JP2005312942A - ゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブ - Google Patents
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Abstract
【課題】 打球音を損なうことなく軽量化/低重心化されたゴルフクラブヘッドおよび該クラブヘッドを備えたゴルフクラブを提供する。
【解決手段】 外殻構造を有するゴルフクラブヘッド1は、ゴルフクラブヘッド1におけるクラウン部の周縁部に第1厚肉部6Aと、第1厚肉部6Aによって囲まれた領域内に該第1厚肉部6Aよりも厚みの小さい第1と第2薄肉部60A,60Bと、第1と第2薄肉部60A,60Bを規定するように第1厚肉部6A間を接続し、第1と第2薄肉部60A,60Bよりも厚みの大きい第2厚肉部6Bとを備える。
【選択図】 図2
【解決手段】 外殻構造を有するゴルフクラブヘッド1は、ゴルフクラブヘッド1におけるクラウン部の周縁部に第1厚肉部6Aと、第1厚肉部6Aによって囲まれた領域内に該第1厚肉部6Aよりも厚みの小さい第1と第2薄肉部60A,60Bと、第1と第2薄肉部60A,60Bを規定するように第1厚肉部6A間を接続し、第1と第2薄肉部60A,60Bよりも厚みの大きい第2厚肉部6Bとを備える。
【選択図】 図2
Description
本発明は、ゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブに関し、特に、軽量化/低重心化について考慮されたゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブに関する。
ゴルフクラブヘッド(ウッドヘッド)の軽量化/低重心化が従来から要請されている。この要請に対し、クラブヘッドのクラウン部の肉厚を薄くすることが従来から行なわれている。
しかしながら、クラウン部を鋳造によって作製する場合、クラブヘッドの量産可能性を考慮すると、クラウン部の厚みを一定値(たとえば0.8mm以上程度)にする必要があり、上記要請に対し十分に応え得る状態とはなっていない。
一方、化学研磨やブラストなどにより薄肉化を図る手法が従来から用いられている。
たとえば、特許第3056395号公報(従来例1)においては、クラブヘッド素材の表面/内面の全面または一部を化学的に研磨し、クラブヘッド素材の重量および肉厚を調整して作製されたゴルフクラブヘッドが開示されている。
また、特開2002−253706号公報(従来例2)においては、クラブヘッドを構成する分割殻の少なくとも一部をブラストによる研削により所定の厚みに形成したことを特徴とするゴルフクラブヘッドが開示されている。ここで、クラブヘッドのクラウン部を構成する分割殻においては、周辺部の厚みを中央部の厚みよりも大きく形成している。
特許第3056395号公報
特開2002−253706号公報
特開2001−95957号公報
しかしながら、上記のようなゴルフクラブヘッドにおいては、以下のような問題があった。
従来例1,2などに開示された手法によりクラブヘッドのクラウン部を薄肉化した場合、該クラブヘッドにおいてはクラウン部の重量が低減されるため、一定の範囲でクラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができるが、この場合、クラウン部において一定の強度を確保するために、薄肉化した部分を補強する必要がある。従来例1,2においては上記補強に関する思想は開示されておらず、結果的にクラブヘッドの軽量化/低重心化が制限される。
ところで、特開2001−95957号公報(従来例3)においては、クラウン部等を構成する殻面の内側に特定の方向に傾斜した3本以上の特定形状のリブを設けたゴルフクラブヘッドが開示されている。
しかしながら、従来例3に係るゴルフクラブヘッドにおいては、クラウン部の殻面とリブとを一体で形成するという思想は開示されていない。クラウン部の殻面全体を単純に薄く形成した場合、該殻面自体の強度/剛性不足から、打球音が損なわれる場合がある。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、打球音を損なうことなく軽量化/低重心化されたゴルフクラブヘッドおよび該クラブヘッドを備えたゴルフクラブを提供することにある。
本発明に係るゴルフクラブヘッドは、外殻構造を有するゴルフクラブヘッドであって、ゴルフクラブヘッドにおけるクラウン部の周縁部に第1厚肉部と、第1厚肉部によって囲まれた領域内に該第1厚肉部よりも厚みの小さい複数の薄肉部と、複数の薄肉部を規定するように第1厚肉部間を接続し、複数の薄肉部よりも厚みの大きい第2厚肉部とを備える。
これにより、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができる。
1つの局面では、上記ゴルフクラブヘッドはフェイス部およびバック部を備え、第2厚肉部はフェイス部側からバック部側に延在する部分を有する場合がある。
他の局面では、上記ゴルフクラブヘッドはトウ部およびヒール部を備え、第2厚肉部はトウ部側からヒール部側に延在する部分を有する場合がある。
いずれの局面においても、クラウン部を補強しながら、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができる。
さらに他の局面では、上記ゴルフクラブヘッドはフェイス部およびバック部を備え、第2厚肉部はフェイス部からバック部に向かうフェイス−バック方向に交差する斜め方向に延在する部分を有する場合がある。
これにより、ゴルフクラブヘッドのねじれに対してもクラウン部を補強しながら、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができる。
第2厚肉部は放射状に形成される部分を有してもよい。また、薄肉部が多角形形状を有し、第2厚肉部が該薄肉部を囲むように形成される部分を有してもよい。
この場合も、クラウン部を補強しながら、ゴルフクラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができる。
薄肉部の厚みが0.4mm以上0.8mm以下であり、薄肉部の厚みと第1と第2厚肉部の厚みとの差が0.2mm以上0.7mm以下であることが好ましい。
薄肉部の厚みを上記範囲内に設定することにより、一般的なゴルフクラブヘッドにおいて、確実に軽量化/低重心化を図ることができる。また、薄肉部と厚肉部との厚みの差を上記範囲内に設定することで、軽量化/低重心化を阻害することなくクラウン部を補強することができる。
第1と第2厚肉部の厚みは0.7mm以上0.9mm以下であり、薄肉部の厚みは0.4mm以上0.6mm以下であることが好ましい。
第1と第2厚肉部の厚みと薄肉部の厚みとを上記範囲内に設定することによっても、一般的なゴルフクラブヘッドにおいて上述した効果を得ることができる。
第2厚肉部は前記クラウン部の中央部上を経由して延在することが好ましい。
これにより、クラウン部の補強効果を高めることができる。
第1厚肉部の外周によって囲まれた領域の面積に対する第1と第2厚肉部の合計面積の割合は、20パーセント以上70パーセント以下であることが好ましい。
これにより、クラウン部の強度を確保しながら、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図る効果を高めることができる。
本発明に係るゴルフクラブは、上述したゴルフクラブヘッドを備える。
上述したように、上述したクラブヘッドは、軽量化/低重心化が図られている。したがって、飛距離に優れたゴルフクラブを得ることができる。
本発明によれば、打球音を損なうことなくゴルフクラブヘッドの軽量化/低重心化を行なうことができる。
以下に、本発明に基づくゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブの実施の形態について説明する。
本実施の形態に係るゴルフクラブヘッドは、外殻構造を有するウッドクラブヘッド(ゴルフクラブヘッド)であって、ゴルフクラブヘッドにおけるクラウン部の周縁部に第1厚肉部と、第1厚肉部によって囲まれた領域内に該第1厚肉部よりも厚みの小さい複数の薄肉部と、複数の薄肉部を規定するように第1厚肉部間を接続し、複数の薄肉部よりも厚みの大きい第2厚肉部とを備える。
換言すると、クラウン部は厚肉部と薄肉部とが混在した部分肉厚構造を有する。この部分肉厚構造は、典型的には、一定の厚みに形成されたクラウン部に、機械加工またはプレス鍛造を施すことにより形成される。また、金属粉末射出成型法(MIM:Metal Injection Molding)を用いることにより、厚肉部と薄肉部とを有するクラウン部を直接形成してもよい。これらの手法を用いることで、鋳造により作製されたクラウン部よりも薄いクラウン部を形成することができる。また、エッチングやブラストを用いる場合と比較して、精度よくクラウン部の肉厚を制御することができる。
ゴルフクラブヘッドは、典型的には、クラウン部に相当する箇所に開口を設けたヘッド本体部材に、上述した部分肉厚構造を有するクラウン部材をレーザ溶接またはプラズマ溶接などを用いて固着することにより形成される。
たとえば、上述した機械加工を用いる際は、まず、板状部材に機械加工を施した後、プレス加工により該板状部材をクラウン形状に成型することによってクラウン部材を作製し、このクラウン部材をヘッド本体部材の開口部に取付ける。
この場合、クラウン部材の周縁部には、ヘッド本体部材との溶接を容易にするために、1mm以上5mm以下程度(好ましくは2mm以上4mm以下程度、典型的には3mm程度)の幅で、第1厚肉部が形成されている。
機械加工などの処理は、典型的には、クラウン部の内面側に相当する面に施されるが、クラウン部の外面側に相当する面を被処理面としてもよい。
なお、部分肉厚構造を形成する方法は、上記に限定されるものではなく、上記以外にも、クラウン部を含めて形成された外殻構造クラブヘッドの外側面に対して機械加工を施すなどして部分肉厚構造を形成してもよい。
ゴルフクラブヘッドに用いる素材としては、典型的には、Ti−6Al−4Vに代表されるα−β系チタン合金、Ti−15V−3Cr−3Sn−3Alに代表されるβ系チタン合金が挙げられるが、これ以外にも、純チタン、アルミ合金、軟鉄、ステンレス合金およびベリリウムカッパーなどの素材を単一または組み合わせて用いることが可能である。
クラウン部に用いられる素材のヤング率は、100GPa以上140GPa以下程度(より好ましくは110GPa以上140GPa以下程度、さらに好ましくは120GPa以上130GPa以下程度)であることが好ましい。一方、クラウン部に用いられる素材の引張強度は、900MPa以上2000MPa以下程度(より好ましくは1100MPa以上2000MPa以下程度、さらに好ましくは1300MPa以上2000MPa以下程度)であることが好ましい。クラウン部の素材のヤング率/引張強度を上記範囲内に設定することにより、クラウン部の強度を確保しながら、打球音を向上させる効果を高めることができる。
上述したように、クラウン部に薄肉部を設けることで、ゴルフクラブヘッドの軽量化/低重心化を実現することができる。ここで、第2厚肉部が第1厚肉部間を接続することによって、クラウン部の強度/剛性を十分に確保することができ、打球時のクラウン部材の変形を抑制することができる。この結果、クラウン部材の過度の変形により打球音が損なわれることを抑制することができる。なお、「打球音が損なわれる」とは、打球音が低くなり、また、持続時間が短くなるために、そのクラブヘッドを備えたゴルフクラブで打球したときのゴルファの感覚(打感)が損なわれることを意味する。
第2厚肉部は、典型的には、クラウン部の中央部上を経由して延在するが、クラウン部の補強効果を奏する限り、第2厚肉部がクラウン部の中央部上に達しなくてもよい。
クラウン部は、フェイス部、バック部、トウ部およびヒール部によって囲まれている。
1つの局面では、第2厚肉部はフェイス部側からバック部側に延在する部分を有し、他の局面では、第2厚肉部はトウ部側からヒール部側に延在する部分を有する。
ここで、クラウン部に形成される第2厚肉部は1本のみであってもよいし、平行して延在する複数の第2厚肉部が形成されてもよい。
また、フェイス−バック方向(フェイス部からバック部に向かう方向)に延在する第2厚肉部と、トウ−ヒール方向(トウ部からヒール部に向かう方向)に延在する他の第2厚肉部とを交差させてもよい。この場合、典型的には、クラウン部において、H形状/十字形状などの第2厚肉部が形成される。
いずれの局面においても、第2厚肉部はクラウン部の変形に対する補強部として機能する。したがって、クラブヘッドの反発特性の低下や、該クラブヘッドを用いて打球したときに打球音が損なわれるのを抑制しながら、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができる。
さらに他の局面では、第2厚肉部は斜め方向(フェイス−バック方向およびトウ−ヒール方向に交差する方向)に延在する部分を有する。この場合、典型的には、クラウン部において、X形状/W形状などの第2厚肉部が形成される。ただし、1つの斜め方向にのみ延在する第2厚肉部が形成されてもよい。
また、フェイス−バック方向/トウ−ヒール方向に延在する第2厚肉部と斜め方向に延在する第2厚肉部とを組み合わせて用いてもよい。この場合、典型的には、クラウン部において、放射状/Y形状/N形状などの第2厚肉部が形成される。
上記のように、第2厚肉部が斜め方向に延在することにより、該第2厚肉部はクラウン部のねじれ変形に対する補強としても、より有効に機能する。
また、薄肉部が多角形形状を有し、第2厚肉部がその薄肉部を囲むように形成される部分を有してもよい。この場合、典型的には、クラウン部において、亀の甲羅状の第2厚肉部が形成される。
第1と第2厚肉部に対して、薄肉部は0.2mm以上0.7mm以下程度(より好ましくは0.3mm以上0.6mm以下程度)の段差を有することが好ましい。また、第1と第2厚肉部の厚みは0.7mm以上1.1mm以下程度(より好ましくは、0.7mm以上0.9mm以下程度、典型的には0.8mm程度)であり、薄肉部の厚みは0.4mm以上0.8mm以下程度(より好ましくは、0.4mm以上0.6mm以下程度、典型的には0.5mm程度)であることが好ましい。
たとえばチタン合金により構成されたクラウン部においては、第1と第2厚肉部および薄肉部の厚みを上記範囲内に設定することで、クラウン部の強度/剛性を確保しながら、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができる。
第1厚肉部の外周によって囲まれた領域の面積に対する第1と第2厚肉部の合計面積の割合は、20パーセント以上70パーセント以下程度(より好ましくは30パーセント以上50パーセント以下程度)であることが好ましい。
これにより、クラウン部の強度/剛性を確保しながら、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図る効果を高めることができる。
本願発明者らは、第1厚肉部の外周によって囲まれた領域の面積に対する第1と第2厚肉部の合計面積の割合(以下、「厚肉部の面積の割合」と称する場合がある。)と、クラウンパーツの強度との関係を求めるシミュレーションを行なった。図13〜図16は、該シミュレーションのモデルを示す図である。
図16を参照して、クラウンパーツのモデル100としては、80mm(DR1方向幅)×80mm(DR2方向幅)の板状部材が用いられる。板状部材の素材としては、Ti材が想定されており、そのヤング率(E)は11000kgf/mm2に設定されており、ポアソン比(σ)は0.3に設定されている。そして、板状部材は、第1厚肉部101と、第2厚肉部102と、薄肉部103とを有する。ここで、板状部材の外周に位置する第1厚肉部101の幅は3mmである。第1と第2厚肉部101,102の厚さは0.9mmであり、薄肉部103の厚さは0.5mmである。板状部材は、DR1方向の両端部において、位置固定、回転フリーの連続した支持点に拘束されている。ここで、位置固定とは、DR1方向と、DR2方向と、DR1方向およびDR2方向と直交する方向とに対して支持点が移動しないことを意味し、回転フリーとは、板状部材に曲げモーメントが加えられたとき、支持点に反力としての曲げモーメントが生じないことを意味する。また、板状部材のDR1方向の中央部には均一な線荷重(分布荷重)が付加される。つまり、第1と第2厚肉部101,102においても、薄肉部103と同等の荷重が付加される。線荷重の総合計は10kgfである。
なお、図16においては、図示の便宜上、6つ(3点×2)の支点104によって板状部材が支持されているように示されているが、実際には、板状部材は、DR1方向の両端部において連続支持されている。
本願発明者らは、「厚肉部の面積の割合」を、15%,20%,30%,50%,70%,75%,100%としたモデルについて、上記線荷重が付加されたときの板状部材の「最大たわみ量」を求める解析を行なった。なお、図13〜図15に示されるモデル100A,100B,100Cは、それぞれ、「厚肉部の面積の割合」が20%,30%,50%に設定されたものである。
図17は、上記シミュレーションにより求められた「厚肉部の面積の割合」と「最大たわみ量」との関係を示した図である。また、表1は、図17に示す結果および薄肉部形成による質量削減効果に関するデータを示した図である。
図17を参照して、「厚肉部の面積の割合」が20%から15%に減少すると、板状部材の強度/剛性に相間する「最大たわみ量」は急増し、「厚肉部の面積の割合」が20%から70%に上昇するにつれて「最大たわみ量」は漸減する。そして、「厚肉部の面積の割合」が70%〜100%の範囲では「最大たわみ量」はあまり変化しない。また、表1を参照して、「厚肉部の面積の割合」が75%,100%の場合には、薄肉部形成による質量削減量は3gよりも小さく、クラウンパーツの溶接により3g程度の質量が付加されることを考慮すると、薄肉部形成による質量削減効果が得られないことになる。
これに対し、上述したように、「厚肉部の面積の割合」を20パーセント以上を70パーセント以下程度(より好ましくは30パーセント以上50パーセント以下程度)にすることで、最大たわみ量の増大を抑制しながら、厚肉部のみで板状部材を形成した場合と比較して、クラブヘッド質量を低減することができる。結果として、クラウン部の強度/剛性を確保しながら、効果的に、クラブヘッドの軽量化/低重心化を図ることができる。たとえば、「厚肉部の面積の割合」が30パーセント以上50パーセント以下程度であれば、クラブヘッド質量が200g程度である場合に、(溶接による重量付加分を考慮しても)クラブヘッド全体の質量に対して1.5%〜2.5%程度の重量削減効果が期待できる。
本実施の形態に係るゴルフクラブは、上述したゴルフクラブヘッドを備える。
上述したように、本実施の形態に係るクラブヘッドにおいては、打球音を損なうことなく軽量化/低重心化が図られている。したがって、打球音と飛距離に優れたゴルフクラブを得ることができる。
以下に、本発明に基づくゴルフクラブヘッドおよびゴルフクラブの実施例について説明する。
図1は、実施例1に係るゴルフクラブヘッド1を示した斜視図である。
図1を参照して、ゴルフクラブヘッド1は、ウッドクラブヘッドであり、ヒール部2とフェイス部3とソール部4とトウ部5とクラウン部6とバック部7とを有する。なお、ゴルフクラブヘッド1は、チタン合金からなる金属製外殻構造を有する。
ゴルフクラブヘッド1は、ヒール部2とフェイス部3とソール部4とトウ部5とバック部7とを含み、クラウン部6に相当する箇所に開口部を有するヘッド本体部材に、クラウン部6を構成するクラウンパーツを固着することにより形成される。ヘッド本体部材へのクラウンパーツの固着は、レーザ溶接またはプラズマ溶接により行なわれる。
クラウンパーツの素材としては、Ti−15Mo−5Zr−3Alが用いられる。クラウンパーツには、400℃以上550℃以下程度の温度で5時間程度の熱処理が施されている。これにより、ヤング率が100GPa程度のクラウンパーツが得られる。
ゴルフクラブヘッド1には、クラブシャフト8が取付けられる。クラブシャフト8の他端側にグリップ部が取付けられ、ゴルフクラブが形成される。
ゴルフクラブヘッド1のクラウン部6は、部分肉厚構造で形成されており、クラウン部6の強度/剛性を確保しながら、ゴルフクラブヘッド1の軽量化/低重心化が図られている。部分肉厚構造の詳細について、以下に説明する。
図2は、上記のゴルフクラブヘッド1の上面図である。
図2を参照して、ゴルフクラブヘッド1のクラウン部6は、その周縁部に第1厚肉部6Aと、第1厚肉部6Aに囲まれた領域内に第1と第2薄肉部60A,60Bと、第1厚肉部6A間を接続する第2厚肉部6Bとを備える。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1と第2薄肉部60A,60Bの形状が規定される。
第1と第2厚肉部6A,6Bの厚みは0.8mm程度であり、第1と第2薄肉部60A,60Bの厚みは0.5mm程度である。
第1厚肉部6Aは、クラウンパーツ600の周縁部において全周にわたって3mm程度の幅で形成されている。これにより、クラウンパーツ600とヘッド本体部材との溶接が行いやすくなる。
クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bは、ゴルフクラブヘッド1の重心を通過しながら、10mm程度の幅をもってフェイス−バック方向に延在する。
図3は、実施例2に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図3に示すように、クラウンパーツ600上において、互いに平行な2本の第2厚肉部6Bが、10mm程度の幅をもってフェイス−バック方向に延在するように形成されている。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第3薄肉部60A〜60Cの形状が規定される。
なお、本実施例において、上述した実施例1と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図4は、実施例3に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1,2に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図4に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、10mm程度の幅をもってX形状に形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第4薄肉部60A〜60Dの形状が規定される。
換言すると、本実施例においては、第2厚肉部6Bはフェイス−バック方向に交差する斜め方向に延在するように形成されている。
なお、本実施例において、上述した実施例1,2と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図5は、実施例4に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜3に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図5に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、10mm程度の幅をもってフェイス部側からフェイス−バック方向およびフェイス−バック方向と交差する斜め方向に延在するように形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第4薄肉部60A〜60Dの形状が規定される。
換言すると、本実施例においては、第2厚肉部6Bは放射状に形成されている。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜3と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図6は、実施例5に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜4に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図6に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、10mm程度の幅をもってY形状に形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第3薄肉部60A〜60Cの形状が規定される。
換言すると、本実施例においては、第2厚肉部6Bは、フェイス−バック方向に延在する部分とフェイス−バック方向に交差する斜め方向に延在する部分とを有する。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜4と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図7は、実施例6に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜5に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図7に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、10mm程度の幅をもってM形状に形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第5薄肉部60A〜60Eの形状が規定される。
換言すると、本実施例においては、上述した実施例5と同様に、第2厚肉部6Bは、フェイス−バック方向に延在する部分とフェイス−バック方向に交差する斜め方向に延在する部分とを有する。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜5と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図8は、実施例7に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜6に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図8に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、フェイス部側からバック部側に向かってトウ−ヒール方向の幅が小さくなるテーパ部6Cと、該テーパ部6Cよりもバック部側に、8mm程度の幅をもって放射状に形成される放射状部6Dとを有する。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第4薄肉部60A〜60Dの形状が規定される。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜6と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図9は、実施例8に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜7に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図9に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、クラウン部6の中央部から周縁部に向かって、8mm程度の幅をもって放射状に形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第6薄肉部60A〜60Fの形状が規定される。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜7と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図10は、実施例9に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜8に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図10に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、6mm程度の幅をもって亀の甲羅状に形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第7薄肉部60A〜60Gの形状が規定される。
換言すると、本実施例においては、第2厚肉部6Bは、第6薄肉部60Fを囲むように形成される。ここで、第6薄肉部60Fは、六角形形状(多角形形状)を有する。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜8と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図11は、実施例10に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜9に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図11に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、6mm程度の幅をもってN形状に形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1〜第4薄肉部60A〜60Dの形状が規定される。
換言すると、本実施例においては、上述した実施例5,6と同様に、第2厚肉部6Bは、フェイス−バック方向に延在する部分とフェイス−バック方向に交差する斜め方向に延在する部分とを有する。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜9と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
図12は、実施例11に係るゴルフクラブヘッド1の上面図である。
本実施例に係るゴルフクラブヘッド1は、上述した実施例1〜10に係るゴルフクラブヘッドの変形例であって、図12に示すように、クラウンパーツ600上において、第2厚肉部6Bが、10mm程度の幅をもってトウ−ヒール方向に延在するように形成される。この結果、第1と第2厚肉部6A,6Bにより、第1と第2薄肉部60A,60Bの形状が規定される。
換言すると、本実施例においては、第2厚肉部6Bは、トウ−ヒール方向に延在する部分を有する。
なお、本実施例において、上述した実施例1〜10と同様の事項については、詳細な説明は繰り返さない。
以上、本発明の実施の形態および実施例について説明したが、上述した実施の形態および各実施例の特徴部分を適宜組み合わせることは当初から予定されている。また、今回開示された実施の形態および実施例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 ゴルフクラブヘッド、2 ヒール部、3 フェイス部、4 ソール部、5 トウ部、6 クラウン部、6A 第1厚肉部、6B 第2厚肉部、6C テーパ部、6D 放射状部、7 バック部、8 クラブシャフト、60A〜60G 第1〜第7薄肉部、100,100A,100B,100C モデル、101,101A,101B,101C 第1厚肉部、102A,102B,102C,102D 第2厚肉部、103,103A,103B,103C 薄肉部、104 支点、600 クラウンパーツ。
Claims (11)
- 外殻構造を有するゴルフクラブヘッドであって、
前記ゴルフクラブヘッドにおけるクラウン部の周縁部に第1厚肉部と、
前記第1厚肉部によって囲まれた領域内に該第1厚肉部よりも厚みの小さい複数の薄肉部と、
前記複数の薄肉部を規定するように前記第1厚肉部間を接続し、前記複数の薄肉部よりも厚みの大きい第2厚肉部とを備えたゴルフクラブヘッド。 - 前記ゴルフクラブヘッドはフェイス部およびバック部を備え、
前記第2厚肉部は前記フェイス部側から前記バック部側に延在する部分を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記ゴルフクラブヘッドはトウ部およびヒール部を備え、
前記第2厚肉部は前記トウ部側から前記ヒール部側に延在する部分を有する、請求項1または請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記ゴルフクラブヘッドはフェイス部およびバック部を備え、
前記第2厚肉部は前記フェイス部から前記バック部に向かうフェイス−バック方向に交差する斜め方向に延在する部分を有する、請求項1から請求項3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記第2厚肉部は放射状に形成される部分を有する、請求項1から請求項4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記薄肉部は多角形形状を有し、
前記第2厚肉部は前記薄肉部を囲むように形成される部分を有する、請求項1から請求項5のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記薄肉部の厚みは0.4mm以上0.8mm以下であり、
前記薄肉部の厚みと前記第1と第2厚肉部の厚みとの差が0.2mm以上0.7mm以下である、請求項1から請求項6のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記第1と第2厚肉部の厚みは0.7mm以上0.9mm以下であり、
前記薄肉部の厚みは0.4mm以上0.6mm以下である、請求項1から請求項7のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。 - 前記第2厚肉部は前記クラウン部の中央部上を経由して延在する、請求項1から請求項8のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
- 前記第1厚肉部の外周によって囲まれた領域の面積に対する前記第1と第2厚肉部の合計面積の割合は、20パーセント以上70パーセント以下である、請求項1から請求項9のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
- 請求項1から請求項10のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドを備えたゴルフクラブ。
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