JP2004089268A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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JP2004089268A JP2002251439A JP2002251439A JP2004089268A JP 2004089268 A JP2004089268 A JP 2004089268A JP 2002251439 A JP2002251439 A JP 2002251439A JP 2002251439 A JP2002251439 A JP 2002251439A JP 2004089268 A JP2004089268 A JP 2004089268A
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Tomio Kumamoto
熊本 十美男
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Abstract

【課題】良好な打球フィーリングを得る。
【解決手段】ボールを打球するフェース部3、ヘッド上面をなすクラウン部4、ヘッド底面をなすソール部5、前記クラウン部4とソール部5との間をフェース部3のトウ側縁からバックフェース部を通りヒール側縁に至るサイド部6及びシャフトが差し込まれるホーゼル部を有し、かつ各部の全部ないし主要部に繊維強化樹脂10を用いたゴルフクラブヘッドである。前記クラウン部4は、厚さtcが2.2mm以下であり、かつ少なくともその一部に引張弾性率が380〜900(GPa)の高弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる高弾性部10aを有する。またホーゼル部の近傍に、10℃における損失正接tanδが0.7〜1.5である振動吸収材を具える。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維強化樹脂を用いたゴルフクラブヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
近年、例えばウッド型のゴルフクラブヘッドでは、チタン合金やステンレス鋼などの金属材料を用いたものが主流となっている。この種のヘッドは、ボールの打球音が甲高い。このような打球音は、プレーヤーにボールが良く飛んだような印象を与えることが種々の調査の結果判明している。しかしながら、金属製のヘッドは、特にスイートスポット点から外れた位置でボールを打撃するいわゆるオフセンター打撃の場合、振動ないし衝撃がシャフトを介してプレーヤーの腕に敏感に伝わりやすく打球感が悪いという欠点がある。
【0003】
一方、従来の柿木材からなるパーシモンヘッドや、炭素繊維強化樹脂等からなるいわゆるカーボンヘッドでは、振動吸収性が金属材料に比べて高いため、オフセンター打撃を行った場合でも、そのときの振動がプレーヤーの腕に伝わり難く良好な打球感が得られる。特にカーボンヘッドでは、ヘッド重量の大幅な軽量化を図れるため、重心設計や大型化を容易に行いうる点で好ましいものとなる。
【0004】
しかしながら、この種のヘッドでは、金属材料のヘッドに比べると打球音が低くかつ残響音が残らないため、打球音に関するフィーリングに劣り、例えばプレーヤにボールが良く飛んだような印象を与えることができない。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、繊維強化樹脂を主体的に用いて振動吸収性、軽量化などの優れた性能を発揮しつつ打球音を高音化してフィーリングを改善しうるゴルフクラブヘッドを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち請求項1記載の発明は、ボールを打球するフェース部、ヘッド上面をなすクラウン部、ヘッド底面をなすソール部、前記クラウン部とソール部との間をフェース部のトウ側縁からバックフェース部を通りヒール側縁に至るサイド部及びシャフトが差し込まれるホーゼル部を有し、かつ各部の全部ないし主要部に繊維強化樹脂を用いたゴルフクラブヘッドであって、前記クラウン部は、厚さが2.2mm以下であり、かつ少なくともその一部に引張弾性率が380〜900GPaの高弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる高弾性部を含むとともに、前記ホーゼル部の近傍に、10℃における損失正接tanδが0.7〜1.5である振動吸収材を設けたことを特徴としている。
【0007】
振動吸収材の損失正接tanδは、該振動吸収材から巾4.0mm、長さ30.0mm、厚さ1.66mm、変位部分の長さ20.0mmのシート状の試験片を作成し、粘弾性測定装置(島津製作所社製の粘弾性スペクトロメーターDVA200改良型)にて測定した値である。測定条件は、周波数10Hz、引張式治具、昇温速度2℃/min 、初期歪2mm、変位巾振幅12.5μmとした。
【0008】
また繊維の引張弾性率の測定はJIS R7601:1986「炭素繊維試験方法」に従った。
【0009】
また請求項2記載の発明は、前記クラウン部は、前記高弾性部と、引張弾性率が380(GPa)未満の低弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる低弾性部とからなり、かつ前記高弾性部をクラウン部の外面に投影した投影面積は前記クラウン部の外面の全面積の50%以上であることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッドである。
【0010】
また請求項3記載の発明は、前記低弾性部は、前記クラウン部の外面を形成するとともに、前記高弾性部は、前記低弾性部の内側に設けられてなる請求項2記載のゴルフクラブヘッドである。
【0011】
また請求項4記載の発明は、前記振動吸収材は、シート状をなすとともに、前記ヒール側縁近傍の前記サイド部に配されてなる請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
【0012】
また請求項5記載の発明は、前記ソール部は、その外面を形成しかつ金属材料からなる外装板と、その内側に配された前記繊維強化樹脂とからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッドである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。
図1には、本実施形態のゴルフクラブヘッド(以下、単に「ヘッド」ということがある。)1を規定のライ角、フェース角として水平面に載置した基準状態の斜視図を示し、図2はその平面図、図3は図2のA−A線断面図である。また、図に示す本実施形態のヘッド1は、ドライバー(#1)などのウッド型のものを例示している。
【0014】
該ヘッド1は、ボールを打球する面であるフェース面2を外表面とするフェース部3と、前記フェース面2の上縁2aに連なりヘッド上面をなすクラウン部4と、前記フェース面2の下縁2bに連なりヘッド底面をなすソール部5と、前記クラウン部4とソール部5との間を継ぎ前記フェース面2のトウ側縁2tからバックフェースを通り前記フェース面2のヒール側縁2eに至ってのびるサイド部6と、フェース部3とクラウン部4とサイド部6とがヒール側で交わる交わり部の近傍に配されかつ図示しないシャフトの一端が装着されるホーゼル部7とを具えている。
【0015】
ヘッド1の体積は特に限定はされないが、好ましくは300cm3 以上、さらに好ましくは300〜500cm3 、特に好ましくは370〜460cm3 程度とするのが好ましく、図3に示すように内部には中空部iを形成するのが良い。このようなヘッド1は、その体積の大型化と中空構造とによって打球時の響きを向上し、打球音の高音化、残響音の長期化に役立つ。
【0016】
またヘッド1は、前記各部の全部ないし主要部に繊維強化樹脂が用いられる。本実施形態では、図3に示すように、ソール部5のほぼ全域とサイド部6のバックフェース側の一部に金属材料からなる外装板11が使用されており、それ以外の部分、即ちフェース部3、クラウン部4については全てが繊維強化樹脂10により形成されたものを例示している。
【0017】
このようなヘッド1は、種々の方法で製造することができる。例えば図4に示すように、ヘッド1を、例えばフェース片3P、クラウン片4P、ソール片5P、サイド片6P、ホーゼル体7Pといったように複数個の部品に分けてそれぞれ成形し、しかる後、これらを接着剤等にて一体化して製造することができる。
【0018】
また、図5(A)に示すように、内部に空気を封入した膨張可能なブラダBの外周面に繊維強化樹脂シートであるプリプレグPを貼り付けするとともに、図5(B)に示すように、これを金型内に装着し、ブラダBをさらに膨張させて加熱した金型Md内で加熱加圧しプリプレグPを所望のヘッドの全体ないし主要部形状に成形することができる。この製法はブラダBの変形に自由度があるため、各部の厚さを違えた場合でも内圧をバランス良くプリプレグPに作用させて成型することができる点で特に好ましい。なお図示していないが、樹脂マトリックス中に繊維、その他必要な配合剤を混練したコンパウンド材料を、中子を用いた金型内に直接射出等によりチャージして成形することもでき、製造方法は特に限定されるものではない。
【0019】
図3に示すように、本発明のヘッド1では、クラウン部4の厚さTcが2.2mm以下に設定され、かつ少なくともその一部に引張弾性率が380〜900(GPa)の高弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる高弾性部10aが含まれている。発明者らの種々の実験の結果、繊維強化樹脂を主体的に用いたヘッドにおいて、金属ヘッドのような甲高い打球音を得るためには、比較的広い面積を占めるクラウン部4を打球時により振動しやすく構成することが重要であり、かつ、そのためにはクラウン部4の厚さtcを一定範囲に限定しつつ少なくとも一部をより固く形成することが有効であることを突き止めた。
【0020】
本発明では、クラウン部4の厚さtcが2.2mm以下に設定されるが、より好ましくは1.0〜2.2mm、さらに好ましくは1.4〜2.0mmに設定するのが望ましい。前記厚さtcが2.2mmよりも大になると、打球時にクラウン部4を振動させ難く打球音の高温化が困難になる。また特に限定はされないが、前記厚さtcが1.0mmを下回ると、クラウン部4の強度が低下しやすく耐久性が悪化する傾向がある。またクラウン部4は、フェース部3の厚さtfを前記上縁2aからバックフェース側に控えた部分を始点とし、サイド部6との境界Eまでの領域とする。
【0021】
本実施形態のクラウン部4は、図3に示すように、中央部の厚さtc1がその両端部(フェース部2側及びバックフェース側)の厚さtc2よりも小に設定された態様を示しており、いずれの厚さtc1、tc2も2.2mm以下に設定されている。この実施形態のように、クラウン部4の中央部の厚さを小とすることにより、振動時に振幅の腹となる該中央部の剛性を局部的に減じることが可能となり、さらにクラウン部4を振動し易くするのに有効となる。またクラウン部4の薄肉化は、付随的効果としてヘッド重心をより低く位置させる。このような低重心化されたヘッドは、打球のバックスピン量を減じ、飛距離の増大に役立つ。
【0022】
またクラウン部4は、少なくともその一部に引張弾性率が380〜900(GPa)の高弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる高弾性部10aが設けられる。このような高弾性部10aは、前記クラウン部4の小厚さとの相乗作用によって、該クラウン部4をより振動しやすくすると同時に、打球時の振動周波数を高周波側へと移行させて打球音の高音化をなしうるとともに残響音の長期化をもたらし得る。
【0023】
発明者らの種々の実験の結果、高弾性部10aの繊維の引張弾性率が380GPa未満であると、打球音が低くなって心地良いものとなりずらく、逆に900GPaを超えると、弾性率が高くても実用上の強度が低くなり、クラウン部4の耐久性が低下し易い。特に好ましくは高弾性部10aの繊維の引張弾性率を450〜835GPa、さらに好適には490〜790GPaとするのが望ましい。
【0024】
前記高弾性繊維としては、炭素繊維が好適であり、例えば三菱レイヨン社製のHRXシリーズ「HR40」(引張弾性率:382GPa)、東レ社製の「M46J」(引張弾性率:436GPa)、又は日本グラファイト社製のYS−80(引張弾性率:784GPa)などが好ましく使用できる。これらの高弾性繊維は、織物状として若しくは一方向に引き揃えて各種熱硬化性樹脂に含浸され、シート状のプリプレグとなる。そしてこのプリプレグを所定形状に裁断しかつ必要な枚数だけ積層して熱硬化させることにより前記高弾性部10aを形成することができる。なお熱硬化製樹脂には、慣例に従って種々の材料が使用できる。
【0025】
また、上述のような高弾性部10aは、クラウン部4に占める割合が小さすぎると、打球音の改善効果が相対的に低下する傾向がある。好ましくは、該高弾性部10aをクラウン部4の外面に投影した投影面積Saが、前記クラウン部4の外面の全面積Sの50%以上、より好ましくは60〜100%、さらに好ましくは70〜100%であることが望ましい。なおクラウン部4の外面の全面積S、及び高弾性部10aをクラウン部4の外面に投影した投影面積Saは、便宜上、図2に示すように、ヘッド1の基準状態における平面視において把握される平面から求めるものとする。またクラウン部4の外面の全面積Sはホーゼル部7を含めて計算する(つまり、図2からフェース面2とホーゼル部7の上端面との各面積を除いた部分とする。)。
【0026】
高弾性部10aの輪郭形状は、特に限定はされないが、好ましくは図2、図6(A)に示すように、ヘッド基準状態の平面視において、クラウン部4の輪郭線4Lから略一定の距離nをヘッド内方に隔てるクラウン輪郭相似形状としたものが好ましい。これは、音の振動をより伝わり易くし、打球音を良好とするのに役立つ。ただし、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、例えば図6(B)、図7(A)に示すように、高弾性部10aを1ないし複数の矩形状で形成する態様や、図6(C)に示すように三角形状とすること、さらに図7(B)のようにクラウン部4のバックフェース側に寄せて形成すること、さらには図7(C)に示すように、クラウン部4の全域に形成することも勿論可能である。
【0027】
また本実施形態のクラウン部4は、図3に示すように、前記高弾性部10aと、引張弾性率が380(GPa)未満の低弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる低弾性部10bとから構成されたものを例示している。低弾性繊維としては、例えば炭素繊維(PAN系又はピッチ系)やガラス繊維などを挙げることができる。なお低弾性繊維の引張弾性率が小さすぎると、ヘッド1の耐久性を悪化させる傾向があるため、好ましくは49〜323GPa、より好ましくは98〜294GPa、さらに好ましくは147〜235GPa程度が好ましい。
【0028】
なおクラウン部4は、前記高弾性部10aだけで構成することもできるが、本実施形態のようにクラウン部4に低弾性部10bを含ませることができる。一般に強度については低弾性繊維の方が高弾性繊維よりも高いため、このようなヘッドは耐久性を向上するのに役立つ。
【0029】
さらに本実施形態では、低弾性部10bが、前記クラウン部4の外面を形成するとともに、前記高弾性部10aをこの低弾性部10bの内側に設けた態様を示している。これは、塗装仕上げの際の研磨により高弾性部10aがより多く削られるのを防ぎ、打球音の悪化を防止する。また、ヘッド内部で発生した音(空気振動)は、高弾性部10aが内側にあるほど持続する。つまり、残響を大きくできる。
【0030】
なお特に好ましくは、前記高弾性部10aの低弾性部10bからの剥離等を防止するべく、高弾性部10aの外周縁の少なくとも一部に、その下面を支持して挟み込む低弾性部10bの受け部13を設けるのが望ましい。本例では、この受け部Bは、図2において一点鎖線で示すように、高弾性部10aの全周に設けた好ましい態様を示す。
【0031】
また本発明のヘッド1では、図8に示すように、前記ホーゼル部7の近傍に、10℃における損失正接tanδが0.7〜1.5である振動吸収材9を具えている。ゴルフクラブでボールを打球した場合、その衝撃力はホーゼル部7の近傍からシャフトを介してプレーヤの腕に伝達される。とりわけ、本発明のヘッド1では、金属性のヘッドに比べればその振動は小さいものの、打球音を高音化するべくクラウン部4が大きく振動するため、プレーヤの腕への振動伝達量が相対的に増すことが考えられる。そこで本発明では、ホーゼル部7の近傍に振動を吸収しうる振動吸収材9を配することにより、打球時の振動がシャフト、ひいてはプレーヤの腕へ伝達されるのを抑制している。また振動吸収材9は、ホーゼル部7の近傍に設けられているため、打球時に生じるクラウン部4の振動を妨げることなく該クラウン部4の振動がシャフトへ伝わろうとする段階で振動を吸収できる。従って、本発明のヘッド1は、打球音を打球感とを効果的に両立しうる。
【0032】
前記ホーゼル部7の近傍とは、ホーゼル部7に形成されたシャフト差込孔7aの軸中心線CLを中心とする半径Rが35mmの仮想円柱体VCに含まれる部分とする。この部分に振動吸収材9を設けることによって、効果的な振動吸収作用が得られる一方、この外部に振動吸収材9が配されていると、打球時のクラウン部4の振動を妨げやすい。また本実施形態では、図8に示すように、前記振動吸収材9は、小厚さのシート状をなすとともに、前記ヒール側縁2e近傍の前記サイド部6に配されたものを示す。該振動吸収材9は、ヘッド1の外面に露出していても良く、また好ましくはサイド部6の中空部iに面した内面に配することもできる。特に好ましくは、サイド部6を構成する繊維強化樹脂の層間内部に挿入しておくことが良い。
【0033】
前記振動吸収材9には、10℃における損失正接tanδが0.7〜1.5の物質が使用され、その形状等は特に限定はされない。前記損失正接tanδは、振動吸収性の目安となり、このtanδが大きいほど振動エネルギーを熱エネルギーへと変換する能力に優れる。そして該損失正接tanδが0.7未満であると、打球時の衝撃を効果的に緩和し得ず、逆に1.5を超えると衝撃は吸収し易くなるが、該振動吸収材の硬度も低下するため、繊維層間に挿入した場合には強度が低下し易くなる。特に好ましくは該tanδが0.7〜1.2、さらに好ましくは1.0〜1.2であることが望ましい。
【0034】
また振動吸収材9の前記損失正接tanδは10℃における値を基準とする。これは冬場でのプレーを想定したものである。即ち、冬場は、夏場に比べて手に伝わる振動が敏感になる。従って、損失正接tanδについて10℃における値を基準とすることにより冬の気温でも最適な振動吸収作用を発揮できる。
【0035】
また振動吸収材9は、ヘッド1への装着性ないし取付性などを考慮すると、シート状のものが特に好ましい。このような具体例としては、例えば双極子変換材料を用いたシーシーアイ(株)製のダイポルギーフィルム、熱可塑性エラストマーとポリプロピレンとを所定の配合比率で混合した東ソー社製の「エラステージ」、三菱化学社製の「ラバロン」、又はクラレ(株)製の「ハイブラー」などを好適に用いることができる。ダイポルギーフィルムは、高分子材料中に双極子変換材料を含んだシート状をなしており、振動エネルギーが加わると、高分子鎖の移動に伴い双極子が移動し、それまで引きつけあっていた双極子同士が離れる。そして離された双極子は、再び引き付け合って元の安定した状態に戻ろうと移動するが、その際、高分子鎖や他の双極子と接触することで振動エネルギーを摩擦熱として大量に熱エネルギーに変換し衝撃を吸収する。なお振動吸収材9は、少なすぎると振動吸収効果が不足しやすいため、特に限定はされないが、100〜400mm2 程度、より好ましくは150〜300mm2 程度の面積を有することが望ましい。
【0036】
本発明では、上述のような構成により、繊維強化樹脂を主体的に用いたヘッドでありながらも、甲高い打球音と、プレーヤの腕への衝撃が少ない優れた打球感とを両立しうるが、より好適にはフェース部3、ソール部5、サイド部6などを以下のように設定するのが特に望ましい。
【0037】
先ずフェース部3は、その厚さtfが2.0〜8.0mm程度に形成されるのが好適である。前記厚さtfが2.0mm未満であると強度が低下して耐久性を損ねやすく、逆に8.0mmを超えると、フェース部3の反発性が低下して打球の飛距離を損ねやすくなる。特に好ましくは3.0〜5.0mmに設定する。なおフェース部3の厚さは、一定としても良く、また周縁部だけを薄くして反発性を高めることもできる。なお本実施形態のフェース部3は、全体が繊維強化樹脂10から形成された好ましい態様を示す。
【0038】
前記ソール部4は、前記の如く、その外面を形成しかつ金属材料からなる外装板11と、その内側に配された前記繊維強化樹脂10とから構成されたものを例示している。ソール部4は地面と接し易いため、かかる外装板11を設けることによりヘッドの耐外傷性、耐久性を向上するのに役立つ他、金属材料の高比重によってヘッド重心をより低く設定するのに役立つ。この外装板11には、各種の金属材料が使用できるが、例えばチタン合金、SUS630、その他のステンレス、アルミ合金などを効果的に使用できる。
【0039】
またソール部5の全体の厚さtbが2.0〜5.0mm程度に形成されるのが好適である。前記厚さtbが2.0mm未満であると強度が低下して耐久性を損ねやすく、逆に5.0mmを超えると、ヘッド重量を増加させやすくなる。特に好ましくは2.5〜3.5mmに設定するのが望ましい。
【0040】
またサイド部6は、その主要部が繊維強化樹脂10から形成され、そのバックフェースの一部に前記外装板11で覆われたものを示す。該サイド部6の厚さtsは3.0〜7.0mm程度に形成されるのが好適である。前記厚さtbが3.0mm未満であると強度が低下して耐久性を損ねやすく、逆に7.0mmを超えると、ヘッド重量の増加や打球時のヘッドの振動が減じられ易い。
【0041】
また本実施形態では、前記フェース部3、ソール部5及びサイド部6の繊維強化樹脂10には、いずれも強度が高い前記低弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる低弾性部10bとして形成されたものを示す。これらの部分は、残響音への寄与が少ないため、低弾性繊維で構成してヘッド強度を確保するのが望ましい。
【0042】
【実施例】
図1〜3に示した基本形態を有するヘッド体積が360cm3 のゴルフクラブヘッドを表1の仕様に基づき試作するとともに、打球音(音の高低)、打球感(手に伝わる振動の大小)を評価した。なおヘッドは、その主要部をブラダの外周面にプリプレグを貼り付け金型内で加熱加圧成形して製造した。なお振動吸収材は、図8に示す位置でかつサイド部を成形するプリプレグの層間に挿入することにより、該サイド部の内部に配置した。
【0043】
また打球音と打球時の振動(衝撃吸収性)とは、50名の一般ゴルファによって実打テストを行い、各ゴルファの官能により5点法(夫々数値が大であるほど高音化、腕への低振動であることを示す。)で評価するとともに、その平均値を示した。テストの結果を表1に、繊維の詳細を表2に示す。
【0044】
【表1】
Figure 2004089268
Figure 2004089268
【0045】
【表2】
Figure 2004089268
【0046】
<振動吸収材の材料>
イ:シーシーアイ(株)製「ダイポルギー」フィルム(厚さ0.2mm×縦30mm×横15mm)を使用
ロ:三井デュポンケミカル社製「ハイミラン1652」
ハ:クラレ社製「ハイブラー」とポリプロピレンとを70:30で混合した混合物
【0047】
テストの結果、実施例のヘッドは、衝撃吸収性を維持しつつ打球音を向上していることが確認できる。
【0048】
【発明の効果】
上述したように、本発明では、繊維強化樹脂を用いたゴルフクラブヘッドにおいて、クラウン部の厚さを一定範囲に限定しかつその一部に引張弾性率が380〜900GPaの高弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる高弾性部を設けたことによって、該クラウン部を薄くかつ固く構成することができる。従って、打球時にこのクラウン部を効率良く振動させることで打球音をより高音化しうるとともに残響音をも長く生じさせることができる。またこのような振動は、ホーゼル部の近傍に設けた損失正接tanδが大きい振動吸収材によってシャフトに伝達される前に大部分が吸収される。従って、プレーヤの腕への振動伝達を軽減する。このように、本発明のゴルフクラブヘッドは、衝撃吸収性を維持しつつ打球音などを好適に改善し、フィーリングを向上しうる。
【0049】
また請求項2記載の発明のように、前記クラウン部は、前記高弾性部と、引張弾性率が380GPa未満の低弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる低弾性部とからなり、かつ前記高弾性部をクラウン部の外面に投影した投影面積を一定の範囲に限定したときには、前記効果をより確実に発揮させることができる。
【0050】
また請求項3記載の発明のように、前記低弾性部は、前記クラウン部の外面を形成するとともに、前記高弾性部は、前記低弾性部の内側に設けることができる。引張り強度が大きい低弾性部を外側に形成すると外部からの力(応力)に対して割れ(破損)を少なくすることができる。また高弾性部を内側に形成することにより、ヘッド内部で発生している音をより長く持続させることができる(残響が大きくなる)。
【0051】
また請求項5記載の発明のように、前記ソール部は、その外面を形成しかつ金属材料からなる金属外装部と、その内側に配された前記繊維強化樹脂とからなるときには、地面と接触しやすいソール部を好適に保護でき、耐久性を高めうる他、ヘッド重心をソール側に位置させる(低く設定する)のに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドの一実施形態を示す斜視図である。
【図2】その平面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】ヘッドの製造方法の一例を示す斜視図である。
【図5】(A)、(B)は、ヘッドの製造方法の他の例を示す斜視図である。
【図6】(A)〜(C)は高弾性部を違えた種々の実施形態を示すヘッドの平面図である。
【図7】(A)〜(C)は高弾性部を違えた種々の実施形態を示すヘッドの平面図である。
【図8】ホーゼル部の近傍を説明する線図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース面
3 フェース部
4 クラウン部
5 ソール部
6 サイド部
7 ホーゼル部
9 振動吸収材
10 繊維強化樹脂
10a 高弾性部
10b 低弾性部
11 外装板

Claims (5)

  1. ボールを打球するフェース部、ヘッド上面をなすクラウン部、ヘッド底面をなすソール部、前記クラウン部とソール部との間をフェース部のトウ側縁からバックフェース部を通りヒール側縁に至るサイド部及びシャフトが差し込まれるホーゼル部を有し、かつ各部の全部ないし主要部に繊維強化樹脂を用いたゴルフクラブヘッドであって、
    前記クラウン部は、厚さが2.2mm以下であり、かつ少なくともその一部に引張弾性率が380〜900(GPa)の高弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる高弾性部を含むとともに、
    前記ホーゼル部の近傍に、10℃における損失正接tanδが0.7〜1.5である振動吸収材を設けたことを特徴とするゴルフクラブヘッド。
  2. 前記クラウン部は、前記高弾性部と、引張弾性率が380(GPa)未満の低弾性繊維を用いた繊維強化樹脂からなる低弾性部とからなり、かつ前記高弾性部をクラウン部の外面に投影した投影面積は前記クラウン部の外面の全面積の50%以上であることを特徴とする請求項1記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記低弾性部は、前記クラウン部の外面を形成するとともに、前記高弾性部は、前記低弾性部の内側に設けられてなる請求項2記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記振動吸収材は、シート状をなすとともに、前記ヒール側縁近傍の前記サイド部に配されてなる請求項1乃至3のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記ソール部は、その外面を形成しかつ金属材料からなる外装板と、その内側に配された前記繊維強化樹脂とからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のゴルフクラブヘッド。
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