼ばれる形状のほうが、キャ
ビティバックと呼ばれる形状よりも良いとされている。
しかし昨今では、多少打球感を犠牲にしてでも、いわゆ
るスイートエリアを大きくしたキャビティバックという
形状が一般的になってきている。ただキャビティバック
は打球部のフェース肉厚がプレーンバックに比べて薄く
なっているのが一般的なため、打球感がプレーンバック
に比べて悪いのが多い。また、軟鉄単体のキャビティバ
ック形状の中の打球部の近傍の肉厚を増やしたものもあ
るが、これでも打球感は良くなりスイートエリアも大き
くなる傾向にあるが、設計自由度という面では小さく、
性能的にスイートエリア以外の重心高さや慣性主軸の傾
きを調整するほどの自由度は残されていない。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
し、打球時にしっかりとした打球感を残しながら、慣性
主軸等の重心周りの性能における設計自由度が大きいゴ
ルフクラブに関する発明をするに至った。即ち、本発明
に係るゴルフクラブの一例としては、軟鉄製の鍛造キャ
ビティバックタイプのゴルフクラブヘッドのキャビティ
内の打点付近の裏側に、チタンあるいはチタン合金製の
バックフェース部材を複合したり、軟鉄鍛造ゴルフクラ
ブヘッドのフェース部材に、チタンあるいはチタン合金
製のフェース部材を複合したり、従来のヘッド本体を総
て軟鉄で作ったヘッドに対してチタンに置き換わったバ
ックフェース部材やフェース部材によって軽くなった重
量分を、タングステンやタングステン合金の材料を用い
ることにより性能設計を行なうというものである。これ
により、実質打点部分の肉厚は厚いものと同等の打球感
が得られ、なおかつタングステンを任意の部分に複合す
ることにより、たとえば低重心化を指向することができ
るし、慣性主軸の傾きを調整することも可能になる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
すれば、即ち、請求項1に記載の発明としては、ゴルフ
クラブにおいてヘッド本体と該ヘッド本体を構成する素
材より比重の軽い素材及びヘッド本体よりも比重の重い
素材の少なくとも3種類以上の素材から構成されるゴル
フクラブヘッドである。
【0007】又、請求項2に記載の発明としては、前記
ゴルフクラブにおいてヘッド本体がステンレス鋼以外の
軟鉄であり、ヘッド本体を構成する素材より比重の軽い
素材としては、チタン、チタン合金、アルミニューム、
アルミニューム合金、マグネシューム、マグネシューム
合金、ヘッド本体を構成する素材より比重の重い素材と
しては、タングステン、タングステン合金、コバルト、
コバルト合金、銅、銅合金、黄銅、ベリリウム銅合金、
鉛等の内、これら比重の異なる金属素材から各々少なく
ても1種類以上選択された素材から構成されることを特
徴とするゴルフクラブヘッドであります。
【0008】又、請求項3に記載の発明としては、ヘッ
ド本体のバックフェース部に凹部を形成し、該凹部の周
縁に周縁重量部を形成したキャビティバックタイプのゴ
ルフクラブヘッドであって、前記バックフェース部の凹
部の一部にヘッド本体を構成する金属よりも比重の小さ
いバックフェース部材を嵌合装着すると共に、前記周縁
重量部のトウ部乃至はソール部のいずれか一方乃至は両
方の部位にヘッド本体を構成する金属よりも比重の大き
い錘部材を装着したことを特徴とするゴルフクラブヘッ
ドであります。
【0009】更に、請求項4に記載の発明としては、ヘ
ッド本体のフェース部に凹部を形成し、該凹部にフェー
ス部材を嵌合したゴルフクラブヘッドであって、前記フ
ェース部の凹部にヘッド本体を構成する金属よりも比重
の小さいフェース部材を嵌合装着すると共に、前記ヘッ
ド本体のトウ部乃至はソール部のいずれか一方乃至は両
方の部位にヘッド本体を構成する金属よりも比重の大き
い錘部材を装着したことを特徴とするゴルフクラブヘッ
ドであります。
【0010】又、請求項5に記載の発明としては、ヘッ
ド本体のバックフェース部に凹部を形成し、該凹部の周
縁に周縁重量部を形成したキャビティバックタイプのゴ
ルフクラブヘッドであって、前記バックフェース部の凹
部中央部にヘッド本体を構成する金属と同一の素材でバ
ックフェース部を構成し、且つヘッド本体のトップエッ
ジ部にヘッド本体を構成する金属よりも比重の小さいト
ップエッジ部材を嵌合装着すると共に、前記周縁重量部
のトウ部乃至はソール部のいずれか一方乃至は両方の部
位にヘッド本体を構成する金属よりも比重の大きい錘部
材を装着したことを特徴とするゴルフクラブヘッドであ
ります。
【0011】又、請求項6に記載の発明としては、ヘッ
ド本体のバックフェース部の肉厚を薄く形成したプレー
ンタイプのゴルフクラブヘッドであって、前記バックフ
ェース部の中央部にヘッド本体を構成する金属よりも比
重の小さいバックフェース部を嵌合装着すると共に、ヘ
ッド本体のトウ部乃至はソール部のいずれか一方乃至は
両方の部位にヘッド本体を構成する金属よりも比重の大
きい錘部材を装着したことを特徴とするゴルフクラブヘ
ッドであります。
【0012】次に、請求項7に記載の発明としては、前
記ゴルフクラブにおいてヘッド本体が軟鉄、バックフェ
ース部材がチタン乃至チタン合金、錘部材がタングステ
ン乃至タングステン合金の素材からなることを特徴とす
るゴルフクラブヘッドであります。
【0013】又、請求項8に記載の発明としては、前記
ゴルフクラブにおいてヘッド本体を構成する軟鉄は、比
重が7.6から8.0の範囲で、クロム含有量が0%〜
10%以下の鉄を主成分とする鉄鋼材から構成されてい
ることを特徴とするゴルフクラブヘッドであります。
【0014】その他、請求項9に記載の発明としては、
前記ゴルフクラブにおいて、ヘッド本体を構成する軟鉄
は、炭素含有量が0.15%〜0.45%の炭素鋼:J
IS規格のS15C〜S45Cに該当する鉄鋼材から構
成されていることを特徴とするゴルフクラブヘッドであ
ります。
【0015】又、請求項10に記載の発明としては、前
記ゴルフクラブヘッドにおいて、錘部材のタングステン
又はタングステン合金は、比重が12以上である素材か
ら構成されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド
であります。
【0016】更に、請求項11に記載の発明としては、
前記ゴルフクラブヘッドにおいて、ヘッド本体は鍛造製
法により成形されていることを特徴とするゴルフクラブ
ヘッドであります。
【0017】又、請求項12に記載の発明としては、前
記ゴルフクラブヘッドにおいて、ヘッド本体とバックフ
ェース部材とは鍛造製法により嵌合一体化されているこ
とを特徴とするゴルフクラブヘッドであります。
【0018】なお、一般的に、軟鉄はステンレスと呼ば
れる材料以外の鉄鋼材で、できれば0.15C〜0.4
5C程度あるいはそれに近い組成の炭素鋼が望ましい。
硬度や弾性率、伸びが適度であり、打球感がいいととも
に加工性もよい。チタンは純Tiあるいはチタン合金、
タングステンあるいはタングステン合金は比重が12以
上のものが性能を調整するのに行ないやすい。
【0019】特にタングステンは、ソール部あるいはソ
ール近傍に複合するのが望ましいが、重心回りの慣性楕
円体の慣性主軸のうちヒールからトウに向かって存在す
る軸を水平よりもトウ上がり方向にするためには、複合
個所をソールのヒール寄りに配置させるか、あるいはソ
ールのヒール寄りとトウ側の上部に複合すれば通常のク
ラブに比べて上記の軸をよりトウ上がりにすることが出
来る。また、複合化する場合は、あらかじめチタンのバ
ー形状と、複合させたいタングステンの形状を作ってお
き、軟鉄の本体を鍛造するときに一体に複合させると強
固な結合力を得られることができる。
【0020】
【実施例】本発明の実施例について説明すれば、即ち、
図1乃至図3に示すように、ヘッド本体1Aのバックフ
ェース部2に凹部2Aを形成し、該凹部2Aの周縁に周
縁重量部3を形成したキャビティバックタイプのゴルフ
クラブヘッド1であって、前記バックフェース部2の凹
部2Aの一部にヘッド本体1Aを構成する金属よりも比
重の小さいバックフェース部材4を嵌合装着すると共
に、前記周縁重量部3のトウ部5乃至はソール部6のい
ずれか一方乃至は両方の部位にヘッド本体を構成する金
属よりも比重の大きい錘部材7を装着したことを特徴と
するゴルフクラブヘッド1であります。
【0021】この様な構成にすることにより、軟鉄製の
ゴルフクラブヘッドに係らず補強的に配置されたバック
フェース部材により、従来の軟鉄製のゴルフクラブヘッ
ド、特にキャビティバックタイプのゴルフクラブヘッド
と比較した場合に、安定したしっかり感の打球感得られ
るものである。
【0022】本発明のその他実施例について説明すれ
ば、即ち、図4乃至図5に示すようにヘッド本体1Aの
フェース部8に凹部8Aを形成し、該凹部8Aにフェー
ス部材9を嵌合したゴルフクラブヘッド1であって、前
記フェース部8の凹部8Aにヘッド本体1Aを構成する
金属よりも比重の小さいフェース部材9を嵌合装着する
と共に、前記ヘッド本体1Aのトウ部5乃至はソール部
6のいずれか一方乃至は両方の部位にヘッド本体1Aを
構成する金属よりも比重の大きい錘部材7を装着したこ
とを特徴とするゴルフクラブヘッドであります。
【0023】この様な構成にすることにより、軟鉄製の
ゴルフクラブヘッドに係らず補強的に配置されたチタン
乃至はチタン合金製のフェース部材8Aにより、従来の
軟鉄製のゴルフクラブヘッドにはない打球時のソフト感
とヘッド本体1Aのトウ部5乃至はソール部6のいずれ
か一方乃至は両方の部位にヘッド本体1Aを構成する金
属よりも比重の大きい錘部材7を装着したことにより、
従来のフェース部材嵌合タイプのゴルフクラブヘッドよ
りもヘッド本体ヘのバランスが安定したしっかり感の打
球感得られるゴルフクラブヘッドとなるものである。
【0024】又、本発明のその他実施例について説明す
れば、即ち、図6乃至図7に示すように、ヘッド本体1
Aのバックフェース部2に凹部2Aを形成し、該凹部2
Aの周縁に周縁重量部3を形成したキャビティバックタ
イプのゴルフクラブヘッド1であって、前記バックフェ
ース部2の凹部中央部2Bにヘッド本体1Aを構成する
金属と同一の素材でバックフェース部1Bを構成し、且
つヘッド本体1Aのトップエッジ部10にヘッド本体1
Aを構成する金属よりも比重の小さいトップエッジ部材
11を嵌合装着すると共に、前記周縁重量部3のトウ部
5乃至はソール部6のいずれか一方乃至は両方の部位に
ヘッド本体1Aを構成する金属よりも比重の大きい錘部
材7を装着したことを特徴とするゴルフクラブヘッド1
であります。
【0025】この様な構成にすることにより、比重の小
さいトップエッジ部材11を嵌合装着したことにより、
ヘッド本体の重心位置を低重心化出来るため、初心者の
ゴルファーにも打球が上がりやすく、従来の軟鉄製のゴ
ルフクラブヘッドにはない安定した飛距離が得られるも
のである。
【0026】又、本発明のその他実施例について説明す
れば、即ち、図8に示すように、ヘッド本体1Aのバッ
クフェース部2の肉厚を薄く形成したプレーンタイプの
ゴルフクラブヘッド1であって、前記バックフェース部
2の中央部2Cにヘッド本体1Aを構成する金属よりも
比重の小さいバックフェース部4を嵌合装着すると共
に、ヘッド本体1Aのトウ部5乃至はソール部6のいず
れか一方乃至は両方の部位にヘッド本体1Aを構成する
金属よりも比重の大きい錘部材7を装着したことを特徴
とするゴルフクラブヘッドであります。
【0027】この様な構成にすることにより、キャビテ
ィバックタイプのゴルフクラブヘッドをあまり好まない
上級者のゴルファーにとってプレーンタイプのゴルフク
ラブヘッド1であり、且つ軟鉄製のゴルフクラブヘッド
に係らず補強的に配置されたバックフェース部材によ
り、従来の軟鉄製のゴルフクラブヘッドにはない安定し
たしっかり感の打球感得られるものである。
【0028】プレーンタイプのゴルフクラブヘッド1で
あってなお、本発明に係るトウ部5乃至はソール部6の
いずれか一方乃至は両方の部位にヘッド本体1Aを構成
する金属よりも比重の大きい錘部材7を装着する方法と
しては、図9乃至図12に示すように、各種の形態が選
択可能である。
【0029】即ち、図9に示すようにソール部6に略全
面に配置することにより、より低重心化が可能となり、
打球が上がりやすく飛距離も稼げるゴルフクラブヘッド
が供給出来るものである。
【0030】又、図10乃至図11に示すように、ソー
ル部6のヒール部12よりに配置したり、トウ部5の上
端部に配置することにより、ヘッド本体の慣性主軸の傾
きをトウ部上がりに設定することが出来るものである。
【0031】又、図12至図13にすように、ソール部
6のトウ部5寄りやトウ部5の上端部に配置することに
より、ヘッド本体の慣性主軸の傾きを更にトウ部上がり
に出来るものである。
【0032】なお、本発明においては、ヘッド本体1A
のバックフェース部に嵌合装着するバックフェース部材
4の形状を台形形状としたが、該バックフェース部材4
の上辺と底辺を結ぶ左右の斜辺の傾きに関し、バックフ
ェース部2から見て左斜辺の角度をソール面に対して4
0度から50度の範囲、好ましくは40度から45度に
することにより、ゴルフクラブヘッド自体の慣性主軸の
傾きをゴルファーの打点分布軸に近似さす作用を生じる
ものである。
【0033】
【発明の効果】本発明に係るゴルフクラブヘッドにおい
ては、軟鉄鍛造のゴルフクラブヘッドにチタンとタング
ステンを複合することにより、従来の軟鉄鍛造のキャビ
ティバックタイプのゴルフクラブヘッド単材では出来な
かったしっかりした打球感を保ちながら重心まわりの慣
性楕円体の慣性主軸の方向を望ましい方向に設計するこ
とにより、性能面を重視した設計自由度の大きなゴルフ
クラブヘッドに関するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るゴルフクラブヘッドのフ
ェース部側を示す斜視図。
【図2】図2は、本発明に係るゴルフクラブヘッドのバ
ックフェース部側を示す斜視図。
【図3】図3は、本発明に係るゴルフクラブヘッドのソ
ール部側を示す斜視図。
【図4】図4は、本発明に係る他の実施例のゴルフクラ
ブヘッドのフェース部側を示す斜視図。
【図5】図5は、本発明に係る図4のゴルフクラブヘッ
ドの組み付け状況を示す斜視図。
【図6】図6は、本発明に係る他の実施例のゴルフクラ
ブヘッドのフェース部側を示す斜視図。
【図7】図7は、本発明に係る図6のゴルフクラブヘッ
ドのバックフェース部側を示す斜視図。
【図8】図8は、本発明に係る他の実施例のゴルフクラ
ブヘッドのバックフェース部側を示す斜視図。
【図9】図9は、本発明に係る他の実施例のゴルフクラ
ブヘッドのソール部側を示す斜視図。
【図10】図10は、本発明に係る他の実施例のゴルフ
クラブヘッドのソール部側を示す斜視図。
【図11】図11は、本発明に係る他の実施例のゴルフ
クラブヘッドのソール部側を示す斜視図。
【図12】図12は、本発明に係る他の実施例のゴルフ
クラブヘッドのソール部側を示す斜視図。
【図13】図13は、本発明に係る他の実施例のゴルフ
クラブヘッドのソール部側を示す斜視図。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド 1A ヘッド本体 2 バックフェース部 2A 凹部 2B 凹部中央部 2C 中央部 3 周縁重量部 4 バックフェース部材 5 トウ部 6 ソール部 7 錘部材 8 フェース部 8A 凹部 9 フェース部材 10 トップエッジ部 11 トップエッジ部材 12 ヒール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長崎 俊幸 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目12番35 号 美津濃株式会社内 (72)発明者 峰 隆行 岐阜県養老郡養老町高田3877−8 美津濃 株式会社養老工場内 (72)発明者 金川 憲二 広島県東広島市西条町大字吉行1番地58 中央工業株式会社内 Fターム(参考) 2C002 AA03 CH01 CH03 LL01 MM04 MM07 PP02

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴルフクラブにおいてヘッド本体と該ヘ
    ッド本体を構成する素材より比重の軽い素材及びヘッド
    本体よりも比重の重い素材の少なくとも3種類以上の素
    材から構成されるゴルフクラブヘッド。
  2. 【請求項2】 前記ゴルフクラブにおいてヘッド本体が
    ステンレス鋼以外の軟鉄であり、ヘッド本体を構成する
    素材より比重の軽い素材としては、チタン、チタン合
    金、アルミニューム、アルミニューム合金、マグネシュ
    ーム、マグネシューム合金、ヘッド本体を構成する素材
    より比重の重い素材としては、タングステン、タングス
    テン合金、コバルト、コバルト合金、銅、銅合金、黄
    銅、ベリリウム銅合金、鉛等の内、これら比重の異なる
    金属素材から各々少なくても1種類以上選択された素材
    から構成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフ
    クラブヘッド。
  3. 【請求項3】 ヘッド本体のバックフェース部に凹部を
    形成し、該凹部の周縁に周縁重量部を形成したキャビテ
    ィタイプのゴルフクラブヘッドであって、前記バックフ
    ェース部の凹部の一部にヘッド本体を構成する金属より
    も比重の小さいバックフェース部材を嵌合装着すると共
    に、前記周縁重量部のトウ部乃至はソール部のいずれか
    一方乃至は両方の部位にヘッド本体を構成する金属より
    も比重の大きい錘部材を装着したことを特徴とする請求
    項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 【請求項4】 ヘッド本体のフェース部に凹部を形成
    し、該凹部にフェース部材を嵌合したゴルフクラブヘッ
    ドであって、前記フェース部の凹部にヘッド本体を構成
    する金属よりも比重の小さいフェース部材を嵌合装着す
    ると共に、前記ヘッド本体のトウ部乃至はソール部のい
    ずれか一方乃至は両方の部位にヘッド本体を構成する金
    属よりも比重の大きい錘部材を装着したことを特徴とす
    る請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 【請求項5】 ヘッド本体のバックフェース部に凹部を
    形成し、該凹部の周縁に周縁重量部を形成したキャビテ
    ィタイプのゴルフクラブヘッドであって、前記バックフ
    ェース部の凹部中央部にヘッド本体を構成する金属と同
    一の素材でバックフェース部を構成し、且つヘッド本体
    のトップエッジ部にヘッド本体を構成する金属よりも比
    重の小さいトップエッジ部材を嵌合装着すると共に、前
    記周縁重量部のトウ部乃至はソール部のいずれか一方乃
    至は両方の部位にヘッド本体を構成する金属よりも比重
    の大きい錘部材を装着したことを特徴とする請求項1又
    は2記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 【請求項6】 ヘッド本体のバックフェース部の肉厚を
    薄く形成したプレーンタイプのゴルフクラブヘッドであ
    って、前記バックフェース部の中央部にヘッド本体を構
    成する金属よりも比重の小さいバックフェース部を嵌合
    装着すると共に、ヘッド本体のトウ部乃至はソール部の
    いずれか一方乃至は両方の部位にヘッド本体を構成する
    金属よりも比重の大きい錘部材を装着したことを特徴と
    する請求項1又は2記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 【請求項7】 前記ゴルフクラブにおいてヘッド本体が
    軟鉄、バックフェース部材がチタン乃至チタン合金、錘
    部材がタングステン乃至タングステン合金の素材からな
    ることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、又は6
    記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 【請求項8】 前記ゴルフクラブにおいてヘッド本体を
    構成する軟鉄は、比重が7.6から8.0の範囲で、ク
    ロム含有量が0%〜10%以下の鉄を主成分とする鉄鋼
    材から構成されていることを特徴とする請求項1、2、
    3、4、5、6、又は7記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 【請求項9】 前記ゴルフクラブにおいて、ヘッド本体
    を構成する軟鉄は、炭素含有量が0.15%〜0.45
    %の炭素鋼:JIS規格のS15C〜S45Cに該当す
    る鉄鋼材から構成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、又は8記載のアイアンク
    ラブヘッド。
  10. 【請求項10】 前記ゴルフクラブヘッドにおいて、錘
    部材のタングステン又はタングステン合金は、比重が1
    2以上である素材から構成されていることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、又は9記載の
    ゴルフクラブヘッド。
  11. 【請求項11】 前記ゴルフクラブヘッドにおいて、ヘ
    ッド本体は鍛造製法により成形されていることを特徴と
    する請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は
    10記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 【請求項12】 前記ゴルフクラブヘッドにおいて、ヘ
    ッド本体とバックフェース部材とは鍛造製法により嵌合
    一体化されていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、又は11記載のゴルフ
    クラブヘッド。
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