JP5848839B1 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】強度を確保しつつ、飛距離を伸ばすことができるゴルフクラブヘッドを提供する。【解決手段】ゴルフクラブヘッドが提供される。前記ゴルフクラブヘッドは、ボールを打撃するフェース部を備える。前記フェース部は、フェースセンターを含む厚肉部と、前記厚肉部よりも薄肉であり、前記厚肉部を囲む周辺部とを有する。前記厚肉部は、中央軸線に沿って延びており、前記中央軸線の少なくとも片側において、前記中央軸線に沿って中央付近がその両側よりも前記中央軸線に向かって凹んだ凹部を有する。なお、前記中央軸線は、トップ−ソール方向、又はソール側からトップ側に向かう方向に沿ってトゥ側からヒール側へと傾斜する方向に延びる。【選択図】図4

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
従来より、ゴルフクラブヘッドのフェース部の肉厚設計については、強度の観点や飛距離を伸ばす観点等から、様々な工夫がなされている。一般に、強度を確保する観点からは、フェース部は厚い方が優れていると言えるが、飛距離を伸ばす観点からは、フェース部を薄肉化し、反発性能を向上させることが重要となる。特許文献1では、フェース部においてボールの打撃時に通常最も衝撃を受ける中央付近が厚肉に形成され、その周辺部が薄肉に形成されたゴルフクラブヘッドが開示されている。このゴルフクラブヘッドでは、中央付近の厚肉部は略楕円形に形成されている。
特表2010−530783号公報
ところで、飛距離の向上は、ゴルファーの永遠のテーマである。一方で、ゴルフクラブヘッドは、強度の確保も必要である。そこで、本発明者らは、肉厚設計の工夫により、ゴルフクラブヘッドの強度を確保しつつも、さらに飛距離を向上させる方法を模索した。
本発明は、強度を確保しつつ、飛距離を伸ばすことができるゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
本発明の第1観点に係るゴルフクラブヘッドは、ボールを打撃するフェース部を備えるゴルフクラブヘッドである。前記フェース部は、フェースセンターを含む厚肉部と、前記厚肉部よりも薄肉であり、前記厚肉部を囲む周辺部とを有する。前記厚肉部は、中央軸線に沿って延びており、前記中央軸線の少なくとも片側において、前記中央軸線に沿って中央付近がその両側よりも前記中央軸線に向かって凹んだ凹部を有する。なお、前記中央軸線は、トップ−ソール方向、又はソール側からトップ側に向かう方向に沿ってトゥ側からヒール側へと傾斜する方向に延びる。
本発明の第2観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記厚肉部は、前記中央軸線の両側において、前記凹部を有する。
本発明の第3観点に係るゴルフクラブヘッドは、第2観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記中央軸線の両側の前記凹部は、前記中央軸線を挟んで互いに対面している。
本発明の第4観点に係るゴルフクラブヘッドは、第1観点から第3観点のいずれかに係るゴルフクラブヘッドであって、前記中央軸線は、前記厚肉部の図心を通り前記厚肉部と重なる線分のうち、長さが最大となる線分であり、前記厚肉部の境界線と第1交点及び第2交点において交わる。前記フェース部は、前記第1交点を通り前記中央軸線に直交する第1直交線と、前記第2交点を通り前記中央軸線に直交する第2直交線と、前記フェース部の境界線とにより囲まれる打点分布領域を含む。前記フェース部の裏面側には、前記打点分布領域と少なくとも部分的に重なり、前記フェース部の境界線に沿って延びる溝が形成されている。
本発明の第5観点に係るゴルフクラブヘッドは、第4観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記フェース部の境界線は、最もトゥ側の点であるトゥ側端点と最もヒール側の点であるヒール側端点との間を延びるトップ側のトップラインと、前記トゥ側端点と前記ヒール側端点との間を延びるソール側のソールラインとを含む。前記打点分布領域は、前記トップライン上においてトゥ側に第1コーナー点及びヒール側に第2コーナー点を有するとともに、前記ソールライン上においてトゥ側に第3コーナー点及びヒール側に第4コーナー点を有する。前記溝は、少なくとも前記第1コーナー点から前記フェース部の境界線に沿って前記打点分布領域内を延びるが、前記第2コーナー点まで延びていないトゥ側溝、及び、少なくとも前記第4コーナー点から前記フェース部の境界線に沿って前記打点分布領域内を延びるが、前記第3コーナー点まで延びていないヒール側溝の少なくとも一方を含む。
本発明の第6観点に係るゴルフクラブヘッドは、第5観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記溝は、前記トゥ側溝及び前記ヒール側溝の両方を含む。
本発明の第7観点に係るゴルフクラブヘッドは、第5観点又は第6観点に係るゴルフクラブヘッドであって、容積が400立方センチメートル以上である。
本発明の第8観点に係るゴルフクラブヘッドは、第4観点に係るゴルフクラブヘッドであって、前記フェース部の境界線は、最もトゥ側の点であるトゥ側端点と最もヒール側の点であるヒール側端点との間を延びるソール側のソールラインを含む。前記溝は、前記ソールラインに沿って延びている。
本発明の第9観点に係るゴルフクラブヘッドは、第8観点に係るゴルフクラブヘッドであって、容積が400立方センチメートルより少ない。
一般に、フェース部においては、フェースセンター付近を通り、ソール側からトップ側に向かう方向に沿ってヒール側からトゥ側へと傾斜する直線(以下、実打点分布線)の周りに、打点が分布する。これに対し、本発明に係るゴルフクラブヘッドのフェース部においては、フェースセンターを含み、このような実打点分布線と交差する中央軸線に沿って延びる厚肉部が形成される。従って、フェースセンター付近が厚肉となり、強度が確保される。また、厚肉部には、中央軸線の少なくとも片側において、中央軸線に沿って中央付近がその両側よりも中央軸線側へ凹んだ凹部が形成されている。すなわち、厚肉部は、実打点分布線の延びる方向に凹んでおり、従って、実打点分布線に沿うように薄肉の領域が広がることになる。その結果、実打点分布領域に沿って反発率の高いエリアが広がり、飛距離を向上させることができる。以上より、ゴルフクラブヘッドの強度を確保しつつ、飛距離を伸ばすことができる。
第1実施形態に係るゴルフクラブヘッドの基準状態での斜視図である。 ゴルフクラブヘッドの基準状態での平面図である。 図2のA−A線断面図である。 ゴルフクラブヘッドの基準状態での正面図である。 第2実施形態に係るゴルフクラブヘッドのフェース部の基準状態での正面図である。 変形例に係るゴルフクラブヘッドのフェース部の基準状態での正面図である。 別の変形例に係るゴルフクラブヘッドのフェース部の基準状態での正面図である。 第1実施形態に係るゴルフクラブヘッドの基準状態での正面図であって、実打点分布領域を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明のいくつかの実施形態に係るゴルフクラブヘッドについて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.ゴルフクラブヘッドの概要>
図1は、本実施形態に係るゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある)100の基準状態での斜視図であり、図2は、ヘッド100の基準状態での平面図である。ゴルフクラブヘッドの基準状態については、後述する。ヘッド100は、中空構造であり、フェース部材1、クラウン部2、ソール部3、サイド部4及びホーゼル部5によって壁面が形成されている。本実施形態に係るヘッド100は、ドライバー(#1)型である。
フェース部材1は、ボールを打撃するためのヘッド100の前方部分を構成する。クラウン部2は、フェース部材1と隣接し、ヘッド100の上面を構成する。ソール部3は、ヘッド100の底面を構成し、フェース部材1及びサイド部4と隣接する。また、サイド部4は、クラウン部2とソール部3との間の部位であり、フェース部材1のトゥ側からヘッド100のバック側を通りフェース部材1のヒール側へと延びる部位である。さらに、ホーゼル部5は、クラウン部2のヒール側に隣接して設けられる部位であり、ゴルフクラブのシャフト(図示省略)が挿入される挿入孔51を有している。そして、この挿入孔51の中心軸線Zは、シャフトの軸線に一致している。
ここで、上述した基準状態について説明する。図1及び図2に示すように、上記中心軸線Zが水平面H(図3参照)に対して垂直な平面(以下、基準垂直面)Pに含まれ、且つ所定のライ角及びリアルロフト角で水平面H上にヘッドが載置された状態を基準状態と規定する。また、図2に示すように、基準垂直面Pと水平面Hとの交線の方向をトゥ−ヒール方向と称し、このトゥ−ヒール方向に対して垂直であり且つ水平面Hに対して平行な方向をフェース−バック方向と称する。また、水平面Hに対して垂直な方向をトップ−ソール方向と称する。なお、本実施形態の説明においては、特に断らない限り、「前後」とはフェースーバック方向を意味し、フェース側が前、バック側が後である。また、特に断らない限り、「上下」はトップ−ソール方向を意味し、トップ側が上、ソール側が下である。
ヘッド100は、例えば、比重が4.4〜5.0程度のチタン合金(例えば、Ti−6Al−4V)で形成することができる。また、チタン合金以外にも、例えばステンレス鋼、マレージング鋼、アルミ合金、マグネシウム合金、及びアモルファス合金等の中から1種または2種以上を用いて形成することもできる。また、金属材料に限らず、繊維強化プラスチック等で形成することもできる。また、ドライバーであるヘッド100の容積は、400立方センチメートル以上であることが好ましい。
本実施形態に係るヘッド100は、クラウン部2、ソール部3、サイド部4及びホーゼル部5を有する中空構造のヘッド本体6と、フェース部材1とを組み立てることにより構成される。ヘッド本体6とフェース部材1とは、例えば、溶接(TIG(タングステン−不活性ガス)溶接、プラズマ溶接、レーザー溶接、ロウ付けなど)により接合される。ヘッド本体6は、前方にクラウン部2、ソール部3及びサイド部4で囲まれた開口を有し、この開口を塞ぐようにフェース部材1が取り付けられる。ヘッド本体6は、複数の部品から組み立てることもできるし、一体的に形成することもできる。このようなヘッド本体6及びフェース部材1は、種々の方法で作製することができる。例えば、ヘッド本体6は、公知のロストワックス精密鋳造法などの鋳造によって製造することができる。また、フェース部材1は、例えば、鍛造製法や、平板のプレス加工、鋳造等により製造することができる。なお、ここで説明したヘッド100の部品構成は例示であり、ここでの例と異なる複数の部品から組み立てることもできるし、一体的に形成することもできる。
以下、図3も参照しつつ、フェース部材1について説明する。図3は、図2のA−A線断面図である。図1〜図3に示すように、本実施形態のフェース部材1は、いわゆるカップフェース型である。すなわち、フェース部材1は、ボールを打撃する平板状のフェース部11と、フェース部11の周縁から後方へ延びる立上がり部(延在部)12とを有するカップ状に形成されている。
このようなカップフェース型のフェース部材1は、立上がり部を有さないフェース部材と比べて、立上がり部12の分だけ撓むエリアの面積が広くなるため、フェース部11における反発率が高くなる。また、カップフェース構造が採用される場合、剛性の高くなりがちなフェース部材1とヘッド本体6との接合部が、フェース部11よりも後方に遠ざかるため、フェース部11全体が撓み易くなる。従って、カップフェース構造は、飛距離の増大に寄与する。
その他、ゴルフクラブヘッド100には、飛距離の増大を目的として、フェース部11の反発率を向上させるための様々な工夫がなされている。具体的には、フェース部材1とヘッド本体6との接合部近傍に特徴的な構造が形成されているとともに、クラウン部2及びフェース部11の肉厚構造にも工夫が施されている。以下、これらの特徴について、順に説明する。
<1−2.フェース部材とヘッド本体との接合部近傍の構造>
図1及び図2に示すように、クラウン部2の前縁部20は、その中央付近が前方へ突出した凸形状を形成している。すなわち、クラウン部2の前縁部20は、トゥ側の第1トゥ側部20aと、ヒール側の第1ヒール側部20bと、これらの部位20a,20bの間に位置する第1中央部20cとを有し、第1中央部20cが第1トゥ側部20a及び第1ヒール側部20bよりも前方へ突出している。一方、フェース部材1の立上がり部12のうち、クラウン部2の前縁部20に固着される部位(以下、上部立上がり部30という)は、クラウン部2の当該構造に対応する構造を有している。具体的には、上部立上がり部30は、その両側付近が後方へ突出した凸形状を形成しており、その中央付近が前方へ窪んだ凹形状を形成している。すなわち、上部立上がり部30は、第1トゥ側部20aに接合される第2トゥ側部30aと、第1ヒール側部20bに接合される第2ヒール側部30bと、第1中央部20cに接合される第2中央部30cを有している。そして、第2トゥ側部30a及び第2ヒール側部30bが、第2中央部30cよりも後方に突出している。なお、第2中央部30cは、第2トゥ側部30aと第2ヒール側部30bとの間に位置する部位である。
以上のクラウン部2の前縁部20及びフェース部材1の上部立上がり部30の凸形状は、フェース部11における高反発エリアの拡大に寄与している。すなわち、フェース部材1とヘッド本体6との接合部が、トゥ側及びヒール側において後方へ下ることで、フェース部11上のトゥ側及びヒール側の部位での打撃時の撓みが大きくなり、これにより、フェース部11全体での反発率が向上する。
<1−3.フェース部の肉厚構造>
次に、飛距離の増大に寄与するフェース部11の肉厚構造について説明する。フェース部11においてボールの打撃面となる前面(以下、フェース面)側は、滑らかな平坦状に形成されている。一方、フェース部11の背面側には、凹凸が形成されている。すなわち、フェース部11は、肉厚の異なる複数の領域から構成されている。
図4は、ヘッド100の基準状態での正面図である。従って、本来であれば同図において、フェース部11の内側面に形成されている肉厚構造を視認することはできない。しかしながら、同図では、理解を助けるために参考として、肉厚構造が図示されている。図4に示すように、フェース部11には、中央付近に厚肉部50が形成されており、この厚肉部50を囲むようにして、厚肉部50よりも薄肉の周辺部60が形成されている。周辺部60は、厚肉部50に接するようにして厚肉部50を囲む概ね環状の移行部61と、移行部61に接するようにして移行部61をさらに囲む薄肉部62a,62bとを有する。移行部61は、薄肉部62a,62bよりは厚肉であるが、厚肉部50よりも薄肉である。薄肉部62a,62bは、移行部61を挟んでトゥ側及びヒール側に分離されており、薄肉部62aは、移行部61よりもヒール側の領域であり、薄肉部62bは、移行部61よりもトゥ側の領域である。本実施形態では、移行部61は、厚肉部50から外側へ、すなわち薄肉部62a,62bへと向かうにつれて、徐々に厚みが薄くなるように構成されており、当該厚みの変化は連続的である。しかしながら、移行部61の厚みは一定であってもよいし、変化するとしても階段状に不連続に変化するようにしてもよい。
図3に示すとおり、本実施形態では、厚肉部50の厚みw1は概ね一定であり、好ましくは、2.0mm≦w1≦4.5mmとすることができ、より好ましくは、3.0mm≦w1≦4.0mmとすることができ、本実施形態では、w1=3.65mmである。また、本実施形態では、薄肉部62a,62bの厚みw2も概ね一定であり、好ましくは、1.5mm≦w2≦3.0mmとすることができ、より好ましくは、1.8mm≦w2≦2.6mmとすることができ、本実施形態では、w2=2.00mmである。
以下、説明の便宜上、基準状態にヘッド100を配置したときに、フェース部11の周縁(フェース部11と立上がり部12との境界線)上において最もトゥ側の点Ptをトゥ側端点と称し、最もヒール側の点Phをヒール側端点と称する。また、フェース部11の周縁上において、トゥ側端点Ptとヒール側端点Phとの間を延びるトップ側の線をトップラインL1と称し、トゥ側端点Ptとヒール側端点Phとの間を延びるソール側の線をソールラインL2と称する。さらに、フェース面上においては、ソール側からトップ側に向かう方向に沿ってトゥ側からヒール側へと傾斜するように延びる中央軸線L3が定義される。本実施形態では、中央軸線L3は、フェース面上において厚肉部50の図心Pw(幾何学中心)を通り、厚肉部50と重なる線分であって、長さが最大となる線分である。中央軸線L3とトゥ−ヒール方向とが為す角度θ1は、好ましくは、5°≦θ1<90°とすることができ、より好ましくは、30°≦θ1≦60°とすることができる。
図4に示すように、厚肉部50は、フェースセンターPc及びその近傍に位置するスイートスポットを含み、中央軸線L3に沿ってI字状に延びている。なお、本明細書においてI字状とは、一本の直線に沿って延びる形状を意味する。本実施形態の厚肉部50は、トップラインL1及びソールラインL2のいずれにも達していない。ここで、フェースセンターPcは、以下のとおり特定される。すなわち、まず、フェース部において、トゥ−ヒール方向の最大幅Wxが決定され、この最大幅Wxにおけるトゥ−ヒール方向の中央位置Pxが決定される。そして、この位置Pxにおいて、フェース部の上下方向の中央点Pyが決定され、この点Pyが、フェースセンターFcと定義される。なお、図3は、フェースセンターFcを通る断面図である。また、スイートスポットとは、ゴルフクラブヘッド100の重心からフェース部11へと下した垂線の足である。また、本実施形態では、厚肉部50の図心PwはフェースセンターPcに一致するが、両点Pc,Pwは不一致であってもよい。ただし、両点Pc,Pwは、互いに近接して配置されることが好ましい。
正面視において、厚肉部50は、中央軸線L3の両側において、凹部51a,51bを有している。凹部51a,51bは、中央軸線L3に沿って厚肉部50の中央付近がその両側よりも中央軸線L3側に凹むことで形成される部位である。ここで、凹部51aは、よりヒール側に位置し、凹部51bは、よりトゥ側に位置する。本実施形態では、このような凹部が、中央軸線L3の両側に1つずつ形成されている。言い換えると、図4に示すとおり、本実施形態の厚肉部50は、全体として長手方向の中央付近、すなわち中央軸線L3の方向の中央付近が括れた楕円形状である。この括れは、滑らかな曲線により描かれ、厚肉部50は全体として「落花生」のような形状を有している。また、本実施形態の厚肉部50は、中央軸線L3に対して概ね線対称の形状を有している。従って、凹部51a,51bは、中央軸線L3を挟んで互いに対面する位置に配置されている。
以下、厚肉部50と周辺部60との境界線L4と、中央軸線L3とが交わる2つの交点を、点P1,P2と称する。点P1は、よりトゥ側の点(第1交点)であり、点P2は、よりヒール側の点(第2交点)である。また、点P1を通り、中央軸線L3に直交する直線を直線L5(第1直交線)と称し、点P2を通り、中央軸線L3に直交する直線を直線L6(第2直交線)と称する。さらに、直線L5とトップラインL1との交点を点P3と称し、直線L6とトップラインL1との交点を点P4と称する。また、直線L5とソールラインL2との交点を点P5と称し、直線L6とソールラインL2との交点を点P6と称する。さらに、フェースセンターFcを通り、中央軸線L3に直交する直線を直線L7と称する。
一般に、フェース面上においては、ソール側からトップ側に向かう方向に沿ってヒール側からトゥ側へと傾斜する直線に沿って、打点が分布しやすい。従って、以上の直線L7は、概ね打点の分布する打点分布線となる。すなわち、ゴルファーがヘッド100を備えるゴルフクラブをスイングしたときに、ボールとフェース面とが衝突する点(打点)は、直線L7の近傍に分布することになる。また、トップラインL1と、ソールラインL2と、直線L5,L6とに囲まれる領域は、概ね打点の分布する打点分布領域A1となる。打点分布領域A1は、上述の点P3〜P6を4つのコーナー点とする概ね矩形状、本実施形態では概ね平行四辺形の領域である。
以上より、打点分布領域A1は、その上下方向の中央付近に厚肉部50を有している。従って、フェースセンターFc付近が厚肉となり、打撃時の衝撃に対するヘッド100の強度が確保される。また、打点分布線L7が、厚肉部50の中央軸線L3に直交し、厚肉部50の中央部を通って、厚肉部50を貫くように延びているとともに、凹部51a,51bが打点分布線L7上に位置する。従って、打点分布線L7の方向に沿っては、厚肉部50は大きな幅を占めておらず、主としてより薄肉の移行部61及び薄肉部62a,62bが広がっている。その結果、実打点分布に沿って薄肉の高反発エリアが広がり、打点分布領域A1内が撓み易くなり、飛距離を向上させることができる。なお、上記では、直線L7を概ね打点の分布する打点分布線であると述べたが、実際の多数の打点の回帰線(以下、実打点分布線という)と直線L7とが一致している必要はない。実打点分布線は、図4中にL8で示すように延びており、中央軸線L3と必ずしも直交しない。しかしながら、このような場合であっても、実打点分布線L8が中央軸線L3と交差している場合には、実打点分布線L8は、高反発エリアとなる打点分布領域A1内に概ね含まれることになり、飛距離が向上する。なお、図8に、実際にアベレージゴルファーが打撃したときの打点が分布する実打点分布領域A2を示している。実打点分布領域A2は、実打点分布線L8を中心軸とするような領域である。同図から分かるように、上述の打点分布領域A1は、実打点分布領域A2と大部分が重なっている。
一方、移行部61は、厚肉部50の周囲全体を囲んでおり、周方向に沿って概ね均一な幅を有する。また、移行部61は、トップラインL1及びソールラインL2に達しており、トップラインL1及びソールラインL2と点ではなく、幅を有する線で交差している。従って、移行部61は、トップ−ソール方向にはフェース部11全体に広がっているが、トゥ−ヒール方向には比較的フェース部11の中央部分に集中しており、ヒール側端点Ph及びトゥ側端点Ptに達していない。なお、本実施形態では、移行部61と厚肉部50とからなる領域の図心(幾何学中心)も、フェースセンターPcに概ね一致する。
ところで、フェース部11と立上がり部12との境界線近傍において、フェース部11の厚みが急激に薄くなると、当該薄肉の部分に応力が集中し、フェース部11の耐久性に影響する虞がある。しかしながら、本実施形態では、以上のとおり、移行部61がトップラインL1及びソールラインL2に連続している。すなわち、立上がり部12近傍で厚肉部50が突然終了し、急激にフェース部11の厚みが薄くなることがない。従って、フェース部材1の強度が確保されている。
また、図4に示すとおり、フェース部11の内側面(裏面)には、トゥ側端点Ptを頂点とし、フェース部11と立上がり部12との境界線に沿って延びるV字状のスリット(トゥ側溝)71が形成されている。また、ヒール側においても同様に、ヒール側端点Phを頂点とし、フェース部11と立上がり部12との境界線に沿って延びるV字状のスリット(ヒール側溝)72が形成されている。言い換えると、トゥ側端点Pt及びヒール側端点Ph近傍に、薄肉部62a,62bよりも薄肉の領域が形成されている。従って、これらのスリット71,72により、特にトゥ側及びヒール側の部位での反発率を高めることができ、フェース面上において高反発エリアが中央領域に偏るのを防止し、高反発エリアを拡大することができる。その結果、例えばミスショットやインテンショナルショット時において、ボールがフェース面の中央領域で捉えられなかった場合にも、飛距離を増大することができる。
本実施形態では、スリット71内におけるフェース部11の肉厚w3は概ね一定であり、w3<w2である。好ましくは、1.0mm≦w3≦3.0mmとすることができ、より好ましくは、1.5mm≦w3≦2.5mmとすることができ、本実施形態では、w3=1.70mmである。同様に、本実施形態では、スリット72内におけるフェース部11の肉厚w4は概ね一定であり、w4<w2である。好ましくは、1.0mm≦w4≦3.0mmとすることができ、より好ましくは、1.5mm≦w4≦2.5mmとすることができ、本実施形態では、w4=w3=1.70mmである。
図4に示すとおり、スリット71,72は、打点分布領域A1に部分的に重なっている。トゥ側のスリット71は、トゥ側端点Ptから出発してトップラインL1に沿って延び、コーナー点P3に達した後、トップラインL1に沿ってさらに打点分布領域A1内を延びるが、コーナー点P4には達していない。また、スリット71は、トゥ側端点Ptから出発してソールラインL2に沿って延びるが、コーナー点P5には達していない。同様に、ヒール側のスリット72は、ヒール側端点Phから出発してソールラインL2に沿って延び、コーナー点P6に達した後、ソールラインL2に沿ってさらに打点分布領域A1内を延びるが、コーナー点P5には達していない。また、スリット72は、トゥ側端点Ptから出発してトップラインL1に沿って延びるが、コーナー点P4には達していない。
以上のとおり、本実施形態では、スリット71,72が打点分布領域A1内を延びている。従って、打点分布領域A1内がより撓み易くなり、飛距離を向上させることができる。
<2.第2実施形態>
次に、図5を参照しつつ、第2実施形態に係るゴルフクラブヘッドについて説明する。本実施形態に係るヘッドは、ドライバー型ではなく、ユーティリティ型のゴルフクラブヘッドであり、400立方センチメートルより少ない容積を有する。図5は、本実施形態に係るヘッドのフェース部111の基準状態での正面図である。なお、本来であれば、図5において、フェース部111の内側面に形成されている肉厚構造を視認することはできないが、図4の場合と同様、理解を助けるために参考として、肉厚構造が図示されている。
図4及び図5を比較すると分かるように、本実施形態に係るヘッドは、第1実施形態に係るヘッド100と比べ、主としてスリット71,72に代えて後述するスリット73が形成されている点を除き、概ね同様の構成を有する。そのため、以下では、第1実施形態との差異を中心に説明し、同様の構成については同じ参照符号を付して説明を省略する。
図5に示すとおり、本実施形態に係るフェース部111の内側面(裏面)には、ソールラインL2に沿ってややヒール側に偏った位置に、スリット(溝)73が形成されている。言い換えると、ソールラインL2に沿ってややヒール側に偏った位置に、薄肉部62a,62bよりも薄肉の領域が形成されている。このスリット73は、特にヒール側下部での反発率を高めるのに寄与する。すなわち、フェース面上において高反発エリアが中央領域に偏るのを防止し、高反発エリアをヒール側下部へ拡大することができる。その結果、例えばミスショットやインテンショナルショット時において、ボールがフェース面のヒール側下部に衝突した場合にも、飛距離を増大させることができる。なお、本実施形態では、トップラインL1に沿う位置にスリットは設けられていない。しかしながら、一般にユーティリティの場合には、ドライバーの場合と異なり、ボールの打点が比較的フェース面の下部に偏る傾向にある。従って、ソールラインL2に沿ったスリットのみでも、効果的に飛距離を伸ばすことができる。
本実施形態では、スリット73内におけるフェース部111の肉厚w5は概ね一定であり、好ましくは、0.8mm≦w5≦2.0mmとすることができ、より好ましくは、1.0mm≦w5≦1.5mmとすることができる。また、本実施形態でも、厚肉部50の厚みw1は概ね一定であり、好ましくは、1.5mm≦w1≦2.5mmとすることができ、より好ましくは、1.7mm≦w1≦2.2mmとすることができる。また、薄肉部62a,62bの厚みw2も概ね一定であり、好ましくは、1.0mm≦w2≦2.2mmとすることができ、より好ましくは、1.4mm≦w2≦2.0mmとすることができる。
スリット73は、打点分布領域A1に部分的に重なっている。より具体的には、スリット73は、ソールラインL2に沿って打点分布領域A1全体を通過するように延びる。スリット73は、コーナー点P5よりもトゥ側端点Pt側に向かって延びるが、トゥ側端点Ptには達しておらず、同様に、コーナー点P6よりもヒール側端点Ph側に向かって延びるが、ヒール側端点Phに達していない。以上のとおり、スリット73が打点分布領域A1内を延びているため、打点分布領域A1内がより撓み易くなり、飛距離が向上する。
<3.変形例>
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて、種々の変更が可能である。例えば、以下の変更が可能である。また、以下の変形例の要旨は、適宜組み合わせることができる。
<3−1>
上記実施形態では、ゴルフクラブヘッドをドライバー型又はユーティリティ型としたが、そのタイプは限定されず、例えば、いわゆるフェアウェイウッド型、ハイブリッド型、アイアン型等であってもよい。ただし、本発明に係るフェース部の肉厚分布の構造は、ウッド型のゴルフクラブヘッドに好適に適用することができる。
<3−2>
上記実施形態では、中央軸線L3がトップ−ソール方向に対して傾いていたが、トップ−ソール方向に平行に延びていてもよい。すなわち、厚肉部50がトップ−ソール方向に沿って延びていてもよい。
<3−3>
厚肉部50の形状は、上述したものに限られない。例えば、図6に示すように、凹部51a,51bが滑らかな曲線ではなく、角を有する輪郭により描かれる形状であってもよい。また、図7に示すように、凹部51a,51bの一方を省略することも可能である。すなわち、凹部は中央軸線の片側にのみ形成されてもよい。
<3−4>
第1実施形態において、スリット71,72の一方を省略することができる。また、第2実施形態において、スリット73に代えて又は加えて、トップラインL1に沿うスリットを形成してもよい。
<3−5>
フェース部材1は、カップフェース型でなくてもよく、立上がり部12を省略することが可能である。
1 フェース部材
11 フェース部
50 厚肉部
51a,51b 凹部
60 周辺部
61 移行部
62a,62b 薄肉部
71〜73 スリット(溝)
100,101 ゴルフクラブヘッド
A1 打点分布領域
Fc フェースセンター
L1 トップライン
L2 ソールライン
L3 中央軸線
L4 第1直交線
L5 第2直交線
P1 第1交点
P2 第2交点
P3 第1コーナー点
P4 第2コーナー点
P5 第3コーナー点
P6 第4コーナー点
Pt トゥ側端点
Ph ヒール側端点

Claims (9)

  1. ボールを打撃するフェース部を備えるゴルフクラブヘッドであって、
    前記フェース部は、フェースセンターを含む概ね均一な厚みを有する厚肉部と、前記厚肉部よりも薄肉であり、前記厚肉部を囲む周辺部とを有し、
    前記厚肉部は、トゥ下からヒール上に向かう方向に延びる中央軸線に沿って延びており、
    前記中央軸線は、前記厚肉部の図心を通り前記厚肉部と重なる線分のうち、長さが最大となる線分であり、
    前記厚肉部は、前記中央軸線の少なくとも片側において、前記中央軸線に沿って中央付近がその両側よりも前記中央軸線に向かって凹んだ凹部を有し、これにより、概ね前記中央軸線を長手方向として延びる楕円形状に前記凹部を形成したような形状を形成し、前記楕円形状は、前記中央軸線に対して概ね線対称の形状であり、
    前記厚肉部は、トップ側及びソール側の両方において、前記フェース部の境界線に達しておらず、
    前記中央軸線と水平方向との為す角度θ1は、θ1<60°の条件を満たす、
    ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記中央軸線は、前記厚肉部の境界線と第1交点及び第2交点において交わり、
    前記フェース部は、前記第1交点を通り前記中央軸線に直交する第1直交線と、前記第2交点を通り前記中央軸線に直交する第2直交線と、前記フェース部の境界線とにより囲まれる打点分布領域を含み、
    前記フェース部の裏面側には、前記打点分布領域と少なくとも部分的に重なり、前記フェース部の境界線に沿って延びる溝が形成されている、
    請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記フェース部の境界線は、最もトゥ側の点であるトゥ側端点と最もヒール側の点であるヒール側端点との間を延びるトップ側のトップラインと、前記トゥ側端点と前記ヒール側端点との間を延びるソール側のソールラインとを含み、
    前記打点分布領域は、前記トップライン上においてトゥ側に第1コーナー点及びヒール側に第2コーナー点を有するとともに、前記ソールライン上においてトゥ側に第3コーナー点及びヒール側に第4コーナー点を有し、
    前記溝は、少なくとも前記第1コーナー点から前記フェース部の境界線に沿って前記打点分布領域内を延びるが、前記第2コーナー点まで延びていないトゥ側溝、及び、少なくとも前記第4コーナー点から前記フェース部の境界線に沿って前記打点分布領域内を延びるが、前記第3コーナー点まで延びていないヒール側溝の少なくとも一方を含む、
    請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記溝は、前記トゥ側溝及び前記ヒール側溝の両方を含む、
    請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 容積が400立方センチメートル以上である、
    請求項3又は4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記フェース部の境界線は、最もトゥ側の点であるトゥ側端点と最もヒール側の点であるヒール側端点との間を延びるソール側のソールラインを含み、
    前記溝は、前記ソールラインに沿って延びている、
    請求項に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 容積が400立方センチメートルより少ない、
    請求項に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記厚肉部は、前記中央軸線の両側において、前記凹部を有する、
    請求項1からのいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記中央軸線の両側の前記凹部は、前記中央軸線を挟んで互いに対面している、
    請求項に記載のゴルフクラブヘッド。


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