JP5787602B2 - 操作部及びその操作部を備えた加熱調理器 - Google Patents
操作部及びその操作部を備えた加熱調理器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5787602B2 JP5787602B2 JP2011100904A JP2011100904A JP5787602B2 JP 5787602 B2 JP5787602 B2 JP 5787602B2 JP 2011100904 A JP2011100904 A JP 2011100904A JP 2011100904 A JP2011100904 A JP 2011100904A JP 5787602 B2 JP5787602 B2 JP 5787602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- key
- cooking
- reflecting
- emitting unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
図1は本発明の実施の形態に係る加熱調理器の斜視図、図2は本発明の実施の形態に係る加熱調理器の側面断面図である。
図1、図2において、本実施の形態に係る加熱調理器は、本体1の内部に前面が開口した調理室2を備え、本体1の前側に調理室2の前面開口を閉塞する、窓3を有する扉体4が設けられている。この扉体4は、下部を本体1に軸支されており、上部に設けられたハンドル7により開閉可能に構成されている。
そして、加熱調理器を正面から見て扉体4の右側に位置する略長方形状の領域には、使用者が調理に関する所定の操作入力を行う操作部8が扉体4と一体的に形成され、扉体4の開放時に扉体4と同時に可動するようになっている。この操作部8には、後述する複数の操作キー(入力のための全ての操作キー)が設けられている。また、この操作部8の上方には、操作入力の状態と調理状況を表示する表示部9が設けられている。
調理室2の上面外側には、発熱体であるニクロム線をマイカで挟んで構成したフラットヒーター18が配置されている。フラットヒーター18は、断熱材19と、これらを覆う板金20によって上部を覆われており、調理室2内部を上側から加熱するように構成されている。
このアンテナ21は、調理室2とセラミックプレート23で隔てられた下部加熱室24内に、回転可能に軸支され、モーター25によって回転しながら、導波管26を介して伝播されるマイクロ波を調理室2に伝播するものである。
また、下部加熱室24内部には、本体1内に設置された電源基板(図示せず)により電力供給される、アンテナ21を取り囲むように配置されたシーズヒーター22が配置されており、セラミックプレート23を通して調理室2内部を下側から加熱するように構成されている。
調理室2の背面外側には、背面加熱室30が形成され、背面加熱室30内には赤外線を発生する背面ガラス管ヒーター31と、これを取り囲む反射部32が設けられている。
この背面開口部33は、背面ガラス管ヒーター31の発生する赤外線を調理室2内に透過させるが、調理室2内部に伝播されたマイクロ波を背面加熱室30内に伝播することを防止する機能を持つ。
調理室2と背面加熱室30を仕切る壁面における送風ファン34前側には、直径約4mmの複数の吸気口37が設けられている。
そして、反射部32内で背面ガラス管ヒーター31によって加熱された空気は、背面開口部33を介して調理室2内部に送出される。
このように、送風ファン34を駆動させると、調理室2内部に熱風の対流を発生させることが可能となり、調理室2内の温度の立ち上りを早くすることができる。
このため、調理プレート6上での調理時間を短縮することが可能となる。
つまり、マイクロ波加熱とヒーター加熱を同時、あるいは交互に行うことにより、ヒーター加熱のみでは均一な加熱調理が困難であった、厚みのある食材や、水分の多い食材も早く調理することができる。
なお、調理メニューとは、レンジ調理、レンジグリル調理、グリル調理、オーブン調理のことを言う。
また、これらの発光部106、発光部107、発光部108、発光部109も、横方向に一列に配置されており、ドアを開閉した際の初期状態で点滅し、キーが選択された場合に点灯するように構成されている。
このように、第1の操作入力領域は上記の各キー群の配列により、略長方形状に形成されている。
この第2の操作入力領域110は、各調理メニューが選択された際に、調理の仕上がりに関わる加熱の強さを調節する2つの仕上がり調節キー111(プラスキー)、112(マイナスキー)と、調理時間を設定する3つの調理時間設定キー115、116、117と、調理を開始する調理開始キーであるスタートキー121から構成されている。また、これらキーに対応してキーの外側に発光部113、発光部114、発光部118、発光部119、発光部120、スタートキー121の内側に発光部122が設けられている。
尚、第2の操作入力領域110は、これらのキー及び発光部の配置により、略円形状に形成されている。
また、これらの仕上がり調節キーの形状は、中心から所定の半径の領域が切り欠かれた開角が略90度の扇形状である。
尚、仕上がり調節キーと時間設定キーをなす扇形状のキーは、全て同じ半径で構成されており、また、切り欠かれた部分の領域の半径も同じである。
また、スタートキー121には、キー入力が可能な場合に点滅する発光部122が設けられている。
まず、プラスキー111とマイナスキー112と5分キー115と1分キー116と10秒キー117は、各キーの直線部分を隣り合わせて配置される。つまり、プラスキー111とマイナスキー112は開角が略90度であり、5分キー115と1分キー116と10秒キー117は開角が略60であり、各キーをなす扇形状は全て同じ半径であり、また、それぞれ切り欠かかれた部分の領域の半径も同じであることから、これらのキーの配列により円形状(円盤状)が形成される。
尚、マイナスキー112とプラスキー111は、第2の操作入力領域の上半分に配置され、左側にマイナスキー112、右側にプラスキー111が位置する。
また、仕上がり調節キー及び調理時間設定キーのそれぞれのキーの外周部には、キー入力が可能な場合に点灯する発光部113、発光部114、発光部118、発光部119、発光部120が配置されている。
この第3の操作入力領域123は、略長方形状である操作部8の下辺8aと、この下辺に略垂直に交わる左辺8bと、円形状である第2の操作入力領域110に囲まれている。
従って、操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなっても、取消しキー124を設けるスペースを確保することができる。
図3(b)に示すようにシート状パネル125の各発光部の裏側には発光部106、発光部107、発光部108、発光部109に対応する光拡散部材91a、発光部113、発光部114、発光部118、発光部119、発光部120に対応する光拡散部材91b、発光部122に対応する光拡散部材91cがそれぞれ設けられている。ここで光拡散部材とは、照射された光を拡散させて輝度むらを少なくするためのものである。
マイナスキー112は、円形状に連続的に配置された第2の操作入力領域110において4分の1の面積を占める大きさであり、これを受ける可動部128は使用者の指の太さに対して十分な幅が確保されている。
また、仕上がり調節キーと時間設定キーとスタートキー121が1つの纏りになって第1の操作入力領域の下側に配置されていることにより、調理メニューの選択の後に操作を行うという操作手順を理解し易い。
また、以上で説明した各部の動作は、加熱調理器に設けられた制御部(図示せず)により、操作部からの入力や加熱調理器の各部に設けられた各種センサー(図示せず)からの検知結果に基づき、記憶部(図示せず)に記憶された各種プログラムを実行することで、制御される。
図11(a)〜図11(c)、図12(a)〜図12(c)は、マイクロ波加熱によるレンジ調理の機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。なお、図11(a)〜図11(c)から図12(a)〜図12(c)にかけて、連続する一連の操作の流れを示している。
また、図中に示す手のポインタは、図に示す状態において、手のポインタの位置するキーを押下して、次の状態に移ることを示す。
また、表示部9には、「レンジ調理」が選択されていることが表示され、レンジ調理のモードである「自動」「あたため」のそれぞれのモード表示がされる。このようにレンジ調理には、自動モードと手動モードがあり、自動モードには、あたため、のみもの、ゆでもの、解凍のモードが選択できる。
この状態で、レンジ調理の「自動」「あたため」モードで仕上がり温度設定ができているため、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効であることが示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって、仕上がり温度を変更できることも示される。
この時、レンジキー102に対応する発光部106は点灯を継続し、レンジ調理のモードであることを示す。そして、表示部9は「手動」のモード表示となる。この状態では、レンジ調理の仕上がりの調節項目はレンジ出力であり、表示部9には初期設定時の出力である「600W」が表示される。また、調理時間の設定値として初期値の「0秒」が表示される。
従って、調理時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、スタートキー121の有効状態を示す発光部122は点滅しない。
また、発光部113、発光部114と、発光部118、発光部119、発光部120は異なる色に発光するようになっており、使用者がキーの種類の違いを認識しやすい。
この時、レンジ調理の仕上がりの調節項目は仕上がり温度であり、表示部9には初期設定時の温度である「60℃」が表示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がり温度を変更できることも示される。
この時、レンジ調理の仕上がりの調節項目は5段階の仕上がりの強弱レベルであり、表示部9には初期設定時の強弱レベル「3」が表示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がりの強弱レベルを変更できることも示される。
そして、図12(c)において、レンジキー102を1回押下すると、図11(b)の状態に戻る。
尚、調理室2には、被調理物5の表面温度を検出する赤外線センサ(図示せず)と、調理室内温度と調理物5のより発生する蒸気温度を検出する温度センサ(図示せず)が設けられており、レンジ調理の自動モードでの調理時は、前記センサにより検出された調理物5の表面温度と蒸気温度とによって、調理時間が調節され、自動で調理が完了する。
図13(a)〜図13(c)は、レンジ調理の「自動」「あたため」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
この時、レンジ調理の仕上がりの調節項目は仕上がり温度であり、表示部9には初期設定時の温度である「80℃」が表示される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がり温度を変更できることも示される。
この状態で、プラスキー111、マイナスキー112は継続して押下可能であり、仕上がり温度の調節が終了した時点で、スタートキー121を押下することにより、調理が開始される。
図14(a)〜図14(d)は、レンジ調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
図14(a)は被調理物5を調理室2に載置して扉体4を閉じた初期状態の操作部8の状態であり、表示部9には「0」が表示され、レンジキー102と、レンジグリルキー103と、グリルキー104と、オーブンキー105の各キーに対応した発光部106、発光部107、発光部108、発光部109が点滅し、調理メニューを選択する4つのキーが有効であることを示している。
発光部106は点灯状態となり、表示部9は「手動」のモード表示となる。このとき、レンジ調理の仕上がりの調節項目はレンジ出力であり、表示部9には初期設定時の出力である「600W」が表示される。また、調理時間の設定値として初期値の「0秒」が表示される。
したがって、調理時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
また、発光部113、発光部114は点灯し、プラスキー111とマイナスキー112により、レンジ出力の調節が可能なことが示される。
マイナスキー112の1回の押下でレンジ出力が「500W」に設定される。この状態で、プラスキー111、マイナスキー112は継続して押下可能であるが、調理時間の設定が行われていないため、発光部122は点滅せず、スタートキー121が有効でないことが示される。
そして、以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
図15(a)〜図15(c)は、マイクロ波加熱によるレンジ調理の後に、フラットヒーター18と背面ガラス管ヒーター31を同時通電するグリル調理を連続して行うレンジグリル調理における機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、および表示部9の表示内容を示した説明図である。
表示部9には「レンジ→グリル」が表示され、レンジグリル調理の選択であることが示され、「自動」のモード表示となる。
また、グリル調理のステップに移行した後のヒーター加熱による調理時間は、調理の仕上がりの強弱レベルによって決定される。
また、発光部114と発光部113も点灯し、初期設定時の温度をプラスキー111とマイナスキー112によって仕上がり温度を変更できることも示される。
発光部107は点灯を継続し、レンジグリル調理のモードであることを示す。表示部9は「手動」のモード表示となる。ここで、レンジ調理のステップでの設定可能項目はレンジ加熱時間のみであり、レンジ出力は600W固定となる。また、グリル調理のステップでの調節可能項目は加熱時間のみとなる。
この状態において、表示部9のレンジ加熱時間表示エリア9aにはレンジ加熱時間の設定値として初期値の「0秒」が表示され、ヒーター加熱時間表示エリア9bには、グリル加熱時間の初期値である「0秒」が表示され、連続加熱する双方の加熱モードでの加熱時間が両方同時に表示されている。
従って、加熱時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
なお、図15(c)において、レンジキー103を1回押下すると、図15(b)の状態である「レンジグリル調理の自動」に戻る。
図16(a)〜図16(c)、図17(a)〜図17(b)は、マイクロ波加熱によるレンジ調理の後に、フラットヒーター18と背面ガラス管ヒーター31を同時通電するグリル調理を連続して行うレンジグリル調理の「手動」のモードを使用する場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。なお、図16(a)〜図16(c)から図17(a)〜図17(b)にかけて、連続する一連の操作の流れを示している。
発光部107は、点灯を継続し、他の発光部106、108、109は消灯に変わり、レンジグリル調理のモードに入ったことを示す。表示部9には「レンジ→グリル」が表示され、レンジグリル調理の選択であることが示され、「手動」のモード表示となる。発光部118、発光部119、発光部120が点滅し、5分キー115と1分キー116と10秒キー117によるレンジ加熱時間の設定が促される。
表示部9の下段の左側に設けられたレンジ加熱時間表示エリア9aには、レンジ加熱時間の設定値として初期値の「0秒」が表示され、右側のヒーター加熱時間表示エリア9bにはグリル加熱時間の初期値である「0秒」が表示される。
ここで、レンジ加熱時間が設定されたため、次のステップ、すなわちグリル加熱時間設定ステップへの切り替え操作であるプラスキー111の設定操作を促すべく、発光部113が点滅する。発光部113は、点滅状態を継続し、プラスキー111の押下を促し続けるが、一定時間(例えば5秒)経過しても、プラスキー111の押下などのキー操作が無い場合、よりいっそうプラスキー111の設定操作を促すように、5分キー115と1分キー116と10秒キー117の各発光部118、119、120を消灯するとともに、発光部113の輝度を高くして点滅させ、プラスキー111への注目度を高めるようになっている。なお、この状態でも5分キー115と1分キー116と10秒キー117によるレンジ加熱時間の設定の変更を行うことができるように構成されている。なお、本実施の形態では、発光部113輝度を高くする例を挙げているが、発光部113の発行色を変化させたりして注目度を高くしてもよい。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
図18(a)〜図18(c)は、フラットヒーター18と背面ガラス管ヒーター31の同時通電によるグリル調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
発光部108は、点滅から点灯に変わり、グリル調理のモードに入ったことを示す。表示部9には「グリル」調理の選択であることが表示される。
グリル調理には、自動調理は無く、調理時間を設定する手動調理のみであるため、調理時間の設定は必須の操作であり、設定がされなければ調理が開始されない。
従って、調理時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
ここで、調理時間が設定されたため、調理を行うことができるようになり、発光部118、発光部119、発光部120は点滅から点灯に変わり、発光部122が点滅状態となり、スタートキー121が有効となる。ここで、スタートキー121を押下すると調理が開始される。
図19(a)〜図19(c)は、フラットヒーター18とシーズヒーター22の同時通電によるオーブン調理における機能切り替えの操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
予熱なしのオーブン調理モードでは、表示部9には「手動」「予熱なし」が表示され、表示部9下段の左側にはオーブン温度の初期値である「200℃」が表示され、右側には調理時間の設定値として初期値の「0秒」が表示される。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
なお、図19(c)において、オーブンキー105を1回押下すると、図19(b)の状態に戻る。
図20(a)〜図20(d)はフラットヒーター18とシーズヒーター22の同時通電による予熱なしのオーブン調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、及び、表示部9の表示内容を示した説明図である。
発光部109は点滅から点灯に変わり、オーブン調理のモードに入ったことを示す。表示部9には「予熱なし」「オーブン」調理の選択であることが表示される。これは、図19(b)と同じ状態である。
従って、調理時間が設定されるまで、スタートキー121は有効とならず、発光部122は点滅しない。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
図21(a)〜図21(d)は、フラットヒーター18とシーズヒーター22の同時通電による予熱ありのオーブン調理を行う場合の操作手順と発光部の点灯状況、および表示部9の表示内容を示した説明図である。
表示部9には「手動」「予熱あり」が表示され、表示部9下段の左側にはオーブン温度の初期値である「200℃」が表示されるが、右側には調理時間の設定値は表示されず、発光部122が点滅し、スタートキー121が有効となる。これは、図19(c)と同じ状態である。
ここで、オーブン調理時間が設定されたため、調理を行うことができるようになり、発光部118、発光部119、発光部120は点滅から点灯に変わり、発光部122が点滅状態となり、スタートキー121が有効となる。
以上の調理設定を行った後、スタートキー121を押下することにより、加熱調理が開始される。
つまり、調理メニューを選択するキーであるレンジキー102とレンジグリルキー103とグリルキー104とオーブンキー105が1つの纏りとなって第1の操作入力領域を形成し、表示部9の近傍で、操作入力領域としては一番上の位置に配置されていることから、使用者が最初に認識しやすい。
これにより、上記の効果に加え、使用者が、調理メニューを選択するキーを最初に操作すべきキーであることを認識しやすく構成されている。
また、第1の操作入力領域を構成するキーの配列形状が略長方形であるのに対し、第2の操作入力領域を構成するキーの配列形状が円形状であるので、視覚的に大きく形状が異なり、使用者がキー操作を間違えにくく、それぞれの領域のキーの意味を理解しやすいものとなっている。
従って、グリルキー104とオーブンキー105を一つの領域にまとめながら、2つのキーとして配置することにより、加熱モードで3通り備え、調理メニューとして4通り備えることを理解し易くしている。
また、取消しキー124は、第2の操作入力領域の中心から斜め下の位置に設けられているため、略長方形状である操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなり、第2の操作入力領域110が操作部8の下辺8aと横辺(左辺8b又は右辺8c)に近づいても、第2の操作入力領域110は円形状であるので、第2の操作入力領域110と下辺8aと横辺に囲まれた部分には隙間が形成される。
従って、操作部8における第2の操作入力領域110の占める割合が大きくなっても、取消しキー124を設けるスペースを確保することができる。
特に、各キーの意味を示す表示である「5分」「1分」「10秒」は、各キーの略中央に記載してあるので、キーの中心に表示が記載されている統一感がある文字表示であると共に、これらのキーを仕上がり調節キーと共に第2の操作入力領域として円形状に配置した場合、表示された文字が、横方向に連続して並ぶことが無い。つまり、キーに記載された「1分」の表示は、左右に隣り合うキーの表示である「5分」「10秒」より下に位置するので、使用者がキーの種類を間違え難く配列されている。
つまり、マイクロ波加熱によるレンジ調理の後に、ヒーター加熱によるグリル調理を連続して行うレンジグリル調理では、グリル調理やオーブン調理だけでは時間のかかった焼き調理を短時間で行うことができるため、10分以内で行う焼き調理の実施頻度が高い。
従って、レンジグリル調理を備えた加熱調理器において、5分単位、および、1分単位の時間設定キーを備えることにより、調理時間設定が容易になる。
つまり、スタートキー121が、調理の設定を行う仕上がり調節キーや時間設定キーの中心に位置するので、スタートキー121と各調節キーとが近く、また、スタートキー121と各調節キーの距離が同じであることから、いずれの設定キーからも設定操作後、スタートキー121をスムーズに操作することができる。
従って、調理の設定操作の後、迷わずスタートキー121を操作しやすい。
このような配置とした場合、調理の仕上がり調節を行わない調理の場合には、調理メニューの選択と、調理時間設定の後にスタートキー121を押下する操作が上から下への操作となるため、操作が容易になる。
但し、第2の操作入力領域110は円形状に限るものでなく、スタートキー121の周囲に、近接して仕上がり調節キーや時間設定キーを配置すればよく、楕円形状や矩形の配置としても、操作を容易にする効果が損なわれるものではない。
尚、本発明の実施の形態1において、発光部をキーの近傍に設けているが、これに限るものでなく、キーの領域を面で発光させる構成としてもよい。
Claims (10)
- 操作キーと、
該操作キーの押下により接点を閉じるスイッチと、
前記操作キーの外側あるいは内側に設けられ光を透過させ発光する発光部と、
前記発光部を発光させるための光源と、
該光源からの光を前記発光部へ拡散するための光拡散部材と、
前記光源からの光を前記光拡散部材に向けて反射する反射部を備え、
前記操作キーは、
可撓性を有するシート状パネルと該シート状パネルの後方に設けられた支持部材と該支持部材に揺動可能に支持された可動部とを備え、
前記可動部は、
裏側に前記反射部に向けて前記光源の光を反射するための光反射リブを備えたことを特徴とする操作部。 - 前記反射部は、
前記光源の光を前記光拡散部材に向けて反射させる傾斜面からなる第1の反射部と、
該第1の反射部の両端に前記光拡散部材に向けて間隔が広がるように対向する第2の反射部からなることを特徴とする請求項1に記載の操作部。 - 前記光反射リブは、
2枚の板状部材でくの字状に設けられ、くの字の角度が90度以上135度以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の操作部。 - 前記光反射リブは、
前記光源の側方に設けられ、前記光源の光を側方に反射させて前記反射部に光を照射し、前記反射部は側方からの光を上方へ反射させることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の操作部。 - 前記可動部は、
裏側の両端部近傍に前記スイッチを2個同時、もしくはどちらか一方を開閉可能に押下する突起部を有することを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の操作部。 - 前記操作キーを円形状に複数個連続して配置したことを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の操作部。
- 操作キーと、
該操作キーの押下により接点を閉じるスイッチと、
前記操作キーの外側あるいは内側に設けられ光を透過させ発光する発光部と、
前記発光部を発光させるための光源と、
該光源からの光を前記発光部へ拡散するための光拡散部材と、
前記光源からの光を前記光拡散部材に向けて反射する反射部を備え、
前記反射部は、
前記光源の光を前記光拡散部材に向けて反射させる傾斜面からなる第1の反射部と、
該第1の反射部の両端に前記光拡散部材に向けて間隔が広がるように対向する第2の反射部からなり、
前記操作キーは、
可撓性を有するシート状パネルと該シート状パネルの後方に設けられた支持部材と該支持部材に揺動可能に支持された可動部を備えて円形状に複数個連続して配置され、
前記可動部は、
裏側に前記第1の反射部及び前記第2の反射部に向けて前記光源の光を反射するための、くの字状に設けられた光反射リブを備え、
前記光反射リブは前記光源の側方に設けられ、前記光源の光を側方に反射させて前記第1の反射部及び前記第2の反射部に光を照射し、
前記第1の反射部及び前記第2の反射部は側方からの光を上方へ反射させることを特徴とする操作部。 - 操作キーと、
該操作キーの押下により接点を閉じるスイッチと、
前記操作キーの外側あるいは内側に設けられ光を透過させ発光する発光部と、
前記発光部を発光させるための光源と、
該光源からの光を前記発光部へ拡散するための光拡散部材と、
前記光源からの光を前記光拡散部材に向けて反射する反射部を備え、
前記操作キーは、
可撓性を有するシート状パネルと該シート状パネルの後方に設けられた支持部材と該支持部材に揺動可能に支持された第1の可動部によって構成される第1の操作キーと、
樹脂成形ボタンと前記支持部材に揺動可能に支持された第2の可動部によって構成される第2の操作キーからなり、
前記第1の操作キーは円形状に複数個連続して配置され、
前記第1の操作キーに対応する前記発光部は前記第1の操作キーの外側に設けられ、
前記第2の操作キーに対応する前記発光部は前記第2の操作キーの内側に設けられ、
前記反射部は、
前記光源の光を前記光拡散部材に向けて反射させる傾斜面からなる第1の反射部と、
該第1の反射部の両端に前記光拡散部材に向けて間隔が広がるように対向する第2の反射部からなり、
前記第1の可動部は、
裏側に前記第1の反射部及び前記第2の反射部に向けて前記光源の光を反射するための、くの字状に設けられた光反射リブを備えてなり、
前記光反射リブは前記光源の側方に設けられ前記光源の光を側方に反射させて前記第1の反射部及び前記第2の反射部に光を照射し、
前記第1の反射部及び前記第2の反射部は側方からの光を上方へ反射させ、
前記第2の可動部は、
前記第1の反射部及び前記第2の反射部を備えてなり、
前記第1の反射部及び前記第2の反射部は前記光源の側方からの光を上方へ反射させるようにしたことを特徴とする操作部。 - 本体と、
該本体内に設けられ、前側が開口し内部に被調理物を収容する調理室と、
該調理室に収容された前記被調理物を加熱するための加熱手段と、
回動自在に設けられ、前記調理室の前側開口を閉塞するための扉体と、
前記加熱手段への操作入力をするための操作部と、を備え、
該操作部は請求項1〜8のいずれか1項に記載の操作部であることを特徴とする加熱調理器。 - 本体と、
該本体内に設けられ、前側が開口し内部に被調理物を収容する調理室と、
該調理室に収容された前記被調理物を加熱するための加熱手段と、
回動自在に設けられ、前記調理室の前側開口を閉塞するための扉体と、
前記加熱手段への操作入力をするための操作部と、を備え、
該操作部は請求項1〜8のいずれか1項に記載の操作部で、前記扉体と一体的に設けられていることを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011100904A JP5787602B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 操作部及びその操作部を備えた加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011100904A JP5787602B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 操作部及びその操作部を備えた加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012233603A JP2012233603A (ja) | 2012-11-29 |
JP5787602B2 true JP5787602B2 (ja) | 2015-09-30 |
Family
ID=47434087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011100904A Active JP5787602B2 (ja) | 2011-04-28 | 2011-04-28 | 操作部及びその操作部を備えた加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5787602B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6398083B2 (ja) * | 2015-03-13 | 2018-10-03 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 加熱調理器 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4912213B2 (ja) * | 2007-05-09 | 2012-04-11 | 三菱電機株式会社 | 加熱調理器 |
JP5278066B2 (ja) * | 2008-07-31 | 2013-09-04 | 株式会社Jvcケンウッド | 入力装置 |
JP4573891B2 (ja) * | 2008-08-25 | 2010-11-04 | 信越ポリマー株式会社 | 入力装置 |
-
2011
- 2011-04-28 JP JP2011100904A patent/JP5787602B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012233603A (ja) | 2012-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100943583B1 (ko) | 가열 조리기 | |
JP5955229B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5334938B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5787602B2 (ja) | 操作部及びその操作部を備えた加熱調理器 | |
US20110132350A1 (en) | Oven range | |
US7294813B2 (en) | Microwave oven having an illuminated guide line | |
KR101705363B1 (ko) | 조리기기 및 이의 제어방법 | |
JP5751972B2 (ja) | 熱機器および該熱機器の操作受付判定方法 | |
JP2010255935A (ja) | 高周波加熱装置 | |
JP4679653B2 (ja) | 加熱調理器 | |
KR101474767B1 (ko) | 조리기기 | |
JP5127764B2 (ja) | 電磁調理器 | |
JP5225395B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2012102902A (ja) | 加熱調理器 | |
JP6165041B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP5228573B2 (ja) | 誘導加熱調理器 | |
JP2012229845A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2022063675A (ja) | 加熱調理器 | |
CN111829021B (zh) | 标度盘以及具备该标度盘的加热烹饪器 | |
JP6398083B2 (ja) | 加熱調理器 | |
JP2012229876A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2023009441A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2022120879A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2014119169A (ja) | 加熱調理器 | |
JP2012225528A (ja) | 加熱調理器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131219 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140226 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20140227 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20140228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140916 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141104 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141222 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150630 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5787602 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |