JP2011010761A - ゴルフクラブ - Google Patents

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Abstract

【課題】打点がばらついても、安定した飛距離が得られると共に、強度、耐久性に優れたゴルフクラブを提供すること。
【解決手段】フェース部12の中央部に形成され、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状の縁部で囲まれた第1領域36と、この第1領域よりも薄肉厚に形成されてこの第1領域の周囲を囲み、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状の外縁部を有する第2領域38と、この第2領域よりも薄肉厚に形成されてこの第2領域を囲み、フェース部の周辺部を形成する周辺領域40と、第2領域38のトウ・ヒール方向に沿う中間位置で、この第2領域38のクラウン側又はソール側の外縁部側から第1領域36側に凹設され、この第2領域38よりも薄肉厚に形成されて周辺領域40に連続する薄肉部42,44と、を有する中空構造の金属製クラブヘッド10を備えるゴルフクラブ。
【選択図】図1

Description

本発明は、中空構造の金属製クラブヘッドを備えたゴルフクラブに関する。
一般に、ゴルフボールは、クラブヘッドのスイートスポットで打球したときに、最も長い飛距離が得られるが、このスイートスポットを含むスイートエリアの面積は小さい。また、ゴルフクラブについては、フェース部の特性についてルールが定められており、ボールの飛び過ぎる高反発のゴルフクラブはルールに違反することになる。
近年、このようなフェース部の反発特性に関するルール適合判定のための基準として、「ペンデュラムテスト」の衝突時接触時間から求めたヘッド特性時間(Characteristic Time)すなわちCT値が導入されている。この「ペンデュラムテスト」で求められフェース部のCT値が規定された上限値を超えるものは、ルール違反と判定される。
このため、フェース部の肉厚を変えることにより、反発力を調整し、全体の飛距離性能を向上させ、耐久性を向上させることが行われている。
このようなゴルフクラブには、フェース部に、中央厚肉部の周りに外周側に向けて次第に肉厚を薄くなる中央肉厚徐変部と、この中央肉厚徐変部を囲む最も厚さの薄い薄肉部とを形成し、クラウン側およびソール側の端部に形成した上部厚肉部および下部厚肉部の縁部を囲む帯状の肉厚徐変部の厚さを、上部厚肉部および下部厚肉部から薄肉部に向けて薄くなるように形成したものがある(例えば特許文献1参照)。
特許第4165282号公報
このような従来のゴルフクラブでは、中央厚肉部を最も厚く形成することで、中央部の反発性を小さくすることは可能であるが、周辺部については、その反発性を高くし、中央部と同様な程度まで高くすることはできない。特に、クラウン側およびソール側端部に、中央厚肉部以下の厚さの上部厚肉部および下部厚肉部を形成しているため、これらの上部厚肉部および下部厚肉部における反発性が極端に低くなり、飛距離が低下することになる。
本発明は、このような事情に基づいてなされたもので、打点がばらついても、安定した飛距離が得られると共に、強度、耐久性に優れたゴルフクラブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明によると、ゴルフボールの打球面を前面に形成したフェース部と、クラウン部と、ソール部と、トウ側およびヒール側サイド部と、後部のバック部とで外殻を形成し、この外殻内に内部空間を形成した中空構造の金属製クラブヘッドを備えるゴルフクラブであって、前記フェース部の中央部に形成され、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状の縁部で囲まれた第1領域と、この第1領域よりも薄肉厚に形成されてこの第1領域の周囲を囲み、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状の外縁部を有する第2領域と、この第2領域よりも薄肉厚に形成されてこの第2領域を囲み、前記フェース部の周辺部を形成する周辺領域と、前記第2領域のトウ・ヒール方向に沿う中間位置で、この第2領域のクラウン側又はソール側の外縁部側から第1領域側に凹設され、この第2領域よりも薄肉厚に形成されて前記周辺領域に連続する薄肉部と、を備えるゴルフクラブが提供される。
前記薄肉部のCT値は、トウ・ヒール方向の中心位置を通るセンターライン上で、このセンターラインのトウ側又はヒール側の部位の値以上に形成されることが好ましい。
前記薄肉部は、第2領域のクラウン側とソール側とに形成され、クラウン側がソール側よりもトウ・ヒール方向に長く形成又は面積を広く形成されるものであってもよい。
前記薄肉部と周辺領域との境界部の肉厚変化率を、前記第1領域と第2領域との間の境界部の肉厚変化率よりも小さくすることが好ましい。
本発明のゴルフクラブによると、フェース部の中央部に形成された第1領域が、その肉厚により、反発性を抑制され、周辺領域が反発性を向上し、これにより、打点がばらついて周辺領域で打球した際も、飛距離の低下を防止することができる。また、第2領域よりも薄肉厚の薄肉部が、第2領域のクラウン側又はソール側の外縁部側から第1領域側に凹設された状態に形成されることで、第2領域のクラウン・ソール方向に沿う反発性を向上することが可能となり、打点がばらついても、飛距離を安定化することができる。
薄肉部のCT値が、トウ・ヒール方向の中心位置を通るセンターライン上で、このセンターラインのトウ側又はヒール側の部位の値以上に形成される場合には、上記に加え、通常はCT値が低くなるセンターライン位置の反発性の低下を防止し、これにより、相対的にクラウン側又はソール側の反発性を向上させることができ、フェース部の高さが十分な高さに形成されない場合であっても、クラウン側又はソール側の反発性を上昇させ、これにより、飛距離を向上させ、安定化させることができる。
薄肉部が、第2領域のクラウン側とソール側とに形成され、クラウン側の薄肉部がソール側よりもトウ・ヒール方向に長く形成される場合には、打点がクラウン側にずれ、打ち出し角度が大きく(高く)なっても、飛距離の低下を防止し、一般的なプレーヤであっても、その打球の飛距離を向上し、安定化を図ることができる。
薄肉部と周辺領域との境界部の肉厚変化率を、第1領域と第2領域との間の境界部の肉厚変化率よりも小さくする場合には、クラブヘッド、特にフェース部の強度、耐久性の向上を図ることができると共に、フェース部の薄肉化や軽量化を図ることができる。
本発明の実施形態によるクラブヘッドのフェース側から見た正面図。 図1のクラブヘッドのクラウン部を欠截した部分断面図。 図1のX−X線に沿う断面図。 図1のクラブヘッドのフェース部におけるクラウン側およびソール側の拡大断面図。 図1のクラブヘッドのフェース部をY−Y線に沿って平坦構造に展開した状態を示す説明図。 他の実施形態によるクラブヘッドの図1と同様な図。
図1から図5は本発明の好ましい実施形態によるゴルフクラブ8を示す。図中、同様な部位には同様な符号を付してある。
図1に、クラブヘッド10を基準水平面Bに対してライ角α通りに置いた状態を示すように、本実施形態のゴルフクラブ8は、例えば繊維強化樹脂あるいは金属材料で管状構造に形成したシャフト6の先端に、例えばボールを置く地面等の基準水平面Bに対して規定のライ角α及びロフト角を設定してクラブヘッド10を取付け、基端には天然ゴムあるいは合成ゴム等の柔軟性や軟質性材料で形成したグリップを取付けられる。ここに、ライ角αは、後述するソール部あるいは基準水平面Bに対するシャフトの軸線6aの取付角度であり、ロフト角は、基準水平面Bに直交する垂直面とフェース部12の前面との間の角度である。なお、符号X,Yは、フェース部12の中心Oを通り、基準水平面Bに垂直方向および水平方向の仮想線であるセンターラインを示す。
図1から図3に示すように、本実施形態の金属製クラブヘッド10は、フェース部12の表面側にに打球面を有するフェース部材14を配置し、このフェース部材14をヘッド本体10aが背面側から支える。このヘッド本体10aは、フェース部12のトップライン12aおよびリーディングエッジ12bからそれぞれバック側にクラウン部16およびソール部18が延びる。これらのクラウン部16とソール部18との間に、フェース部12のトウ側サイドライン12cおよびヒール側サイドライン12dからそれぞれトウ側サイド部20およびヒール側サイド部22がクラウン部の16の周縁部に沿って湾曲しつつバック側に延び、バック部24に連続する。
なお、フェース部12とクラウン部16との間のトップライン12aは、その間の稜線で特定することができるが、フェース部12の大部分を形成する面部の曲率半径より小さくなる部位で特定してもよい。リーディングエッジ12bおよびサイドライン12c,12d等の稜線部についても同様である。
ヘッド本体12のトウ側サイド部20およびヒール側サイド部22は、フェース部12側で上下方向すなわちクラウン・ソール方向に大きな寸法を有し、バック部24まで次第にその寸法が減少する。したがって、このクラブヘッド10は、実質的にフェース部12とクラウン部16とソール部18とトウ側及びヒール側サイド部20,22と、後部のバック部24とで外殻を形成し、中空部である内部空間Nをこの外殻内に形成する。
このヘッド本体10aには、シャフト6の先端を止着する筒状のシャフト止着部(図示しない)が一体形成され、内部空間N内に突出する。シャフト6は、クラウン部16に突出形成されるホーゼル部26の開口26aから、シャフト6の先端部をシャフト止着部内に差し込むことで、このヘッド本体10aに止着される。
また、ソール部18には、内部空間N側に突出する厚肉部として一体形成したウェイト部28を配置してある。このウェイト部28は、フェース部12に沿ってトウ・ヒール方向に幅広の前縁部28aからバック部24側に向けて次第にその幅が減少する三角形状に形成してあり、クラブヘッド10の低重心化を図り、更に、フェース部12側でソール部18を補強すると共に、フェース部12に作用する力をフェース部材14から受け、効率よくバック側に伝達する。このヘッド本体10aのバック側に、更に、ウェイト部材を配置し、このようなウェイト部材に効率よく力を伝達するリブ又は厚肉部を形成してもよい。
図3および図4に示すように、本実施形態のフェース部材14は、クラウン部16、ソール部18、トウ側およびヒール側サイド部20,22及びバック部24からなるヘッド本体10aの前方側開口11を閉塞する浅いカップ状の部材で形成してある。このフェース部材14は、フェース部12を囲む状態に、トップライン12a、リーディングエッジ12bおよびサイドライン12c,12dに沿ってバック側に周縁部30を折り曲げ、クラウン側部30a、ソール側部30b、およびサイド側部30c,30c(図2)を形成してある。この周縁部30のそれぞれの後端を、ヘッド本体10aの前方側開口11に沿って、例えばTIG溶接、プラズマ溶接又はレーザー溶接等により接合し、それぞれクラブヘッド10のクラウン部16、ソール部18、トウ側およびヒール側サイド部20,22の一部である前部を形成する。ウェイト部28をソール部18の厚肉部で形成する場合には、この前縁部28aを前方開口11に沿って配置することが好ましい。
周縁部30のクラウン側部30aは、トップライン12aに沿って内部空間Nに開口する凹溝状又は湾曲状の薄肉部32aと、この薄肉部32aの後方に位置し、ヘッド本体10aの前方開口11に溶接される厚肉部34aとを有する。同様に、ソール側部30bも、リーディングエッジ12bに沿う凹溝状又は湾曲状の薄肉部32bとヘッド本体10に溶接される厚肉部34bとを形成してある。厚肉部34a,34bの前方に薄肉部32a,32bを配置することにより、打球時におけるフェース部12の全体の撓み性を確保することができる。
また、上記に代えて、ソール側のみに凹溝状又は湾曲状の薄肉部32bを形成してもよい。また、反発性をフェース部主体にする場合は、前記薄肉部の厚さをフェース部12の周辺部より厚くするとよい。
これらの薄肉部32a,32bの内部空間N側の面は、フェース部12の裏面からトップライン12aおよびリーディングエッジ12bを介して厚肉部34a,34bに至るまで、応力集中し易い段差部を形成することなく、滑らかなに連続する湾曲面で形成することが好ましい。また、フェースは逆三角形形状のため、上方よりも下方の方がCT値が低下しやすいために、クラウン側の薄肉部32aよりも、ソール側の薄肉部32bの厚さを薄くし、下方における撓み量を大きくすることが好ましい。
このような薄肉部32c,32d(図2)および厚肉部をサイドライン12c,12dに沿ってサイド側部30c,30dにも形成することが好ましい。
なお、このようなフェース部12と一体部材の周縁部30をバック側に折り曲げ形成したカップ状部材でフェース部材14を形成することに代え、フェース部材14をフェース部12の全体領域を形成する板状に形成することも可能である。更に、ヘッド本体10aのフェース部12に形成した所定の大きさの開口に嵌合する板状に形成し、この開口を囲むヘッド本体10aの周縁部と共に、フェース部12の一部、例えば打球面のみを形成するものであってもよい。いずれの場合も、フェース部材14は、ヘッド本体10aと同質材料、又は、ヘッド本体10aに溶接可能な金属材料で形成することが好ましい。
また、溶接による肉厚のバラツキを防ぐために、ヘッド本体10aとフェース部材14とを同じ材料で鋳造等により一体形成することもできる。
ヘッド本体10aは、フェース部材14を除いて、例えば、チタン系合金、鉄系合金等を鋳造することで一体形成することが好ましく、その前面側に、フェース部12の打球面を構成するフェース部材14が溶着、接着等によって止着される開口部11が形成されている。このような一体構造に代え、ヘッド本体10aを構成する各部材(フェース部、クラウン部、ソール部、サイド部等の外殻を形成する部材等)を個別に形成し、この後、組立て、溶着や接着等によって一体化しても良い。
更に、クラウン部16を繊維強化金属や繊維強化樹脂、マグネシウム合金、0.3〜1.4mmの肉薄チタン合金、同肉厚の肉薄ステンレス合金等により形成し、本体に接着、或は、溶接、ろう付け等で接合することも可能であり、その場合、ヘッド本体のクラウン部16が開口しているので、内部空間Nに錘(図示しない)等を挿入することが容易になる効果がある。
ヘッド本体10aに結合されるフェース部材14は、例えは、チタン系合金、鉄系合金等を、所定の形状となるように、プレス加工、或いは、鍛造或いは鋳造等したものを必要に応じCNC加工することで一体形成し、又は、このように加工した複数の部材を互いに溶接することで一体化することも可能である。フェース部12の撓み性を確保するために、周縁部30に薄肉部を形成する場合は、フェース部12に隣接する後方部位で例えば0.6〜2.5mm程度に形成することが好ましい。
なお、フェース部材14を、ヘッド本体10aに形成した開口11の端面に、溶着して止着することに代え、ヘッド本体10aの全体を一体構造に形成(例えば鋳造)し、この一体構造のヘッド本体10aの一部にフェース部12を形成してもよい。
図1から図5に示すように、フェース部材14には、フェース部12の裏面から内部空間N側に向けて突出する最も肉厚の厚い第1領域36を、フェース部12の中心Oを含む中央部に形成してある。この第1領域36の回りを、この第1領域36よりも薄肉厚に形成された第2領域38と、この第2領域38よりも薄肉厚に形成された周辺領域40とが順に帯状に囲んでいる。本実施形態では、この周辺領域40の外縁部は、トップライン12a、リーディングエッジ12bおよびサイドライン12c,12dで形成されている。
第2領域38は、クラウン側のトップライン12a又はソール側のリーディングエッジ12bの近くまで張出す状態に配置してあるが、これらのトップライン12aやリーディングエッジ12bに達することはなく、このクラウン側又はソール側に周辺領域40の薄肉部が介在する形状となっている。これにより、フェース部12の中央部分でCT値を効果的に抑制できると共に、肉厚の厚い第1,第2領域36,38で部分的にCT値が下り過ぎないように形成することができる。このため、フェース部12の打球面の広い範囲にわたってCT値を近似させることが可能となる。
図5では、フェース部12の表面すなわち打球面側を直線状に記載してあるが、実際には、図2および図3に示すように、中央部を外方に僅かに膨出させたバルジ(トウ・ヒール方向)、ロール(クラウン・ソール方向)の双方の曲面を組合せた湾曲面に形成される。また、周辺のバルジやロールを形成した状態で、内面の第1領域36、第2領域38および周辺領域40の一つ以上の領域を、直線状の断面形状を有する平面状とするとよい。
図中、第1領域36の内面は平坦状に形成してあるが、中心位置Oに対応する部位が内部空間N側に突出する凸面状に形成することで、中央位置の反発性を抑えることができる。また、第2領域38の内部空間N側の裏面は、複数の段差状に形成してもよい。
また、フェース部12の表面に、略水平方向の浅い凹溝等の好適な手段でトウ・ヒール方向に延びる多数のスコアライン(図示しない)を形成してある。そして、この中央部である第1領域36に、クラブヘッド10の重心(図示しない)を通り、フェース部12の打球面に垂直に延ばした点であるスイートスポットが配置される。このスイートスポットの位置は、上述のウェイト部材28等で定まる重心位置に応じて変動する。
図1に示すように、フェース部12の中央部に位置する第1領域36は、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状又は長円状の縁部で囲まれ、第2領域38は、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状又は長円状の外縁部を有する。
そして、この第2領域38トウ・ヒール方向に沿う中間位置で、この第2領域38のクラウン側およびソール側の外縁部側から第1領域36側に凹設され、この第2領域38よりも薄肉厚の薄肉部42,44が形成されている。これらの薄肉部42,44は、縦方向のセンターラインXを中心として左右すなわちトウ・ヒール方向に対称形状に形成してあり、中心O側、トウ側およびヒール側の3方を第2領域で区画され、クラウン側およびソール側で周辺領域40に連続する。この薄肉部42,44は、第1領域36に近接する内側よりも周辺領域40に近接する外側に向けて広がることが好ましく、第2領域38との間を、図示のような台形又は矩形状の境界部に代えて、円弧状に湾曲する境界部で区画してもよい。
このようなフェース部12を有するクラブヘッド10は、フェース部12の中央部に形成された第1領域36が、その肉厚により、反発性を抑制され、この第1領域を囲む第2領域38および周辺領域40が反発性を向上し、これにより、打点がばらついて周辺領域40で打球した際も、飛距離の低下を防止することができる。また、第2領域38よりも薄肉厚の薄肉部42,44が、第2領域38のクラウン側又はソール側の外縁部側から第1領域側に凹設された状態に形成されることで、第2領域38のクラウン・ソール方向に沿う反発性を向上することが可能となり、打点がばらついても、飛距離を安定化することができる。
このような薄肉部42,44は、センターラインX上におけるCT値が、このセンターラインXよりもトウ側又はヒール側の部位(例えばセンターラインXを中心として左右に±25mmの範囲内)のCT値以上となるように形成することが好ましい。この場合には、通常はCT値が低くなるセンターラインX上の位置の反発性の低下を防止し、これにより、相対的にクラウン側又はソール側の反発性を向上させることができ、フェース部12の高さすなわちクラウン・ソール方向の寸法が十分な大きさに形成されない場合であっても、クラウン側又はソール側の反発性を上昇させ、これにより、飛距離を向上させ、安定化させることができる。
特に、薄肉部42が第2領域38のクラウン側に凹設される状態に形成されることにより、第2領域38のセンターラインXを挟みかつクラウン側に突部38aが突出する。この突部38aは、この突部38aを通りかつセンターラインXに平行に周辺領域40に配置される部位すなわち突部38aのクラウン側の部位のCT値を、センターラインXに沿う薄肉部42および周辺領域40の部位のCT値に対して小さくするように作用する。ソール側の薄肉部44についても同様である。
このようにセンターラインXを含む左右の領域におけるCT値を比較する場合は、左右の範囲が第2領域38内に凹設される薄肉部42,44の大きさ、形状によって変化するが、センターラインXから左側又は右側に5mm〜10mm離隔した位置で、このセンターラインXを挟み、薄肉部42,44が形成される内側部位からトップライン12a又はリーディングエッジ12bに至る範囲で測定し、比較することが好ましい。CT値の比較は、縦方向のセンターラインXから水平方向のセンターラインYに平行に延ばした位置の測定値で行う。
なお、センターラインX上における全ての位置で、左右よりもCT値が高くなることが好ましいが、実質的には形状制限があるため、少なくとも一部の位置で、左又は右側よりもセンターラインX上におけるCT値を高くする。また、CT値はセンターラインXを基準としたときに、その左又は右側では、その95%〜100%の範囲であることが好ましい。
第2領域38のクラウン側とソール側とに形成された薄肉部42,44のうち、クラウン側の薄肉部42がソール側の薄肉部44よりもトウ・ヒール方向に長く形成される場合には、打点がクラウン側にずれ、打ち出し角度が大きく(高く)なっても、相対的に広い範囲で高い反発性が得られるために、飛距離の低下を防止することができる。このため、打球時の打点がばらついたり、クラブヘッド10の速度が大きくない一般的なプレーヤであっても、その打球の飛距離を向上し、安定化を図ることができる。
このフェース部12は、縦方向のセンターラインX上で外縁部間の距離を測定したときに、クラブヘッド10の全高Hに対し、第1領域36の縦寸法36Xを16〜32%、第2領域38の縦寸法38Xを33〜55%、周辺領域40の縦寸法40Xを55〜75%程度に形成するのが好ましい。また、第2領域38に凹設する薄肉部42,44は、それぞれの縦寸法42X,44Xを全高Hの8〜18%および8〜18%程度であるのが好ましい。
トウ・ヒール方向については、横方向センターラインY上で外縁部間の距離を測定したときに、フェース部12の最大幅Wに対し、第1領域の横寸法36Yを15〜25%、第2領域38の横寸法38Yを40〜65%、周辺領域40の横寸法40Yを80〜95%程度に形成するのが好ましい。この場合の、薄肉部42,44の横寸法42Y,44Yは、それぞれ最大幅Wの10〜25%および10〜25%程度であることが好ましい。
第2領域38のクラウン側に凹設する薄肉部42の縦および横寸法42X,42Yは、ソール側の薄肉部44の縦および横寸法44X,44Yよりも大きくすることが好ましい。特に、クラウン側の薄肉部42のトウ・ヒール方向に沿う横寸法42Yが、ソール側の薄肉部44の横寸法44Yよりも長く又は大きく形成される場合には、打点がクラウン側にずれ、打ち出し角度が大きく(高く)なっても、飛距離の低下を防止し、一般的なプレーヤであっても、その打球の飛距離を向上し、安定化を図ることができる。
このように形成するそれぞれの領域の肉厚は、中央部に設けた第1領域36を1.8〜2.5mm、第2領域38を1.6〜2.3mm、周辺領域40を1.4〜2.1mm、薄肉部42,44を1.6〜2.3mm程度に形成することが好ましい。各領域の肉厚はほぼ一定に形成してもよく、又は、外方に向けて僅かに薄肉化することも可能である。例えば第1領域36は、中心Oの肉厚を最も大きな2.3mmとし、第2領域38に近接する外縁部の肉厚を2.2mm程度に形成してもよい。
これらの隣接する領域間には、急激な肉厚の変化による応力集中を抑制するため、内部空間N側の内面を傾斜面で形成した境界部を形成してある。例えば第1領域36と第2領域38との間にこの第2領域よりも幅狭の帯状の境界部37を形成し、第2領域38と周辺部40との間にも狭い帯状の境界部39を設けてある。また、第2領域38と薄肉部42,44との間に、それぞれ境界部43,45を形成してある。
薄肉部42,44と周辺領域40との肉厚の差は、例えば±0.2mmの範囲のほぼ同じ程度、または±0.4mmの範囲と、極めて僅かであり、図では明確に特定されていない。一方、第1領域36と第2領域38との間に形成される境界部37は、比較的大きく形成してある。また、薄肉部42,44と第2領域38との間に形成される境界部43,45は、境界部37,39よりも僅かに小さくなるように形成している。このように、境界部の肉厚変化率を、第1領域36と第2領域38との間の境界部37の肉厚変化率よりも小さくすることにより、クラブヘッド10、特にフェース部12の強度、耐久性の向上を図ることができると共に、フェース部12の薄肉化や軽量化を図ることができる。
なお、これらの境界部37,38,43,45における肉厚変化率は、トウ・ヒール方向よりもクラウン・ソール方向で大きくする等、変化させることができるが、同等にしてもよい。いずれの場合も、第1領域36と第2領域38との間の肉厚差を0.6mm以下、第2領域38と周辺領域40との間の肉厚差を0.4mm以下とすることが好ましい。更に大きな肉厚差を設ける場合には、第1領域36や第2領域38の肉厚を周辺方向に向けて徐々に薄くなるように形成し、境界部37,39の肉厚差を上記の値以下とすることが好ましい。
このような種々の厚さに形成したそれぞれの領域におけるCT値は、第1領域36が第2領域以上で最も大きく、第2領域38を周辺領域40よりも大きく形成し、第1領域36、第2領域38および周辺領域の値をそれぞれ36M、38Mおよび40Mとしたときに、40M<38M≦36Mとなるように形成することが好ましい。このような大きさとすることにより、広い範囲での反発性の向上と、強度、耐久性の向上・安定化が可能となる。
図6は、他の実施形態によるクラブヘッド10Aを示す。なお、この実施形態によるクラブヘッド10Aも、基本的には上述の実施形態によるクラブヘッド10と同様であるため、同様な部位に同様な符号を付し、その詳細な説明を省略する。
この実施形態では、第1領域36をトウ・ヒール方向に長く、かつクラウン・ソール側に短くして全体に左右に細長い長円状延設され、第2領域38もクラウン側およびソール側の外縁部を基準水平面B方向に沿う直線状に形成してあり、薄肉部42,44はこの直線状の外縁部から中心側に凹設された状態に形成してある。
この第2領域38の外縁部は、このように薄肉部42,44を形成することで、フェース部12のクラウン・ソール方向に沿う反発性を向上することができるものであれば、適宜の形状とすることができる。例えば第2領域の外縁部を、トウ側およびヒール側に突出する湾曲状に形成することに代えて三角形や台形状に形成することも可能である。
なお、本発明のクラブヘッド10は、特にウッドタイプものであれば適宜のクラブヘッド10に適用することができるが、H/Wが45%以下、又は、42%以下のフェース高さの小さい、例えばフェアウェイウッド等に特適するものである。
10…クラブヘッド
12…フェース部
36…第1領域
38…第2領域
40…周辺領域
42,44…薄肉部

Claims (4)

  1. ゴルフボールの打球面を前面に形成したフェース部と、クラウン部と、ソール部と、トウ側およびヒール側サイド部と、後部のバック部とで外殻を形成し、この外殻内に内部空間を形成した中空構造の金属製クラブヘッドを備えるゴルフクラブであって、
    前記フェース部の中央部に形成され、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状の縁部で囲まれた第1領域と、
    この第1領域よりも薄肉厚に形成されてこの第1領域の周囲を囲み、クラウン・ソール方向よりもトウ・ヒール方向に長い楕円状の外縁部を有する第2領域と、
    この第2領域よりも薄肉厚に形成されてこの第2領域を囲み、前記フェース部の周辺部を形成する周辺領域と、
    前記第2領域のトウ・ヒール方向に沿う中間位置で、この第2領域のクラウン側又はソール側の外縁部側から第1領域側に凹設され、この第2領域よりも薄肉厚に形成されて前記周辺領域に連続する薄肉部と、を備えることを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 前記薄肉部のCT値は、トウ・ヒール方向の中心位置を通るセンターライン上で、このセンターラインのトウ側又はヒール側の部位の値以上に形成されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
  3. 前記薄肉部は、第2領域のクラウン側とソール側とに形成され、クラウン側がソール側よりもトウ・ヒール方向に長く形成又は面積を広く形成されることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
  4. 前記薄肉部と周辺領域との境界部の肉厚変化率を、前記第1領域と第2領域との間の境界部の肉厚変化率よりも小さくしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のゴルフクラブ。
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