JP2000093566A - アイアンクラブヘッド - Google Patents
アイアンクラブヘッドInfo
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- JP2000093566A JP2000093566A JP10286099A JP28609998A JP2000093566A JP 2000093566 A JP2000093566 A JP 2000093566A JP 10286099 A JP10286099 A JP 10286099A JP 28609998 A JP28609998 A JP 28609998A JP 2000093566 A JP2000093566 A JP 2000093566A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、金属からなるアイアンクラブヘッ
ドにおいて、広いスイートエリアを確保し、しかも低重
心でボールが上がり易く、上級者が使用しても違和感の
ないフィーリングのアイアンクラブヘッドを提供するも
のである。 【解決手段】 本発明に係わるアイアンクラブヘッド
は、バックキャビティータイプのアイアンクラブヘッド
１であって、ヘッド本体２のフェース部３に凹部４を形
成し、該凹部４にヘッド本体２を構成する金属よりも比
重の小さいフェースインサート部材７を装着した金属製
のアイアンクラブヘッド１において、前記フェース部３
の凹部４の底面部側４ａからバックキャビティー部側５
に架けて貫通孔６を設け、該貫通孔６よりも小さく、且
つ貫通孔６の形状に相似する突出部７Ａを有するフェー
スインサート部材７を嵌合一体化したことを特徴とする
アイアンクラブヘッド１である。
ドにおいて、広いスイートエリアを確保し、しかも低重
心でボールが上がり易く、上級者が使用しても違和感の
ないフィーリングのアイアンクラブヘッドを提供するも
のである。 【解決手段】 本発明に係わるアイアンクラブヘッド
は、バックキャビティータイプのアイアンクラブヘッド
１であって、ヘッド本体２のフェース部３に凹部４を形
成し、該凹部４にヘッド本体２を構成する金属よりも比
重の小さいフェースインサート部材７を装着した金属製
のアイアンクラブヘッド１において、前記フェース部３
の凹部４の底面部側４ａからバックキャビティー部側５
に架けて貫通孔６を設け、該貫通孔６よりも小さく、且
つ貫通孔６の形状に相似する突出部７Ａを有するフェー
スインサート部材７を嵌合一体化したことを特徴とする
アイアンクラブヘッド１である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属からなるアイ
アンクラブヘッドにおいて、広いスイートエリアを確保
し、しかも低重心でボールが上がり易く、上級者が使用
しても違和感のないフィーリングのアイアンクラブヘッ
ドを提供するものである。
アンクラブヘッドにおいて、広いスイートエリアを確保
し、しかも低重心でボールが上がり易く、上級者が使用
しても違和感のないフィーリングのアイアンクラブヘッ
ドを提供するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、アイアンクラブヘッドとして
は、ロストワックスによる精密鋳造法や鍛造法により、
鉄やステンレスやチタン合金その他の金属素材により形
成されたものが一般的であった。しかし、全体が同一素
材からなるアイアンクラブヘッドでは、ヘッド本体の重
量配分の設計の自由度が少なく、スイートスポットやス
イートエリアを広く設計することが出来にくいと言った
欠点があった。
は、ロストワックスによる精密鋳造法や鍛造法により、
鉄やステンレスやチタン合金その他の金属素材により形
成されたものが一般的であった。しかし、全体が同一素
材からなるアイアンクラブヘッドでは、ヘッド本体の重
量配分の設計の自由度が少なく、スイートスポットやス
イートエリアを広く設計することが出来にくいと言った
欠点があった。
【０００３】そのため、スイートスポットやスイートエ
リアを広くするために、ヘッド本体の重心位置をより低
く且つ後方にするか、ヘッド本体の重量配分をヘッド本
体の周辺部よりに配分することにより、初心者でもボー
ルが上がり易く、飛距離が稼げるアイアンクラブヘッド
が提供されていた。
リアを広くするために、ヘッド本体の重心位置をより低
く且つ後方にするか、ヘッド本体の重量配分をヘッド本
体の周辺部よりに配分することにより、初心者でもボー
ルが上がり易く、飛距離が稼げるアイアンクラブヘッド
が提供されていた。
【０００４】そこで、このようなアイアンクラブヘッド
を実現する手段の一つとして、従来から、ヘッド本体の
バックフェース側に凹部を形成した所謂バックキャビテ
ィータイプのアイアンクラブヘッドが一般的になってい
る。しかし、このようなバックキャビティータイプのも
のでも例えばチタンやチタン合金を素材として、ヘッド
本体が同一の金属素材で構成されている場合には、重量
配分の点から限界があった。
を実現する手段の一つとして、従来から、ヘッド本体の
バックフェース側に凹部を形成した所謂バックキャビテ
ィータイプのアイアンクラブヘッドが一般的になってい
る。しかし、このようなバックキャビティータイプのも
のでも例えばチタンやチタン合金を素材として、ヘッド
本体が同一の金属素材で構成されている場合には、重量
配分の点から限界があった。
【０００５】又、従来のバックキャビティータイプのア
イアンクラブヘッドの形態としては、フェース部の肉厚
が薄く、且つ比重の軽いフェースインサート部材を装着
したものが一般的である。しかし、ゴルファーの上級者
においては、これら従来のバックキャビティータイプの
アイアンクラブヘッドでは、フェースインサート部材の
肉厚が薄いため、打球時のフィーリングが物足りないと
言った感じや、打球時の振動が直接手に伝わると言った
不快感や打球したゴルフボール自体の力強さに欠ける等
のフィーリング的な要素がゴルファー自身にマッチしな
いと言った意見が多かった。
イアンクラブヘッドの形態としては、フェース部の肉厚
が薄く、且つ比重の軽いフェースインサート部材を装着
したものが一般的である。しかし、ゴルファーの上級者
においては、これら従来のバックキャビティータイプの
アイアンクラブヘッドでは、フェースインサート部材の
肉厚が薄いため、打球時のフィーリングが物足りないと
言った感じや、打球時の振動が直接手に伝わると言った
不快感や打球したゴルフボール自体の力強さに欠ける等
のフィーリング的な要素がゴルファー自身にマッチしな
いと言った意見が多かった。
【０００６】その他、チタンやチタン合金を素材とした
アイアンクラブヘッドのヘッド本体重量を増加すること
なく、ヘッド本体の低重心化のため、特許登録第２７４
８８５７号に開示されているように、フェースインサー
ト部材を多段の形状に構成したものを圧入したアイアン
クラブヘッドや比重の大きなベリリウムカッパー素材よ
りなるウエイト部材をバックフェースの下部に配置した
ものも公知であるが種々の改善点を有していた。
アイアンクラブヘッドのヘッド本体重量を増加すること
なく、ヘッド本体の低重心化のため、特許登録第２７４
８８５７号に開示されているように、フェースインサー
ト部材を多段の形状に構成したものを圧入したアイアン
クラブヘッドや比重の大きなベリリウムカッパー素材よ
りなるウエイト部材をバックフェースの下部に配置した
ものも公知であるが種々の改善点を有していた。
【０００７】その他、特開平７−２６５４７３号や特開
平８−２５７１８１号に開示されているチタンやチタン
合金製のバックキャビティータイプのアイアンクラブヘ
ッドのように、ヘッド本体よりも比重の大きな素材から
なるウエイト部材をヘッド本体のフェース部やソール部
やバックフェース部の複数の箇所に配置し一体に嵌合し
たものも公知となっている。
平８−２５７１８１号に開示されているチタンやチタン
合金製のバックキャビティータイプのアイアンクラブヘ
ッドのように、ヘッド本体よりも比重の大きな素材から
なるウエイト部材をヘッド本体のフェース部やソール部
やバックフェース部の複数の箇所に配置し一体に嵌合し
たものも公知となっている。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来から公知の特許登録第２７４８８５７号のようにフェ
ースインサート部材を多段の形状に構成したものでは、
フェースインサート部材を多段の形状に加工するための
工程が複雑になるほか、ヘッド本体のフェース部に形成
した凹部に該多段の形状のフェースインサート部材を確
実に圧入嵌合するための加工工程が複雑になりコスト的
にも高価になると言った問題点を有していた。
来から公知の特許登録第２７４８８５７号のようにフェ
ースインサート部材を多段の形状に構成したものでは、
フェースインサート部材を多段の形状に加工するための
工程が複雑になるほか、ヘッド本体のフェース部に形成
した凹部に該多段の形状のフェースインサート部材を確
実に圧入嵌合するための加工工程が複雑になりコスト的
にも高価になると言った問題点を有していた。
【０００９】その他、特開平７−２６５４７３号や特開
平８−２５７１８１号に開示されバックキャビティータ
イプのアイアンクラブヘッドにおいては、ヘッド本体の
複数の箇所にウエイト部材を嵌合しているため、製造工
程上手間が掛りコストアップにつながったり、又、ヘッ
ド本体をロストワックスによる精密鋳造法で製造する場
合には、これら嵌合用の凹部が多く形成されていること
により、出来上がったヘッド本体の鋳造品自体に反りが
生じるなどの改善点を有していた。
平８−２５７１８１号に開示されバックキャビティータ
イプのアイアンクラブヘッドにおいては、ヘッド本体の
複数の箇所にウエイト部材を嵌合しているため、製造工
程上手間が掛りコストアップにつながったり、又、ヘッ
ド本体をロストワックスによる精密鋳造法で製造する場
合には、これら嵌合用の凹部が多く形成されていること
により、出来上がったヘッド本体の鋳造品自体に反りが
生じるなどの改善点を有していた。
【００１０】又、ヘッド本体を鍛造法で製造する場合に
は、これら嵌合用の凹部が多く形成されていることによ
り鍛造が出来ないケースが生じたり、鍛造金型の精度と
鍛造回数を増やすなど著しいコストアップになる等の問
題点を有していた。
は、これら嵌合用の凹部が多く形成されていることによ
り鍛造が出来ないケースが生じたり、鍛造金型の精度と
鍛造回数を増やすなど著しいコストアップになる等の問
題点を有していた。
【００１１】更に、ゴルファーの上級者においては、初
級者を対象に、打球し易く、ゴルフボールの飛び出し角
度を高く設定したこれら従来のバックキャビティータイ
プのアイアンヘッドをあまり好んで使用しない傾向があ
り、どちらかと言えば、バックの肉厚の厚いオーソドッ
クスなプレーンバッグタイプのようなアイアンヘッド
で、フェース部の肉厚が厚く、打球時のフィーリングが
しっかりした感じであり、ロングアイアンクラブでのス
ライスボールの防止が出来て、且つショートアイアンク
ラブでのフックボールの防止が出来ると共に、打球時の
振動が直接手に伝わると言った感じがなく、且つ打球し
たゴルフボール自体に力強さがある等のフィーリング的
な要素をゴルファー自身が満足出来て、なお且つより低
重心でスイートエリアの広いものを廉価で提供されるこ
とが望まれていた。
級者を対象に、打球し易く、ゴルフボールの飛び出し角
度を高く設定したこれら従来のバックキャビティータイ
プのアイアンヘッドをあまり好んで使用しない傾向があ
り、どちらかと言えば、バックの肉厚の厚いオーソドッ
クスなプレーンバッグタイプのようなアイアンヘッド
で、フェース部の肉厚が厚く、打球時のフィーリングが
しっかりした感じであり、ロングアイアンクラブでのス
ライスボールの防止が出来て、且つショートアイアンク
ラブでのフックボールの防止が出来ると共に、打球時の
振動が直接手に伝わると言った感じがなく、且つ打球し
たゴルフボール自体に力強さがある等のフィーリング的
な要素をゴルファー自身が満足出来て、なお且つより低
重心でスイートエリアの広いものを廉価で提供されるこ
とが望まれていた。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、バックキャビ
ティータイプのアイアンクラブヘッドであって、ヘッド
本体のフェース部に凹部を形成し、該凹部にヘッド本体
を構成する金属よりも比重の小さいフェースインサート
部材を装着した金属製のアイアンクラブヘッドにおい
て、前記フェース部の凹部の底面部側からバックキャビ
ティー部側に架けて貫通孔を設け、該貫通孔よりも小さ
く、且つ貫通孔の形状に相似する突出部を有するフェー
スインサート部材を嵌合一体化したことを特徴とするア
イアンクラブヘッドである。
ティータイプのアイアンクラブヘッドであって、ヘッド
本体のフェース部に凹部を形成し、該凹部にヘッド本体
を構成する金属よりも比重の小さいフェースインサート
部材を装着した金属製のアイアンクラブヘッドにおい
て、前記フェース部の凹部の底面部側からバックキャビ
ティー部側に架けて貫通孔を設け、該貫通孔よりも小さ
く、且つ貫通孔の形状に相似する突出部を有するフェー
スインサート部材を嵌合一体化したことを特徴とするア
イアンクラブヘッドである。
【００１３】
【発明の実施の形態】請求項１に係る本発明は、バック
キャビティータイプのアイアンクラブヘッドであって、
ヘッド本体のフェース部に凹部を形成し、該凹部にヘッ
ド本体を構成する金属よりも比重の小さいフェースイン
サート部材を装着した金属製のアイアンクラブヘッドに
おいて、前記フェース部の凹部の底面部側からバックキ
ャビティー部側に架けて貫通孔を設け、該貫通孔よりも
小さく、且つ貫通孔の形状に相似する突出部を有するフ
ェースインサート部材を嵌合一体化したことを特徴とす
るアイアンクラブヘッドである。
キャビティータイプのアイアンクラブヘッドであって、
ヘッド本体のフェース部に凹部を形成し、該凹部にヘッ
ド本体を構成する金属よりも比重の小さいフェースイン
サート部材を装着した金属製のアイアンクラブヘッドに
おいて、前記フェース部の凹部の底面部側からバックキ
ャビティー部側に架けて貫通孔を設け、該貫通孔よりも
小さく、且つ貫通孔の形状に相似する突出部を有するフ
ェースインサート部材を嵌合一体化したことを特徴とす
るアイアンクラブヘッドである。
【００１４】このような構成にしたことにより、バック
キャビティータイプのアイアンクラブヘッドにも係らず
プレーンバックタイプのように、フェース部の肉厚が厚
く、打球時のフィーリングがしっかりした感じに出来る
ものである。
キャビティータイプのアイアンクラブヘッドにも係らず
プレーンバックタイプのように、フェース部の肉厚が厚
く、打球時のフィーリングがしっかりした感じに出来る
ものである。
【００１５】本発明に係わる請求項２のアイアンクラブ
ヘッドは、前記フェースインサート部材の貫通孔の形状
に相似する突出部をアイアンクラブヘッドの番手が大き
くなるに従いその高さが順次変化するようにしたことを
特徴とするアイアンクラブヘッドである。
ヘッドは、前記フェースインサート部材の貫通孔の形状
に相似する突出部をアイアンクラブヘッドの番手が大き
くなるに従いその高さが順次変化するようにしたことを
特徴とするアイアンクラブヘッドである。
【００１６】本発明に係わる請求項３のアイアンクラブ
ヘッドは、前記フェース部の凹部の底面部側からバック
キャビティー部側に架けた貫通孔及びフェースインサー
ト部材の貫通孔の形状に相似する突出部をアイアンクラ
ブヘッドの番手が大きくなるに従っってその形状が順次
変化するようにしたことを特徴とするアイアンクラブヘ
ッドである。
ヘッドは、前記フェース部の凹部の底面部側からバック
キャビティー部側に架けた貫通孔及びフェースインサー
ト部材の貫通孔の形状に相似する突出部をアイアンクラ
ブヘッドの番手が大きくなるに従っってその形状が順次
変化するようにしたことを特徴とするアイアンクラブヘ
ッドである。
【００１７】本発明に係わる請求項４のアイアンクラブ
ヘッドは、前記フェース部の凹部の底面部側からバック
キャビティー部側に架けた貫通孔及び前記フェースイン
サート部材の貫通孔の形状に相似する突出部をアイアン
クラブヘッドの番手が大きくなるに従いトウ部側からヒ
ール部側にその位置が順次変位したことを特徴とするア
イアンクラブヘッドである。
ヘッドは、前記フェース部の凹部の底面部側からバック
キャビティー部側に架けた貫通孔及び前記フェースイン
サート部材の貫通孔の形状に相似する突出部をアイアン
クラブヘッドの番手が大きくなるに従いトウ部側からヒ
ール部側にその位置が順次変位したことを特徴とするア
イアンクラブヘッドである。
【００１８】上記のような構成にしたことにより、ロン
グアイアンクラブでのスライスボールの防止が出来て、
且つショートアイアンクラブでのフックボールの防止が
出来ると共に、打球時の振動が直接手に伝わると言った
感じがなく、且つ打球したゴルフボール自体に力強さが
生じる等のフィーリング的な要素を付加してゴルファー
自身が満足出来て、なお且つより低重心でスイートエリ
アの広いものを廉価で提供出来るものである。
グアイアンクラブでのスライスボールの防止が出来て、
且つショートアイアンクラブでのフックボールの防止が
出来ると共に、打球時の振動が直接手に伝わると言った
感じがなく、且つ打球したゴルフボール自体に力強さが
生じる等のフィーリング的な要素を付加してゴルファー
自身が満足出来て、なお且つより低重心でスイートエリ
アの広いものを廉価で提供出来るものである。
【００１９】本発明に係わるアイアンクラブヘッドにお
いては、フェースインサート部材をヘッド本体を構成す
る金属素材よりも比重の小さい素材で構成することが望
ましいが、そのフェースインサート部材を構成する金属
素材としては、純チタンやチタン合金（例えば、Ｔｉ−
６Ａｌ−４Ｖ、Ｔｉ−２２Ｖ−４Ａｌ、Ｔｉ−１５Ｖ−
３Ｃｒ−３Ａｌ−３Ｓｎ、Ｔｉ−４．５Ａｌ−３Ｖ−２
Ｆｅ−２Ｍｏ、Ｔｉ−１０Ｖ−２Ｆｅ−３Ａｌ、ｅｔ
ｃ）やアルミニウム合金やマグネシウム合金やマンガン
合金を使用することが出来るし、ヘッド本体の素材とし
ては、ステンレス、軟鉄、ニッケル銅合金やニッケル、
ベリリウム銅合金、真鋳、などが使用出来る。
いては、フェースインサート部材をヘッド本体を構成す
る金属素材よりも比重の小さい素材で構成することが望
ましいが、そのフェースインサート部材を構成する金属
素材としては、純チタンやチタン合金（例えば、Ｔｉ−
６Ａｌ−４Ｖ、Ｔｉ−２２Ｖ−４Ａｌ、Ｔｉ−１５Ｖ−
３Ｃｒ−３Ａｌ−３Ｓｎ、Ｔｉ−４．５Ａｌ−３Ｖ−２
Ｆｅ−２Ｍｏ、Ｔｉ−１０Ｖ−２Ｆｅ−３Ａｌ、ｅｔ
ｃ）やアルミニウム合金やマグネシウム合金やマンガン
合金を使用することが出来るし、ヘッド本体の素材とし
ては、ステンレス、軟鉄、ニッケル銅合金やニッケル、
ベリリウム銅合金、真鋳、などが使用出来る。
【００２０】なお、本発明の実施の形態としては、純チ
タンよりなる丸棒を出発材料として鍛造加工によりフェ
ースインサート部材に成型することが加工性や加工精度
の点で望ましいものである。又、本発明に係るフェース
インサート部材をヘッド本体のフェース部の凹部に装着
する場合に、本発明においては、貫通孔よりもフェース
インサート部材の貫通孔の形状に相似する突出部を小さ
く形成していることにより、貫通孔と突出部の間に溝部
が形成されるため、突出部の外形の寸法精度が多少ばら
ついても該溝部により隙間ばめが生じ装着作業がスムー
ズに行えるため作業効率が向上するものである。
タンよりなる丸棒を出発材料として鍛造加工によりフェ
ースインサート部材に成型することが加工性や加工精度
の点で望ましいものである。又、本発明に係るフェース
インサート部材をヘッド本体のフェース部の凹部に装着
する場合に、本発明においては、貫通孔よりもフェース
インサート部材の貫通孔の形状に相似する突出部を小さ
く形成していることにより、貫通孔と突出部の間に溝部
が形成されるため、突出部の外形の寸法精度が多少ばら
ついても該溝部により隙間ばめが生じ装着作業がスムー
ズに行えるため作業効率が向上するものである。
【００２１】
【実施例】本発明に係わるアイアンクラブヘッドの実施
例を図面に基づいて説明すれば、即ち、図１乃至図５に
示すように、バックキャビティータイプのアイアンクラ
ブヘッド１であって、ヘッド本体２のフェース部３に凹
部４を形成し、該凹部４にヘッド本体２を構成する金属
よりも比重の小さいフェースインサート部材７を装着し
た金属製のアイアンクラブヘッド１において、前記フェ
ース部３の凹部４の底面部側４ａからバックキャビティ
ー部側５に架けて貫通孔６を設け、該貫通孔６よりも小
さく、且つ貫通孔６の形状に相似する突出部７Ａを有す
るフェースインサート部材７を嵌合一体化したことを特
徴とするアイアンクラブヘッド１である。
例を図面に基づいて説明すれば、即ち、図１乃至図５に
示すように、バックキャビティータイプのアイアンクラ
ブヘッド１であって、ヘッド本体２のフェース部３に凹
部４を形成し、該凹部４にヘッド本体２を構成する金属
よりも比重の小さいフェースインサート部材７を装着し
た金属製のアイアンクラブヘッド１において、前記フェ
ース部３の凹部４の底面部側４ａからバックキャビティ
ー部側５に架けて貫通孔６を設け、該貫通孔６よりも小
さく、且つ貫通孔６の形状に相似する突出部７Ａを有す
るフェースインサート部材７を嵌合一体化したことを特
徴とするアイアンクラブヘッド１である。
【００２２】なお、前記ヘッド本体２のフェース部３の
凹部４にフェースインサート部材７を装着する方法とし
ては、接着剤を介して接着装着する方法が最も好ましい
が、その他の装着方法としては、ヘッド本体２のフェー
ス部３の凹部４の周縁部に突出片部を形成し、フェース
インサート部材７を挿入した後、前記周縁部の突出片部
を押圧して変形することにより固着するなどの方法を採
用することも可能である。このような固着方法を採用す
ることにより、ヘッド本体２のフェース部３の凹部４と
フェースインサート部材７との間に隙間が生じることを
防止出来るものである。なお、前述のごとく、本発明の
アイアンクラブヘッド１においては、貫通孔６に装着し
たフェースインサート部材７の突出部７Ａとバックキャ
ビティー部側に架けた貫通孔との間に溝部１０が形成さ
れるため、突出部７Ａの外形の寸法精度が多少ばらつい
ても該溝部１０により隙間ばめが生じ装着作業がスムー
ズに行え作業効率が著しく向上出来るものである。
凹部４にフェースインサート部材７を装着する方法とし
ては、接着剤を介して接着装着する方法が最も好ましい
が、その他の装着方法としては、ヘッド本体２のフェー
ス部３の凹部４の周縁部に突出片部を形成し、フェース
インサート部材７を挿入した後、前記周縁部の突出片部
を押圧して変形することにより固着するなどの方法を採
用することも可能である。このような固着方法を採用す
ることにより、ヘッド本体２のフェース部３の凹部４と
フェースインサート部材７との間に隙間が生じることを
防止出来るものである。なお、前述のごとく、本発明の
アイアンクラブヘッド１においては、貫通孔６に装着し
たフェースインサート部材７の突出部７Ａとバックキャ
ビティー部側に架けた貫通孔との間に溝部１０が形成さ
れるため、突出部７Ａの外形の寸法精度が多少ばらつい
ても該溝部１０により隙間ばめが生じ装着作業がスムー
ズに行え作業効率が著しく向上出来るものである。
【００２３】又、本発明のその他実施例としては、図６
に示すように、前記フェースインサート部材７の貫通孔
６の形状に相似する突出部７Ａは、アイアンクラブヘッ
ド１の番手が大きくなるに従い、その高さを順次変化さ
せることが可能である。なお、図において、（ａ）は、
ロングアイアンクラブを示し、（ｂ）は、ミドルアイア
ンクラブを示し、（ｃ）はショートアイアンクラブを示
すものである。なお、図６においては、アイアンクラブ
ヘッド１の番手が大きくなるに従い、その高さを順次高
くした場合を開示している。このような構成にすること
によりショートアイアンクラブの重心深度がより後方で
低くなるためボールがよく上がるようになる。
に示すように、前記フェースインサート部材７の貫通孔
６の形状に相似する突出部７Ａは、アイアンクラブヘッ
ド１の番手が大きくなるに従い、その高さを順次変化さ
せることが可能である。なお、図において、（ａ）は、
ロングアイアンクラブを示し、（ｂ）は、ミドルアイア
ンクラブを示し、（ｃ）はショートアイアンクラブを示
すものである。なお、図６においては、アイアンクラブ
ヘッド１の番手が大きくなるに従い、その高さを順次高
くした場合を開示している。このような構成にすること
によりショートアイアンクラブの重心深度がより後方で
低くなるためボールがよく上がるようになる。
【００２４】一方、図示はしなかったが、この図６とは
逆に、アイアンクラブヘッド１の番手が大きくなるに従
い、その高さを順次低くすることも可能である。このよ
うにすることにより、ロングアイアンクラブの重心深度
がより後方で低くなるためボールがよく上がるようにな
ると共に、ゴルファーの上級者が好むフェースインサー
ト部材の厚みが厚い、打球感の力強いボールを打ち出す
ことが可能となる。
逆に、アイアンクラブヘッド１の番手が大きくなるに従
い、その高さを順次低くすることも可能である。このよ
うにすることにより、ロングアイアンクラブの重心深度
がより後方で低くなるためボールがよく上がるようにな
ると共に、ゴルファーの上級者が好むフェースインサー
ト部材の厚みが厚い、打球感の力強いボールを打ち出す
ことが可能となる。
【００２５】本発明のその他実施例としては、図示はし
なかったが、前記フェース部３の凹部４の底面部側４ａ
からバックキャビティー部側５に架けた貫通孔６及びフ
ェースインサート部材７の貫通孔の形状に相似する突出
部７Ａをアイアンクラブヘッド１の番手が大きくなるに
従い、その形状が順次大きくしたり、逆に小さく変化さ
せることが可能である。
なかったが、前記フェース部３の凹部４の底面部側４ａ
からバックキャビティー部側５に架けた貫通孔６及びフ
ェースインサート部材７の貫通孔の形状に相似する突出
部７Ａをアイアンクラブヘッド１の番手が大きくなるに
従い、その形状が順次大きくしたり、逆に小さく変化さ
せることが可能である。
【００２６】本発明のその他実施例としては、図７乃至
図８に示すように、前記フェース部３の凹部４の底面部
側４ａからバックキャビティー部側５に架けた貫通孔６
及び前記フェースインサート部材７の貫通孔の形状に相
似する突出部７Ａは、アイアンクラブヘッド１の番手が
大きくなるに従いトウ部側８からヒール部側９にその位
置が順次変位させることが可能である。
図８に示すように、前記フェース部３の凹部４の底面部
側４ａからバックキャビティー部側５に架けた貫通孔６
及び前記フェースインサート部材７の貫通孔の形状に相
似する突出部７Ａは、アイアンクラブヘッド１の番手が
大きくなるに従いトウ部側８からヒール部側９にその位
置が順次変位させることが可能である。
【００２７】又、図８に示すように、本発明に係る前記
フェース部３の凹部４の底面部側４ａからバックキャビ
ティー部側５に架けた貫通孔６及び前記フェースインサ
ート部材７の貫通孔の形状に相似する突出部７Ａをアイ
アンクラブヘッド１の番手が大きくなるに従いトウ部側
８からヒール部側９にその位置が順次変位すると共にそ
の高さも順次変化させることが可能である。なお、図８
においては、アイアンクラブヘッド１の番手が大きくな
るに従い、その高さを順次高くした場合を開示してい
る。このように構成することによりショートアイアンク
ラブの重心深度がより後方で低くなるためボールがよく
上がるようになると共に、ロングアイアンクラブではス
ライスボールを防止し、ショートアイアンクラブでは、
フックボールを防止出来るものである。
フェース部３の凹部４の底面部側４ａからバックキャビ
ティー部側５に架けた貫通孔６及び前記フェースインサ
ート部材７の貫通孔の形状に相似する突出部７Ａをアイ
アンクラブヘッド１の番手が大きくなるに従いトウ部側
８からヒール部側９にその位置が順次変位すると共にそ
の高さも順次変化させることが可能である。なお、図８
においては、アイアンクラブヘッド１の番手が大きくな
るに従い、その高さを順次高くした場合を開示してい
る。このように構成することによりショートアイアンク
ラブの重心深度がより後方で低くなるためボールがよく
上がるようになると共に、ロングアイアンクラブではス
ライスボールを防止し、ショートアイアンクラブでは、
フックボールを防止出来るものである。
【００２８】
【発明の効果】本発明は、ゴルファーの上級者におい
て、好まれるバックの肉厚の厚いオーソドックスなプレ
ーンバッグタイプのアイアンヘッドのような打球感覚で
打球出来る効果が生じる特徴がある。即ち、フェースイ
ンサート部材に形成した突出部により、フェース部の肉
厚が実質的に厚く出来るため、打球時のフィーリングが
しっかりした感じで、打球時の振動が直接手に伝わると
言った感じがなく、且つ打球したゴルフボール自体に力
強さがある等のフィーリング的な要素をゴルファー自身
が満足出来て、なお且つより低重心でスイートエリアの
広いものを廉価で提供できると言った効果を奏するもの
である。
て、好まれるバックの肉厚の厚いオーソドックスなプレ
ーンバッグタイプのアイアンヘッドのような打球感覚で
打球出来る効果が生じる特徴がある。即ち、フェースイ
ンサート部材に形成した突出部により、フェース部の肉
厚が実質的に厚く出来るため、打球時のフィーリングが
しっかりした感じで、打球時の振動が直接手に伝わると
言った感じがなく、且つ打球したゴルフボール自体に力
強さがある等のフィーリング的な要素をゴルファー自身
が満足出来て、なお且つより低重心でスイートエリアの
広いものを廉価で提供できると言った効果を奏するもの
である。
【００２９】又、本発明においては、従来のアイアンク
ラブヘッドのように、多段になったフェースインサート
部材を嵌合するための工程上の手間が掛ることもなく、
又、ヘッド本体の複数の箇所にウエイト部材を嵌合する
必要がないため、製造工程上も手間が掛らずコストアッ
プにつながるここともない。更に、ヘッド本体をロスト
ワックスによる精密鋳造法で製造する場合にもこれら嵌
合用の凹部が少ないため、出来上がったヘッド本体の鋳
造品自体に反り生じるなどの恐れがなく歩留の向上が可
能となった。
ラブヘッドのように、多段になったフェースインサート
部材を嵌合するための工程上の手間が掛ることもなく、
又、ヘッド本体の複数の箇所にウエイト部材を嵌合する
必要がないため、製造工程上も手間が掛らずコストアッ
プにつながるここともない。更に、ヘッド本体をロスト
ワックスによる精密鋳造法で製造する場合にもこれら嵌
合用の凹部が少ないため、出来上がったヘッド本体の鋳
造品自体に反り生じるなどの恐れがなく歩留の向上が可
能となった。
【００３０】又、ヘッド本体を鍛造法で製造する場合に
もこれら嵌合用の凹部が少ない点や本発明に係るフェー
スインサート部材においては、ヘッド本体を構成する金
属素材よりも硬度が柔らかい素材で構成することによ
り、フェースインサート部材をヘッド本体の内部に挿着
する加工工程での作業性が向上するものである。
もこれら嵌合用の凹部が少ない点や本発明に係るフェー
スインサート部材においては、ヘッド本体を構成する金
属素材よりも硬度が柔らかい素材で構成することによ
り、フェースインサート部材をヘッド本体の内部に挿着
する加工工程での作業性が向上するものである。
【図１】本発明に係るアイアンクラブヘッドのバックキ
ャビティー部側を示す斜視図。
ャビティー部側を示す斜視図。
【図２】本発明に係るアイアンクラブヘッドのフェース
インサート部材装着状況を示すバックキャビティー部側
からの斜視図。
インサート部材装着状況を示すバックキャビティー部側
からの斜視図。
【図３】本発明に係るアイアンクラブヘッドのフェース
インサート部材装着状況を示すフェース部側からの斜視
図。
インサート部材装着状況を示すフェース部側からの斜視
図。
【図４】図１のＡ−Ａ部分の断面を示すアイアンクラブ
ヘッドの要部断面斜視図。
ヘッドの要部断面斜視図。
【図５】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図６】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図７】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図８】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
１ アイアンクラブヘッド ２ ヘッド本体 ３ フェース部 ４ 凹部 ４ａ 底面部側 ５ バックキャビティー部側 ６ 貫通孔 ７ フェースインサート部材 ７Ａ 突出部 ８ トウ部側 ９ ヒール部側 １０ 溝部
【手続補正書】
【提出日】平成１０年１１月１６日（１９９８．１１．
１６）
１６）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るアイアンクラブヘッドのバックキ
ャビティー部側を示す斜視図。
ャビティー部側を示す斜視図。
【図２】本発明に係るアイアンクラブヘッドのフェース
インサート部材装着状況を示すバックキャビティー部側
からの斜視図。
インサート部材装着状況を示すバックキャビティー部側
からの斜視図。
【図３】本発明に係るアイアンクラブヘッドのフェース
インサート部材装着状況を示すフェース部側からの斜視
図。
インサート部材装着状況を示すフェース部側からの斜視
図。
【図４】図１のＡ−Ａ部分の断面を示すアイアンクラブ
ヘッドの要部断面斜視図。
ヘッドの要部断面斜視図。
【図５】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図６】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図７】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図８】本発明に係るフェースインサート部の実施例を
示す斜視図。
示す斜視図。
【図９】本発明に係るフェースインサート部のその他実
施例を示す斜視図。
施例を示す斜視図。
【符号の説明】 １ アイアンクラブヘッド ２ ヘッド本体 ３ フェース部 ４ 凹部 ４ａ 底面部側 ５ バックキャビティー部側 ６ 貫通孔 ７ フェースインサート部材 ７Ａ 突出部 ８ トウ部側 ９ ヒール部側 １０ 溝部
Claims (4)
- 【請求項１】 バックキャビティータイプのアイアンク
ラブヘッドであって、ヘッド本体のフェース部に凹部を
形成し、該凹部にヘッド本体を構成する金属よりも比重
の小さいフェースインサート部材を装着した金属製のア
イアンクラブヘッドにおいて、前記フェース部の凹部の
底面部側からバックキャビティー部側に架けて貫通孔を
設け、該貫通孔よりも小さく、且つ貫通孔の形状に相似
する突出部を有するフェースインサート部材を嵌合一体
化したことを特徴とするアイアンクラブヘッド。 - 【請求項２】 前記フェースインサート部材の貫通孔の
形状に相似する突出部は、アイアンクラブヘッドの番手
が大きくなるに従いその高さが順次変化することを特徴
とする請求項１記載のアイアンクラブヘッド。 - 【請求項３】 前記フェース部の凹部の底面部側からバ
ックキャビティー部側に架けた貫通孔及びフェースイン
サート部材の貫通孔の形状に相似する突出部は、アイア
ンクラブヘッドの番手が大きくなるに従いその形状が順
次変化することを特徴とする請求項１又は２記載のアイ
アンクラブヘッド。 - 【請求項４】 前記フェース部の凹部の底面部側からバ
ックキャビティー部側に架けた貫通孔及び前記フェース
インサート部材の貫通孔の形状に相似する突出部は、ア
イアンクラブヘッドの番手が大きくなるに従いトウ部側
からヒール部側にその位置が順次変位することを特徴と
する請求項１、２又は３記載のアイアンクラブヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10286099A JP2000093566A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | アイアンクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10286099A JP2000093566A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | アイアンクラブヘッド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000093566A true JP2000093566A (ja) | 2000-04-04 |
Family
ID=17699936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10286099A Pending JP2000093566A (ja) | 1998-09-22 | 1998-09-22 | アイアンクラブヘッド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000093566A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6918840B2 (en) | 2003-09-19 | 2005-07-19 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member |
| US7201669B2 (en) | 2003-12-23 | 2007-04-10 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a weight positioning system |
| JP2007531583A (ja) * | 2004-04-03 | 2007-11-08 | トリプル ティー ゴルフ， インコーポレイテッド | ゴルフクラブの性能向上の方法およびその結果得られる物品 |
| US7476162B2 (en) | 2003-09-19 | 2009-01-13 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a damping element |
| JP2010051618A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Globeride Inc | アイアン型ヘッドを有するゴルフクラブ |
| US8083611B2 (en) * | 2008-11-05 | 2011-12-27 | Sri Sports Limited | Putter-type golf club head |
| US8480513B2 (en) | 2008-11-05 | 2013-07-09 | Sri Sports Limited | Putter-type golf club head |
| US8550932B2 (en) | 2008-05-19 | 2013-10-08 | Nike, Inc. | Putter heads and putters including polymeric material as part of the ball striking face |
| US8641549B2 (en) | 2008-05-19 | 2014-02-04 | Nike, Inc. | Putter heads and putters including polymeric material as part of the ball striking face |
| US8715105B2 (en) | 2003-09-19 | 2014-05-06 | Nike, Inc. | Golf club head having an interchangeable bridge member |
| US8747245B2 (en) | 2008-05-19 | 2014-06-10 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads |
| JP2018175126A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
-
1998
- 1998-09-22 JP JP10286099A patent/JP2000093566A/ja active Pending
Cited By (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8852023B2 (en) | 2003-09-19 | 2014-10-07 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a damping element |
| US8105182B2 (en) | 2003-09-19 | 2012-01-31 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member |
| US6918840B2 (en) | 2003-09-19 | 2005-07-19 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member |
| US8715105B2 (en) | 2003-09-19 | 2014-05-06 | Nike, Inc. | Golf club head having an interchangeable bridge member |
| US7476162B2 (en) | 2003-09-19 | 2009-01-13 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a damping element |
| US6923732B2 (en) | 2003-09-19 | 2005-08-02 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member |
| US7841953B2 (en) | 2003-09-19 | 2010-11-30 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member |
| US7914395B2 (en) | 2003-09-19 | 2011-03-29 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a damping element |
| US8262505B2 (en) | 2003-09-19 | 2012-09-11 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a damping element |
| US7201669B2 (en) | 2003-12-23 | 2007-04-10 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a weight positioning system |
| US8066584B2 (en) | 2003-12-23 | 2011-11-29 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a weight positioning system |
| US8435136B2 (en) | 2003-12-23 | 2013-05-07 | Nike, Inc. | Golf club head having a bridge member and a weight positioning system |
| JP2007531583A (ja) * | 2004-04-03 | 2007-11-08 | トリプル ティー ゴルフ， インコーポレイテッド | ゴルフクラブの性能向上の方法およびその結果得られる物品 |
| US10369434B2 (en) | 2008-05-19 | 2019-08-06 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads |
| US8641549B2 (en) | 2008-05-19 | 2014-02-04 | Nike, Inc. | Putter heads and putters including polymeric material as part of the ball striking face |
| US8550932B2 (en) | 2008-05-19 | 2013-10-08 | Nike, Inc. | Putter heads and putters including polymeric material as part of the ball striking face |
| US8747245B2 (en) | 2008-05-19 | 2014-06-10 | Nike, Inc. | Golf clubs and golf club heads |
| US9446292B2 (en) | 2008-05-19 | 2016-09-20 | Nike, Inc. | Golf club heads |
| US10029160B2 (en) | 2008-05-19 | 2018-07-24 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads |
| US10765923B2 (en) | 2008-05-19 | 2020-09-08 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads |
| US11065515B2 (en) | 2008-05-19 | 2021-07-20 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads |
| US11596842B2 (en) | 2008-05-19 | 2023-03-07 | Karsten Manufacturing Corporation | Golf club heads |
| JP2010051618A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Globeride Inc | アイアン型ヘッドを有するゴルフクラブ |
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| JP2018175126A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフクラブヘッド |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050819 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050823 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20051220 |