JP6165041B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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なお、以下で説明する構成や制御内容等は、一例であり、本発明に係る加熱調理器は、そのような構成や制御内容等に限定されない。
また、細かい構造については、適宜図示を簡略化又は省略している。
また、重複又は類似する説明については、適宜簡略化又は省略している。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器を示す斜視図である。
図2は、実施の形態1に係る加熱調理器を前後方向に切断した側面断面図である。
図1に示すように、本実施の形態における加熱調理器は、本体1の内部に調理物5を加熱調理する加熱室(加熱エリア)2を備え、本体1の前側には窓3を有するドア4が設けられている。このドア4は、下部を本体1に軸支されており、上部に設けられたハンドル7により開閉可能に構成されている。
そして、加熱調理器を正面から見てドア4の右側に位置する略長方形状の領域は、使用者が後述する複数のキーを用いて調理に関する所定の入力を行う操作部8が形成されている。また、この操作部8には、操作入力の状態と調理状況を表示する表示部9が設けられている。
加熱室2の上面外側には、発熱体であるニクロム線をマイカで挟んで構成したフラットヒーター18が配置されている。フラットヒーター18は、断熱材19と、これらを覆う板金20によって上部を覆われており、加熱室2内部を加熱するように構成されている。
このアンテナ21は、加熱室2とセラミックプレート23で隔てられた下部加熱室24内に、回転可能に軸支され、アンテナモーター25によって回転しながら、導波管26を介して伝播されるマイクロ波を加熱室2に伝播するものである。
また、下部加熱室24内部には、アンテナ21を取り囲むように配置されたシーズヒーター22が配置されており、セラミックプレート23を通して加熱室2を下側から加熱するように構成されている。
つまり、本体1の内部には、フラットヒーター18やマグネトロン38やシーズヒーター22など、加熱特性の異なる加熱手段が複数設けられている。
加熱室2の背面外側には、背面加熱室30が形成され、背面加熱室30内には赤外線を発生する背面ガラス管ヒーター31と、これを取り囲む反射部32が設けられている。
この背面開口部33は、背面ガラス管ヒーター31の発生する赤外線を加熱室2内に透過させるが、加熱室2内部に伝播されたマイクロ波を背面加熱室30内に伝播することを防止する機能を持つ。
加熱室2と背面加熱室30とを仕切る壁面におけるターボファン34の前側には、直径約4mmの複数の吸気口37が設けられている。
そして、反射部32内で背面ガラス管ヒーター31によって加熱された空気は、背面開口部33を介して加熱室2内部に送出される。
このように、ターボファン34を駆動させると、加熱室2内部に熱風の対流を発生させることが可能となり、加熱室2内の温度の立ち上りを早くすることができる。
このため、調理プレート6上での加熱時間を短縮することが可能となる。
つまり、マイクロ波加熱とヒーター加熱を同時、あるいは交互に行うことにより、ヒーター加熱のみでは均一な加熱調理が困難であった、厚みのある食材や、水分の多い食材も早く調理することができる。
操作部8は、略長方形状であり、第1の操作入力領域101と第2の操作入力領域110と第3の操作入力領域123と表示部9を有する。
図3において、表示部9は液晶からなる略長方形状の表示画面であり、固定の文字と記号により、操作部8への操作入力の状態と調理状況を表示する。
また、このふたつの時間表示エリアは、隣り合うエリアとエリアとの間に仕切り線9cを設ける(表示する)ことにより、別々の加熱手段の為の時間が表示されるエリアであることを認識しやすいように仕切られている。
この第1の操作入力領域101は、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105と、前記各キーの上側に配置された発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が配置されている。
また、レンジキー102はレンジ加熱時間表示エリア9aの近傍(下側)に、グリルキー104とオーブンキー105はヒーター加熱時間表示エリア9bの近傍(下側)に、マイクロ波加熱とヒーター加熱の双方を行うレンジグリルキー103は、グリルキー104とオーブンキー105との間に挟まれて位置している。つまり、加熱手段の選択を行う各キーは、各々の加熱時間表示エリアに対応して配置されている。
このように、第1の操作入力領域101は上記の各キー群の配列により、略長方形状に形成されている。
この第2の操作入力領域110は、各加熱手段が選択された際に、調理の仕上がりに関わる加熱の強さを調節する2つの仕上がり調節キー(プラスキー111、マイナスキー112)と、加熱時間を設定する3つの加熱時間設定キー115、116、117と、調理を開始するスタートキー121から構成されている。また、これらキーに対応して設けられる発光部113、114、118、119、120、122が設けられている。
尚、第2の操作入力領域110は、これらのキーの配置により、略円形状に形成されている。
また、これらの仕上がり調節キーの形状は、中心から所定の半径の領域が切り欠かれた開角が略90度の扇形状である。
これらの各設定キーは、選択した加熱手段に応じて、設定可能な時間の単位(時間の幅)がそれぞれ変化するように構成されている。つまり、加熱時間設定キーは、選択された加熱手段の加熱特性に応じて、各キーに記載された(5分など)文字の裏面に各々設けられた光源となるLEDのうち、設定可能な時間の単位(5分など)に該当する文字のみを点灯させるように構成されており、入力値が変更されるように構成されている。
また、各種ヒーターを用いて行うヒーター加熱の場合、第1の加熱時間設定キー115は10分単位で時間設定入力を行うことができる10分キー115bとなり、第2の加熱時間設定キー116は5分単位で時間設定入力を行うことができる5分キー116bとなり、第3の加熱時間設定キー117は1分単位で時間設定入力が行うことができる1分キー117bとなる。
尚、仕上がり調節キーと加熱時間設定キーをなす扇形状のキーは、全て同じ半径で構成されており、また、切り欠かれた部分の領域の半径も同じである。
また、スタートキー121には、キー入力が可能な場合に点滅する発光部122が設けられている。
まず、プラスキー111とマイナスキー112と第1の加熱時間設定キー115と第2の加熱時間設定キー116と第3の加熱時間設定キー117は、各キーの直線部分を隣り合わせて配置される。つまり、プラスキー111とマイナスキー112は開角が略90度であり、第1の加熱時間設定キー115と第2の加熱時間設定キー116と第3の加熱時間設定キー117は開角が略60であり、各キーをなす扇形状は全て同じ半径であり、また、それぞれ切り欠かれた部分の領域の半径も同じであることから、これらのキーの配列によりリング形状が形成される。
尚、マイナスキー112とプラスキー111は、第2の操作入力領域110の上半分に配置され、左側にマイナスキー112、右側にプラスキー111が位置する。
特に、設定可能な時間の単位が一番大きい第1の加熱時間設定キー115は左側に、設定可能な時間の単位が2番目の大きさである第2の加熱時間設定キー116は中央に、設定可能な時間の単位が最も小さい単位である第3の加熱時間設定キー117は右側にそれぞれ位置するように配置される。
また、仕上がり調節キー及び加熱時間設定キーのそれぞれのキーの外周部には、キー入力が可能な場合に点灯する発光部113、発光部114、発光部118、発光部119、発光部120が配置されている。
この第3の操作入力領域123は、略長方形状である操作部8の下辺8aと、この下辺8aに略垂直に交わる左辺8bと、円形状である第2の操作入力領域110に囲まれている。
従って、操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなっても、取消しキー124を設けるスペースを確保することができる。
また、第2の操作入力領域110に仕上がり調節キーと加熱時間設定キーとスタートキー121が1つの纏りになって第1の操作入力領域101の下側に配置されているので、加熱手段の選択の後にこれらの操作を行うという操作手順を理解し易い。
調理方法を設定した後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。調理が開始されると、手動レンジ調理の場合、マイコン45は、モーター駆動手段50によりアンテナモーター25を駆動するとともに、マグネトロン駆動手段43を介してインバーター基板39を駆動してマグネトロン38を発振させ、加熱を開始する。設定された出力で、設定された時間加熱を継続しながら、表示部9で調理時間をカウントダウンし、設定された時間加熱をした時点で加熱を停止し、表示部9に調理終了である旨を表示するとともに、報知手段52により例えばブザー音で調理終了を報知する。
また、オーブン調理やグリル調理の場合には、設定された調理に応じて、ヒーター駆動手段49により、フラットヒーター18やシーズヒーター22、背面ガラス管ヒーター31を駆動したり、場合によってはファンモーター駆動手段51によりファンモーター36を回転させることで加熱室2内の熱風を循環させて加熱を行い、サーミスタ42の検知結果に基づき、調理制御が行われる。
本実施の形態1に係る加熱調理器は、上記のようにレンジ調理と、グリル調理と、オーブン調理と、レンジ調理とグリル調理の複合調理であるレンジグリル調理の4通りの加熱方法を有する。
この中で、マイクロ波加熱によるレンジ調理の後に、フラットヒーター18と背面ガラス管ヒーター31を同時通電するグリル調理を連続して行うレンジグリル調理を選択した場合の操作手順を説明する。
図5A〜図5Cは、実施の形態1に係る加熱調理器でレンジグリル調理における機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、および表示部の表示内容を示した説明図である。
表示部9には「レンジ→グリル」が表示され、レンジグリル調理の選択であることが示され、「自動」のモード表示となる。
また、グリル調理のステップに移行した後のヒーター加熱による加熱時間は、加熱中の加熱室2の温度変化によって決定されるが、使用者の好みに応じて調理の仕上がりの強弱レベルによって加減することができる。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がりレベル(焼き色)を変更できることも示される。
発光部107は点灯を継続し、レンジグリル調理のモードであることを示す。表示部9は「手動」のモード表示となる。ここで、レンジ調理のステップでの設定可能項目はレンジ加熱時間のみであり、レンジ出力は600Wで固定となる。また、グリル調理のステップでの調節可能項目は加熱時間のみとなる。
従って、加熱時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
尚、図5Cにおいて、レンジグリルキー103をさらに1回押下すると、図5Bの状態である「レンジグリル調理の自動」に戻る。
次に、レンジグリル調理の「手動」モードを使用する際の操作手順について説明する。
図6A〜図6Eは、実施の形態1に係る加熱調理器におけるレンジグリル調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部の表示内容を示した説明図である。
発光部107は、点灯を継続し、他の発光部106、108、109は消灯に変わり、レンジグリル調理のモードに入ったことを示す。表示部9には「レンジ→グリル」が表示され、レンジグリル調理の選択であることが示され、「手動」のモード表示となる。発光部118、発光部119、発光部120が点滅するとともに、レンジ時間表示用LEDが各々点灯し、加熱時間設定キー各々に入力できる時間が表示され、5分キー115aと1分キー116aと10秒キー117aによるレンジ加熱時間t1’の設定が促される。
ここで、レンジ加熱時間t1’が設定されたため、次のステップ、すなわちグリル加熱時間t2’の設定ステップへの切り替え操作であるプラスキー111の設定操作を促すべく、発光部113が点滅する。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
次に、実施の形態1に係る上記のレンジグリル調理の手動モードにおける制御について説明する。
図7は、実施の形態1に係るレンジグリル調理の手動モード時におけるレンジ調理時の報知、移行スキップ制御を示す制御フロー図である。
ここで、ステップ4においてレンジ加熱時間t1’を180秒、グリル加熱時間t2’を600秒とした例を説明する。
ステップ5にてレンジの出力を600Wに固定し、計時手段のカウンターt1を初期値であるゼロにセットする。なお、レンジ加熱時間の最大値t1maxは、例えば300秒に設定される。
カウンターt1の値が設定したレンジ加熱時間t1’に達した場合にはステップ10に進み、グリル加熱に移行する。設定したレンジ加熱時間t1’に達していない場合にはステップ11に進み、上記の各センサーで検出した値がグリル加熱移行用の閾値に達したかを判断する。ここでグリル加熱移行用の閾値とは、レンジ加熱が十分に達成されたか否かを判断するための目安として上記各センサーである加熱室温度検出器(サーミスタ42)で検出した温度、蒸気検出器で検出した蒸気量、非接触温度検出器(赤外線センサー41)で検出した温度等を規定した値である。
このように、加熱前の初期状態で調理済みの調理物5を再加熱していることを想定した第1報知と、加熱前の初期状態で未調理の調理物5を調理していることを想定した第2報知とに分けて2回行うことで、加熱前の初期状態の調理形態に対応した移行スキップ操作が可能となる。
カウンターt1の値が設定したレンジ加熱時間t1’に達していない場合はステップ17に進み、レンジ加熱時間の最大値t1maxに達したか否かをさらに判断する。ステップ16でカウンターt1の値が設定したレンジ加熱時間t1’に達した場合、及び、ステップ17にてカウンターt1の値がレンジ加熱時間の最大値t1maxに達した場合には、ステップ18にて報知手段52をオフにし、ステップ19にてグリル加熱に移行する。
図8は、実施の形態1に係るレンジグリル調理の手動モード時におけるグリル調理時の報知、終了スキップ制御を示す制御フロー図である。
ステップ23にてカウンターt2の値が設定したグリル加熱時間t2’に達したか否かを判断する。
ステップ26では記憶したt2aに所定の係数β(β>1)を乗算してグリル加熱を終了するのに適した予測終了時間t2a_endを演算する。
ここで、サーミスタ42で検出した加熱室2内の温度変化とグリル加熱を終了するのに適した予測終了時間t2a_endの関係について説明する。
図9において、横軸は計時手段のカウンターt2の経過時間を示し、縦軸に加熱室温度検出器(サーミスタ42)で検出した加熱室2内の温度を示している。
予測終了時間t2a_endに達していない場合にはステップ29に進み、t2がグリル加熱時間の最大値t2maxに達したかをさらに判断する。最大値t2maxに達した場合にはステップ30にてグリル加熱を終了する。
また、ステップ28にてt2の時間が予測終了時間t2a_endに達した場合にはステップ31に進み、使用者がグリル加熱を終了する終了スキップ操作を許可するとともに、報知手段52により報知を発報する。
報知手段52による報知は、表示部9への表示やパイロットサインでの表示、報知音や音声による報知など使用者にレンジ加熱を終了する条件が満たされたことを通知するものであれば様々な手段を採用することができる。
この場合、上記のようにステップ25にて加熱室2内の温度が、調理済みの調理物5を再加熱した場合のグリル加熱終了の判断に適した温度、例えば150℃(閾値)に到達したかを判断し、この閾値に温度が達したときのカウンターt2の時間をt2aとして記憶部に記憶する。そして、t2aに所定の係数β(β>1)を乗算してグリル加熱を終了するのに適した予測終了時間t2a_endを算出し、この予測終了時間t2a_endが経過したときに第1報知を発報する。
このように、加熱前の初期状態で調理済みの調理物5を再加熱していることを想定した第1報知と、加熱前の初期状態で未調理の調理物5を調理していることを想定した第2報知とに分けて報知を2回行うことで、加熱前の初期状態の調理形態に対応した終了スキップ操作が可能となる。
カウンターt2の値が設定したグリル加熱時間t2’に達していない場合はステップ36に進み、グリル加熱時間の最大値t2maxに達したか否かをさらに判断する。ステップ35でカウンターt2の値が設定したグリル加熱時間t2’に達した場合、及び、ステップ36にてカウンターt2の値がグリル加熱時間の最大値t2maxに達した場合には、ステップ37にて報知手段52をオフとし、ステップ38にてグリル加熱を終了する。
実施の形態2に係る加熱調理器は、実施の形態1に係る加熱調理器のレンジグリル調理の手動モードにおける制御と基本的に同じであるが、手動で設定したレンジ加熱時間t1’と、グリル加熱時間t2’とを加熱運転の途中で変更可能な点で異なる。
図10は、実施の形態2に係るレンジグリル調理の手動モード時における設定時間変更制御を示す制御フロー図である。
この制御フローにおいて、ステップ1からステップ6までは実施の形態1と同じである。
ここで、ステップ4においてレンジ加熱時間t1’を180秒、グリル加熱時間t2’を600秒とした例を説明する。
ステップ6で加熱がスタートすると、ステップ7にて計時手段のカウンターt1のカウントを開始する。
ステップ8にてカウンターt1の値が設定したレンジ加熱時間t1’に達したか否かを判断する。
確定操作が行われると表示部9に表示されたレンジ加熱時間t1’の点滅が点灯へと変更されステップ13にて例えばレンジ加熱時間t1’から30秒が減算される。
具体的には、図7の制御フローにおけるステップ9の後に実施の形態2に係る図10の制御フローのステップ10以下を割り込ませてレンジ加熱時間t1’を変更可能とすることができる。
具体的には図8の制御フローにおけるステップ23の後に実施の形態2に係る図9の制御フローのステップ10以下を割り込ませてグリル加熱時間t2’を変更可能とすることができる。
Claims (12)
- 加熱特性の異なる複数の加熱手段と前記加熱手段の運転を制御する制御手段とを有し、少なくとも前記加熱手段のうちの特定の加熱手段の運転に続けて前記特定の加熱手段以外の他の加熱手段を連続して運転する連続運転モードを備えた加熱調理器であって、
前記制御手段は、
前記連続運転モードの時に予め入力された前記加熱手段の各運転時間となるよう各加熱手段の運転を行い、前記特定の加熱手段の運転中に前記他の加熱手段の運転に移行する移行スキップ操作手段を備え、
前記移行スキップ操作手段の操作を促す報知を、調理物の加熱前の初期状態に対応して複数回行うように構成されたことを特徴とする加熱調理器。 - 加熱特性の異なる複数の加熱手段と前記加熱手段の運転を制御する制御手段とを有し、少なくとも前記加熱手段のうちの特定の加熱手段の運転に続けて前記特定の加熱手段以外の他の加熱手段を連続して運転する連続運転モードを備えた加熱調理器であって、
前記制御手段は、
前記連続運転モードの時に予め入力された前記加熱手段の各運転時間となるよう各加熱手段の運転を行い、前記特定の加熱手段の運転中に前記他の加熱手段の運転に移行する移行スキップ操作手段を備え、
加熱室内の温度を検出する加熱室温度検出器、調理物の発する蒸気量を検出する蒸気検出器、調理物の温度を非接触で検出する非接触温度検出器のうちのいずれか1つの検出値が既定値以上になったことに基づいて前記移行スキップ操作手段の操作を許可するように構成されたことを特徴とする加熱調理器。 - 前記制御手段は、前記移行スキップ操作手段の操作があった際には、前記特定の加熱手段の運転を中断して前記他の加熱手段の運転に移行するように構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記移行スキップ操作手段の操作があった際に、前記予め入力された加熱手段の各運転時間から短縮された時間に基づいて削減された電力量を表示手段に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記他の加熱手段の運転中に運転を終了する終了スキップ操作手段を備え、前記終了スキップ操作手段の操作があった際には、前記他の加熱手段の運転を中断して加熱運転を終了するように構成されたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記終了スキップ操作手段の操作を促す報知を調理物の加熱前の初期状態に対応して複数回の報知をするように構成されたことを特徴とする請求項5に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、加熱室内の温度を検出する加熱室温度検出器の検出値が既定値以上になったことに基づいて前記終了スキップ操作手段の操作を許可するように構成されたことを特徴とする請求項5または6に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記終了スキップ操作手段の操作があった際に、前記予め入力された加熱手段の各運転時間から短縮された時間に基づいて削減された電力量を表示手段に表示することを特徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記複数回の報知は、それぞれ異なる種類の報知内容であることを特徴とする請求項1または6に記載された加熱調理器。
- 前記報知は、少なくとも表示手段に文字情報を表示するものであることを特徴とする請求項1、6または9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記制御手段は、前記加熱手段の運転中に前記予め入力された加熱手段の各運転時間を変更する時間変更操作があった際に、前記予め入力された加熱手段の各運転時間を変更するように構成されたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記特定の加熱手段はマイクロ波を利用した加熱手段であり、前記他の加熱手段はヒーターを利用した加熱手段であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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