JP2006191949A - ゴルフパターヘッド及びこれを備えたゴルフパター - Google Patents

ゴルフパターヘッド及びこれを備えたゴルフパター Download PDF

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Abstract

【課題】ボールの方向性を良くすると共にインパクト時の衝撃を吸収し、打球感を良くすることのできるゴルフパターヘッドを提供する。
【解決手段】ヘッド本体2の下面に凹部3が設けられている。この凹部3の底部3aに小凹部4が形成され、この小凹部4内に重量部材5が設けられている。この重量部材5の重心位置G2がヘッド全体の重心位置G1よりも後方側とされている。
【選択図】 図2

Description

この発明は、ゴルフパターヘッド及びこれを備えたゴルフパターに関するものである。
ゴルフパターヘッドに求められる性能としては、ストロークの安定性、打球の方向性、インパクト時における打球感の良さ、打点がフェースセンターからズレた場合のヘッドのぶれにくさ、伸びのあるボールの転がり等が挙げられる。そして近年において、ストロークの安定性、打球の方向性を向上させるべく、ヘッドの慣性モーメントを大きくするようヘッドの大型化が行われており、例えばマレット型のヘッドが多用されている。
また従来において、ヘッドの一部に凹凸部を形成したり、ヘッドの外周部に重量部材を設けたヘッドが存在するが、凹凸部はデザイン的なもの(外観を良くするためのもの)であり、重量部材を設けるのはヘッドの左右方向における慣性モーメントを大きくしてストロークを安定させ、打球の方向性をさらに良くするためである。
そして、この慣性モーメントを大きくさせているパターヘッドとして、例えばヘッドの後部に重量部材(ウエイト)を有するものがある(特許文献1参照)。
なお、ヘッドの左右方向における慣性モーメントとは、ヘッドを所定のライ角及びロフト角(リアルロフト角)で水平面上に載置した基準状態(以下、単に基準状態ともいう)において、ヘッド重心を通る鉛直方向の軸回りの慣性モーメントのことであり、以下、単に慣性モーメントともいう。ただし、ヘッドに所定のライ角又はロフト角が明示されていない場合には、パターヘッドの通常のライ角(70度〜72度)およびロフト角(0度〜6度)を所定のライ角やロフト角としうる。
特開2004−290565号公報(図4、図5)
従来の大型化されたパターヘッドでは打球の方向性は改善されるが、ヘッドの剛性が高くなり、インパクト時の打球感、衝撃吸収性が悪いという問題点を有している。パターヘッドに求められる性能のうち、ボールの転がり、つまりこのボールの転がりと密接な関係を有する打球感が特に重要であるにもかかわらず、従来ではこの打球感を改善させるのに効果的な構成はない。
具体的には、従来のパターヘッドは、単一の金属部材のみで製造されたもの、金属部材に樹脂又はゴム等の非金属部材を複合させて製造されたもの、および全てが樹脂等の非金属部材で製造されたものに大別される。単一の金属部材からなるヘッドは剛性が高く、打球時の衝撃を吸収する構成ではないため打球感が悪い。金属部材に樹脂を配したヘッドは打球感が柔らかくなり手に伝わる衝撃は少ないものの、インパクトの強弱やストロークの大小による打球感の違いがあまり感じ取れないため、ボールの距離感をつかむことが非常に難しい。また、樹脂等の非金属部材によるヘッドはこの距離感をつかむのがさらに困難である。
また、特許文献1の図4に記載されているゴルフパターヘッドは、金属製のヘッド本体に樹脂部を介してウエイト部が設けられた構成であり、前記のとおり、金属部材に樹脂を配したヘッドである。これはインパクトの強弱やストロークの大小による打球感の違いがあまり感じ取れないため、ボールの距離感をつかむことが非常に難しいという問題点を有している。さらに、特許文献2の図5に記載されているパターヘッドは、ヘッド本体の後部のウエイト部がフェース側部と同一の素材で一体的に構成されている。従って、このウエイト部はヘッドの重心位置を後方側に移動させる作用に乏しい。つまり、ヘッド本体よりも比重が大きい別のウエイト部(重量部材)をヘッド本体の後部に設ける構成ではないため、ヘッド全体の重心深度を効果的に深くさせることができない。
さらに、特許文献1の図4と図5に記載されているパターヘッドは、フェース・バック方向のヘッド中心線を含む中央の領域に上下方向に貫通する大きな空洞部を有しているため、ストローク及びヘッドの安定性を向上させるという大型(マレット型)のヘッドが有する利点が得られないという問題点を有している。さらに、この貫通状の空洞部によりヘッド本体の上部に肉部が存在しておらず、またヘッド本体のトウ側とヒール側の下部に存在する部分により、ヘッド全体の上下方向の重心位置が低くなる。これにより、ボールに対するスピン性能が低下し、ボールの転がりが悪いという問題点を有している。
そこで、本発明者は、単にヘッド重量を重くしたり、単に慣性モーメントを大きくするという技術思想のみならず、従来とは全く異なる技術思想に基づいて、ヘッドの振動を効果的に吸収しうることを見いだし、本発明に至った。
本発明は、打球の方向性を良くすると共にインパクト時の衝撃、振動を吸収し、打球感を良くし、ボールの転がりを良くすることのできるゴルフパターヘッド及びこれを用いたゴルフパターを提供することを目的としている。
本発明のゴルフパターヘッドは、ヘッド本体の下面に凹部が設けられ、この凹部の底部に小凹部が形成され、この小凹部内に重量部材が設けられ、この重量部材の重心位置がヘッド全体の重心位置よりも後方側とされていることを特徴としている。
この場合、ヘッド本体の下面に凹部が設けられ、この凹部内に形成した小凹部に別部材である重量部材を設けていることにより、ヘッド本体の前後左右の各部位が異なる振動特性を有するものとなり、振動吸収性を高めることができる。さらに、重量部材の重心位置がヘッド全体の重心位置よりも後方側とされており、重量部材をヘッド本体と別部材でかつヘッド本体よりも比重が大きいものとすることができ、ヘッド全体の重心位置を効果的に後方へ移動させることができる。従って、重心深度を深くすることができ、打球の方向性がさらに向上する。また、慣性モーメントが大きくなり打球の方向性を向上させることができる。
また、ヘッド本体とは別部材とされた重量部材をヘッド本体の下面に設けると、その重量部材の周縁部等に土や草等の異物が詰まるおそれがある。しかし、本発明では凹部の底部に形成した小凹部内に重量部材を設けていることから、重量部材はグリーン(地面)から離れるため異物が詰まりにくい。さらに、凹部はヘッド本体の上面ではなく下面に形成されているため、凹部に雨水や土等が滞留することがない。また、大型ヘッドとしても、ヘッド本体の下面に凹部が形成されることにより、接地面積が減少してスイングの際の接地抵抗が小さくなり、スムーズなパタースイングが可能となる。これにより、打球の方向性及び距離感をさらに向上させることができる。
また、前記ヘッド本体において前記凹部のトウ側部とヒール側部とに夫々上下方向の貫通孔が形成されている構成としてもよい。
この場合、振動吸収性をさらに高めることができる。つまり、ヘッド本体のトウ・ヒール方向の中央部とその両側部とで異なる振動特性を有するものとなり、打球時の衝撃による振動を吸収、分散させることができる。
なお、本発明において、トウ・ヒール方向とは、上述した基準状態においてヘッドのフェース面に平行で且つ水平面に平行な方向であり、トウ側及びヒール側はこのトウ・ヒール方向を基準に判断する。また、上下方向とは、上述した基準状態において水平面に垂直な方向、即ち鉛直方向とする。更に、フェース・バック方向とは、上記トウ・ヒール方向に垂直で且つ上記上下方向に垂直な方向とする。
また、ヘッド全体の重心位置は、シャフトを除いた状態でかつヘッド本体と重量部材とから得られる重心の位置であり、また、本発明のゴルフパターヘッドにおいて前方とは前記フェース・バック方向におけるフェース面側であり、後方はその反対のバック側である。
また、上記ゴルフパターヘッドにおいて、前記トウ側部の貫通孔と前記ヒール側部の貫通孔との間に前記重量部材が配置されている構成としてもよい。
この場合、ヘッド全体における重心位置を適切な位置とさせると共に、振動吸収性をさらに高めることができる。
本発明によれば、振動吸収性を高め、手に伝わる振動を抑え、打球感を良くすることができる。さらに、打球感が良くなることにより、インパクトの強弱やスイングの際のストロークの大小による打球感の違いをゴルファーに明確に感じ取らせることが可能となり、ボールの距離感をつかむことが容易となる。さらに、打球の方向性を良くすることができる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態であるゴルフパターヘッド1(以下、単にヘッド1ともいう)を示す図であり、図1(a)はヘッドを上方から見た平面図、図1(b)は下方から見た底面図であり、図2(a)はヘッドのトウ・ヒール方向から見た断面図、図2(b)はヘッドのフェース・バック方向から見た断面図である。
このヘッド1はヘッド本体2を備えており、ヘッド本体2は、打球時にボールと接触するフェース面6と、このフェース面6の上縁からヘッド1のバック側に延びヘッド1の上面を構成するクラウン面8と、フェース面6の下縁からヘッド1のバック側に延びヘッド1の下面を構成するソール面7とを有している。
また、ヘッド1はホーゼル部分を有しておらず、ヘッド本体2のフェース側でかつヒール側の部位に、図示しないシャフトを挿入して固定させるためのシャフト穴10が設けられている。
ヘッド本体2の上方からの投影による輪郭形状は、鉛直面状(ほぼ鉛直面)のフェース面6で直線とされている以外は、トウ側、バック側、ヒール側で滑らかに連続する弧状とされ、全体としては、ほぼ半楕円形となる。
そして、ヘッド本体2の下面(ソール面7)に凹部3が形成されている。凹部3はヘッド本体2に、トウ・ヒール方向の中央でかつフェース・バック方向の後方側(バック側)に形成されている。つまり、ヘッド本体2の下面において、前方側(フェース側)と両側(トウ側とヒール側)とは滑らかな同一の面(ソール面)を形成しており、凹部3の底壁面が、この滑らかな同一の面から上方へ凹んだ面となる。
また、凹部3は、フェース・バック方向のフェース側の前壁部3cと、トウ・ヒール方向にほぼ対向する一対の側壁部3bと、底部3aとを構成しており、この凹部3はヘッド本体2の下方のみならずバック側にも開口している。なお、図示しないが凹部3がフェース・バック方向のバック側の後壁部を構成してもよい。
前壁部3cの壁面は傾斜面とされており、この傾斜面は下方に行くほどフェース面6側となるよう傾斜しており、また側壁部3bの壁面は傾斜面とされており、この傾斜面は、互いのトウ・ヒール方向の距離がこの下方に行くほど広がるように傾斜している。また、底部3aの表面(つまり凹部3の底面、以下底壁面ともいう)は地面(グリーン)と対面状となる平面とされている。
そして、この凹部3の底部3aに小凹部4が形成されており、この小凹部4内にヘッド本体2とは別部材である重量部材5が設けられている。
小凹部4は、底部3aの底壁面に開口するよう形成されており、重量部材5の外周形状と一致する内周形状の有底状の穴とされている。そして、この小凹部4に重量部材5が取り付けられている。なお、この取り付けは接着、かしめ、圧入によることができるが、生産性を高めコストを下げるために接着が好ましい。
重量部材5は、図1(b)に示すように、下方から見えるよう設けられており、この重量部材5の重心位置G2は、ヘッド全体の重心位置G1(ヘッド本体2の重心位置)よりも後方側とされている。つまり、図2(a)に示すように、ヘッド1において、フェース面6から重量部材5の重心位置G2までのフェース・バック方向の距離Fが、フェース面6からヘッド全体の重心位置G1までのフェース・バック方向の距離Eよりも大きくされている(F>E)。これにより、ヘッド1の重心位置(図示省略)をバック側へ位置させることができ、重心深度を深くすることができる。
さらに、基準状態としたヘッド1の全高さの中央高さ部に重量部材5の重心位置G2が位置するよう、重量部材5は設けられている。これによりボールのスピン性能を良くする(転がりを良くする)ことができる。つまり、重量部材5の重心位置G2が低い位置にあると、ヘッド1全体の重心位置が低くなり、ボールに対するスピン性能を低下させてしまう。
なお、重量部材5の凹部3内におけるフェース・バック方向の位置は、後方側とした場合、このヘッド1を備えたゴルフパターのスイングの際にヘッド1を自然と加速させることができ、転がりの良いボールが得られる。一方、重量部材5を凹部3内において前方側とした場合は、打球時の衝撃の吸収性能をより高めることができる。
ヘッド本体2は、低比重の金属材料により構成することでヘッド本体2の体積を大きくしている。ヘッド本体2の比重は、1.0以上が好ましく、1.2以上がさらに好ましく、1.5以上が特に好ましい。これは比重が小さい材料によりヘッド本体2を構成させるだけの高い強度、剛性を備えさせるのは困難だからである。また、ヘッド本体2の比重は4.0以下が好ましく、3.5以下がさらに好ましく、3.0以下が特に好ましい。ヘッド本体2の比重が大きすぎると、ヘッド本体2を大型化させるのが困難となり、慣性モーメントを大きくさせることができなくなる。ヘッド本体2の具体的な材質としてはアルミ(アルミ合金)が好ましい。
重量部材5の比重はヘッド本体2を構成する材料の比重よりも大きくされており、6.0以上20以下のものとしている。比重は6.0以上としているが、7.0以上がさらに好ましく、7.5以上とするのが特に好ましい。これは、ヘッド本体2の後部に設けられる重量部材5の比重が小さいと、ヘッド1の重心位置を後方へ移動させる作用、慣性モーメントを大きくさせる作用が小さくなり、また打球時における不快な振動を抑える作用が小さくなる。さらに、ボールの転がりを向上させる効果が弱まる。また、重量部材5の比重は20以下としているが、19以下がさらに好ましく、18以下が特に好ましい。これは比重が大きい(20を超える)材質は入手が困難だからである。
そして、重量部材5の材質は、例えば、タングステン、タングステン合金、ステンレス等の金属製とされる。なお、図1に示す重量部材5は円板形状とされており、例えば、直径が20mm、厚さが4mmのものである。
さらに、ヘッド本体2において、トウ側部に上下方向に貫通する貫通孔9aが形成されており、ヒール側部に上下方向の貫通孔9bが形成されている。また、貫通孔9a,9bは、夫々、上方へ向かって広がるテーパ孔とされており、一対の貫通孔9a,9bは、ヘッド本体2のフェース・バック方向の中心線(センターライン15)に対して対象となるよう構成されている。さらに、貫通孔9a,9bは図1(a)と図1(b)に示すように、トウ・ヒール方向よりもフェース・バック方向に長い長孔とされている。そして、貫通孔9a,9bの夫々トウ・ヒール方向の外側において、ヘッド本体2の前部と後部とをつなぐアーム部13a,13bが形成されている。これにより、打球時における振動吸収性をさらに高めることができる。つまり、ヘッド本体2において、凹部3が形成されている中央部とその両側部のアーム部13a,13bとで異なる振動特性を有するものとなり、打球時の衝撃による振動を吸収、分散させることができる。
また、アーム部13a,13bの太さ(断面最大横断長さ)は、2mm以上が好ましく、4mm以上がさらに好ましく、6mm以上が特に好ましい。このアーム部13a,13bが細すぎるとこの部分の強度が弱くなる。また、アーム部13a,13bの太さは、30mm以下が好ましく、25mm以下がさらに好ましく、20mm以下が特に好ましい。この太さが太すぎると振動吸収性が低くなる。
さらに、アーム部13a,13bの長手方向長さは、20mm以上が好ましく、25mm以上がさらに好ましく、30mm以上が特に好ましい。このアーム部13a,13bの長手方向長さが短すぎると振動吸収性が低くなる。また、アーム部13a,13bの長手方向長さは、80mm以下が好ましく、75mm以下がさらに好ましく、70mm以下が特に好ましい。この長手方向長さが長すぎるとこの部分が弱くなる。なお、アーム部13a,13bの長手方向長さは、貫通孔9a,9bの長手方向両端点間であって貫通孔9a,9bの内周面に沿った最小長さである。
そして、このトウ側部の貫通孔9aとヒール側部の貫通孔9bとの間に、前記小凹部4が形成されており、この小凹部4内に重量部材5が配置されている。つまり、重量部材5の重心位置G2が貫通孔9a,9bのフェース・バック方向の範囲内に存在している。これにより、打球時における振動吸収性をさらに高めることができる。
このような構成によるヘッド1及びこれを用いたゴルフパターの作用効果について説明する。
ヘッド本体2の下面の後方中央に凹部3を形成することによりヘッド本体2の周縁部側に重量部が形成されることとなって慣性モーメントが大きくなる。これにより、ヘッド1のストロークが安定し、打点のばらつきを抑えることができて方向性が良くなる。さらに、凹部3の上部に肉部が存在するため、ヘッド1の重心高さがボールのスピン性能を高めるために適した位置となる。しかし、ヘッド本体2の下面に凹部3を設けるのみの単一部材からなるヘッド1では、振動吸収性を改善することができず、手に不快な振動を与えてしまうという不十分な点もある。
一方、図示しないがヘッド本体2の後方部において、上記ヘッド1の様に凹部3を形成することなく、ヘッド本体2の下面に直接小凹部4を形成して重量部材5を設けた場合は、慣性モーメントがさらに大きくなってストロークを安定させることができる。しかし、この場合、ヘッド1のストロークの際に重量部材5の下面、小凹部4の開口縁部が地面に引っ掛かり(擦り)やすくなり、スムーズにスイングしにくいという問題点を有している。
そこで、本発明は、ヘッド本体2の下面に凹部3を形成し、この凹部3の底壁面に開口(下方開口)するよう小凹部4を設けて、小凹部4内に重量部材5を取り付けているため、重量部材5、小凹部4の開口縁部が地面に引っ掛かってスムーズにスイングができないという前記問題点が解消される。さらに、重量部材5は上下方向中央部近傍に位置しやすくなるので、ボールのスピン性能を向上させることができボールの転がりが良くなる。さらに、このヘッド1はヘッド本体2と重量部材5とを有し、比重の異なる2つの金属部材からなるため、単一部材からなるヘッドに比べて振動吸収性を改善させることができ、手に不快な振動を与えるのを防止できる。
なお、ヘッド1の重心高さ(前記基準状態における水平面からの鉛直方向高さ)は、5mm以上が好ましく、7mm以上がさらに好ましく、9mm以上が特に好ましい。この重心高さが低すぎると、ボールのスピン性能、反発、転がりが悪くなる。また、ヘッド1の重心高さは、29mm以下が好ましく、27mm以下がさらに好ましく、25mm以下が特に好ましい。この重心高さが高すぎると、ボールのスピン性能、反発、転がりが悪くなる。
つまり、ヘッド本体2の下面に凹部3を設け、かつ、この凹部3の底部3aに重量部材5を埋め込むことにより、凹部3のみの構成による問題点(不十分な点)を重量部材5が補い、重量部材5を設けることによる問題点を凹部3が補うことが可能となり、優れたヘッド1及びゴルフパターを得ることができる。また、構成部材が少なく、金属材料から構成されているため生産性が良い。
また、仮に凹部3がヘッド本体2の上面に形成されると重心位置が低くなってしまい、ボールのスピン性能を低下させるという問題点があるが、本発明では、凹部3がヘッド本体2の下面にのみ形成されているため、凹部3の上部にはクラウン面8までの肉部が存在する。これにより、ヘッド1の上下方向の重心位置を、スピン性能を高めるために好適な位置とすることができる。
また、ヘッド本体2の高さ寸法(最大高さ寸法)Jについて説明すると、高さ寸法Jは20mm以上が好ましく、23mm以上がさらに好ましく、26mm以上が特に好ましい。この高さ寸法Jが小さすぎると、ヘッド1の重心高さが低くなり、ボールの転がりが悪くなる。また、ヘッド本体2の高さ寸法Jは40mm以下が好ましく、38mm以下がさらに好ましく、36mm以下が特に好ましい。この高さ寸法Jが高すぎると、ヘッド本体2のトウ・ヒール方向及びフェース・バック方向に大きくさせることが、ヘッド総重量との関係で困難となり、慣性モーメントを大きくさせることができなくなる。なお、ヘッド本体2の高さ寸法は、前記基準状態における水平面からの鉛直方向高さとなる。
次に、ヘッド本体2の下面に形成されている凹部3のフェース・バック方向の位置についてさらに説明する。凹部3の開口12における前端11は、フェース面6の下端(リーディングエッジ)から、ヘッド本体2のフェース・バック方向の長さAの20%以上90%以下の範囲に位置されている。つまり、図2(a)に示すように、フェース面6の下端から凹部3の前端11までの寸法をBとした場合、ヘッド本体2の前記長さAとの比B/Aが、20%以上90%以下となるようされている(20%≦B/A×100≦90%)。なお、ヘッド本体2の長さAは、フェース・バック方向の最大値としている。
この比B/Aが20%未満であるとヘッド1の座りが悪くなるからであり、比B/Aの下限値は25%以上とするのがより好ましい。また、この比B/Aが90%を超えると、ボールのインパクト時における不快な振動を抑えることができなくなり、また、この凹部3内に前記小凹部4を形成するのがスペース的に困難となるからである。そして、比B/Aの上限値は85%以下がより好ましい。
なお、ヘッド本体2の長さA、凹部3の前端11までの寸法Bは、フェース面6の下端からの水平距離としている。
また、この凹部3の体積(容積)は、凹部3を形成していない場合のヘッド本体2の体積の3%以上とするのが好ましく、5%以上がさらに好ましい。また、凹部3の体積は、凹部3を形成していない場合のヘッド本体2の体積の40%以下とするのが好ましく、35%以下がさらに好ましく、30%以下が特に好ましい。なお、ここで言う凹部3を形成していない場合のヘッド本体2の体積は、前記貫通孔9a,9bが形成されていない状態により求めており、クラウン面8、ソール面7が夫々全面にわたって滑らかな同一の面(曲面)により構成されている状態とする。
さらに、凹部3の体積を具体的に説明すると、凹部3の体積は5cm以上とするのが好ましく、10cm以上がさらに好ましい。また、凹部3の体積は100cm以下とするのが好ましく、80cm以下がさらに好ましい。
つまり、凹部3の体積が小さすぎると、打球時の衝撃の吸収力が不足するおそれがある。また、凹部3の体積が大きすぎると、ヘッド1の座りが悪くなったり、ヘッド重量が軽くなってしまいストロークの安定性が損なわれるからである。
さらに、この凹部3の上方からの投影面積は、基準状態としたヘッド本体2の上方からの投影面積の20%以上とするのが好ましく、25%以上がさらに好ましい。凹部3の面積が小さすぎると、打球時の衝撃の吸収力が不足するおそれがある。また、凹部3の投影面積は、ヘッド本体2の上方からの投影面積の80%以下が好ましく、70%以下がさらに好ましい。凹部3の面積が大きすぎると、ヘッド1の座りが悪くなったり、ヘッド重量が軽くなってしまいストロークの安定性が損なわれるからである。なお、ヘッド本体2の投影面積は、前記貫通孔9a,9bが形成されていない状態により求めている。つまり、ヘッド本体2の投影面積は貫通孔9a,9bの面積(貫通部分の面積)も含む。なお、凹部3の投影面積とは、ヘッド1を基準状態とし、凹部3を底部3aの底壁面と側壁部3bの両壁面と前壁部3cの壁面のみで構成した場合の仮想立体を上方から投影した場合に得られる面積とする。
ここで、前記凹部3の体積について説明すると、凹部3の体積は、ヘッド本体2の下面に現れる開口12を仮想の底面で閉じることによって特定される閉空間の体積から計算される。ここで前記仮想の底面は次にように設定されるものとする。
先ずヘッド1を基準状態とする。基準状態とは、前述したようにヘッド1を所定のライ角及びロフト角(リアルロフト角)で水平面上に載置した状態であるが、さらに説明すると、図3(a)と図3(b)に示しているように、水平面Hに対するヘッド1の姿勢を一義的に定めるものであり、ここでは、ヘッド1のシャフト軸線14を任意の基準垂直面V内に配し、かつ、フェース面6上のトウ・ヒール方向の水平線をこの基準垂直面Vと平行に合わせるととともに、フェース面6の下縁におけるトウ端Pと水平面Hとの垂直距離を、フェース面6の下縁におけるヒール端Qと水平面Hとの間の垂直距離に等しく調整して水平面Hに設置させた状態とする。
前記シャフト軸線14は、対象となるヘッド1に本来のシャフトが装着されている場合、そのシャフトの中心線とする。シャフトが屈曲している場合、その軸線14は、ゴルフ規則「付属規則II、2.a直線性」に規定された「グリップの上端からソール面の上方5インチ(127mm)以内の1点までの真っ直ぐな部分」のみを対象として定める。またヘッド1にシャフトが装着されていない場合、ヘッド1に設けられたシャフトを取り付けるためのシャフト穴10の中心線を基準とする。
次に、図3(c)のヘッド本体2を下方から見た説明図に示しているように、基準状態としたヘッド本体2において、前記基準垂直面Vと平行な直線Lで凹部3の開口12のトウ側とヒール側とを繋ぐ。このような直線Lは、前記開口12のフェース面6側からバック側へ間隔を隔てて複数本求められる。これによって、凹部3の開口12をトウ・ヒール方向で跨ってのびる多数の直線L‥が得られる。そして、凹部3を閉じる前記仮想の底面は、隣り合う一対の前記直線L,Lと、開口12のトウ側エッジMと、ヒール側エッジNとで囲まれる四辺形(ただし、図3(c)に示すフェース面側の端部については、凹部3の前壁部3cの下端辺と、それに最も近い1本の直線Lとが囲む略三角形である。)の集合体として近似的に得ることができる。
次に、凹部3の体積V2について説明すると、凹部3の体積V2は重量部材5の体積V3よりも大きくされている(V2>V3)。凹部3の体積V2が重量部材5の体積V3よりも小さくされると、打球時における不快な振動を抑えきれなくなり打球感を悪化させてしまう。さらに、凹部3の体積V2と重量部材5の体積V3との比V3/V2について説明すると、この比V3/V2の値は1/40以上が好ましく、1/30以上がさらに好ましい。また、この比V3/V2の値は1/2以下が好ましく、1/3以下がさらに好ましい。この比V3/V2が大きくなりすぎると打球時における不快な振動を抑えることができなくなるおそれがある。
次に、重量部材5がヘッド本体2に取り付けられたヘッド1について説明すると、パターとして適正なクラブバランスを得る観点から、このヘッド1の重量(ヘッド総重量)は250g以上が好ましく、300g以上がさらに好ましい。そして、ヘッド1の重量は480g以下が好ましく、400g以下がさらに好ましい。
また、ヘッド1の慣性モーメントは、4000gcm以上が好ましく、4500gcm以上がさらに好ましい。そして、ヘッド1の慣性モーメントは9000gcm以下が好ましく、8500gcm以下がさらに好ましい。重量及び慣性モーメントについては、小さすぎるとストロークの際にぶれが生じやすく、大きすぎるとクラブを振りにくくなる。
そして、重量部材5の重量は、重量部材5が取り付けられたヘッド1の総重量の0.5%以上が好ましく、1%以上がさらに好ましく、1.5%以上が特に好ましい。重量部材5の重量が小さすぎると、ヘッド1の重心位置を後方へ移動させる作用が小さくなり、ボールの転がりを向上させる作用が十分発揮されないおそれがある。また、重量部材5の重量は、重量部材5が取り付けられたヘッド1の総重量の8%以下が好ましく、7%以下がさらに好ましく、6%以下が特に好ましい。重量部材5の重量が大きすぎると、ヘッド本体2の占める重量割合が小さくなってヘッド本体2を大きくさせることができないなど、この設計自由度が低下する。さらに、ヘッド1のバランスが悪くなり、安定したストロークができなくなる。
また、本発明において、上記実施の形態ではヘッド本体2がフェース部を含む一体ものとして説明したが、ヘッド本体2と別部材としたフェースインサートをヘッド本体2に取り付けてもよい。そして、この場合、フェースインサートをヘッド本体2の素材よりも柔らかい材質とすれば良く、これにより振動吸収性を更に向上させることができる。
また、図1(a)において、ヘッド本体2のクラウン面8には、フェース・バック方向のセンターライン15と、このセンターライン15の延長線上であってフェース面6側に形成されたセンターポイント16とが視覚で確認できるよう形成されている。そして、基準状態にあるヘッド全体の重心位置G1は、平面視においてセンターライン15上に存在する。即ち、ヘッド本体2の重心位置と、重量部材5の重心位置G2とがセンターライン15上に存在している。
(実施例による本発明の効果の検証)
実施例及び比較例のパタークラブを作製して評価することにより、本発明の効果を検証した。まず、各例のヘッド構成について図面を参照しつつ説明する。
実施例1としては、上述した実施形態のヘッド1を用いた。なお、実施例1では、図2(a)に示すように、フェース面6から凹部3の前端11までの寸法Bを30mmとし、フェース面6から重量部材5の前端までの寸法Kを60mmとし、図1(b)に示すように、凹部3のトウ・ヒール方向の最大幅寸法Cを50mmとした。
実施例2に用いられたヘッド20の構成を図4(a)と図4(b)に示す。実施例2では、フェース面6から重量部材5の前端までの寸法Kを80mmとし、凹部3のトウ・ヒール方向の最大幅寸法Cを30mmとし、凹部3の深さが実施例1よりも深い。これ以外は実施例1と同じ仕様とした。
なお、ヘッド本体2のフェース・バック方向の長さA、フェース面6から凹部3の前端11までの寸法B、フェース面6から重量部材5の前端までの寸法Kは、フェース面6の下端を基点とした水平距離としている。
比較例1に用いられたヘッド30を図5(a)と図5(b)に示す。比較例1は、実施例1、実施例2と比べて、凹部3が形成されていない点、重量部材5が設けられていない点、貫通孔9a,9bが形成されていない点で異なる。その他の仕様は実施例1、実施例2と同じである。
比較例2に用いられたヘッド40を図6(a)と図6(b)に示す。比較例2は、実施例2と比べて、重量部材5が設けられていない点で異なるが、凹部3は実施例2と同じ位置、同じ形状、同じ体積で形成されている。また、その他の仕様についても実施例2と同じである。
比較例3に用いられたヘッド50を図7(a)図7(b)に示す。比較例3は実施例1と比べて、凹部3が形成されていない点で異なるが、重量部材5については実施例1と同じものが同じ位置に対応するよう設けられている。また、その他の仕様についても実施例1と同じである。
比較例4に用いられたヘッド60を図8(a)と図8(b)に示す。比較例4は、ヘッド本体2の下面に凹部3が形成され、重量部材5を備えているが、重量部材5を設けるための小凹部4が、凹部3内ではなく凹部3の前端11よりもフェース面6側に設けられている。そして、このヘッド60は、重量部材5の重心位置G2がヘッド全体の重心位置G1よりも前方側(フェース面6側)とされている点で実施例1、実施例2と異なる。
全ての実施例及び全ての比較例に共通の仕様として、フェース・バック方向最大長さAを100mmとし、トウ・ヒール方向最大長さDを120mmとし、ヘッド最大高さを25mmとした。更に、フェース面6の面積及び形状、シャフト、グリップについても全例共通である。そして、各例の仕様及び評価結果を纏めたのが表1である。
Figure 2006191949
表1中の項目について説明する。
「打球時の衝撃吸収性」とは、ハンディキャップが5〜15で且つ年齢が25〜55歳のテスター10名による官能評価の結果である。各テスターが各テストクラブで10球ずつ打球し、手に感じた衝撃を5点法(5:衝撃がほとんど感じられない、4:衝撃はあるが小さい、3:普通、2:衝撃が大きい、1:衝撃が極めて大きい)により評価し、平均点をそのテストクラブの評価とした。
「打球感」とは、上記10名のテスターが各テストクラブで10球ずつ打球して得られた官能評価であり、手に感じた打球感(主に軟らかさ)を5点法(5:軟らかすぎる、4:やや軟らかい、3:良好、2:やや硬い、1:硬すぎる)により評価し、平均点をそのテストクラブの評価とした。
「打球距離のバラツキ」とは、上記10名のテスターが各テストクラブで7ヤード離れたターゲットに向かって10球ずつ打球して転がり距離を測定し、最大転がり距離から最小転がり距離を引いた距離をバラツキとし、その平均値を示した。なお、仕様したボールはいずれもSRIスポーツ株式会社製の「HI−BRID Everio」(登録商標)である。
これら3つの評価項目を個別的、総合的に判断すると、実施例は比較例よりも良好な結果が得られた。
本発明の一実施形態、及び実施例1のヘッドを示す図であり、(a)は平面図、(b)は底面図である。 図1のヘッドの断面図であり、(a)はトウ・ヒール方向から見た断面図、(b)はフェース・バック方向から見た断面図である。 ヘッドを説明する説明図であり、(a)はフェース側から見た正面図、(b)は平面図、(c)は底面図である。 実施例2のヘッドを示す図であり、(a)は底面図、(b)はトウ・ヒール方向から見た断面図である。 比較例1のヘッドを示す図であり、(a)は底面図、(b)はトウ・ヒール方向から見た断面図である。 比較例2のヘッドを示す図であり、(a)は底面図、(b)はトウ・ヒール方向から見た断面図である。 比較例3のヘッドを示す図であり、(a)は底面図、(b)はトウ・ヒール方向から見た断面図である。 比較例4のヘッドを示す図であり、(a)は底面図、(b)はトウ・ヒール方向から見た断面図である。
符号の説明
1 ゴルフパターヘッド
2 ヘッド本体
3 凹部
3a 底部
4 小凹部
5 重量部材
9a 貫通孔
9b 貫通孔
G1 ヘッド全体の重心位置
G2 重量部材の重心位置

Claims (4)

  1. ヘッド本体の下面に凹部が設けられ、この凹部の底部に小凹部が形成され、この小凹部内に重量部材が設けられ、この重量部材の重心位置がヘッド全体の重心位置よりも後方側とされていることを特徴とするゴルフパターヘッド。
  2. 前記ヘッド本体において前記凹部のトウ側部とヒール側部とに夫々上下方向の貫通孔が形成されている請求項1に記載のゴルフパターヘッド。
  3. 前記トウ側部の貫通孔と前記ヒール側部の貫通孔との間に前記重量部材が配置されている請求項2に記載のゴルフパターヘッド。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフパターヘッドを備えたゴルフパター。
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