JP2006141806A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】 リブによるフェース補強効果を充分に確保しながら反発性能の高いゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】 ゴルフクラブヘッド1のフェース裏面2bに、フェース中央部からフェース周縁部に向かって延びるリブ71〜76が6本以上設けられている。互いに隣り合った前記リブ相互間における延在方向のなす角度θ1〜θ6は90度未満である。リブ71〜76のうち、リブの延在方向とヘッド縦方向d1とのなす角度が最も小さく、且つ、フェース中央部からクラウン部側のフェース周縁部に向かって延びているリブである上方向リブ7の断面積は、他のリブ72〜76の断面積よりも小さい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フェース裏面をリブで補強したゴルフクラブヘッドに関するものである。
近年、ゴルフクラブヘッドは、大型化及び薄肉化する傾向にあり、フェース部分の強度が不足する傾向にある。フェースの肉厚を薄くしつつフェース強度を高めるため、フェース裏面にリブを設ける手法が知られている。
特許文献1には、上下方向に延びる複数本のリブを設け、該リブの高さをトウ側及びヒール側のリブほど低くし、且つ個々のリブにおける高さ分布は、その長手方向で一定あるいは下方(ソール寄り)ほど高くされているゴルフクラブヘッドが開示されている(特許文献1参照。)。
特開2003−290396号公報(請求項1、請求項2、図1、図2)
上記従来技術のゴルフクラブヘッドでは、リブの体積(リブの重量)が大きい割にはフェース強度の補強効果(以下、フェース補強効果又は単に補強効果ともいう)が充分ではなかった。また、全てのリブが上下方向に延びているため、特にフェースのトウ側及びヒール側において上下方向に延びるリブにより、フェース剛性が過大となり、打球時においてフェースの振動を過度に拘束していた。
本発明では、リブによるフェース補強効果を充分に確保しながら反発性能の高いゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース裏面に、フェース中央部からフェース周縁部に向かって延びるリブが6本以上設けられており、互いに隣り合った前記リブ相互間における延在方向のなす角度θ(度)は90度未満であり、前記リブのうち、リブの延在方向とヘッド縦方向とのなす角度が最も小さく、且つ、フェース中央部からクラウン部側のフェース周縁部に向かって延びているリブである上方向リブの断面積は、他の前記リブの断面積よりも小さいことを特徴とする。
リブをフェース中央部からフェース周縁部に向かって配置することにより、フェース剛性を過度に高めることなく、フェースに作用する応力をより均等に分散することができる。また、リブを6本以上としたのは、6本未満ではリブの無い部分の領域が広くなり、その領域が強度不足となりやすいからである。また、互いに隣り合った前記リブ相互間における延在方向のなす角度θは90度未満としたのは、該角度θが90度以上である領域があると、その領域が強度不足となりやすいからである。また、上述した上方向リブの断面積を比較的小さくすることにより、フェース補強効果を保持しながら反発性能を高くすることができる。
なお、ヘッド縦方向とは、次のように定義される。
ヘッドを所定のロフト角(リアルロフト角)及びライ角にて水平面上に載置した基準状態において、ヘッド重心からフェース面に下ろした垂線を含み、前記水平面と直交する基準面を設定したとき、該基準面とフェース面との交線の方向をヘッド縦方向とする。
また、リブの断面積とは、以下のように定義される。
リブの長手方向中央位置からリブの一端側にリブ全長(リブ長手方向の全長。以下同じ。)の40%だけ隔てた位置Aと、リブの長手方向中央位置からリブの他端側にリブ全長の40%だけ隔てた位置Bとを設定したとき、位置Aから位置Bまでの各長手方向位置におけるリブの断面積の平均値を、当該リブの断面積とする。
前記上方向リブの断面積は、2.0mm以上であるのが好ましい。2.0mm未満であるとフェース強度が不足してフェースが破損しやすくなるからであり、よって4.0mm以上がより好ましく、4.1mm以上が更に好ましく、4.3mm以上が特に好ましい。また上方向リブの断面積は8.0mm以下であるのが好ましい。8.0mmを超えるとフェース剛性が高くなりすぎてフェースの振動が過度に抑制され、反発性能が低下しやすくなるからであり、よって6.0mm以下が更に好ましく、5.8mm以下が特に好ましい。
上方向リブ以外のリブ(他のリブ)の断面積は4.0mm以上であるのが好ましい。4.0mm未満であると、フェース強度が不足してフェースが破損しやすくなるからであり、よって5.0mm以上がより好ましく、5.8mm以上が更に好ましく、6.1mm以上が特に好ましい。
また上方向リブ以外のリブの断面積は10.0mm以下であるのが好ましい。10.0mmを超えると、フェース剛性が高くなりすぎてフェースの振動が過度に抑制され、反発性能が低下しやすくなるからであり、よって8.0mm以下がより好ましく、7.6mm以下が更に好ましく、7.5mm以下が特に好ましい。なお、上方向リブが2本ある場合には、上方向リブの断面積とは、該2本のリブの断面積の平均値とする。
また、前記リブの幅が3mm〜14mmであり、前記リブの高さは0.3mm〜1.5mmであるのが好ましい。リブの幅が3mmより狭いと、比較的狭い幅のリブに応力が集中して、リブのエッジ部分で破損が起きやすくなり、リブの幅が14mmより広いと、フェース剛性が過度に大きくなり反発性能が低下しやすくなるからである。また、リブの高さが0.3mmより低いと、リブによるフェース補強効果が少なくなり、リブの高さが1.5mmより高いと、リブに応力が集中しやすくなるからである。
また、上記のゴルフクラブヘッドにおいては、フェース肉厚が0.5mm以上で且つ3.5mm以下であるのが好ましい。フェース肉厚が0.5mmより薄いとフェース強度が不足しやすくなり、3.5mmを超えるとフェース剛性が高くなりすぎて反発性能が低下するからである。
上記ゴルフクラブヘッドにおいて、互いに隣り合った前記リブの境界線同士が交差する部分には、曲率半径R(mm)の丸みが付与されており、この曲率半径R(mm)と当該リブ相互間における前記角度θ(度)との比である(θ/R)の値は3〜50であるのが好ましい。この(θ/R)が3未満であると、角度θに対して曲率半径Rが大きくなり、フェースの厚肉部分が増加しすぎて反発係数が低下しやすくなる。また(θ/R)が50を超えると、角度θに対して曲率半径Rが小さくなり、フェースの厚肉部分が減少し且つ境界線の交差部分に応力が集中しやすくなって耐久性が低下しやすくなる。
フェース中央部からフェース周縁部に向かって延びるリブを6本以上設け、且つ上方向リブの断面積を他のリブの断面積よりも小さくしたので、フェース補強効果を維持しながら反発性能を高めることができる。
以下に、本発明の実施形態を図面を参照しつつ説明する。
図4は、本発明の第一実施形態であるゴルフクラブヘッド(以下、単にヘッドともいう)1の全体を示す斜視図である。このヘッド1は、いわゆるウッド型のゴルフクラブヘッドであって、ボールを打球するためのフェース部2と、このフェース部2の上縁からヘッド後方に延びヘッド1の上面を構成するクラウン部3と、フェース部2の下縁からヘッド後方に延びヘッド1の下面を構成するソール部4と、クラウン部3とソール部4との間に延びるフェース部2以外の部分であるサイド部5と、シャフト(図示しない)を挿入接着するためのシャフト穴(図示されない)を備えたホーゼル部6と、を有する。このヘッド1は、内部が中空とされた中空構造をなしている。
ヘッド1は、チタン合金等の金属からなり、2つの部材が接合された2ピース構造である。図4において、接合された2部材の境界線ksを仮想線(2点鎖線)にて示す。即ちこのヘッド1は、フェース部2の全体を含むとともに該フェース部2の周縁からヘッド後方へと延びる立上り部11を備えヘッド1の前方部分を構成する略お椀型のカップフェース1aと、ヘッド1のうちカップフェース1a以外の部分であってヘッド1の後方部分を構成するヘット本体部1bとが前記境界線ksにおいて溶接により接合されたものである。カップフェース1aの立上り部11は、クラウン部3、ソール部4及びサイド部5の各フェース寄り部分を構成している。ヘット本体部1bは、クラウン部3、ソール部4及びサイド部5の各バック寄り部分と、ホーゼル部6とを構成している。ヘッド1はその全体がチタン合金からなるとともに、カップフェース1aは鍛造製法により作製されたものであり、ヘット本体部1bはロストワックス精密鋳造法により作製されたものである。
なお、本発明においてヘッド1の材質は特に限定されず、例えば各種金属材料、繊維強化プラスチック等を用いることができる。金属材料としては、チタン、チタン合金、ステンレス合金、アルミニウム合金、マグネシウム合金等を含む一種類又は複数種類の材料が好適に用いられる。チタン合金としては、例えば6Al−4Vチタン、15V−3Cr−3Al−3Snチタン、15Mo−5Zr−3Alチタン、13V−11Cr−3Alチタン、等が用いられ、特にフェース部2を構成する部材としては強度に優れたβ型チタンを好適に用いることができる。繊維強化プラスチックとしては、例えば炭素繊維強化プラスチックを用いることができる。フェース部2には圧延材や鍛造材を用いて強度を確保し、その他の部分には設計自由度の高い鋳造品を用いて溶接で一体化すると、強度と形状設計自由度とが両立できる点で好ましい。また、クラウン部3の一部又は全部を炭素繊維強化プラスチックとし、他の部分を金属部材の鋳造にて作製すると、低重心化しやすい点で好ましい。
ヘッド1は前述のように中空構造であり、フェース部2は、その外面であり打球時にボールと接触するフェース面2aと、その内面でありフェース面2aの裏面であるフェース裏面2bとを有する。図1は、カップフェース1aをフェース裏面2b側から見た平面図である。図1におけるハッチング部分は、カップフェース1aの端面であり、該端面において前述したヘット本体部1bと溶接される。
図1に示すように、フェース裏面2bにはフェース部2を補強するためのリブとして、フェース中央部からフェース周縁部に向かって延びる合計6本のリブ71〜76が設けられている。これらのリブ71〜76のフェース中央部側端部は略同一位置となっており、6本のリブ71〜76は放射状に配置されている。各リブ71〜76は、フェース中央部からフェース外周(フェース裏面2bの外周縁)gsにまで至っている。なお、図1において、フェース外周gsとカップフェース1aの端面(ハッチング部分)とで囲まれた部分は、前述したカップフェース1aの立上り部11(の内面)である。
ヘッド1においては、互いに隣り合った前記リブ相互間における延在方向(図1において破線で示す)のなす角度は90度未満とされている。即ち、図1に示すように、互いに隣り合ったリブ71とリブ72との相互間における延在方向のなす角度θ1は90度未満であり、互いに隣り合ったリブ72とリブ73との相互間における延在方向のなす角度θ2も90度未満である。以下同様に、互いに隣り合ったリブ(73と74,74と75、75と76、76と71)相互間における延在方向のなす角度(θ3、θ4、θ5、θ6)は全て90度未満である。
各リブ71〜76の幅方向両側には、リブ部と非リブ部とを区画する境界線rkが存在するが、互いに隣り合ったリブの境界線rk同士が交差する部分には、曲率半径R=1〜15mmの丸み(面取り)が付与されている。即ち、図1に示すように、リブ71の境界線rkとリブ72の境界線rkとが交差した部分には、曲率半径R1(=1〜15mm)の丸みが付与されている。この曲率半径R1の丸み線は、境界線rkの両方と滑らかに連続しており、且つリブ交差中心位置rc側に凸の丸みである。同様に、各リブ71〜76の境界線rk同士が交差する部分には、曲率半径R2,R3,R4,R5,R6(いずれも1〜15mm)の丸みが付与されている。
このようにすると、互いに隣り合ったリブの境界線同士が交差する部分に付与された丸みによりフェースの厚肉部分が増加するとともに当該交差部分への応力集中が緩和され、耐久性が向上する。曲率半径Rを1mm以上としたのは、1mm未満では厚肉部分増加効果や応力集中の緩和効果が少なく耐久性が低下しやすくなるからであり、よって曲率半径Rは2mm以上が更に好ましい。曲率半径Rを15mm以下としたのは、15mmを超えると、フェースの厚肉部分が増加して反発係数が低下しやすくなるからであり、よって曲率半径Rは14mm以下が更に好ましく、12mm以下が特に好ましい。
なお、ここでいう「丸みの曲率半径RがXmm以上」の意味、及び「丸みの曲率半径RがYmm以下」の意味を、図1の実施形態において互いに隣接するリブ72及びリブ73を例にとり説明する。図10は、図1におけるリブ72の境界線rkとリブ73の境界線rkとが交差する部分付近の拡大図である。
丸みの曲率半径R2がXmm以上とは、互いに交差するリブ72,73の境界線rkの両方と滑らかに連続しかつリブ交差中心位置rc側に凸であって曲率半径Xmmである丸み線m1よりも、当該曲率半径R2の丸み線がリブ交差の中心位置rcより離れた側にあることを意味する。
丸みの曲率半径R2がYmm以下とは、互いに交差するリブ72,73の境界線rkの両方と滑らかに連続しかつリブ交差中心位置rc側に凸であって曲率半径Ymmである丸み線m2よりも、当該曲率半径R2の丸み線がリブ交差の中心位置rcに近い側にあることを意味する。
なお、上記丸みは、単一の曲率半径を有する円弧である必要はなく、異なる曲率半径が複合した形態となっていてもよい。なお、異なる曲率半径が複合した形態とする場合には、耐久性や反発性の観点から、その丸みに曲率半径R=0.5未満の部分が含まれないようにするのがよく、さらにR=1.0未満の部分が含まれないようにするのが良く、またR=20mmを超える部分が含まれないようにするのが良く、さらにR=15mmを超える部分が含まれないようにするのが良い。なお、境界線rkの交差部分における応力分散性を考慮すると、上記丸みは単一R(単一の曲率半径)で形成するのが最も好ましい。
上記曲率半径R(mm)と当該リブ相互間における前記角度θ(度)との比である(θ/R)の値は3〜50とされている。即ち、上記θ1(mm)と上記R1(度)との比である(θ1/R1)の値は3〜50とされており、同様に(θ2/R2),(θ3/R3),(θ4/R4),(θ5/R5),(θ6/R6)もそれぞれ3〜50とされている。(θ/R)を3以上としたのは、この比の値が3未満であると、角度θに対して曲率半径Rが大きくなり、フェースの厚肉部分が増加しすぎて反発係数が低下しやすくなるからであり、よって(θ/R)は6以上が更に好ましい。また、(θ/R)を50以下としたのは、50を超えると角度θに対して曲率半径Rが小さくなり、境界線の交差部分に応力が集中しやすくなって耐久性が低下しやすくなるからであり、よって(θ/R)は22以下が更に好ましい。
なお、複数の上記角度θを、値の大きな順にθ(1)、θ(2)、・・・、θ(m)とし、θ(1)のリブ間の曲率半径RをR(1)、θ(2)のリブ間の曲率半径RをR(2)、・・・、θ(m)のリブ間の曲率半径RをR(m)とした場合において、
(a) R(1)≧R(2)≧・・・≧R(m) 且つ R(1)>R(m)
とするのが好ましく、
(b) R(1)>R(2)>・・・>R(m)
とするのが更に好ましい。上述したように、(θ/R)の比を所定範囲内に限定するのが好ましいため、更に上記(a)及び(b)のように曲率半径Rと角度θとの大小関係を規定することにより両者の関係を最適化できる。
なお、上記(a)及び(b)における各曲率半径の値は、mmの単位で小数点以下を四捨五入した値で評価するものとする。
リブ71〜76のうち、リブの延在方向とヘッド縦方向d1(図1において二点鎖線で示す)とのなす角度が最も小さく、且つ、フェース中央部からクラウン部側のフェース周縁部に向かって延びているリブである上方向リブ7(本実施形態ではリブ71が該当する)の断面積は、他のリブ72〜76の断面積よりも小さくなっている。
リブの断面積の定義については前述した通りであるが、図面を参照しつつ補足説明する。図7は、図1と同一の図であり、見やすいように別図面としたものである。6本のリブのうちリブ72を例にとり説明すると、リブ72のリブ全長L(図7参照)のリブ長手方向中心位置7cからリブの一端側にリブ全長(リブ長手方向の全長。以下同じ。)の40%(つまり0.4L)だけ隔てた位置A(図7で符号Aと表示)と、同じく位置7cからリブの他端側にリブ全長の40%(つまり0.4L)だけ隔てた位置B(図7で符号Bと表示)とを設定したとき、位置Aから位置Bまでの各長手方向位置におけるリブ72の断面積の平均値を、リブ72の断面積とする。
なお、上述の位置Aよりもリブ端部側の部分におけるリブ断面積、及び、上述の位置Bよりもリブ端部側の部分におけるリブ断面積は、上述したリブ断面積(位置Aから位置Bまでの断面積の平均値)以上とするのが好ましい。リブの端部には特に応力が集中しやすいからである。
以上に記載のように、リブ71〜76をフェース中央部からフェース周縁部に向かって配置することにより、フェース剛性を過度に高めることなく、フェースに作用する応力をより均等に分散することができる。
また、リブを6本以上としたのは、6本未満ではリブの無い部分の領域が広くなり、その領域が強度不足となりやすいからである。ただし、リブの数が多すぎると、フェース剛性が高くなりすぎて反発性能が低下する場合があるので、フェース中央部からフェース周縁部に向かって配置されたリブの数は、15本以下がより好ましく、10本以下が更に好ましく、8本以下が特に好ましい。
また、互いに隣り合った前記リブ相互間における延在方向のなす角度θ1〜θ6を90度未満としたのは、θ1〜θ6が90度以上である領域があると、その領域が強度不足となりやすいからである。よって、この角度は80度以下とするのが好ましい。ただし、この角度が小さすぎると、その領域のフェース剛性が高くなりすぎて反発性能が低下する場合がある。よって、互いに隣り合った前記リブ相互間における延在方向のなす角度は、15度以上とするのが好ましく、30度以上とするのが更に好ましく、40度以上とするのが特に好ましい。
また、上方向リブ7の断面積を他のリブ72〜76よりも小さくすることにより、フェース補強効果を保持しながら反発性能を高くすることができる。その理由は以下の通りである。フェース中央クラウン側の領域は、フェースの他の領域よりも比較的フェース強度に余裕があるため、上方向リブ7の断面積を他のリブ72〜76より小さくした場合、他のリブ72〜76の断面積を小さくするよりもフェース補強効果への影響が少ないといえる。一方、フェース中央部からクラウン部までのフェース幅は比較的狭いため、フェース中央クラウン側の剛性はフェース全体の撓みに対して比較的大きな影響がある。よって、上方向リブ7の断面積を他のリブ72〜76の断面積よりも小さくすることにより、フェース補強効果を維持しながら反発性能を効果的に向上させることができる。
なお、図7に示すリブ集中部分15(破線ハッチングにて示す)の中心(リブ集中部分15の図心又は重心)15cは、フェース裏面2bの中心(フェース裏面2bの図心又は重心。図示省略。)から4mm以内の範囲に位置するのが好ましい。リブ集中部分の中心15cがフェース周縁部側に寄りすぎていると、フェースに作用する応力の各リブへの均等分散性が低下する場合があるからである。また、リブ集中部分の中心15cがクラウン側に寄りすぎていると、上方向リブ7の長さが短くなりすぎて、上方向リブ7の断面積を比較的小さくした上記効果が減少する場合があるからである。なお、リブ集中部分15とは、複数のリブが交差することによりフェース中心部に形成された部分であって、いずれのリブに属するか判断できない部分のことである。
図2は、各リブ71〜76の、リブ長手方向中心位置7cにおける断面図である。各リブ71〜76のそれぞれにおいては、その両端付近を除き、リブ長手方向各位置における断面仕様(断面積、断面形状、リブ幅、リブ高さ)が一定とされており、また各リブ71〜76はそれぞれ略真っ直ぐに延びている。また、図2に示すように、各リブ71〜76の表面はヘッド内側に向かって凸の曲面とされている。また、リブの高さは、リブ幅方向中央付近からリブ幅方向両側縁部にかけ徐々に低くなり、該両側縁部においては高さがほぼゼロとされている。また、リブの断面形状において、従来のような断面矩形のリブのように鋭角となる部分がなく、表面が滑らかな形状となっている。このような形状とすることにより、応力がより均等に分散され、少ない体積のリブでより高いフェース補強効果を得ることができる。
各リブ71〜76の幅W1〜W6は、3mm〜14mmとするのが好ましい。リブの幅が3mmより狭いと、比較的狭い幅のリブに応力が集中して、リブのエッジ部分で破損が起きやすくなるからであり、よってリブの幅は5mm以上がより好ましく、7mm以上が特に好ましい。また、リブの幅を14mm以下としたのは、14mmより広いとフェース剛性が過度に大きくなり反発性能が低下しやすくなるからであり、よってリブの幅は、12mm以下がより好ましく、10mm以下が更に好ましく、8mm以下が特に好ましい。
各リブ71〜76の高さt1〜t6(図2参照)は、0.3mm〜1.5mmであるのが好ましい。リブの高さを0.3mm以上としたのは、0.3mmより低いとリブによるフェース補強効果が少なくなるからであり、よってリブの高さは0.5mm以上がより好ましく、0.7mm以上が更に好ましい。リブの高さを1.5mm以下としたのは、1.5mmより高いとリブに応力が集中しやすくなるからであり、よってリブの高さは1.2mm以下がより好ましく、1.0mm以下が更に好ましい。
リブの高さをリブの幅で割った値〔(リブの高さ)/(リブの幅)〕は、0.20以下が好ましく、0.15以下がより好ましい。この値が大きすぎると、リブ部分に応力が集中しやすくなって応力分散しにくくなり、且つ、リブ部分の剛性が高くなりすぎてフェースの撓みが過度に少なくなり反発性能が低下する場合があるからである。ただし、〔(リブの高さ)/(リブの幅)〕が小さすぎると、リブによる肉厚部分の領域が広くなりすぎてフェースの撓みが少なくなったり、リブが低すぎてフェース補強効果が減少したりする場合があるので、0.05以上が好ましく、0.08以上がより好ましく、0.10以上が特に好ましい。
また、フェース肉厚(フェース部2の肉厚)が0.5mm以上で且つ3.5mm以下であるのが好ましい。フェース肉厚を0.5mm以上としたのは、フェース肉厚が0.5mmより薄いとフェース強度が不足しやすくなるからであり、よって1.0mm以上が更に好ましく、1.5mm以上が特に好ましい。また、フェース肉厚を3.5mm以下としたのは、3.5mmを超えるとフェース剛性が高くなりすぎて反発性能が低下するからであり、よって3.0mm以下が更に好ましく、2.7mm以下が特に好ましい。
なお、リブの無い部分におけるフェース肉厚は、3.0mm以下が好ましく、2.5mm以下がより好ましく、2.2mm以下が特に好ましい。本発明のリブを設けることにより、リブの無い部分の肉厚を薄くしてもフェースの強度が保持でき、且つ該肉厚を薄くした方が反発性能が向上しやすいからである。ただし、薄すぎるとフェース強度が不足する場合があるので、リブの無い部分におけるフェース肉厚は、0.4mm以上が好ましく、0.8mm以上が更に好ましく、1.4mm以上が特に好ましい。
なお、各リブ71〜76はフェース中央部からフェース周縁部に向かって延びていればよいが、各リブ71〜76のフェース中心部側端部は、フェース裏面2bの中心(フェース裏面2bの図心または重心。図示省略。)から4mm以内の範囲に配置されるのが好ましい。リブのフェース中心部側端部のフェース裏面2bの中心からの距離が大きくなると、最も応力が作用しやすいフェース中心部付近のリブによる補強効果が不足する場合があり、更に、フェース中心部に作用した応力をリブによってフェース周縁部へと均等に分散しにくくなるからである。
また、各リブ71〜76は、フェース外周(フェース裏面2bの外周縁)gsから5mm以内の範囲にまで配置されるのが好ましく、フェース外周gsにまで至っているのが更に好ましい。リブのフェース周縁部側端部のフェース外周gsからの距離が大きくなると、フェース中心部に作用した応力のフェース周縁部への分散範囲が限定されてしまう傾向となるからであり、また、フェース周縁部におけるリブによる補強効果が不足する場合があるからである。
(実施例による本発明の効果の検証)
本発明の実施例である実施例1〜10のゴルフクラブヘッドと、比較例1〜3のゴルフクラブヘッドを作製し、これらを評価することにより、本発明の効果を検証した。
フェース部の肉厚分布を除き、全ての例(実施例1〜10及び比較例1〜3)の仕様は同一とした。即ち、全ての例における共通の仕様として、ヘッドは、上述した実施形態と同じように略お椀型のカップフェースとヘッド本体部とを溶接接合した中空のチタン合金製ヘッドを用いた。このヘッドは、ヘッド体積が405ccであり、フェース面積(フェース面の面積)が4100mmである。
実施例1〜10については、リブの無い部分のフェース部の肉厚は1.8mm〜2.0mmとした。また、実施例1〜10のリブの断面形状は、全て図2に示すように、リブ幅方向中央付近からリブ幅方向端部に向かってリブ高さが徐々に低くなり、且つリブ幅方向端部においてリブ高さがほぼゼロとなる形状である。
一方、比較例1のフェース裏面2bの平面図が図3である。比較例1におけるフェース部2の肉厚分布は、フェース中央付近に設けられた楕円形状の中央肉厚部20において2.85mmとされ、フェース周縁部のうちクラウン側に位置する上側周縁部21及びフェース周縁部のうちソール側に位置する下側周縁部22において2.2mmとされ、フェース周縁部のうちトウ側に位置するトウ側周縁部23及びフェース周縁部のうちヒール側に位置するヒール側周縁部において2.0mmとされている。また中央肉厚部20とフェース周縁部21〜24との間に位置する移行部25は、中央肉厚部20からフェース周縁部21〜24までを段差なく連続させる傾斜面を構成している。そして、この移行部25の肉厚は、フェース外側となるにつれて、中央肉厚部20の肉厚からフェース周縁部21〜24の肉厚へと徐々に変化している。
一方、比較例3のカップフェース1aをフェース裏面2b側から見た図が図8である。このヘッドは、フェース中央部に位置し略長方形の中央肉厚部30と、この中央肉厚部30からフェース周縁部に向かって延びる合計10本のリブ80〜89とを有している。中央肉厚部30の肉厚は2.85mmである。また、リブ80〜89は、全て同一の幅及び高さを有しており、その断面形状は四角形である。また、リブ80〜89が配置されていない部分のフェース肉厚は1.85mmである。
比較例2のカップフェース1aをフェース裏面2b側から見た図が図9である。このヘッドは、フェース中央部からフェースのトウ側周縁部に向かって延びるリブ91と、フェース中央部からフェースのヒール側周縁部に向かって延びるリブ92とを有している。リブ91とリブ92とはほぼ一直線上に配置されており、これらリブ91とリブ92とでトウ・ヒール方向に延びる一本のリブを構成している。リブ91と92とは、その全長に亘って同一の幅及び高さを有しており、その断面形状は実施例と同様、図2に示す形状である。また、リブ91,92が配置されていない部分のフェース肉厚は2.2mmである。
各例の仕様及び評価結果を表1及び表2に示す。
Figure 2006141806
Figure 2006141806
表中の項目について説明する。
「リブの本数(本)」とは、フェース中央部からフェース周縁部に向かって延びるリブの本数のことである。
「フェース裏面の図」とは、各例のフェース裏面の平面図を示す図の番号を示したものである。
θ1〜θ6及びR1〜R6の意味は、図1及び上記説明の通りである。
「他のリブの平均断面積(mm)」とは、フェース中央部からフェース周縁部に向かって延びるリブのうち、上方向リブ以外のリブの断面積の平均値である。
次に、「高反発エリアの面積(mm)」について説明する。
高反発エリアとは、所定の方法で作製された反発係数分布等高線図において、反発係数が0.84以上となっているフェース面上の領域のことである。
ここで、反発係数分布等高線図とは、次のようにして作製する。まず、フェース面上のスイートスポットを中心として、ヘッド縦方向及びトウ・ヒール方向(フェース面上においてヘッド縦方向と垂直な方向)にそれぞれ5mm間隔で格子状の直線を引いたときの各交点(以下、各格子点ともいう)にて、ヘッドの反発係数を測定する。測定範囲は、スイートスポットからトウ側及びヒール側にそれぞれ20mm且つヘット縦方向のクラウン側及びソール側にそれぞれ15mmまでの範囲とした。
そして、各格子点における反発係数の測定値に基づき、統計ソフト(StataSoft.Inc社製のSTATISTICA)を用いて、反発係数の分布を等高線状に示した反発係数分布等高線図を作製した。図5は、実施例1のヘッドの反発係数分布等高線図であり、図6は、比較例1のヘッドの反発係数分布等高線図である。いずれの図においても、縦軸の目盛り数値はヘッド縦方向におけるスイートスポットからの距離(mm)を示し、横軸の目盛り数値はトウ・ヒール方向(フェース面上においてヘッド縦方向に垂直な方向)におけるスイートスポットからの距離(mm)を示す。これら図5,図6において、等高線状に複数描かれた略楕円形状の線のうち最も内側の線から外側に向かって順に等高線h1、等高線h2、等高線h3、・・・、等高線h10とする。等高線h1よりも内側の領域は、反発係数が0.85以上の領域を示す。等高線h2よりも内側の領域は、反発係数が0.84以上の領域である。等高線h3よりも内側の領域は、反発係数が0.83以上の領域である。以下同様に、各等高線は反発係数が0.1ごとに描かれており、外側の等高線ほど反発係数の低いエリアの境界線を表している。等高線h2で囲まれた部分の面積が「高反発エリアの面積(mm)」であり、フェース面全体の面積中に占める高反発エリアの割合が、表中の「高反発エリアの割合(%)」である。
「耐久性」とは、以下のように評価されたものである。各例のヘッドにシャフト及びグリップを装着してゴルフクラブとし、スイングロボットにてヘッドスピード50m/sにてフェースセンターを打点として1000球打撃させた。そして、打撃により発生したフェース面の凹みの深さが0.1mm以内のものは○、0.1mmを超えるものは△、該1000球以内の打撃でフェース面が破壊したものは×とした。
上述した反発係数分布等高線図の作製において、各格子点における反発係数は、U.S.G.A.の Procedure for Measureing the Velocity Ratio of a Club Head for Conformance to Rule 4−1e, Revision 2 (February 8, 1999)に類似した方法で測定されたものである。具体的には、ゴルフボールをボール発射装置を用いて発射し、台座上に固着することなく載置されたヘッドのフェース部の上記各格子点付近に衝突させる。各格子点での反発係数測定に当たっては、ボールはヘッドの当該格子点から5mm以上離れない位置で且つフェース面に対して直角に衝突させる。そして、ゴルフボールの衝突直前の入射速度Viと跳ね返り速度Voとを測定した。更に、ゴルフボールの入射速度をVi、同跳ね返り速度をVo、ヘッド質量をM、ゴルフボールの平均質量をmとした場合に、次式により当該格子点における反発係数eを算定した。
(Vo/Vi)=(eM−m)/(M+m)
なおゴルフボールの発射口からフェース部までの距離は1mとし、ゴルフボールはタイトリスト社製のピナクルゴールドを使用し、ボール初速は48.77m/sに設定した。また、速度センサーの位置は、ヘッドから360.2mm、同635mmに設置した。
表に示すように、高反発エリアの面積(割合)と耐久性とを総合評価すると、実施例は比較例よりも良好な結果となった。
本発明の一実施形態(及び実施例1〜10)に係るゴルフクラブヘッドのカップフェースをフェース裏面側から見た平面図である。 図1における各リブの断面図である。 比較例1に係るゴルフクラブヘッドのカップフェースをフェース裏面側から見た平面図である。 図1のゴルフクラブヘッドの全体斜視図である。 実施例1のヘッドの反発係数分布等高線図である。 比較例1のヘッドの反発係数分布等高線図である。 図1と同じく、本発明の一実施形態(及び実施例1〜10)に係るゴルフクラブヘッドのカップフェースをフェース裏面側から見た平面図である。 比較例3に係るゴルフクラブヘッドのカップフェースをフェース裏面側から見た平面図である。 比較例2に係るゴルフクラブヘッドのカップフェースをフェース裏面側から見た平面図である。 図1におけるリブ境界線の交差部分の拡大図である。
符号の説明
1 ゴルフクラブヘッド
2b フェース裏面
7 上方向リブ
rk リブの境界線
71,72,73,74,75,76 リブ
W1,W2,W3,W4,W5,W6 リブの幅
t1,t2,t3,t4,t5,t6 リブの高さ
θ1,θ2,θ3,θ4,θ5,θ6 角度θ
R1,R2,R3,R4,R5,R6 曲率半径R

Claims (5)

  1. フェース裏面に、フェース中央部からフェース周縁部に向かって延びるリブが6本以上設けられており、
    互いに隣り合った前記リブ相互間における延在方向のなす角度θ(度)は90度未満であり、
    前記リブのうち、リブの延在方向とヘッド縦方向とのなす角度が最も小さく、且つ、フェース中央部からクラウン部側のフェース周縁部に向かって延びているリブである上方向リブの断面積は、他の前記リブの断面積よりも小さいことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記上方向リブの断面積は、2.0〜8.0mmであり、他の前記リブの断面積は4.0〜10.0mmであることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記リブの幅が3mm〜14mmであり、前記リブの高さは0.3mm〜1.5mmであることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  4. フェース肉厚が0.5mm以上で且つ3.5mm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 互いに隣り合った前記リブの境界線同士が交差する部分には、曲率半径R(mm)の丸みが付与されており、この曲率半径R(mm)と当該リブ相互間における前記角度θ(度)との比である(θ/R)の値は3〜50であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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