JP6781575B2 - 調理器 - Google Patents

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本発明は、調理器に関する。
特許文献1(特開2000−93386号公報)には、調理庫内で魚を加熱して調理する調理器としての自動フィッシュロースターが開示されている。この自動フィッシュロースターでは、加熱調理開始から調理庫内の温度が基準温度に達するまでの時間に基づいて残調理時間が算出され表示される。即ち、調理庫内の温度が基準温度に達したとき、確定時間として残調理時間が表示される。
特開2000−93326号公報
しかし、特許文献1に開示された自動フィッシュロースターでは、調理庫内の温度が基準温度に達するまで残調理時間が表示されず、逸早く残調理時間を知りたいユーザにとって不便である。
本発明は、逸早く残調理時間をユーザに知らせることのできる調理器を提供することを課題とする。
本発明の調理器は、
被調理物が収容される調理庫と、
前記調理庫内の前記被調理物を調理するため調理部と、
前記調理庫内の状態を検出するための庫内状態検出部と、
前記調理部による調理開始からの時間を計測する時間計測部と、
前記時間計測部により計測された、前記庫内状態検出部で検出された状態が基準状態となる前の所定の中間状態になるまでの時間と、調理完了状態である目標状態とに基づいて、前記庫内状態検出部で検出された状態が前記中間状態から前記目標状態になるまでの残調理時間を推定する第1推定部と、
前記庫内状態検出部で検出された状態が前記基準状態となった後に前記目標状態になるまでの残調理時間を推定して確定する第2推定部と、
前記第1推定部により推定された前記残調理時間と、前記第2推定部により推定された前記残調理時間を表示する表示部と
を備え、
前記調理部は、前記被調理物を加熱するための加熱部であり、
前記庫内状態検出部は、前記調理庫内の温度を検出するための庫内温度センサであり、
前記目標状態は、目標温度であり、
前記基準状態は、前記第2推定部において前記残調理時間が確定する基準温度であり、
前記中間状態は、前記基準温度未満の所定の中間温度である。
この構成によれば、庫内状態検出部で検出された調理庫内の状態が基準状態になる前の中間状態において、第1推定部で推定された残調理時間が表示部に表示されるため、ユーザは逸早く調理部によって被調理物が調理完了されるまでの時間を知ることができる。ここで、基準状態とは残調理時間が確定される状態である。中間状態は基準状態になる前の状態であるため、中間状態では残調理時間は確定されていない。従って、このような残調理時間が未確定の段階で推定された残調理時間を表示することで、逸早く残調理時間をユーザに知らせることができる。また、調理庫内の状態が基準状態に達したとき、第2推定部で残調理時間が推定および確定される。確定された残調理時間が表示部に表示されるため、ユーザは残調理時間が確定した段階で正確な残調理時間を知ることができる。また、上記構成では、残調理時間を推定するための要素として庫内温度を採用している。被調理物の調理状態を把握するための要素としては、温度が直接的であるため、庫内温度を残調理時間の推定要素に採用することで、残調理時間を精度よく推定できる。また、通常、調理器の調理庫内には、庫内温度を検出するための温度センサが設けられている。そのため、既存の調理器に対して追加のセンサ系を設ける必要なく、ソフトウェアの変更のみで本発明の適用が可能である。
前記中間温度は、複数設定されており、
前記推定部は、前記庫内温度センサで検出した温度が前記中間温度に達するたびに前記残調理時間を推定して補正し、
前記表示部は、前記第1推定部により前記残調理時間が推定されるたびに、補正された前記残調理時間を表示してもよい。
庫内温度が中間温度に達したときに表示される残調理時間は、確定時間ではなく推定時間である。そのため、中間温度を複数設け、各中間温度に達するたびに残調理時間を推定し直し、表示する残調理時間を補正することで、ユーザにより正確な残調理時間を知らせることができる。
前記調理器は、
予め設定された複数の調理モードを記憶する記憶部と、
前記調理モードの中から特定の調理モードを選択して実行する操作部と
をさらに備え、
前記第1推定部は、前記操作部で選択された前記調理モードに基づいて、前記調理部の動作開始時点で前記残調理時間を推定し、
前記表示部は、前記第1推定部により推定された前記残調理時間を前記調理部の動作開始時点から表示してもよい。
庫内温度が中間温度に達するまでには一定程度の時間を要するため、残調理時間はこの間表示されず、逸早く残調理時間を知りたいユーザにとって不便である。しかし、上記構成によれば、調理開始時点から残調理時間が表示されるため、ユーザの利便性を向上できる。
前記第1推定部は、前記残調理時間の最短から最長の範囲を推定し、
前記表示部は、前記第1推定部により推定された前記残調理時間の最短から最長の範囲を前記調理部の動作開始時点から表示してもよい。
調理開始時点から残調理時間が範囲として表示されるため、ユーザは最短の残調理時間および最長の残調理時間を知ることができ、ユーザの利便性が向上する。
本発明によれば、調理器の調理庫内の状態が基準状態に達する前の中間状態において残調理時間を推定するため、逸早く残調理時間をユーザに知らせることができる。
本発明の第1実施形態に係る加熱調理器の扉閉鎖時の概略正面図。 調理器の扉開放時の概略正面図。 調理器の主要部の構成を説明するための模式図。 調理器の給気ユニットを含む要部の構成を説明するための模式図。 調理器の排気ユニットを含む要部の構成を説明するための模式図。 調理器の本体ケーシングの一部を取り外した状態の斜視図。 調理器の赤外線センサの動作を説明するための模式図。 調理器の赤外線センサの動作を説明するための模式図。 調理器の赤外線センサの動作を説明するための模式図。 調理器の赤外線センサの動作を説明するための模式図。 調理器の制御ブロック図。 本発明の第1実施形態に係る庫内温度と時間経過の関係を示す状態遷移グラフ。 本発明の第1実施形態に係る調理器の制御フローチャート。 本発明の第1実施形態に係る庫内温度と時間経過の関係を示す状態遷移グラフ。 本発明の第2実施形態に係る調理器の制御フローチャート。 本発明の第3実施形態に係る調理器の制御フローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の加熱調理器(調理器)500の扉閉鎖時の概略正面図を示し、図2は上記加熱調理器500の扉開放時の概略正面図を示している。
第1実施形態の加熱調理器500は、図1,図2に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口2aを有する加熱庫(調理庫)2と、加熱庫2の開口2aを開閉する扉3とを備えている。
本体ケーシング1の上側かつ後側には、吹出口5aを有する排気ダクト5が設けられている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、露受容器6が着脱可能に取り付けられている。露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱庫2側の表面)および本体ケーシング1の前板55からの水滴を受けることができる。また、本体ケーシング1の前面の下部には、給水タンク26が着脱可能に取り付けられている。
扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。扉3の前面(加熱庫2とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
操作パネル9は、カラー液晶表示部(表示部)10およびボタン群(操作部)11を有している。カラー液晶表示部10には、後述する調理モードおよび残調理時間などが表示される。ボタン群11は、途中で加熱を止めるときなどに押す取り消しキー12と、加熱を開始するときに押すあたためスタートキー13と、カラー液晶表示部10に表示される後述の調理モードを選択する選択キー14とを含んでいる。
加熱庫2内には被加熱物(被調理物)15が収容される。また、加熱庫2内には、金属製の調理トレイ91,92(図3に示す)が出し入れ可能である。加熱庫2の左側部2b,右側部2cの内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱庫2の右側部2cと左側部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
図3は、加熱調理器500の主要部の構成を説明するための模式図である。図3では、加熱庫2を左側から見た状態が示されている。図3において、図1,2と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
加熱調理器500は、循環ダクト18と、循環ファン19と、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26と、蒸気発生装置70とを備えている。循環ダクト18は、循環通路の一例であり、循環ファン19は、加熱庫2内を撹拌するファンの一例である。また、上ヒータ20、中ヒータ21、および下ヒータ22は、それぞれ、例えばシーズヒータから成っている。なお、チューブポンプ25は、駆動方向によって給水動作または排水動作を切り替え可能なポンプであればよい。また、加熱庫2内を撹拌するファンは、循環ファン19と別に設けられていてもよい。
加熱庫2の上部2eは、水平方向に対して傾斜する傾斜部2fを介して加熱庫2の後部2dと連なっている。傾斜部2fには、循環ファン19と対向する位置に吸込口27が設けられている。また、加熱庫2の上部2eには、複数の上吹出口28が設けられている。また、加熱庫2の後部2dは、第1後吹出口29と、第2後吹出口30と、第3後吹出口31とが設けられている。
循環ダクト18は、吸込口27と、上吹出口28と、第1〜第3後吹出口29〜31とを介して加熱庫2内と連通している。循環ダクト18は、加熱庫2の上側から後側に亘って設けられ、逆L字形状に延在している。また、循環ダクト18の左右方向の幅は、加熱庫2の左右方向の幅より狭く設定されている。
循環ファン19は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。循環ファン用モータ56が循環ファン19を駆動すると、加熱庫2内の空気および飽和蒸気(以下、「空気など」と言う)は、吸込口27から循環ダクト18内に吸い込まれ、循環ファン19の径方向外側に吹き出される。より詳しくは、循環ファン19の上側では、空気などは、循環ファン19から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。循環ファン19の下側では、空気などは、循環ファン19から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。ここで、上記空気などは熱媒体の一例である。
循環ダクト18内かつ循環ファン19の外側近傍には、庫内温度センサ(庫内状態検出部)76(図7に示す)が配置されている。庫内温度センサ76により、加熱庫2内から吸込口27を介して吸い込まれた熱媒体の温度すなわち庫内温度を検出する。
上ヒータ20は、循環ダクト18内に配置され、加熱庫2の上部2eに対向している。上ヒータ20は、上吹出口28へ流れる空気などを加熱する。
中ヒータ21は、環状に形成され、循環ファン19を取り囲んでいる。中ヒータ21は、循環ファン19から上ヒータ20に向かう空気などを加熱すると共に、循環ファン19から下ヒータ22に向かう空気などを加熱する。
下ヒータ22は、循環ダクト18内に配置され、加熱庫2の後部2dに対向している。下ヒータ22は、第2,第3後吹出口30,31へ流れる空気などを加熱する。
循環ダンパ23は、循環ダクト18内かつ中ヒータ21と下ヒータ22との間に回動可能に設けられている。循環ダンパ23の回動は、循環ダンパ用モータ(図示せず)によって行われる。
蒸気発生装置70は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器71と、蒸気発生容器71の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂)からなる蓋部72と、蒸気発生容器71の底部71aに鋳込まれたシーズヒータから成る蒸気発生用ヒータ73とを有する。蒸気発生容器71の底部71a上には、給水タンク26から供給された水が溜められている。蒸気発生容器71内には、蒸気発生用ヒータ73が設けられている。蒸気発生用ヒータ73は、蒸気発生容器71を介して上記水を加熱する。蒸気発生用ヒータ73による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、蒸気供給口37を介して加熱庫2内に供給される。
また、加熱庫2内の飽和蒸気は、循環ファン19により上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22とに送られ、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22とによって加熱されることにより、100℃以上の蒸気となる。
また、蓋部72には、一対の電極棒75a,75bから成る水位センサ75が取り付けられている。この電極棒75a,75bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気発生容器71の底部71a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40をローラ(図示せず)でしごいて、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置70に流すか、または蒸気発生装置70内の水を給水タンク26に流す。
給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。連通管42の一端部は給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部は給水タンク26外に位置している。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されているとき、連通管42の他端部はタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続されている。即ち、給水タンク本体41内は、連通管42などを介して蒸気発生装置70内と連通している。
図4Aは、加熱調理器500の給気ユニット100を含む構成を説明するための模式図を示している。図4Aでも、図3と同様に、加熱庫2を左側方から見た状態が示されている。なお、図4Aにおいて、図3と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
加熱庫2の傾斜部2fには、給気ダンパ51で開閉される給気口50が設けられている。給気口50および給気ファン54は、給気通路101を介して接続されている。また、給気通路101の給気口50近傍から分岐する第1冷却通路102には、冷却ダンパ52が設けられている。例えば、給気ファン54はシロッコファンからなる。
また、加熱庫2の上部2eに設けられた凹部110には、赤外線センサユニット300が配置されている。
給気ファン54は、循環ファン用モータ56(図3に示す)および赤外線センサユニット300を冷却するための冷却ファンを兼ねている。
図4Aの下側の円部分に赤外線センサユニット300の構成を示す模式図を示している。赤外線センサユニット300は、図4Aに示すように、加熱庫2の上部2eに設けられた凹部110に軸方向が前後方向かつ水平方向に取り付けられた筒状の保持部材301と、その保持部材301内に回転可能に支持された略円筒状の可動部材302と、保持部材301の前面側の一端に取り付けられ、可動部材302を駆動する赤外線センサ用モータ304とを有する。可動部材302は、赤外線センサ303を有する。
本実施形態では、赤外線センサ303は、縦8×横8の64領域の温度を検出するエリアセンサであるが、赤外線センサはこれに限らず、例えばセンサ部が直線状に並んだラインセンサであってもよい。
赤外線センサユニット300は、赤外線センサ用モータ304により略円筒状の可動部材302を回動させることにより、加熱庫2内に向かって赤外線センサ303の検出面(図示せず)を向けると共に、赤外線センサ303の検出面に垂直な軸を、本体ケーシング1の左右方向かつ垂直平面に沿って所定の角度範囲(例えば20度)内で回動させる(図6A〜図6D参照)。また、加熱庫2の上部2eに設けられた凹部110には、センサ窓部120が設けられている。センサ窓部120を介して、赤外線センサ303は、加熱庫2内の温度を検出する。
図4Aでは、給気ダンパ51が開いた状態で、給気ファン54からの空気が給気口50を介して加熱庫2内に供給される。このとき、冷却ダンパ52により第1冷却通路102は閉じられている。また、加熱庫2内の余剰な空気などが、自然に、自然排気口45から第4風通路204へ流れ出る。
次に、給気ダンパ51が閉じて複数の給気口50が閉鎖され、冷却ダンパ52により第1冷却通路102が開かれると、給気ファン54から供給された空気の一部が、給気通路101および第1冷却通路102を介して循環ファン用モータ56(図3に示す)に供給される。
さらに、給気ダンパ51が閉じることにより、給気ダンパ51近傍に設けられた第2冷却通路103が開いて、給気ファン54からの空気の残りが天面側に配置された赤外線センサユニット300に供給される。給気通路101と、第1冷却通路102と、第2冷却通路103とによって、循環ファン用モータ56(図3に示す)および赤外線センサ303を冷却するための冷却通路が構成されている。
図4Bは、加熱調理器500の排気ユニット200を含む構成を説明するための模式図を示している。図4Bでも、図3と同様に、加熱庫2を右側方から見た状態が示されている。図4Bにおいて、201は第1風通路、202は第2風通路、203は第3風通路、207は希釈エリア部である。
加熱庫2の後部2dの下端部には、自然排気口45が設けられている。自然排気口45は、排気ユニット200の第4風通路204などを介して排気ダクト5に連通している。加熱庫2内の空気などが余剰になると、その余剰な空気などが、自然排気口45から第4風通路204へ自然に流れ出る。また、排気ファン47からの吹出空気の一部が、第3風通路203を介して本体ケーシング1(図1に示す)内の前面側に供給される。
加熱庫2の傾斜部2fには、排気ダンパ49で開閉される強制排気口48が設けられている。強制排気口48は、排気ユニット200を介して排気ダクト5に連通している。
排気ユニット200には、湿度センサ53が取り付けられている。湿度センサ53は、第2風通路202を流れる排気に含まれる蒸気の量を示す信号を制御装置80(図7に示す)に送信する。
また、蒸し調理の場合は、赤外線センサユニット300の赤外線センサ303を加熱庫2とは反対の方向に向くように、180度反転させることによって、加熱庫2からの湿気の対策をしている。
図5は本体ケーシング1(図1に示す)の上面と両側面を覆う上面板1aと後面板(図示せず)を取り外した加熱調理器500を後方かつ斜め上方から見た斜視図を示している。図5において、図1〜4と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図5に示すように、加熱庫2の後側かつ左側(図5では右側)には、給気ユニット100は設けられている。給気ユニット100は、下側に配置された給気ファン54と、給気ファン54から上方に向かって延在する給気通路101と、給気通路101の上側から分岐して、加熱庫2の後側上部の中央に位置する循環ファン用モータ56に向かって延在する第1冷却通路102とを有している。詳しくは、給気ユニット100は、給気ファン54から上方に逆L字形状に延在している。
また、加熱庫2の後側かつ右側(図5では左側)には、排気ユニット200が設けられている。排気ユニット200は、排気ユニット用カバー220を含むハウジング210と、ハウジング210の下側に配置された排気ファン47とを有する。
排気ユニット200の上部の右側方(図5では左側)には、排気ダンパ用モータ60が配置されている。排気ダンパ用モータ60により、排気ユニット200内の上部に設けられた排気ダンパ49(図4B)が開閉される。
加熱庫2の上部2eには、仕切板111が前後方向に立設されている。仕切板111によって、給気ダンパ51(図4Aに示す)近傍に設けられた第2冷却通路103(図4Aに示す)から赤外線センサユニット300の領域に流れる冷却風が本体ケーシング1内の左側面に流れないように遮断されている。
図6A〜図6Dは加熱調理器500の赤外線センサ303の動作を説明するための模式図を示している。
図6A,6Bは上段に載置された調理トレイ91上の被加熱物の温度を検出するときの赤外線センサユニット300の赤外線センサ303(図4Aに示す)による温度検出範囲を示している。図6Aに示す温度検出範囲は、正面視において調理トレイ91上の左側領域であり、図6Bに示す温度検出範囲は、正面視において調理トレイ91上の右側領域である。赤外線センサ用モータ304によって、赤外線センサ303を有する円筒状の可動部材302が回動され、赤外線センサ303の検出面(図示せず)が左右方向に振られる。なお、本実施形態では、赤外線センサ303の温度検出範囲は、図6Aに示す左側領域と、図6Bに示す右側領域と、左側領域と右側領域との間の中央領域の3つの領域に分けられているが、4以上の複数の領域に分けられてもよい。
また、図6C,6Dは加熱庫2の底面上の被加熱物の温度を検出するときの赤外線センサユニット300の赤外線センサ303(図4Aに示す)による温度検出範囲を示している。図6Cに示す温度検出範囲は、正面視において加熱庫2の底面上の左側領域であり、図6Dに示す温度検出範囲は、正面視において加熱庫2の底面上の右側領域である。なお、本実施形態では、図6A,6Bと同様に、赤外線センサ303の温度検出範囲は、図6Cに示す左側領域と、図6Dに示す右側領域と、左側領域と右側領域との間の中央領域の3つの領域に分けられているが、4以上の複数の領域に分けられてもよい。
図7は、加熱調理器500の制御ブロック図を示している。
図7に示すように、加熱調理器500は、マイクロコンピュータおよび入出力回路などからなる制御装置80を備えている。制御装置80には、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、蒸気発生用ヒータ73、循環ファン用モータ56、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58、循環ダンパ用モータ59、排気ダンパ用モータ60、給気ダンパ用モータ61、冷却ダンパ用モータ62、操作パネル9、湿度センサ53、庫内温度センサ76、水位センサ75、チューブポンプ25、マグネトロン4、赤外線センサ303、および赤外線センサ用モータ304などが接続されている。マグネトロン4は、加熱庫2内の被加熱物を加熱するためのマイクロ波を発生するマイクロ波発生部の一例である。
制御装置80は、操作パネル9、湿度センサ53、庫内温度センサ76、水位センサ75、および赤外線センサ303などからの信号に基づいて、上ヒータ20、中ヒータ21、下ヒータ22、蒸気発生用ヒータ73、循環ファン用モータ56、排気ファン用モータ57、給気ファン用モータ58、循環ダンパ用モータ59、排気ダンパ用モータ60、給気ダンパ用モータ61、冷却ダンパ用モータ62、チューブポンプ25、マグネトロン4、および赤外線センサ用モータ304などを制御する。
本実施形態の加熱調理器500は、3通りの加熱態様を有している。3通りの加熱態様とは、オーブン加熱、蒸気加熱、およびマイクロ波加熱である。オーブン加熱では、上ヒータ20と、中ヒータ21と、下ヒータ22とを使用して、被加熱物を加熱する。蒸気加熱では、蒸気発生用ヒータ73により加熱された蒸気が蒸気供給口37を介して加熱庫2内に供給され、高温の蒸気によって被加熱物を加熱する。マイクロ波加熱では、マグネトロン4を使用してマイクロ波を発生させ、被加熱物にマイクロ波を照射し、被加熱物を加熱する。従って、これらの要素が本発明の加熱部(調理部)を構成している。
制御装置80は、上記の加熱部を制御する加熱制御部80aと、加熱開始からの時間tを計測する時間計測部80bと、第1推定部80cと、第2推定部80dと、記憶部80eとを有する。第1推定部80cは、時間計測部80bにより計測された、庫内温度Tが基準状態Tthとなる前の所定の中間状態T1になるまでの時間t1と、調理完了状態である目標温度とに基づいて、庫内温度Tが中間温度T1から目標温度になるまでの残調理時間を推定する。第2推定部80dは、庫内温度Tが基準状態Tthとなった後に目標温度になるまでの残調理時間を推定して確定する。ここで、所定の中間温度T1は、第2推定部80dにおいて残調理時間が推定および確定される基準温度Tth未満の適当な温度に設定される。目標温度は、選択された調理モードに基づいて設定される。
記憶部80eは、制御に必要な情報を記憶しており、例えば料理メニューに応じた複数の調理モードと、第1推定部80cによって残調理時間を推定する際の状態遷移グラフ(図8参照)とを記憶している。図8に示す状態遷移グラフでは、横軸に調理開始からの時間t、縦軸に庫内温度Tが示されている。記憶部80eでは、調理モードや庫内温度Tの昇温速度等に応じた複数の状態遷移グラフが記憶されている。図8では、3つの状態遷移グラフが示されているが、記憶部80eで記憶される状態遷移グラフの数は特に限定されない。
第1推定部80cは、残調理時間を推定する場合、庫内温度Tが中間温度T1に達するまでの時間t1に基づいて状態遷移グラフを選択する。具体的には、3つの状態遷移グラフの中から時間t1の値が最も近い状態遷移グラフが選択される。状態遷移グラフが選択されると、第1推定部80cは、状態遷移グラフに基づいて目標温度までの残調理時間を算出する。
図9は、本実施形態に係る加熱調理器500の制御フローチャートを示している。
図9に示すように、加熱調理器500の運転が開始されると(ステップS9−1)、上記の加熱部が動作し(ステップS9−2)、庫内温度Tが所定の中間温度T1に達するまで運転状態が維持される(ステップS9−3)。庫内温度Tが所定の中間温度T1に達すると、第1推定部80cによって前述のように状態遷移グラフ(図8参照)が選択され、残調理時間が推定される(ステップS9−4)。推定された残調理時間は、カラー液晶表示部10に表示される(ステップS9−5)。庫内温度Tが基準温度Tthに達するまで運転状態が維持され(ステップS9−6)、庫内温度Tが基準温度Tthに達すると、第2推定部80dで残調理時間が確定され、確定された残調理時間がカラー液晶表示部10に表示される(ステップS9−7)。そして、加熱調理器500は、確定された残調理時間の運転後に停止され、調理を完了する(ステップS9−8)。
本実施形態によれば、庫庫内温度Tが基準温度Tthになる前の中間温度T1において、第1推定部80cで推定された残調理時間が表示されるため、ユーザは逸早く調理完了されるまでの時間を知ることができる。中間温度T1は基準温度Tthになる前の温度であるため、中間温度T1では残調理時間は確定されていない。従って、このような残調理時間が未確定の段階で推定された残調理時間を表示することで、逸早く残調理時間をユーザに知らせることができる。また、加熱庫2内の庫内温度Tが基準温度Tthに達したとき、第2推定部80dで残調理時間が推定および確定される。そして確定された残調理時間が表示されるため、ユーザは残調理時間が確定した段階で正確な残調理時間を知ることができる。
特に、残調理時間を推定するための要素として本実施形態では庫内温度Tを採用している。被加熱物15(図2参照)の調理状態を把握するためには温度が直接的であるため、庫内温度Tを残調理時間の推定要素に採用することで、残調理時間を精度よく推定できる。
本実施形態では、第1推定部80cは、状態遷移グラフに基づいて残調理時間を推定しているが、関数的に残調理時間を推定してもよい。この場合、庫内温度Tが所定の中間温度T1に達する時間t1が長いほど、第1推定部80cで推定される残調理時間が長くなるような関数を予め設定する。第1推定部80cは、この予め設定された関数に基づいて、庫内温度Tが目標温度に達するまでの残調理時間を推定する。また、庫内温度Tが残調理時間の推定要素として使用されているが、推定要素はこれに限定されない。例えば、湿度センサ53で測定された湿度、赤外線センサで測定された被加熱物15(図2参照)の温度、またはこれらの要素の組み合わせが推定要素として使用されてもよい。これらは、第2実施形態以降でも同様である。
(第2実施形態)
図10,11に示す本実施形態の加熱調理器500の制御では、第1推定部80cでの残調理時間の推定のために設定されている中間温度が複数設定されている。中間温度が複数設定されていること以外は、第1実施形態の加熱調理器500と同様である。従って、図1〜9に示した部分と同様の部分については説明を省略する。
図10に示すように、本実施形態の加熱調理器500では、3つの中間温度T1,T2,T3が設定されている。ただし、中間温度の設定は3つに限らず、複数であればよい。時間計測部80bは、調理開始から中間温度T1,T2,T3に達するまでの時間t1,t2,t3をそれぞれ計測する。第1推定部80cは、残調理時間を推定する場合、庫内温度Tが中間温度T1,T2,T3に達するまでの時間t1,t2,t3に基づいて状態遷移グラフを選択する。即ち、3つの状態遷移グラフの中から時間t1,t2,t3の値が最も近い状態遷移グラフが選択され、状態遷移グラフは中間温度に達するたびに更新される。
図11に示すように、加熱調理器500の運転が開始されると(ステップS11−1)、加熱部が動作し(ステップS11−2)、庫内温度Tが所定の中間温度T1に達するまで運転状態が維持される(ステップS11−3)。庫内温度Tが所定の中間温度T1に達すると、中間温度T1に到達する時間t1に応じて、第1推定部80cによって状態遷移グラフ(図10参照)が選択され、残調理時間が推定される(ステップS11−4)。推定された残調理時間は、カラー液晶表示部10に表示される(ステップS11−5)。そして、庫内温度Tが所定の中間温度T2に達するまで運転状態が維持される(ステップS11−6)。庫内温度Tが所定の中間温度T2に達すると、中間温度T2に到達する時間t2に応じて、第1推定部80cによって状態遷移グラフ(図10参照)が選択され、残調理時間が推定される(ステップS11−7)。推定された残調理時間は、カラー液晶表示部10に表示される(ステップS11−8)。そして、庫内温度Tが所定の中間温度T3に達するまで運転状態が維持される(ステップS11−9)。庫内温度Tが所定の中間温度T3に達すると、中間温度T3に到達する時間t3に応じて、第1推定部80cによって状態遷移グラフ(図10参照)が選択され、残調理時間が推定される(ステップS11−10)。推定された残調理時間は、カラー液晶表示部10に表示される(ステップS11−11)。そして、庫内温度Tが基準温度Tthに達するまで運転状態が維持され(ステップS11−12)、庫内温度Tが基準温度Tthに達すると、第2推定部80dで残調理時間が確定され、確定された残調理時間がカラー液晶表示部10に表示される(ステップS11−13)。そして、加熱調理器500は、確定された残調理時間の運転後に停止され、調理を完了する(ステップS11−14)。
本実施形態によれば、庫内温度Tが中間温度T1,T2,T3に達したときに表示される残調理時間は、確定前段階の推定時間であり、状態遷移グラフにおいて、温度が低いほど各グラフにおける中間温度に到達するまでの時間差が小さい。そのため、温度が低いときに残調理時間を推測すると、いずれの状態遷移グラフを選択するかによって大きな誤差を生む可能性がある。これに対し、中間温度を複数設け、各中間温度に達するたびに残調理時間を推定し直し、表示する残調理時間を補正することで、ユーザにより正確な残調理時間を知らせることができる。
(第3実施形態)
図12に示す本実施形態の加熱調理器500の制御では、運転開始と同時に残調理時間が表示される。これに関する以外は、第2実施形態の加熱調理器500と同様である。従って、図1〜11に示した部分と同様の部分については同様の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、第1推定部80cが、ユーザによって選択された調理モードに基づいて加熱部の動作開始時点で残調理時間を初期推定し、推定部80cにより初期推定された残調理時間が加熱部の動作開始時点からカラー液晶表示部10に表示される。
図12に示すように、加熱調理器500の運転が開始されると(ステップS12−1)、加熱部が動作し(ステップS12−2)、前述のように残調理時間がカラー液晶表示部10に表示される(ステップS12−3)。以降の処理(ステップS12−4からステップS12−15)は、図11に示す第2実施形態の処理(ステップS11−3からステップS11−14)と同じである。
第1,2実施形態では、庫内温度Tが中間温度T1に達するまでに一定程度の時間を要するため、残調理時間がこの間表示されず、逸早く残調理時間を知りたいユーザにとって不便である。しかし、本実施形態によれば、調理開始時点から残調理時間が表示されるため、ユーザの利便性を向上できる。なお、図12では、加熱部が動作した後に残調理時間を表示しているが、残調理時間を表示してから加熱部を動作させてもよい。
また、残調理時間を初期推定するとき、最短の調理時間および最長の調理時間を推定し、残調理時間を最短から最長の範囲として表示するようにしてもよい。この場合、例えば予め設定された調理モードに基づいて残調理時間の最短から最長の範囲を予め設定しておく等すれば可能である。
本実施形態では、予め設定された調理モードに基づいて、残調理時間を初期推定しているが、初期推定の態様はこれに限らない。例えば、湿度センサ53で測定された湿度、赤外線センサで測定された被加熱物の温度、またはこれらの要素の組み合わせが初期推定要素として使用されてもよい。
以上より、本発明の具体的な実施形態やその変形例について説明したが、本発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、個々の実施形態の内容を適宜組み合わせたものを、この発明の一実施形態としてもよい。
1…本体ケーシング
2…加熱庫(調理庫)
2a…開口
3…扉
4…マグネトロン(マイクロ波発生部)(加熱部)
5…排気ダクト
6…露受容器
7…外ガラス
8…ハンドル
9…操作パネル
10…カラー液晶表示部(表示部)
11…ボタン群(操作部)
12…取り消しキー
13…スタートキー
14…選択キー
15…被加熱物(被調理物)
18…循環ダクト(循環通路)
19…循環ファン
20…上ヒータ(加熱部)
21…中ヒータ(加熱部)
22…下ヒータ(加熱部)
23…循環ダンパ
25…チューブポンプ
26…給水タンク
27…吸込口
28…上吹出口
29…第1後吹出口
30…第2後吹出口
31…第3後吹出口
35…蒸気チューブ
36…蒸気管
37…蒸気供給口
40…給排水チューブ
41…給水タンク本体
42…連通管
43…タンクカバー
44…タンクジョイント部
45…自然排気口
46…排気経路
47…排気ファン
48…強制排気口
49…排気ダンパ
50…給気口
51…給気ダンパ
52…冷却ダンパ
53…湿度センサ
54…給気ファン
55…前板
56…循環ファン用モータ
57…排気ファン用モータ
58…給気ファン用モータ
59…循環ダンパ用モータ
60…排気ダンパ用モータ
61…給気ダンパ用モータ
62…冷却ダンパ用モータ
70…蒸気発生装置
71…蒸気発生容器
72…蓋部
73…蒸気発生用ヒータ(加熱部)
75…水位センサ
76…庫内温度センサ(庫内状態検出部)
80…制御装置
80a…加熱制御部
80b…時間計測部
80c…第1推定部
80d…第2推定部
80e…記憶部
91…調理トレイ
92…調理トレイ
100…給気ユニット
101…給気通路
102…第1冷却通路
103…第2冷却通路
110…凹部
111…仕切板
120…センサ窓部
200…排気ユニット
201…第1風通路
202…第2風通路
203…第3風通路
204…第4風通路
210…ハウジング
220…排気ユニット用カバー
300…赤外線センサユニット
301…保持部材
302…可動部材
303…赤外線センサ
304…赤外線センサ用モータ
401…自然給気口
402…排気口
403…赤外線センサ
404…センサ窓部
500…加熱調理器(調理器)

Claims (4)

  1. 被調理物が収容される調理庫と、
    前記被調理物を調理するため調理部と、
    前記調理庫内の状態を検出するための庫内状態検出部と、
    前記調理部による調理開始からの時間を計測する時間計測部と、
    前記時間計測部により計測された、前記庫内状態検出部で検出された状態が基準状態となる前の所定の中間状態になるまでの時間と、調理完了状態である目標状態とに基づいて、前記中間状態から前記目標状態になるまでの残調理時間を推定する第1推定部と、
    前記基準状態となった後に前記目標状態になるまでの残調理時間を推定して確定する第2推定部と、
    前記第1推定部により推定された前記残調理時間と、前記第2推定部により推定された前記残調理時間を表示する表示部と
    を備え
    前記調理部は、前記被調理物を加熱するための加熱部であり、
    前記庫内状態検出部は、前記調理庫内の温度を検出するための庫内温度センサであり、
    前記目標状態は、目標温度であり、
    前記基準状態は、前記第2推定部において前記残調理時間が確定する基準温度であり、
    前記中間状態は、前記基準温度未満の所定の中間温度である、調理器。
  2. 前記中間温度は、複数設定されており、
    前記推定部は、前記庫内温度センサで検出した温度が前記中間温度に達するたびに前記残調理時間を推定して補正し、
    前記表示部は、前記第1推定部により前記残調理時間が推定されるたびに、補正された前記残調理時間を表示する、請求項に記載の調理器。
  3. 予め設定された複数の調理モードを記憶する記憶部と、
    前記調理モードの中から特定の調理モードを選択して実行する操作部とをさらに備え、
    前記第1推定部は、前記操作部で選択された前記調理モードに基づいて、前記調理部の動作開始時点で前記残調理時間を推定し、
    前記表示部は、前記第1推定部により推定された前記残調理時間を前記調理部の動作開始時点から表示する、請求項1または請求項2に記載の調理器。
  4. 前記第1推定部は、前記残調理時間の最短から最長の範囲を推定し、
    前記表示部は、前記第1推定部により推定された前記残調理時間の最短から最長の範囲を前記調理部の動作開始時点から表示する、請求項に記載の調理器。
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