JP6596255B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、加熱庫上に配置されて加熱庫内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサを備え、赤外線センサが検出した温度に基づいて、被加熱物の加熱仕上がりを検出するものがある(例えば特開2011−127824号公報(特許文献1)参照)。
特開2011−127824号公報
ところで、上記従来の加熱調理器では、赤外線センサが加熱庫内の被加熱物の温度を検出しているとき、庫内灯が加熱庫内を照らしていると、赤外線センサによる被加熱物の温度検出に庫内灯の光や熱が影響を及ぼす。したがって、上記被加熱物の温度検出の誤差が大きくなるという問題がある。
そこで、この発明の課題は、被加熱物の温度検出の誤差を低減することができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
加熱庫と、
上記加熱庫内を照らす庫内灯と、
上記加熱庫内の空間を上側空間と下側空間に仕切る仕切部材と、
上記加熱庫の側部の上側に設けられて上記上側空間に連通する上側開口部と、
上記加熱庫の側部の下側に設けられて上記下側空間に連通する下側開口部と、
上記加熱庫の側部に上下方向に移動可能に取り付けられ、上記加熱庫内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサと、
切り替え制御部と
駆動部と
を備え、
上記切り替え制御部は、上記赤外線センサが上記加熱庫内の被加熱物の温度を検出している最中は上記庫内灯がオフになるように、上記庫内灯のオンオフの切り替えを制御し、
上記駆動部は、上記赤外線センサが上記上側開口部に対向したり、上記赤外線センサが上記下側開口部に対向したりするように、上記赤外線センサを上下方向に駆動することを特徴としている。
一実施形態の加熱調理器は、
上記赤外線センサが検出した温度に基づいて、上記加熱庫内の被加熱物の加熱仕上がりを検出する加熱仕上がり検出部を備える。
一実施形態の加熱調理器は、
上記上側開口部を開閉するための上側蓋部材と、
上記下側開口部を開閉するための下側蓋部材と
を備え、
上記赤外線センサが上記上側開口部を介して上記上側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材が上記上側開口部を開放する一方、上記下側蓋部材が上記下側開口部を閉鎖し、
上記赤外線センサが上記下側開口部を介して上記下側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材が上記上側開口部を閉鎖する一方、上記下側蓋部材が上記下側開口部を開放する。
上記実施形態によれば、上記被加熱物の温度検出の誤差を低減することができるので、目的の仕上がり温度から大きく外れるのを防ぐことができる。すなわち、上記被加熱物の加熱仕上がりの検出バラツキを抑えることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記庫内灯は、上記加熱庫の上部、側部または後部に取り付けられ、
上記赤外線センサは、上記加熱庫の上部、側部および後部のうち、上記庫内灯が取り付けられた部分に、取り付けられている。
この発明の加熱調理器は、
前側に開口を有する加熱庫と、
上記加熱庫内の空間を上側空間と下側空間に仕切る仕切部材と、
上記加熱庫の側部の上側に設けられて上記上側空間に連通する上側開口部と、
上記加熱庫の側部の下側に設けられて上記下側空間に連通する下側開口部と、
上記加熱庫の側部に上下方向に移動可能に取り付けられ、上記加熱庫内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサと、
駆動部と
を備え、
上記駆動部は、上記赤外線センサが上記上側開口部に対向したり、上記赤外線センサが上記下側開口部に対向したりするように、上記赤外線センサを上下方向に駆動することを特徴としている。
一実施形態の加熱調理器は、
上記赤外線センサが検出した温度に基づいて、上記加熱庫内の被加熱物の加熱仕上がりを検出する加熱仕上がり検出部を備える。
一実施形態の加熱調理器は、
上記上側開口部を開閉するための上側蓋部材と、
上記下側開口部を開閉するための下側蓋部材と
を備え、
上記赤外線センサが上記上側開口部を介して上記上側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材が上記上側開口部を開放する一方、上記下側蓋部材が上記下側開口部を閉鎖し、
上記赤外線センサが上記下側開口部を介して上記下側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材が上記上側開口部を閉鎖する一方、上記下側蓋部材が上記下側開口部を開放する。
この発明の加熱調理器によれば、上記切り替え制御部が庫内灯のオンオフの切り替えを制御することにより、赤外線センサによる被加熱物の温度検出が庫内灯の光や熱から受ける影響を低減できる。したがって、上記被加熱物の加熱仕上がりの検出バラツキを抑えることができる。
この発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である 上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。 上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 上記加熱調理器の給気ユニットを含む要部の構成を説明するための模式図である。 上記加熱調理器の制御ブロック図である。 上記第1実施形態の赤外線センサの温度検出領域と庫内灯の光照射領域とを説明するための模式図である。 この発明の第2実施形態の赤外線センサの温度検出領域と庫内灯の光照射領域とを説明するための模式図である。 この発明の第3実施形態の加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 上記第3実施形態のレンズホルダの概略上面図である。 この発明の第4実施形態の加熱調理器の本体ケーシングの一部を取り外した状態の斜視図である。 上記第4実施形態の加熱調理器の本体ケーシングの一部を取り外した他の状態の斜視図である。 上記第4実施形態の上側空間の温度検出を説明するための模式図である。 上記第4実施形態の下側空間の温度検出を説明するための模式図である。
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。また、図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。
上記加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口2aを有する加熱庫2と、この加熱庫2の開口2aを開閉する扉3とを備えている。
上記本体ケーシング1の上側かつ後側には、吹出口5aを有する排気ダクト5が設けられている。また、本体ケーシング1の前面の下部には露受容器6が着脱可能に取り付けられている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱庫2側の表面)や本体ケーシング1の前板55からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、給水タンク26も着脱可能に取り付けられている。
上記扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱庫2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9は、カラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。このボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14が設けられている。
上記加熱庫2内には被加熱物15が収容される。また、加熱庫2内への金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)の出し入れが可能になっている。加熱庫2の左側部2b,右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱庫2の右側部2c,左側部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
また、上記加熱調理器は、加熱庫2内の被加熱物15の温度を検出する赤外線センサ303(図4に示す)を有する赤外線センサユニット300と、加熱庫2内を照らす庫内灯401とを備えている。
上記庫内灯401は、加熱庫2の右側部2cに取付金具(図示せず)を介して取り付けられている。より詳しくは、加熱庫2の右側部2cには、庫内灯401に対向する複数のパンチング孔(図示せず)が設けられている。この複数のパンチング孔から加熱庫2内の飽和蒸気などが漏れ出ないように、耐熱性のガラス板(図示せず)が上記複数のパンチング孔を覆っている。これにより、庫内灯401の光は上記ガラス板および複数のパンチング孔を通って加熱庫2内に入るようになっている。
なお、図2の48は、加熱庫2の傾斜部2fに複数設けられた強制排気口である。この複数の強制排気口48は、排気ダンパ(図示せず)で開閉され、排気ダクト5に連通している。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。この図3では、加熱庫2を左側から見た状態が示されている。なお、図3において、図1,図2の構成部と同一構成部には、図1,図2の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26および蒸気発生装置70を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。なお、チューブポンプ25は、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプであればよい。
上記加熱庫2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱庫2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fに、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27を設けている(図2参照)。また、加熱庫2の上部2eに上吹出口28を複数設けている。また、加熱庫2の後部2dに、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている(図2参照)。なお、図3では、複数の吸込口27のうちの1個だけを示している。また、図3では、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけを示している。
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱庫2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱庫2の上側から後側に亘って設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱庫2の左右方向の幅より狭く設定されている。
上記循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱庫2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」と言う)は、複数の吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側に吹き出す。より詳しくは、循環ファン19の上側では、空気などは、循環ファン19から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。一方、循環ファン19の下側では、空気などは、循環ファン19から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。なお、上記空気などは熱媒体の一例である。
上記循環ダクト18内かつ循環ファン19の外側近傍に庫内温度センサ76(図5に示す)を配置している。この庫内温度センサ76により、加熱庫2内から吸込口27を介して吸い込まれた熱媒体の温度すなわち庫内温度を検出する。
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置され、加熱庫2の上部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
上記中ヒータ21は、環状に形成され、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱したり、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱したりする。
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置され、加熱庫2の後部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2,第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ(図示せず)によって行われる。
上記蒸気発生装置70は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器71と、その蒸気発生容器71の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部72と、蒸気発生容器71の底部71aに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ73とを有する。この蒸気発生容器71の底部71a上には給水タンク26からの水が溜まり、蒸気発生用ヒータ73が蒸気発生容器71を介して上記水を加熱する。そして、蒸気発生用ヒータ73による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱庫2内に供給される(図2参照)。なお、図3では、複数の蒸気供給口37のうちの1個だけを示している。
また、上記加熱庫2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22に送られ、上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、上記蓋部72には、一対の電極棒75a,75bから成る水位センサ75が取り付けられている。この電極棒75a,75bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器71の底部71a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置70に流したり、蒸気発生装置70内の水を給水タンク26に流したりする。
上記給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置70内と連通する。
図4は上記加熱調理器の給気ユニット100を含む構成を説明するための模式図を示している。この図4でも、図3と同様に、加熱庫2を左側方から見た状態が示されている。なお、図4において、図1〜図3の構成部と同一構成部には、図1〜図3の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記加熱庫2の傾斜部2fには、給気ダンパ51で開閉される複数の給気口50が設けられている(図2参照)。この複数の給気口50は、給気通路101を介して給気ファン54に接続されている。また、給気通路101の給気口50近傍から分岐する第1冷却通路102には冷却ダンパ52が設けられている。例えば、給気ファン54はシロッコファンからなる。
上記給気ファン54からの空気が複数の給気口50を介して加熱庫2内に供給されたとき、加熱庫2内の余剰な空気などが、自然に、自然排気口45から風通路204へ流れ出る。また、給気ファン54は、循環ファン用モータ56(図3に示す)と赤外線センサユニット300とを冷却するための冷却ファンを兼ねている。
また、上記加熱庫2の上部2eには凹部110が設けられており、赤外線センサユニット300が凹部110上に配置されている。すなわち、加熱庫2の上部2eには、赤外線センサ303が回動可能に間接的に取り付けられている。
上記赤外線センサユニット300は、図4の下側の円内で構成を模式的に示しているように、筒状の保持部材301と、略円筒状の可動部材302と、赤外線センサ用モータ304とを有している。
上記保持部材301は、軸方向が前後方向かつ水平方向と平行になるように加熱庫2の上部2eの凹部110に取り付けられている。
上記可動部材302は保持部材301内に回転可能に支持されている。この可動部材302に赤外線センサ303が取り付けられている。また、可動部材302の回転により、赤外線センサ303が回動するようになっている。
上記赤外線センサ用モータ304は、保持部材301の前側の端部に取り付けられており、可動部材302を駆動する。
また、上記赤外線センサユニット300は、赤外線センサ用モータ304により略円筒状の可動部材302を回転させることにより、加熱庫2内に向かって赤外線センサ303の検出面303aを向けると共に、赤外線センサ303の検出面303aに垂直な軸を、本体ケーシング1の左右方向かつ垂直平面に沿って所定の角度範囲(例えば20度)内で回動させる。このとき、加熱庫2内からの赤外線が凹部110の底部の開口部(図示せず)を介して赤外線センサ303の検出面303aに入射することにより、加熱庫2内の温度が検出される。
この第1実施形態では、赤外線センサ303は、縦8×横8の64領域の温度を検出するエリアセンサを用いたが、赤外線センサはこれに限らず、センサ部が直線状に並んだラインセンサでもよい。
図5は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置80を備えている。この制御装置80には、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モータ62,操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,チューブポンプ25,マグネトロン4,赤外線センサ303,赤外線センサ用モータ304,庫内灯401などが接続されている。
上記制御装置80は、操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,赤外線センサ303などからの信号に基づいて、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モータ62,チューブポンプ25,マグネトロン4,赤外線センサ用モータ304,庫内灯401などを制御する。
また、上記制御装置80は、加熱仕上がり検出部80aおよび切り替え制御部80bを有している。この加熱仕上がり検出部80aおよび切り替え制御部80bは、それぞれ、ソフトウェアで構成されている。
上記加熱仕上がり検出部80aは、赤外線センサ303が検出した温度に基づいて、加熱庫2内の被加熱物15の加熱仕上がりを検出する。すなわち、被加熱物15を十分に加熱できた状態は、加熱仕上がり検出部80aで検出できるようになっている。
上記切り替え制御部80bは、赤外線センサ303が加熱庫2内の被加熱物15の温度を検出している最中は庫内灯401がオフになるように、庫内灯401のオンオフの切り替えを制御する。また、切り替え制御部80bは、扉3が開いているときは庫内灯401がオンになるように、庫内灯401のオンオフの切り替えを制御する。
上記構成の加熱調理器によれば、図6に示すように、赤外線センサ303の温度検出領域(二点鎖線で囲む領域)は、庫内灯400の光照射領域(ハッチングをかけている領域)と重なる。このため、庫内灯400が加熱庫2内を照らしているとき、赤外線センサ303による被加熱物15の温度検出が庫内灯400の光などの影響を受けるが、赤外線センサ303による被加熱物15の温度検出中は、切り替え制御部80bによって庫内灯400がオフされる。したがって、上記温度検出が庫内灯401の光などの影響を受けないようにして、被加熱物15の温度検出の誤差を小さくすることができる。その結果、目的の仕上がり温度から大きく外れるのを防ぐことができる。すなわち、被加熱物15の加熱仕上がりの検出バラツキの抑制効果が得られる。
上記第1実施形態では、加熱仕上がり検出部80aおよび切り替え制御部80bは、それぞれ、ソフトウェアで構成されていたが、加熱仕上がり検出部80aおよび切り替え制御部80bの少なくとも一方が、ハードウェアで構成されるようにしてもよい。
上記第1実施形態では、庫内灯401として、電球、発光ダイオードなどを用いてもよい。
なお、図6では、図を簡略化するため、傾斜部2fの図示を省略し、上部2eが後部2dに直接連なるように描いている。
〔第2実施形態〕
図7は、この発明の第2実施形態の加熱調理器の作用効果を説明するための模式図である。なお、図7では、図を簡略化するため、傾斜部2fの図示を省略し、上部2eが後部2dに直接連なるように描いている。また、図7において、図6の構成部と同一構成部は、図6の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明において、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付してる。
上記加熱調理器は、赤外線センサ303が間接的に加熱庫2の右側部2cに取り付けられている点が、上記第1実施形態とは異なる。すなわち、上記加熱調理器では、赤外線センサ303が加熱庫2の右側部2cの開口部(図示せず)を介して加熱庫2内の被加熱物15の温度を検出できるようになっている。
上記構成の加熱調理器では、上記第1実施形態に比べて、赤外線センサ303の温度検出領域と庫内灯400の光照射領域の重なりが大きくなるため、赤外線センサ303による被加熱物15の温度検出が庫内灯400の光などの影響を大きく受ける可能性がある。したがって、切り替え制御部80bの制御を行うことにより、被加熱物15の加熱仕上がりの検出バラツキを抑える。
上記第2実施形態では、加熱庫2の右側部2cに赤外線センサ303および庫内灯401を間接的に取り付けていたが、加熱庫2の上部2e、左側部2bまたは後部2dに赤外線センサ303および庫内灯401を間接的に取り付けてもよい。
〔第3実施形態〕
図8は、この発明の第3実施形態の加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。なお、図8において、図2,図4の構成部と同一構成部は、図2,図4の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明において、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、赤外線センサ303が加熱庫2の上部2eの左右方向の略中央部上にレンズホルダ501を介して配置される点と、赤外線センサ303が回動していない点とが、上記第1実施形態と異なる。
上記レンズホルダ501は、加熱庫2の上部2eと赤外線センサ303との間に回転可能に設けられている。より詳しくは、図9に示すように、レンズホルダ501は、第1レンズ502と、この第1レンズ502よりも視野角が狭い第2レンズ503とを保持している。このレンズホルダ501を回転機構(図示せず)で回転させることにより、第1レンズ502が赤外線センサ303に対向したり、第2レンズ503が赤外線センサ303に対向したりするようになっている。
上記構成の加熱調理器によれば、調理トレイ91上の被加熱物の温度を検出するとき、赤外線センサ303に第1レンズ502を対向させる一方、調理トレイ92上の被加熱物の温度を検出するとき、赤外線センサ303に第2レンズ503を対向させる。これにより、不必要な領域の温度検出が行われないようにすることができる。
ところで、従来の加熱調理器において、上下2段で加熱調理を行おうとすると、加熱庫内の比較的上側に調理トレイを入れる一方、加熱庫内の比較的下側に他の調理トレイを入れることになる(例えば特開2011−127824号公報参照)。
しかしながら、上記従来の加熱調理器では、加熱庫内で2つの調理トレイを上下に配置すると、下側の調理トレイに搭載した被加熱物は上側の調理トレイで覆われてしまう。このため、上記下側の調理トレイに搭載した被加熱物の温度を赤外線センサで検出できないという問題がある。
そこで、後述する第4実施形態の加熱調理器は、上下2段で加熱調理を行うとき、加熱庫内の上側空間および下側空間の被加熱物の温度を検出することができるようにしたものである。
〔第4実施形態〕
図10は、この発明の第4実施形態の加熱調理器を後方かつ斜め下方から見た斜視図である。また、図11は、上記加熱調理器の他の状態を後方かつ斜め下方から見た斜視図である。なお、図10,図11では、上記加熱調理器から本体ケーシング1(図1に示す)の上面部および両側部を取り外した状態を示している。また、図10,図11において、図1〜図5の構成部と同一構成部には、図1〜図5の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。なお、以下の説明においても、図1〜図5の構成部と同一構成部には、図1〜図5の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記加熱調理器では、図10,図11に示すように、赤外線センサユニット300を上下方向に移動させるための赤外線センサユニット用駆動装置601を備えている。この赤外線センサユニット用駆動装置601は、加熱庫2の右側部2cに取り付けられたベース610と、このベース610の前部611a(扉3側の部分)に上下方向に移動可能に取り付けられたスライダ620と、このスライダ620とカム機構を構成するカム630と、このカム630を回転駆動するカム用モータ640とを有する。なお、カム用モータ640は駆動部の一例である。
上記カム630の周縁部の一部には、径方向外側に向かって突出するアーム部630aが設けられている。
また、上記加熱庫2の右側部2cの上側には第1開口部651Aが設けられ、調理トレイ91(図3,図4に示す)よりも上側の空間である上側空間と第1開口部651Aが互いに連通している。また、ベース610の側部610b(加熱庫2側の部分)には、第1開口部651Aと重なるように開口部652Aが設けられている。また、第1蓋611Aが自身の上端部を軸に回動可能にベース610の側部610bに取り付けられている。この第1蓋611Aはバネ(図示せず)によって閉方向に付勢されている。ここで、第1蓋611Aの前側の扉部611A−1がベース610の開口部652Aを閉じると、その扉部611A−1によって加熱庫2の第1開口部651Aが覆われる。このとき、加熱庫2内は、加熱庫2の第1開口部651Aとベース610の開口部652Aとを介して加熱庫2外と連通しない。なお、加熱庫2の第1開口部651Aは上側開口部の一例である。また、第1蓋611Aは上側蓋部材の一例である。
一方、上記加熱庫2の右側部2cの下側には第2開口部651Bが設けられ、調理トレイ91よりも下側の空間である下側空間と第2開口部651Bが互いに連通している。また、ベース610の側部610bには、第2開口部651Bと重なるように開口部652Bが設けられている。また、第2蓋611Bが自身の下端部を軸に回動可能にベース610の側部610bに取り付けられている。この第2蓋611Bはバネ(図示せず)によって閉方向に付勢されている。ここで、第2蓋611Bの前側の扉部611B−1がベース610の開口部652Bを閉じると、その扉部611B−1によって加熱庫2の第2開口部651Bが覆われる。このとき、加熱庫2内は、加熱庫2の第2開口部651Bとベース610の開口部652Bとを介して加熱庫2外と連通しない。なお、加熱庫2の第2開口部651Bは下側開口部の一例である。また、第2蓋611Bは下側蓋部材の一例である。
上記第1蓋611Aは、レバー部611A−2を後側に有している。第1蓋611Aの扉部611A−1の閉鎖時、第1蓋611Aのレバー部611A−2は、ベース610の側部610bとの間に隙間が生じるように傾斜する。この隙間に入ったカム630のアーム部630aが第1蓋611Aのレバー部611A−2と係合することにより、第1蓋611Aが開方向に回動する。
上記第2蓋611Bは、レバー部611B−2を後側に有している。第2蓋611Bの扉部611B−1の閉鎖時、レバー部611B−2は、ベース610の側部610bとの間に隙間が生じるように傾斜する。この隙間に入ったカム630のアーム部630aが第2蓋611Bのレバー部611B−2と係合することにより、第2蓋611Bが開方向に回動する。
上記スライダ620の前後方向の中央よりも前側の部分には赤外線センサユニット300が固定されている。一方、スライダ620の前後方向の中央よりも後側の部分には、前後方向に長い長孔620aが設けられている。
上記カム630のスライダ620側の端面にはピン(図示せず)が設けられている。このピンはスライダ620の長孔620aに挿通されている。これにより、カム630の回転に伴い、スライダ620が赤外線センサユニット300と共に上方向または下方向に移動する。
上記構成の加熱調理器によれば、カム用モータ640がカム630を右回転させることにより、図12に示すように、赤外線センサ303を上側に移動させて、加熱庫2の第1開口部651A(図11に示す)に赤外線センサ303を対向させることができる。したがって、赤外線センサ303は、加熱庫2の第1開口部651Aを介して、加熱庫2内の上側空間の被加熱物の温度を検出できる。
また、上記カム用モータ640がカム630を左回転させることにより、図13に示すように、赤外線センサ303を下側に移動させて、第2開口部651B(図10に示す)に赤外線センサ303を対向させることができる。したがって、赤外線センサ303は、加熱庫2の第2開口部651Bを介して、加熱庫2内の下側空間の被加熱物の温度を検出できる。
このように、上記カム630の回転を制御することにより、赤外線センサ303は、加熱庫2内の上側空間の被加熱物の温度も、加熱庫2内の下側空間の被加熱物の温度も検出できる。したがって、上下2段で加熱調理を行うとき、加熱庫2内の上側空間および下側空間の被加熱物の温度も検出できる。
また、上記赤外線センサ303が加熱庫2内の上側空間の被加熱物の温度を検出するとき、第2蓋611Bの扉部611B−1が加熱庫2の第2開口部651Bを閉鎖するので、加熱庫2内の蒸気などが加熱庫2の第2開口部651Bから漏れ出るのを抑制できる。
また、上記赤外線センサ303が加熱庫2内の下側空間の被加熱物の温度を検出するとき、第1蓋611Aの扉部611A−1が加熱庫2の第1開口部651Aを閉鎖するので、加熱庫2内の蒸気などが加熱庫2の第1開口部651Aから漏れ出るのを抑制できる。
また、上記加熱調理器は、加熱仕上がり検出部80aを有する制御装置を備えてもよい。この場合、上側空間および下側空間の被加熱物の温度も検出できるので、上側空間および下側空間の被加熱物が目的の仕上がり温度から大きく外れるのを防ぐことができる。
上記第1,第2,第4実施形態では、赤外線センサ303を有する可動部材302を搭載した加熱調理器について説明したが、赤外線センサを可動部材に取り付けずに別に搭載して、加熱庫の開口部を開閉する役割の可動部材を備えた加熱調理器にこの発明を適用してもよい。
この発明の加熱調理器では、オーブンレンジなどにおいて、過熱蒸気または飽和蒸気を用いることによって、ヘルシーな調理を行うことができる。例えば、この発明の加熱調理器では、温度が100℃以上の過熱蒸気または飽和蒸気を食品表面に供給し、食品表面に付着した過熱蒸気または飽和蒸気が凝縮して大量の凝縮潜熱を食品に与えるので、食品に熱を効率よく伝えることができる。また、凝縮水が食品表面に付着して塩分や油分が凝縮水と共に滴下することにより、食品中の塩分や油分を低減できる。さらに、加熱庫内は過熱蒸気または飽和蒸気が充満して低酸素状態となることにより、食品の酸化を抑制した調理が可能となる。ここで、低酸素状態とは、加熱庫内において酸素の体積%が10%以下(例えば0.5〜3%)である状態を指す。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第4実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の加熱調理器は、
加熱庫2と、
上記加熱庫2内を照らす庫内灯401と、
上記加熱庫2内の被加熱物15の温度を検出する赤外線センサ303と、
切り替え制御部80bと
を備え、
上記切り替え制御部80bは、上記赤外線センサ303が上記加熱庫2内の被加熱物15の温度を検出している最中は上記庫内灯401がオフになるように、上記庫内灯401のオンオフの切り替えを制御することを特徴としている。
上記構成によれば、上記切り替え制御部80bが庫内灯401のオンオフの切り替えを制御することにより、赤外線センサ303による被加熱物15の温度検出中は庫内灯401がオンにならない。したがって、上記赤外線センサ303による被加熱物15の温度検出が庫内灯401の光や熱の影響を受けるのを防ぐことができる。その結果、上記被加熱物15の温度検出の誤差を低減することができる。
一実施形態の加熱調理器は、
上記赤外線センサ303が検出した温度に基づいて、上記加熱庫2内の被加熱物15の加熱仕上がりを検出する加熱仕上がり検出部80aを備える。
上記実施形態によれば、上記被加熱物15の温度検出の誤差を低減することができるので、目的の仕上がり温度から大きく外れるのを防ぐことができる。すなわち、上記被加熱物15の加熱仕上がりの検出バラツキを抑えることができる。
一実施形態の加熱調理器では、
上記庫内灯401は、上記加熱庫2の上部、側部または後部に取り付けられ、
上記赤外線センサ303は、上記加熱庫2の上部、側部および後部のうち、上記庫内灯401が取り付けられた部分に、取り付けられている。
上記実施形態によれば、上記庫内灯401と赤外線センサ303の距離が近くなるため、赤外線センサ303の温度検出は庫内灯401の光や熱の影響を受け易くなるが、切り替え制御部80bの制御により、被加熱物15の加熱仕上がりの検出バラツキを抑えることができる。
この発明の加熱調理器は、
前側に開口2aを有する加熱庫2と、
上記加熱庫2内の空間を上側空間と下側空間に仕切る仕切部材91と、
上記加熱庫2の側部の上側に設けられて上記上側空間に連通する上側開口部651Aと、
上記加熱庫2の側部の下側に設けられて上記下側空間に連通する下側開口部651Bと、
上記加熱庫2の側部に上下方向に移動可能に取り付けられ、上記加熱庫2内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサ303と、
駆動部640と
を備え、
上記駆動部640は、上記赤外線センサ303が上記上側開口部651Aに対向したり、上記赤外線センサ303が上記下側開口部651Bに対向したりするように、上記赤外線センサ303を上下方向に駆動することを特徴としている。
上記構成によれば、上記駆動部640が赤外線センサ303を上下方向に駆動さることによって、上側開口部651Aに赤外線センサ303を対向させると、赤外線センサ303は上側開口部651Aを介して上側空間の被加熱物の温度を検出できる。一方、上記駆動部640が赤外線センサ303を上下方向に駆動さることによって、下側開口部651Bに赤外線センサ303を対向させると、赤外線センサ303は下側開口部651Bを介して下側空間の被加熱物の温度を検出できる。したがって、上下2段で加熱調理を行うとき、加熱庫2内の上側空間および下側空間の被加熱物の温度も検出できる。
一実施形態の加熱調理器は、
上記赤外線センサ303が検出した温度に基づいて、上記加熱庫2内の被加熱物の加熱仕上がりを検出する加熱仕上がり検出部80aを備える。
上記実施形態によれば、上記上側空間および下側空間の被加熱物の温度も検出できるので、上側空間および下側空間の被加熱物が目的の仕上がり温度から大きく外れるのを防ぐことができる。すなわち、上記上側空間および下側空間の被加熱物の加熱仕上がりの検出バラツキを抑えることができる。
一実施形態の加熱調理器は、
上記上側開口部651Aを開閉するための上側蓋部材611Aと、
上記下側開口部651Bを開閉するための下側蓋部材611Bと
を備え、
上記赤外線センサ303が上記上側開口部651Aを介して上記上側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材611Aが上記上側開口部651Aを開放する一方、上記下側蓋部材611Bが上記下側開口部651Bを閉鎖し、
上記赤外線センサ303が上記下側開口部651Bを介して上記下側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材611Aが上記上側開口部651Aを閉鎖する一方、上記下側蓋部材611Bが上記下側開口部651Bを開放する。
上記実施形態によれば、上記上側蓋部材611Aおよび下側蓋部材611Bの開閉動作により、加熱庫2内の蒸気などが上側開口部651Aおよび下側開口部651Bを介して漏れ出るのを抑制できる。
2 加熱庫
2a 開口
3 扉
15 被加熱物
80 制御装置
80a 加熱仕上がり検出部
80b 切り替え制御部
91,92 調理トレイ
300 赤外線センサユニット
301 保持部材
302 可動部材
303 赤外線センサ
303a 検出面
304 赤外線センサ用モータ
401 庫内灯
501 レンズホルダ
502 第1レンズ
503 第2レンズ
601 赤外線センサユニット用駆動装置
610 ベース
611A 第1蓋
611B 第2蓋
620 スライダ
620a 長孔
630 カム
640 カム用モータ
651A 第1開口部
651B 第2開口部
652A,652B 開口部

Claims (3)

  1. 加熱庫と、
    上記加熱庫内を照らす庫内灯と、
    上記加熱庫内の空間を上側空間と下側空間に仕切る仕切部材と、
    上記加熱庫の側部の上側に設けられて上記上側空間に連通する上側開口部と、
    上記加熱庫の側部の下側に設けられて上記下側空間に連通する下側開口部と、
    上記加熱庫の側部に上下方向に移動可能に取り付けられ、上記加熱庫内の被加熱物の温度を検出する赤外線センサと、
    切り替え制御部と
    駆動部と
    を備え、
    上記切り替え制御部は、上記赤外線センサが上記加熱庫内の被加熱物の温度を検出している最中は上記庫内灯がオフになるように、上記庫内灯のオンオフの切り替えを制御し、
    上記駆動部は、上記赤外線センサが上記上側開口部に対向したり、上記赤外線センサが上記下側開口部に対向したりするように、上記赤外線センサを上下方向に駆動することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記赤外線センサが検出した温度に基づいて、上記加熱庫内の被加熱物の加熱仕上がりを検出する加熱仕上がり検出部を備えることを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記上側開口部を開閉するための上側蓋部材と、
    上記下側開口部を開閉するための下側蓋部材と
    を備え、
    上記赤外線センサが上記上側開口部を介して上記上側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材が上記上側開口部を開放する一方、上記下側蓋部材が上記下側開口部を閉鎖し、
    上記赤外線センサが上記下側開口部を介して上記下側空間の被加熱物の温度を検出するとき、上記上側蓋部材が上記上側開口部を閉鎖する一方、上記下側蓋部材が上記下側開口部を開放することを特徴とする加熱調理器。
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