JP6349187B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、蒸気発生装置に供給するための水を貯える給水タンクと、加熱室の前面側と扉との間に滴下する水滴を受ける露受容器とを本体ケーシングの前面下側に配置したものがある(例えば、特開2014−52185号公報(特許文献1)参照)。
特開2014−52185号公報
ところで、上記加熱調理器では、露受容器の下側に給水タンクが配置され、給水タンクと加熱調理器本体の下側の設置面との間に何もないため、給水タンクからの漏水は、露受容器に受けることができずに、そのまま下側の設置面に漏れ出してしまうという問題がある。
そこで、この発明の課題は、給水タンクからの漏水を底板で受けることができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
被加熱物を加熱するための加熱室と、
上記加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置と、
上記蒸気発生装置に供給するための水を貯える給水タンクと、
上記加熱室の下側に配置され、矩形状の底面部とその底面部の外周を囲むように立設された周壁部を有する本体ケーシングの底板と
を備え、
上記底板の上記周壁部の前面側に、上記給水タンクが挿入可能なタンク挿入口を設け
上記底板は、上記タンク挿入口を介して挿入された状態の上記給水タンクに対向する上記底面部の領域内に設けられた第1貯水部を有することを特徴とする。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記底板内に上記タンク挿入口を介して挿入された上記給水タンクの接続口に一端が接続される給水経路を備え、
上記底板は、
上記タンク挿入口を介して挿入された状態の上記給水タンクに隣接する外側領域、かつ、上記給水タンクと上記給水経路との接続部分または上記給水経路の少なくとも一方の下側に設けられた引水凹部を有する。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記底板内に上記タンク挿入口を介して挿入された上記給水タンクを収納するタンク収納部を備え、
上記タンク収納部内の底部に第2貯水部を設けた。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記底板内に上記タンク挿入口を介して挿入された上記給水タンクを収納するタンク収納部を備え、
上記タンク収納部内の後壁面に、上記給水タンクの接続口が接続される接続部を設けると共に、
上記タンク収納部内の後壁面かつ上記接続部よりも低い位置に第3貯水部を設けた。
以上より明らかなように、この発明によれば、加熱室の下側に配置された底板の周壁部の前面側にタンク挿入口が設けられ、給水タンクが前面側からタンク挿入口を介して挿入された状態で、給水タンクの下側に底板の底面部があるので、簡単な構成で給水タンクからの漏水を底板で受けることができる加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。 図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。 図3は上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 図4は図1のIV−IV線から見た横断面図である。 図5は図1のV−V線から見た縦断面図である。 図6は上記加熱調理器の底板の上面図である。 図7は図6のVII−VII線から見た縦断面図である。 図8は上記底板を斜め下方から見た斜視図である。 図9は図1のIX−IX線から見た要部の縦断面の斜視図である。 図10は図1のIX−IX線から見た要部の縦断面図である。 図11は上記加熱調理器のタンクカバーを前面側から見た斜視図である。 図12は上記加熱調理器の給水タンクとタンクカバーの縦断面を示す斜視図である。 図13は図5のXIII−XIII線から見たタンクカバーを含む要部の縦断面を示す斜視図である。 図14はこの発明の第2実施形態の加熱調理器のタンクカバーを含む要部の断面を示す斜視図である。 図15はこの発明の第3実施形態の加熱調理器のタンクカバーを含む要部の断面を示す斜視図である。
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図を示し、図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図を示している。
この第1実施形態の加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱室2と、加熱室2の開口部2aを開閉する扉3と、被加熱物15が収容される加熱室2内にマイクロ波を供給するマグネトロン(図示せず)とを備えている。
上記本体ケーシング1の上面の後部に排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱室2側の表面)や本体ケーシング1の前板60からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、後述する給水タンク26も着脱可能に取り付けられている。
上記扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱室2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9は、カラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。このボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14が設けられている。
上記加熱室2内には被加熱物15が収容される。また、加熱室2内への金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)の出し入れが可能になっている。加熱室2の左側部2b,右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱室2の右側部2c,左側部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。この図3では、加熱室2は左側から見た状態が示されている。なお、図3において、図1,図2と同一構成部には、同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26および蒸気発生装置70を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。なお、循環ダクト18はダクトの一例である。また、循環ダンパ23はダンパの一例である。また、チューブポンプ25はポンプの一例であり、この発明はチューブポンプに限らず、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプであればよい。
上記加熱室2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱室2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fに、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27を設けている(図2参照)。また、加熱室2の上部2eに上吹出口28を複数設けている。また、加熱室2の後部2dに、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている(図2参照)。なお、第1後吹出口29は吹出口の一例である。また、吸込口27は3個だけ図3で示している。また、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけ図3で示している。
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱室2の上側から後側にわたって設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅より狭く設定されている。
上記循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱室2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」言う)は、吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側へ流される。より詳しくは、循環ファン19の上側では、空気などは、循環ファン19から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。一方、循環ファン19の下側では、空気などは、循環ファン19から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。なお、上記空気などは熱媒体の一例である。
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の上部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
上記中ヒータ21は、環状に形成され、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱したり、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱したりする。
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置され、加熱室2の後部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2,第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ(図示せず)によって行われる。
また、蒸気発生装置70は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器71と、その蒸気発生容器71の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部72と、蒸気発生容器71の底部71aに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ73とを有する。この蒸気発生容器71の底部71a上には給水タンク26からの水が溜まり、熱源の一例としての蒸気発生用ヒータ73が蒸気発生容器71を介して上記水を加熱する。そして、蒸気発生用ヒータ73による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱室2内に供給される(図2参照)。なお、図3では、蒸気供給口37は1個だけを示している。
また、上記加熱室2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22に送られ、上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、上記蓋部72には、一対の電極棒75a,75bから成る水位センサ75が取り付けられている。この電極棒75a,75bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器71の底部71a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置70に流したり、蒸気発生装置70内の水を給水タンク26に流したりする。この給排水チューブ40は、給水経路の一例である。
上記給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンク収納部の一例としてのタンクカバー43内に収容されると、連通管42の接続口42aがタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40の一端に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置70内と連通する。
上記チューブポンプ25と給水タンク26と給排水チューブ40とタンクカバー43とタンクジョイント部44で給水装置を構成している。
図4は図1のIV−IV線から見た横断面図を示しており、加熱室2よりも下側かつ底板100上に配置された各構成部を示している。図4中下方が本体ケーシング1の前面側であり、図4中上方が本体ケーシング1の後面側である。図4において、図1〜図3と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図4に示すように、本体ケーシング1の前面側に露受容器6を着脱可能に取り付けられている。この露受容器6の後面側に設けられた突起6aによって、露受容器6の装着時に露受容器検出スイッチSWをオンする。
また、本体ケーシング1の前面側かつ右側にタンクカバー43を配置している。このタンクカバー43の後面側にタンクジョイント部44を取り付けている。このタンクジョイント部44に一端が接続された給排水チューブ40の他端が、チューブポンプ25を介して蒸気発生装置70(図3に示す)に接続されている。
また、底板100のタンクジョイント部44近傍にスピーカー85を取り付けている。このスピーカー85は、スピーカー85直下の底板100に設けられた複数の穴からなる開口部86(図5,図6に示す)から音声などを出力する。
また、タンクカバー43の後面側に電源基板114を配置している。底板100の中央部分には、回転アンテナ用モータ57を取り付けている。また、底板100の中央かつ後面側にマグネトロン4を取り付けている。
さらに、底板100の左側に、冷却ファン55が内蔵されたファンケーシング115を取り付けている。このファンケーシング115内の後面側(吹出口側)に、インバータ基板113に実装された高熱部品が配置されている。さらに、インバータ基板113の後面側に、給気ファン54を有する給気ユニット400を配置している。
なお、図4において、111は底板100の左側方を覆う左底板カバーであり、112は底板100の右側方を覆う右底板カバーである。
左底板カバー111と右底板カバー112は共に、本体ケーシング1の前方側の底面に開口を有しており、図8に示すように、その開口に対応する底板100の両側壁の前方側にも開口を設けている。
上記冷却ファン55からの冷却空気の一部は、インバータ基板113の高熱部品を冷却した後、ファンケーシング115の後面側(吹出口側)から吹き出して、マグネトロン4などを冷却する。また、冷却ファン55からの冷却空気の他の一部は、タンクカバー43内に収納された給水タンク26近傍のスピーカー85の後方から前面側に流れて、耐熱温度(例えば80℃)が比較的低いスピーカー85を冷却する。
また、図5は図1のV−V線から見た縦断面図を示している。図5の左側が本体ケーシング1の前面側であり、図5の右側が本体ケーシング1の後面側である。図5において、図1〜図3と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図5に示すように、本体ケーシング1内かつ加熱室2と裏面板200との間に、排気ファン47を有する排気ユニット300を配置している。この排気ユニット300からの排気を排気ダクト5により案内して前方かつ斜め上方に吹き出す。
また、給水タンク26がタンクカバー43内に収容されている。このタンクカバー43内に収容された給水タンク26の前面側かつ上側に露受容器6の一部が延在している。
また、加熱室2の底トレイ90の下側に回転アンテナ58を配置している。この回転アンテナ58は、回転アンテナ用モータ57(図4に示す)により回転駆動されて、マグネトロン4(図4に示す)からのマイクロ波を攪拌する。
図6は上記加熱調理器の底板100の上面図を示して、図7は図6のVII−VII線から見た縦断面図を示し、図8は上記底板100を斜め下方から見た斜視図を示している。なお、図6,図7では、底板100の左側に左底板カバー111が取り付けられ、底板100の右側に右底板カバー112が取り付けられている。図6において、108は底板100にねじ止めされた蓋である。
底板100は、図6〜図8に示すように、長方形状の底面部101と、その底面部101の外周を囲むように立設された周壁部102とを有する。また、底板100の周壁部102の前面側の中央に対して右側の領域に、長方形状のタンク挿入口103を設けている(図8参照)。このタンク挿入口103に、前面側から後面側に向かって給水タンク26(図5に示す)が挿入される。
上記底板100は、1枚の板金からプレス機械を用いた絞り加工によって成形されている(中央の蓋108を除く)。
上記底板100内に、タンク挿入口103を介して挿入された状態の給水タンク26に対向する底面部101の領域に凹部104を設けている。給水タンク26(図5に示す)に隣接する外側領域、かつ、給水タンク26と給水経路である給排水チューブ40(図3に示す)の接続部分または給排水チューブ40の下側に引水凹部A,Bを設けている。この引水凹部Aは、凹部104の左側壁106とタンクカバー43との間の領域に設けられ、引水凹部Bは、凹部104の後側壁107とタンクカバー43との間の領域に設けられている。
図9は図1のIV−IV線から見た縦断面の斜視図を示しており、図1〜図5と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図9に示すように、加熱室2の開口部2aの周囲に設けられた前板60の下側に左右方向の略全体に亘って収納部80を設けている。この収納部80は、露受容器6の後面側の一部が収納されるように、前板60の下側前面よりも後面側に凹んでいる(図10参照)。
上記露受容器6が本体ケーシング1(図1に示す)の下側に取り付けられ、露受容器6の後面側の一部が収納部80に収納された状態において、露受容器6の下側に給水タンク26がタンクカバー43内に収容されている。この給水タンク26の連通管42をタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40(図3に示す)に接続している。
また、図10は図1のIV−IV線から見た断面図を示している。図10において、図9と同一の構成部には同一参照番号を付している。
また、図11は上記加熱調理器のタンクカバー43を前面側から見た斜視図を示している。図11に示すように、タンクカバー43内の底部に凹状の第2貯水部43aを設けている。図11において、130は給水タンク26(図10に示す)の着脱を検出する給水タンク検出スイッチ(図示せず)をオンオフするためのレバーである。
また、図12は上記タンクカバー43内に給水タンク26が収納された状態の縦断面を示す斜視図を示している。図12に示すように、給水タンク26の給水タンク本体41の下側にタンクカバー43の第2貯水部43aが位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収納された状態で、給水タンク26の連通管42がタンクジョイント部44に接続される。また、給水タンク26の後面(連通管42側)とタンクカバー43内の後壁面との間に隙間を設けて、給水タンク26とタンクジョイント部44の接続部分から漏れ出た漏水がタンクカバー43内の底部に流れ落ちる水経路を形成している。
なお、図13は図5のXIII−XIII線から見たタンクカバー43を含む要部の縦断面を示す斜視図を示しており、図1〜図5と同一の構成部には同一参照番号を付している。
図13に示すように、タンクカバー43内の後壁面に、図12に示す給水タンク26の連通管42の先端が挿入されるタンクジョイント部44の接続部である接続穴45を設けている。タンクカバー43内の後壁面かつタンクジョイント部44の接続穴45よりも下側に、左右方向に間隔をあけて後面側に凹んだ凹部43b,43cを設けている。この凹部43b,43cで第3貯水部を構成している。
上記第1実施形態では、底板100にタンクカバー43を取り付けたが、タンクカバーは加熱室2の下側に取付部材などを用いて取り付けてもよい。
上記構成の加熱調理器によれば、加熱室2の下側に配置された底板100の周壁部102の前面側にタンク挿入口103が設けられ、給水タンク26が前面側からタンク挿入口103を介して挿入されることによって、給水タンク26の下側にある底板100の底面部101で、給水タンク26からの漏水を受けることができる。
また、上記底板100内にタンク挿入口103を介して挿入された状態の給水タンク26に隣接する外側領域(この実施形態ではタンクカバー43の外側領域)、かつ、給水タンク26と給排水チューブ40(給水経路)との接続部分および給排水チューブ40の一部の下側に設けられた底板100の引水凹部A,Bよって、他の箇所に比べて漏水の可能性が高い給水タンク26と給排水チューブ40との接続部分および給排水チューブ40の一部から漏れた水を確実に受けることができる。この引水凹部A,Bが底板100の第1貯水部105に漏水を案内する。
また、上記タンク挿入口103を介して挿入された状態の給水タンク26に対向する底板100の底面部101の領域に設けた第1貯水部105によって、給水タンク26から下方に流れ出た漏水を貯めることができる。
また、上記底板100のタンク挿入口103から挿入された給水タンク26をタンクカバー43(タンク収納部)に収納する。このタンクカバー43内の底部に設けた第2貯水部43aによって、給水タンク26からタンクカバー43内に漏れ出た漏水を貯めることができる。
このタンクカバー43内の第2貯水部43aに貯まった漏水は、自然乾燥させるか、または、ユーザーが拭き取る。
また、上記底板100のタンク挿入口103から挿入された給水タンク26をタンクカバー43に収納する。このタンクカバー43内の後壁面かつタンクジョイント部44の接続穴45(接続部)よりも低い位置に設けた凹部43b,43c(第3貯水部)によって、給水タンク26とタンクジョイント部44の接続部分からタンクカバー43内に漏れ出た漏水を貯めることができる。ここで、タンクカバー43内の後壁面には、凹部43b,43cの上端間を連結する段差を設けることによって、タンクジョイント部44の接続穴45から漏れ出た水を凹部43b,43cに案内している。
〔第2実施形態〕
図14はこの発明の第2実施形態の加熱調理器のタンクカバー143を含む要部の断面を示す斜視図を示している。この第2実施形態のタンクカバー143は、第3貯水部を除いて第1実施形態のタンクカバー43と同一の構成をしている。
この第2実施形態のタンクカバー143(タンク収納部)は、図14に示すように、タンクカバー143内の後壁面かつタンクジョイント部44(図12に示す)の接続穴45よりも低い位置に、後面側に凹んだ凹部143bを設けている。この凹部143bは、第3貯水部の一例であり、タンクジョイント部44の接続穴45の直下に設けられている。
この第3貯水部である凹部143bによって、タンクカバー143内の連通管42とタンクジョイント部44との接続部分から漏れた少量の水を第2貯水部143aよりも先に確実に受けて貯めることができる。
この第2実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
図15はこの発明の第3実施形態の加熱調理器のタンクカバー243を含む要部の断面を示す斜視図を示している。この第3実施形態のタンクカバー243は、第3貯水部を除いて第2実施形態のタンクカバー143と同一の構成をしている。
この第3実施形態のタンクカバー243(タンク収納部)は、図15に示すように、タンクカバー243内の後壁面かつタンクジョイント部44(図12に示す)の接続穴45よりも低い位置に、後面側に凹んだ凹部243bを設けている。
この凹部243bは、第3貯水部の一例であり、第2実施形態のタンクカバー143の凹部143bよりも幅が広くなっている。この第3貯水部である凹部243bによって、タンクカバー243内の連通管42とタンクジョイント部44との接続部分から漏れた少量の水を第2貯水部243aよりも先に確実に受けて貯めることができ、幅広の凹部243bにより第2実施形態よりも漏水をより多く保持できる。
この第3実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
上記第1〜第3実施形態では、給水タンク26を収納するタンク収納部としてのタンクカバー43,143,243を備えた加熱調理器について説明したが、タンク収納部はなくともよく、給水タンクが底板内に収納される構成であればよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の加熱調理器は、
被加熱物を加熱するための加熱室2と、
上記加熱室2に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置70と、
上記蒸気発生装置70に供給するための水を貯える給水タンク26と、
上記加熱室2の下側に配置され、矩形状の底面部101とその底面部101の外周を囲むように立設された周壁部102を有する底板100と
を備え、
上記底板100の上記周壁部102の前面側に、上記給水タンク26が挿入可能なタンク挿入口103を設けたことを特徴とする。
上記構成によれば、加熱室2の下側に配置された底板100の周壁部102の前面側にタンク挿入口103が設けられ、給水タンク26が前面側からタンク挿入口103を介して底板100内に挿入されることによって、給水タンク26の下側にある底板100の底面部101で、給水タンク26からの漏水を受けることができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記底板100内に上記タンク挿入口103を介して挿入された上記給水タンク26の接続口42aに一端が接続される給水経路40を備え、
上記底板100は、
上記タンク挿入口103を介して挿入された状態の上記給水タンク26に隣接する外側領域、かつ、上記給水タンク26と上記給水経路40との接続部分または上記給水経路40の少なくとも一方の下側に設けられた引水凹部A,Bを有する。
上記実施形態によれば、底板100内にタンク挿入口103を介して挿入された状態の給水タンク26に隣接する外側領域、かつ、給水タンク26と給水経路40との接続部分または給水経路40の少なくとも一方の下側に設けられた底板100の引水凹部A,Bによって、他の箇所よりも漏水の可能性が高い給水タンク26と給水経路40との接続部分(または給水経路40)から漏れた水を確実に受けることができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記底板100は、
上記タンク挿入口103を介して挿入された状態の上記給水タンク26に対向する上記底面部101の領域内に設けられた第1貯水部105を有する。
上記実施形態によれば、タンク挿入口103を介して挿入された状態の給水タンク26に対向する底板100の底面部101の領域に第1貯水部105を設けることによって、給水タンク26から下方に流れ出た漏水を貯めることができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記底板100内に上記タンク挿入口103を介して挿入された上記給水タンク26を収納するタンク収納部43,143,243を備え、
上記タンク収納部43,143,243内の底部に第2貯水部43a,143a,243aを設けた。
上記実施形態によれば、底板100のタンク挿入口103から挿入された給水タンク26をタンク収納部43,143,243に収納する。このタンク収納部43,143,243内の底部に設けた第2貯水部43a,143a,243aによって、給水タンク26からタンク収納部43,143,243内に漏れ出た漏水を貯めることができる。この第2貯水部43a,143a,243aに貯まった漏水は、自然乾燥させてもよいし、ユーザーが拭き取ってもよい。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記底板100内に上記タンク挿入口103を介して挿入された上記給水タンク26を収納するタンク収納部43,143,243を備え、
上記タンク収納部43,143,243内の後壁面に、上記給水タンク26の接続口42aが接続される接続部45を設けると共に、
上記タンク収納部43,143,243内の後壁面かつ上記接続部45よりも低い位置に第3貯水部43b,43c,143b,243bを設けた。
上記実施形態によれば、底板100のタンク挿入口103から挿入された給水タンク26をタンク収納部43,143,243に収納する。このタンク収納部43,143,243内の後壁面かつ接続部45よりも低い位置に設けた第3貯水部43b,43c,143b,243bによって、給水タンク26からタンク収納部43,143,243内に漏れ出た漏水を貯めることができる。
1…本体ケーシング
2…加熱室
2a…開口部
3…扉
4…マグネトロン
5…排気ダクト
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部
11…ボタン群
12…取り消しキー
13…スタートキー
14…赤外線受光部
15…被加熱物
16A,16B…上棚受け
17A,17B…下棚受け
18…循環ダクト
19…循環ファン
20…上ヒータ
21…中ヒータ
22…下ヒータ
23…循環ダンパ
25…チューブポンプ
26…給水タンク
27…吸込口
28…上吹出口
29…第1後吹出口
30…第2後吹出口
31…第3後吹出口
35…蒸気チューブ
36…蒸気管
37…蒸気供給口
40…給排水チューブ
41…給水タンク本体
42…連通管
42a…接続口
43,143,243…タンクカバー
43a,143a,243a…第2貯水部
43b,43c, 143b,243b…凹部
44…タンクジョイント部
45…接続穴
48…強制排気口
50…給気口
54…給気ファン
55…冷却ファン
56…循環ファン用モータ
57…回転アンテナ用モータ
58…回転アンテナ
60…前板
70…蒸気発生装置
71…蒸気発生容器
71a…底部
72…蓋部
73…蒸気発生用ヒータ
75…水位センサ
75a,75b…電極棒
80…収納部
85…スピーカー
90…底トレイ
91,92…調理トレイ
100…底板
101…底部
102…周壁部
103…タンク挿入口
104…凹部
105…第1貯水部
106…左側壁
107…後側壁
108…蓋
111…左底板カバー
112…右底板カバー
113…インバータ基板
114…電源基板
115…ファンケーシング
130…レバー
200…裏面板
300…排気ユニット
400…給気ユニット
A,B…引水凹部
SW…露受容器検出スイッチ

Claims (4)

  1. 被加熱物を加熱するための加熱室と、
    上記加熱室に供給する蒸気を発生する蒸気発生装置と、
    上記蒸気発生装置に供給するための水を貯える給水タンクと、
    上記加熱室の下側に配置され、矩形状の底面部とその底面部の外周を囲むように立設された周壁部を有する本体ケーシングの底板と
    を備え、
    上記底板の上記周壁部の前面側に、上記給水タンクが挿入可能なタンク挿入口を設け
    上記底板は、上記タンク挿入口を介して挿入された状態の上記給水タンクに対向する上記底面部の領域内に設けられた第1貯水部を有することを特徴とする加熱調理器。
  2. 請求項1に記載の加熱調理器において、
    上記底板内に上記タンク挿入口を介して挿入された上記給水タンクの接続口に一端が接続される給水経路を備え、
    上記底板は、
    上記タンク挿入口を介して挿入された状態の上記給水タンクに隣接する外側領域、かつ、上記給水タンクと上記給水経路との接続部分または上記給水経路の少なくとも一方の下側に設けられた引水凹部を有することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記底板内に上記タンク挿入口を介して挿入された上記給水タンクを収納するタンク収納部を備え、
    上記タンク収納部内の底部に第2貯水部を設けたことを特徴とする加熱調理器。
  4. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記底板内に上記タンク挿入口を介して挿入された上記給水タンクを収納するタンク収納部を備え、
    上記タンク収納部内の後壁面に、上記給水タンクの接続口が接続される接続部を設けると共に、
    上記タンク収納部内の後壁面かつ上記接続部よりも低い位置に第3貯水部を設けたことを特徴とする加熱調理器。
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