JP2019110974A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】実際に打球がなされる位置付近での撓み特性を向上して、飛距離の向上及び安定化が図れるゴルフクラブヘッドを提供する。【解決手段】本発明のゴルフクラブヘッドに装着されるフェース部12は、幾何学的中心位置Cを通る位置で縦断面視した状態で、打球時において、トップ部10a、ソール部10bを支点としたフェース部全体の撓み状態D1に加え、ソール部から高さが15mm付近で撓み量が最大となる部分的な撓み状態D2が得られるように、フェース部裏面に、トウ・ヒール方向に延びるリブ15を形成したことを特徴とする。【選択図】 図3

Description

本発明は、ゴルフクラブヘッドに関し、特に、フェース部に特徴を備えたアイアン型のゴルフクラブヘッドに関する。
アイアン型のゴルフクラブには、打球がなされるフェースをヘッド本体に対して接着、溶着、カシメ等によって一体化したものが知られており、例えば、特許文献1には、打球の飛距離が向上するように、フェースの周囲をヘッド本体に固定し、その中央領域が撓みやすいようにしたヘッド構造が開示されている。この従来技術では、フェース(フェース部材、フェース部とも称する)の裏面のトップ側とソール側に、トップ部とソール部の縁部に沿って長い溝を形成しており、これにより、フェース部の中央領域を撓み易くして飛距離の向上が図れるようにしている。
また、特許文献2には、フェース部の裏面にY字形状のリブを形成し、フェース部をバランスよく撓ませるヘッド構造が開示されている。
特開2012−90680号 特開2012−213607号
上記したように、フェースの裏面のトップ部側とソール部側に、その縁部に沿って長い溝を形成することで、フェース部の中央領域、すなわちフェース部の幾何学的中心領域の撓み量を増大させることが可能となり、中央領領域が撓むことで打球時の反発力が高まって飛距離の向上が図れるようになる。
しかし、アイアン型のゴルフクラブは、ティーアップすることなく地面上から打球する場面が殆どであり、地面から打つ場合、図1(本発明の実施形態を示した側面図)に示すように、ヘッド10を構成するヘッド本体10Aのソール部10bが地面Pに沿うように移動して、フェース部12のフェース面12aがボール100に最初に当たる打球位置(打球点)C1は、地面Pからの高さHが15mm前後となっている。したがって、反発性を向上させたい(フェース部を大きく撓ませたい)のは、ヘッド10の下端(ソール部の下面であるソール面10b´)から高さHが15mm前後の位置が好ましい。上記した従来技術では、フェース部の裏面のトップ側とソール側に、その縁に沿って長い溝を形成したことから、フェース部が最も撓み易いのは、フェース部12の幾何学的中心位置C付近となってしまい、本来、性能向上したい領域から大きくずれている。
また、アイアン型のヘッドのフェース部は、特徴的な形状(トウ側の高さが高く、ヒール側の高さが低い)ため、単純にトップ側とソール側に長い溝を形成するだけでは、フェース部の高さ変化による反発(撓み)量の大小によって、トウ・ヒール方向の反発性能(飛距離性能)が安定せず、ミスヒット時の許容度も小さくなってしまう(打球位置がばらつくと、撓み量が大きく変化して、飛距離のばらつきが大きくなる)。さらに、特許文献2に開示された構成は、フェース部の裏面に、ヒール側に向けて断面積が減少するY字形状のリブを形成し、フェース部の形状を考慮して撓みバランスの向上を図るものであるが、このリブは実際の打球位置C1を考慮して撓み性を向上させるものとして形成されたものではない。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、実際に打球がなされる位置付近での撓み特性を向上して、飛距離の向上及び安定化が図れるゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、トップ部、ソール部、トウ部、ヒール部を備えたヘッド本体と一体化され、打球面を具備したフェース部を有するゴルフクラブヘッドにおいて、前記フェース部の幾何学的中心位置Cを通る位置で縦断面視した状態で、打球時において、トップ部、ソール部を支点としたフェース部全体の撓み状態に加え、ソール部から高さが15mm付近で撓み量が最大となる部分的な撓み状態が得られるように、フェース部裏面に、トウ・ヒール方向に延びる剛性変化部を形成したことを特徴とする。
上記した構成のフェース部は、打球した際、幾何学的中心位置Cを通る位置で縦断面視すると、トップ部、ソール部を支点としてフェース部全体が撓み、幾何学的中心Cの部分が最も撓む状態となる。この最も撓む位置は、実際に打球をする位置であるソール部から高さが15mmよりも上であるため、実際の打球ポイントと一致しないが、上記したように、ソール部から高さが15mm付近で撓み量が最大となる部分的な撓み状態が得られるように、フェース部裏面に、トウ・ヒール方向に延びる剛性変化部を形成したことで、実際に打球をする位置での撓み性が向上し、飛距離の向上を図ることができる。また、実際に打球位置が多少ぶれても、飛距離の安定化が図れるようになる。
なお、上記した構成において、剛性変化部は、その位置とソール部との間で部分的な撓み状態をもたらすように、トップ・ソール間での通常の撓み状態に変化を生じさせる機能を果たすものであればよく、例えば、リブ、厚肉部、および、これらと溝の組み合わせ等によって構成することが可能である。
本発明に係るゴルフクラブヘッドによれば、通常に打球がなされる位置付近での撓み特性の向上が図れ、飛距離の向上及び安定化が図れるようになる。
本発明の第1の実施形態を示す図であり、打球する際のヘッドのフェース部とボールの位置関係を示す側面図。 本発明の第1の実施形態を示す図であり、ヘッドの正面図。 (a)は、図2に示すヘッドのA−A線に沿った断面図、(b)は、フェース部の裏面図。 第1の実施形態に係るヘッドを装着したゴルフクラブで打球した場合と、比較例及び公知品で打球した場合の飛距離を示したグラフ。 本発明の第2の実施形態を示す図であり、(a)は、中央部分の断面図、(b)は、フェース部の裏面図。 本発明の第3の実施形態を示す図であり、(a)は、中央部分の断面図、(b)は、フェース部の裏面図。 本発明の第4の実施形態を示す図であり、(a)は、中央部分の断面図、(b)は、フェース部の裏面図。 本発明の第5の実施形態を示す図であり、フェース部の裏面図。 本発明の第5の実施形態を示す図であり、フェース部の裏面図。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係るアイアン型のゴルフクラブヘッド(以下、ヘッドと称する)の実施形態について具体的に説明する。
図1から図4は、本発明の第1の実施形態を示す図であり、図1は、打球時におけるボールとヘッドの位置関係を示した側面図、図2は、ヘッドの正面図、図3(a)は、図2に示すヘッドのA−A線に沿った断面図、図3(b)は、フェース部の裏面図、そして、図4は、本実施形態に係るヘッドで打球した場合と、比較例及び公知品で打球した場合の飛距離を示したグラフである。
本実施形態に係るヘッドが装着されるゴルフクラブはアイアン型であり、基端側にグリップを装着したシャフト(図示せず)の先端が、ヘッド10を構成するヘッド本体10Aに一体形成されたホーゼル10eに嵌入、固着定されることで構成される。前記シャフトとヘッド本体10Aは、ゴルフクラブを基準水平面Pに対して構えた際、固定されるシャフトの軸線Xと基準水平面Pとの間が所定のライ角となるように設定されている。この場合、シャフトについては、スチール製であっても良いし、繊維強化樹脂製(FRP製)であっても良い。
ヘッド本体10Aには、ヘッド本体とは別体として形成されたフェース部(フェース部材)12が止着されている。フェース部12は、板状に構成され、打球が成される平坦状のフェース面12aを具備しており、例えば、ヘッド本体10Aを構成するトップ部10a、ソール部10b、トウ部10c、及び、ヒール部10dで囲まれたリング状の開口10fに沿うように形成された段部(フェース支持部)10gに対して、所定のロフト角となるように、カシメ、溶着、接着などによって止着されている。この場合、ヘッド本体10Aの形状やフェース部12のヘッド本体への取り付け方法、両者の係合構造については特定の形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。例えば、フェース部の周囲(全周、一部でも良い)に略L字状の屈曲部を形成し、屈曲端面をヘッド本体側に当て付けて固定するような構成であっても良い。また、フェース部の端部が、ヘッド本体のトップ部やソール部等の一部を構成していても良い。
前記ヘッド本体10Aおよびフェース部12は、例えば、チタン、チタン合金、ステンレス鋼、炭素鋼、タングステン等の金属材料を用いて鋳造などによって一体形成することが可能である。なお、フェース部12については、高強度で薄肉化が図れるように、鍛造によって形成することが好ましい。
前記ヘッド本体10Aは、上記したように、トップ部10a、ソール部10b、トウ部10c及びヒール部10dを具備しており、これらはリング状となって開口10fを形成する。この開口10fの内縁には、フェース部12の周縁領域Rを当て付けて固定する段部10gが形成されている。リング状に形成されたトップ部10a、ソール部10b、トウ部10c及びヒール部10dは、固定されるフェース部12の周縁に沿って後方に向けて延設されており、上記のリング状部は一定の厚さを有する。本実施形態では、前記トップ部10aは、バック側に延びてその先端側が下方に垂下するように屈曲され、前記ソール部10bは、バック側に延びながら上方に立ち上げられて、その先端がトウ部10c及びヒール部10dの略中間位置まで延びている。
また、前記トウ部10c及びヒール部10eについても、同様にバック側に延びると共にその先端側が中央に向けて屈曲されており、これにより、ヘッド本体10Aは、止着されるフェース部12の後側が開口したキャビティ構造となっている。なお、前記ソール部10bについては、低重心化が図れるように、例えば、ヘッド本体10Aの構成材料よりも高比重の材料によって形成し、これをヘッド本体として一体化させても良いし、別途、ウエイト部材を取着したものであっても良い。
前記ヘッド本体10Aは、ヒール側からトウ側に移行するに従い高さが高くなる形状を有しており、同様の形状を有するフェース部12のフェース面12aには、トウ・ヒール方向に沿ってスコアライン12Lが複数本形成されている。このスコアライン12Lが形成されている領域がフェース部の有効打点領域であり、その領域内にフェース部の幾何学的中心位置Cが存在している。プレーヤが打球する際、横方向では、幾何学的中心位置Cを通る垂線付近で打球が成される(プレーヤは、この点を意識して打球する)が、図1で示したように、高さ方向では、ソール部10bの接地面側となるソール面10b´が地面に沿って移動して打球が成されることから、打球位置は実際の幾何学的中心位置Cよりも下方となる。具体的に、その高さHは、上記したように、15mm前後である(図1及び図2において、符号C1は、何学的中心位置Cを通る垂線のソール面からの高さが略15mmとなった位置を示している;以下、打球位置C1とも称する)。
フェース部12は、縁部が開口10fにカシメによって嵌合し、その周縁領域R(図3(b)参照)が段部10gに対して当て付けられた状態で支持されており、その後方側はキャビティ構造となっているため、フェース部全体として撓むことが可能となっている。この場合、フェース部12は、その周縁領域Rが略均等に段部10gに対して支持されていることから、最も撓み易い位置は、幾何学的中心位置C付近になるが、この位置は、上記したように、実際に打球がされる位置とは一致していない。また、実際には、フェース部12は、トップ・ソール方向で見ると、ヒール側の長さが短く、トウ側に移行するに連れて長くなる形状となっていることから、最も撓み易い位置は、幾何学的中心位置Cよりも僅かにトウ側になるものと考えられる。
本発明では、フェース部12に関し、その下半分の領域R1(図2参照;前記高さHの略2倍の高さで、トウ・ヒール方向における有効打点領域の範囲内であり、本発明において、撓み性の向上を図る領域)、特に、前記幾何学的中心位置Cを含む垂直方向で、その下方位置である打球位置C1が撓み易くすることを特徴とする。具体的には、図3(a)に示すように、フェース部12の幾何学的中心位置Cを通る位置で縦断面視した状態で、打球時において、トップ部10a及びソール部10bを支点としたフェース部全体の撓み状態D1に加え、ソール部10bから高さが15mm付近で撓み量が最大となる部分的な撓み状態D2が得られるように、フェース部の裏面に、トウ・ヒール方向に延びる剛性変化部を形成している。
ここで、剛性変化部とは、平坦なフェース面12aの裏側に形成されて、その周辺部分の剛性を高め、この高めた部分とソール部10bとの間でフェース部に図に示すような撓み状態D2をもたらすものであれば良く、本実施形態の剛性変化部は、フェース部12の裏面に部分的に肉厚にしたリブ15によって構成されている。このリブ15は、フェース部12の有効打点領域の略下半分を撓み易くすることから、所定のライ角で構えた際に、トウ・ヒール方向で水平方向となるように形成されていれば良く、有効打点領域のトウ・ヒール幅に亘って形成されているのが好ましい。すなわち、フェース部に上記したようなリブ15を形成することによって、リブに沿った部分の剛性が高まって、その部分での撓みが抑制され、この剛性の高い部分が撓みの支点となって、ソール部10bとの間で部分的な撓み状態D2をもたらすようになり、結果として、そのようなリブ15が無い構成と比較して、フェース部12の下半分の領域R1の撓み性の向上が図れるようになる。
この場合、剛性については、リブの断面積(特に上下方向の幅W)によって変化する(リブの断面積が小さくなれば、撓み難さは軽減される)が、あまりリブの断面積を大きくし過ぎると、ヘッド本体の重心位置が上がってしまい好ましくはない。また、リブの断面積が小さ過ぎる、剛性変化が小さくなって、下半分の領域の撓み性が十分でなくなってしまうことから、リブ15の幅Wについては、2mm〜5mmの範囲内で形成することが好ましい。また、その肉厚(リブの高さ)Tに関しても、あまり高くし過ぎると、ヘッド本体の重心位置が上がってしまうことから、フェース部12の肉厚に対して、100%以下に抑えることが好ましい(なお、本実施形態のフェース部12は、肉厚が2mm、リブ15の幅Wが4mm、リブの肉厚(リブの高さ)が1mmに設定されている)。
前記リブ15は、フェース部12に剛性が変化する(高くなる)部分を設けて、フェース部の下半分の領域R1を撓み易くするものであることから、本実施形態のように、幾何学的中心位置Cを通る垂線において、ソール面10b´から略30mm程度の高さで、水平方向に沿って形成すれば良い。すなわち、このようにリブ15を形成することで、打球位置C1を中心とした一定の領域内(打球位置C1からトウ側、ヒール側、ソール側、及び、ソール側かつトウ側、ソール側かつヒール側の一定の領域内)での撓み性を向上することが可能となる。なお、位置C1よりもトップ側は、実際の打球を考慮すると、ソール面10b´が地面(芝面)に入り込む状態、いわゆるダフリ気味で打球が成されることから、打球位置C1よりもトップ側の領域での撓み性については、本発明では考慮しない。
さらに、本実施形態では、フェース部の下半分の領域R1の撓み性を向上するように、剛性が高くなる領域に沿って溝を形成している(剛性が高くなる部分を薄肉厚化して撓み易くしている)。すなわち、前記剛性変化部であるリブ15のソール側に沿って溝16aを形成するとともに、前記フェース部の周縁領域Rのソール部10bに沿って溝16bを形成することで下半分の領域R1をより撓み易くしている。
なお、このような溝は、リブ15側のみに形成しても良いし、フェース部12のソール側のみに形成しても良い。また、図3に示す構成では、溝16a,16bは、トウ側で分断して形成されているが、トウ側で連続するように形成しても良く、更にはフェース部12の下半分の領域R1を囲むようにして環状に連続形成しても良い。
次に、上記したようなリブ15を形成したフェース部12を、図3に示すようにヘッド本体に取着した際のCT値分布について説明する。
フェース部の撓みに関しては、その指標として、USGA(米国ゴルフ協会)のペンデュラムテストに準拠して測定する手法が存在しており、キャラクタリスティックタイムという数値(CT値)により、フェース部の撓みについて評価することが可能である。具体的には、フェース部に対して、所定の試験子を衝突させたときの接触時間を計測することでフェース部の位置の弾性を評価することができ、CT値が高い(接触時間が長い)と、ボールを打球した際のフェース部に対する接触時間が長く、撓み性が良いと評価できる。すなわち、CT値が高いほど、フェース部は撓み易く、ボールの飛距離の向上が図れるとともに、フェース部のCT値が高い領域が広ければ、多少の打点ブレが生じても、安定した打球が得られることを意味する。
ここで、フェース部のCT値分布について説明する。
フェース部では、フェース面の位置に応じてCT値を導き出すことが可能であり、位置毎のCT値の大きさ、及び、全体の分布状態については、フェース部の材質にもよるが、肉厚やフェース部のエッジ領域からの距離に依存するところが大きい。すなわち、肉厚を薄くすることで、フェース部自体が撓み易くなり、また、エッジ領域から最も離間する領域(フェース部の幾何学的中心位置C)は、大きく撓み易いことから、幾何学的中心位置C付近のCT値は高くなる傾向となる。この場合、フェース部内に剛性変化部(例えば、本実施形態のようなリブ15)を形成することで、その周辺での曲げ剛性が高まって撓み難くなることから、幾何学的中心位置Cの付近にリブ15を形成すると、その付近の撓みを抑えて、それよりも下方領域の撓み性を向上することが可能である(剛性変化部を形成することによってフェース部のCT値分布を変化させることが可能である)。
また、フェース部のエッジ領域(フェース部周囲の支持領域であるトップ部、ソール部、トウ部、ヒール部との止着部)のように、剛性が高くなる領域では撓み量が少なくなって、CT値は抑制されるが、このような部分に溝を形成すると剛性が低くなることから、本実施形態のように、溝16a,16bを形成することで、その溝で囲まれた範囲の撓み性を向上することが可能となる。
すなわち、本実施形態のように、幾何学的中心位置Cを通る垂線において、ソール面から略30mm程度の高さで、水平方向に沿ってリブ15を形成し、かつ、溝部16a,16bを形成したことで、幾何学的中心位置Cを通る位置で、ソール面からの高さが15mmとなった打球位置C1付近の撓み性を向上することが可能となる。
以下の表1は、上記したリブ15及び溝16a,16bが形成されたフェース部12を取着したヘッド(番手は9番)のCT値分布を測定した結果を示しており、フェース部の幾何学的中心位置Cの位置を通る垂線において、高さが15mm(H15)での測定したCT値を100%とし、その位置を中心として5mm単位で、トウ(T)、ヒール(H)方向及び高さ方向でのCT値の分布状況を示したものである。
本実施形態のフェース部は、上述したように、幾何学的中心位置Cから下方の打球位置C1(ソール面から略15mmの高さ位置)領域での撓み性の向上を図ったものである。打球位置C1では、CT値239μsが得られており、この位置を100%として、その分布状況を示したものが表1の結果である。フェース部の裏面に、トウ・ヒール方向で水平方向に沿ってリブ15及び溝16a,16bを形成したことで、打球位置C1を中心としてトウ側5mmの位置で98.7%、10mmの位置で90.0%が得られ、ヒール側5mmの位置で98.3%、10mmの位置で95.4%が得られている。
また、フェース部の下半分の領域R1の撓み性を向上したことで、打球位置C1を中心としたトウ・ヒール方向に加え、それよりもソール側の領域でも撓み性を向上することが可能となる。具体的には、打球位置C1のソール側5mmの位置で83.7%が得られ、更に、ソール側5mm,トウ側5mmの位置で83.7%、ソール側5mm、ヒール側5mmの位置で80.5%が得られている。
このように、実際の打球位置C1を中心として、打球ブレが生じ易い範囲であるトウ・ヒール方向の10mmの範囲内で90%以上が確保され、更に、ソール方向5mm、及び、ソール方向5mmでトウ・ヒール方向5mmの範囲内で80%以上確保することが可能となるため、通常の打球時における打球位置C1付近の領域の撓み性が安定化して飛距離の向上が図れるとともに、その領域で多少の打点ブレ(トウ・ヒール方向の打点ブレ、更には、ソール方向の打点ブレ)が生じても、飛距離の安定化が図れるようになる。
上記したようなリブ及び溝を形成しなかった場合のフェース部のCT値分布を計測したところ以下の表2の通りとなった。すなわち、上記した実施形態のフェース部と肉厚、大きさ、材質など同じ仕様とし、リブ及び溝を形成しなかったフェース部(比較例)のCT値分布は以下の結果が得られた。
比較例のフェース部は、上記した実施形態と同じ状態でヘッド本体に止着したものであり、リブ及溝を形成しないことで、幾何学的中心位置Cの撓み性の向上を図った構成となっている。この比較例における打球位置C1では、本実施形態と比較すると、CT値227μsと多少低くなっており、この位置を100%として、その分布状況を示すと、打球位置C1を中心としてトウ側5mmの位置で96.9%、10mmの位置で94.3%が得られ、ヒール側5mmの位置で97.8%、10mmの位置で85.9%が得られている。
このように、打球位置C1を中心としてトウ・ヒール側の10mmの範囲内では、比較的良好な数値が得られているものの、打球位置C1からソール側では、撓み性がかなり低下している。すなわち、打球位置C1のソール側の領域では、ソール側5mmの位置で76.7%、ソール側5mm,トウ側5mmの位置で74.9%、ソール側5mm,ヒール側5mmの位置で72.7%となっており、上記した実施形態と比較すると撓み難い結果となっている。このため、上記した実施形態のように、リブ及び溝が形成されていないフェース部では、飛距離が短くなってしまい、及び打点ブレが生じた際の飛距離の安定化が十分でない可能性がある。
また、以下の表3は、市販されている公知品について、同じ番手のアイアンのフェース部を測定した結果を示している。この公知品のアイアンヘッドのフェース部には、上記した実施形態のようにリブや溝は形成されておらず、撓み性(反発性)が良い構成として製品化されたものである。
公知品における球位置C1では、CT値263μsとなっており、この位置を100%として、その分布状況を示すと、打球位置C1を中心としてトウ側5mmの位置で100.8%、10mmの位置で95.4%が得られ、ヒール側5mmの位置で101.1%、10mmの位置で95.8%が得られている。
このように、比較例と同様、打球位置C1を中心としてトウとヒール側の10mmの範囲内では、比較的良好な数値が得られているものの、打球位置C1からソール側では、撓み性がかなり低下している。すなわち、打球位置C1のソール側の領域では、ソール側5mmの位置で66.2%、ソール側5mm,トウ側5mmの位置で66.2%、ソール側5mm,ヒール側5mmの位置で64.6%となっており、上記した実施形態と比較すると撓み難い結果となっている。このため、このフェース構造によれば、飛距離の面では良好なものの、飛距離の安定化については十分でない可能性がある。
図4は、上記したCT値特性のフェース部を有するアイアン型のゴルフクラブ(番手は9番)で、実際に試打した結果を示したグラフである。試打は、ロボット試験機を用い、ヘッドスピードを35m/sに設定して位置を変えて各位置で5球打球し、その平均値をとったものである。フェース面に対する各打球位置は、打球位置C1、打球位置C1から下5mm、打球位置C1から下5mmでトウ側5mm、打球位置C1から下5mmでヒール側5mmの4箇所で行なっている。
この試打試験では、比較例と実施例(本発明の実施形態)では、フェース部のリブ、溝の構成以外は略同じ仕様となっているため、同一レベルとして対比・検証することは可能であるが、公知品については、比較例・実施例との間で装着されるシャフトが異なり、かつ、ヘッドの重心位置やバランスなどの要素も異なっているため、飛距離のみで比較することは適切でないものの、飛距離のばらつきについては、3つのゴルフクラブを同一レベルとして比較・検証することは可能である。
試打結果から見られるように、本実施形態のゴルフクラブでは、打球位置C1で打球した場合と、その周辺で打球した場合とでは、平均飛距離の差は、約2Yの範囲内に納まっているが、比較例及び公知品では、平均飛距離の差が約7〜8Yの範囲内に拡がって飛距離のばらつきが大きくなっており、上記したCT値分布とある程度対応する結果が得られた。すなわち、本実施形態のように、フェース部の下半分の領域R1の撓み性を向上する構造にしたことで、比較例との対比から明らかなように、実際に打球が成される位置での飛距離の向上が図れるようになり、また、比較例及び公知品との対比から明らかなように、打点がばらついても、安定した飛距離を得ることが可能となる。
なお、打球位置C1のトウ・ヒール側の10mmの範囲での打球については、3つのゴルフクラブ間で、顕著となる飛距離のばらつきは見られなかった。
次に、本発明の別の実施形態について説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態を示す図であり、(a)は、中央部分の断面図、(b)は、フェース部の裏面図である。
本実施形態のフェース部は、第1の実施形態のフェース部12で形成した溝16a,16bを形成しておらず、前記実施形態と同様、フェース部の裏面にリブ15を形成したものである。このように溝を形成しなくても、以下の表4で示すCT値分布のように、第1の実施形態と同様な作用効果を得ることが可能である。
この実施形態のフェース部は、打球位置C1では、CT値233μsと第1の実施形態と比較すると僅かに撓み性の面で劣るが、この位置を100%としたその周囲のCT値の分布状況では、前記第1の実施形態と同様な数値が得られていることから、飛距離のばらつきが少ないゴルフクラブを得ることが可能となる。このように、リブのみを形成したフェース部であっても、打球位置C1で打球した場合の飛距離は多少、低下するものの飛距離のばらつきに関しては同様な作用効果を得ることが可能となる。
図6は、本発明の第3の実施形態を示す図であり、(a)は、中央部分の断面図、(b)は、フェース部の裏面図である。
本実施形態の剛性変化部は、フェース部裏面を部分的に厚肉化(フェース部の略上半分の領域R2を厚肉化した厚肉部12Aとする)することで構成されており、厚肉部と薄肉部との境界部分12Cが水平方向に沿うように形成されている。この境界部分12Cについては、前記第1及び第2実施形態のリブ15の形成位置と略同じ位置となるように形成されており、剛性変化部については、フェース部の肉厚変化によって構成することも可能である。なお、境界部分12Cについては、後述する実施形態のリブのように形成しても良い。
図7は、本発明の第4の実施形態を示す図であり、(a)は、中央部分の断面図、(b)は、フェース部の裏面図である。
この実施形態では、第3の実施形態のように、剛性変化部を厚肉部で形成した際に、第1の実施形態と同様、剛性変化部のソール側に沿って、及び、ソール部に沿って溝16a´,16b´を形成したものである。
このような構成においても、上記した実施形態と同様、打球位置C1での撓み性を向上できると共に、飛距離の安定化を図ることが可能となる。
図8は、本発明の第5の実施形態を示す図であり、フェース部の裏面図である。
本発明は、上述したように、フェース部の下方領域が撓み易くなるように、トウ・ヒール方向で、水平方向に沿って剛性変化部を形成することを特徴とするが、撓み性の向上に関しては、下方領域が効果的に撓むことができれば、全体に亘って水平方向に延出していなくても良い。例えば、図8に示すように、剛性変化部となるリブ15については、その両端部15A,15Bをソール側に下降させる等、ソール部の湾曲形状に対応させても良い。また、フェース部の形状は、トウ側に移行するに従い上下方向の長さが長くなり、幾何学的中心位置Cがトウ側でトップ側になる傾向となるため、リブのトウ側端部15Aのみをソール側に下降させて、リブによって撓む領域をヒール側でソール側となるように形成しても良い。また、リブの中間部については、ソール側の輪郭形状に対応するように、多少、トップ側に膨らむような湾曲形状に形成しても良い。
図9は、本発明の第6の実施形態を示す図であり、リブ15´そのものはトウ・ヒール方向に向けて形成されるが、トウ側に移行するに連れて、ソール側に下降するような直線形状で形成したものである。上記したように、フェース部の形状は、トウ側に移行するに従い、上下方向の長さが長くなる(トウ側が上方に広くなる)ことから、広くなったトウ側領域で、リブ15´を形成してもフェース部の下半分の領域を撓み易くすることが可能である。
なお、図8及び図9に示したリブ構造においても、第1の実施形態のように、リブに沿って溝を形成しても良い。
以上、本発明に係るゴルフクラブヘッドの実施形態について説明したが、本発明は、通常にスイングして打球する際の実際の打点位置を考慮して、フェース部の下半分の領域を撓み易くするように、フェース部に剛性変化部を設けたことに特徴がある。
剛性変化部については、第1実施形態や第2実施形態で示したように、幾何学的中心位置Cを通る位置で、ソール部から高さが15mmの打球位置C1におけるCT値を100%とした場合、そのCT値分布が、打球位置C1を中心としてトウ・ヒール方向10mmの範囲内で90%以上が確保されており、かつ、ソール方向5mmの範囲で80%以上(好ましくは、ソール方向5mmの位置からトウ・ヒール方向5mmの範囲内においても80%以上)確保されるように形成されていれば、その形態は特に限定されることはない。また、剛性変化部としてリブを形成する場合、その断面形状や大きさについては特に限定されることはなく、溝を形成する場合についても、その溝幅や深さについては特に限定されることはない。
また、上記した実施形態の剛性変化部(リブや厚肉部)は、フェース部の下半分の領域を撓み易くするように直線状に形成したが、例えば、打球位置C1を均等距離で囲む等、打球位置C1を撓み易くするような形態としても良い。
10 ヘッド
10A ヘッド本体
12 フェース部
12A 厚肉部(剛性変化部)
15,15´ リブ(剛性変化部)
16a,16b 溝
C 幾何学的中心位置
C1 打球位置

Claims (7)

  1. トップ部、ソール部、トウ部、ヒール部を備えたヘッド本体と一体化され、打球面を具備したフェース部を有するゴルフクラブヘッドにおいて、
    前記フェース部の幾何学的中心位置Cを通る位置で縦断面視した状態で、打球時において、トップ部、ソール部を支点としたフェース部全体の撓み状態に加え、ソール部から高さが15mm付近で撓み量が最大となる部分的な撓み状態が得られるように、フェース部裏面に、トウ・ヒール方向に延びる剛性変化部を形成したことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記剛性変化部は、2〜5mmの範囲内の幅で厚肉化されるリブであり、
    前記リブは、水平方向に沿って、又は、トウ側に移行するに従ってソール側に下降するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記リブを水平方向に沿って形成した場合、その端部を、ソール側に下降するように形成したことを特徴とする請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記剛性変化部は、フェース部裏面を部分的に厚肉化した厚肉部で形成され、
    前記厚肉部は、厚肉部と薄肉部との境界が水平方向に沿って、又は、トウ側に移行するに従ってソール側に下降するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記フェース部に、ヘッド本体のソール部に沿って、及び/又は、前記剛性変化部のソール側に沿って溝を形成したことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記フェース部は、前記幾何学的中心位置Cを通る垂線上で、ソール部から高さが15mmの打球位置C1におけるCT値を100%とした場合、
    そのCT値分布が、前記打球位置C1を中心として、トウ・ヒール方向10mmの範囲内で90%以上確保され、ソール方向5mmの範囲で80%以上確保されるように形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記フェース部は、そのCT値分布が、前記打球位置C1を中心にソール方向5mmの位置からトウ・ヒール方向5mmの範囲内で80%以上確保されるように形成されていることを特徴とする請求項6に記載のゴルフクラブヘッド。
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