JP6496627B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

この発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、スチーム調理の終了後に、ファンを駆動させて加熱庫内に空気を送風することにより加熱庫内を乾燥させるものがある(例えば、特開2011−94831号公報(特許文献1)参照)。
上記加熱調理器では、調理終了後の加熱庫内に残留する水滴を乾燥させるときに、加熱庫の扉を開いた状態にして、加熱庫の前面の開口部から外部の乾燥した空気がファンにより加熱庫の後壁面の吸込口に吸い込まれ、再び加熱庫の後壁面の吹出口から吹き出した後、外部に放出されることによって加熱庫内を乾燥している。
特開2011−94831号公報
しかしながら、上記加熱調理器では、熱源を用いることなく、外部からの空気を加熱庫内に供給することにより庫内を乾燥させるため、乾燥時間がばらついたり乾燥に時間がかかったりするという問題や、確実な乾燥ができないという問題がある。
また、上記加熱調理器では、加熱庫内を乾燥するときに扉を開けたままの状態にしなければならないので、開いた扉が邪魔になったり人がぶつかったりする恐れがある。さらに、上記加熱調理器では、乾燥が終了したらユーザーが扉を閉めなければならないという煩わしさがある。
そこで、この発明の課題は、扉を閉めた状態で加熱庫内を短時間で確実に乾燥させることができる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の加熱調理器は、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に設けられた加熱庫と、
上記加熱庫内を加熱するためのヒータと、
上記加熱庫内の空気を上記本体ケーシングの外部に排出するためのファンと、
上記ヒータと上記ファンを制御する制御装置と
を備え、
上記制御装置は、上記ヒータと上記ファンを動作させて上記加熱庫内を乾燥する乾燥モード運転を行い、
上記乾燥モード運転は、上記ヒータと上記ファンを動作させる乾燥工程と、上記ファンを動作させる冷却工程から成り、
上記乾燥工程を実行する時間と上記冷却工程を実行する時間の合計を所定の時間に設定し、上記乾燥工程は、上記加熱庫内の温度または上記加熱庫内の湿度の少なくとも一方に基づいて終了し、上記冷却工程は、上記所定の時間から上記乾燥工程が行われた時間を除いた時間だけ実行することを特徴とする。
また、この発明の加熱調理器では、
本体ケーシングと、
上記本体ケーシング内に設けられた加熱庫と、
上記加熱庫内を加熱するためのヒータと、
上記加熱庫内の空気を上記本体ケーシングの外部に排出するためのファンと、
上記ヒータと上記ファンを制御する制御装置と、
タッチパネル式の表示部
を備え、
上記制御装置は、
蒸気を用いた加熱調理後に上記加熱庫の扉の開閉を検出したとき、上記ヒータと上記ファンを動作させて上記加熱庫内を乾燥する乾燥モード運転を開始させるための操作ボタンを上記表示部に表示することを特徴とする
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記制御装置は、蒸気を用いた加熱調理後に上記加熱庫の扉の開閉を検出したとき、上記扉が閉められた状態で上記乾燥モード運転を開始する。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱庫内の空気を上記ヒータを介して循環させるための循環経路を備え、
上記ファンは、上記加熱庫内の空気を循環経路を介して循環させる循環ファンと、上記加熱庫内の空気を外部に排出する排気ファンまたは上記加熱庫内に外気を供給する給気ファンの少なくとも一方を含む。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記制御装置は、上記乾燥モード運転において上記ヒータをオフにした後、上記加熱庫内の温度または上記加熱庫内の湿度の少なくとも一方に基づいて、上記乾燥モード運転を終了する。
以上より明らかなように、この発明によれば、ヒータとファンを動作させて加熱庫内を乾燥する乾燥モード運転を行うことによって、扉を閉めた状態で加熱庫内を短時間で確実に乾燥させることができる加熱調理器を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図である。 図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図である。 図3は上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 図4は上記加熱調理器の給気ユニットを含む要部の構成を説明するための模式図である。 図5は上記加熱調理器の排気ユニットを含む要部の構成を説明するための模式図である。 図6は上記加熱調理器の制御ブロック図である。 図7は上記加熱調理器の乾燥モード運転の動作を説明するためのフローチャートである。 図8は図7に続くフローチャートである。 図9はこの発明の第2実施形態の加熱調理器の乾燥モード運転の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、この発明の加熱調理器を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図を示し、図2は上記加熱調理器の扉開放時の概略正面図を示している。
この第1実施形態の加熱調理器は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱庫2と、加熱庫2の開口部2aを開閉する扉3とを備えている。
上記本体ケーシング1の上側かつ後側に、吹出口5aを有する排気ダクト5を設けている。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱庫2側の表面)や本体ケーシング1の前板55からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、給水タンク26も着脱可能に取り付けられている。
上記扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱庫2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9は、タッチパネル式のカラー液晶表示部10およびボタン群11を有している。このボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13とを含んでいる。また、操作パネル9には、スマートフォンなどからの赤外線を受ける赤外線受光部14が設けられている。
上記加熱庫2内には被加熱物15が収容される。また、加熱庫2内への金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)の出し入れが可能になっている。加熱庫2の左側部2b,右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱庫2の右側部2c,左側部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
図3は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。この図3では、加熱庫2を左側から見た状態が示されている。なお、図3において、図1,図2と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、循環経路の一例としての循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26および蒸気発生装置70を備えている。この上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。なお、チューブポンプ25はポンプの一例であり、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプであればよい。
上記加熱庫2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱庫2の後部2dと連なっている。この傾斜部2fに、循環ファン19と対向するように複数の吸込口27を設けている(図2参照)。また、加熱庫2の上部2eに上吹出口28を複数設けている。また、加熱庫2の後部2dに、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31を、それぞれ、複数設けている(図2参照)。なお、図3では、複数の吸込口27のうちの1個だけを示している。また、図3では、第1後吹出口29、第2後吹出口30および第3後吹出口31は各1個だけを示している。
上記循環ダクト18は、吸込口27、上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜31を介して加熱庫2内と連通している。この循環ダクト18は、加熱庫2の上側から後側に亘って設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱庫2の左右方向の幅より狭く設定されている。
上記循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱庫2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気など」と言う)は、複数の吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側に吹き出す。より詳しくは、循環ファン19の上側では、空気などは、循環ファン19から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。一方、循環ファン19の下側では、空気などは、循環ファン19から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。なお、上記空気などは熱媒体の一例である。
上記上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置され、加熱庫2の上部2eに対向している。この上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
上記中ヒータ21は、環状に形成され、循環ファン19を取り囲んでいる。この中ヒータ21は、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱したり、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱したりする。
上記下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置され、加熱庫2の後部2dに対向している。この下ヒータ22は、第2,第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。この循環ダンパ23の回動は循環ダンパ用モータ59(図6に示す)によって行われる。
また、蒸気発生装置70は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器71と、その蒸気発生容器71の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部72と、蒸気発生容器71の底部71aに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ73とを有する。この蒸気発生容器71の底部71a上には給水タンク26からの水が溜まり、熱源の一例としての蒸気発生用ヒータ73が蒸気発生容器71を介して上記水を加熱する。そして、蒸気発生用ヒータ73による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱庫2内に供給される(図2参照)。なお、図3では、複数の蒸気供給口37のうちの1個だけを示している。
また、上記加熱庫2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22に送られ、上ヒータ20、中ヒータ21および下ヒータ22で加熱することにより、100℃以上の過熱蒸気となる。
また、上記蓋部72には、一対の電極棒75a,75bから成る水位センサ75が取り付けられている。この電極棒75a,75bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器71の底部71a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置70に流したり、蒸気発生装置70内の水を給水タンク26に流したりする。この給排水チューブ40は、給水経路の一例である。
上記給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置70内と連通する。
上記チューブポンプ25と給水タンク26と給排水チューブ40とタンクカバー43とタンクジョイント部44で給水装置を構成している。
図4は上記加熱調理器の給気ユニット100を含む構成を説明するための模式図を示している。この図4でも、図3と同様に、加熱庫2を右側方から見た状態が示されている。なお、図4において、図3と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
また、上記加熱庫2の傾斜部2fに、給気ダンパ51で開閉される複数の給気口50を設けている(図2参照)。この複数の給気口50と給気ファン54を給気通路101を介して接続している。また、給気通路101の給気口50近傍から分岐する第1冷却通路102に冷却ダンパ52を設けている。例えば、給気ファン54はシロッコファンからなる。
また、上記加熱庫2の上部2eに設けられた凹部310に赤外線センサユニット300を配置している。
上記給気ファン54は、循環ファン用モータ56(図3に示す)と赤外線センサユニット300を冷却するための冷却ファンを兼ねている。上記給気ダンパ51と冷却ダンパ52で切換機構を構成している。この切換機構では、制御装置80(図6に示す)によって、給気ダンパ51と冷却ダンパ52の夫々の開度を制御できる。
図4の下側の円部分に赤外線センサユニット300の構成を示す模式図を示している。上記赤外線センサユニット300は、図4に示すように、加熱庫2の上部2eに設けられた凹部310に軸方向が前後方向かつ水平方向に取り付けられた筒状ハウジング301と、その筒状ハウジング301内に回動可能に支持された円筒状のセンサ保持部302と、そのセンサ保持部302に保持された赤外線センサ303と、筒状ハウジング301の前面側の一端に取り付けられ、センサ保持部302を駆動する赤外線センサ用モータ304とを有する。この実施形態では、赤外線センサ303は、縦8×横8の64領域の温度を検出するエリアセンサを用いたが、赤外線センサはこれに限らず、センサ部が直線状に並んだラインセンサでもよい。
なお、赤外線センサユニット300の下側に断熱材を設けてもよい。この場合、断熱材のないときよりも10℃〜15℃温度を低下させることができる。
この赤外線センサユニット300は、赤外線センサ用モータ304により円筒状のセンサ保持部302を回動させることにより、加熱庫2内に向かって赤外線センサ303の検出面を向けると共に、赤外線センサ303の検出面に垂直な軸を、本体ケーシング1の左右方向かつ垂直平面に沿って所定の角度範囲(例えば20度)内で回動させる。
図4では、給気ダンパ51が開いた状態で給気ファン54からの空気が複数の給気口50を介して加熱庫2内に供給される。このとき、冷却ダンパ52により第1冷却通路102を閉じている。また、加熱庫2内の余剰な空気などが、自然に、自然排気口45から第4風通路204へ流れ出る。
また、図5は、上記加熱調理器の排気ユニット200を含む構成を説明するための模式図を示している。この図5でも、図3と同様に、加熱庫2を右側方から見た状態が示されている。なお、図5において、201は第1風通路、202は第2風通路、203は第3風通路、207は希釈エリア部である。
上記加熱庫2の後部2dの下端部に自然排気口45を設けている(図2参照)。この自然排気口45は、排気ユニット200の第4風通路204などを介して排気ダクト5に連通している。加熱庫2内の空気などが余剰になると、その余剰な空気などが、自然排気口45から第4風通路204へ自然に流れ出る。また、排気ファン47からの吹出空気の一部を、第3風通路203を介して本体ケーシング1(図1に示す)内の前面側に供給する。
また、上記加熱庫2の傾斜部2fに、排気ダンパ49で開閉される複数の強制排気口48を設けている(図2参照)。この強制排気口48は、排気ユニット200を介して排気ダクト5に連通している。
また、上記排気ユニット200に湿度センサ53を取り付けている。この湿度センサ53は、第2風通路202を流れる排気に含まれる蒸気の量を示す信号を制御装置80(図6に示す)へ送出する。
なお、蒸し調理の場合は、赤外線センサユニット300の赤外線センサ303を加熱庫2とは反対の方向に向くように、180度反転させることによって、加熱庫2からの湿気の対策をしている。図示しないが、赤外線センサ303から加熱庫2内を除く窓部が設けられており、この窓部の縁はシールされている。
図6は上記加熱調理器の制御ブロック図を示している。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる制御装置80を備えている。この制御装置80には、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モータ62,操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,チューブポンプ25,マグネトロン4,赤外線センサ303,赤外線センサ用モータ304などが接続されている。
上記制御装置80は、操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,赤外線センサ303などからの信号に基づいて、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モータ62,チューブポンプ25,マグネトロン4,赤外線センサ用モータ304などを制御する。
上記制御装置80は、乾燥モード運転を行うか否かをユーザーに選択させる乾燥モード運転選択部80aと、タイマ80bを有する。
図7,図8は上記加熱調理器の乾燥モード運転の動作を説明するためのフローチャートである。この乾燥モード運転は、蒸し調理などの蒸気を用いた加熱調理後に、加熱庫2内の残留水をヒータ加熱により蒸発させて外部に排気することによって、加熱庫2内を乾燥させて、庫内を衛生的に保つようにするものである。
まず、乾燥モード運転の処理がスタートすると、ステップS1でタイマ80b(図6に示す)の計時をスタートさせる。
次に、ステップS2に進み、乾燥モード運転のうちの乾燥工程を以下の条件で行う。
上ヒータ20,中ヒータ21:オン
下ヒータ22:オフ
循環ファン19:オン
排気ファン47:オン
給気ファン54:オン
冷却ファン :オン
排気ダンパ49:開
給気ダンパ51:1/2開
循環ダンパ23:閉
このとき、循環ファン19により加熱庫2内の熱媒体は、複数の吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、上ヒータ20,中ヒータ21により加熱された後、上吹出口28と第2後吹出口30,第3後吹出口31(図3に示す)から吹き出す。
この乾燥工程において、循環ファン19は、2分間の左回転と1分間の右回転を交互に繰り返す。これにより、加熱庫2内の左右の温度ばらつきをなくすことによってより均一に乾燥を行うことができる。
また、加熱庫2の後部2dの上側の第1後吹出口29(図3に示す)が循環ダンパ23により閉じられて、下側の第2後吹出口30,第3後吹出口31(図3に示す)から熱風が吹き出すことにより、加熱庫2内全体に熱風を行き渡らせることができ、均一な乾燥ができる。
また、上記冷却ファン(図示せず)は、加熱庫2の下側に配置されており、電装品部などを冷却する冷却風を吹き出すものである。
なお、この第1実施形態では、乾燥モード運転において、上ヒータ20と中ヒータ21をオンし、下ヒータ22をオフにしたが、ヒータ20と中ヒータ21および下ヒータ22の全てをオンしてもよく、ヒータ20と中ヒータ21および下ヒータ22のうちの少なくとも1つをオンしてもよい。
次に、ステップS3に進み、庫内温度センサ76により庫内温度Tを検出する。
次に、ステップS4に進み、庫内温度Tが判定温度T1(この実施形態では250℃)以上であると判定すると、図8に示すステップS11に進む一方、庫内温度Tが判定温度T1未満であると判定すると、ステップS5に進む。
次に、ステップS5でタイマ80bの計時時間tが判定時間t1(この実施形態では15分)未満であると判定すると、ステップS3に戻る一方、タイマ80bの計時時間tが判定時間t1以上であると判定すると、図8に示すステップS11の冷却工程に進む。
次に、図8に示すステップS11において、乾燥モード運転のうちの冷却工程を以下の条件で行う。
上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22:オフ
循環ファン19:オン
排気ファン47:オン
給気ファン54:オン
冷却ファン :オン
排気ダンパ49:開
給気ダンパ51:1/2開
循環ダンパ23:閉
すなわち、この冷却工程は、上ヒータ20,中ヒータ21,下ヒータ22をオフしている点が乾燥工程と相違する。
次に、ステップS12に進み、タイマ80bの計時時間tが判定時間t2(この実施形態では25分)以上であると判定すると、この処理を終了する。これにより、庫内温度をできるだけ下げて(例えば110℃以下)、乾燥モード運転を終了することにより、やけどや次の加熱調理が可能になる。
なお、上記乾燥モード運転において、給気ダンパ51を1/2開すなわち給気ダンパ51の開度を50%にするのは、図4に示す冷却ダンパ52を開いて、給気ファン54からの空気の一部が、給気通路101と第1冷却通路102を介して循環ファン用モータ56(図3に示す)に供給されるようにして、循環ファン用モータ56を冷却するためである。
上記構成の加熱調理器によれば、制御装置80によって、上ヒータ20,中ヒータ21をオンすると共に循環ファン19,排気ファン47,給気ファン54および冷却ファンを動作させて、加熱庫2内を乾燥する乾燥モード運転を行うことによって、扉3を閉めた状態で加熱庫2内に残った水分をヒータ加熱により蒸発させて、排気ユニット200と排気ダクト5を介して外部に排出することができ、短時間で確実に加熱庫2内を乾燥させることができる。これにより、ユーザーの手を煩わせることなく、加熱庫2内の水分を除去でき、庫内を衛生的に保つことができる。
また、上記乾燥モード運転の開始後、乾燥が確実に終了したかどうかを加熱庫2内の庫内温度Tにより正確に判定することが可能であるので、加熱庫2内の庫内温度Tに基づいて、乾燥が確実に終了したタイミングで制御装置80によって上ヒータ20,中ヒータ21をオフすることができる。したがって、加熱庫2内の乾燥が完了している状態で上ヒータ20,中ヒータ21をオンしたままにすることがなく、消費電力を低減できる。
上記乾燥モード運転毎の時間が変化してばらつくことがなく、乾燥工程と冷却工程を行う乾燥モード運転が上記判定時間t2(この実施形態では25分)で必ず終了するので、ユーザーが戸惑うことがなく、利便性が向上する。
なお、湿度センサ53により検出された排気ユニット200内の湿度(加熱庫2内の湿度に相当)に基づいて、乾燥モード運転の開始後、乾燥が終了したかどうかを判定してもよいし、加熱庫2内の庫内温度Tおよび湿度に基づいて、乾燥が終了したかどうかを判定してもよい。
また、蒸し調理などの蒸気を用いた加熱調理後に加熱庫2の扉3の開閉を検出したときは、加熱庫2内に残留水があるので、制御装置80の乾燥モード運転選択部80aによって、乾燥モード運転を開始させるための操作ボタンを表示部10に表示する。より具体的には、カラー液晶表示部10に乾燥モード運転を行うことを勧める表示をしたり、その表示と共に音声で知らせたりして、乾燥モード運転をスタートさせる操作ボタンをタッチパネル式のカラー液晶表示部10に表示する。これにより、加熱庫2内に残留水があるときは、ユーザーに乾燥モード運転の実行を促すことができ、乾燥モード運転を容易にスタートでき、乾燥忘れを防ぐことができる。
なお、蒸気を用いた加熱調理後に加熱庫2の扉3の開閉を検出したとき、制御装置80の乾燥モード運転選択部80aによって、扉3が閉められた状態で自動的に乾燥モード運転を開始するようにしてもよい。これにより、加熱庫2内に残留水があるときは、ユーザーを煩わせることなく、確実に乾燥モード運転を実行することができる。
また、上記上ヒータ20,中ヒータ21をオンすると共に循環ファン19,排気ファン47,給気ファン54および冷却ファンを動作させて、加熱庫2内を乾燥する乾燥モード運転を行うとき、循環ファン19により加熱庫2内の空気を循環ダクト18(循環経路)を介して循環させることによって、加熱庫2内の空気を上ヒータ20,中ヒータ21で加熱しながら循環させて加熱庫2内の空気を撹拌させることにより加熱庫2内を均一に乾燥させることができる。
なお、上記第1実施形態では、乾燥モード運転において、循環ファン19,排気ファン47,給気ファン54および冷却ファンの回転数を一定としたが、制御装置80により循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58を制御することにより、循環ファン19,排気ファン47,給気ファン54のうちの少なくも1つの回転数を、庫内温度Tや計時時間tなどに応じて制御してもよい。
また、上記第1実施形態では、乾燥モード運転において、循環ファン19,排気ファン47,給気ファン54および冷却ファンを動作させたが、乾燥モード運転時に動作させるファンとしては、循環ファン19と、排気ファン47または給気ファン54の少なくとも一方を動作させればよく、これにより、循環ファン19による撹拌と同時に加熱庫2内の空気を外部に排気できる。
〔第2実施形態〕
図9はこの発明の第2実施形態の加熱調理器の乾燥モード運転の動作を説明するためのフローチャートを示している。この発明の第2実施形態の加熱調理器は、制御装置80の動作を除いて第1実施形態の加熱調理器と同様の構成をしており、図1〜図6を援用する。
この第2実施形態の加熱調理器では、第1実施形態の加熱調理器の図7に示すフローチャートのステップS1〜S5は同じであり、図9に示すフローチャートに示すように、庫内温度に基づく乾燥モード運転の終了判定(ステップS22,S23)を行う点で第1実施形態の加熱調理器と異なる。
図9に示すステップS21において、乾燥モード運転のうちの冷却工程を行う(図8のステップS11と同じ条件)。
次に、ステップS22に進み、庫内温度センサ76により庫内温度Tを検出する。
次に、ステップS23に進み、庫内温度Tが判定温度T2(この実施形態では110℃)以下であると判定すると、この処理を終了する一方、庫内温度Tが判定温度T2を越えていると判定すると、ステップS24に進む。
次に、ステップS24に進み、タイマ80bの計時時間tが判定時間t2(この実施形態では25分)以上であると判定すると、この処理を終了する一方、タイマ80bの計時時間tが判定時間t2未満であると判定すると、ステップS22に戻り、ステップS22,S23,S24を繰り返す。
上記構成の加熱調理器によれば、乾燥モード運転の開始後、乾燥が確実に終了したかどうかを加熱庫2内の庫内温度Tにより正確に判定することが可能である。したがって、上記乾燥モード運転において上ヒータ20,中ヒータ21をオフにした後、加熱庫2内の庫内温度Tに基づいて、乾燥が確実に終了したタイミングで制御装置80によって乾燥モード運転を終了することができる。これにより、乾燥モード運転を所定時間行うよりも、乾燥モード運転に要する時間を短縮することが可能になる。
なお、湿度センサ53により検出された排気ユニット200内の湿度(加熱庫2内の湿度に相当)に基づいて、乾燥モード運転の終了判定を行ってもよい。
上記第2実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
この発明の第3実施形態の加熱調理器は、制御装置80の動作を除いて第1実施形態の加熱調理器と同様の構成をしており、図1〜図6を援用する。
この第3実施形態の加熱調理器では、第1実施形態の乾燥モード運転とは別にトレイ乾燥モード運転も行う。
このトレイ乾燥モード運転では、上棚受け16A,16Bに支持された調理トレイ91すなわち加熱庫2内の上側に調理トレイ91を設置した状態で、制御装置80によって第1後吹出口29を循環ダンパ23により開いて、下側の第2後吹出口30,第3後吹出口31を閉じることにより、第1後吹出口29から熱風が吹き出すようにする。これにより、調理トレイ91を乾燥させることができる。
このトレイ乾燥モード運転は、循環ダンパ23により開いて、下側の第2後吹出口30,第3後吹出口31を閉じる点を除いて、図7,図8に示すフローチャートと同様の条件で行われる。なお、判定温度T1,T2や判定時間t1,t2などは異なる値に適宜設定してもよい。
上記第3実施形態の加熱調理器は、第1実施形態の加熱調理器と同様の効果を有する。
上記第1〜第3実施形態では、乾燥モード運転において、上ヒータ20,中ヒータ21をオンする乾燥工程と上ヒータ20,中ヒータ21をオフする冷却工程を行ったが、扉を閉めた状態でヒータとファンを動作させる乾燥工程のみであってもよい。この場合も、扉を閉めた状態で加熱庫内を短時間で確実に乾燥させることができる。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記第1〜第3実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
この発明および実施形態をまとめると、次のようになる。
この発明の加熱調理器は、
加熱庫2と、
上記加熱庫2内を加熱するためのヒータ20,21と、
上記加熱庫2内の空気を外部に排出するためのファン19,47,54と、
上記ヒータ20,21と上記ファン19,47,54を制御する制御装置80と
を備え、
上記制御装置80は、上記ヒータ20,21と上記ファン19,47,54を動作させて上記加熱庫2内を乾燥する乾燥モード運転を行うことを特徴とする。
上記構成によれば、制御装置80により制御されたヒータ20,21とファン19,47,54を動作させて、加熱庫2内を乾燥する乾燥モード運転を行うことによって、扉を閉めた状態で加熱庫2内に残った水分をヒータ加熱により蒸発させて外部に排出することができ、短時間で確実に加熱庫2内を乾燥させることができる。これにより、ユーザーの手を煩わせることなく、加熱庫2内の水分を除去でき、庫内を衛生的に保つことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記制御装置80は、上記乾燥モード運転の開始後、上記加熱庫2内の温度または上記加熱庫2内の湿度の少なくとも一方に基づいて、上記ヒータ20,21をオフする。
上記実施形態によれば、乾燥モード運転の開始後、乾燥が確実に終了したかどうかを加熱庫2内の温度や湿度により正確に判定することが可能であるので、加熱庫2内の温度(または湿度)に基づいて、乾燥が確実に終了したタイミングで制御装置80によってヒータ20,21をオフすることができる。したがって、加熱庫2内の乾燥が完了している状態でヒータ20,21をオンしたままにすることがなく、消費電力を低減できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記乾燥モード運転は、上記ヒータ20,21と上記ファン19,47,54を動作させる乾燥工程と、上記ファン19,47,54を動作させる冷却工程から成り、
上記乾燥工程を実行する時間と上記冷却工程を実行する時間の合計を所定の時間に設定し、上記乾燥工程は、上記加熱庫内の温度または上記加熱庫内の湿度の少なくとも一方に基づいて終了し、上記冷却工程は、上記所定の時間から上記乾燥工程が行われた時間を除いた時間だけ実行する。
上記実施形態によれば、乾燥モード運転毎の時間が変化してばらつくことがなく、乾燥工程と冷却工程を行う乾燥モード運転が上記所定の時間で必ず終了するので、ユーザーが戸惑うことがなく、利便性が向上する。
また、一実施形態の加熱調理器では、
タッチパネル式の表示部10を備え、
上記制御装置80は、
蒸気を用いた加熱調理後に上記加熱庫2の扉3の開閉を検出したとき、上記乾燥モード運転を開始させるための操作ボタンを上記表示部10に表示する。
上記実施形態によれば、蒸し調理などの蒸気を用いた加熱調理後に加熱庫2の扉3の開閉を検出したときは、制御装置80は、乾燥モード運転を開始させるための操作ボタンを表示部10に表示する。これにより、加熱庫2内に残留水があるときは、ユーザーに乾燥モード運転の実行を促すことができ、乾燥忘れを防ぐことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記制御装置80は、蒸気を用いた加熱調理後に上記加熱庫2の扉3の開閉を検出したとき、上記扉3が閉められた状態で上記乾燥モード運転を開始する。
上記実施形態によれば、蒸気を用いた加熱調理後に加熱庫2の扉3の開閉を検出したとき、制御装置80の乾燥モード運転選択部80aによって、扉3が閉められた状態で自動的に乾燥モード運転を開始するので、加熱庫2内に残留水があるときは、ユーザーを煩わせることなく、確実に乾燥モード運転を実行することができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱庫2内の空気を上記ヒータ20,21を介して循環させるための循環経路18を備え、
上記ファンは、上記加熱庫2内の空気を循環経路18を介して循環させる循環ファン19と、上記加熱庫2内の空気を外部に排出する排気ファン47または上記加熱庫2内に外気を供給する給気ファン54の少なくとも一方を含む。
上記実施形態によれば、ヒータ20,21とファンを動作させて加熱庫2内を乾燥する乾燥モード運転を行うとき、上記ファンの1つである循環ファン19により加熱庫2内の空気を循環経路18を介して循環させることによって、加熱庫2内の空気をヒータ20,21で加熱しながら循環させて加熱庫2内の空気を撹拌させることにより加熱庫2内を均一に乾燥させることができる。また、上記ファンとして、加熱庫2内の空気を外部に排出する排気ファン47または加熱庫2内に外気を供給する給気ファン54の少なくとも一方を用いることで、循環ファン19による撹拌と同時に加熱庫2内の空気を外部に排出できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記制御装置80は、上記乾燥モード運転において上記ヒータをオフにした後、上記加熱庫2内の温度または上記加熱庫2内の湿度の少なくとも一方に基づいて、上記乾燥モード運転を終了する。
上記実施形態によれば、乾燥モード運転の開始後、乾燥が確実に終了したかどうかを加熱庫2内の温度や湿度により正確に判定することが可能であるので、乾燥モード運転においてヒータをオフにした後、加熱庫2内の温度(または湿度)に基づいて、乾燥が確実に終了したタイミングで制御装置80によって乾燥モード運転を終了することができる。したがって、乾燥モード運転を所定時間行うよりも、乾燥モード運転に要する時間を短縮することが可能になる。
1…本体ケーシング
1a…上面板
2…加熱庫
2a…開口部
3…扉
4…マグネトロン
5…排気ダクト
5a…吹出口
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部
11…ボタン群
12…取り消しキー
13…スタートキー
14…赤外線受光部
15…被加熱物
16A,16B…上棚受け
17A,17B…下棚受け
18…循環ダクト
19…循環ファン
20…上ヒータ
21…中ヒータ
22…下ヒータ
23…循環ダンパ
25…チューブポンプ
26…給水タンク
27…吸込口
28…上吹出口
29…第1後吹出口
30…第2後吹出口
31…第3後吹出口
35…蒸気チューブ
36…蒸気管
37…蒸気供給口
40…給排水チューブ
41…給水タンク本体
42…連通管
43…タンクカバー
44…タンクジョイント部
45…自然排気口
46…第1排気経路
47…排気ファン
48…強制排気口
49…排気ダンパ
50…給気口
51…給気ダンパ
52…冷却ダンパ
53…湿度センサ
54…給気ファン
55…前板
56…循環ファン用モータ
57…排気ファン用モータ
58…給気ファン用モータ
59…循環ダンパ用モータ
60…排気ダンパ用モータ
61…給気ダンパ用モータ
62…冷却ダンパ用モータ
70…蒸気発生装置
71…蒸気発生容器
71a…底部
72…蓋部
73…蒸気発生用ヒータ
75…水位センサ
75a,75b…電極棒
76…庫内温度センサ
80…制御装置
80a…乾燥モード運転選択部
80b…タイマ
91,92…調理トレイ
100…給気ユニット
101…給気通路
102…第1冷却通路
103…第2冷却通路
200…排気ユニット
201…第1風通路
202…第2風通路
203…第3風通路
204…第4風通路
207…希釈エリア部
300…赤外線センサユニット
301…筒状ハウジング
302…センサ保持部
303…赤外線センサ
304…赤外線センサ用モータ
310…凹部

Claims (3)

  1. 本体ケーシングと、
    上記本体ケーシング内に設けられた加熱庫と、
    上記加熱庫内を加熱するためのヒータと、
    上記加熱庫内の空気を上記本体ケーシングの外部に排出するためのファンと、
    上記ヒータと上記ファンを制御する制御装置と
    を備え、
    上記制御装置は、上記ヒータと上記ファンを動作させて上記加熱庫内を乾燥する乾燥モード運転を行い、
    上記乾燥モード運転は、上記ヒータと上記ファンを動作させる乾燥工程と、上記ファンを動作させる冷却工程から成り、
    上記乾燥工程を実行する時間と上記冷却工程を実行する時間の合計を所定の時間に設定し、上記乾燥工程は、上記加熱庫内の温度または上記加熱庫内の湿度の少なくとも一方に基づいて終了し、上記冷却工程は、上記所定の時間から上記乾燥工程が行われた時間を除いた時間だけ実行することを特徴とする加熱調理器。
  2. 本体ケーシングと、
    上記本体ケーシング内に設けられた加熱庫と、
    上記加熱庫内を加熱するためのヒータと、
    上記加熱庫内の空気を上記本体ケーシングの外部に排出するためのファンと、
    上記ヒータと上記ファンを制御する制御装置と、
    タッチパネル式の表示部
    を備え、
    上記制御装置は、
    蒸気を用いた加熱調理後に上記加熱庫の扉の開閉を検出したとき、上記ヒータと上記ファンを動作させて上記加熱庫内を乾燥する乾燥モード運転を開始させるための操作ボタンを上記表示部に表示することを特徴とする加熱調理器。
  3. 請求項1または2に記載の加熱調理器において、
    上記加熱庫内の空気を上記ヒータを介して循環させるための循環経路を備え、
    上記ファンは、上記加熱庫内の空気を循環経路を介して循環させる循環ファンと、上記加熱庫内の空気を外部に排出する排気ファンまたは上記加熱庫内に外気を供給する給気ファンの少なくとも一方を含むことを特徴とする加熱調理器。
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