JP3133532U - ゴルフクラブヘッドのフェース板構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェース板の背面に複数個の傾斜部が設けられ、複数個の傾斜部には全てそれぞれ薄い端部と厚い端部が形成され、薄い端部と厚い端部は傾斜部の両端に位置するように形成され、隣接する二個の傾斜部の内の一個の傾斜部の厚い端部はもう一個の傾斜部の薄い端部に接近するように形成されることにより、フェース板の打球のスイートスポットを拡大し、打球時のボール飛び出しの角度を調整することができる。
【解決手段】フェース板1およびヘッド本体2が含まれる。フェース板1は対応するヘッド本体2の開口21に結合されることにより、共同でゴルフクラブヘッドが形成される。フェース板1の背面には傾斜部121が設けられ、傾斜部121には薄い端部と厚い端部が形成され、薄い端部と厚い端部は傾斜部121の両端に位置するように形成されることにより、フェース板1は異なる肉厚の変化を有するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本考案は、ゴルフクラブヘッドのフェース板構造に関するもので、特にフェース板の背面において複数個の傾斜部を設置することにより、打球のスイートスポットを拡大させ、そしてボール飛び出しの角度を調整することができるゴルフクラブヘッドのフェース板構造に係るものである。
従来のゴルフクラブヘッドのフェース板構造の構造としては、ヘッド本体とフェース板が含まれる。上記フェース板は上記ヘッド本体の正面に対応するように組み立てられることにより、共同でゴルフクラブヘッドが形成される。上記フェース板には打球正面と結合背面が設けられ、上記打球正面はゴルフボールを打球するのに用いられ、上記結合背面は上記打球正面に対応するように上記フェース板のもう一方に位置するように形成され、上記結合背面は上記ヘッド本体の正面に対応するように結合するのに用いられる。上記結合背面は上記フェース板の上部から上記フェース板の底部へ向かって下方へ延伸するように複数個のエリアが形成され、さらに上記複数個のエリアの肉厚は上記フェース板の中央部位からそれぞれ左側と右側に向かって次第に縮減するように形成される。上記複数個のエリアが上記フェース板の横方向で形成される肉厚の変化により、ゴルフクラブヘッドの打球の性能を高めることができ、さらに構造上において上記フェース板の肉厚を適当に減らすことにより、上記フェース板の弾性変形の能力を高めることができるため、従来のゴルフクラブヘッドのフェース板構造の打球の安定性を増やすことができるようにとしたものがある(例えば、特許文献1を参照)。
日本国特開2004−208871号
上記のような従来のゴルフクラブヘッドのフェース板構造においては、一般として下記の問題点を有している。例えば、上記結合背面の各複数個のエリアは縦方向においては均一な肉厚しか有せず、そして異なる肉厚の変化を有しないため、上記フェース板は打球時のボール飛び出しの仰角に対して調整と修正を行うことができないという問題点を有している。このように、上記のような従来のゴルフクラブヘッドのフェース板構造をさらに改良しなければならない。
本考案はこのような問題点に鑑みて考案したものであって、その目的とするところは、フェース板の背面に複数個の傾斜部が設けられ、上記複数個の傾斜部には全てそれぞれ薄い端部と厚い端部が形成され、上記薄い端部と厚い端部は上記傾斜部の両端に位置するように形成され、隣接する二個の傾斜部の内の一個の傾斜部の厚い端部はもう一個の傾斜部の薄い端部に接近するように形成され、上記フェース板の少なくとも一方の側辺には上記薄い端部と厚い端部が同時に形成され、上記フェース板の異なるエリアには全て異なる肉厚の変化を有するように形成されることにより、上記フェース板の打球のスイートスポットを拡大することができ、さらに打球時のボール飛び出しの角度を調整することができるため、ゴルフクラブヘッドの打球の性能を有効に高めることができるゴルフクラブヘッドのフェース板構造を提供しようとするものである。
本考案の第一の目的は、フェース板の背面に複数個の傾斜部が設けられ、上記複数個の傾斜部には全てそれぞれ薄い端部と厚い端部が形成され、上記薄い端部と厚い端部は上記傾斜部の両端に位置するように形成され、隣接する二個の傾斜部の内の一個の傾斜部の厚い端部はもう一個の傾斜部の薄い端部に接近するように形成されることにより、上記フェース板の打球のスイートスポットを拡大することができ、さらに打球時のボール飛び出しの角度を調整することができるゴルフクラブヘッドのフェース板構造を提供しようとするものである。
本考案の第二の目的は、隣接する二個の傾斜部の間に連接部を設けられ、上記連接部がフェース板の打球方向において投影面積が形成されることにより、打球時に生じる打球の応力が上記二個の傾斜部の接合部位に集中するのを避けることができ、それにより、打球の応力を分散することができると共に、使用寿命を増やすことができるゴルフクラブヘッドのフェース板構造を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本考案によるゴルフクラブヘッドのフェース板構造は、下記のようになるものである。すなわち、
フェース板およびヘッド本体が含まれる。フェース板は対応するヘッド本体の開口に結合されることにより、共同でゴルフクラブヘッドが形成される。フェース板の背面には傾斜部が設けられ、傾斜部は縦方向でフェース板の背面の中央部位を通過するように形成され、そして傾斜部には薄い端部と厚い端部が形成され、薄い端部と厚い端部は傾斜部の両端に位置するように形成され、厚い端部はフェース板の底周縁に接近するように形成される。
本考案によるゴルフクラブヘッドのフェース板構造は、フェース板には他に少なくとも一個の接合部が形成され、連接部は傾斜部の側辺に位置するように形成され、連接部により傾斜部とフェース板の背面のその他の部位と連接するように形成されることもできる。また、連接部はフェース板の一方の側辺から他方の側辺に向かって延伸するように形成され、そして連接部の巾はその延伸方向に沿って次第に縮小するように形成されることもできる。
また、本考案によるゴルフクラブヘッドのフェース板構造は、フェース板およびヘッド本体が含まれる。フェース板は対応するヘッド本体の開口に結合されることにより、共同でゴルフクラブヘッドが形成される。フェース板の背面には複数個の傾斜部が設けられ、複数個の傾斜部には全てそれぞれ薄い端部と厚い端部が形成され、各薄い端部と厚い端部は各傾斜部の両端に位置するように形成される。隣接する二個の傾斜部の内の一個の傾斜部の厚い端部はもう一個の傾斜部の薄い端部に接近するように形成されることにより、フェース板の少なくとも一方の側辺には薄い端部と厚い端部が同時に形成される。
さらに、本考案によるゴルフクラブヘッドのフェース板構造は、複数個の傾斜部の内の一個の傾斜部は縦方向でフェース板の背面の中央部位を通過するように形成され、そして傾斜部の厚い端部はフェース板の底周縁に接近するように形成されることもできる。また、複数個の傾斜部は横方向で分布するように形成され、複数個のの傾斜部の内の一個の傾斜部はフェース板の上周縁に接近するように形成され、そして傾斜部の厚い端部はヘッド本体のホーゼルに接近するように形成されることもできる。また、フェース板には他に少なくとも一個の連接部が形成され、連接部は隣接する二個の傾斜部の間に位置するように形成されることもできる。また、連接部はフェース板の打球方向において投影面積を有するように形成されることもできる。また、連接部が打球方向においての投影面積はフェース板の一方の側辺からフェース板の他方の側辺へ延伸するように形成され、そして上記投影面積の巾はその延伸方向に沿って次第に縮小するように形成されることもできる。
本考案のゴルフクラブヘッドのフェース板構造によれば、フェース板の背面に複数個の傾斜部が設けられ、上記複数個の傾斜部には全てそれぞれ薄い端部と厚い端部が形成され、上記薄い端部と厚い端部は上記傾斜部の両端に位置するように形成され、隣接する二個の傾斜部の内の一個の傾斜部の厚い端部はもう一個の傾斜部の薄い端部に接近するように形成されることにより、上記フェース板の打球のスイートスポットを拡大することができ、さらに打球時のボール飛び出しの角度を調整することができるという利点がある。
本考案のゴルフクラブヘッドのフェース板構造によれば、隣接する二個の傾斜部の間には連接部が設けられ、上記連接部はフェース板の打球方向において投影面積が形成されることにより、打球時に生じる打球の応力が上記二個の傾斜部の接合部位に集中するのを避けることができるため、打球の応力を分散することができると共に、使用寿命を増やすことができるという利点がある。
本考案の実施例について、以下、図面を参照して説明する。
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
本考案のゴルフクラブヘッドのフェース板構造は選択的にウッド型ヘッド、アイアン型ヘッドまたはパター型ヘッドなどの従来のヘッドのフェース板構造からなる。図1を参照すると、本考案の実施例1のゴルフクラブヘッドのフェース板構造はウッド型ヘッドを例に挙げ、フェース板1およびヘッド本体2が含まれ、ヘッド本体2には開口21が形成され、開口21はフェース板1が対応するように結合するのに用いられることにより、共同でゴルフクラブヘッドを組み合わせて形成する。その他に、ヘッド本体2には実質的にクラウン部(crown、標示せず)、トー部(toe、標示せず)、ソール部(sole、標示せず)、ヒール部(heel、標示せず)とホーゼル22(hosel)などのヘッドの基本構造が含まれる。
再び図1を参照すると、本考案の実施例1のフェース板1は好ましくは選択的に高い弾性変形の能力と高い振動吸収の能力を有する金属材質からなり、例えば炭素鋼、ステンレス鋼(17‐4PHステンレス鋼)、合金鋼、ニッケル合金、鋳鉄、超合金鋼、フェロ−マンガン−アルミ合金、チタン合金、銅合金、アルミ合金、マグネシウム合金または上述の金属材質の組合せからなる。フェース板1には正面11、背面12と結合周縁13が形成される。正面11はフェース板1の一つの表面でゴルフボール(図示せず)を打球するのに用いられる。背面12は正面11に相対してフェース板1のもう一つの表面に位置する。結合周縁13は正面11と背面12の間を囲んでフェース板1の外周側に設置され、結合周縁13には上周縁131、底周縁132、第一側辺133と第二側辺134が形成され、そしてそれぞれ対応するヘッド本体2の開口21の内周側に結合される。上周縁131はヘッド本体2のクラウン部に接近し、底周縁132はヘッド本体2のソール部に接近し、第一側辺133はヘッド本体2のトー部に接近し、そして第二側辺134はヘッド本体2のヒール部とホーゼル22に接近するように形成される。
再び図1を参照すると、本考案の実施例1の背面12には一体成形になるように一個の第一傾斜部121と二個の連接部122が設けられる。第一傾斜部121は背面12の中央部位を通過し、そして結合周縁13の底周縁132から対応するフェース板1の打球のスイートスポット(Sweet Spot)を通過して縦方向で傾斜して結合周縁13の上周縁131まで延伸するように形成される。二個の連接部122はそれぞれ第一傾斜部121の両側に位置して第二側辺133と第二側辺134の部位に接近するように形成される。さらに詳しく言えば、第一傾斜部121の表面はフェース板1の正面11に相対して傾斜するように形成され、第一傾斜部121は底周縁132から上周縁131に下へ向かって傾斜し、そして第一傾斜部121のエリア内のフェース板1が上周縁131に接近する部位において薄い端部を形成させ、さらに底周縁132に接近する部位において厚い端部を形成させることにより、フェース板1において上が薄く下が厚いとの肉厚の変化を形成させる。その他に、連接部122は好ましくは底周縁132から上周縁131に向かって延伸するように、または上周縁131から底周縁132に向かって延伸するように、そしてその巾はその延伸方向に沿って次第に縮小するように形成される。
再び図1を参照すると、本考案の実施例1の第一傾斜部121はフェース板1の背面12の中央部位を通過し、フェース板1の打球のスイートスポットの背面において上が薄く下が厚いとの肉厚の変化が形成されることにより、フェース板1が上周縁131に接近する部位における弾性変形の能力はフェース板1が底周縁132に接近する部位における弾性変形の能力より優れるため、打球時のボール飛び出しの仰角を増やすことができる。また、連接部122により第一傾斜部121とフェース板1の背面12のその他の部位とスムースに連接することにより、打球時の打球の応力を分散することができると同時に、第一傾斜部121とその他の部位との接合部位の構造の強度を増やすことができるため、ゴルフクラブヘッドの使用寿命を有効に延ばすことができる。
図2を参照すると、本考案の実施例2のゴルフクラブヘッドのフェース板構造が掲示される。実施例1と比較してみると、実施例2においてフェース板1の背面12には他に第二傾斜部123と第三傾斜部124が設けられる。第二傾斜部123と第三傾斜部124はそれぞれ第一傾斜部121の両側に設置され、そしてそれぞれ結合周縁13の第一側辺133および第二側辺134と隣接するように形成され、さらに第二傾斜部123と第三傾斜部124は結合周縁13の上周縁131から縦方向で下へ向かって傾斜して結合周縁13の底周縁132まで延伸するように形成される。
図3を参照すると、本考案の実施例2の連接部122は隣接する二個の傾斜部を連接するのに用いられ、そして連接部122は打球方向において投影面積を有するように形成される。また、連接部122が打球方向においての投影面積は好ましくは底周縁132から上周縁131に向かって延伸するように、または上周縁131から底周縁132に向かって延伸するように形成され、そして上記投影面積の巾はその延伸方向に沿って次第に縮小するように形成される。
図2、4、5を参照すると、本考案の実施例2の第二傾斜部123と第三傾斜部124の表面もフェース板1の正面11に相対して傾斜するように形成される。これにより、二個の傾斜面123、124と第一傾斜面121は共同でフェース板1において交錯に排列して肉厚の変化を有するように形成される、さらに詳しく言えば、第一傾斜面121がフェース板1において上が薄く下が厚いとの肉厚の変化が形成されるのに対し、第二傾斜部123と第三傾斜部124は上周縁131から底周縁132に向かって下へ傾斜するように形成されることにより、第二傾斜部123と第三傾斜部124のエリア内のフェース板1が上周縁131に接近する部位においてそれぞれ厚い端部が形成され、そして底周縁132に接近する部位においてそれぞれ薄い端部が形成されるため、フェース板1において上が厚く下が薄いとの肉厚の変化が形成される。上周縁131に接近する部位において、フェース板1が第一傾斜部121の内においての肉厚は第二傾斜部123と第三傾斜部124の内においての肉厚より小さく、そして底周縁132に接近する部位において、フェース板1が第一傾斜部121の内においての肉厚は第二傾斜部123と第三傾斜部124の内においての肉厚より大きい。その他に、第二傾斜部123と第三傾斜部124は選択的に同じまたは異なる傾斜の角度を有するように形成することができる。
図6を参照すると、本考案の実施例2のもう一つの実施形態が掲示される。上周縁131に接近する部位において、フェース板1が第一傾斜部121の内においての肉厚は第二傾斜部123と第三傾斜部124の内においての肉厚とはちょうど同じである。すなわち、第一傾斜部121の薄い端部は第二傾斜部123および第三傾斜部124の厚い端部とは同じ肉厚を有するように形成される。
図2、3、4、5、6を参照すると、本考案の実施例2において第二傾斜部123と第三傾斜部124の傾斜方向は縦方向において第一傾斜部121とは反対になるため、第二傾斜部123と第三傾斜部124によりフェース板1が上周縁131に接近する部位の構造の強度を補強することができる。その他に、連接部122により第一傾斜部121および第二傾斜部123と第一傾斜部121および第三傾斜部124を連接し、そして打球の方向において上記投影面積を形成することにより、打球時の打球の応力を分散することができると同時に、各傾斜部121、123、124の接合部位の構造の強度を増やすことができるため、ゴルフクラブヘッドの使用寿命を有効に延ばすことができる。
再び図2、3、4、5、6を参照すると、各傾斜部121、123、124によりボール飛び出しの角度を増やしてフェース板1の構造の強度を維持することができるだけではなく、各傾斜部121、123、124によりフェース板1の異なる縦方向のエリアの内には全て異なる肉厚の変化が形成されるため、フェース板1の弾性変形の能力を有効に高めることができると同時に、打球のスイートスポットを拡大することができる。
図7を参照すると、本考案の実施例3のゴルフクラブヘッドのフェース板構造が掲示される。実施例1、2と比較してみると、実施例3においてフェース板1の背面12には第一傾斜部121’と第二傾斜部123’が横方向で延伸して分布するように形成される。第一傾斜部121’と第二傾斜部123’は上下に並列するように形成され、そして第一傾斜部121’はフェース板1の上周縁131に接近するように形成され、さらに第二傾斜部123’は底周縁132に隣接するように形成される。第一傾斜部121’は第二側辺134から第一側辺133に向かって下へ傾斜するように形成され、そして第一傾斜部121’のエリア内のフェース板1が第一側辺133に接近する部位においては薄い端部が形成され、さらに第二側辺134に接近する部位においては厚い端部が形成される。また、第二傾斜部123’は第一側辺133から第二側辺134に向かって下へ傾斜するように形成され、そして第二傾斜部123’のエリア内のフェース板1が第一側辺133に接近する部位においては厚い端部が形成され、さらに第一側辺133に接近する部位においては薄い端部が形成される。
再び図7を参照すると、フェース板1の背面12において横方向で第一傾斜部121’と第二傾斜部123’を設置することにより、フェース板1の異なる横方向のエリア内には全て異なる肉厚の変化が形成されるため、異なる横方向のエリア内において異なる弾性変形の量を生じさせることができ、さらにゴルフクラブヘッドのボール飛び出しの角度を水平に調整することができる。その他に、第一傾斜部121’がホーゼル22に接近する部位には比較的大きい肉厚を有するため、フェース板1がホーゼル22に接近する部位の構造の強度を増やすことができる。そして、第二傾斜部123’がトー部に接近する部位には比較的大きい肉厚を有するため、フェース板1がトー部に接近する部位の構造の強度を補強することができると同時に、材料を節約することができる。
上述の如く、従来のゴルフクラブヘッドのフェース板構造によれば、結合背面の各複数個のエリアは縦方向においては均一な肉厚しか有せず、そして異なる肉厚の変化を有しないため、打球時のボール飛び出しの仰角に対して調整と修正を行うことができないなどの問題点があったが、図3に示す本考案のゴルフクラブヘッドのフェース板構造によれば、ヘッド本体1の背面12において複数個の傾斜部121、123、124を形成し、複数個の傾斜部121、123、124は全てそれぞれ厚い端部と薄い端部を有し、そして傾斜部の厚い端部(または薄い端部)はもう一個の傾斜部の薄い端部(または厚い端部)と接近し、その内の二個の傾斜部は隣接し、さらにフェース板1の少なくとも一個の周縁に厚い端部と薄い端部を同時に形成することにより、フェース板1の異なるエリア内には全て異なる肉厚の変化を有するため、確実にゴルフクラブヘッドの打球の安定性を有効に高め、さらに製造コストを低く抑え、使用寿命を延ばすことができる。
本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なものであり、限定的なものではない。
本考案の実施例1のゴルフクラブヘッドのフェース板構造を示す分解斜視図である。 本考案の実施例2のゴルフクラブヘッドのフェース板構造を示す分解斜視図である。 本考案の実施例2のゴルフクラブヘッドのフェース板構造による組み立てられた状態を示す正面図である。 図3の4−4線に沿った断面図である。 図3の5−5線に沿った断面図である。 本考案の実施例2のゴルフクラブヘッドのフェース板構造によるもう一つの実施形態の分解斜視図である。 本考案の実施例3のゴルフクラブヘッドのフェース板構造を示す分解斜視図である。
符号の説明
1 フェース板 11 正面
12 背面 121 第一傾斜部
121’ 第一傾斜部 122 連接部
123 第二傾斜部 123’ 第二傾斜部
124 第三傾斜部 13 結合周縁
131 上周縁 132 底周縁
133 第一側辺 134 第二側辺
2 ヘッド本体 21 開口
22 ホーゼル

Claims (9)

  1. フェース板(1)およびヘッド本体(2)が含まれるゴルフクラブヘッドのフェース板構造であって、フェース板(1)は対応するヘッド本体(2)の開口(21)に結合されることにより、共同でゴルフクラブヘッドが形成され、フェース板(1)の背面には傾斜部(121)が設けられ、傾斜部(121)は縦方向でフェース板(1)の背面の中央部位を通過するように形成され、そして傾斜部(121)には薄い端部と厚い端部が形成され、上記薄い端部と厚い端部は傾斜部(121)の両端に位置するように形成され、上記厚い端部はフェース板(1)の底周縁(132)に接近するように形成されることを特徴とするゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  2. フェース板(1)には他に少なくとも一個の接合部(122)が形成され、連接部(122)は傾斜部(121)の側辺に位置するように形成され、連接部(122)により傾斜部(121)とフェース板(1)の背面のその他の部位と連接するように形成されることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  3. 連接部(122)はフェース板(1)の一方の側辺から他方の側辺に向かって延伸するように形成され、そして連接部(122)の巾はその延伸方向に沿って次第に縮小するように形成されることを特徴とする請求項2記載のゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  4. フェース板(1)およびヘッド本体(2)が含まれるゴルフクラブヘッドのフェース板構造であって、フェース板(1)は対応するヘッド本体(2)の開口(21)に結合されることにより、共同でゴルフクラブヘッドが形成され、フェース板(1)の背面には複数個の傾斜部(121、123、124)が設けられ、複数個の傾斜部(121、123、124)には全てそれぞれ薄い端部と厚い端部が形成され、上記各薄い端部と厚い端部は各傾斜部(121、123、124)の両端に位置するように形成され、隣接する二個の傾斜部(121、123、124)の内の一個の傾斜部の厚い端部はもう一個の傾斜部の薄い端部に接近するように形成されることにより、フェース板(1)の少なくとも一方の側辺には上記薄い端部と厚い端部が同時に形成されることを特徴とするゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  5. 複数個の傾斜部(121、123、124)の内の一個の傾斜部(121)は縦方向でフェース板(1)の背面の中央部位を通過するように形成され、そして傾斜部(121)の厚い端部はフェース板(1)の底周縁(132)に接近するように形成されることを特徴とする請求項4記載のゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  6. 複数個の傾斜部(121’、123’)は横方向で分布するように形成され、複数個のの傾斜部(121’、123’)の内の一個の傾斜部(121’)はフェース板(1)の上周縁(131)に接近するように形成され、そして傾斜部(121’)の厚い端部はヘッド本体(2)のホーゼル(22)に接近するように形成されることを特徴とする請求項4記載のゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  7. フェース板(1)には他に少なくとも一個の連接部(122)が形成され、連接部(122)は隣接する二個の傾斜部(121、123、124)の間に位置するように形成されることを特徴とする請求項4記載のゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  8. 連接部(122)はフェース板(1)の打球方向において投影面積を有するように形成されることを特徴とする請求項7記載のゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
  9. 連接部(122)が打球方向においての投影面積はフェース板(1)の一方の側辺からフェース板(1)の他方の側辺へ延伸するように形成され、そして上記投影面積の巾はその延伸方向に沿って次第に縮小するように形成されることを特徴とする請求項8記載のゴルフクラブヘッドのフェース板構造。
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