JP6826024B2 - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
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Description
また、特許文献2には、フェース部の裏面にY字形状のリブを形成し、フェース部をバランスよく撓ませるヘッド構造が開示されている。
図1から図4は、本発明の第1の実施形態を示す図であり、図1は、打球時におけるボールとヘッドの位置関係を示した側面図、図2は、ヘッドの正面図、図3(a)は、図2に示すヘッドのA−A線に沿った断面図、図3(b)は、フェース部の裏面図、そして、図4は、本実施形態に係るヘッドで打球した場合と、比較例及び公知品で打球した場合の飛距離を示したグラフである。
なお、このような溝は、リブ15側のみに形成しても良いし、フェース部12のソール側のみに形成しても良い。また、図3に示す構成では、溝16a,16bは、トウ側で分断して形成されているが、トウ側で連続するように形成しても良く、更にはフェース部12の下半分の領域R1を囲むようにして環状に連続形成しても良い。
フェース部の撓みに関しては、その指標として、USGA(米国ゴルフ協会)のペンデュラムテストに準拠して測定する手法が存在しており、キャラクタリスティックタイムという数値(CT値)により、フェース部の撓みについて評価することが可能である。具体的には、フェース部に対して、所定の試験子を衝突させたときの接触時間を計測することでフェース部の位置の弾性を評価することができ、CT値が高い(接触時間が長い)と、ボールを打球した際のフェース部に対する接触時間が長く、撓み性が良いと評価できる。すなわち、CT値が高いほど、フェース部は撓み易く、ボールの飛距離の向上が図れるとともに、フェース部のCT値が高い領域が広ければ、多少の打点ブレが生じても、安定した打球が得られることを意味する。
フェース部では、フェース面の位置に応じてCT値を導き出すことが可能であり、位置毎のCT値の大きさ、及び、全体の分布状態については、フェース部の材質にもよるが、肉厚やフェース部のエッジ領域からの距離に依存するところが大きい。すなわち、肉厚を薄くすることで、フェース部自体が撓み易くなり、また、エッジ領域から最も離間する領域(フェース部の幾何学的中心位置C)は、大きく撓み易いことから、幾何学的中心位置C付近のCT値は高くなる傾向となる。この場合、フェース部内に剛性変化部(例えば、本実施形態のようなリブ15)を形成することで、その周辺での曲げ剛性が高まって撓み難くなることから、幾何学的中心位置Cの付近にリブ15を形成すると、その付近の撓みを抑えて、それよりも下方領域の撓み性を向上することが可能である(剛性変化部を形成することによってフェース部のCT値分布を変化させることが可能である)。
なお、打球位置C1のトウ・ヒール側の10mmの範囲での打球については、3つのゴルフクラブ間で、顕著となる飛距離のばらつきは見られなかった。
図5は、本発明の第2の実施形態を示す図であり、(a)は、中央部分の断面図、(b)は、フェース部の裏面図である。
本実施形態の剛性変化部は、フェース部裏面を部分的に厚肉化(フェース部の略上半分の領域R2を厚肉化した厚肉部12Aとする)することで構成されており、厚肉部と薄肉部との境界部分12Cが水平方向に沿うように形成されている。この境界部分12Cについては、前記第1及び第2実施形態のリブ15の形成位置と略同じ位置となるように形成されており、剛性変化部については、フェース部の肉厚変化によって構成することも可能である。なお、境界部分12Cについては、後述する実施形態のリブのように形成しても良い。
この実施形態では、第3の実施形態のように、剛性変化部を厚肉部で形成した際に、第1の実施形態と同様、剛性変化部のソール側に沿って、及び、ソール部に沿って溝16a´,16b´を形成したものである。
本発明は、上述したように、フェース部の下方領域が撓み易くなるように、トウ・ヒール方向で、水平方向に沿って剛性変化部を形成することを特徴とするが、撓み性の向上に関しては、下方領域が効果的に撓むことができれば、全体に亘って水平方向に延出していなくても良い。例えば、図8に示すように、剛性変化部となるリブ15については、その両端部15A,15Bをソール側に下降させる等、ソール部の湾曲形状に対応させても良い。また、フェース部の形状は、トウ側に移行するに従い上下方向の長さが長くなり、幾何学的中心位置Cがトウ側でトップ側になる傾向となるため、リブのトウ側端部15Aのみをソール側に下降させて、リブによって撓む領域をヒール側でソール側となるように形成しても良い。また、リブの中間部については、ソール側の輪郭形状に対応するように、多少、トップ側に膨らむような湾曲形状に形成しても良い。
10A ヘッド本体
12 フェース部
12A 厚肉部(剛性変化部)
15,15´ リブ(剛性変化部)
16a,16b 溝
C 幾何学的中心位置
C1 打球位置
Claims (7)
- トップ部、ソール部、トウ部、ヒール部を備えたヘッド本体と一体化され、打球面を具備したフェース部を有するアイアン型のゴルフクラブヘッドにおいて、
前記フェース部の幾何学的中心位置Cを通る位置で縦断面視した状態で、打球時において、トップ部、ソール部を支点としたフェース部全体の撓み状態に加え、ソール部から高さが15mm付近で撓み量が最大となる部分的な撓み状態が得られるように、フェース部裏面に、トウ・ヒール方向に延びる剛性変化部、及び、前記剛性変化部のソール側に沿って溝を形成したことを特徴とするアイアン型のゴルフクラブヘッド。 - 前記剛性変化部は、2〜5mmの範囲内の幅で厚肉化されるリブであり、
前記リブは、水平方向に沿って、又は、トウ側に移行するに従ってソール側に下降するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアイアン型のゴルフクラブヘッド。 - 前記リブを水平方向に沿って形成した場合、その端部を、ソール側に下降するように形成したことを特徴とする請求項2に記載のアイアン型のゴルフクラブヘッド。
- 前記剛性変化部は、フェース部裏面を部分的に厚肉化した厚肉部で形成され、
前記厚肉部は、厚肉部と薄肉部との境界が水平方向に沿って、又は、トウ側に移行するに従ってソール側に下降するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアイアン型のゴルフクラブヘッド。 - 前記フェース部に、ヘッド本体のソール部に沿って溝を形成したことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のアイアン型のゴルフクラブヘッド。
- 前記フェース部は、前記幾何学的中心位置Cを通る垂線上で、ソール部から高さが15mmの打球位置C1におけるCT値を100%とした場合、
そのCT値分布が、前記打球位置C1を中心として、トウ・ヒール方向10mmの範囲内で90%以上確保され、ソール方向5mmの範囲で80%以上確保されるように形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のアイアン型のゴルフクラブヘッド。 - 前記フェース部は、そのCT値分布が、前記打球位置C1を中心にソール方向5mmの位置からトウ・ヒール方向5mmの範囲内で80%以上確保されるように形成されていることを特徴とする請求項6に記載のアイアン型のゴルフクラブヘッド。
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