JP5342393B2 - ゴルフクラブ - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフクラブに関し、詳細には、中空構造の金属製ヘッドを有するゴルフクラブに関する。
従来、中空構造の金属製ヘッドにおけるフェース部は、撓み易くすることで、打球時にボールの潰れが抑制され、これにより、ボール変形によるエネルギーロスを少なくして、飛距離の向上が図れることが知られている。したがって、飛距離の向上を図るためには、フェース部の中央領域を撓み易く構成すれば良いが、フェース部の撓みに関しては、ルールによって規制されている。
すなわち、フェース部の撓みに関しては、その指標として、USGA(米国ゴルフ協会)のペンデュラムテストに準拠して測定する手法が存在しており、キャラクタリスティックタイムという数値(以下、CT値)により、フェース部の撓みを評価することが一般化されている。具体的に、CT値は、上記したペンデュラムテストの手順に従ってフェース部の中心(以下、フェース部の中央位置とも称する)を特定し、この中央位置に所定の試験子を衝突させたときの接触時間を計測することで、フェース部の弾性を評価するものであり、CT値が高くなる(接触時間が長くなる)と、フェース部が撓み易くなってボールの飛距離の向上が図れるようになるものの、フェース部の中央位置におけるCT値が所定値を超えると、それはルールに適合しないものと判別される。
このため、フェース部の剛性や反発性を調整するために、フェース部の中央部分の肉厚を厚くしたり、或いは、フェース部の中央部分を通るI字状のリブ、又はX字状のリブを形成することが知られている。例えば、特許文献1には、フェース部の裏面中央部に、略X方向に延びる厚肉部を設けて、クラウン側及びソール側に打点がずれても、スイートスポットで打撃した際の飛距離に対する飛距離差を小さく保つゴルフクラブヘッドが開示されている。
特開2008−36050号
上記した特許文献1に記載されているように、フェース部の裏面に、中央部分を通る肉厚を厚くしたX字状のリブを形成すると、効率的に中央領域における反発性を抑えつつ、その周辺領域の反発性を調整することが可能であるものの、その反面、厚肉部がX字形状となっていることから、打球位置によって反発性が大きく変化するという問題がある。また、厚肉化されているX字形状により、フェース部全体が変形し難い形状となっており、これによって、打球時にフェース部が振動し難く、打球感が悪いという問題がある。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、フェース部の中央部分における反発性と近似した反発性の範囲を拡大すると共に、打球感の良いゴルフクラブを提供することを目的とする。
上述したように、ヘッドで打球をする際、フェース部が撓むことでボールの潰れが抑制され、これにより、ボール変形によるエネルギーロスを少なくして、飛距離の向上が図れることが知られている。
フェース部の撓みに関しては、その指標として、上記したようなCT値が用いられており、フェース部におけるCT値は、例えば、肉厚変化、材料、凹凸形状(フェース部裏面に形成されるリブや溝などを含む)等のフェース構造によって、中央位置に限らず、所定の位置毎に変化させることが可能となっている。また、CT値とボール速度との間には、実用レベルにおいてCT値を高くすることで、ボール速度も速くなるという因果関係が認められる。このため、CT値を高くする位置(領域)、すなわち良く撓み、ボール速度が速くなる位置(領域)については、ゴルファーにとって「芯で打球した」と感覚的に捉えることができる部分に設定しておくことが望ましく、それは、最もゴルファーが意識して打球するフェース部の中央位置及びその周辺領域(中央領域とする)にしておくことが望ましいと考えられる(ただし、上記したペンデュラムテストでは、測定位置はフェース部の中央位置とされている)。
なお、ヘッドの重心位置からフェース部に垂線を下ろした点、いわゆるスイートスポットは、ヘッドの重心設計に依存するため、上記のテストによって特定されるフェース部の中央位置と一致しないこともあるが、スイートスポットについては、打球時にボールを最も芯で捉えた、という感覚が得られ、かつ、ボールに対して最も効率良くヘッドスピードを伝達できる部分であることから、上記したフェース部の中央位置に一致させるか、その近傍位置(少なくとも中央位置から半径10mm以内)に設定しておくことが望ましい。
ところで、ゴルファーは、打球する際、スイートスポットが存在する中央領域を意識して打球するが、そこから外れた位置で打球すると、ヘッドがぶれてしまい、ボールに伝わるエネルギーをロスし、これが飛距離の低下につながってしまう。特に、様々なアマチュアゴルファーの打球位置を検証すると、クラウン・ソール方向のバラツキよりも、トウ・ヒール方向のバラツキの度合いが多くなるのが現状となっている。
中央位置から多少ずれた位置で打球しても、飛距離を低下させないためには、中央位置でのCT値(基準値)より、その周辺領域のCT値が多少高くなるように設定しておくのが好ましい。すなわち、フェース部の中央位置は最も撓む部分であり、その中央位置でのCT値は、上記したようにルールによって規制されていることから、いかに効率良く中央位置のCT値を規制しながら、その周辺領域、特に、バラツキの度合いが大きいトウ・ヒール方向におけるCT値を向上するように調整するかが重要になる。そして、そのようなバラツキの度合いが大きいトウ・ヒール方向におけるCT値を向上するに際しては、従来のように、単に厚肉化されたX字状のリブを形成しただけでは、打球時にフェース部が振動し難くなり、この結果、打球感が悪くなってしまう。
本発明は、上記した目的(フェース部の中央部分における反発性と近似した反発性の範囲を拡大すると共に、打球感の良いゴルフクラブを得る)を達成するために、フェース部と、クラウン部と、ソール部と、トウ側及びヒール側を有するサイド部と、後方側のバック部とで外殻体を形成し、この外殻体に内部空間を形成した中空構造の金属製のクラブヘッドを有するゴルフクラブであって、前記フェース部の中央部に厚肉部を形成し、前記厚肉部の外側に厚肉部よりも肉厚の薄い第1薄肉厚部を形成すると共に、その外側に前記第1薄肉厚部より肉厚の薄い第2薄肉厚部を形成し、前記第1薄肉厚部を延長してフェース部の周縁に達するリブを、前記クラウン側のトウ・ヒール方向と、ソール側のトウ・ヒール方向の4方向に向かって形成し、前記ソール側に形成される2本のリブを、前記フェース部のトウ側とヒール側にそれぞれ形成した前記第2薄肉厚部のトウ・ヒール方向幅の1/2以下の中央寄りのエリアに形成し、前記厚肉部の中心位置は、フェース部の中央位置(ペンデュラムテストの手順で特定される中央位置)よりもソール側に形成されており、前記第1薄肉厚部の中央エリアからクラウン側に延び、かつクラウン部に達する手前で終端するリブを更に形成したことを特徴とする。
上記した構成によれば、中央部に形成される厚肉部、及びその外側に形成される第1薄肉厚部とそれに延長形成される複数のリブによって、中央領域の反発性を効率良く規制することが可能となる。この場合、前記複数のリブは、中央部に形成される厚肉部から延長形成されておらず、その外側にある第1薄肉厚部から延長形成されていることから、上記のように中央領域の反発性を効率良く規制しつつ、フェース部全体が従来構造(リブのみを形成した構造、或いは、中央部の厚肉部からそのままリブを延長形成した構造)よりも振動し易くなり、これにより、打球位置がばらついても、打球感がソフトとなり、また、打球音の変化も低減されるようになる。
なお、ここでの打球感とは、ゴルファーが打球した際、実際に感じることのできる感覚であり、いわゆるソフト/ハードな感覚を意味する。前者のように、ソフトな打球感となるのは、専ら、打球時にフェース部が振動することで、打球時の衝撃が和らげられて、手に伝わる衝撃が緩和されるものと考えられる。また、打球感がソフトになることで、打点がばらついても、つぶれた感じの音が混ざることが無くなり、打感のイメージも向上するようになる。
本発明によれば、フェース部の中央部分における反発性と近似した反発性の範囲を拡大すると共に、打球感の良いゴルフクラブが得られるようになる。
本発明に係るゴルフクラブの第1の実施形態を示した正面図。 ヘッド部分の平面図。 ヘッド部分の正面図。 図2のA−A線に沿った断面図。 ヘッドのフェース部を裏側から見た図。 (a)は、図5のB−B線に沿った断面図、(b)は、図5のC−C線に沿った断面図、(c)は、図5のD−D線に沿った断面図。 本発明に係るゴルフクラブの第2の実施形態を示す図であり、ヘッドのフェース部を裏側から見た図。
以下、本発明に係るゴルフクラブの実施形態について説明する。
図1から図4は、本発明に係るゴルフクラブの第1の実施形態を示しており、図1は、ゴルフクラブの正面図、図2は、ヘッド部分の平面図、図3は、ヘッド部分の正面図、そして、図4は、図2のA−A線に沿った断面図である。
本実施形態に係るゴルフクラブ1は、金属やFRPで構成されたシャフト5の先端に、基準水平面Pに対して規定のライ角、及びロフト角に設定されたヘッド7を止着して構成されている。この場合、ヘッド7を構成するヘッド本体7Aは、打球面7Bを有するフェース部7aと、フェース部7aの上縁から後方に延出するクラウン部7bと、フェース部7aの下縁から後方に延出するソール部7cと、前記クラウン部7b及びソール部7cの縁部を繋ぐサイド部7dと、このサイド部7dの後方側に位置するバック部7eとを備えている。なお、前記サイド部7dは、バック部7eを経由するトウ部7f及びヒール部7gを備えている。
前記ヘッド本体7Aは、フェース部7a以外については、例えば、チタン合金(Ti-6Al-4V,Ti-15V-3Cr-3Sn-3Al)、アルミ系合金、或いは、マグネシウム合金等を鋳造することで一体形成することができ、その前面側に、以下に詳述するフェース部7aの打球面を構成するフェース部材8が止着されるようになっている(本実施形態では、前記クラウン部7b、ソール部7c、及びサイド部7dの前端開口部分に、平板状のフェース部材8が止着されている)。
この場合、ヘッド本体7Aについては、それを構成する各部材(フェース部、クラウン部、ソール部、サイド部;外殻体)を個別に形成しておき、夫々を溶着、接着等によって固定したものであっても良いし、複数の部材、或いは各部材の部分的な構成要素を鋳造等で一体形成しておき、それらを溶着、接着等によって固定したものであっても良い。
また、ヘッド本体7A内には、前記シャフト5の先端を止着するホーゼル部(図示せず)が一体形成されている。前記シャフト5は、クラウン部7bに形成されるシャフト挿入孔9を介して先端部を嵌合し前記ホーゼル部に止着される。
前記フェース部7aは、実際に打球が成される部分であり、上記したように、前記クラウン部7b、ソール部7c、及びサイド部7dの前端開口部分に別途止着されるフェース部材8を備えている。前記フェース部材8は、例えば、チタン、チタン合金(Ti-15V-3Cr-3Sn-3Al,Ti-6Al-4V,SP700,Ti-15V-6Cr-4Al,Ti-15Mo-5Zr-3Al、Ti-30Nb-10Ta-5Zr等)を、プレス加工、或いは鍛造等することで板状に一体形成されており、例えば、溶接、ろう付け、接着、レーザ溶接等によって止着されている。
また、前記フェース部7aは、正面から見た状態で、フェース面(打球される部分となる打球面)7Bを有している。このフェース面7Bは、上下を規定するトップエッジ7P、ソールエッジ7Q、及びサイドエッジ7Rによって囲まれた領域となっている。すなわち、フェース面7Bについては、ヘッド本体7Aを正面視した際、それが把握できるように、クラウン部7b、ソール部7c及びサイド部7dとの間の稜線(前記トップエッジ7P、ソールエッジ7Q、及びサイドエッジ7R)によって把握できるようになっている(稜線が湾曲している場合は、湾曲頂部によって規定される)。この場合、フェース面7Bには、別途、スコアライン7Sを形成しておいても良いし、前記フェース面7Bが明確になるように、色彩などによって色分けしても良い。
前記フェース部7aには、例えば、クラウン・ソール方向(以下、上下方向と称することもある)に沿って湾曲するロールが形成されると共に、トウ・ヒール方向(以下、左右方向と称することもある)に沿って湾曲するバルジが形成されており、両方の湾曲部の頂部領域に、上述したペンデュラムテストの手順に従って特定されるフェース部の中央位置Cが存在している。
本実施形態では、ゴルフクラブ1を基準水平面Pに対して規定のライ角で構えた状態においてフェース部の打球面(フェース面)7Bを正面視すると、クラウン側のトウ・ヒール方向の長さがソール側のトウ・ヒール方向の長さより長くなっており、両サイドがソール側に向かって幅が狭くなる形状(クラウン側両サイドから、ソール側中央に向かって幅が狭くなる略三角形状)に形成されている。
上記したフェース部7aは、打球が成される位置に応じてCT値が変化するように構成されており、具体的には、効率的に中央位置のCT値を規制しつつ、トウ・ヒール方向のCT値を向上させ、かつ、フェース部全体として、振動し易くして打球感がソフトになるように構成されている。
以下、本実施形態におけるフェース部7a(フェース部材8)の構成例について具体的に説明する。
まず、CT値とフェース部の構造との関係について説明する。
上述したように、CT値はボールを打球した際のフェース部に対する接触時間であり、この値が高いほど、撓み易くボールの飛距離の向上が図れるようになる。通常、フェース部の撓み特性は、その材質にもよるが、肉厚や、フェース部のエッジ領域からの距離に依存するところが大きい。すなわち、肉厚を薄くすることで、フェース部自体が撓み易くなり、かつ、エッジ領域から最も離間する領域(フェース部の中央位置C)は、大きく撓み易いことから、中央位置CでのCT値は高くなる傾向となる。また、例えば、薄肉厚の部分を形成する等、部分的に肉厚変化させることで、その周辺の曲げ剛性は低下して撓み易くなることから、CT値を向上することが可能である。
逆に、フェース部のエッジ領域(フェース部周囲の支持領域であるクラウン部、サイド部、ソール部との接続部)、或いは厚肉化された領域のように、剛性が高い領域では撓み量が少ないことから、CT値を抑制することが可能である。それ以外にも、例えば、リブを適切に配置して厚肉領域を適宜形成することで、その周辺の曲げ剛性が高まって撓み難くなることから、CT値を効率的に下げることが可能である。
上記の説明から明らかなように、中央位置でのCT値は、エッジ領域から最も離間する領域であるため、容易に向上はできるものの、ルール上、その上限が定められていることから、打球位置がばらついた際、中央位置で打球したときと同様な飛距離(安定した飛距離)が得られるようにするためには、効率的に中央位置でのCT値を規制しつつ、その周辺のCT値を、中央位置のCT値により近似させるか、或いはそれ以上の値となるように調整するのが重要となる。
具体的には、フェース部全体として撓み易い構造にしつつ、中央領域に厚肉部を配置することで、中央領域での撓みをある程度抑制することが可能となる。すなわち、フェース部に全く厚肉部を形成しない構造であれば、中央領域のCT値は高くできるものの、トウ・ヒール方向のエッジに近付く領域では、剛性が急激に高まって、CT値が極端に低下してしまう可能性があるため、従来のように、中央領域を厚肉化しつつ、そこから周囲に延長するリブを形成する(X字状のリブを形成する等)ことで、中央領域を多少撓み難くして、トウ・ヒール方向のエッジに近付く領域では、中央領域と撓み量を近似化できる構造にすることが可能となる。これにより、フェース部全体として、トウ・ヒール方向のCT値を中央領域と近似した状態、もしくは高い状態に効率的に調整することが可能となる。
ただし、中央領域を厚肉化して、その周囲にリブを同じ肉厚で延長させるだけでは、フェース部全体としてみた場合、変形しにくい構造となっており、これにより、打球時にフェース部全体が振動し難くなってしまう。フェース部が振動し難ければ、打球感が硬くなってしまいソフトな感覚が得られないと共に、打球音も低下してしまい、打感イメージも悪い。
本発明では、フェース部の中央部に、撓みを抑制するための厚肉部を形成し、その厚肉部の外側に、それよりも肉厚の薄い第1薄肉厚部を形成すると共に、その外側に第1薄肉厚部より肉厚の薄い第2薄肉厚部を形成しておき、前記第1薄肉厚部を延長してフェース部の周縁に達するリブを複数形成している。すなわち、複数形成されるリブは、中央部に形成される厚肉部から直接、周囲に延長させるのではなく、その厚肉部の周囲に、第1薄肉厚部を形成しておき、その周囲から延長するようにしている。
次に、具体的に図5及び図6を参照して、本発明の一実施形態であるフェース部7a(フェース部材8)の構成について説明する。これらの図において、図5は、ヘッドのフェース部を裏側から見た図、図6(a)は、図5のB−B線に沿った断面図、図6(b)は、図5のC−C線に沿った断面図、そして、図6(c)は、図5のD−D線に沿った断面図である。
本実施形態のフェース部の打球面(フェース面)7Bは、図3に示されるように、クラウン側のトウ・ヒール方向の長さがソール側のトウ・ヒール方向の長さより長くなっており、これにより、両サイドがソール側に向かって幅が狭くなる形状(クラウン側両サイドからソール側中央に向かって幅が狭くなる略三角形状)とされ、振り抜いた際に、ソール部分が地面に接触することを抑制している。
このようなフェース面形状において、中央位置Cを含む中央部に厚肉部20を形成しており、更に、その外側に(厚肉部を囲うようにして)、厚肉部よりも肉厚の薄い第1薄肉厚部21を形成している。
前記厚肉部20は、中央位置Cを含んだ領域に形成されていれば良く、本実施形態においては、上述したフェース面形状に基づいて、中央位置Cの反発性を規制すると共に、クラウン側の反発性がソール側の反発性よりも大きくなるように、多少、ソール側にシフトして形成されている。すなわち、クラウン側で打球すると、球筋が高くなって飛距離の向上が望めることから、クラウン側の反発性を高めつつ、向上した飛距離の安定化が図れるように、厚肉部20の中心位置C1は、フェース部の中央位置Cよりもソール側に形成されている。
なお、厚肉部20の形状は、図に示すように、円形であっても良いし、楕円形や矩形でも良い。また、スイートスポットについては、ヘッドの重心設計に依存するため、フェース部の中央位置Cと厳密に一致させる必要はないが、ゴルファーがボールを最も芯で捉えた、という感覚が得られ、かつ、ボールに対して最も効率良くヘッドスピードを伝達できる部分であることから、中央位置Cの近傍(少なくとも中央位置から半径10mm以内)に設定しておくことが望ましい。
前記厚肉部20の肉厚に関しては、効果的にCT値を規制できるように、3.0〜5.0mmの範囲に設定することが好ましい。また、厚肉部20の中央位置C1を通るトウ・ヒール方向の幅については、その位置を通るフェース部のトウ・ヒール方向幅の
10〜25%、また、中心位置C1を通るクラウン・ソール方向の高さについては、その位置を通るフェース部のクラウン・ヒール方向高さの15〜50%に設定することが好ましい。厚肉部20を、このような肉厚、及び大きさに設定することで、効率的に中央位置のCT値を抑制することが可能となる。
前記第1薄肉厚部21は、厚肉部20に加えて、効率的に中央領域のCT値を規制すると共に、フェース部全体が振動し易くするために設けられる。この場合、第1薄肉厚部21を、あまり厚くし過ぎると、振動が小さくなり打球感の向上につながらず、薄くし過ぎると、部分的な振動が発生する傾向となるため、厚肉部20の肉厚を100%とした場合、60〜95%、好ましくは65〜90%の範囲に設定しておくのが良い。
また、トウ・ヒール方向で見た場合、第1薄肉厚部21の幅(中心位置C1を通るトウ・ヒール方向の幅)W2を広くし過ぎると、振動が小さくなり、CT値が低下し、狭くし過ぎると、部分的な振動の発生と強度上の問題が生じるため、厚肉部20における同位置での幅W1に対して、第1薄肉厚部の幅W2は、1.5〜3.5倍に設定しておくのが好ましい。
そして、第1薄肉厚部21の周囲には、同一の肉厚で、フェース部の周縁に達するリブを複数形成(第1薄肉厚部21をそのまま延長してリブとする)している。この場合、各リブは、専ら、打球位置がばらついても打球感をソフトにするとともに、打球音の変化を低減する機能を果たすものであり、本実施形態では、そのような効果が明確に得られるように、クラウン側のトウ・ヒール方向と、ソール側のトウ・ヒール方向の4方向に向かって延設されている。図においては、クラウン側のトウ方向のリブを22a、クラウン側のヒール方向のリブを22b、ソール側のトウ方向のリブを22c、ソール側のヒール方向のリブを22dで示してある。
また、前記第1薄肉厚部21の外側には、第1薄肉厚部21より肉厚の薄い第2薄肉厚部25が形成されている。第2薄肉厚部25は、クラウン側、ソール側、トウ側、ヒール側にそれぞれ形成されており、このような第2薄肉厚部25を形成することで、中央領域における撓み性を向上(CT値の向上)している。この場合、第2薄肉厚部25を、あまり厚くし過ぎると、CT値の向上が図り難くなり、薄くし過ぎると、強度の問題が生じるため、第1薄肉厚部21の肉厚を100%とした場合、95〜60%、好ましくは90〜65%の範囲に設定しておくのが良い(例えば、第1薄肉厚部を3.1mmとした場合、第2薄肉厚部は2mm程度に設定するのが好ましい)。
また、上記した構成では、ソール側に延設されたリブ22c,22dについては、フェース部7aのトウ側とヒール側にそれぞれ形成した第2薄肉厚部25のトウ・ヒール方向幅の1/2以下の中央寄りのエリアに形成しておくことが好ましい。すなわち、図5において、トウ側及びヒール側における第2薄肉厚部25の幅(最大幅)を、それぞれD1,D2とした場合、リブ22cのトウ側先端部P1は、D1/2の位置よりも中央寄りに存在し、リブ22dのヒール側先端部P2は、D2/2の位置よりも中央寄りに存在するように形成しておくことが好ましい。
さらに、本実施形態では、上記したように、厚肉部20の中心位置C1を、フェース部7aの中央位置Cよりもソール側に形成したことから、クラウン側のエリアのCT値が高くなり過ぎないように、第1薄肉厚部21の中央エリアからクラウン側に延び、かつクラウン部に達する手前で終端するリブ22fを形成しておくことが好ましい。
なお、上述したそれぞれのリブ22a〜22d、22fの具体的な幅については、適宜設定されるが、本実施形態では、クラウン側の撓み性が向上するように、クラウン側のリブ22a,22bの幅は、ソール側のリブ22c,22dよりも幅狭となるように形成されている。
以上のように構成されるヘッドを装着したゴルフクラブによれば、反発性の良い中央位置CのCT値を効果的に規制しつつ、その位置と近似した高反発領域を、効率的にトウ・ヒール方向に拡大できるので、打球時にボールの打点が中央位置からずれた場合でも、中央位置と近似した飛距離を得ることが可能となり、従来にはない平均飛距離の向上と安定化が図れるようになる。特に、トウ・ヒール方向では、打球面に施されたバルジとの相互作用で飛距離の向上に加え、方向の安定化を図ることが可能となる。すなわち、バルジが形成されることで、打球時の打点位置がトウ・ヒール方向にずれた際、ギヤ効果によるスピンが抑制されるようになり、打球速度が速く飛距離が伸びた状態でも、ギヤ効果による方向変位の程度が抑制されて、飛距離が向上した状態でありながら、方向の安定化(フェアウェイのキープ率の向上)が図れるようになる。
また、第1薄肉厚部21に、4本のリブ22a〜22dを形成していることから、従来のように、単に厚肉部に、そのまま延長するリブを形成したり、リブのみを形成した構造と比較すると、打球時にフェース部が振動し易くなって、打球感をソフトにすることができ、かつ打球位置のバラツキによる打球音の変化を低減することが可能となる。
この場合、ソール側に延設されたリブ22c,22dは、フェース部7aのトウ側とヒール側にそれぞれ形成した第2薄肉厚部25のトウ・ヒール方向幅の1/2以下の中央寄りのエリアに形成したことから、下方領域の薄肉厚エリア(第2薄肉厚部によるエリア)の割合を増大することができ、相対的にソール側の面積が小さくなる形状であっても、打球時の反発性を大きくすることができ、トウ・ヒール方向の反発性の低下を少なくすることができる。このため、トウ・ヒール方向の広い範囲にわたって中央位置と近似した反発性にすることが可能となる。
また、本実施形態では、厚肉部20の中心位置C1を、多少、ソール側にシフトして形成しているので、クラウン側の反発性がソール側の反発性よりも大きくなり、打球の球筋が高く上がり易く飛距離の向上、及び安定化が図れるようになる。この場合、クラウン側は、第2薄肉厚部25の領域が広くなってCT値を高めてしまうことから、上記したリブ22fをクラウン側の一部に延長することで、クラウン側の広い範囲にわたって中央と近似した反発性に調整することが可能となる。なお、リブ22fは、クラウン部に達しない範囲で形成するので、クラウン寄りの反発性の低下を防止することができる。
下記の表は、上記した実施形態のフェース構造で得られるCT値分布を示している。表では、中央位置Cにおいて測定したCT値を基準(ルール範囲内となる230×10-6秒)とし、この値を100%(比較用基準値)として、クラウン(U)・ソール(D)方向を5mm単位で、トウ(T)・ヒール(H)方向を10mm単位でCT値の分布状況を示している。
Figure 0005342393
この表で見られるように、本実施形態では、中央位置Cにおけるトウ・ヒール方向ではCT値を低下させることなく、特に、トウ・ヒール方向の20mm以内のエリアに加え、クラウン側の5mm以内のエリアでは、中央位置Cと比較してCT値が略等しいか、それ以上となるように設定されており、これにより、中央位置Cからトウ・ヒール方向、及び多少クラウン側にぶれて打球しても、反発力を弱めることなく(むしろ向上させて)、飛距離の低下を抑制している。
また、実際に、従来型のリブを形成したフェース部を有するヘッドで打球をすると、打球音が高くなり、打点によってはつぶれた感じの音(高い音と異なる振動による音)が混ざることがあり、打感イメージが悪くなっていたが、上記した実施形態のフェース部を有するヘッドで打球した場合、打球感がソフトな感じになると共に、打点のバラツキによる打感の変化(つぶれた感じの音)を防止することが確認された。
また、上記した厚肉部20、及び前記リブ22a〜22d,22eの側面の段差部分には、傾斜状部30,31を形成しておくことが好ましい。
このような傾斜状部を形成しておくことで、CT値の急激な変化や打球感(振動)の急変を防ぎ(反発性の急変を緩和することができる)、音の均一性を維持することが可能となる。特に、傾斜状部30,31は、リブの位置(傾斜状部31)よりも厚肉部20の位置(傾斜状部30)の方が、高さが高く、かつ幅が広いことが好ましい。このようにすることで、より安定してソフトな打球感を得ることができる。
また、上記した第1薄肉厚部20、第2薄肉厚部25については、そのエリア内で略均一の肉厚としても良いが、エリア内で肉厚を周縁側に移行するにつれて、次第に薄肉厚化しておくことが好ましい。このように構成することで、より容易に反発性を中央位置と近似化させることが可能となり、かつ音の均一性についても維持することが可能である。
さらに、第1薄肉厚部20と各リブの面(表面)形状は、フェース部の打球面のバルジ(フェース面の水平方向の丸み)に沿った形状にすることが好ましい。
このように構成することで、打球位置が変化しても打球感の安定化が図れるようになる(変化が少なく、ビビリ音を防止できる)。なお、上記した表面形状については、バルジとロールの形状に沿ったものであっても良い。また、第2薄肉厚部25についても、第1薄肉厚部20と同様に構成しても良い。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態では、上記した実施形態と同様な部分については、同一の参照符号を付し、その詳細な説明については省略する。
図7は、本発明に係るゴルフクラブの第2の実施形態を示す図であり、ヘッドのフェース部を裏側から見た図である。
この実施形態では、フェース部7aに所定の開口7Cを形成しておき、その開口部分にフェース部材8Aを嵌合し、周囲を溶着等した後、研磨することで中空構造の金属製のヘッド本体を形成したものである。この場合、クラウン部7b、ソール部7c及びサイド部7dの前方側にフランジを形成し、そのフランジの端面によって規定される開口7C部分に、前記厚肉部20、第1薄肉厚部21、第2薄肉厚部25、及び第1薄肉厚部21を延長してリブ22a〜22d、22fを複数形成したフェース部材8Aを記開口7Cに固着している。
このような構成では、上記した作用効果を得るフェース部材を精度良く、より確実に得ることが可能となる。
なお、上記した実施形態におけるフェース部材8,8Aは、平板状に構成するのではなく、周囲を折り曲げてカップ型の形状となるように形成し、その折り曲げられた部分を、クラウン部7b、ソール部7c及びサイド部7dの開口端面に止着しても良い。或いは、前記フェース部7aについては、別部材となるフェース部材8を止着するのではなく、前記ヘッド本体7Aと共に一体形成されていても良い。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、フェース部の中央部に厚肉部20を形成し、その外側に第1薄肉厚部21、及びその外側に第2薄肉厚部25を形成し、更に、第1薄肉厚部21から、複数のリブをクラウン側及びソール側に向けて延出するように形成したことに特徴がある。このため、厚肉部20、第1薄肉厚部21、第2薄肉厚部25、及び各リブの大きさや肉厚など、適宜変形することが可能である。また、厚肉部20の形状を変形したり、各部の肉厚を連続的に変化させても良い。また、各リブの配置位置や本数などの構成についても特に限定されることはない。さらに、上記した厚肉部やリブ以外にも、別途、フェース部に溝部や凹凸等を形成しても良い。
1 ゴルフクラブ
5 シャフト
7 ヘッド
7A ヘッド本体
7B フェース面
7a フェース部
7b クラウン部
8,8A フェース部材
20 厚肉部
21 第1薄肉厚部
22a〜22,22f リブ
25 第2薄肉厚部
C 中央位置

Claims (2)

  1. フェース部と、クラウン部と、ソール部と、トウ側及びヒール側を有するサイド部と、後方側のバック部とで外殻体を形成し、この外殻体に内部空間を形成した中空構造の金属製のクラブヘッドを有するゴルフクラブであって、
    前記フェース部の中央部に厚肉部を形成し、
    前記厚肉部の外側に厚肉部よりも肉厚の薄い第1薄肉厚部を形成すると共に、その外側に前記第1薄肉厚部より肉厚の薄い第2薄肉厚部を形成し、
    前記第1薄肉厚部を延長してフェース部の周縁に達するリブを、前記クラウン側のトウ・ヒール方向と、ソール側のトウ・ヒール方向の4方向に向かって形成し、
    前記ソール側に形成される2本のリブを、前記フェース部のトウ側とヒール側にそれぞれ形成した前記第2薄肉厚部のトウ・ヒール方向幅の1/2以下の中央寄りのエリアに形成し
    前記厚肉部の中心位置は、フェース部の中央位置(ペンデュラムテストの手順で特定される中央位置)よりもソール側に形成されており、
    前記第1薄肉厚部の中央エリアからクラウン側に延び、かつクラウン部に達する手前で終端するリブを更に形成した
    ことを特徴とするゴルフクラブ。
  2. 前記厚肉部及び前記リブの側面の段差部分には、傾斜状部が形成されており、
    前記傾斜状部は、前記リブの位置よりも厚肉部の位置の方が、高さが高く、かつ幅が広いことを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブ。
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